JPH0549031A - 画像監視装置 - Google Patents

画像監視装置

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JPH0549031A
JPH0549031A JP20516891A JP20516891A JPH0549031A JP H0549031 A JPH0549031 A JP H0549031A JP 20516891 A JP20516891 A JP 20516891A JP 20516891 A JP20516891 A JP 20516891A JP H0549031 A JPH0549031 A JP H0549031A
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circuit
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Takeshi Watanabe
剛 渡辺
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Pioneer Electronic Corp
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    • G08B—SIGNALLING SYSTEMS, e.g. PERSONAL CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
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    • G08B13/18—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength
    • G08B13/189—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems
    • G08B13/194—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using image scanning and comparing systems
    • G08B13/196—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using image scanning and comparing systems using television cameras
    • G08B13/19602—Image analysis to detect motion of the intruder, e.g. by frame subtraction
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像監視装置に関し、監視対象領域の画像変化
を自動的に、しかも精度良く検出できる画像監視装置を
提供することを目的とする。 【構成】監視対象領域の画像信号中から画像特徴部分を
抽出するフィルタ回路5と、特徴抽出画像を2値画像に
変換する2値化回路7と、現在の監視対象領域の2値画
像とそれ以前の監視対象領域の2値画像とを比較し、所
定の判定しきい値を用いて画像の変化を検出する画像変
化検出部10と、フィルタ回路で処理された後の画像の
画素濃度平均値を求める平均値算出回路6と、該画素濃
度平均値の従前の画素濃度平均値に対する変化量を算出
する変化量算出回路9とを備え、前記平均値算出回路で
得られた画素濃度平均値を2値化回路の2値化しきい値
として用いるとともに、前記変化量算出回路で得られた
画素濃度平均値の変化量を用いて画像変化検出部におけ
る画像変化判定用のしきい値を補正するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視対象領域の画像変
化を自動的に検出するための画像監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像監視装置としては防
犯カメラが知られている。防犯カメラは、図7に示すよ
うに、監視対象領域に向けて設置したビデオカメラと、
これに接続されたTVモニタおよびビデオテープレコー
ダ(VTR)から構成されており、ビデオカメラで撮影
した監視対象領域の画像をTVモニタに映しながらVT
Rで録画するようにしたものである。TVモニタの監視
と異常発生の判断作業は監視員が行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
の防犯カメラなどでは画面の監視と異常発生の判断作業
はすべて人手に頼っていた。このため、監視員の疲労や
ストレスの増加、あるいは監視員の能力の個人差などに
より監視精度が大きく変化するという問題があった。さ
らに、人手による場合、画面全体に及ぶ大きな画像変化
に対しては検出精度は高くとも、細かい部分の画像変化
を見落としがちであるという問題もあった。
【0004】本発明は前記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、監視対象領域の画像変化
を自動的に、しかも精度良く検出できる画像監視装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の第一の画像監視装置は、監視対象領域の画
像信号中から所定の画像特徴部分を抽出するフィルタ回
路と、該フィルタ回路から出力される特徴抽出画像を2
値画像に変換する2値化回路と、前記2値化回路で得ら
れた現在の監視対象領域の2値画像とそれ以前の監視対
象領域の2値画像とを比較し、所定の判定しきい値を用
いて画像の変化を検出する画像変化検出部とを備えるこ
とにより構成したものである。
【0006】さらに、本発明の第二の画像監視装置は、
前記第一の画像監視装置において、フィルタ回路で処理
された後の画像の画素濃度平均値を求める平均値算出回
路と、該平均値算出回路で得られた画素濃度平均値の従
前の画素濃度平均値に対する変化量を算出する変化量算
出回路とを付設し、前記平均値算出回路で得られた画素
濃度平均値を2値化回路の2値化しきい値として用いる
とともに、前記変化量算出回路で得られた画素濃度平均
値の変化量を用いて画像変化検出部における画像変化判
定用のしきい値を補正するようにしたものである。
【0007】
【作 用】第一の画像監視装置の場合、フィルタ回路に
おいて監視対象領域の画像中から画像変化検出に適した
画像特徴部分(例えば、画像のエッジ部など)を抽出
し、この特徴抽出画像を2値化回路で所定のしきい値を
用いて2値画像に変換する。
【0008】画像変化検出部は、上記のようにして得ら
れた現在の2値画像とそれ以前の2値画像とを用いて画
像中の濃度の変化した画素数を求め、この画素数を所定
の判定しきい値を用いて判定することにより、監視対象
領域の画像変化の検出を行う。したがって、監視対象領
域の画像特性と監視目的に応じた最適な画像特徴部分を
用いて監視対象領域を監視することができ、監視対象領
域の画像変化を精度良く検出することができる。
【0009】また、第二の画像監視装置の場合、平均値
算出回路で得られた画素濃度平均値を2値化しきい値と
して利用し、2値化回路の2値化処理を行う。したがっ
て、2値化のためのしきい値が監視対象領域の明るさの
変化に応じて適応的に変わるので、監視対象領域の明る
さが変わっても常に画像変化の監視に最適な2値画像を
得ることができる。
【0010】さらに、画像変化検出部は、変化量算出回
路で得られた特徴抽出画像の画素濃度平均値の変化量を
用いて画像変化検出部における画像変化判定用のしきい
値を補正する。したがって、画像変化判定用のしきい値
を監視対象領域の明るさの変化に応じて適応的に変える
ことができ、前記画素濃度平均値を用いた2値化処理と
あいまって、より精度の高い画像変化の検出を行うこと
ができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明の画像監視装置の一実施例の
ブロック図である。この図1の実施例は、前記した本発
明の第二の監視装置に対応するものである。なお、本発
明の第二の監視装置を構成するには、図1の回路におい
て、平均値算出回路6と変化量算出回路9を省略し、2
値化回路7における2値化しきい値と、画像変化検出部
10における画像変化判定用のしきい値とをそれぞれ予
め定めた固定値とすればよい。
【0012】ビデオカメラ1は、監視対象領域を撮影す
るための撮像装置であって、予め定めた監視対象領域に
向けて固定的に設置されている。このビデオカメラで撮
影したビデオ信号(カラーコンポジット信号)はTVモ
ニタ2とY−C分離回路3に送られる。
【0013】TVモニタ2は、ビデオカメラ1の撮影画
像を映し出すためのブラウン管とその周辺回路から構成
される表示装置である。このTVモニタは、画像変化検
出部10において監視対象領域の画像変化が検出された
とき、画像変化検出部10から送られてくるON/OF
F制御信号によってモニタスイッチがONされ、ビデオ
カメラ1で撮影している監視対象領域の画像を画面上に
映し出すものである。
【0014】Y−C分離回路3は、ビデオカメラ1で撮
影された監視対象領域のビデオ信号(カラーコンポジッ
ト信号)を輝度(Y)信号と色差(C)信号に分離する
回路である。図1の実施例では、分離されたY−C信号
のうちのY信号を用い、画像変化の検出処理を行うよう
にしている。
【0015】A/D変換器4は、前記Y−C分離回路で
分離されたY信号をディジタル信号処理に都合のよいデ
ィジタル信号に変換する回路である。
【0016】フィルタ回路5は、A/D変換器4から送
られてくるY信号を一旦図示を略したフレームメモリに
格納し、このY信号で構成される監視対象領域の画像に
所定のフィルタ処理を施し、所定の画像特徴部分、例え
ば画像のエッジ(輪郭)部分などを抽出する回路であ
る。このフィルタ処理としては、高域成分抽出、低域成
分抽出、帯域成分抽出など、監視対象領域の画像特性と
監視目的に応じて最適な処理が採用される。なお、この
実施例では、画像のエッジ部分を抽出する差分演算(高
域成分抽出)処理を採用した場合を例に採って説明す
る。
【0017】平均値算出回路6は、フィルタ回路5から
出力される監視対象領域の特徴抽出画像の画素濃度平均
値を求める回路である。得られた画素濃度平均値は、そ
の時点における監視対象領域の明るさの度合いを示して
いる。
【0018】2値化回路7は、フィルタ回路5から出力
される監視対象領域の特徴抽出画像(差分画像)を入力
とし、前記平均値算出回路7で算出された画素濃度平均
値をしきい値としてこの特徴抽出画像を2値化し、
“1”“0”からなる2値画像に変換する回路である。
【0019】雑音成分抑圧回路8は、2値化回路7から
出力される2値画像中から雑音(ノイズ)成分を除去す
るためのノイズ除去処理を行う回路である。
【0020】変化量算出回路9は、平均値算出回路6か
ら送られてくる1つ前のフレームの画素濃度平均値ある
いは過去数フレーム分についての画素濃度平均値を記憶
しておき、この過去の画素濃度平均値と平均値算出回路
から送られてくる現在の画素濃度平均値とを用いて、過
去の画素濃度平均値に対する現在の画素濃度平均値の変
化量を算出する回路である。
【0021】画像変化検出部10は、雑音成分抑圧回路
8から送られてくる監視対象領域の2値画像と変化量算
出回路から送られてくる画素濃度平均値の変化量を入力
信号として監視対象領域の画像変化を検出するもので、
監視対象領域の2値画像の画像変化を検出する判定回路
11、画像変化判定用のしきい値を設定するしきい値設
定回路12、判定処理に必要な1つ前のフレームの2値
画像、あるいは過去数フレーム分の2値画像を格納記憶
しておくための画像記憶回路13から構成されている。
【0022】次に、上記実施例の動作を説明する。ビデ
オカメラ1で撮影された監視対象領域のビデオ信号は、
TVモニタ2とY−C分離回路3に送られる。TVモニ
タ2は、画像変化検出部10で監視対象領域の画像変化
が検出されたときに自動的にスイッチONされるもの
で、通常時はビデオカメラ1で撮影された監視対象領域
の画像がその画面上に映しだされることはない。
【0023】一方、Y−C分離回路3に送られたビデオ
信号は、Y信号とC信号に分離される。分離されたY信
号は、A/D変換器4でディジタル信号に変換された
後、フィルタ回路5に送られる。
【0024】フィルタ回路5は、A/D変換器4を通じ
て送られてくる監視対象領域の1フレーム分のY信号を
図示にないフレームメモリに格納する。そして、この格
納した画像データに対して、図2あるいは図3に示すご
とき差分演算処理を施し、監視対象領域の差分画像を作
成する。
【0025】すなわち、図2の差分演算処理は、縦方向
i番目、横方向j番目の位置の画素を差分演算の処理対
象画素y(i,j) とするとき、この処理対象画素y(i,j)
についての差分値Δy(i,j) を次式により求めるもので
ある。 Δy(i,j) =y(i,j+1)+y(i+1,j)−2y(i,j)
【0026】また、図3の差分演算処理は、ラプラシア
ンと呼ばれる処理であって、処理対象画素y(i,j) につ
いての差分値Δy(i,j) を次式により求めるものであ
る。 Δy(i,j) =y(i−1,j)+y(i,j−1)+y(i,j+1)+y
(i+1,j)−4y(i,j) なお、これらの算出式で得られた差分値Δy(i,j) の値
が負の場合には、その値を0に置き換える。
【0027】前記図2または図3の差分演算処理によっ
て得られた監視対象領域の差分画像は、元の画像中から
エッジ(輪郭)部分のみを画像特徴として抽出したエッ
ジ画像となる。このようにして得られた監視対象領域の
差分画像は、2値化回路7と平均値算出回路6へ送られ
る。
【0028】平均値算出回路6は、フィルタ回路5から
送られてくる監視対象領域の差分画像の各画素の差分値
Δy(i,j) を画面全体について加算{ΣΔy(i,j) }
し、次式により当該差分画像の画素濃度平均値Δym を
算出する。 Δym ={ΣΔy(i,j) }/{加算した画素の全数}
【0029】このようにして得られた画素濃度平均値Δ
ym は、フィルタ回路5によって抽出したい特徴量の大
きさの度合い(例えば、コントラスト、明るさの度合
い)を表している。画素濃度平均値Δym の値が大きい
場合には、監視対象領域にその特徴量が多いことを示
し、また、画素濃度平均値Δym の値が小さい場合に
は、監視対象領域にその特徴量が少ないことを示す。
【0030】2値化回路7は、前記平均値算出回路6で
得られた画素濃度平均値Δym を2値化のしきい値とし
て用い、フィルタ回路5から送られてくる差分画像を
“1”“0”からなる2値画像に変換し、雑音成分抑圧
回路8に送る。
【0031】変化量算出回路9は、格納しておいた1つ
前のフレームの画素濃度平均値あるいは過去数フレーム
分についての画素濃度平均値と、平均値算出回路6から
送られてくる現在の画素濃度平均値とを用いて、過去の
画素濃度平均値に対する現在の画素濃度平均値の変化量
mを次式により算出する。 m={現在の画素濃度平均値}/{従前の画素濃度平均
値の平均} この変化量mは監視対象領域の明るさが一定不変のとき
m=1、明るくなったときm>1、暗くなったときm<
1となる。
【0032】雑音成分抑圧回路9は、2値画像中のノイ
ズ成分を除去する。このノイズ除去処理は、原理的に
は、所定のサイズからなるマスク、例えば図4〜図5に
示すような3×3画素サイズのマスクを用意し、マスク
の中心位置の画素がノイズであるか否かをその周囲の画
素の“1”“0”の分布状態に応じて判定することによ
り実現される。この判定処理を2値画像の画面最上端の
左端から右端までマスクを1画素づつずらしながら行
い、右端まで達したらマスクを縦方向に1画素ずらし、
再び左端から右端まで同様の処理を画面最下端まで繰り
返せばよい。
【0033】図4〜図5を参照してノイズ除去処理の具
体例を示す。なお、このノイズ除去処理はマスクの中心
画素が“1”である場合にのみ行われる。
【0034】 中心画素のみが“1”で、周囲の8つ
の画素のすべてが“0”の場合中心画素はノイズとみな
し、“0”に置き換える。これは中心画素のみが“1”
の場合は、ノイズなどの孤立点と考えられるからであ
る。
【0035】 中心画素の周囲に“1”の画素が3つ
以上ある場合中心画素は、ノイズなどの孤立点ではない
と考えられるので、そのまま“1”として保存する。
【0036】 中心画素の周囲に“1”の画素が1つ
だけある場合図4(a)または図4(b)に示すよう
に、○位置の画素うちの1つが“1”のときには当該中
心画素をそのまま保存し、そうでないときにはノイズと
みなして“0”に置き換える。
【0037】図4(a)の場合、ノイズ判定処理を2値
画像の左上から右下に向かって処理していく関係上、○
位置の画素は既にノイズであるか否かを判定された確定
画素である。したがって、○位置の画素が“1”である
場合には、中心画素はこれにつながる“1”画素である
可能性が高いからである。
【0038】また、図4(b)の場合、○位置の画素は
これからノイズであるか否かが判定される画素である
が、○位置の画素が“1”である場合には、中心画素は
この○位置の画素に連なるエッジの端点画素である可能
性が高いからである。
【0039】 中心画素の周囲に“1”の画素が2つ
ある場合図5(a)に示すように、○位置の画素のうち
のいずれか2つだけが“1”のときには当該中心画素を
そのまま保存し、そうでないときにはノイズとみなして
“0”に置き換える。この図5(a)の場合の判定原理
は、図4(a)の場合と同様である。
【0040】さらに、図5(b)〜(d)に示すよう
に、○位置の画素の2つが“1”のときには当該中心画
素をそのまま保存し、そうでないときにはノイズとみな
して“0”に置き換える。これは、画像処理上ノイズと
みなし得る衣服などのしわは「く」の字形のエッジ線と
なって現れることが多いので、このようなエッジ線はノ
イズとして除去し、物体の輪郭に多く存在する「L」字
形のエッジ線のみを有為の画素として抽出しようとする
ものである。
【0041】上記のようにしてノイズを除去された2値
画像は、画像変化検出部10に送られ、以下に述べるよ
うな画像変化の検出処理が実行される。
【0042】図6に画像変化検出部10における画像変
化の検出処理のアルゴリズムを示す。なお、この図6
は、説明を簡単とするため、2値画像の画面サイズが4
×4画素サイズになり、画像変化検出部10内の画像記
憶回路13には、監視対象領域の1フレーム前と2フレ
ーム前の2つの2値画像を記憶するようになっている場
合を例に採る。
【0043】まず、判定回路11は、画像記憶回路13
から1フレーム前の2値画像と2フレーム前の2値画像
を読み出し、この2つの画像の論理的ORをとった後、
得られた論理的OR画像を反転処理(1の補数をとる)
し、その反転画像を求める。
【0044】次に、前記得られた反転画像と、雑音成分
抑圧回路8から送られてきた現在の2値画像との論理的
ANDをとり、論理的AND画像を求める。このように
して得られた論理的AND画像は、過去の2値画像では
“0”であったが現在の2値画像において“0”から
“1”に画素濃度が変わった画素のみからなる2値画像
となる。
【0045】判定回路11は、前記のようにして得られ
た論理的AND画像中の“1”の画素数を計数し、これ
をPとする。この画素数Pは、現在の監視対象領域の2
値画像中において“0”から“1”に変わった画素の全
数を表している。また、判定回路11は、現在の2値画
像中の“1”の画素数を計数し、これをQとする。この
画素数Qは、現在の監視対象領域の2値画像中の“1”
画素の全数を表している。
【0046】以下、特徴量を明るさの度合いとして表現
する。判定回路11は、前記のようにして得られた
“0”から“1”に変わった画素数P、現在の監視領域
の2値画像中の“1”画素の全数Q、しきい値設定回路
12に予め設定しておいた画像変化判定用のしきい値
S、および変化量算出回路9から送られてくる画素濃度
平均値の変化量mを用いて、次式により画像変化の判定
を行い、この判定式が成立するとき画像に変化ありとし
て判定する。 (P/m)>(S×Q) なお、上式において、しきい値Sは“0”から“1”に
変わった画素の割合を指定するもので、S=0〜1.0
(0%〜100%)の範囲の値である。また、変化量m
は、前述したように、監視対象領域の明るさが一定不変
のときm=1、明るくなったときm>1、暗くなったと
きm<1となる。
【0047】上記判定式は、次のような意味を持つ。ま
ず、判定の基本原理について述べると、現在の監視対象
領域の2値画像中において“0”から“1”に変わった
画素の数Pが2値画像中の“1”画素の全数Qの所定の
割合(しきい値S)以上であるとき、画像に変化があっ
たものと判定するものである。
【0048】さらに、この判定において、“0”から
“1”に変わった画素数を表すPを監視対象領域の明る
さの増減割合を示す画素濃度平均値の変化量mで割るこ
とにより、監視対象領域の明るさの変化に応じた補正を
行うようにしたものである。これは次のような理由によ
る。
【0049】例えば、監視対象領域の明るさがそれ以前
よりも明るくなると、現在の監視対象領域の2値画像中
の“1”画素の数がそれに比例して増える。したがっ
て、図6の論理的AND処理部分においては、明るくな
って“1”の数が増えた現在の監視対象領域の2値画像
と、それ以前の暗いままの監視領域の反転画像との論理
的ANDがとられることなる。
【0050】このため、得られた論理的AND画像は、
その画像中の“1”の画素数Pが監視領域が明るくなっ
て“1”が増えた分だけ本来の数よりも増えることにな
る。この増えた分を減らしてやらなければ、正しい判定
結果を得ることができない。そこで、本発明では、現在
の2値画像の画素濃度平均値の変化量mによって画素数
Pを割ることにより、Pを本来の画素数に戻すようにし
たものである。これにより、監視対象領域の明るさが変
化しても正確な画像変化の検出を行うことができるよう
になる。
【0051】図6の例の場合、論理的AND画像の
“1”の画素数Pは8個、現在の2値画像中の“1”の
画素数Qは11個である。いま、しきい値S=0.6 (6
0%)に設定されており、また画素濃度平均値の変化量
m=1すなわち監視対象領域の明るさがまったく変化し
ていないものとすると、(P/m)=8/1=8、(S
×Q)=(0.6 ×11)=6.6 となり、上記判定式は8
>6.6 となって成立する。したがって、この場合にはビ
デオカメラ1で撮影している監視対象領域に画像変化あ
りと判定される。
【0052】一方、上記において、監視対象領域がそれ
以前よりも5割程度明るくなり、画素濃度平均値の変化
量m=1.5 となった場合、(P/m)=8/1.5 ≒5.3
となり、上記判定式は 5.3>6.6となって成立しない。
したがって、この場合の画像変化は不審者の侵入などに
よるものではなく、監視対象領域の明るさの変化に基づ
くものであると判断し、監視対象に画像変化なしと判定
される。
【0053】なお、前掲した判定式は、判定処理の物理
的意味が分かるように、(P/m)>(S×Q)という
割り算を含む形式で示したが、前記判定処理をマイクロ
コンピュータを用いてソフトウェア的に処理する場合に
は、複雑で時間のかかる割り算形式の式に代え、変化量
mを右辺に移行した掛算形式のP>(m×S×Q)の判
定式を用いるようにすればよい。
【0054】判定回路11は、監視対象領域の画像変化
を検出すると、TVモニタ2に対してスイッチONを指
示するON信号を出力する。TVモニタ2はこれにより
モニタスイッチが入り、ビデオカメラ1で撮影されてい
る監視対象領域の画像が自動的に画面上に映し出され
る。
【0055】したがって、監視員は、監視対象領域の画
像がこのTVモニタ2に映し出されたことにより監視対
象領域に何らかの異常、例えば不審者の侵入などが発生
したことを自動的に知ることができる。このため、従来
のようにTVモニタ2の画面を常時監視している必要が
ない。
【0056】上記のようにして画像変化の判定処理が終
了すると、平均値算出回路6には、時間的に最も古い2
値画像の画素濃度平均値に換えて前記現在の監視対象領
域の2値画像の画素濃度平均値を更新記憶し、また、画
像変化検出部10内の画像記憶回路には、時間的に最も
古い2値画像に換えて前記現在の監視領域の2値画像を
更新記憶することにより、次のフレームについての前記
と同様の画像変化の判定処理に備える。
【0057】なお、前記実施例では、画像信号としてY
信号を用いて処理を行う場合について述べたが、C信号
あるいはコンポジット信号を用いても同様に実現できる
ものである。
【0058】また、図1では、フィルタ回路5のフィル
タ処理として高域成分を抽出する差分演算を採用した
が、低域成分あるいは所定の帯域成分を用いて監視して
もよいことは前述した通りである。
【0059】また、変化量算出回路9における画素濃度
平均値の変化量mを、それ以前の複数フレームの画素濃
度平均値の平均に対する比として求めたが、処理を簡単
にするため、それ以前の複数数フレームの画素濃度平均
値の中からほぼ中央の値あるいは最頻値を用いてその比
を求めるようにしてもよい。
【0060】また、画像変化検出回路10では、算出さ
れた画素濃度平均値の変化量mをそのまま直接用いて画
像変化の判定処理を行ったが、変化量を階段状に増減さ
せ、あるいは或る値を越えた時には一定値に固定するな
ど、変化量mを変数とする関数により数値変換すれば、
よりこまやかな判定処理を行うことができる。
【0061】また、TVモニタ2には、ビデオカメラ1
で撮影した画像をそのまま映し出すようにしたが、この
画像の映った画面の一部に2値化回路7で得られた2値
画像を嵌め込んで監視員に注目すべき場所を知らせるな
ど、種々の表示形態を採ることができるものである。
【0062】また、TVモニタ2とともに、あるいはT
Vモニタ2に代えて、音響的あるいは光学的警報装置に
よって異常発生を監視員に知らせるようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明の第一の監視装置によるときは、監視対象領域の
画像中から予め定めた画像特徴部分を抽出して2値画像
に変換し、得られた2値画像とそれ以前の2値画像とを
用いて監視対象領域の画像変化を検出するようにしたの
で、監視対象領域の画像特性と監視目的に応じた最適な
画像特徴部分を用いて監視対象領域を監視することがで
き、画像変化の検出を精度よく行うことができる。
【0064】また、本発明の第二の画像監視装置による
ときは、画素濃度平均値を2値化しきい値として用いる
とともに、特徴抽出画像の画素濃度平均値の変化量を用
いて画像変化判定用のしきい値を適応的に補正するよう
にしたので、さらに精度の高い画像変化の検出を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】差分演算処理の第一の例を示す図である。
【図3】差分演算処理の第二の例を示す図である。
【図4】ノイズ除去処理の第一の例を示す図である。
【図5】ノイズ除去処理の第二の例を示す図である。
【図6】画像変化の検出処理のアルゴリズムを示す図で
ある。
【図7】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 2 TVモニタ 3 Y−C分離回路 5 フィルタ回路 6 平均値算出回路 7 2値化回路 9 変化量算出回路 10 画像変化検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象領域の画像信号中から所定の画
    像特徴部分を抽出するフィルタ回路と、 該フィルタ回路から出力される特徴抽出画像を2値画像
    に変換する2値化回路と、 前記2値化回路で得られた現在の監視対象領域の2値画
    像とそれ以前の監視対象領域の2値画像とを比較し、所
    定の判定しきい値を用いて画像の変化を検出する画像変
    化検出部とを備えたことを特徴とする画像監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像監視装置において、 フィルタ回路で処理された後の画像の画素濃度平均値を
    求める平均値算出回路と、 該平均値算出回路で得られた画素濃度平均値の従前の画
    素濃度平均値に対する変化量を算出する変化量算出回路
    とを付設し、 前記平均値算出回路で得られた画素濃度平均値を2値化
    回路の2値化しきい値として用いるとともに、 前記変化量算出回路で得られた画素濃度平均値の変化量
    を用いて画像変化検出部における画像変化判定用のしき
    い値を補正することを特徴とする画像監視装置。
JP20516891A 1991-08-15 1991-08-15 画像監視装置 Withdrawn JPH0549031A (ja)

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