JPH05500310A - 融合蛋白質の製造方法 - Google Patents

融合蛋白質の製造方法

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JPH05500310A JP2512474A JP51247490A JPH05500310A JP H05500310 A JPH05500310 A JP H05500310A JP 2512474 A JP2512474 A JP 2512474A JP 51247490 A JP51247490 A JP 51247490A JP H05500310 A JPH05500310 A JP H05500310A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 融合蛋白質の製造方法 主凱公宜景 本発明は組換えポリペプチドの生産に関し、特に複数の融合ドメインを有する合 成蛋白質の製造に関する。更に詳しくは、本発明は2つの生化学的活性を有する 組換え融合蛋白質の製造方法に関し、例えば選択された特性や活性を有する結合 分子とレセプター蛋白質のような組換え融合蛋白質等である。このような融合蛋 白質は、画像化処理、種々ヒト癌、感染症、機能性疾患の治療及び診断に役立て たり、ワクチンの研究開発に応用することができる。
2つの活性及び/又は機能を有する融合蛋白質は公知であり、ペプチドホルモン 、酵素、輸送(トランスポート)蛋白質、レセプター蛋白質、ウィルス外殻(コ ート)蛋白質、インターロイキン、リンフ才力イン、免疫グロブリン(Igs) およびこれらの(フラグメント)の結合などが知られている。
これらの融合蛋白質のあるものは、増強された抗原性をもっていることが知られ ワクチンの製造に有用であり、あるものは高い生化学的活性があるため感染症、 欠乏症、その他の疾患の治療に役立つ。またあるものは、増強された標的能力が あるために診断薬として使用できる。(参考:融合蛋白質の例としてtl、s、  4,223,270. U、S、 4,801.586 CA 121715 6A、 WO3806630A、 JP 63267278A)免疫グロブリン 分子は融合蛋白質(例キメラ抗体)として生産されていた。免疫グロブリン分子 は、ある特殊な特異性をもつ種から最初の1g分子を最初の蛋白質ドメイン(例 可変部領域)にもち、別の特異性を持つ異なった種からの第2のIgを第2ドメ イン(不変部領域)にもつ融合ポリペプチドを形成やすい構造をもつ。免疫グロ ブリン分子は非キメラモノクローナル抗体に代わるものとして開発されたが、そ の多くは非ヒト由来(例ウィルス)であるためヒトに抗原性をもつ、ヒトモノク ローナル抗体は、最も好ましい治療剤であり極めてヒトの免疫反応を減少させる 作用がある。しかし細胞融合によるヒトモノクローナル抗体の生産方法は、免疫 になったヒト膵臓細胞が難しくて簡単につくれないし、ヒトのハイブリドーマは とりわけ不安定であるため困難をきわめる。
ヒトのアミノ酸配列と非ヒトアミノ酸配列からなるキメラ抗体は、ヒトの免疫反 応を減少させ、それ故に良好な治療効果がある。更にハイブリッド抗体分子は異 なった哺乳動物からのIgのlight(L)鎖とheavy(H)11のアミ ノ酸配列が提案されていた。このようにしてできたキメラ抗体は、哺乳動物に通 常マウス)由来の可変部(V) Si域とヒト又は他の哺乳動物由来の不変部( C) Si域から構成されている。(例えばEPO1出願番号逼8430236 8.0 (ジェネテック社)85102665.8 (日本のリサーチテベリッ プメント社) 85305604.2 (スタッフォード大学) ; P、C, T、出願No、PCT/GB85100392 (セルテンク社);モリソンe t al、 Pro、 Ncad、 Sci、 U、S、A、81: 5851 −6855;ボウリアンet at、 (1984) Nature 31上6 43−646; スハーゲンet al、 (1986) J、 Immol、 137 :1066−1074)予め決められた特性を持つ組換えキメラ抗体の 生産は、特にクローン化したゲノムDNAフラグメントを使用する6例えば、H 鎖とL鎖をコードしたゲノムDNへ配列は、再配列した形(即ち、B細胞が成熟 している間の組換えから生じたDNA配列)でクローン化することができる。こ れらのゲノム配列はそれ自体の発現に必要な情報を保持している(即ち5′末端 の翻訳されていない配列、プロモーター、エンハンサ−1蛋白質コード領域、ド ナースプライスサイト)。
■遺伝子フラグメントの3′末端の供与体スプライスシグナルは、他の種のIg eI域の5′末端のスプライスアクセプターサイトに対応している。即ち2つの スプライス産物は、正しいフレームシフトを保っている。例えば、マウスVとヒ トCに片が接合し、適当な宿主細胞に形質転換された時、最初の転写は正しくス プライスされ、その結果■およびC領域を通じて成熟したメンセンジャーRNA  (mRNA)分子の中にオープンフレームシフトすることになる。
組換えキメラ抗体の発現にゲノム■領域フラグメントを使用することは欠点があ る。まず、ゲノムVeI域断片を単一コピー遺伝子にクローニングさせるのは骨 の折れる仕事であり、ファージライブラリーの多数の独立したクローンのスクリ ーニングが必要である。更に多くのハイブリドーマは、多様に再配列した■遺伝 子を含んでいて、それらの多くは生産性のないハイブリドーマである。発現した VLやVH断片の同定方法は、発現したmRNA (相補DNA又はc DNA )のDNAコピーをクローニングし配列決定することによって確認すると同様、 真人なりNA配列分析を必要とする。
もっとも直接的な方法として、L鎖H鎖両方に対しc DNAをクローンし、そ のc DNA発現ベクターを利用する方法がある。この場合、IgのmRN八は ハイブリドーマ細胞中に非常に豊富なため、クローニングは単純で早いし、また c DNAをクローニングするには最も効果的方法である。しかしこの方法では 、異なったrgのc DNAから異なったv領域とC領域(キメラ抗体の場合、 マウスy Si域とヒトC領域)を別々に発現させたい場合問題が起こる。Ig のc DNAはmRNAを直接コピーしそのmRNAは連続したポリペプチド配 列中へ通常のin vivo RNAスプライシングによる■エクソンとCエク ソンの融合である。
例えばマウス■8とヒトCYIの正確な切除と組換えは、適当な制限酵素切断サ イトが両方の配列のVC接合部に存在しないため不可能である。キメラ抗体の発 現には、クローン化したc DNAを使用しなければならない。この方法は、V C接合部付近のマウスV′6′f4域とヒトC領域の両方の配列の突然変異の誘 発をも必要とする。これによって、通常の制限酵素切断サイトを直接接合したc  DNAフラグメントにつくることができる。
(Liu et al、(1987) Gene54:33−40)本発明の目 的は、融合したポリペプチドを生産する方法を提供することにある。第2の目的 は、予め決められた抗原特性を持つキメラ免疫グロブリン分子のような、2つの 活性及び又は機能を持つ融合蛍白質を生産する方法を提供することにある。第3 の目的は、ヒト/非ヒト哺乳動物キメラ抗体をつくる比較的単純で早い方法を提 供することであり、ヒトの体へ低い抗原性を持つトランケーテンドバージョンを 造る方法を提供することにある。更に第4の目的は、オーダーメート型のキメラ 免疫グロブリンを、特に他の遺伝子に容易にくっついて形質導入され宿主細胞に 発現するエンジニアVeI域遺伝子を利用して速やかに生産する方法を提供する ことにある。
11と【h 本発明は、融合蛍白質の生産に一般的に通用する方法を提供するもので、本発明 の融合蛋白質は少なくとも酵素、毒素ペプチド、ホルモンペプチド、リンフ才力 イン、ホルモン、インターロイキン、免疫グロブリンを含む。本発明はまた、ク ローン化されたc DNA5、例えばIg cDNAの修飾に関し、予め決めら れた特異性のあるVmI域のようなポリペプチドは同種または異種のIgHN域 のような種々ポリペプチドの一つと融合した独立したユニットや独立カセットと して発現することができる。
本発明の新しい方法として、天然杉制限酵素切断サイト又は3′末端を持つ第1 のポリペプチドをコードしたDN八へ列と、第2のポリペプチドをコードしたD NA配列との融合を可能にするリンカ−/アダプター(2/a)の造設がある。
そのjL’a配列は、3′末端近くの制限酵素切断サイトから3′末端までの第 1のポリペプチドをコードしたDNA配列を5′末端からの配列中に含む。スプ ライスドナーサイトは、第2のポリペプチドをコードしたDNAの5′末端のス プライスアクセプターサイトに対応する。好ましくは、長さ80のヌクレオチド 塩基より大きい共通のイントロンを含む。
融合蛋白質を生産するために、第1のポリペプチドをコードするDNA配列は、 遺伝子配列の3゛末端の近くの適当な制限サイトを切断する。このためC/aの 5′末端は制限酵素切断サイトで連結し、5′末端でスプライスドナーサイトと カセットをつ(る。宿主の真核細胞は、第2のポリペプチドをコードし且つその 5′末端で相補するスプライス アクセプターを持つ第2のDNA配列と同様、 そのカセットを形質導入される。
第1のポリペプチドをコードしている第1のDNA配列は、3′から5′末端付 近との間にある制限酵素切断サイドで切断するため、第1のDNA配列に新しい 5′末端をつくる。
l/aは第1のDNA配列の新しい5′末端に連結する。この!/aは3′末端 からの配列中に、5′末端近(の制限酵素切断サイトから5′末端までの第1の ポリペプチド部分をコードしているDNAを含み、第2のポリペプチドをコード しているDNAの3′末端上のスプライスドナーサイトに対応するスプライス  アクセプタ一部位を含んでいる。本発明のためには、1/aは長さ80ヌクレオ チド塩基以上のものを含む。
融合蛋白質を生産するために、第1のポリペプチドをコードしているDNA配列 は、遺伝子5′末端近くの適当な制限酵素切断サイトを切断する。このためQ/ aの3′末端はその制限酵素切断サイトと結合し、その5′末端でスプライス  アクセプタ一部位とカセットをつくる。宿主の真核細胞は、第2のポリペプチド をコードし且つその3′末端で符号するスプライス アクセプターを持つ第2の DNA配列と同様、そのカセットを形質転換される。形質転換された細胞は培養 すると、カセットと第2のDNA配列を単鎖融合蛋白質のように発現する。
キメラ抗体を生産する場合、その方法はc DNへの再造設を必要とする。c  DNAの■領域をコードする部分に特異的な天然杉制限酵素切断サイトにおいて 、c DNAはV領域の移動した3′末端と入れ代わった合成されたDNA配列 に接合することで制限され、且つ■領域にコードしているゲノムDN^上に通常 見られる供与体スプライスサイトのふりをする3′ ドナースプライスサイトを 連結されている。このVTilTilツカセット的5′スプライスアクセプター サイトを持ち、CM域をコードしている他のDNA配列と連結するのに使用され たり、他の蛋白質をコードしたエクソンとの連結に利用されたりする。
c DNAは逆転写酵素と、少なくともIgV領域をコードしている m RN A配列を使って合成される。このVjI域をコードしているDNA配列は5′側 に制限酵素切断サイトをもち、その制限酵素切断サイトはy 61域配列をC領 域をコードしているフランキング配列の接合部付近に存在している。特徴的制限 酵素切断サイトは特別のDNA配列として選択される必要があり、例えばまれに ■領域DNAに見られるDNA配列あるいは、DNA切断能力のある特殊な制限 エンドヌクレアーゼで認識できるDNA =己列でなければならない。
特徴的制限酵素切断サイトの消化はフラグメントをつくり、このフラグメントは ほとんどのVei域をコードしており、好ましいものは3′末端を有している。
3′末端には、本明細書中ではl/a配列として書かれているオリゴデオキシヌ クレオチドが結合している。2/a配列はVC接合部5′側から制限酵素切断サ イトまでのDNA部分を含んでいる。更に!/a配列は3′末端にドナースプラ イスサイトがあり、m RNA組立ての間核の中で起るスプライシングや再配合 に先立って、■領域をコードしているゲノムDNAに存在するスプライスサイl −のような機能をはたす。接合が起った時、■領域をコードしている制限c D NAとl/a配列との形が、本発明の■領域カセットである。
ハイブリドーマやミエローマのような適当な宿王細胞は、V?+I域力セントを 含むベクター、及びC領域配列のように5′末端にスプライスアクセプタ一部位 とストップシグナルを持つポリペプチドをコードしているDNAと共に形質転換 される。
そのスプライスアクセプターサイトは、y 6I域力セント3′末端上のスプラ イスドナーサイトと適合する。第2のポリペプチドをコードしているDNA配列 は、容易にヒトゲノムライブラリーから取り出すことができる。−世分離したな らば、ヒトCN域をもつIgの製造はくり返して行うことができる。
形質転換細胞は、培養され■領域カセットとC領域DNAを同時に発現する。■ 領域カセットとCeM域DNAを接合したクローンは、それぞれのVとC領域の DNAをスプライスして、完全な長さの■領域とC?II域からなる合成融合蛋 白質をコードしたvs RNAを生産する。適切にCM配列とCL配列の中に導 入され、■8と■、をコードしている。■工とCL配列を並列して適切に導入さ れる■Hと■、をコードする構成とともに協形質転換(cotransfect ion)することで、希望する種類からのオリジナルIgとC領域のそれと似た 結合特性を有する明確なFv ドメインををする結合蛍白質を発現する。
本発明によれば、ポリペプチドはマウス由来のIgV領域とヒトCpn域の一部 を含み、キメラrgあるいはそのフラグメントを形成する。キメラIgという冨 葉は異った特異性及び又は異った種のIgからのアミノ酸配列をもつIgとして 使われている。
しかし、与えられたV領域はこのようにして結合しIgC領域を除いたポリペプ チドをつ(す、1g以外のキメラ結合分子を生産する。さらに、■領域はできる 融合蛋白質の一部である必要は全くない。
凹血皇呈車星註肌 本発明自体並びに該発明に関する上述の記載、目的及び特徴は、添付の図面と共 に以下の記載を読むことにより、より良く理解されうるであろう。
第1A及び第1Bは、本発明の方法に係る略図である。
第2図は、ヌクレオチド配列及びマウスモノクローナル抗体の14,18H鎖v 領域の演纏された対応アミノ酸配列であり、該領域はリーダー配列、■領域、V Cジャンクション及びCM域の一部を包含する。
第3図は、ヌクレオチド配列及びマウスモノクローナル抗体の14.18H鎖■ 領域の演鐸された対応アミノ酸配列であり、該領域はリーダー配列、■領域、V Cジャンクション及びCwjl域の一部を包含する。
第4図は、代表的H鎖領域カセットの構成を概略的に示す。
第4A図は、■領域及びC?、I域を含むマウスH鎖c DNAの略図である。
第4B図は、■領域カセットの概略図Sca lサイトで、■領域の3′末端の コピーとスプライスドナーサイト(Scal−HindI[I)よりなる1、  /aDN^配列に連鎖された■領域c DNA配列を含むy gJ域カセットの 略図である。
第4C図は、アミノ酸配列及びVSI域にある独特制限酵素切断サイト(本文で はS c a t)からVCジャンクション(垂直線で示される)を通って伸び ているマウスH1jゲノムDNAの一部に対応するc DNAである。
第4D図は、独特制限酵素切断サイトVCジャクジョンに伸びていて、V ?、 N域末端末端接してスプライスドナーサイトを有する「ユニバーサルイントロン 」を含む■領域配列の一部よりなるf/aの略図である。
第5図は、代表的り鎖y 6B域カセントの構成を概略的に示す。
第5A図は、■領域及びc iI域を含むマウスL鎖c DNAの略図である。
第5B図は、y 6I域力セントの概略図でAflI[[部で■領域の3′末端 のコピーとスプライスドナーサイト(Scal−Hi n d I[I)よりな るl /aDNA配列に連鎖されたy jl域CDNA配列を含むV領域カセッ トの略図である。
第5C図は、アミノ酸配列及び■領域にある独特制限酵素切断サイト(本文では AflI[)からVCジャンクション(垂直線で示される)を通って伸びている マウスL鎖の一部の対応するc DNAである。
第5D図は、独特制限酵素切断サイ)VCジャンクションに伸びていて、Vfi I域末端に隣接してスプライスドナーサイトラ有する「ユニバーサルイントロン 」を含む■領域DNA配列の一部よりなるl/aのヌクレオチド配列である。
第5E図は、Il/aの略図である。第6図は、キメラIg発現ベクターの構成 のための典型的クローニング ストラテジ−(cloning strateg y)を示す。第6A図は、VH領領域上セントVHとヒトC領域DNAよりなる )のpDEM発現ベクターへのインテグレーションに係る概略図である。
第6B図は、■HH域カセットとヒトCe1l域遺伝因子を含む完全H鎖pDE M−VC発現ベクターの概略図である。
第6C図は、■L領域カセットとヒトCwi域遺伝因子を含む完全り鎖pDEK −VC発現ベクターの概略図で、pDEM−VCベクターにDNA配列を融合し たVLSILSIツカセット定常領域の挿入位置を示す。
光里夏昆鞭星止匪 本発明に係る方法は、DNA配列を含むポリペプチドをコードするカセットの構 築に関する。これにより、該ポリペプチドコードDNAフラグセメントを相補性 のスプライス配列を有する第2の該ポリペプチドコードDNAフラグセメントに スプライスし、よって融合蛍白の以後の転写・翻訳をさせる。第1図は、本発明 に係る方法を概略的に示す。
第1A図において、カセットの構築が示され、それはスプライスドナーサイト( s、d、)の3′末端の再構成並びにスプライスドナーサイトのDNA配列また は第一のポリペプチド(例えば、毒素、酵素、リンフ才力イン、インターロイキ ン、ホルモン、成長因子あるいは可変■領域1g分域遺伝子)をコードしている エクソンの3′末端に対するその付加を示す。
該カセットは、第二のポリペプチド相補性のスプライス供給体(s、a、)をそ の5′末端に有する(例えば、成長因子、毒素、酵素、リンフ才力イン、インタ ーロイキンあるいは不変C領域遺伝子)に対して発現可能なりNA (構造遺伝 子)で形質転換(transefect)される。形質転換細胞の発現に至る配 列中に、二個のエクソンがスプライスされ、第一のポリペプチドをコードし、も う一つの蛋白分域、例えば、ヒトC領域の全部または一部をコードする3′末端 を有する成熟mRNAをつくる、結果として形成される単鎖ポリペプチドは、第 一のポリペプチドと第二のポリペプチド融合体である。
第1B図において、カセットの構築が示され、それはスプライスアクセプターサ イト(S、a、 )の5′末端の再形成及びそのDNA配列の5′末端あるいは 第一のポリペプチド(例えば、毒素、酵素、リンフ才力イン、インターロイキン 、成長因子あるいは不変C領域のようなIg分域遺伝子)をコードしているエク ソンを示す。該カセットは、第二のポリペプチド相補性のスプライスアクセプタ ー(S、a、)部をその5′末端に有する(例えば、成長因子、毒素、酵素、リ ンフ才力イン、インターロイキンあるいは不変C領域遺伝子)に対して発現可能 なりNA (構造遺伝子)で協形質転換(cotransefect)される。
形質転換細胞の発現に至る配列中に、二個のエクソンがスプライスされ、第一の ポリペプチドをコードし、もう一つの蛋白分域をコードする5′末端を有する成 熟mRNAをつくる。結果として形成される単鎖ポリペプチドは、第一のポリペ プチドと第二のポリペプチド融合体である。
例えば、IgV領域カセントをC8i域免疫グロブリンに至るまでスプライスす ることができ、その結果完全なIg、HあるいはL鎖あるいはその一部分の発現 ができる。
択一的に、毒素遺伝子−コードカセットをIgSI域をスプライスして、[魔法 の弾丸(magic bullet) 」タイプの治療剤をつくることができる 。
形質転換細胞の発現に至る配列中に、二個のDNA配列から誘導されたm RN Aがスプライスし、完全VHあるいはVLAコードした5′末端、もう一つの蛋 白分域、例えば、ヒトC領域の全部または一部をコードしている3′末端とを有 する成熟m RNAをつ(る。結果として形成される単鎖ポリペプチドは、y  9i域と構造遺伝子のエクソンによりコードされたペプチドとの融合体である。
例えば、■領域カセットをCM域配列に至るまでスプライスすることができ、そ の結果1g分子、HあるいはL鎖あるいはその一部分ができる。
代表的な場合には、抗体の様なキメラ結合蛋白の形成を含む。
第1図に示された方法によると、IgV61域カセ・ノドがつくられ、それはv BB域の3′末端の再構築とスプライスドナーサイトのvh及びもしくはVlコ ードc DNA配列(第一ポリペプチド)への付加を含む、dA成された■領域 c DNAは、5′末端においてスプライスドナーサイトを有するIg定常領域 (第二ポリペプチド)に対して構造遺伝子と協形質転換される。
c DNAは、一定の特異性を有するHあるいはL領領域(大抵はヒト以外、例 えばマウス)をコードし、一方C領域エクソンはもう一つの(大抵はヒト)1g 種のHあるいはL鎖■領域領域をコードする。
単独のコンピテント宿主細胞中のH及びL構成体の発現は、結果として望ましい 特異性を有する完全なキメラ免疫グロブリン及び、例えば、完全なヒト定常領域 がつくられる。
有用なVH域には、多くの神経芽細胞腫、黒色腫、膠腫及び小肺癌系統と組織の 表面にジシアルガングリオシノド(dis−ialogangiioside)  G D 2を認めるマウスモノクローナル抗体4 、 18 (Mujoo  et al、 (1987) Canccr Res、 47:1098110 4)のVH及びVL分域を含む。この■領域を1gヒト ガンマ(H)及びカン パ(L)鎖のそれのような種々のC領域と結合することができる。択一的に、y  %p域をヒト起源としてもよい。
■領域を含む融合ポリペプチドをつ(るために、■領域カセットかつ(られ、そ れは例えば、DNAコードC9M域配列と共に、適切なベクター中に配置される 。
■領域カセットは、次のようにつくられる。c DNAは、mRNAをコードし たC領域中に富んでいる細胞から単離したmRNAから合成される。
有用な細胞源にはリンパ球、骨髄腫及びハイブリドーマのようなリンパ様細胞が ある。mRNAの単離及びc DNAの合成には、多数の確立されたプロトコー ルが利用可能である。
(例えば、マニアテスらを参照)L鎖あるいはH鎖Cw4域の何れか、両者を検 出するため、最も長いc DNA分子を、例えば特定のCh (C70,CL  (Ck)配列あるいは他のニックトランスレートされ、あるいはオリゴヌクレオ チドプローブで確認する。その上で、■領域3′末端のDNA配列を確認し、v 61域内でVCジャンクションにできるだけ近くにある独特制限酵素切断サイト を捜し出すために配列される。
次の段階は、独特制限酵素切断サイトとスプライスドナーサイトとの間の配列を 再生するために用いられるオリゴヌクレオチドを合成することである。完全なc  DNAにおいて、VCジャンクションの丁度5′のDNA配列が源細胞のゲノ ムからの天然スプライスドナーサイトの5′半分を構成する。各天然スプライス 部の失われる部分は、c DNAから演鐸することができない。と言うのは、ス プライシング中に源細胞におけるmRNA合成中にイントロンの一部として除去 されるからである。
本発明によると、DNA片が合成され、ドナーサイトスプライス部の3′側ある いは選択的に受容体スプライス部の5′側を回復する。接片には、存効なスプラ イス パートナ−配列で行われるようにするための充分なりNA (少なくとも 約80ヌクレオチド 塩基)を挿入するべきである。さらに、結果としてもとの 読み枠を維持するスプライスがつくられるよう、スプライス供給体/受容体の組 を用いるべきことが必須である。
この目的のために、lea DNA 配列が合成された。それは、3′末端にお いて、スプライス供給体配列を含む多くのイントロンと共通して配列の一部を有 するイントロンを含む。
このユニバーサルイントロン(U)(第1図参照)は、スプライスドナー配列G TAATGTGを含む。しかしながら、他の配列は同様にスプライスドナーサイ トと同じように有用であり、同様に使用されうる。典型的な有用スプライスドナ ーサイト配列(5′および3′部分)の部分的リスト第1表に示される。この配 列は、既知のマウスVH及びVIゲノムDNAを源としている。5′末端は、種 々のマウスcDNASのVCジャンクションに見いだされ、3′末端はスプライ シング中に除去される。ここで用いられるユニバーサルイントロンの配列は、ま た比較のためリストにして示す。VCジャンクションのすぐ前にある配列は(こ こでの突然変異はRNAのスプライシング問題となるかも知れないので)示され ているそれとは異なってはならないが、多くの発現されているIg遺伝子中のV TrI域の3′部分(即ち、Jあるいは接合領域)が体細胞突然変異を受けるこ とを述べておくべきである。これらの変化もまた合成lea配列中に含ませるべ きである。と言うのは、この領域は抗原との結合に寄与するかも知れないからで ある。
第1表 Murine I V(J) Re ion S 1ice Donor Se  uences5 ’ end 3 ’ end J に 1 ・・・・・・GCTGGAAATCAAACGT八へGTAG・・ ・・・・J に 2 ・・・・・・GCTGG八^ATへAAACGT八へGT AG・・・・・・J χ 3 ・・・・・・GTTGGAAATAAAACGT AAにTAG・・・・・・Jに4・・・・・・GCTGGAGCTGAAACG TAAGTAC・・・・・・Jエト・・・・・CACCGTTTCCTCAG  GTAAGCTG・・・・・・J、2 ・・・・・・CACAGTCTCCTC AG GTGAGT(:(1:・・・・・・J )l 3−−CACTGTCT CCGCAG GTGAGTCC・=−Jイ 4・・・・・・CACCGTCT CCTCAG GTAAGAAT・・自・・(ユニバーサルイントロン) GT AATGTG・・・・・・ユニバーサルイントロン 同一のユニバーサルイントロン配列が、他の■領域で首尾よ(用いられている。
あらゆる場合において、IgI及びH鎖が効果的に発現され、この方法の一般性 を示している。
回復された3′末端片をもつ切断c DNA及び最初のポリペプチドをコードし たドナースプライスサイトとよりなる組み換えDNAが、第2ポリペプチドをコ ードした領域のスプライスドナーサイト5′を有するもう一つのDNAと共に発 現され°る。例えば、スプライス受容体は、免疫グロブ970M域の全部または 一部をコードにするゲノムIgDNAから誘導することができる。スプライス受 容体部を有する万能イントロンを服務leaが用いられる場合には、このような 既知の受容体部配列に包含させることができる。典型的には、スプライス受容体 部の5′末端は、ピリミジンに冨んだ領域(例えばT、C)を含み、配列AC及 びスプライスジャンフシボンが従う。
従って、用いるべき2/aが、最初のDNA配列の5′末端を、3′末端の代わ りに連鎖させるとすると5′の末端は、このようなスプライスアクセプター配列 をユニバーサルイントロンに含ませることができる。
適切なスプライスアクセプターよりなる典型的配列部は、第2表に示される。こ の配列は、次のアクセプター配列である。即ち、Cy1遺伝子の(1)CHI、 (2)ヒンジ(3)CH2及び(4)CH3エクソンである。しかしながら、他 の多くの適切なスプライスアクセプター配列が文献中に見いだされうる。
第2表 Murine I S 1ice Acce tor 5ites5’end  3’end (1) CTCTTGCAG CCTCC< 2 )TCTCTGCAG AG CCC(3) CTTCCTCAG CAf;CT(4) GTCCTACAG  GGCAG2種頚のDNAの協調発現において、宿主細胞中の核内酵素は通常 のスプライシング作業を実施することでmRNAを産生じ、その結果として融合 蛋白質をコードするn+RNAを生産する。キメラ結合蛋白質の場合に、m R N AはVC結合まで天然型配列と同一であって■イあるいは■1を(5′がら 3′に)コードする。そしてこのmRNAは、例えば人の配列からなる少なくと も一つのC領域ドメインの少なくとも一部分の他のポリペプチドに直接に接合し ていて、ドナースプライスサイトの3′半分(そして全下流部のヌクレオチド) とアクセプタースプライスサイトの5′半分(そして全上流部のヌクレオチド) がイントロンとして取り出され、適切に融合された蛋白質をコードしている。
接合している5′スプライスアクセプターサイトを有するC−領域をふくむDN Aのための他の適切な原料は、人あるいは他の哺乳動物ゲノミックライブラリー である。他に適切な配列を有するスプライスアクセプターサイトは、発現を希望 するいずれのDNA配列の5′末端にも接続される。該DNA配列とは、次に有 効なモノクローナル抗体の特異性によって、あるいは既知の技術によって生産の 限定された特異性を有している■ドメインをコードするDNA配列に融合される 配列のことである。
通常キメラIg分子の場合に両エクソンは、単一制御配列の制御下で同一ベクタ ー上に配置される。そこで両りとH鎖を協調発現し、その結果として宿主細胞は 完全な融合蛋白質を分泌する。この方法はDNAスプライスシグナルを認識し、 正確な切断に影響する酵素を有する宿主細胞を特徴とする特別なベクター構成、 宿主細胞の選択、形質転換そして発現方法は本発明を、本質的に構成してはいな い。しかし熟練研究者によって個人の好みと利便に基づいてこれらが選択され実 施される。
本発明の使用のため適用される技術は、例えばCurrent Protoco ls in Mo1ecular Biology (Green Publi shing As5ociate。
430 Fourth 5treet、 Brooklyn、 N、 Y、、) に報告されている。ここで使われるベクターは、関連する遺伝子の翻訳と転写の だめの正確なシグナルを含む全て1!!!mの既知のプラスミドを含む。
これに増幅因子が使われるかも知れない。そしてポリアデニル化とスプライスの ための付加シグナルが、使われる遺伝子内に準備されてない場合には用意されな ければならない。例えば、機能的に再配列されたIg遺伝子の発現のためのシグ ナルの全てがひとつのDNAの連続的鎖車に存在する。それらには転写プロモー ター、ポリアデニル化サイト、終末サイトそしてイントロン配列の切取りのため の切断シグナルが含まれる。またベクター中に準備されねばならない付加情報は 、形質導入体選択のためのマーカー遺伝子である。この遺伝子は選択される表現 型の発現のためのシグナルを含む(例えばメトトレキサートのような毒性試薬の 致死作用に普通は耐性である)。それ故、もしベクターが画筆1と第2ポリペプ チドをコードするならば、制限された空間内に3つの別の転写単位のための配列 情報を1!備する必要がある。
次に組み換え力セント含有ベクターは、適切な宿主細胞中に形質転換される。上 述の基準に加えて、宿主細胞の系統の選択には、形質転換後の選択の容易さに加 え、成長培地中での成長能力好ましくは市販の成長培地、そして無血清培地中で の成長能力に基づいて行なう。キメラ抗体の産生のため有益な宿主細胞にはミエ ローマ、あるいは例えばネズミ非−Ig−生産5p210 Ag14ハイブリド ーマ細胞系のようなハイブリドーマを含む。使用可能な細胞は貯M庫や市販の原 料を広く利用でき、当分野の熟練研究者によって天然原料から容易に分離される 。
細胞中に組み換えDNAを導入するための方法には、電気的穴開は法(Pott er et al、 (1984) Proc、 Natl、 Acad、 S ci、 [l5A81ニア161−7165を参照)があるが、これは特別な装 置と高度に精製されたDNAを要求する。しかしながら、もし実施条件がそれぞ れの細胞型に合うように最適化されるならば、多くの異なった系統がこの方法を 用いて形質転換され得る。
他の形質転換法は、プロトプラスト(スフェロプラスト)融合である(Sand ri−Goldin et al、 (1981) Mo1ec、 Ce11.  Biol。
1ニア43−752を参照)。関連する組み換えプラスミドを獲得する細菌は化 学試薬、一般には等張の緩衝液中の45〜50%ポリエチレングリコールを用い てリンパ細胞に融合される。この方法は単純でプラスミド、 DNAの過度の精 製を必要としない。加えて大変に高い形質転換頻度が得られ、そして高度に生産 性の形質転換性細胞系を得るための処理時間が減少する。なぜならこの形質転換 法は多コピーを含む形質転換体を得るのに好ましいものであるからである。
カセット含有ベクターで継続的に形質転換された細胞は、次に形質転換されなか った細胞から分離されねばならない。多(の方法が形質転換細胞の選択のために 利用される。例えば、グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼとネオマイシ ン耐性マーカーがリンパ細胞の選択目的のために利用される。マーカーをコード する遺伝子は■領域をコードするベクター上に含まれる。ジヒドロ葉酸還元酵素 (DHFR)の耐性型が目的遺伝子の隣でマーカーの増幅に続いて行なわれ、ハ イプリドーマ細胞形質転換体の選択に用いられる。
形質転換細胞は、次にカセットによってコードされたポリペプチドを発現するた め培養される。培養はインビトロであるか、あるいは組み換え抗体の場合には、 腹水溶液内でのインビボ培養のような他の手段を使・うことによって達成される 。
形質転換細胞の生産性の改良は、関連する配列がDHPRマーカーと協調発現さ れる時MTXの存在化において多段階の継代クローンを通して可能である。例え ば、限界希釈による2回の継代クローニング後、消費された分散培地内で抗体を 35〜100μg/讃1のレベルに生産できる細胞が得られる。これらの発現の レベルは、もし細胞がMTXの無い条件下で行なわれたならば大きく減少する。
しかしながら試薬の存在下で保存培地を維持し、次に最後のスケールアンプ段階 で試薬を省略することは可能である。この場合の抗体の最終収量はMTXの省略 によって減少しない。
開放分散培養法に加えて、他のスケールアップ環流技術、例えばホローファイバ ー反応器(Von Wedel (1987) in Commercial  Production of Monoclonal Antibodies: A guide for 5caleUp (Seaver、 ed、) Ma rcel Dekker、 Inc、、 Ne+m York)を参照)とマイ クロカプセル化(Rupp (1986)Use of Ce1lulae M icr。
encapsulation in large 5cale Product ion of Monoclonal Antibodies” in Lar ge 5cale MalImalian Ce1l Cu1ture (To lbertand Feder、 eds、) Academic Press 、 New York)を参照)が特に本発明の発現系にはを用である。例えば 、マウスハイブリドーマ形質転換体を用いるマイクロカプセル内での組み換えヒ ト抗体の高レベルの発現が可能である。内部にとじ込められた細胞培養では、子 牛血清を大きく減少させた状態で培地を維持でき、ある場合には完全に無血清培 地の状態で維持される。
環流法は、細胞を高密度に保つばかりでなく (細胞−細胞相互作用を促進しそ こで血清要求を減少するのであろう)、抗体の精製前に培地からMTXを除去す るためにも有益である。これは半透膜のカプセル膜が高分子量抗体分子を保持し 、低分子のカプセルからの拡散による通過を許容するマイクロカプセル化培地を 用いることによって可能である。環流培養の作業の終りに、細胞分裂は長く停止 するが、しかし抗体の生産は続く。そして培地はiTX無しで維持される。さら に細胞の破壊前に生理食塩水でカプセルを洗浄と、透析することによって試薬の 除去が可能である。
本発明は、下記の実施例によってさらに詳細に理解されるが、これにより制限さ れるものではない。
夫−一に一一± 2つの別のH鎖とL鎖cDNAライブラリーが、カプラー等(Gubier e t al、 (gene (1983) 25:263−269)、参照文献と して挿入)の方法に従って調整される。2本鎖のブルントエンドcDNAが、マ ウスハイブリドーマ細胞系14.18より分離されたポリアデニレートポリA  mRNAから合成された。
下記配列を有した2本鎖ポリリンカー 5’ )to−AATTCCTCGAGTCGACGGAGCT(:AGCTG −PO45’が次にcDNAに連結された。このリンカ−はいくつかの目的で使 われる。最初はブルントエンドcDNAをAATTステイノキー(s tick y)末端配列を経てλgtlOファージDNAのEcoRI サイト中にクロー ンされるのを許容する。5′ブルントエンドは、ブルント化cDNAに連結のた めにのみリン酸化されることを述べる。5 ’ EcoRIスティッキー末端を リン酸化しないと、連結cDN^のポリメリゼーションが起らず、続くリンカ一 連結後の酵素消化が不必要である。これによって工程内中でカットされる内部の EcoRIサイトをメチル化する必要がない。EcoRI消化λgtlo DN Aによって準備された5′リン酸化ステイツキー末端は、cDNへのファージ宿 主内への連結と、その後に続くクローニングのために充分である。
このリンカ−配列の他の機能は、これに続く増幅のためのXhol (CTCG AG)と5alt (GTCGAC)サイトを準備することである。
これらのサイトは、はとんどマウスIg cDNA内には無く、そしてこうして 5′と3′末端に独特の制限酵素切断サイトを提供する。両サイトは制限酵素切 断サイト(TCGA)について同じ5′オーバーハング(overhang)配 列を?1!備しているので、いずれかがXhoIクローニングサイトとともに発 現ベクター内で使われる。もし1個のサイトがcDNA配列中で発現されても、 第2のサイトが発現されるチャンスは小さい。
連結cDNAは、次にポリアクリルアミドゲル(PAGE)によって全長さのL とH1NcDN^をえるために分画された。全長さのL鎖(900−100bp )とH鎖(1400−1600bp)に一致するcDNAの2つの分画が別々に 分離された。めいめいのゲル分画内のDNAは別々に溶出され、そしてEcoR I消化λgtlODNAに連結された。市販されているバゲージング混合物(ス トラテジン、サンジエゴ、カルフォルニア)でのインビトロパンケージングに続 いて、組み換えファージが種々CTlI域プローブを用いるフィルターハイブリ ダイゼーションによってスクリーニングされた。
各々のスクリーニングから10個のファージコロニーがEcoRIを用いる制限 酵素分析によってさらに分析された。これは制限酵素消化に充分なりNAを準備 することと、挿入されたcDNAの長さの決定のための小スケールのファージラ イセードを調整することによって、最もすばやく達成される。全長さが挿入され たクローンは放射活性で標識される。たとえば5′と3′末端での特異なEco RIサイトで標識される。第2の酵素での消化に続いてクローンは、Maxam  and G11bert (Meth、 enzymol、 (1980)6 5 : 499−559、参照文献)の方法によって配列決定される。そしてマ ウスCr3とCに配列のためのプローブでスクリーニングされる。
最も長いH鎖cDNA配列が図2に示される。H鎖りローンは、もし配列内の第 2のATGが真の開始コドンであると仮定するならば、全長さに大変近(表現さ れる。両ATGコドンは正確なリーディングフレーム(reading fra s+e)中にあるけれども、最初のコドンはたぶん効率的開始のためのmRNA の5′末端に非常に密接に存在している。そしてもし翻訳されたならば、非特徴 的な長いリーダー配列をコードするであろう。第2のATGコドンの使用は、1 9アミノ酸の大変典型的なIgリジーー配列の合成に帰結する。付加的5′非翻 訳配列が発現ベクター内のこのcDNAに加えられると(下記参照)、最初のA TGはもはや得られる照合mRNAの5′末端にないので、そこで変形リーダー 配列の翻訳は増加するだろう。この問題を避けるため、cDNA配列が限定Ba 131エクソヌクレアーゼ処置によって先端が切断される。得られる修飾cDN ^(412c)は、次にXholリンカ−に接続する(図2参照)。このcDN Aの発現は、正常1g’J−ダー配列をコードするmRNAに帰結する。クロー ンされたcDNAの■イ部位の残りは正常で機能的な可変領域に思われる。
LtJfクローンの実施例(図3)に、19アミノ酸リーダーをコードし、■に 遺伝子のanti−GATファミリーに高度に相似している配列が続く典型的り 鎖配列を示す。
マウスにC領域は114位でアルギニン残基で始る。
■イとVLのためのクローン化cDNAの3′末端上のドナーサイトの再構成が 図4と5に示されたように実施される。最初のステツプは、両■、と■L領領域 配列決定で、次に■とCM域の結合部付近に独特な制限酵素切断部位を同定する ことである(図2と3参照)。
ゲノミンクV遺伝子フラグメント内の独特な制限酵素切断サイトとオリジナルド ナーサイト間の配列が、次に先に表1に示されたユニバーサルイントロン配列を もちいて再創製された。
利便性のために、イントロン配列を再構成するために用いられたオリゴヌクレオ タイドがSr+aB1 として旧nd III断片(後者のサイトはイントロン の最初の部位ではない)にクローンされた。
5naBl サイトは、次にGTA (スプライシングシグナルを再構成すると ころの塩基)ではじまるブルントエンドを作るためカントされる。そして、3′ クローニングサイトとして発現ベクター中へのカセットの挿入のためにHind  IIIサイトが、3′クローニングサイトとして使われる。
ブルント3′末端と同様に適当な°“スティッキー(Sticky)”5′末端 を有したフラグメントを生産するため、図4と5に示される■領域の小さな連結 部分が、オーバーランプヌクレオチドのハイブリダイゼーションと、その連結に よって合成された。
次に、各々の合成r/a配列が配列検定のため、プラスミツドベクター中にクロ ーンされた。いくつかの場合に、5′クローニングサイトは特別なものではなく 、手近かのプラスミツド中に存在しているだろう。この場合に、付加的制限酵素 切断サイトがクローニング目的の為、合成りNAの5′末端に加えられることが できる。DNA配列決定後、2/aフラグメントがy SI域の残部に連結され た。次に、完全な■9と■に領域のカセットがXhoIとしてHind III フラグメント中にクローンされた。
キメラ14.18抗体の発現のために用いられた哺乳動物の発現ベクターが、図 6に示されている。それは、リンパ細胞中でcDNA配列を発現するために用い られたpDENベクター(図6A)から誘導された。このベクターは、下記の様 にデザインされた。
直線的表現で図解した左末端に選択のためのマーカー遺伝子、D HP Rが位 置づけられ、その結果転写が右から左に進む。この転写単位は5v4011節シ グナル(増幅因子とプロモーター)、マウスDHPRの耐性型をコードするcD NAそしてSV40ポリAサイトから成る。
この遺伝子(SalIサイト)に隣接して関連するcDNAのための転写ユニッ トがある。配列中の最初のブロックはIghM増幅因子(Eμ)、つまりそれは Igh鎖遺伝子の活性のある転写に含まれる配列である。増幅因子配列後に、マ ウスメタロチオネイン(MT)遺伝子のためのプロモーターがつづく。多くの他 のプロモーターがこの位置で用いることができる。それらには、図6Cに示され たL鎖転写ユニットのようなIg遺伝子からのものも含まれる。合成制限酵素切 断部位(XhoI用の)力<MT配列の5′非翻訳領域に配置され、その結果c DNAはこの位置で挿入される。
そして肘プロモーターからの融合mRNAとして転写される。この場合にcDN Aは自身の翻訳開始コドンを含む必要がある。なぜならそれはベクターによって 準備されないからである。XhoIサイトを越えると(cDNAのための挿入サ イト後)マウスCに領域の3′非翻訳領域から誘導されたフラグメントがあり、 それはボIJ A付加サイトを含んでいる。この転写ユニットで発現されたcD NAは、MTIllRNAからの5′非翻訳配列、関連する特異的なコード配列 そしてマウスにmRNAに通常見出される3′非翻訳配列から成る。
キメラ抗体の本例において、このプラスミドの成分の幾つかは余分なものである 。つまり3′非翻訳配列とに遺伝子フラグメントのポリAサイトがそれである。
これらの成分の代りに、プラスミドpDE?IのXhoIと5alIサイト間に 、ヒトC領域遺伝子フラグメントと■領域力セントが挿入される(図6A参照) 。C領域遺伝子はすでに3′非翻訳配列とポリAサイトを保有しているので、プ ラスミドから用いられるためのシグナルのみがcDNA (増幅因子とプロモー ター)の転写のために必要である。得られたプラスミドは、図6Bに示される。
同様の構成は、L鎖についても成される。しかしこの場合には、プラスミドは最 終ベクターには存在していないグアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ(g pt)を有する。そしてCeM域は人に遺伝子のそれである。L鎖cDNA発現 のために用いられるプロモーターは、■に遺伝子から誘導される。そして特異な Xho!サイトがcDNAへの融合のため、5′非翻訳領域に配置される。この 後者の構成がデザインされると完全なL鎖転写ユニットは5alIサイトの側面 に接する。そしてH鎖ベクターの場合に、唯一の5altサイトのみが保持され る。この方法の場合に完全なし鎖の転写ユニット(約3kb)を削除し、そして 次にH鎖発現ヘクターの唯一の5alIサイト中にそれを挿入することが可能で ある(図5C)。
Ig発現ベクターの他の重要な工夫は、HとLiNの両者の発現のためEμ増幅 因子を使用したことにある。このエンハンサ−は、L鎖の片割れよりもさらに強 力であるので(少なくとも形質転換実験において)、両鎖のより高く、よりバラ ンスのとれた発現が可能である。L鎖転写ユニットは、また5alIとEμ配列 の間に幾つかの付加的配列を含む。この配列はλIL鎖プロモーターから誘導さ れる。そしてcDNA (EPo 87/300658.9)の転写の増幅に影 響を与えずに、一方向での(L鎖転写ユニットに近付かない)Eμの増幅効果を 2方向に滅弱するように作用する。L鎖転写ユニットが図6に示される発現ベク ター中に挿入されるとき、この配列は上記方向における増幅効果をブロックする ことによって、隣接マーカー遺伝子の過発現を防げる。この方法で形質転換体は 、マーカー遺伝子の産物に比較して関連する形質転換蛋白質をより多く生産でき るであろうことが期待される。
マウスの非−1g−生産ハイブリドーマ細胞系統、5p210 Ag14細胞が 修飾プロトプラスト融合法を用いて上述したキメラIgプラスミド成分とともに 形質転換された(Gillies et al、 (1983) Ce1l 3 3ニア17−728)。
96穴培養皿に移植後、MTX (0,1μ門)を含む選択培地(10%子牛血 清を含むダルベツコ−修飾イーグル培地(DMEM) )が加えられた。細胞は 50%培地中で3〜4日の間隔で全3培養回の培地交換で培養された。MTX耐 性細胞のコロニーは、10〜14日後に出現した。
この時点で培地上清は、分泌されたヒト抗体の検出のため分析された。はとんど 全てのMTX耐性コロニーは、有意のヒト抗体を培地中に分泌する。
最も抗体を分泌するコロニーを同定後、発現レベルは培地中のMTX fi度を 増加することによって増加された。細胞はほとんど、あるいは全く細胞の死無し に、すばやく濃度の激しい上昇(単一ステップで約10倍のアンプ)に適応した 。MTXのレベルは、約3週間の期間に0.1から10μ門に増加した。この期 間中に、抗体の濃度は消費培地当り2から8μg/n+1 (0,1μM MT X)の範囲から10から40μg/mlの範囲(10μM MTX)に増加した 。消費培地当り100μg/mlの過剰の産生レベルが本発明のこれと、そして 他の似た構成の実施例を用いて得られた。
本発明は、その精神あるいは本質的な特徴の範囲以内で、他の特定の形態で実施 することが可能である。
この実施例は、それゆえに、すべての点において実施可能であり、制限されるも のではなく、本発明の範囲は前記した説明によるよりも、むしろ添付されたクレ ームによって示されるものであり、そして、クレームの内容及びその均等の範囲 以内でのあらゆる変更は、それゆえに、容認されるべきものである。
第1A図 第1B図 国際調査報告

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の工程からなる融合蛋白質を製造する方法。 (a)第1のポリペプチドをコードする第1のDNA配列を調製し、そしてその 3′末端に隣接する5′に位置する制限酵素切断サイトを特定する工程、 (b)当該第1のDNA配列を当該制限酵素切断サイトで切断して3′末端を作 製する工程、 (c)当該3′末端に、リンカー/アダプター(l/a)DNAであって、その 5′末端側の配列中に、当該制限酵素切断サイトから当該第1のDNA配列の3 ′末端に及ぶ当該第1のポリペプチドの部分をコードするDNA、及びスプライ スドナーサイトからなる当該l/aDNAを連結して、カセットを作製する工程 、 (d)真核宿主細胞を、当該カセット、及び第2のDNA配列であって、第2の ポリペプチドをコードするDNAと、l/aDNA配列上のスプライスドナーサ イトと適合する当該第2のDNA配列の5′末端におけるスプライスアクセプタ ーサイトを特定するDNAとからなる当該第2のDNA配列で形質転換する工程 、 (e)当該カセット及び第2のDNA配列を、一本鎖の融合蛋白質として発現さ せるために、当該形質転換細胞を培養する工程。
  2. 2.以下の工程からなる融合蛋白質を製造する方法。 (a)第1のポリペプチドをコードする第1のDNA配列を調製し、そしてその 5′末端に隣接する3′に位置する制限酵素切断サイトを特定する工程、 (b)当該第1のDNA配列を当該制限酵素切断サイトで切断して5′末端を作 製する工程、 (c)当該5′末端に、リンカー/アダプター(l/a)DNAであって、その 3′末端側の配列中に、当該制限酵素切断サイトから当該第1のDNA配列の5 ′末端に及ぶ当該第1のポリペプチドの部位をコードするDNA、及びスプライ スアクセプターサイトからなる当該l/aDNAを連結して、カセットを作製す る工程、 (d)真核宿主細胞を、当該カセット、及び第2のDNA配列であって、第2の ポリペプチドをコードするDNAと、l/aDNA配列上のスプライスドナーサ イトと適合する当該第2のDNA配列の3′末端におけるスプライスアクセプタ ーサイトを特定するDNAとからなる当該第2のDNA配列で形質転換する工程 、 (e)当該カセット及び第2のDNA配列を、一本鎖の融合蛋白質として発現さ せるために、当該形質転換細胞を培養する工程。
  3. 3.当該調製工程a)が、当該第1のポリペプチドをコードする相補的DNA( cDNA)配列を調製することからなる請求項1又は2記載の方法。
  4. 4.工程c)で連結される当該DNA配列が、約80ヌクレオチド塩基よりも大 きいものである請求項1記載の方法。
  5. 5.工程c)で連結される当該DNA配列が、約80ヌクレオチド塩基より大き いユニバーサルイントロンからなる請求項1記載の方法。
  6. 6.当該第1のポリペプチドが、成長因子、酵素、ホルモン、リンフォカイン、 インターロイキン、免疫グロブリン、それらの類似物、及びそれらの部分の群か ら選択される請求項1又は2記載の方法。
  7. 7.当該融合蛋白質が、キメラ融合蛋白質である請求項1又は2記載の方法。
  8. 8.工程a)で調製される第1のDNA配列が、ヒト以外の免疫グロブリンV領 域をコードするDNA配列からなり、当該融合蛋白質が、キメラ結合蛋白質から なる請求項1記載の方法。
  9. 9.工程c)で調製される第2のDNA配列が、ヒト以外の免疫グロブリンV領 域をコードするDNA配列からなり、当該融合蛋白質がキメラ結合蛋白質からな る請求項9記載の方法。
  10. 10.工程a)で調製される第1のDNA配列が、ネズミの免疫グロブリンのV 領域をコードするDNA配列からなる請求項8記載の方法。
  11. 11.工程c)で調製される第2のDNA配列が、ネズミの免疫グロブリンのV 領域をコードするDNA配列からなる請求項9記載の方法。
  12. 12.当該第2のポリペプチドは、少なくとも免疫グロブリン定常部(C)領域 部分を含み、そして当該キメラ結合蛋白質は、少なくともキメラ免疫グロブリン 部分を含む請求項8記載の方法。
  13. 13.当該第1のポリペプチドは、少なくとも、免疫グロブリン定常(C)領域 部分を含み、そして当該キメラ結合蛋白質は、少なくともキメラ免疫グロブリン 部分を含む請求項9記載の方法。
  14. 14.当該第2のポリペプチドは、少なくともヒト免疫グロブリンの定常(C) 領域を含む請求項12記載の方法。
  15. 15.当該第1のポリペプチドは、少なくともヒト免疫グロブリンの定常(C) 領域を含む請求項13記載の方法。
  16. 16.以下の工程からなるキメラ結合蛋白質を製造する方法。 (a)免疫グロブリンの可変(V)領域をコードするDNA配列を調製し、そし て、当該V領域をコードするDNA配列と免疫グロブリンの定常(C)領域をコ ードするDNAの連結部位に隣接する5′に位置する制限酵素切断サイトを特定 する工程、 (b)当該V領域をコードするcDNAを当該制限酵素切断サイトで切断して3 ′末端を作製する工程、(c)当該3′末端に、リンカー/アダプター(l/a )DNAであって、その5′末端からの配列中に、当該制限酵素切断サイトの5 ′末端が当該VC連結部位に及び当該V領域をコードするcDNA部分をコード するDNAと、スプライスドナーサイト部位からなる当該l/aDNA配列を連 結してV領域カセットを作製する工程、 (d)当該カセット、及びDNA配列であって、その5′末端に、当該l/aD NA配列上のスプライスドナーサイト部位と適合するスプライス受容体を特定す るDNAとポリペプチドをコードするDNAからなる当該DNA配列で真核宿主 細胞を形質転換する工程、 (e)当該カセットと、当該ポリペプチドをコードするDNA配列を、一本鎖の 融合したキメラ結合蛋白質として発現させるために、当該形質転換細胞を培養す る工程。
  17. 17.工程a)で調製される当該DHAが、相補的DNA(cDNA)である請 求項16記載の方法。
  18. 18.工程a)で調製される当該DNAが、免疫グロブリンL鎖のV領域をコー ドするDNAからなる請求項16記載の方法。
  19. 19.当該DNAが、ヒト以外の免疫グロブリンのドメイン又はその部分をコー ドする請求項18記載の方法。
  20. 20.cDNAが、ネズミの免疫グロブリンのドメイン又はその部分をコードす る請求項19記載の方法。
  21. 21.工程a)で調製される当該DNAが、免疫グロブリンH鎖の領域からなる 請求項16記載の方法。
  22. 22.工程c)で連結される当該l/aDNA配列が、約80ヌクレオチド塩基 より大きいものである請求項16記載の方法。
  23. 23.工程c)で連結される当該l/aDNA配列が、約80ヌクレオチド塩基 より大きいユニバーサルイントロンからなる請求項16記載の方法。
  24. 24.工程d)における形質転換が、ポリペプチドをコードするDNAで宿主細 胞を形質転換することからなり、当該ポリペプチドは、少なくともヒト免疫グロ ブリンC領域部分を含むものである請求項16記載の方法。
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