JPH0550096A - 有機塩素化合物を含む水の処理装置及びその方法 - Google Patents
有機塩素化合物を含む水の処理装置及びその方法Info
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- JPH0550096A JPH0550096A JP3226447A JP22644791A JPH0550096A JP H0550096 A JPH0550096 A JP H0550096A JP 3226447 A JP3226447 A JP 3226447A JP 22644791 A JP22644791 A JP 22644791A JP H0550096 A JPH0550096 A JP H0550096A
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- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Abstract
に安価に構成する。 【構成】 塔1の下側の部屋1aに充填材3を設け、処
理すべき水を充填材3中に流下させ、充填材3の下方の
送風口6からの送風により水を気液接触処理して、有機
塩素化合物を気化する。上側の部屋1bに充填材8を設
け、その上方からオイルを流し、気化した有機塩素化合
物を含む気体を気液接触処理して、その有機塩素化合物
をオイルに吸収する。オイルをオイルポンプ13により
循環させると共に適宜蒸発器19に送り、ヒータ22に
より加熱して、オイルに吸収されている有機塩素化合物
を蒸留し、オイルと分離する。その浄化されたオイルを
循環路に戻して再利用する。蒸発器19内の気体を冷却
管23により液化し、回収漕25にて比重差を利用して
分離することにより、液体の有機塩素化合物を再利用し
得る。 【効果】 吸着剤の交換頻度を大幅に少なくし、回収し
た有機塩素化合物を再利用できると共に、比較的低ラン
ニングコストで水を処理し得る。
Description
有機塩素化合物、特にトリクロロエチレン・1-1-1トリ
クロロエタン・テトラクロロエチレン等を除去するのに
適する有機塩素化合物を含む水の処理装置及びその方法
に関する。
属工業・電子産業用洗浄液などに用いられる有機塩素化
合物が人体に悪影響を及ぼすことが問題になっている。
その有機塩素化合物としては、トリクロロエチレン・ 1
-1-1トリクロロエタン・テトラクロロエチレン等があ
り、これらは、水よりも重く自然分解し難いことから、
地下水への汚染などの環境汚染の問題がある。地下水中
の有機塩素化合物を除去する方法としては、活性炭吸着
法、空気曝気法、微生物分解法、触媒を用いた光照射法
がある。
ビーズ状の活性炭を用いて、有機塩素化合物を活性炭に
吸着させて除去することができる。しかしながら、造粒
精製及び再生処理、または取り替えなどに手間がかか
り、ランニングコストが高いという問題があった。
月発行の日本水道協会誌第53巻第2号(第593号)
の第105頁〜第117頁あるいは実開昭61−171
594号公報に開示されているように、原水中の揮発性
有機塩素化合物をストリッピングする気液接触用充填材
からなる放散層を塔内に設け、その放散層の上部から原
水を流下させ、放散層の下部からストリッピングガスを
導入して、気液接触により、水中の有機塩素化合物を除
去するものがある。この空気曝気法では、塔内の空気中
に揮散された有機塩素化合物が大気中に放出されると、
再度、雨滴中に含まれて土中に戻るという問題がある。
そこで、その排ガスの処理のために、活性炭または活性
炭繊維等による吸着が考えられるが、再生処理・取り替
えなどの手間がかかり、ランニングコストが高いという
問題があった。
−92274号公報に開示されているように、特定の微
生物を脂肪族塩素化合物と接触させることにより、揮発
性脂肪族塩素化合物を分解除去することができる。しか
しながら、この微生物分解法は、研究中であり、実用化
するまでに相当の時間がかかるという問題がある。
2−107314号公報に開示されているように、揮発
性有機塩素化合物を含む排ガスを二酸化チタンに接触さ
せて光照射することにより、揮発性有機塩素化合物の大
部分を除去することができる。しかしながら、分解後発
生した塩化水素、塩素等をアルカリ洗浄により取り除く
ため、別設備を必要とするなど、処理が煩雑化するとい
う問題があった。
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、水中に含まれる有
機塩素化合物を除去するための処理装置及びその方法で
あって、工業的に安価にするべく改良された有機塩素化
合物を含む水の処理装置及びその方法を提供することに
ある。
明によれば、処理されるべき有機塩素化合物を含む水と
気体とを接触させることにより、前記水に含まれる有機
塩素化合物を気液接触処理するための手段と、前記気液
接触処理により気化した有機塩素化合物を含む気体とオ
イルとを接触させることにより、前記気化した有機塩素
化合物を前記オイルに吸収するための手段と、前記有機
塩素化合物を吸収したオイルを蒸留して前記有機塩素化
合物を分離するための手段とを有することを特徴とする
有機塩素化合物を含む水の処理装置、或いは、処理され
るべき有機塩素化合物を含む水を気液接触処理する過程
と、前記気液接触処理により気化した有機塩素化合物を
オイルに吸収する過程と、前記有機塩素化合物を吸収し
たオイルを蒸留する過程とを有することを特徴とする有
機塩素化合物を含む水の処理方法を提供することにより
達成される。
気液接触処理することにより、有機塩素化合物を気化し
て取り出すことができ、またこの際、オイル蒸留におい
て有機塩素化合物を凝縮する際に吸収した熱源を利用
し、曝気塔内温度を高め、有機塩素化合物の除去率を向
上することができ、また気化した有機塩素化合物をオイ
ルにより吸収することにより、有機塩素化合物を気体中
から除去することができ、排気が浄化される。更に、有
機塩素化合物を吸収したオイルを蒸留して、有機塩素化
合物を気化させて取り除くことにより、オイルを再利用
することができると共に、再び気化した有機塩素化合物
を液化して回収することができる。
いて詳しく説明する。
全体を示す模式的構成図である。図1に示されるよう
に、例えば円筒形状に形成された容器としての塔1は、
中間部に設けられた棚段2により上下の各部屋1a・1
bに分割されている。尚、棚段2は、その中央部に開口
部2aを有して、半径方向内方側を外方側よりも上方に
押し上げるようにラッパ状に形成されている。
シヒリングであって良い気液接触用充填材3が高さ方向
に所定の厚さをもって設けられており、棚段2と充填材
3との間には散水ヘッド4が設けられている。塔1の外
にある例えば井戸には水中ポンプ5が設置されており、
水中ポンプ5から散水ヘッド4に、処理されるべき水が
圧送されてくる。そして、散水ヘッド4から放出された
水が、充填材3を流下して、塔1の底部にて郭成された
貯水部1cに溜められるようになっている。
風口6が設けられている。この送風口6は、塔1の外方
に配設された送風機7の吹き出し口と連結されており、
充填材3に向けて下方から空気を吹き付けるようになっ
ている。またこの送風機は塔出口側に設け空気を吸引し
ても良い。これらにより、充填材3の中を流下してくる
水に対して曝気処理を行って、両者間の濃度差を平衡状
態にするように、その水中に溶解してる有機塩素化合物
を揮散させることができる。尚、井戸水に含まれる有機
塩素化合物は、例えばトリクロロエチレン・ 1-1-1トリ
クロロエタン・テトラクロロエチレン等である。
記と同様にラシヒリングであって良い充填材8が同じく
高さ方向に所定の厚さをもって設けられており、その充
填材8の上方には、例えばディストリビュータからなる
散油ヘッド9が設けられている。ところで、前記したよ
うに形成された棚段2の上面と塔1の内壁面とにより、
上方に向けて凹設された貯油部11が形成されており、
塔1の外には、貯油部11と散油ヘッド9との間にてオ
イルを循環させるべく、循環用配管12を介して接続さ
れたオイルポンプ13が配設されている。尚、上記オイ
ルは、オイルポンプ13により圧送されて散油ヘッド9
から放出されて充填材8の中を通って落下して貯油部1
1に溜められるが、充填材8を通る際に、下側の部屋1
aから上昇してくる気体中の有機塩素化合物と気液接触
し、オイルに有機塩素化合物が吸収される。従って、オ
イルは、有機塩素化合物を好適に吸収し得るものであれ
ば良く、例えば機械油・鉱物油である潤滑油であって良
く、除去しようとする有機塩素化合物より、沸点が高く
安定したオイルであれば良い。
内を落下してくるオイルが開口部2aを介して下側の部
屋1aに落下しないように、キャップ14が設けられて
いる。また、上側の部屋1bの散油ヘッド9の上方に
は、ミストエリミネータ15が設けられており、散油ヘ
ッド9から放出されたオイルミストをミストエリミネー
タ15により捕捉して、塔1の外へオイルミストが排出
されないようにしている。塔1の天部には排気口16が
設けられており、塔1内にてその下方から上方に向かう
送風を排気口16から排気している。尚、排気口16の
塔1内側には、例えば活性炭であって良い補助吸着材1
7が設けられており、排気口16からは、浄化された空
気が排気される。
側の中間部には分岐管18の一端が接続されており、そ
の他端が、蒸発器19に接続されている。尚、循環用配
管12と分岐管18とには、互いの分岐点の各下流側に
それぞれ電磁弁21a・21bが設けられている。通常
は、循環用配管12側の電磁弁21aを開き、分岐管1
8側の電磁弁21bを閉じておくことにより、貯油部1
1と散油ヘッド9との間でオイルを循環させることがで
きる。そして、循環用配管12側の電磁弁21aを閉
じ、分岐管18側の電磁弁21bを開くことにより、オ
イルが、有機塩素化合物を溶解する能力において低下が
みられたときオイルを適宜蒸発器19の方へ送ることが
できる。
その内部にて周壁の底面近傍から天壁に向けて立ち上が
りかつ天壁との間に隙間を残すようにされた仕切壁19
aを設けられており、二重壁構造に形成されている。上
記した分岐管18から送られてきたオイルが、仕切壁1
9aにより囲まれた内方の底部に貯留されるが、その底
部にはヒータ22が設けられている。蒸発器19内に於
いて、その底部に貯留されたオイルがヒータ22により
加熱されて、オイルに溶解していた有機塩素化合物など
が沸点差により蒸発するが、仕切壁19aと周壁との間
には冷却管23が設けられており、蒸気を冷却して液化
して仕切壁19aと周壁との間に溜めるようにされてい
る。
底部に貯留されたオイルを、塔1内に於ける気液接触用
オイルとして再利用するために、蒸発器19の底部と、
塔1内の貯油部11との間が配管されており、その配管
途中にオイルポンプ24が設けられている。また、蒸発
器19の仕切壁19aによる貯留部に溜められた液体に
は、有機塩素化合物の他にオイル及び微量の水が含まれ
ているが、それらを回収して比重差により分離するため
の回収漕25が、回収用配管を介して蒸発器19とに連
通するように設けられている。
化合物C・水W・オイルOがこの順に分離している。回
収漕25内の上層に分離したオイルを、塔1内の貯油部
11に適宜戻して再利用するべくすように、回収漕25
と塔1との間がオイルポンプ24を介して連通してい
る。尚、オイルポンプ24により、蒸発器19内のオイ
ルと回収漕25内のオイルとをそれぞれ選択的に塔1内
に戻すために、蒸発器19及び回収漕25とオイルポン
プ24との間にはそれぞれ電磁弁21c・21d、液位
検知計が設けられており、オイルポンプ24の下流側に
も、電磁弁21eが設けられている。また、回収漕25
内の下層の有機塩素化合物は、ユーザに供給され、再利
用される。
1内の下側の充填材3または、塔下部1C内に配管され
た例えば伝熱プレート26に配管接続されており、両者
間にて冷却水を循環させるべく、その配管の伝熱プレー
ト26から冷却管23に向けて冷却水を流す方の中間部
に、貯水タンク27とポンプ28とが配設されている。
従って、冷却管23にて有機塩素化合物をスチームなど
の新たな媒体、設備なしに凝縮(冷却)することがで
き、逆にこの熱授受で暖められた冷却水が伝熱プレート
26内を通ることにより、下側の充填材3の雰囲気温度
及び処理水温度が高まるため、気液接触処理を大きく促
進することができる。伝熱プレート26は、処理水の蒸
発潜熱と対流熱伝達で冷却され、余剰熱は、塔内通過空
気のエンタルピーを増加させ上部へ移る。また、塔1の
貯水部1cには、貯水部1cに溜められた浄化された処
理水をユーザに供給するための配管及びポンプ29が接
続されている。
る各種ポンプや電磁弁などは、図示されない制御装置に
より制御されて、適宜駆動されるようになっている。本
装置によれば、塔1の下側の部屋1aに於いて、充填材
3中を流下する水に対して下方から空気を送り、従来の
空気曝気法と同様の処理速度、あるいは伝熱プレート2
6による促進効果により、それ以上の処理速度をもって
水の浄化処理を行うことができる。そして、開口部2a
を介して上側の部屋1bに送り込まれた空気中に含まれ
る有機塩素化合物を、上側の部屋1bに於いて、充填材
8中を流下するオイルに好適に溶解させて空気中から除
去することができる。従って、従来の曝気後の排気を全
量吸着剤により処理するものに比べメンテナンスの頻度
を大幅に少なくできる。
充填材8を用いて気液接触処理を行ったが、これに限る
ことなく、例えばバブルキャップを設けた棚段を複数段
設け、各棚段毎にダウンカマーを経てオイルが下の棚段
に落下するようにして、各棚段のバブルキャップにて気
液接触処理を行うようにしても良い。
化合物を含む水の処理を好適に行うことができ、従来の
有機塩素化合物に対する種々の方法に対して、活性炭な
どの吸着剤の再生や取り替え頻度を大幅に少なくでき、
有機塩素化合物を回収、再利用でき、ランニングコスト
を低コスト化し得ると共に効率良く水の処理を行うこと
ができる。
示す模式図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 処理されるべき有機塩素化合物を含む水
と気体とを接触させることにより、前記水に含まれる有
機塩素化合物を気液接触処理するための手段と、前記気
液接触処理により気化した有機塩素化合物を含む気体と
オイルとを接触させることにより、前記気化した有機塩
素化合物を前記オイルに吸収するための手段と、前記有
機塩素化合物を吸収したオイルを蒸留して前記有機塩素
化合物を分離するための手段とを有することを特徴とす
る有機塩素化合物を含む水の処理装置。 - 【請求項2】 処理されるべき有機塩素化合物を含む水
を気液接触処理する過程と、前記気液接触処理により気
化した有機塩素化合物をオイルに吸収する過程と、前記
有機塩素化合物を吸収したオイルを蒸留する過程とを有
することを特徴とする有機塩素化合物を含む水の処理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3226447A JPH07102357B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 有機塩素化合物を含む水の処理装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3226447A JPH07102357B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 有機塩素化合物を含む水の処理装置及びその方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550096A true JPH0550096A (ja) | 1993-03-02 |
| JPH07102357B2 JPH07102357B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=16845244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3226447A Expired - Fee Related JPH07102357B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 有機塩素化合物を含む水の処理装置及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102357B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH078940A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-13 | Jgc Corp | 廃水処理装置 |
| JP2003010603A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Nippon Rensui Co Ltd | 脱気装置 |
| CN113880345A (zh) * | 2021-11-06 | 2022-01-04 | 普林斯(安庆)医药科技有限公司 | 有机氯化物的回收处理工艺 |
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|---|---|---|---|---|
| CN108250065B (zh) * | 2016-12-28 | 2020-05-22 | 中昊晨光化工研究院有限公司 | 一种从含氟聚合物干燥尾气中回收全氟辛酸的装置及方法 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP3226447A patent/JPH07102357B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH078940A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-13 | Jgc Corp | 廃水処理装置 |
| JP2003010603A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Nippon Rensui Co Ltd | 脱気装置 |
| CN113880345A (zh) * | 2021-11-06 | 2022-01-04 | 普林斯(安庆)医药科技有限公司 | 有机氯化物的回收处理工艺 |
| CN113880345B (zh) * | 2021-11-06 | 2022-12-13 | 普林斯(安庆)医药科技有限公司 | 有机氯化物的回收处理工艺 |
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|---|---|
| JPH07102357B2 (ja) | 1995-11-08 |
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