【発明の詳細な説明】
打抜き・分取可能な変形しつるラベル
本発明は、一般にはラベルに関する。さらに詳細には本発明は、変形可能なラベ
ル及びこうしたラベルを製造するためのフィルムに関する。ある1つの態様にお
いては9本発明は、スクィーズ性あるいは変形性の支持体に対してこうしたラベ
ルを使用することに関するものであり、このときラベルは、変形能があって。
且つ下側の支持体の変形による亀裂、裂け、折りしわ、ちりめんじわ、又は収縮
等による損傷を受けにくいものであることが要求される。他のBI#においては
。
本発明は、公知のポリエチレンラベルの有用な特性を有していて、しかも最新の
ラベル貼付装置を使用して変形可能な支持体に簡単に貼付できるよう、改良され
た分取適性と打抜き適性(より低い靭性)を有するラベルに関する。
ラベリング業界においては、ペーパーラベルに関して1老化や湿気、又は変形可
能な支持体に貼付したときの変形能の欠如による裂け、ちりめんじわ、及び折り
しわ等の欠点がしばしば指摘されている。数年間にわたって、これらの欠点を解
消した受け入れ可能な熱可塑性フィルム“フェースストック1を見出すことに多
くの努力が払われてきた。′フィルム・フェースストック(film face
stock)”とは、ラベルの主要構成成分であって、切断、印刷、及び接着す
ることのできるフィルムと定義される。
これらの努力により得られ、そして現在までのところラベリング業界において最
も広く使用されている市販のフィルム・フェースストックは、カレンダー仕上げ
された可塑化ビニル(すなわちpvc)や二輪延伸したポリエステル(すなわち
PET)であり、形状適合性もしくは変形能を必要とするラベル用途に対しては
主としてPvCが使用されている。要求される最終的な用途特性が非スクイーズ
性、耐久性、及びメタリック調の光沢である場合には、ポリエステルフィルムの
フェースストックが主に使用されている。
ビニルラベルは通常、高温での充填や他の熱的操作時における寸法安定性に問題
がある。ビニルラベルはさらに、多くの用途に対して望ましいとされるより短い
保存寿命を有し、また変形可能な支持体と共に使用できるだけの充分な柔軟性を
P、VCに付与するのに必要とされる可塑剤や安定剤がマイグレーシランを起こ
すことから相容性にも問題がある。ビニルラベルはさらに、他の通常のラベル材
料(例えばポリエチレン)に比べて比較的高価であり、塩素化eIJ質の使用に
よる環境上の問題を引き起こし、そして変形可能なポリエチレン支持体と共にリ
サイクルさせるのが困難である。
最近では、ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン、ポリプロピレン、及びポリエ
チレン等のフィルム・フェースストックが開発されている。しかしながら、これ
ら公知のフィルム・フェースストックはいずれも、少なくとも1つの大きな欠点
を有している。ポリエチレンフィルムのフェースストックは剛性が高く、このた
め変形可能な支持体に対する使用が制限されてくる。
ポリプロピレンのラベルも、一般には、変形可能なラベルのバルクに対して要望
されるほど変形性が高くない、ポリエチレンのラベルストックは、ラベル貼付装
置においてライナーから打抜きや分取を行うのが一般には困難である。
上記の従来技術とは異なり0本発明の第1の態様番よ1選定された支持体に付着
させるのに適していて、印刷可能な熱可塑性フィルム・フェースストックを、前
記フィルム・フェースストックを前記支持体に固定するための適切に分散された
接着剤、及び剥離可能な状態で前記接着剤に結合した剥離剤塗布したライナー材
料と一緒になった形で含んだタイプの柔軟性ラベルであって、このとき前記フィ
ルム・フェースストックが。
耐衝撃性ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン、汎用ポリスチレン、及びこれら
の混合物からなる群から選ばれる第1の物質;線状低密度ポリエチレン、超低密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、エチレンとプロピ
レンのコポリマー、エチレンとアクリレートモノマーとのコポリマー、エチレン
とビニルアセテートとのコポリマー。
エチレンとアクリル酸とのコポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選ば
れる第2の物質:及び
相客性付与物質;
を含むポリマーブレンドの暦を含んでいることを特徴とする前記柔軟性ラベルで
ある。
本発明の第2のBmは、変形可能な支持体に対して本発明の第1の態様のラベル
を使用することに関するものであり、このとき前記ラベルは、当該ラベルが結合
している変形可能な支持体の変形にもとづく亀裂、裂け、折りしわ、ちりめんじ
わ、又は収縮などに対して優れた耐損傷性を表わす。
本発明の第3の態様は1本発明の第1のB様の柔軟性ラベルに使用するのに適し
たフィルム・フェースストックに間するものであり、このとき前記フィルム・フ
ェースストックは。
耐衝撃性ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン、汎用ポリスチレン、及びこれら
の混合物からなる群から選ばれる第1の物質;線状低密度ポリエチレン、超低密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、エチレンとプロピ
レンのコポリマー、エチレンとアクリレートモノマーとのコポリマー、エチレン
とビニルアセテートとのコポリマー。
エチレンとアクリル酸とのコポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選ば
れる第2の物質;及び
相客性付与物質;
を含むポリマーブレンドの層を主要構成成分として含んでいる。
本明細書で使用している“スチレン系物質(styrenic materia
ls)”とは、ポリマーブレンド層の第1の物質に関して前述した種類の物質、
及びそれらの等漬物を意味する。同様に、上記の“エチレン系物質(ethyl
snic materials)”は、ポリマーブレンド層の第2の物質に通し
たものとして前述した物質、及びそれらの等漬物を表わすものとする。
図1は、前述のブレンド層からなるフィルム・フェースストックの断面図であり
;
図2は、スキン層を設けた状態における図工のフィルム・フェースストックの断
面図であり;
図3は、スキン層を積層した状態における。又はブレンド層の相対する表面にス
キン1m隣接して保持させた状態における1図4のフィルム・フェースストック
の断面図であり;
図4は2本発明の柔軟性ラベルの断面図であり;図5は1図4に示したラベルを
ある与えられた支持体に付着させたときの断面図であり;
図6は、スチレン系物質の積々の含量を有するフィルム・フェースストックの分
取適性に関して、スチレン系物質含量の有効性を調べる試験の結果を示したグラ
フでありツ
図7は、ある与えられたフィルム・フェースストック組成物における打抜き適性
の特定のレベルに対応した。ブレンド層中におけるスチレン系物質とエチレン系
物質の割合を調べる試験の結果を示したグラフであり;そして図8は2本発明に
従って作製し1種々の量の特定の相客性付与物質を含んだフィルムの特性を比較
したグラフである。
図1〜8を参照すると9本発明が種々の態様にて示されている。1111は、ポ
リマーブレンド0層12からなるフィルム・フェースストック10を示しており
、このとき前記ポリマーブレンドは、耐衝撃性ポリスチレン、汎用ポリスチレン
、ゴム変性ポリスチレン、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる第1の物
質:線状低密度ポリエチレン5超低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中
密度ポリエチレン、エチレンとプロピレンとのコポリマー、エチレンとアクリレ
ートモノマーとのコポリマー、エチレンとビニルアセテートとのコポリマー、エ
チレンとアクリル酸とのコポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選ばれ
る第2の物質;並びに第1の物質と第2の物質を相客化させるための物質;を含
む。
前記ポリマーブレンドは、第1の物質2第2の物質及び相客性付与物質の実質的
に均質な混合物を含み、従ってN12は、変形とその回復において、あたかも単
一で均一な材料であるかのように挙動する。
ポリマーブレンド層12は、配合しようとする量の他の物質が、要望される変形
能、打抜き適性、及び分取適性をもった所望の組成物を得るのに妨げとならない
限り、前述の第1の物質、第2の物質、及び相容性付与物質の他にこうした他の
物質を含有してもよい、ということに留意しなければならない、経験的には、第
1と第2の物質を合わせた量が、ブレンド層12の約60重量%以上を構成しな
ければならない。
例えば、従来の充填剤や顔料(二酸化チタン等)をブレンド層に加えることがで
き、印刷やグラフインクの再現性を高めるためにはこうした方が望ましい、一般
には、印z1に通した白色ラベルを作製するのに約10重量%以上の二酸化チタ
ンを使用するのは好ましくないが、所望の特性を得るのに過度の障害とならない
限り、不透明度をより高めるためにより多くの量を加えてもよい。
図2に示されているように3本発明のフィルムは、ブレンド層12の第1の面1
6に隣接して配置された第1のスキン層14を有しており、このとき層14は、
好ましい実施態様においては、オレフィン系コポリマー、ポリプロピレン、変性
ポリスチレン、及びこれらの混合物からなる鮮から選ばれる物質を含んでいる。
他の適切な物質を組み込むこともできるが1選定される物質の種類と量は9層1
4中に組み込んだときに、変形能、打抜き適性、及び分取適性に間して本発明の
目標の達成を妨げるものであってはならない、第1の層14はさらに、必要応し
て二酸化チタン等の物質を含有してもよく、適切な手段によってブレンド層12
の第1の面16に隣接して配置させることもできる0通常、二酸化チタンは上記
の実際的な限度内にて使用され、ブレンド層f2がら二酸化チタンを除いてしま
うことも可能である。
第1のN14を所定の位置に保持することに関しては1例えば接着剤を使用する
こともできるが、第1のスキン層14は、ブレンド層12との溶融同時押出によ
って形成されるのが好ましい、ここで言う“隣接”とは9層14とブレンド層1
2の第1の面16との空間的な関係を表わすのに、また接着剤の介在層が存在し
ていることを示すのに使用されているが、114ば、ブレンド層重2の画工6と
向がい合った間係になっているのが好ましい。
図3に示す本発明のフィルムの実施態様はさらに、ブレンド層12の第2の面2
゜に隣接して配置されていて、オレフィン系コポリマー、ポリプロピレン、変性
ポリスチレン、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる物質を含んでいる第
2のスキン層1Bを使用している。第1のスキン7114に間して説明したよう
に、第2のスキン層18は3例えば二酸化チタン等も含めてさらなる追加勧賞を
含有してもよい。
一般には、第1のスキン層14と第2のスキン層18は、変形を受けたり、変形
から回復させたりしたときにおける挙動の差(この差は組成と厚さの違いに起因
する)が1図3のフィルム・フェースストックを変形可能な支持体に対するラベ
ルの一部として使用したときにmsしわの形成を促進しないよう1本質的に同一
の状態で遺り上げられていて、且つ同じ厚さを有しているのが好ましい。
許容しろる違いの例としては、第1のスキン層14が比較的少量の二酸化チタン
(例えば約9!量%以下)を含有し、そして第2のスキン層18が二酸化チタン
を含有しないという場合がある。ブレンド層12.第1のスキン層14.及び第
2のスキン層18の好ましい組成に関して、ブレンドN12の第1の物質は主と
して耐衝撃性ポリスチレンであるのが好ましい、好ましい耐衝撃性ポリスチレン
は、塊状重合法によって製造されていて、5〜l0Ji量%のゴム含量、2〜4
g/10分の溶融流量(5kg荷重で200’Cにて測定)、及び25°Cにて
1.03〜1.06 g /cn+’の密度を育するゴム変性ポリスチレンであ
る。他のゴム変性法(異なったゴムの種類、 fi度、又は粒径なども含めて)
によって遣られた耐衝撃性ポリスチレンも、一般には適切に使用することができ
る。
好ましい実施態様におけるブレンド層12の第2の物質は、主として低密度ポリ
エチレンであるのが好ましい、好ましい低密度ポリエチレンは、0.5〜2g/
10分のメルトインデックス(2,16kgの荷重で190°Cにて測定)、及
び25°Cにて0.89〜0.94g/cm”の密度を有する。
しかしながら、第1の物質と第2の物質が、好ましい耐11Ii性ポリスチレン
や低密度ポリエチレンを含んでいようと、あるいは前記した他の物質を含んでい
ようと、良好な溶融配合や均質性が得られるよう2つの物質のメルトフロー特性
を選択することが重要である。3.0g/10分の溶融流量を有する耐衝撃性ポ
リスチレンと1.1 g /10分のメルトインデックスを有する低密度ポリエ
チレンは、良好な均質性をもった溶融ブレンド物を与えるが、2.0のメルトイ
ンデックスを有する低密度ポリエチレンを同じブレンド割合にて使用すると良好
な均質性が得られない、好ましいアプローチは、190〜200 ”Cの温度範
囲での同時押出に対し、剪断速度の全範囲にわたって樹脂の粘度特性壱整合させ
ることである。
耐衝撃性ポリスチレンと低密度ポリエチレンは本質的に不相容性であるため。
変形可能な支持体に対して所望の性能をもったラベルを得るためには、スチレン
系物質とエチレン系物質とのブレンド物を相客化するための物質を加えることが
必要となる。相客性付与物質は、スチレン−ブタジェンブロックコポリマー、エ
チレン−ビニルアセテートコポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選ば
れるのが好ましい、好ましいスチレン−ブタジェンブロックコポリマーは、オハ
イオ州アクロンのファイアストン・シンセティンクラバー・アンド・ラテックス
社(Firestone 5ynthetic Rubber、 and La
tex Coa+pany、 Inc、+)がらステレオンO
(Stereon)の商品名で市販されており、また好ましいエチレン−ビニル
アセテートコポリマーは、プラウエア州つィルミントンのデュポン社からエルパ
ックス[有](Elvax)の商品名で市販されている。特定の用途に対して好
ましい他のスチレン−ブタジェンコポリマーが、テキサス州ヒユーストンのシェ
ルケミカル社がらクレイトン@ (Kraton)の商品名で販売されており9
本品は、スチレン−ブタジェンコポリマーにおいてブロック構造が異なるだけで
なく、スチレンとブタジェンのモ/v−比が異1する。ラベルに対してより高い
変形能が要求される場合は、これらの他のスチレン−ブタジェンコポリマーが望
ましい、相客性付与物質の使用量は6通常5〜30重量%の範囲である。
スキン層重4と18は、約25重量%以上のエチレン系物質(例えば低密度ポリ
エチレン)及び約40重量%以下のスチレン系物質(例えばポリスチレン)を含
む、スキン層14と18は、改良された加工性やスクィーズ適性をもたせ、そし
て材料コストをより低く抑えるためには、低密度ポリエチレンを主として含有す
るのが好ましい、ここで言う“主として”とは、エチレン系物質の少なくとも約
601量%が低密度ポリエチレンである。ということを意味する。
3〜4ミルの範囲の全フィルム厚さのラベルを作製しようとする場合、ラベルの
フィルム成分10のブレンド層12に適していることが判明しているポリマーブ
レンドは、前述の特性を育する10〜40重fにの耐衝撃性ポリスチレン、55
〜25重量%の低密度ポリエチレン、約10重量%のスチレン−ブタジェンコポ
リマーと約10重量%のエチレン−ビニルアセテートコポリマー、6〜12重量
%の二酸化チタン顔料、及び4〜10重量%の顔料キャリヤーとしての低密度ポ
リエチレン、を含有している6本発明の特徴と利点を充分に具現化するためには
、耐衝撃性ポリスチレンと低密度ポリエチレン(M料キ中リヤーとして使用され
る低密度ポリエチレスチレンと好ましい低密度ポリエチレンとの重量比は1図6
と図7に示すように少なくとも約40 ; 50であるのが最も好ましい。
この組成物は、3〜4ミル厚さのラベルにおいて、同じ全厚さのポリエチレンラ
ベルより打抜き適性が3〜4倍改良され、また分取適性が2〜3倍改良される(
ASTM D−882に従って1%割割線モジシラス縦方向)により測定〕、3
〜4ミルの範囲を越えた全厚さを有するラベルの場合、従って上記したものとは
異なる組成範囲が要求されるラベルの場合1本発明は一般には、ブレンド層12
中に組み込まれるスチレン系物質の好ましい量が1等しい厚さのポリエチレンラ
ベルに比較して、同じ特性を同程度に改良することを可能にするような量である
ということを示していることがわかる。
こうした改良点が得られることは、 pvcラベルの打抜き適性と分取適性を実
質的に達成したことに相当し、従って本発明は、好ましい実施態様においては、
上記にて明記した数値範囲に限定されると考えるべきではなく、与えられた厚さ
のラベルにおいてこれらの改良を可能にするようなスチレン系物質とエチレン系
物質との組合わせ物も含むと考えるべきである。
しかしながら9図4と図5に示した使い方にて単一のブレンド層12を使用する
か又は2層もしくは3層構造体を使用するかの選択、ブレンド層12及びスキン
層14と18(存在する場合)の組成、ブレンド層重2の第1と第2の物質とし
て使用するために選択される成分とそれらの相対量、並びにブレンド層12とス
キン層の相対厚さと絶対厚さは1本発明が適用される用途により変わる。一般に
は、3層フィルムの内側層もしくはコア一層としてのブレンド層は、3層フィル
ムの全厚さの50%以上を構成するのが好ましく、全厚さの60〜80%を構成
するのが最も好ましい。
特定の性質をもった支持体と共に使用するための、そして特定の用途に対して使
用するためのフィルムを設計するに際しては、先ず設定される相対厚さと全厚さ
を保持し、そしてブレンド層12の組成を1次いでスキン層重4と18の組成を
変えるのが好ましい。
低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、及び高密度ポリエチレンで造られた
変形可能な支持体の場合、単にスチレン系物質とエチレン系物質との比を変える
ことによって、変形能のより増大する支持体を受け入れるに足る変形能の改良を
達成できることが見出された0種々の割合の特定のスチレン系物’f(すなわち
。
汎用ポリスチレンや耐衝撃性ポリスチレン)を含んだラベルの分取適性や打抜き
通性に及ぼすこうした変化の影響を図6と図7に示す。本発明においては1 こ
のようなラベルの変形能1分取適性、及び打抜き適性がそれぞれ重要なポイント
であるので、ブレンド層重2の組成を変える際の最良のアプローチは、ビニルフ
ィルムに近い打抜き通性や分取適性を与えるような物質比率を選択し1そして与
えられた支持体に関して変形能や適合性を試験することである。こうして得られ
たラベルが充分な変形能をもたない場合は、可能であれば1分取適性や打抜き適
性を低下させないような他の比率を選択する。こうしたことが為しえない場合は
、エチレン系物質とスチレン系物質の異なった組合わせを選択すること、あるい
はスキン層14と18を変性することが適切なやり方である。
さらに、好ましい耐衝撃性ポリスチレンと低密度ポリエチレンに関して前述した
組成パラメーターの範囲内において、3層のABA型構造体は、各スキン層″A
”がラベル構造体の約15容量%(ラベルの少なくとも変形能1分取通性、及び
打抜き適性に関して)を構成し、そして残部を低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、及び高密度ポリエチレンの支持体が構成しているような単一ブレンド
層構造体とほぼ同等である。ということも見出されている。しかしながら、他の
ファクターも含めて、加工コストや材料コスト、あるいは装置の利用可能性等に
より、一方の構造体が他方の構造体より優れていることが決定される。しかしな
がら主として、1種類以上のスキン層を使用する場合の選択は、印刷や種々の接
着剤の使用に関してフィルム・フェースストックの特性を変えようとする要望に
より決定される。一般には、その構造の単純性の観点から単一層構造体が好まし
い。
層の組成を変えることによって(ブレンド層もしくはスキン層中の成分の相対量
を変えることによって、又はこれらの層中の物質を置き換えることによって)行
うことのできる!liJ節の範囲はかなり広いが3好ましい耐衝撃性ポリスチレ
ンと低密度ポリエチレンの比を変えて種々の特性をもった混合物が得られること
が判明している。
しかしながら、こうした方法では打抜き通性1分取適性、及び変形能の最適な組
合わせが達成されない場合、ブレンド層やスキン層の相対厚さや全厚さを変える
だけでなく、ブレンド層の好ましい耐衝撃性ポリスチレンと低密度ポリエチレン
に対して代替物質による部分的もしくは完全な置き換えを行うこともできる。
ポリマーブレンド層の第1と第2の物質に使用することのできる他の物質につい
て、第1の物質は、より高い分取適性が要求される場合には汎用ポリスチレンが
望ましく、また第2の物質についても1分取適性を改良させたい場合には中密度
ポリエチレンが使用される。
ポリマーブレンド層の第2の物質に現時点において好ましいとされている低密度
ポリエチレンに代えて、超低密度ポリエチレンもしくは線状低密度ポリエチレン
を部分的又は完全に置き換えることは2例えば、e性の改良とより良好なマトリ
ックスストリッピングが要求される場合には適切であると考えられる。ブレンド
層の第2の物質を構成するエチレン系コポリマーは2例えば印刷通性の改良など
1表面張力の極性増大が要求される場合に使用される。
特定の用途に対する特性の最適なブレンドを達成する上で、ブレンド層の組成を
変えることに重点を置いて説明したけれども、ある与えられた最終用途に対して
フィルムの特性を変えるためには、スキン層14と18の組成を変えることや、
あるいはブレンド層もしくはスキン層に特定の充填剤を加えることもできる。と
いうことに特に留意しなければならない。
さらに、上記の説明では、最も低い製造コストにて、又は最も簡単な処理加工や
フレキシビリティにて特定の用途に対する所望の特性をもった本発明のフィルム
10を得るためには他の方法は採りえない、ということが示されていない、しか
しながら、上記にて提供された方法や一般的な指針は、後述の実施例と組み合わ
せれば、当業者は1本発明を実施し且つ本発明の利点を認識することができるで
あろう。
図4を参照すると3選定された支持体への付着に適した柔軟性ラベルが示されて
おり、当該ラベルは、前述した本発明の印刷可能な3層フィルム・フェーススト
ック10を、前記フィルム10を支持体に固定するための適切に分散された接着
剤22、及び剥離可能な状態で接着剤22に結合した剥離剤塗布したライナー材
料24と一緒になった形で含んでいる。印1!I+可能なフィルム・フェースス
トック10は1図4に示す如く使用されると、スキン層14と18が不要となり
、ポリマーブレンド層12だけで構成されるようになる。
剥離剤塗布したライナー材料24は、ラベリング用途向けのいかなる適切なライ
ナー材料であってもよいが5本発明の目的に対して好ましいライナー材料として
は、シリコーン塗布したペーパー、ポリプロピレン、及びポリエステル(PET
)等がある。
接着剤22は、フィルム−接着剤界面の強さ、支持体−接着剤界面の強さ、及び
接着剤22自体の凝集強さが、フィルム自体の変形や回復に必要とされる力より
太き(なるような、フィルムとの結合形成能力をもつことを特徴とする物質の群
から選ばれる。これらの物質は、支持体表面の伸張、変形、及び曲がった支持体
の回復に際してラベルがそれに応じて機能するよう、またある与えられた系にお
ける接着剤22が屈曲時に裂開せずに系の完全性を保持するよう、硬化して高レ
ベルの接着強さと凝集強さを与える能力を有する接着剤22である。
接着剤が長期にわたって機能することは必ずしも必要とはされないが、接着剤は
、変形可能な容器(このような用途に使用された場合)の適当な耐用年数に対し
てラベルがその意図する目的を遂行できるだけの充分な機能を果たさなければな
らない、接着剤は1図4に示すような実質的に連続的な別個の層を含んでも。
あるいは含まなくてもよく1手操作もしくは機械的な操作によりフィルム10に
塗布することができる。
本発明の実施に対して好ましいが必須ではない接着剤22は感圧接着側であり。
例えば、アクリル系接着剤やスチレン−ブタジェン系接着剤等があるが1本発明
においては一般的な規準に適合するいかなる接着剤も使用することができる。
図4における剥離剤塗布したライナー24に接着されたフィルム10は、ライナ
ー24から適切に剥がされるか又は分取され、そして図5に示すように柔軟性も
しくは変形可能な支持体26に接着される。フィルムlOと接着剤22について
は前述した通りであり、変形可能な支持体26は、低密度ポリエチレン、中密度
ポリエチレン。
又は高密度ポリエチレンを含むのが好ましい。しかしながら、前記した本発明の
パラメーターの範囲内にて1例えばペーパーや薄い金属構造物等も含めた他の支
持体材料に対しても通切なラベルを作製することができる。ラベルは1本発明に
よってめられる用途において、支持体26の変形による亀裂、裂け、折りしわ。
ちりめんじわ、又は収縮に対して改良された耐損傷性を示すよう、こうした物質
で構成され造り上げられているのが好ましい。
しかしながら同時に1図2に示されているラベルは、より向上した打抜き適性と
分取適性を有する。これらの特性は、上記の開示内容及び以下に述べる実施例に
従って達成することができる。
実施■1
本実施例においては、下記物質を溶融相にてブレンドして、下記の重量%で含有
したブレンド層からなる白色の3.6ミル厚さの単一層フイルムを形成すること
によって、感圧ラベルシステムを造り上げた:a) 36%のスタイロン@(5
tyron)ゴム変性耐衝撃性ポリスチレン、本物質は7重量%のゴム含量、3
g/10分の溶融流量(5kg荷重にて200°Cで測定)。
及び1.05/cm’の密度を有する;b) 32%の低密度ポリエチレン、本
物質は1.1g/10分のメルトインデックス(2,16kg荷重にて190°
Cで測定)を有する;C) 1層%のステレオン■(Steraoa)841A
スチレン一ブタジエンブロツクコポリマー1本物質は12g/10分の溶融流!
(5kg荷重にて200’Cで測定)、及び43重量%のスチレン含量を有する
;d) 10%のエルパックス@ (Elvax)3175エチレン−ビニルア
セテートコポリマー、本物質は6g710分のメルトインデックス(2,16に
、荷重にて190″Cで測定)、及び28.0層量%のビニルアセテート含量を
有する;及びe) 12%のポリコム・ハンツマン(Polycom Hunt
sman)D13400白色頗料濃縮物1本物質は、二酸化チタンと顔料キャリ
ヤーとしての#、密度ポリエチレンを等重量にて含有している。
本フィルムに対し物理的特性試験を行い、収量1表面張力、陣伏引張強さ、極限
引張強さ、ffi限伸び、1%割線モジュラス、スペンサー衝撃強さ、エルメン
ドルフ引裂強さ、及び打抜き通性を調べた。得られた結果を表土に示す。
表土
次いで、フィルムのサンプルにアクリル系トランスファー接着剤を塗布し、こう
して得られたラベルを強制空気循環炉中160’ Fで1時間キュアーした。こ
のラベルを、火炎処理した8オンスの高密度ポリエチレンボトルに手操作で貼付
し。
ラベル付けしたボトルを160’ Fでさらに3時間キュアーした0次いでラベ
ル付けしたボトルに対しスクィーズ操作と屈曲操作を30回行った。このときス
クィーズ操作は最初の直径の半分になるよう行い、各スクィーズ操作後にボトル
を1ノ4回転した。ボトルは亀裂を起こさず、ちりめんじわに対して良好な抵抗
性を示したが、試験したサンプルのいくつかについては若干のちりめんしわが生
じた。
他のフィルムサンプルに対し感圧接着剤を塗布し、キュアーして丸形ボトルに貼
付し、洗剤を存在させずに1回の皿洗いサイクルを施し、そしてスクィーズ試験
を行った。この特定グループのラベルのスクィーズ試験に対しては、各ボトルに
ブレル@(prall)シャンプーを充填し、ボトルが空になるまで200回ス
クィーズした0皿洗い機から出てきたボトルには、泡1亀裂、又はl1ir緬じ
わが認められず5引き続きスクィーズ試験を施したラベルは1皿洗い機から出て
きたときの状態と変わらなかった。
この後の実施例において読者は、使用されている顔料キャリヤー(すなわち汎用
ポリスチレン)が低密度ポリエチレンで置き換えられることに気づくであろう。
他の各実施例におけるラベルは少なくともある程度の縮緬じわを示すので、汎用
ポリスチレンはおそらく、たとえ比較的少量で存在していたとしても、ラベルの
剛性を高くしすぎると考えられる。汎用ポリスチレンはさらに、使用されている
他の物質とは異なってブレンド操作をやりにくくするため、顔料キャリヤーとし
て低さ度ポリエチレンを使用することに決められた。
しかしながら上記したように、!@緬じわの形成は、低密度ポリエチレンを顔料
キャリヤーとして使用した手操作貼付ラベルのいくつかに対しては検出されたが
。
機械操作によって貼付されたラベルでは検出されなかった。この観察事実は、こ
の後の実施例において見られる縮緬しわが、顔料キャリヤーとしての汎用ポリス
チレンの存在によるものではなく、むしろ例えば手操作によるラベル貼付時にお
ける空気のトラッピングによるものであることを示している。これらの実施例に
て得られたラベルのいずれに対しても、実際には本実施例のようなラベル貼付装
置を用いた試験は行わなかった。従って、後記の実施例において造られた機械貼
付ラベルにおいては、同じ縮緬じわが現れたかどうかについて定かではない、し
かしながら1本発明の目的に対しては1本実施例において得られた試験結果を考
慮し、そしてブレンド操作の点からみて、顔料キャリヤーとしては11度ポリエ
チレンが好ましい。
読者はさらに1本実施例のフィルムがインフレートフィルム法を使用して作製さ
れているが、この後の実施例ではキャストフィルム法が使用されていることに留
意しなければならない、こうした差異により1本実施例及びその他の実施例に従
って作製したフィルムの横方向の物理的特性における不一致が説明されるであろ
う。
実施撚I
40%の実施例1記載の低密度ポリエチレン、25%の実施例1記載の耐衝撃性
ポリスチレン、 10%のエルパックス3175コポリマー、 10%のステレ
オン841Aコポリマー、9%の二酸化チタン顔料、及び6%の顔料キャリヤー
としての汎用ポリスチレンを含んだ3.5ミル厚さのフィルムを作製したこと以
外は、実施例1の場合と同様に感圧ラベルシステムを造り上げた。
フィルムにアクリル系トランスファー接着剤を塗布し9本フィルムから作製した
ラベルを強制空気循環炉中16Q” Fで1時間キュアーした0本ラベルを、火
炎処理した8オンスの高密度ポリエチレンボトルに手操作で貼付し1次いでボト
ルを16(1’ Fでさらに3時間キュアーした1次いで、ラベル付けしたボト
ルに対し皿洗い機条件、シャワー条件、及びフリーザー条件にて処理し、そして
スクィーズ操作と屈曲操作を30回行った。このときスクィーズ操作は最初の直
径の半分になるよう行い、各スクィーズ操作後にボトルを1層4回転した。ボト
ルは亀裂を起こさず、ちりめんじわに対しても極めて良好な抵抗性を示した。
叉施拠ユ
下記物質を溶融相にてブレンドして、下記の重量%で含有した均質ポリマーブレ
ンド層からなる白色の3.5ミル厚さのフィルムを形成することによって、!!
!圧ラベラベルシステムり上げた:
a) 実施例1と2に記載の45%のスタイロンΦゴム変性耐衝撃性ポリスチレ
ン;
b) 実施例1と2に記載の20%の低密度ポリエチレン;C) 10%のエル
パックス@ 3175エチレン−ビニルアセテートコポリマー1d) 10%の
ステレオン@841Aスチレンーブタジェンブロックコポリマー;e) 9%の
二酸化チタン顔料;及び
f) 6%の汎用ポリスチレン。
本フィルムに接着剤を塗布し、キュアーし、そして高密度ポリエチレンボトルに
手操作で貼付して、実施例2に記載の如くキュアーした。実施例2に記載の手順
に従って試験を行った結果、亀裂は認められなかったが縮緬じわに対する抵抗性
は不十分なものであった。
皇族雌土
本実施例では、3層のABA型フィルム構造体を使用してラベルを形成し、これ
を実施例2及び3に記載の如く処理して試験した。各スキン層又は“A”層は。
実施例1.2.及び3に記載の92.5重量%の低密度ポリエチレンと7.5重
量%の二酸化チタンを含有し、各スキン層が本3層フィルムの15容量%を構成
している。
“B”層すなわちポリマーブレンド層は、上記実施例2の場合と同じ組成を有す
る。3層ラベルを貼付した高密度ポリエチレンボトルは、実施例2の場合と実質
的に同等と考えられる結果を与えた。
比較±1立l
ここでは、実施例2〜4に記載の手順に従って作製した。3ミル厚さの低密度ポ
リエチレンフィルム:80!量%のスタイロン[F]耐衝撃性ポリスチレン、1
2%の二酸化チタン、及び8%の汎用ポリスチレンで構成された3ミル厚さの白
色スチレン系フィルム;及び3.6ミル厚さの柔軟性ビニルラベル;につぃてそ
れらの極限伸び、モジュラス引裂強さ、及び靭性を比較する。 ASTM D−
882に従って、縦方向と横方向(それぞれl’lDとTD)における極限伸び
と各フィルムの破断エネルギーをめた。またエルメンドルフ引裂強さはASTM
D−1922に従って測定した。これらの試験の結果を表Hに示す。
紅
?ID/TDとして記載したデータ
実施±旦
ここでは1本発明の単一層構造を使用した3〜4ミル厚さのフィルムの特性を。
3.6ミル厚さのビニルフィルムの特性、及び5層構造(低密度ポリエチレン/
エチレン−ビニルアセテート/耐衝撃性ポリスチレン/エチレン−ビニルアセテ
ート/低回度ポリエチレンからなり、この構造においてはエチレン−ビニルアセ
テートコポリマーは、低密度ポリエチレン層と耐衝撃性ポリスチレン層との間の
接着側として使用されている)を有するフィルムの特性と比較する。試験した5
Nフイルムは、50重量%の低密度ポリエチレン(スキン層1つ当たり25%)
層、 30重量%のコアー耐衝撃性ポリスチレン層、及び20重量%のエチレン
−ビニルアセテートコポリマー接着剤層を含む0本発明のフィルムのブレンド層
は、40重量%の低密度ポリエチレン、25重量%の耐衝撃性ポリスチレン、6
重量%の汎用ポリスチレン、10重1%のエチレン−ビニルアセテートコポリマ
ー、 l0IC量%のスチレン−ブタジェンコポリマー、及び9重量%の二酸化
チタンを含む。
各フィルムの1%割線モジュラス、収量2極限引張強さ、極限伸び(ASTM
D−882による)、エルメンドルフ引裂強さくASTM D−1922による
)、及び打抜き適性、及びスペンサー衝撃強さについて、縦方向と横方向の測定
を行った。
フィルムの打抜き適性は、インストロン型引張試験機を使用して、 130mm
/分のクロスヘッド速度とチャート速度、1インチのジョースパン、及び50ボ
ンドのフルスケールという条件にて試験し、引張荷重−伸び曲線の下側面積を構
成しているチャート紙の重量を計ることによって測定した。
スペンサー衝撃強さは、実施例1に記載の如く、エルメンドルフ引裂試験機をス
ペンサー衝撃試験取り付は具に固定し、ASTM D−3420に類僚の方法に
従ってフィルムサンプルを試験することによってめた。これら種々の試験の結果
を表■に示す。
■
(r)はぎざぎざ状の引き裂きを示し、(S)は平滑な状態の引き裂きを示す。
高密度ポリエチレンボトルに貼付し、引き続き実施例2,3.及び4に記載の手
順に従って試験を行うと、多層フィルムを含んだラベルはm緬じわを生成するこ
とが観察されたが1本発明の単一層フィルムを含んだラベルは、縮緬じゎに対し
てかなり良好な抵抗性を示した。
実施例6と7は2本発明に従って作製したフィルムのブレンド層内の種々の量の
低密度ポリエチレンの代わりに線状低密度ポリチレンを使用したときの特性の比
較結果を示す。
案施±旦
本実施例においては、68重量%の耐衝撃性ポリスチレン、 10重量%のステ
レオン[F]スチレン−ブタジェンコポリマー、及び一方では22重量%の低密
度ポリエチレンを、他方ではダウレックス@(Tlowlex) 2047線状
低密度ポリエチレンを使用して1本発明のブレンド層からなるフィルムを作製し
た。ASTM D−882に従って試験を行って、これらのフィルムの1%割線
モジュラス、降伏引張強さ、極限引張強さ、及び極限伸びをめ、そして実施例5
に記載の試験手順に従って各フィルムのスペンサー衝撃強さをめた。
これらの試験の結果が表■に示されており、このときMDとTDはそれぞれ″縦
方向”及び″横方向”を表わしている。
衷■
豊ユ 刑匹 辿匠し
!施億ユ
本実施例においては、22重量%の好ましい耐衝撃性ポリスチレン、10重量%
のステレオン[F]スチレン−ブタジェンコポリマー、及び実施例6において使
用したのと同じ68重量%の低密度ポリエチレンを含んだ場合と、線状低密度ポ
リエチレンを含んだ場合のポリマーブレンドの単一層フィルムを作製した。実施
例6の場合と同じ試験を行った。得られた結果を下記の表Vに示す。
聚y
、登性 U匹 4匠り
実施例8では1本発明の単一層フィルム構造内において1種りの等重量の低密度
ポリエチレンの代わりにアタネの(Attane)4001超低密度ポリエチレ
ンを使用した場合の1分取通性、変形能、及び打抜き適性等のフィルム特性に及
ぼす影響を示す。
本実施例においては、10重量%のステジオン0スチレンーブタジエンコポリマ
ー、10重量%のエルパックス0エチレン−ビニルアセテートコポリマー(EV
A)。
9%の二酸化チタン、6%の汎用ポリスチレン(GPPS) 、並びに10.2
0.及び30重量%の低密度ポリエチレンもしくは超低密度ポリエチレン、そし
て残部の好ましい耐衝撃性ポリスチレンを含んだブレンドからフィルムを作製し
た1本フィルムに対して試験を行って、1%割線モジュラス、降伏引張強さ1極
限引張強さ、極限伸び、スペンサー衝撃強さ、及びエルメンドルフ引裂強さをめ
た0種々のフィルムに対する試験結果を表■に示す。
1M
実施医1
本実施例では1本発明のフィルムブレンド層又はラベルにおいて1種々のモノマ
ー比とブロック構造を有する等重量のスチレンーブタジエンブロフクコポリマー
を相容性付写物質として使用したときの影響を示す、異なったスチレン−ブタジ
ェンモノマー比を存するこれらのスチレン−ブタジェンコポリマーは、オハイオ
州アクロンのファイアストン・シンセテインク・ラバー及カンパニー及びテキサ
ス州ヒユーストンのシェルケミカル・カンパニーから販売されており、それぞれ
約43 : 66及び約28ニア2のスチレン対ブタジェンモノマー比に相当す
る。
ブレンド層の組成及び前述の方法に従って行った試験の結果を表■に示す。
裏■
夫施桝利
図6には2種々のスチレン系物質含量を存する本発明のフィルムに対し1%割線
モジュラスをめるべく行った試験の結果が示されている。このときフィルムは、
10重量%のステレオンロコポリマー、10重量%のエルパックスのエチレン
−ビニルアセテートコポリマー、9重量%の二酸化チタン、6重量%の汎用ポリ
スチレン、及び残部の低害度ポリエチレンと耐衝撃性ポリスチレンを含む、フィ
ルムの作製と試験は前述の実施例に記載の如く行い、比較のために柔軟性ビニル
フィルムに対する典型的な値が示しである0図6と7に記載のデータを解析する
上で、ブレンド中に存在するスチレン系物質の量をめる際には、顔料用キャリヤ
ーとして存在する汎用ポリスチレンも含まれることに読者は留意しなければなら
ない。
実施倒月。
図7は1本発明に従って作製し、10重量%のステレオン[有]スチレンーブタ
ジエンブロックコポリマー、 10重量%のエルパックス[有]エチレンービニ
ルアセテートコポリマー、9重量%の二酸化チタン、6重量%の汎用ポリスチレ
ン、及び残部の低密度ポリエチレンと種々の量の耐衝撃性ポリスチレンを含んだ
フィルムの打抜き適性をめるべく行った試験の結果を示す、この場合も、ビニル
フィルムに対する値が比較のために示しである。
実施医屋
図8においては1本発明に従って作製し5ブレンド層中に91量%の二酸化チタ
ン、6重量%の汎用ポリスチレン(顔料キャリヤーとして)、与えられた量のレ
ンと低密度ポリエチレン(56部の低密度ポリエチレンと44部の耐衝撃性ポリ
スチレン)を含んだフィルムの伸び率に及ぼす1種々の量のステジオン0スチレ
ンーブタジエンコポリマー相客性付与物質を使用したことの影響が示されている
。このようなフィルムの縦方向と横方向における極限伸びが示されている。なお
1等量のエルパックス[F]物質とステレオン[有]物質(それぞれ10重量%
)を含んだフィルム及び柔軟性ビニルフィルムに関する値も比較のため示しであ
る。
分取適性が特にフィルムの1%割線モジュラスの縦方向の値に関係していること
、そしてフィルムの打抜き通性が、フィルムの極限伸びと極限引張強さとの積又
はフィルムの靭性にほぼ比例していて、これらの特性の縦方向の値と横方向の値
の両方に依存していることがラベリング業界においてはよく知られている。上記
の実施例を考察すると1本発明の組成物から作製されたラベルが、その優れた変
形能を保持しつつ、ポリエチレンラベルを凌ぐ打抜き通性と分取適性が付与され
ていること、また従来技術の欠点を解消するのに適していることがわかる。
表1〜■及び図6〜8から9本発明のフィルムは、ポリエチレンラベルより打抜
き適性が優れているが、スチレン系フィルムに比べると剛性がかなり低くてビニ
ルラベルと同等程度である。と結論づけることができる0表■は9本発明のブレ
ンド層フィルムが、打抜き適性に間してはビニルフィルムと同等であり、そして
別個のポリエチレン屡と別個のポリスチレン層積層体にほぼ匹敵する。というこ
とを示している。
表■とVは、エチレン系物質としてLDPRの代わりにLLDPEを使用したと
きの。
伸び率特性の向上を示している。こうした伸び率向上と改良された靭性により。
ラベルマトリックスの剥ぎ取り性能が改良される。
表■は、ブレンド中のLDPHの割合が増大すると、フィルムにおいてより低い
モジュラス特性とより高い伸び率特性が得られることを示している。LDP[+
のレベルが増大すると形状適合性やマトリックス剥ぎ取り性能の向上に有益であ
り、一方。
HIPSのレベルが増大すると分取適性や打抜き通性の向上に有益である。さら
に表■から、エチレン系物質としてLDPI!の代わりにULDPEを使用する
と、より低いフィルムモジュラスとより高い伸び率が観察され、これにより形状
適合性とマド、リックス剥ぎ取り性能の向上が果たされる。と結論づけることが
できる。
表■は、相客性付与物質としてステジオン0スチレンーブタジエンマルチブロフ
クコポリマーの代わりにクレイトンの線状ブロックコポリマーを使用すると。
同等のフィルム特性が得られることを示している。
図6は、 PE/PSブレンドにおいてPSのレベルが増大すると、フィルムモ
ジュラス又は剛性が全体としてアップすることを示している0曲線の破断は、ブ
レンドがPE一連続系からPS一連続系へと変化する二相系の組成を示している
。
図6と7から、 IITPs/PEブレンド物におけるPSの割合は、柔軟性ビ
ニルフィルムと同等程度のフィルム靭性と分取適性を高めるためには1組成比が
40/60より大きくなければならない、と考えることができる。フィルムの靭
性が低いと、ラベルは容易に打ち抜くことができる。
図8は、フィルムの極限伸びに及ぼすステレオン[F]相容性付写物質のレベル
の影響を示しており、このときフィルムのブレンド層内における重量比はHIP
544部対しDP256部である。相容性付与物質が存在しない場合は、フィル
ムの伸び率がかなり低く、従ってフィルムは脆くなる。ステレオン[F]コポリ
マーの含量が10%でエルパックス[有]コポリマーの含量が10%のとき、フ
ィルムは、 柔軟性ビニルフィルムと同等の伸び率を示す。
実施側B
本実施例においては、実施例4の場合と同じように3NからなるABA型フィル
ムラベルストックを作製した。スキン層すなわち“A”層は、フィルム構造物全
体の約10容量%を構成し、それぞれ以下に記載の物質を含む:(a) 60重
量%の低密度ポリエチレン;本物質は、約0.922g/c+s’の密度。
及び2.16kgの荷重にて190°Cで1.i5g/10分のメルトインデッ
クス(ASTM (1−1238の条件已に相当する)を有する:(b) 30
重量%の耐衝撃性ポリスチレン;本物質は、7.5重量%のゴム含量、及び5k
gの荷重にて200’Cで6 g/10分のメルトインデックス(ASTM D
−1238の条件G)を存する;及び
(C) 約101!量%の実施例4に使用されているステレオン$841Aブロ
ックコポリマー、さらに、従来のフルオロエラストマー加工助剤も含まれている
。
コアーブレンド層すなわち“B”層は、48重量%の同じ低密度ポリエチレン。
33重量%の同じ耐衝撃性ポリスチレン、10重量%のステレオン841A、及
び91部量%の二酸化チタンを含む。
試験結果は、工業的に受け入れ可能な生成物が得られたことを示している。
浄書(内容に変更な・し)
FIG、6
耐衝撃性ポリスチレン/低密度ポリエチレンブレンド物における1%割線モジュ
ラスとスチレン系物質含量との関係ブレンド物中におけるスチレン系物質の割合
(%)浄°X(′内孔−に変更なし)
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 1o。
ブレンド物中におけるスチレン系物質の割合(%)浄書(内容に変更なし)
FIG、8
フィルム最適伸張度とHIPS/LDPEブレンド用の相溶性物質の濃度との関
係
ステレオン相溶化剤の量(重量%)
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成 4年 1月 6日
特許庁長官 深 沢 亘 殿 B明
1、特許出願の表示
PCT/US90103785
2、発明の名称
3、特許出願人
住 所 アメリカ合衆国ミシガン州48640. ミドランド。
アボット・ロード、ダウ・センター 2030名 称 ザ・ダウ・ケミカル・カ
ンパニー4、代理人
住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区
電話(3270) 6641〜66465、補正嘗の提出日
平成 3年 6月27日
請−玉一二−鉦二囲
1、 選定された支持体に付着させるのに適していて、El]刷可能な熱可塑性
フィルム・フェースストックを、前記フィルム・フェースストックを介在する接
着剤によって前記支持体に固定するための前記フェースストックの一方の面上に
適切に分散された接着剤、及び剥離可能な状態で前記接着剤に結合した剥離剤塗
布したライナー材料と一緒になった形で含んだタイプの変形可能なラベルであっ
て。
このとき前記フィルム・フェースストックが。
耐衝撃性ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン、汎用ポリスチレン、及びこれら
の混合物からなる群から選ばれる第1の物質;線状低密度ポリエチレン、超低密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、エチレンとプロピ
レンのコポリマー、エチレンとアクリレートモノマーとのコポリマー、エチレン
とビニルアセテートとのコポリマー。
エチレンとアクリル酸とのコポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選ば
れる第2の物質;及び
相客性付与物質;
を含むポリマーブレンドの層を含んでいることを特徴とする前記変形可能なラベ
ル。
2、 請求の範囲第1項に記載の変形可能なラベルを変形可能な支持体上に使用
すること。
3、 前記相客性付与物質がスチレン−ブタジェンブロックコポリマー、エチレ
ン−ビニルアセテートコポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選ばれ。
前記相客性付与物質が5〜30!!量%の量にて存在する。請求の範囲第1項に
記載の変形可能なラベル。
4、 前記第1と第2の物質が合わせて、前記ポリマーブレンドの層の60〜9
5重量%を特徴する請求の範囲第1項に記載の変形可能なラベル。
5、 前記ポリマーブレンドが6〜12重量%の量の二酸化チタンをさらに含む
。
請求の範囲第1項に記載の変形可能なラベル。
6、 前記ブレンド層の第1の面に隣接した少なくとも第1のスキン層をさらに
含み、オレフィン系コポリマー、変性ポリスチレン、及びこれらの混合物からな
る群から選ばれる物質を含む、請求の範囲第1項に記載の変形可能なラベル。
7、 前記第1のスキン層が、 25!:量%を越えるエチレン系物質と40!
lit%未満のスチレン系物質を含む、請求の範囲第6項に記載の変形可能なラ
ベル。
8、 前記ポリマーブレンドの前記第1の物質が耐衝撃性ポリスチレンを含み。
前記第2の物質が低密度ポリエチレンを含む、請求の範囲第7項に記載の変形可
能なラベル。
9、 前記耐衝撃性ポリスチレンが前記ポリマーブレンドの10〜40重量%を
構成し、前記低密度ポリエチレンが前記ポリマーブレンドの55〜25重量%を
特徴する請求の範囲第8項に記載の変形可能なラベル。
10、前記相客性付与物質が、前記ポリマーブレンドの5〜15重量%のスチレ
ン−ブタジェンコポリマーを含む、請求の範囲第3項に記載の変形可能なラベル
。
11、前記第1の物質が、前記ポリマーブレンド中において前記第2の物質及び
前記相客性付与物質と共に、前記第2の物質だけを含んだ同じ厚さのフィルムに
比べて打抜き適性を少なくとも3倍改良するに足るIにて、また前記第2の物質
だけを含んだ前記フィルムに比べて縦方向の1%割線モジュラスを少なくとも2
倍改良するに足る量にて存在する。請求の範囲第1項に記載の変形可能なラベル
。
12、前記ラベルが。
10〜40重量%の耐衝撃性ポリスチレン、55〜25重量%の低密度ポリエチ
レン。
及び相客性付与物質を含んだポリマーブレンドの層、このとき前記ブレンド層は
前記フィルム・フェースストックの60〜80容量%を構成する;前記ブレンド
層の第1の面に隣接していて、25重量%を越える低密度ポリエチレンと40重
量%未満のポリスチレンを含んだ第1のスキン層;及び前記ブレンド層の第2の
面に隣接していて、25重量%を越える低密度ポリエチレンと40重量%未満の
ポリスチレンを含んだ第2のスキン層、このとき前記第1と第2のスキン層は1
合わせて前記フィルム・フェースストックの40〜20容量%を構成している;
を含んだ3つの層を育する。請求の範囲第6項に記載の変形可能なラベル。
13、前記フィルムが、前記第1のスキン層、前記第2のスキン層、及び前記ブ
レンド層を合わせて3〜4ミルの平均厚さを有する。請求の範囲第12項に記載
の変形可能なラベル。
手続補正書(j5:io
平成 4年/7月2日ムグ