JPH0548654U - 樹幹保護具 - Google Patents

樹幹保護具

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JPH0548654U
JPH0548654U JP10076991U JP10076991U JPH0548654U JP H0548654 U JPH0548654 U JP H0548654U JP 10076991 U JP10076991 U JP 10076991U JP 10076991 U JP10076991 U JP 10076991U JP H0548654 U JPH0548654 U JP H0548654U
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JP
Japan
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trunk
tree
protector
trunk protector
strip
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Application number
JP10076991U
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English (en)
Inventor
吉明 石原
幸男 田中
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THE KOIZUMI JUTE MILLS LTD.
Original Assignee
THE KOIZUMI JUTE MILLS LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モノフィラメントを用いた除草機を使用して
樹幹の際まで除草することができるようにする。 【構成】 樹幹保護具1は熱可塑性合成樹脂製の帯状薄
板2が螺旋状に巻かれた状態で全体として円筒状を形成
している。上記帯状薄板2の肉厚は0.5mm以上かつ5
mm以下とされ、上記円筒状を形成した樹幹保護具の高さ
は100mm以上かつ500mm以下とされ、上記螺旋状の
ピッチは10mm以上かつ100mm以下とされている。上
記熱可塑性合成樹脂はポリアミド、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル若しくはポリカーボネイト
の内のいずれか、またはそれらを組み合わせたものが用
いられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹木の幹に巻きつけて樹木を保護する樹幹保護具に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
樹木は、内部が生命活動を営む植物組織体を構成し、表面は外皮を形成してい る。外皮は組織体としては既に生命活動を停止した廃残物ではあるが、内部の生 きた組織体を保護する役目を担っている。従って、相当の厚みと固さを有し、多 少の物理的外力によっても破壊されることは少ない。
【0003】 このように、樹木の外皮は樹木自身にとっての生命活動を保護するための重要 な役割を果たしている他、我々人間にとっても、樹木としての逞しさやときには 美観を提供してくれる頼もしい存在である。
【0004】 従って、樹木の幹に傷をつけることはあまり好ましいことではなく、人口の密 集している都会の公園などに植樹されている樹木の場合など、細心の注意が払わ れて管理されている。
【0005】 このことは、樹木の周りの雑草を刈り取るような場合も例外ではない。すなわ ち、従来除草に際しては刃物の回転する除草機が主に使用されていたが、安全上 問題も多いことから、近年、可撓性を有する強靱な線材(モノフィラメント)を 高速で回転させ、この回転によって草を刈り取る除草機がポピュラーになってい る。物を切断する力は回転刃ほど決定的ではないが、その分安全であること、お よび、回転刃方式では使用が不可能であった塀や置き石の際も除草することがで きることなどから今後主流を占める勢いにある。
【0006】 しかしながら、このようなモノフィラメント適用の除草機を使用した場合にお いても、樹木の際の雑草を除草するときには、高速で回転しているモノフィラメ ントが樹木の幹に当たり、樹皮に傷をつけるという不都合があった。
【0007】 そのため、せっかく便利で安全な除草機がありながら、樹木の際を除草すると きは、鎌などを用いて手刈りしているのが現状である。
【0008】 そこで、竹やこもで樹幹を取り巻き樹皮を防御することも考えられるが、強度 的に弱く、また、樹幹を取り巻く作業は煩雑で多くの人手を要し、更に、竹やこ もは永く装着しておくと腐食するため、定期的に取り替えなければならず、その 費用も少ないものではない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、モノフィラメント方式の除草機を使用するときに起こる上記のよう な問題点を解決するためになされたものであり、モノフィラメントを使用して樹 幹の際まで除草することができ、樹径に多少の凹凸があっても樹幹に装着が可能 であり、樹木に装着したまま長期間放置しても変質せず、しかも、樹木の成長に 応じてフレキシブルに対応することができ、従って樹幹を締め付けてその成長を 抑制するようなことがなく、加えて、大量生産に適した安価な樹幹保護具を提供 することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の樹幹保護具は、熱可塑性合成樹脂製の帯状薄板が螺旋 状に巻かれた状態で全体として円筒状を形成していることを特徴とするものであ る。
【0011】 本考案の請求項2記載の樹幹保護具は、請求項1記載の樹幹保護具において、 上記帯状薄板の肉厚が0.5mm以上かつ5mm以下であり、上記円筒状を形成した 樹幹保護具の高さが100mm以上かつ500mm以下であり、上記螺旋状のピッチ が10mm以上かつ100mm以下であることを特徴とするものである。
【0012】 本考案の請求項3記載の樹幹保護具は、請求項1または2記載の樹幹保護具に おいて、上記熱可塑性合成樹脂がポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、 ポリ塩化ビニル若しくはポリカーボネイトの内のいずれか、またはそれらを組み 合わせたものであることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】
上記請求項1記載の考案によれば、樹幹保護具は熱可塑性合成樹脂製の帯状薄 板からなるものであるため可撓性および弾力性を有し、外力を加えるとよく撓み 外力を外すともとに復元する。
【0014】 そして上記のような帯状薄板が螺旋状に巻かれた状態で全体として円筒状を形 成して本考案の樹幹保護具は構成されているため、その螺旋状の帯状薄板の端部 を撓ませて隣接する薄板の他の部分との間に隙間をつくり、この隙間に樹幹を嵌 合させて樹幹を軸にして捩じ込むように上記保護具を回転させれば、この保護具 は樹幹の表面を覆うように容易に装着される。
【0015】 また、熱可塑性合成樹脂は、それ自体かなりの強度を有するものであるため、 モノフィラメントを用いた除草機を用いて樹木の際を除草し、モノフィラメント が樹幹保護具に激突しても、この保護具は破壊されることはないため、樹幹は有 効に保護される。
【0016】 上記請求項2記載の考案によれば、上記帯状薄板の肉厚は0.5mm以上かつ5 mm以下であるため、容易に手で樹幹保護具を撓ませて樹幹に装着することができ る。
【0017】 上記円筒状を形成した樹幹保護具の高さは100mm以上かつ500mm以下であ るため、モノフィラメントを用いた除草機を使用した場合モノフィラメントの高 さ方向の動作範囲をカバーし、有効に樹幹を保護することができる。
【0018】 上記螺旋状のピッチは10mm以上かつ100mm以下であるため、樹幹保護具は 有効に樹幹の凹凸に対応した状態で樹幹に装着することができる。
【0019】 上記請求項3記載の考案によれば、樹幹保護具はポリアミド、ポリエチレン、 ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル若しくはポリカーボネイトの内のいずれか、ま たはそれらを組み合わせた熱可塑性合成樹脂からなるものであるため、強靱でし かも可撓性も適当であり、加えて耐候性にも優れているから、使用しやすく耐久 性も高い。
【0020】
【実施例】
図1は、本考案に係る樹幹保護具の一例を示す斜視図である。この図に示すよ うに、本考案の樹幹保護具1は、熱可塑性合成樹脂製の帯状薄板2が螺旋状に巻 かれた状態で全体として円筒状を形成してなるものである。図1に例示する樹幹 保護具1においては、帯状薄板2は上下において、その幅方向の両側部が巻き上 がって延びている帯状薄板2の他の部分の側部と互いに当接するようにして円筒 状を形成しているため、その当接部21は樹幹保護具1を折り曲げた場合隙間を 形成することができる状態になっている。
【0021】 本考案で使用する熱可塑性合成樹脂としては、通常ポリアミド(ナイロン)、 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、または、ポリカーボネイトな どが用いられる。これらそれぞれが単独に使用されることもあるが、通常はこれ らの素材が混合されたいわゆるポリマーアロイとして適用されることが多い。
【0022】 そして、ナイロンとポリエチレンとの混合物、ナイロンとポリプロピレンとの 混合物、ポリエチレンとポリプロピレンとの混合物、または上記三者の混合物が 特に好適に使用される。
【0023】 上記帯状薄板2の肉厚は、通常0.5mm〜5mmの範囲とされる。その理由は、 0.5mm以下では高速で回転しているモノフィラメントが樹幹保護具1に激突し た場合、その衝撃に耐えることができないためであり、5mm以上では帯状薄板2 の剛性が大きすぎて樹幹に容易に装着することができないためである。そして、 好ましくは上記肉厚は、1.5mm〜3mmの範囲とするのが耐衝撃性および操作性 から具合がよい。
【0024】 また、上記樹幹保護具1の円筒状の高さは、通常100mm〜500mmの範囲と され、好ましくは250mm〜350mmの範囲とされることが多い。すなわち、1 00mm以下では幅が狭すぎ、有効に樹幹を保護することができないためであり、 また、雑草は根本に近い個所を刈り取るから、樹木の際の雑草をモノフィラメン ト式の除草機で除草する場合、回転しているモノフィラメントは決して樹木の根 本から500mm以上の部位に当ることはないため、樹幹保護具1の長さを500 mm以上にしても意味がないからである。
【0025】 そして、樹幹保護具1の円筒の螺旋のピッチは通常10mm〜100mmの範囲と され、好ましくは30mm〜60mmの範囲のものが採用される。この範囲であれば 、樹幹保護具1の帯状薄板2を湾曲させて螺旋に隙間をつくり、容易に樹幹に装 着することができると共に、樹幹の表面の凹凸にもよく対応することができるが 、螺旋のピッチが10mm以下の場合は樹幹への装着に手間がかかり、また、10 0mm以上では帯状薄板2を湾曲させにくく、樹幹への装着が難しくなると共に、 表面の凹凸にも対応しにくくなる。
【0026】 図2は、図1に示す樹幹保護具1の製造方法の一例を示す斜視図である。この 図に示すように樹幹保護具1の原料としては、上記のような熱可塑性合成樹脂製 のパイプ11が使用される。このパイプ11は回転軸3に一体に嵌挿され、同図 の矢印で示す反時計方向に回転しつつ矢印で示す右方向に一定速度で移動させら れる。
【0027】 そして、このような状態のパイプ11の表面にカッター5を当接させて円周方 向に切り目を入れることによって、同図に示すように螺旋が形成した樹幹保護具 1を製作することができる。
【0028】 図3は、本考案の樹幹保護具1の他の例を示す斜視図である。この樹幹保護具 1の場合は、螺旋に沿って帯状薄板2の重なりあった積層部分22が存在する。 図4は、このような積層部分22を有する樹幹保護具1の製造方法の一例を示す 斜視図である。この図に示すように、この製造方法においては、帯状薄板2が軟 化する温度以上の雰囲気内(例えば均熱炉内)にベルト7およびプーリ6を介し て動力を得て回転する回転軸4を設け、それに軟化している帯状薄板2を、側部 が互いに重なり合うように帯状薄板2を右方に移動させながら巻き取らせ、その 後回転軸4から抜き取って樹幹保護具1とする。
【0029】 このようにして得られた樹幹保護具1は、螺旋部分に積層部分22が形成して いるため、隙間なく樹幹の表面を被覆することができるから、より効果的に樹幹 を保護することができる。
【0030】 本考案の樹幹保護具1は、以上のように構成されているので、樹幹に装着する ときは、図5に示すように、樹幹保護具1の螺旋の当接部21をおし広げ、この 当接部21に樹幹Wを挾み込んで樹幹保護具1を回転させると、螺旋に沿って徐 々に樹幹保護具1は樹幹Wに装着される。
【0031】 図6は、樹幹保護具1の装着が完了した状態を示す斜視図である。この図に示 すように樹木の樹幹Wの周りに樹幹保護具1を装着すれば、それが樹幹Wの表面 を保護するから、普段でも樹木が損傷するのを予防することができる他、モノフ ィラメントを用いた除草機を使用して樹幹Wの根本の除草を行い、モノフィラメ ントが樹幹保護具1に当っても、樹幹保護具1は熱可塑性合成樹脂製で丈夫であ るため破損することはなく、有効に樹幹Wを保護することができる。
【0032】 また、この樹幹保護具1は、可撓性を有する熱可塑性合成樹脂を用い、螺旋状 を形成しているので、この螺旋の内径は容易に拡張することができるため、樹木 の成長によって樹径が大きくなっても、それにフレキシブルに充分対応すること ができる。
【0033】 なお、樹幹保護具1の原料となる合成樹脂に、紫外線吸収剤などの適当な耐候 剤を練り込んで添加しておけば、耐候性を向上させることも可能である。
【0034】 また、上記原料合成樹脂に着色料を添加し、樹幹保護具1をグリーンまたはブ ラウンに着色すれば、外観も美麗になり周りの環境とも一致して景観保全上非常 に好ましいものになる。
【0035】 (製作例および使用例) 原料として、ポリアミドの内のナイロン6を使用した。この原料を融点以上の 温度まで加熱して溶融し、それを引抜き成形機に供給して、肉厚2mm、内径75 mmのチューブを製造し、300mm長に切断して原料パイプを得た。これに前記図 2に示す方法でピッチ50mmの螺旋を設けて樹幹保護具を得た。
【0036】 このようにして製作した樹幹保護具を、各種の樹幹に装着したところ、樹径7 0mm〜150mmの樹木に容易に装着することができ、断面がいびつなものや、多 少の凹凸がある樹幹にもよく適合した。
【0037】 更に、根本より150mmの高さにおける樹径が100mmの樹木を選択して、そ れに樹幹保護具を装着し、マキタ社製の電気草刈機(モノフィラメント方式のも の)を用いて樹木の根本の雑草を除草したところ、高速で回転しているモノフィ ラメントが幾度となく樹幹保護具に激突したが、樹幹保護具はこの衝撃に充分耐 え、その結果樹幹は全く損傷しないことを確認することができた。
【0038】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の樹幹保護具は、熱可塑性合成樹脂製の帯状薄板が 螺旋状に巻かれた状態で全体として円筒状を形成してなるものであるため、樹幹 に対する着脱が自在である他、全体的にフレキシブルであるため樹幹の表面に多 少の凹凸があってもよく対応して樹幹に装着することができる。
【0039】 更に、樹木の成長に応じて内径が拡張するため、一度装着すればかなりの長期 間に亘って取り替える必要がないので、メンテナンスフリーで好都合である。
【0040】 加えて、高速で回転している除草機のモノフィラメントが樹幹保護具に当って もそれを破損させるようなことはないため、この保護具を樹幹に装着した樹木の 際の除草をモノフィラメント式の除草機で実施することができる。このため樹幹 の根本部分の雑草を手刈りで刈り取る必要はないから、従来それにかかっていた 人手と時間を大幅に削減することができ、これによる省力効果および経済的効果 は少なくない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の樹幹保護具の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の樹幹保護具の製造方法を例示する斜視図
である。
【図3】本考案の樹幹保護具の他の例を示す斜視図であ
る。
【図4】図3の樹幹保護具の製造方法を例示する斜視図
である。
【図5】樹幹に樹幹保護具を装着しつつある状態を示す
斜視図である。
【図6】樹幹に樹幹保護具を装着した状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 樹幹保護具 11 パイプ 2 帯状薄板 21 当接部 22 積層部分 3、4 回転軸 5 カッター 6 プーリー 7 ベルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂製の帯状薄板が螺旋状
    に巻かれた状態で全体として円筒状を形成していること
    を特徴とする樹幹保護具。
  2. 【請求項2】 上記帯状薄板の肉厚が0.5mm以上かつ
    5mm以下であり、上記円筒状を形成した樹幹保護具の高
    さが100mm以上かつ500mm以下であり、上記螺旋状
    のピッチが10mm以上かつ100mm以下であることを特
    徴とする請求項1記載の樹幹保護具。
  3. 【請求項3】 上記熱可塑性合成樹脂がポリアミド、ポ
    リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル若しくは
    ポリカーボネイトの内のいずれか、またはそれらを組み
    合わせたものであることを特徴とする請求項1または2
    記載の樹幹保護具。
JP10076991U 1991-12-06 1991-12-06 樹幹保護具 Pending JPH0548654U (ja)

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JP10076991U JPH0548654U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 樹幹保護具

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JP10076991U Pending JPH0548654U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 樹幹保護具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118435823A (zh) * 2024-05-29 2024-08-06 陕西省西安植物园(陕西省植物研究所) 一种用于夜间液流检测的树干覆膜装置

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