JPH0548581U - 励磁機を有するリターダ - Google Patents

励磁機を有するリターダ

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JPH0548581U
JPH0548581U JP9877191U JP9877191U JPH0548581U JP H0548581 U JPH0548581 U JP H0548581U JP 9877191 U JP9877191 U JP 9877191U JP 9877191 U JP9877191 U JP 9877191U JP H0548581 U JPH0548581 U JP H0548581U
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JP
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field
exciter
coil
retarder
core
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JP9877191U
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Inventor
雅裕 長田
修 武藤
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Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、リターダの界磁に充分な電力を供
給し、大きな制動トルクが得られる励磁機を有するリタ
ーダを提供することを目的としている。 【構成】 磁極(10)に界磁コイル(14)が巻回されてなる
界磁コア(12)と当該磁極(10)に対向した位置に設けられ
た渦流板(11)とを相対的に回転させ、渦流板(11)に渦電
流を発生させて制動トルクを得る構成のリターダにおい
て、上記界磁コア(12)に励磁機電機子コイル(15)を巻回
すると共に、当該励磁機電機子コイル(15)と鎖交する磁
束を発生させる励磁機用界磁手段(16)を設けて構成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リターダ、特にリターダに励磁機を設けることにより界磁に充分な 電力を供給し、大きな制動トルクが得られるようにした励磁機を有するリターダ に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
渦電流を利用して制動トルクを得る従来のリターダは、図7、図8に示されて いる様に、鍔を備えた中空円盤状の取付けステー1にステータ・コア2が固着さ れ、当該ステータ・コア2にコイル3が巻回されている。そしてステータ・コア 2の両端面にはシャフト4に固着された渦流円板5が空隙(ギャップ)を経て回 転自在にそれぞれ設けられている。
【0003】 コイル3に通電すると、ステータ・コア2の磁極10が交互にN,S極に磁化 され、回転する渦流円板5に渦電流が発生し、当該渦電流とコイル3による磁界 との間で渦流円板5の回転方向と逆方向の電磁力が生じ、これが渦流円板5の回 転運動に対してブレーキ作用を及ぼす。
【0004】 図9、図10は磁石を用いた従来のリターダを示しており、ステータ・コア6 に固着さた磁石7は、固定されたポール・ピース8に対して交互にN極、S極に 磁化されており、かつ図10図示の点線で示されている如く摺動可能に構成され ている。ポール・ピース8の外部には回転自在に渦流円筒9が設けられている。
【0005】 磁石7が図10に示された位置にあるときには、ポール・ピース8を介して回 転している渦流円筒9に渦電流が発生し、当該渦電流の発生によって図7、図8 の場合と同様に、渦流円筒9の回転運動に対してブレーキ作用を及ぼす。
【0006】 なお、磁石7が図10に示された点線の位置にあるときには、ポール・ピース 8が当該磁石7の磁界を遮断するようになっており、渦流円筒9には渦電流が発 生しなくなり、ブレーキが開放された状態となっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
渦流板に渦電流を発生させ、その渦電流を用いて制動力を得る場合の制動トル クは渦電流損Wに比例する。渦電流損Wはギャップ、すなわちステータ・コア2 の磁極10と渦流円板5とのギャップ又はポール・ピース8と渦流円筒9とのギ ャップの磁束密度Bgが大きいとき多くなるから、大きな制動トルクを得るため にはこれらのギャップの磁束密度Bgが大きいことが望ましい。
【0008】 図7、図8に示されたコイル3を巻装する巻線方式の構成のものでは、コイル 3の巻数を多くすることにより大きな制動トルクが得られるが、当該コイル3に 供給する電源、例えばオルタネータやバッテリの容量を大きくしなければならず 、従って装置が大型化し、また図9、図10に示された磁石方式の構成のもので は、磁石7の残留磁束密度Brの制限から上記巻線方式のもの程ギャップの磁束 密度Bgを大きくすることができないでいた。つまり、充分なギャップの磁束密 度Bgを実現することが難しく、制動トルクの発生が制限されていた。
【0009】 本考案は、上記の点に鑑みなされたものであり、リターダに励磁機を設けるこ とによりリターダの界磁に充分な電力を供給し得る構成にしてギャップの磁束密 度Bgを大きくとれるようにし、大きな制動トルクが得られる励磁機を有するリ ターダを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の励磁機を有するリターダは磁極に界磁 コイルが巻回されてなる界磁コアと当該磁極に対向した位置に設けられた渦流板 とを相対的に回転させ、渦流板に渦電流を発生させて制動トルクを得る構成のリ ターダにおいて、 上記界磁コアに励磁機電機子コイルを巻回すると共に、 当該励磁機電機子コイルと鎖交する磁束を発生させる励磁機用界磁手段を設け 、 励磁機電機子コイルに発生した電圧を界磁コイルに供給するように構成したこ とを特徴としている。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の励磁機界磁が巻線方式の一実施例部分構成説明図、図2は図1 の縦断面図、図3はその対応電気回路図を示している。
【0012】 図1、図2において、11は渦流板、12は界磁コア、13は励磁機界磁コア 、14は界磁コイル、15は励磁機電機子コイル、16は励磁機界磁コイルを表 わしている。
【0013】 シャフト4に固定された界磁コア12の外周面及び内周面には巻線溝がそれぞ れ設けられ、界磁コイル14及び励磁機電機子コイル15がそれぞれ巻回されて いる。界磁コイル14の磁極に対向した位置に円筒状の渦流板11が設けられて おり、後に説明する様に当該渦流板11に渦電流が発生する。励磁機電機子コイ ル15が巻回された界磁コア12の内側には、間隙を経て励磁機界磁コイル16 が巻回された励磁機界磁コア13が設けられており、当該励磁機界磁コア13及 び上記渦流板11と界磁コア12とは相対的に回転運動をする様に構成されてい る。
【0014】 すなわち励磁機界磁コア13及び渦流板11が固定されているとき、界磁コア 12が回転運動を行い、また逆に界磁コア12が固定されているとき、励磁機界 磁コア13と渦流板11とが回転運動を行うようになっている。
【0015】 図3は図1図示の対応電気回路の一実施例構成を示しており、符号11、14 ないし16は図1、図2のものに対応し、17は整流器、18は励磁制御回路、 19はバッテリ、20はスイッチを表わしている。
【0016】 スイッチ20を投入すると、バッテリ19から励磁制御回路18を介して励磁 機界磁コイル16に所定の励磁電流が流れる。これによって励磁機電機子コイル 15に電圧が発生し、整流器17で直流に変換されて界磁コイル14に界磁電流 を流す。界磁コイル14が巻回されている界磁コア12の渦流板11側の磁極1 0は交互にN,S極に磁化される。界磁コア12と渦流板11とは上記説明した 如く、相対的に回転運動を行っているので、当該渦流板11に渦電流が発生し、 従って当該渦電流の発生により渦流板11と界磁コア12との相対的回転運動を 制動する方向の制動力が発生する。
【0017】 この制動力の大きさ、すなわち制動トルクは励磁制御回路18が制御する励磁 機界磁コイル16に流す励磁電流の大きさによって制御され、スイッチ20を切 ることによって当該制動トルクは消滅する。
【0018】 図4は本考案の励磁機界磁が磁石方式の一実施例部分構成説明図、図5は図4 の縦断面図、図6はその電気回路図を示している。 図4、図5において、符号10、11、12、14、15は図1、図2のもの に対応し、21は磁石、22はコアを表わしている。
【0019】 コア22には磁石21が固着されており、当該磁石21が固着されたコア22 及び渦流板11と界磁コア12とは、図1、図2の場合と同様に相対的に回転運 動する様に構成されている。
【0020】 従ってコア22及び渦流板11が固定されているとき、界磁コア12が回転運 動を行い、界磁コア12が固定されているとき、コア22と渦流板11とが回転 運動を行う。
【0021】 図6は図4図示の対応電気回路の一実施例構成を示しており、符号11、14 、15、21は図4、図5のものに対応し、23は制御回路を表わしている。 当該制御回路23は、励磁機電機子コイル15に発生した電圧を基に界磁コイ ル14に流す界磁電流を制御する回路であり、例えばSCRで当該界磁電流を制 御する構成のもの、ダイオードで整流後DC−DCコンバータを用いて当該界磁 電流を制御する構成のもの等が使用されている。
【0022】 コア22、すなわち磁石21と界磁コア12との相対的回転運動により、励磁 機電機子コイル15に電圧が発生する。この励磁機電機子コイル15に発生した 電圧は、上記説明の制御回路23を介して界磁コイル14に所定の界磁電流を流 させる。これにより界磁コイル14が巻回さている界磁コア12の渦流板11側 の磁極10は交互にN,S極に磁化される。界磁コア12と渦流板11とは相対 的に回転運動が行われているので、当該渦流板11に渦電流が発生し、渦流板1 1と界磁コア12との相対的回転運動を制動する方向の制動力が発生する。この 制動トルクの大きさは、制御回路23が界磁コイル14に流す界磁電流の大きさ によって制御される。
【0023】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案によれば、渦電流を発生させる界磁コイルと同じ界 磁コアに励磁機を設け、界磁コイルの電源としたので、界磁コイルに十分な界磁 電流を流すことができ、ギャップの磁束密度Bgを大きくとれ、従って制動トル クの大きなリターダを実現することができる。
【0024】 また界磁コアに励磁機が設けられているので装置が小さくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の励磁機界磁が巻線方式の一実施例部分
構成説明図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1図示の対応電気回路の一実施例構成であ
る。
【図4】本考案の励磁機界磁が磁石方式の一実施例部分
構成説明図である。
【図5】図4の縦断面図である。
【図6】図4図示の対応電気回路の一実施例構成であ
る。
【図7】従来のリターダの構成説明図である。
【図8】図7の縦断面図である。
【図9】従来のリターダの他の構成説明図である。
【図10】図9の縦断面図である。
【符号の説明】
10 磁極 11 渦流板 12 界磁コア 13 励磁機界磁コア 14 界磁コイル 15 励磁機電機子コイル 16 励磁機界磁コイル 21 磁石 22 コア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁極に界磁コイルが巻回されてなる界磁
    コアと当該磁極に対向した位置に設けられた渦流板とを
    相対的に回転させ、渦流板に渦電流を発生させて制動ト
    ルクを得る構成のリターダにおいて、 上記界磁コアに励磁機電機子コイルを巻回すると共に、 当該励磁機電機子コイルと鎖交する磁束を発生させる励
    磁機用界磁手段を設け、 励磁機電機子コイルに発生した電圧を界磁コイルに供給
    するように構成したことを特徴とする励磁機を有するリ
    ターダ。
JP9877191U 1991-11-29 1991-11-29 励磁機を有するリターダ Pending JPH0548581U (ja)

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