JPH0549437B2 - - Google Patents

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JPH0549437B2
JPH0549437B2 JP16904982A JP16904982A JPH0549437B2 JP H0549437 B2 JPH0549437 B2 JP H0549437B2 JP 16904982 A JP16904982 A JP 16904982A JP 16904982 A JP16904982 A JP 16904982A JP H0549437 B2 JPH0549437 B2 JP H0549437B2
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arm
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axis
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JP16904982A
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Hisahiro Fukuoka
Juji Saikaichi
Hiroshi Kondo
Hiroaki Miki
Shigeo Maruyama
Noboru Ran
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5959370A publication Critical patent/JPS5959370A/ja
Publication of JPH0549437B2 publication Critical patent/JPH0549437B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、関節ロボツトでありながら関節系
の操作手段のほかに直角座標系の操作手段も具備
し、あたかも直角座標系のロボツトのように動作
する関節ロボツトの改良に関するものである。
(従来の技術) 産業用ロボツトの加工対象となるワークは、溶
接やシーム加工の場合その加工線が直角方向に延
長されているものが多いため、ロボツトはこの加
工線に沿つて連続的に作業を行うことになる。そ
こで、関節ロボツトの用途が広まり、こうした作
業にも使用されるようになると、関節ロボツトで
あつても直角座標系のロボツトのように動作する
ことが求められ、エンドエフエクタなどの被制御
体を直角座標の軸方向へ移動させるように操作で
きたり、直角座標系で位置、姿勢データを取込
み、加工線に沿つて移動させるための補間をしや
すくできれば好都合である。このため、関節ロボ
ツトでありながら、操作盤に関節系の操作スイツ
チだけでなくX,Y,Z,φ,θといつた直角座
標系の操作スイツチとこれらの操作スイツチに対
する切換スイツチを設け、制御装置は、直角座標
系でも情報を取込め、両座標系間で座標変換を行
う手段を具備したものが多い。
一例として第1図のような関節型の溶接ロボツ
トでは、回転体5に回動自在に設けられた第1腕
11、第1腕11に回動自在に設けられた第2腕
17、第2腕17に回動自在に設けられた第2軸
21、第2軸21に回動自在に設けられた第3軸
23があつて最先端の第3軸の先端に被制御体と
しての溶接トーチ27が設けられており、各腕ま
たは軸の回動角(関節角と同義)α1,α2,α
3,α4,α5を制御することによつて溶接トー
チを所望の位置へ移動させて溶接を行わせるので
あるが、操作盤には関節系と直角座標系の操作を
するスイツチ類が設けられており、制御装置には
直角座標系で与えた操作量を関節系の操作量に変
換するための座標変換手段が内蔵されている。
ところで、こうしたロボツトでは直角座標系で
被制御体の位置、姿勢データを与えた場合、この
位置、姿勢を与えるための関節角の値が一義的に
決められないという問題がある。つまり、第1図
のロボツトを模式的に示した第2図Bで説明する
と、溶接トーチ27の図示の位置、姿勢に対して
第1腕11と第2腕17の折曲がり状態は(以
下、第1状態という)、(以下、第2状態とい
う)の2様にとれるので、これらの腕の位置、姿
勢を規定する関節角もまたα2,α3(第1状
態)とα2′,α3′(第2状態)の2様にとれ
る。これでは各腕の位置、姿勢をどちらに決めれ
ばよいのか迷うので、これまでの関節ロボツトで
はいずれか一方しかとれないように制限を加え
て、このあいまいさを解消してきた。このため、
こうしたロボツトでは、それらの腕の移動径路中
に物体があり、第1状態では障害になるが、第2
状態なら障害にならないような場合でも、これら
状態の反転ができないので、障害が生じたときは
ワークを取外して向きをかえて取付け、再び作業
をするといつた面倒なことをしていた。例えば、
第2図Bにおいて図示のような位置に障害物28
がある場合、溶接トーチ27を矢印方向へ移動さ
せると、腕11と17の折曲がり状態がであれ
ば第2腕17が障害物28とぶつかる。しかし、
の状態へ反転できないので、ワークを取外して
ぶつかりを避けていた。
つまり、あいまいさを解消して制御しやすくし
た反面、融通性を殺して動作範囲を狭くしてい
た。そこで、前述2様の状態間での反転を可能に
することによつて動作範囲を広くすることが試み
られ、特開昭57−27689号公報や特願昭56−54780
号出願(特開昭57−173484号公報)で提案されて
いる。ところで、こうした状態の反転は、一例と
して前述第2図Bの例によれば、図のの状態か
ら第2図Eの状態に移し、更に第2図Fの状態、
第2図Gの状態を順次経て、第2図の状態へ移
行させて行うのであるが、反転の行われる第2図
E〜Gの範囲では直角座標系で操作すると腕が振
り回されて危険なので、この範囲をクリテイカル
ゾーンと称して関節系で操作している。
しかしながら、こうしたクリテイカルゾーンは
もつぱら操作者がロボツトの腕や軸の状態を視認
し、経験から来る感覚でその都度、判断して設定
していたので、操作者の熟練度に負うところが多
く、関節ロボツトの操作の難しさの一要因になつ
ていた。
(解決しようとする課題) この発明は、こうした事情に注目して行われた
ものであり、前述のような関節ロボツトにおける
クリテイカルゾーンをロボツトみずから識別し、
表示することによつて腕の反転時の操作を容易に
した関節ロボツトを提供するものある。
(課題を解決するための手段) この発明は、被制御体の一つの位置、一つの姿
勢または一つの位置姿勢に対して、被制御体を順
次支持する腕または軸のうち、隣合う腕または軸
の折曲がり状態を2様にとることのできる関節機
構、関節機構を駆動する駆動手段、駆動手段に駆
動指令を与える駆動指令手段、関節系による操作
入力手段、直角座標系による操作入力手段、これ
ら入力の切換手段、入力された情報を取込む記憶
手段を具備した関節ロボツトに対して、各関節
角、各腕または軸の要部の長さを変数とする関数
演算を行い、腕または軸が2様の折曲がり状態の
うち一方の状態から他の一方の状態へ移行する間
のクリテイカルゾーン内にあることを識別するク
リテイカルゾーン識別手段、この手段の出力によ
り腕または軸がクリテイカルゾーン内にあること
を表示する表示手段を具備させたものである。
前述腕または軸の折曲がり状態には、従来技術
の説明において説明した第2図Bの様に腕同士の
場合だけでなく、第2図Cや第2図Dのような場
合もある。
第2図Cは第2軸21と第3軸23についての
場合であり、これらの軸の2様の状態に対して溶
接トーチ27は姿勢体が同一である。また、第2
図Dは回転体5と第1軸11についての場合であ
り、これらの軸の2様の状態に対して溶接トーチ
27の位置が同一である。
腕または軸がクリテイカルゾーン内にあること
を識別するための、関節角や腕または軸の要部の
長さを変数とする関数については、変数、式とも
それぞれの腕または軸の結合状態に応じて固有の
ものとなり、こうした関数演算によつて腕または
軸がクリテイカルゾーン内にあることを識別する
ので、クリテイカルゾーンの識別は操作者による
腕や軸の視認にたよるときのようなバラツキがな
くなり、安定なものになるだけでなく、表示手段
に表示することもできるので、操作者は容易にク
リテイカルゾーンを識別し、操作入力手段の切換
えを適切に行える。
(実施例) 以下、この発明を第1図に示したのと同様の多
関節ロボツトであり、溶接トーチ27(被制御
体)が同一位置または同一姿勢に制御されている
とき少なくとも二つの関節角が二様に取り得るよ
うにした溶接ロボツトに実施した実施例について
説明する。
第1図において、固定部材1がたとえば地面に
固定され、その固定部材1には、高さの比較的低
い円筒形ベース3がり取付けられる。この円筒形
ベース3の上端には、比較的高さの高い円筒形回
転体4が回転軸(図示せず)によつて回転自在に
設けられる。この円筒形回転体4の中空部には、
図示しないが、垂直回転軸が設けられ、この円筒
形回転体4の上方にはそれと一体的に回転するよ
うに支持された回転体5が設けられる。この円筒
形回転体4かつしたがつて回転体5は、図示しな
いが、後述のモータによつて関節角α1について
回動駆動される。回転体5は、その上面からほぼ
垂直にかつ平行に延びる支持部材7を有する。こ
の支持部材7には、水平方向の軸9によつて、回
動腕11が、関節角α2について回動自在に支持
される。なお、この回動腕11は、図示しない
が、後述のモータによつて回動駆動される。ま
た、回動腕11に関連して、この回動腕の回動の
状態に対してバランスをとるためのバランス機構
13が設けられる。このバランス機構13は、図
示しないが、たとえば引つぱりばねなどを含み、
円筒形回転体4と一体に回転するように構成され
ている。
回動腕11の先端には、軸9に平行な軸15に
よつて、回動腕17が、この腕11に対してすな
わち関節角α3について回動自在に支持される。
そして、この回動腕17は、図示しないが、後述
のモータによつて回動駆動される。回動腕17の
一方の自由端には軸9に平行な軸19によつて、
回動軸21が、この回動腕17に対してすなわち
関節角α4について回動自在に支持される。この
回動軸21は、図示しないが、後述のモータによ
つて、軸19周りに回動駆動される。回動軸21
には、トーチ取付具25を支持する回転軸23
が、回動軸21に対して同軸に回動自在に支持さ
れる。この回転軸23は、図示しないが、後述の
モータによつて、回動軸21に対してすなわち関
節角α5について回動駆動される。トーチ取付具
25には、溶接トーチ27が取り付けられる。こ
のようにして、この自動溶接装置は、回転体5、
回動腕11、回動腕17、回動軸21および回転
軸23のそれぞれの関節角α1,α2,α3,α
4およびα5を制御することによつて、溶接トー
チ27の姿勢およびその先端すなわち溶接点Pの
位置を制御する。
なお、直角座標系XYZはロボツトRの絶対系
座標であり、そのZ軸は、回転体4および5の図
示しない回転軸と一致して設けられる。Y軸は、
水平方向の軸9を含む水平面内において、関節角
α1の回動中心線と直交して設けられる。X軸
は、水平方向の軸9を含む水平面内において、関
節角α1の回動中心線と一致して設けられる。ま
た、トーチ27の配向角および姿勢角θが図示
の通り定められる。
また、このロボツトRは多関節ロボツトである
ので関節制御系は多関節系(α系)に限定され
る。
第3図はこの発明の一実施例を示す概略ブロツ
ク図である。この実施例では、操作パネル100
が設けられる。操作パネル100には、自動溶接
装置などの動作モードで動かすかを指示するモー
ド切換スイツチ101が設けられる。このモード
切換スイツチ101は、マニユアルモード(M)、テ
ストモード(T)およびオートモード(A)のいずれかの
モードを選択的に切換えて設定できる。操作パネ
ル100には、さらに、押ボタンスイツチ103
が設けられる。押ボタンスイツチ103は、オー
トモードのスタート指令を与えると共に、テイー
チングモードにおけるテイーチング指令を与える
ために操作される。第2のモード切換スイツチ1
05は、直線補間動作(L),円弧補間動作(C)もしく
はウイービング動作(W)のいずれかを選択的に設定
するためのものである。さらに、速度設定器11
1が設けられる。この速度設定器111は、溶接
トーチ27かつしたがつて溶接点Pの移動すべき
速度を指令するためのものである。113は表示
ランプであり、関節角がクリテイカルゾーンCZ
にはいつたことを表示する。操作パネル100に
は、2つのグループのマニユアルスイツチ11
9,121,123,125および127ならび
に129,131,133,135および137
が設けられる。スイツチ119ないし127は、
溶接装置を直角座標系すなわちXYZ系で位置制
御するために操作される。一方スイツチ129な
いし137は、多関節系すなわちα系で位置制御
するめに操作される。換言すれば、各関節角α1
ないしα5を直接に制御するために用いられる。
そのために、この操作パネル100にはスイツチ
119ないし127のグループかまたはスイツチ
129ないし137のグループのいずれを有効に
するかを選択する、系切換スイツチ117が設け
られる。したがつて、この系切換スイツチ117
を左方(第3図において)に切換えれば、マニユ
アルスイツチ119ないし127のグループが有
効化され、スイツチ117を右方に切換えること
によつてマニユアルスイツチ129ないし137
のグループが有効化される。
これらマニユアルスイツチ119ないし127
および129ないし137は、それぞれ3つの位
置をとることができ、この第3図において実線で
示す位置がニユートラル位置である。そして、ス
イツチ119,121,123は、それぞれX
軸、Y軸およびZ軸を制御するために用いられ、
その直角座標の原点から遠ざかる方向がアツプ方
向(U)として、その原点に近づく方向がダウン方向
(D)として、規定されている。また、スイツチ12
5は溶接トーチ27の配向角φを制御するために
用いられ、スイツチ127は溶接トーチ27の姿
勢角θを制御するために用いられる。そして、こ
れらスイツチ125,127は、溶接トーチに関
連する角度φおよびθを、それぞれ、時計方向(C)
または反時計方向(CC)に制御することができ
る。同様に、多関節系すなわちα系のマニユアル
スイツチ129ないし137も、各腕ないし軸の
回動角α1ないしα5を、それぞれ、時計方向(C)
または反時計方向(CC)に制御することができ
る。以上、操作手段について説明したが、テイー
チング手段は少なくとも以上のような操作手段と
後述のCPU31により構成されている。これら
各コンポーネントを含む操作パネル100とデー
タバス55との間で、インターフエース(図示せ
ず)を介してデータのやりとりが行なわれる。
このデータバス55には、さらに、CPU31
と、メモリ33とが連結される。メモリ33に
は、CPU31のシステムプログラムを記憶して
おくためのROMや、CPU31における演算その
他の処理に必要な記憶領域やフラグ領域を有する
ほかユーザプログラムを記憶するRAMが含まれ
る。データバス55には、複数の(この実施例で
は5つの回動角α1ないしα5に対応して5つ
の)駆動回路351,352,353,354お
よび355と、複数の(この実施例では5つの)
インクリメンタルエンコーダ531,532,5
33,534および535が、それぞれ連結され
る。この第3図においては、駆動回路351が、
他を代表してより詳細に描かれている。ここで、
この駆動回路351の構成について説明するが、
残りの駆動回路352ないし355についても、
同様の構成をとり得ることを予め指摘しておく。
駆動回路351には、CPU31からの指令位
置情報がロードされる指令位置バツフア37と、
対応のインクリメンタルエンコーダ531からの
パルス信号をカウントするためのフイードバツク
カウンタ39が設けられる。指令位置バツフア3
7の内容が被減数として、またフイードバツクカ
ウンタ39の内容が減数として、減算器41の2
つの入力として与えられる。減算器41の出力は
D/A変換器43に与えられる。したがつて、こ
のD/A変換器43からは、指令位置と現在位置
との差に応じた電圧信号が導出されることにな
る。D/A変換器43の出力は、サーボアンプ4
5,コマンドリミツタ47を介して、サーボモー
タ49の駆動信号として与えられる。なお、コマ
ンドリミツタ47の出力は、さらに、Null信号
検知回路51に与えられる。このNull信号は、
サーボ系によつて位置制御されてときにサーボア
ンプ45から得られる零信号であり、目標位置の
ごく近い領域すなわちモータ49がほとんど停止
するタイミングが導出される。したがつて、この
Null信号検知回路51の出力は、サーボモータ
49によつて制御される被制御体が、指令位置バ
ツフア37にロードされた指令位置に達したこと
を示す信号として、データバス55を介して
CPU31に与えられる。以上、関節角制御手段
は少なくともCPU31より構成されている。
以上のような構成において、以下に、第4図な
いし第7図に示すフローダイヤグラムと第8図な
いし第14図に示す模式図を参照して、第3図か
つしたがつて第1図の実施例の操作ないし動作に
ついて説明する。
最初に、テイーチングのためのマニユアルモー
ドについて説明する。CPU31は、その内部に
設けられたクロツクソースからのクロツクを受け
るタイマを有し、そのタイマはクロツクに応じて
或る一定時間ごとに出力を発生する。そして、
CPU31では、そのタイマの出力があれば、そ
れによつてインタラプトがかかる(ステツプS1
01)。最初のステツプS103では、操作パネ
ル100の各軸のマニユアルスイツチ119,1
21,123,125および127さらに12
9,131,133,135および137が、す
べて、ニユートラル位置に保たれているかどうか
を判断する。換言すれば、このステツプS103
では、これらマニユアルスイツチ119ないし1
37のいずれかが操作されているかどうかを検出
する。続くステツプS105では、系切換スイツ
チ117(第3図)がα系に切換えられているか
否かを判断する。すなわち、この発明では、関節
角が一方に折れ曲がつた第1状態と他方に折れ曲
がつた第2状態とをとりうるように、多関節ロボ
ツトが構成されているが、第1状態または第2状
態のみをとる場合すなわち状態の反転がない場合
には、系切換えスイツチ117はXYZ系に切換
えておく。なぜなら、一般にワークピース(図示
せず)の溶接線が相互に直角方向に延長されてい
る場合が多いので、直角座標系で指令した方がオ
ペレータにとつてもトーチ27(第1図)をこの
溶接線に沿つて移動させやすく、また補間演算等
を行ないやすいからである。逆に、関節角が第1
状態(または第2状態)から第2状態(または第
1状態)への変更がある場合すなわち状態が反転
する場合には、系切換えスイツチ117をα系に
切換える。このようにして、関節角の2様のマニ
ユアル操作かつしたがつてテイーチングが行なえ
るようにしている。
したがつて、このステツプS105において系
切換えスイツチ117がXYZ系に切換えられて
いると判断した場合、続くステツプS107にお
いて、XYZ系で操作されたスイツチの操作方向
に対応して位置または姿勢情報を増減する。すな
わち、このステツプS107においては、操作パ
ネル100からの信号に基づいて、操作されたマ
ニユアルスイツチ119,121,123,12
5または127の操作方向(UもしくはD,Cも
しくはCC)と速度決定器111で設定された速
度とに基づいて、上述のタイマ時間に対応した位
置または姿勢情報(基本量)を増減する。そし
て、このようにXYZ系で情報を与えた場合には、
続くステツプS109において、XYZ系からα
系への座標変換を行う。このような座標変換は、
後述のステツプS115におけるような座標変換
とともに、あとで詳細に説明する。このステツプ
S109における座標変換に際しては、角α1と
α2、角α2とα3および角α4とα5について
前述第1状態にあるか、第2状態にあるかについ
てそれぞれフラツグYFLG1,YFLG2および
YFLG3(詳細は後述する)の符号が考慮され
る。
なお、この実施例のロボツトRではα1は240゜
の制御可能範囲を有するが0゜すなわち腕11がX
軸の正方向と平行である状態を境としてCC方向
に回転するときを一とし、C方向に回転するとき
を+とする。α2はたとえば120゜の制御可能範囲
を有するか、たとえば0゜(すなわち腕11が垂直
状態)を境にして一方(D方向)に折れ曲つた状
態を−とし、他方(U方向)に折れ曲つた状態を
+とする。またα3はたとえば270゜の制御可能範
囲を有するが、たとえば180゜(すなわち腕11と
17とが直線状態)を境にして一方(D方向)に
折れまがつた状態を−とし、他方(U方向)に折
れまがつた状態を+とする。同様に、α5は360゜
の可動範囲を有し、CC方向に回転するとき−と
し、C方向に回転するとき+とする。
このようにして、系切換えスイツチ117が
XYZ系に切換えられている場合には、ステツプ
S107で与えられるXYZ系の位置または姿勢
情報を前述のフラツグYFLG1,YFLG2,
YFLG3の符号を考慮してステツプS109(座
標変換手段)によりα系の情報に変換して指令値
とする。次に、ステツプS110においては、前
述ステツプS107で与えられたXYZ系の情報
ないしはステツプS109の座標変換によつて得
られたα系の情報によつて関節角α1とα2,α
2とα3およびα4とα5に関して腕または軸の
状態がクリテイカルゾーンにあるかどうかが識別
され、クリテイカルゾーンにあれば表示ランプ1
13が点燈する。ステツプS110におけるクリ
テイカルゾーンの識別については、ステツプS1
09の座標変換と合わせて後で詳述する。
そして、ステツプS110で表示ランプ113
が点燈していない限り、ステツプS109で得ら
れたα系の情報は、続くステツプS111で角度
補間手段により等分割されて出力し、それぞれの
関節角を駆動制御する。
また、ステツプS110で表示ランプ113が
点燈している場合は、前述のように腕または軸の
状態がクリテイカルゾーンにあることを示してい
るので、すべての操作スイツチをニユートラルへ
もどし、系切換スイツチをα系に切り換えてスイ
ツチ129〜137を有効化する。これらの操作
結果がステツプS103およびS105で確認さ
れるとステツプS113に移る。また、最初から
α系で操作する場合に、おいても、前述ステツプ
S103およびS105による判断ののち、ステ
ツプS113に移る。ステツプS113ではα系
で、操作されたスイツチ129,131,13
3,135または137の操作方向と速度設定器
111で設定された速度とに基づいて、上述のタ
イマ時間に対応した指令値を増減する。このよう
に、α系で指令値を与えた場合には、後述の補間
演算のために、続くステツプS115において、
α系からXYZ系への座標変換を行うと共に関節
角の状態の識別を行う。この座標変換および識別
についても後述する。そして、ステツプS113
で与えられたα系の指令値に応じて出力し、駆動
する(ステツプS111)。このように、α系で
駆動する場合には、CPU31は、そのようなα
1ないしα5の位置情報を、それぞれ対応の駆動
回路351ないし355に与える。そして、各駆
動回路351ないし355はCPU31からの指
令に基づいて、第1図に示す各関節角α1ないし
α5を制御する。
テイーチングする場合には、操作パネル100
のスタートボタン103を押す。すなわち、モー
ド選択スイツチ101をマニユアルモード(M)にし
てスタートボタン103を押すことによつて、
CPU31にテイーチングのインタラプトがかか
る。CPU31では、そのようなインタラプトが
かかると、そのときの位置情報ならびにフラグ
YFLG1,YFLG2およびYFLG3の内容を、メ
モリ33の所定の記憶エリアに記憶させる。すな
わち、テイーチングに際してステツプS117に
おいて、先のステツプS107,S115(第4
図)におけるXYZ系の座標位置を記憶する。こ
のように、テイーチングに際しては、XYZ系で
記憶させる。これは、前述のように補間演算に都
合がよいからである。そして、ステツプS119
において、先のステツプS119またはS115
(第4図)におけるフラグYFLG1,YFLG2お
よびYFLG3の内容を記憶する。YFLG1,
YFLG2およびYFLG3の内容については後述の
座標変換で詳細に示すとおりである。
つぎに、第6図を参照して、この実施例のオー
トモードの動作について説明する。オートモード
の場合には、操作パネル100におけるモード選
択スイツチ101をオートモード(A)に設定する。
そして、スタートボタン103を押す。応じて、
CPU31は、ステツプS121において、メモ
リ33の適宜の記憶位置に形成されるステツプカ
ウンタ(図示せず)をリセツトし、ステツプS1
23においてそのステツプカウンタをインクリメ
ントする。そして、ステツプS125において、
CPU31は、メモリ33から、先にテイーチン
グされている各ステツプの指令情報のうち、ステ
ツプS123でインクリメントされたステツプM
の指令情報を読み出してロードする。続くステツ
プS127において、そのロードされたステツプ
Mの指令情報に直線補間指令が含まれるか否かを
チエツクする。これは、指令位置情報とともに直
線補間を表す識別情報が、ロードされたか否かに
よつて判断することができる。
直線補間であれば、続くステツプS129にお
いて目標位置をステツプMの指令位置としたの
ち、ステツプS131において直線補間を行う。
ここで、第7図を参照して直線補間のサブルー
チンについて説明する。直線補間のサブルーチン
では、最初のステツプS151において、現在位
置と目標位置をXYZ系で、内分計算する。すな
わち、内分ΔS=指令速度V×時間t(例えば0.2
秒)とし、そのΔSごとに直線補間点を計算する。
続くステツプS153において、そのような内分
計算が終了したか否かを判断する。そうでなけれ
ば、ステツプS155において、先のステツプS
109(第4図)のように、XYZ系からα系へ
の座標変換を、フラグYFLG1,YFLG2および
YFLG3を考慮して行う。続くステツプS157
においては、α系の補間演算を行う。すなわち、
ステツプS151において、たとえば0.2秒ごと
に直線補間点を計算して内分ΔSを求めるが、こ
のΔSの間はさらに平滑に結ぶために、その間を
α系で補間する。すなわち、ΔSをへだてた2点
間をα1ないしα5までの各軸について等分に補
間する。これによつて、いつそう滑らかな制御を
可能にする。続くステツプS159においては、
ステツプS157におけるα系による内分が終了
したか不かを判断する。そうであれば先のステツ
プS151に戻り、そうでなければ続くステツプ
S161によつてα系で出力駆動する。なお、先
のステツプS153において、内分終了を判断し
たときには、現在位置情報を目標位置情報で更新
してメインルーチンに戻る(ステツプS163)。
第6図においてステツプS127で、直線補間
でないと判断したとき、続くステツプS133に
おいて、一連の円弧補間指令情報のうち初めての
円弧補間指令か否かすなわち指令点Cnでn=1
かどうかを判断する。n=1であればそれまでは
直線補間であるべきであり、先のステツプS12
9に移る。また、3個所以上円弧補間情報が連続
していれば、続くステツプS135において、円
弧補間点を計算する。ただし、2点目(たとえば
第14図のC2)の円弧補間の場合は、次の円弧
補間点(たとえば第14図のC4)を最初の円弧
補間点として計算する。そして、その計算された
補間点位置を目標位置として設定する(ステツプ
S137)。さらに、この実施例では、ステツプ
S139において、さらにその間の直線補間を行
う。それは次のような理由による。ステツプS1
35においては、たとえば5mmピツチとなるよう
に円弧補間点を計算するが、この計算された補間
点間をさらに直線補間をして、一層滑らかな制御
を可能にするためである。円弧補間のための演算
は、直線補間に比べてより多い演算処理時間を必
要とするが、このような演算時間を節約してより
安価なマイクロコンピユータを利用可能にするた
めに、この実施例では、円弧補間点は比較的粗
く、その補間点間はさらに細かく直線補間ルーチ
ン(第7図)によつて補間し、結果的に安価なコ
ンピユータを用いても細かい精度の良い制御を可
能にする。直線補間が終了すると、記憶ステツプ
S141において、円弧補間のための指令位置
Coに到達したか否かを判断する。そうであれば、
先のステツプS123に戻りステツプカウンタ
(図示せず)をインクリメントする。そうでなけ
ればステツプS135に戻る。
なお、上述の直線補間の場合も円弧補間の場合
にも、トーチ27(第1図)の角度φおよびθに
ついては、それぞれ独立に等分補間を行うものと
する。
ここで、第8図ないし第10図を参照して、第
4図のステツプ115で演算されるα系から
XYZ系への座標変換およびフラツグ判定につい
て、説明する。この実施例では、CPU31とし
て、たとえばマイクロコンピユータを用いるわけ
であるが、最近のマイクロコンピユータは性能が
向上し、高速演算が可能になつてきた。そこで、
この実施例では、従来近似計算で処理していたも
のを、正規の計算を行ない精度良く処理するよう
にしている。
第8図は第1図の多関節ロボツトRを側面から
見た模式図である。第9図は同じ多関節ロボツト
Rの上面から見た模式図であり、同図Aは第8図
の状態を上面から見た図であり、同図Bは同図A
において回動角α1を与えたときの原点付近の詳
細図である。また第10図は、第1図の多関節ロ
ボツトRの回転軸23、トーチ取付金具25およ
びトーチ27の寸法についての模式図である。
第8図〜第10図において、角α1〜角α5は
それぞれ第1図における角α1〜α5に対応する
ものであり、角α1は回転体5の回転角度を示
し、α2は回動腕11の回動角度を示し、α3は
回動腕17の回動角度を示す。また、角α4は、
垂直軸に対する軸21の回動角度を示し、角α4
Eは、回動腕17に対する軸21の回動角度を示
す。角α5は、軸23の回動角度を示す。角α6
は一定である。
また、α1は固定部材1の下端から軸9までの
長さ成分を示し、α2は軸9から軸15までの長
さを示し、α3は軸15から軸19までの長さ成
分を示し、α4は軸19から溶接トーチ27の延
長線と軸21の延長線との交わる点Bまでの長さ
成分を示す。α5〜α8は回動軸23、トーチ取
付金具25およびトーチ27についての寸法を示
す。
また、点Pは溶接トーチ27の先端すなわち溶
接点であり、点Bは溶接トーチ27の延長線と軸
21の延長線の交点である。点Qは第1図の回動
腕11,17および21と平行で点Bを含む平面
と第1図の軸19との交点である。点Fは、同じ
く回動腕11,17および回動軸21と平行で点
Bを含む平面と第1図の軸15との交点であり、
点Gは、同じく回動腕11,17および回転軸2
1と平行で点Bを含む平面と第1図における軸9
との交点である。そして点B,Q,FおよびG
は、同一平面上にあり、この平面をロボツトが存
在する面RSとする。
更に、直角座標XYZも、第1図の座標XYZと
同じであり、これを絶対系とする。直角座標
XYZのZ軸は、関節角α1の図示しない回動中
心と一致して設けられる。Oは直角座標XYZの
原点である。直角座標X′Y′Z′はロボツト系の座
標であり、原点はロボツト上の点Gに設けられ
る。e1およびe5は、それぞれ直角座標XYZ
の原点から直角座標X′Y′Z′の原点Gがずれてい
る寸法を示す。
また、直角座標αβγはトーチ系の座標であり、
点Bを原点としている。
ここで、直角座標系は、各併進軸成分および角
度成分すなわち(X,Y,Z,φ,θ)で表わさ
れ、角度系座標は、角度成分(α1,α2,α
3,α4,α5)で表わされる。
第8図において各角α1〜α5が与えられたと
き、第9図および第10図の関係から、点Pにつ
いてのX軸成分Px,Y軸成分Py,Z軸成分Pzは
次のとおりになる。ただし、以下「sinαi」は
「si」、「cosαi」は「ci」と表わす。
Px=c1{a2s2+a3s2+3+(a4−a7)s4 −e4c4c5+e5}+s1(e4s5−e1) Py=S1{a2s2+a3s2+3+(a4−a7)s4 −e4c4c5+e5}−c1(e4s5−e1) Pz=a1+a2c2+a3c2+3+(a4−a7)c4+e4s4c5 また、トーチ27の配向角φおよび姿勢角θ
は、各軸への方向余弧をtx,ty,tzとすると次の
とおりになる。
θ=tan-1(txy/−tz) =tan-1(ty/tx) ただし、 tx=c1(c4c5s6+s4c6)−s1s5s6 ty=s1(c4c5s6+s4c6)+c1s5s6 tz=c4c6−s4c5s6 txγ=(t2 x+ty 2)1/2 である。
すなわち、第4図のステツプS115における
α系からXYZ系への座標変換においては、以上
のとおりの演算が行われ、P点について直角座標
XYZ系の位置情報が求められる。
なお、ロボツトRがα系で動作するよう系切換
スイツチ117が切り換えられているときは、上
述のとおり、例えばステツプS115において、
α系からXYZ系への座標変換が行われているわ
けではあるが、このようにしてα系で動作してい
るときにおいて、それぞれ角α1とα2、角α2
とα3および角α4とα5について、第1状態に
あるか第2状態にあるかの判別は次の通りフラツ
グによつて行われる。
まず、角α1とα2について第1状態にある
か、第2状態にあるかを判定するめのフラツグ
YFLG1の内容は次式の符号によつて決まる。
YFLG1=e5+a2s2+a3s2+3+a4S4 第1状態 YFLG1≧0 第2状態 YFLG1<0 次に角α2とα3について第1状態にあるか第
2状態にあるかを判定するフラツグYFLG2の状
態は次式の符号によつて次のように決まる。
YFLG2=α3 第1状態 YFLG2≧0 第2状態 YFLG2<0 更に、角α4とα5について第1状態にあるか
第2状態にあるかを判定するフラツグYFLG3の
状態は、次式の符号によつて次のように決まる。
YFLG3=π/2−|α5| 第1状態 YFLG3≧0 第2状態 YFLG3<0 次に、第4図のステツプS109および第7図
のステツプS155におけるXYZ系からα系へ
の座標変換(フラツグYFLG1,YFLG2,
YFLG3の符号を考慮)ならびにステツプS11
0におけるクリテイカルゾーンの識別について更
に第11図ないし第13図を加えて説明する。
テイーチング時や補間制御時などの目標位置が
P点の直角座標XYZ系の各併進軸成分(Px、
Py、Pz)および角度成分(θ、)として与え
られると、これらをα系すなわち、各回動軸の駆
動量に変換する計算が必要になる。
B点の直角座標XYZ系の各併進成分は、前述
同様Bx、By、Bzとする。
また、以下について配向角および姿勢角θの
cosおよびsimについては次のとおり表示する。
c=cos s=sin θc=cosθ θs=sinθ まず、角α1を求める演算について第11図を
参照して説明する。
第11図は、多関節ロボツトRを上面から見た
模式図である。第11図においてα1,e1,e
5,B,GおよびRSの記号は、第9図と同様に
取られており同様の意味を持つ。ただし、点F,
Q,Pは省略してある。線OG′はXYZ座標の原
点Oからロボツトの存在する面RSに下した乗線
であり、点G′はこの垂線と面RSとの交点である。
ところで、このロボツトRについては、角α2は
+方向に取り得るので、一つの関節角α1につい
て+方向と一方向に取つたときのB点はそれぞれ
点Baおよび点Bbに来る。そして点BがBa点にあ
るときを線OG′に対して正方向にあり、Bb点に
あるときを線OG′に対して負方向にあるとする
と、それぞれの場合、次に示すように角α1の演
算式が変わつて来る。
角α1は次の通り求められる。
点BのX軸成分BxおよびY軸成分Byは次式の
とおりである。
Bx=α5θs c+Px By=α5θs s+Py そして、このBx、Byに基いて、第11図の長
さ成分W1、角度成分W2、W3が求められる。
W1=(B2 x+B2 y−e2 11/2 W2=tan-1e1/W1 W3=tan-1By/Bx ここで、フラツグYFLG1による判定が必要に
なる。フラツグYFLG1は第11図において点B
がG′に一致したとき、すなわちロボツトRの直
上に達したとき切り替わる。そして、のフラツグ
YFLG1が切り替わるすなわち関節角α2とα1
が第1状態から第2状態または第2状態から第1
状態へ切り替わる領域(クリテイカルゾーンCZ)
へはいつたことは、ε1を指定された正数として次
式で求められる。
(B2 x+B2 y−e2 11/2<ε1 そして、クリテイカルゾーンCZにはいつてお
れば操作パネル100上の表示ランプ103が点
燈する。
そこで、 YFLG1≧0のとき α1=W3−W2 YFLG1<0のとき α1=W3+W2−π ある一つの関節角α1に対して、B点がBa点
にあるときとBb点にあるときとで関節角α1を
求める計算式は異なつて来る。
B点がBa点に来る場合に対し、第11図で破
線で示すように、関節角α1はα′1にも取り得
る。この場合、G′点もG″に来るのでB点はG′に
対して負方向にあることになり、フラツグYFLG
1は−となり、関節角α2もまた異つて来る。す
なわち、トーチ27の同一位置に対して、少なく
とも二つの関節角が2様に取られていることにな
る。そして、関節角α1がα′1の場合、B点がBa
点にあるときは、関節角α′1は前述式で求めら
れ、B′b点にあるときは、前述式で求められ
る。
次に、角α4およびα5を求める演算について
第12図を参照して説明する。
第12図Aは、第8図における多関節ロボツト
RのQ点部分を主として示す模式図であり、αβγ
はトーチ系の座標を表わす。第12図Aにより与
えられたトーチ角度φ,θとα1から、点Qを求
める。この場合には、(αβγ)系から(X′Y′Z′)
系への変換を行なう。そして、α2+β2=e3 2、γ
-8の円とy′=0の平面の交点を求める。
α β γ 1=θc 0 θs 0 1 −θs 0 θs 1φc φs −φs φs 1 1 x′ y′ z′ 1 α β γ 1=θc 0 θs 0 −θcφs φc −θsφs 0 −θs 0 θc 0 0 0 0 1X′ Y′ Z′ 1 したがつて、α,βおよびγは、それぞれ次式
で与えられる。
α=θcφcx′−θcφsy′−θsz′ β=θsx′+φcy′ γ=θsφcx′−θsφsy′+θcz′ そして、y′=0から、α,β,γは、さらに次
のようになる。
α=θcφcx′−θsz′ β=φsx′ γ=θsφcx′+θcz′ また、γ=−a8から、次式(2)が与えられ、 α2+β2=e3 2から、次式(3)が与えられる。
θsφcx′+θcz′+α8=0 …(2) θc 2φc2x′2−2θcφcθsx′z′ +θs 2z′2+φs 2x′2=e2 3 …(3) 上記(3)式に、z′=−(θsφcx′+α8)/θcを代
入する と、次式が得られる。
(φc 2+θc 2φs 2)x′2+2α8θsφcx′ +(α8 2s 2−e3 2θc 2)=0 上記式における判別式WDを求めると、判別式
WDは次のようになる。
WD=α8 2θs 2φc 2−(φc 2+θc 2φs 2)(α8 2θs 2
e3 2θc 2) =α8 2θs 2φc 2−α8 2θs 2φc 2+e3 2θc 2φc 2−α8
2θs 2θc 2φs 2+e3 2θc 4φs 2 =e3 2θc 2(φc 2+θc 2φs 2)−α8 2θs 2θc 2φs 2
=θc 2{e3 2(φc 2+φs 2θc 2)−α8 2θs 2φs 2} したがつて、この判別式WDの値が負になれ
ば、点Qは存在し得ないことになる。また、 WA=φc 2+θc 2φs 2 WB=α8θsφc WC=α8 2θs 2−e3 2θc 2 とすれば、点Qのx′座標は x′=−WB±(WB2−WA×WC)1/2/WA で与えられる。これに対応するz′の値は x′=−(θsφcx′+α8)/θc で決定される。
一方、θ≦45゜の領域では、x′を求め、θ>45゜
の領域ではz′を求めるとすれば、上記(2)式から
x′=−(θcz′+α8)/θsφcを得て、せれを上記(3
)式
に代入する。そうすると、次式が得られる。
(φc 2+θc 2φs 2)z′2+2α8θcz′+φc 2(α
8 2θc 2−e3 2θs 2)+α8 2φs 2=0 そして、x′を求めたのと同様にして、 Wa=φc 2+θc 2φs 2 Wb=α8θc Wc=φc2(α8 2θc 2+e3 2θs 2)+α8 2φs 2 とおけば、判別式WDは次式で与えられる。
WD=Wb2−Wa×Wc したがつて、点QのX軸成分x,z軸成分Qz
は、それぞれ次式で与えられる。
Qz=z′=−Wb±√WD/Wa Qx=x′=−(θcz′+α8)/θsφc で示される。いずれの場合も、点Qの座標は、
Q1(x′1,z′1),Q2(x′2,z′2)の2点が存在する

この異なる2点が、それぞれ第1状態または第2
状態に相当するのである。
そして、この第1状態および第2状態を代表的
にθ=0゜の場合について示すと第12図Bの通り
になる。ただし、第12図Bは、多関節ロボツト
RのQ点より先端部を模式的に示しており、ロボ
ツトの存在する平面RS(x′z′平面)はxz平面をY
軸方向に平行移動させたものとしている。そして
また、この第1状態と第2状態に関してフラツグ
判定が必要になる。フラツグYFLG3が切り替わ
る。すなわち関節角α4およびα5が第1状態か
ら第2状態へ、または第2状態から第1状態へ切
り替わる領域(クリテイカルゾーンCZ)へはい
つたことは、ε3は指定の整数として次式で求めら
れる。
π/2|α5|<ε3 そして、クリテイカルゾーンCZにはいれば、
操作パネルの表示ランプ113が点燈する。
このようなフラツグYFLG3の符号とトーチ2
7の姿勢角θについて例えば、0≦θ<1.0、に
おいてQzに関する前式中の±の符号は YFLG3≧0のとき+ YFLG3<0のとき− となる。
ここで原点を点Bとして、ロボツト系の座標
(x′,y′,z′)と点Qの座標(Qx′,Qy′,Qz′)

ら、角度α4とα5を決定する。まず、Qy′=0であ
るのでα4は次式で与えられる。
α4=tan-1(−Qx)/(−Qz) そして、角度α5を求めるために、先のロボツト
座標系(x′,y′,z′)からさらに各(x″,y″,z″

を求める。そして、この(x″,y″,z″)系で(α
β γ)=(0 0 −1)とする。
x″ y″ z″ 1=c4 0 s4 1 −s4 0 c4 1φc −φS φs φc 1 1θc 0 −θs 1 θs 0 θc 10 0 −1 0 c4φc −φs s4φc 0 c4φs φc s4φs 0 −s4 0 c4 0 0 0 0 1=−θs 0 −θc 0 したがつて、x″およびy″はそれぞれ次式で与
えられる。
x″=−c4φcθs+s4θc y″=φ2θs そして、角度α5の基準線を、第12図Cのよう
に、垂直線からの角度とすれば、この角度α5は次
式で与えられる。
α5=tan-1(−φsθs/c4φcθs−s4θc) 次に、角度α2およびα3を求める演算について第
13図を参照して説明する。
第13図は、多関節ロボツトRを側面から見た
模式図であり、点Qより先端は図示していない。
A図はその主図であり、B図はA図を上面から見
た図ある。角α1,α2,α3、点G,F,Q、線分
α1,α2,α3,e1,e5は第8図および第9図と同様
に取られており同様の意味を持つ。l1,l2は補助
的に取つた線分であり、W1,W2,W3は補助的
に取つて角度成分である。
まず、絶対座標系で点Qの位置を求めると、こ
のQの各軸成分Qx,Qy,Qzは、それぞれ次式で
与えられる。
Qx=Bx+x′cosα1 Qy=By+x′sinα1 Qz=Bz+z′ 一方、点Gの座標は(−e1sinα1+e5cosα1
e1cosα1+e5sinα1、α1)であるから、長さ成分l1
l2および角度成分W1はそれぞれ次式で表わされ
る。
l1=±{(Qx+e1s1−e5c12 +(Qy−e1c1−e5s121/2 l2={l1 2+(Qz−α121/2 W1=tan-1Qz−α1/l1 そして、WA=(α2 2+l2 2−α3 2)/2α2l2とすれ
ば、角度成分W2は次式で与えられる。
W2=cos-1(WA)=tan-1{(1−WA2)1/2/WA} また、WB=(α2 2+α3 2−l2 2)2α2α3とすれば、
角度成分W3は次式で与えられる。
W3=tan-1{(1−WB2)1/2/WB} したがつて、角度α2およびα3は、それぞれ次式
で与えられる。
α2=π/2−W1±W2 α3=±(π−W3) ここで、角α2およびα3に関する前式の±の取り
方について、フラツグYFLG2の符号が関係す
る。フラツグYFLG2が切り替わるすなわち関節
角α2およびα3が第1状態から第2状態へまたは第
2状態から第1状態へ切り替わる領域(クリテイ
カルゾーンCZ)へはいつたことは、ε2を指定さ
れた正数として、次式で求められる。
|α3|<ε2 クリテイカルゾーンにはいれば、操作パネル1
00上の表示ランプ113が点燈する。
そして、フラツグYFLG2の符号に従い、角α2
とα3は次のように二様に決められる。
YFLG2≧0のとき α2=π/2−W1−W2 α3=π−W3 YFLG2<0のとき α2=π/2−W1+W2 α3=W3−π このようにして、XYZ系からα系への座標変
換が行われ、それに伴つてクリテイカルゾーンの
識別が行われるが、その際、関節角α1,α2,α3
α4およびα5は、取り得る二様の状態のうちから一
様が選択される。
以上のとおり、この発明によれば、第1図の多
関節ロボツトRのマニユアルモードによる作動時
において、XYZ系を選択して溶接トーチ27の
位置または姿勢に関する情報を与え、その情報を
α系の情報へ座標変換する過程において、これら
の情報によつて指定される溶接トーチ27の位置
または姿勢を得るような腕および軸の状態すなわ
ち関節角の状態が、クリテイカルゾーンにはいる
かどうかを判別し表示できる。したがつて、系選
択スイツチ117をα系またはXYZ系に切り換
えるための判断が、ロボツトの腕および軸の視認
によるだけでなく、操作パネル100上の表示を
確認することによつて容易に行うことができると
言う効果が発揮される。またその結果、テイーチ
ング操作が容易になると言う効果が発揮される。
この実施例はテイーチングプレイバツクの場合
を示したものであるが、マニピユレータの様に単
にマニユアルモードでの操作に実施できることは
いうまでもない。
以上は、第1図に示すように、被制御体である
溶接トーチが同一位置または同一姿勢に制御され
ているとき、少なくとも二つの関節角が二様の状
態を取り得るように構成された多関節ロボツトに
適用した実施例であるが、前述の二つの関節角が
一様の状態しか取り得ないような多関節ロボツト
においてもこの発明を実施することは可能であ
る。そして、その場合もまた、被制御体の位置ま
たは姿勢情報を直角座標系で与えることによつて
被制御体の位置または姿勢情報を与えることが適
切である領域すなわちこの場合は動作範囲の限界
となる領域にあると言う判別が容易に行えると言
う効果がある。
また、その他の実施例として、直角座標系と極
座標系のいずれかを選択して被制御体の位置また
は姿勢情報を与えるようにした極座標ロボツトに
この発明を実施することは可能である。その場合
もまた前述実施例同様、被制御体の位置または姿
勢情報を与えるに当り、直角座標系で与えるのが
適切である領域の判別が容易に行えると言う効果
を有する。
なお、この発明の実施は前述実施例に限るもの
ではなく、各構成の均等物との置換えは可能であ
り、その場合もまたこの発明の技術的範囲に属す
るものとする。
以上のとおり、この発明によれば、関節ロボツ
トの腕または軸がクリテイカルゾーン内にあるこ
とを操作者の視認による判断ではなく、制御装置
自身で識別し、表示できるので、関節ロボツトの
腕または軸の折曲がり状態を一方の状態からもう
一方の状態へ反転させる際、直角座標系と関節系
間の操作の切換えが適切に行える。このため関節
ロボツトの操作がしやすくなり、関節機構の移動
経路上の障害物を避けるのにワークを取外すとい
つた面倒な作業が少なくなるので、能率的なロボ
ツトの運用ができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の背景および実施例を示すもの
であり、第1図はこの発明の背景となるりかつこ
の発明の実施例を示す多関節ロボツトの図解図で
ある。また、第2図はこの発明の背景を示す模式
図である。第3図はこの多関節ロボツトの制御系
を示すブロツク図である。第3図において 31……CPU、33……メモリ、119〜1
27……直角座標系で操作するのに使用するスイ
ツチ、129〜137……多関節系で操作するの
に使用するスイツチ、117……系選択スイツ
チ、103……テイーチング操作スイツチ、35
1〜355……駆動回路。 第4図はマニユアルモードのフロー図である。
第4図において ステツプS107……操作手段、ステツプS1
09,S110……関節角制御手段、ステツプS
113……操作手段。 第5図はテイーチングのフロー図である。第5
図において、ステツプS117、ステツプS11
9……テイーチング手段。 第6図はオートモードのフロー図である。第6
図においてS121〜S141……関節角制御手
段 第7図は第6図中のサブルーチンのフロー図で
ある。第7図において、ステツプS151〜S1
59……関節角制御手段。 第8図〜第14図は、第1図の多関節ロボツト
についてこの発明の実施例を示す模式図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被制御体の一つの位置、一つの姿勢または一
    つの位置姿勢に対して、被制御体を順次支持する
    腕または軸のうち隣合う腕または軸の折曲がり状
    態を2様にとることのできる関節機構、この関節
    機構を駆動する駆動手段、この駆動手段に駆動指
    令を与える駆動指令手段、関節系による操作入力
    手段、直角座標系による操作入力手段、これらの
    入力手段に対する切換手段、前記入力手段からの
    入力情報を取込む記憶手段、直角座標系と関節系
    との座標変換手段を具備している関節ロボツトに
    おいて、 前記関節機構の各関節角、前記腕または軸の要
    部の長さを変数とする関数演算を行い、前記腕ま
    たは軸が2様の折曲がり状態のうち一方の状態か
    ら他の一方の状態へ移行する間のクリテイカルゾ
    ーン内にあることを識別するクリテイカルゾーン
    識別手段、この識別手段の出力により前記腕また
    は軸がクリテイカルゾーン内にあることを表示す
    るクリテイカルゾーン表示手段を具備している前
    記関節ロボツト。
JP16904982A 1982-09-27 1982-09-27 関節ロボツト Granted JPS5959370A (ja)

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