JPH0550263U - 弁機構 - Google Patents

弁機構

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JPH0550263U
JPH0550263U JP109720U JP10972091U JPH0550263U JP H0550263 U JPH0550263 U JP H0550263U JP 109720 U JP109720 U JP 109720U JP 10972091 U JP10972091 U JP 10972091U JP H0550263 U JPH0550263 U JP H0550263U
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JP
Japan
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pressure
chamber
valve opening
lip
pressure chamber
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Pending
Application number
JP109720U
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English (en)
Inventor
山 正 横
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第一室と第二室とを区分した弁体の開弁圧力
を別個に調整する。 【構成】 流路Rを遮断する弁体20を設けて該流路R
を第一圧力室Aと第二圧力室Bとに区分し、前記弁体2
0を、第一圧力室Aの圧力P1 上昇時には該圧力P1
第二圧力室Bへ逃すように開作動し、第二圧力室Bの圧
力P2 上昇時には該圧力P2 を第一圧力室Aへ逃すよう
に開作動する構成としたオイルシールにおいて、弁体2
0に貫通穴21を設け、弁体20の隣に補助開弁リップ
22を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車用のガスストラットに装着されるオイルシール、簡易 弁等に用いられる弁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の弁機構を示す。ハウジング100内にはゴム状弾性体101を設 けてあり、流路Zを形成している。ゴム状弾性体101にはハウジング100側 へ突出した弁体としてのシングルリップ102を形成してある。シングルリップ 102の自由端はハウジング100に接触しており、流路Z内を第一室としての 第一圧力室103、第二室としての第二圧力室104とに区分してある。なお、 シングルリップ102は第二圧力室104側へ傾斜してある。
【0003】 上記構成において、第一圧力室103の圧力が上昇すると、該圧力によってシ ングルリップ102は第二圧力室104側へ弾性変形して流路Zを開放し、該圧 力を第二圧力室104へ逃す。
【0004】 また、第二圧力室104の圧力上昇時には、該圧力によってシングルリップ1 02が第一圧力室103側へ弾性変形して流路Zを開放し、該圧力を第一圧力室 103へと逃す。
【0005】 上記構成において、シングルリップ102を第二圧力室104側へ傾斜してあ るため、シングルリップ102の剛性及びハウジング100との摩擦抵抗により 、第一圧力室103の圧力上昇時にシングルリップ102の開作動するための圧 力、即ち、開弁圧力よりも、第二圧力室104の圧力上昇時の開弁圧力の方が高 く設定される。
【0006】 このように、第一圧力室103,第二圧力室104の開弁圧力の調整は、シン グルリップ102の傾斜角度の変更や肉厚の変更によって行なわれている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例においては第一,第二圧力室の開弁圧力は一括でなければ 調整できないため、該開弁圧力を任意の値に設定しにくかった。
【0008】 本考案は上記課題を解決するためのもので、第一,第二圧力室の開弁圧力を別 個に調整することのできる弁機構を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、流路を遮断する弁体を設けて該流路を第一 室と第二室とに区分し、前記弁体を、第一室の圧力上昇時には該圧力を第二室へ 逃すように開作動し、第二室の圧力上昇時には該圧力を第一室へ逃すように開作 動する構成とした弁機構において、前記弁体の第一室の圧力上昇時の開弁圧力と 、第二室圧力上昇時の開弁圧力とを別個に調整する開弁圧力調整手段を設けた。
【0010】
【作用】
上記構成に基づく本考案は、第一室の圧力が上昇すると弁体が開放し、該圧力 が第二室へ逃される。また、第二室の圧力が上昇すると弁体が開放し、該圧力が 第一室へ逃される。
【0011】 一方、開弁圧力調整手段により、第一,第二室の圧力上昇時の弁体の開弁圧力 を別個に調整することができる。
【0012】
【実施例】
次に、本考案を自動車のガスストラット用オイルシールに適用した実施例に基 づいて説明する。図1(A)はガスストラットの要部断面図である。図において 1は外筒であり、外筒1内には内筒2を設けて内室3と外室4とに区分してある 。また、外筒1の内周には環状のハウジング5を固定してある。ハウジング5の 内径は内筒2の内径と略同じであり、ハウジング5の上端面に内筒2が当接して いる。
【0013】 また、外筒1の内周には、ハウジング5から所定間隔をおいて環状のガイド6 を嵌合固定してある。ガイド6を上下に貫通した軸孔7内には、軸8を往復動自 在に挿入してある。軸孔7は内筒2よりも小径に設定してある。
【0014】 前記ハウジング5とガイド6との間には、オイルシール9を装着してある。こ のオイルシール9はゴム状弾性体よりなる環状のシール本体10と、シール本体 10に埋め込んだ金属環11とを有する。シール本体10の外周は外筒1に嵌合 してある。また、シール本体10の上端面12にはハウジング5の環状の突出部 13が接触しており、シール本体10の下端面14にはガイド6の上端面15が 密着している。
【0015】 また、シール本体10の内周側には、内室3側に向けた環状のシールリップ1 6と、シールリップ16とは逆方向に向けた環状のシールリップ17とを設けて ある。このシールリップ16,17は軸8に密封接触しており、シールリップ1 6の背面にはスプリング18を装着してある。
【0016】 シール本体10の上端面12とハウジング5の下端面19との間には弁機構Y を設けてある。弁機構Yを(B)により詳しく説明する。ハウジング5とシール 本体10との間には流路Rが形成されている。
【0017】 一方、シール本体10の上端面12には環状の弁体としての主開弁リップ20 を設けてある。こうして流路Rを内周側の第一室としての第一圧力室Aと、外周 側の第二室としての第二圧力室Bとに径方向に区分している。
【0018】 主開弁リップ20はゴム状弾性体よりなり、その自由端がハウジング5の下端 面19に所定のしめ代で密封接触する寸法を有する。また、主開弁リップ20は 全周に亘って外周側、即ち、第二圧力室B側へと所定角度傾斜している。そして 、主開弁リップ20には、貫通穴21を径方向に設けてある。
【0019】 一方、上端面12であって主開弁リップ20の外周側、即ち、第二圧力室B側 には、環状の補助開弁リップ22を設けてある。補助開弁リップ22は全周に亘 って外周側へ傾斜しており、その自由端は下端面19に所定のしめ代で密封接触 している。傾斜角度は主開弁リップ20と同じに設定してある。
【0020】 そして、上記主開弁リップ20の径方向の肉厚t2 と、補助開弁リップ22の 径方向の肉厚t1 との関係は、 t1 <t2 に設定してある。上記貫通孔21、補助開弁リップ22が開弁圧力調整手段であ る。
【0021】 なお、ハウジング5には通路23を設けてあり、通路23によって第二圧力室 Bと外室4とが連通している。
【0022】 上記構成において、衝撃が加わると軸8は上,下方向に往復動する。内室3の 流体はシールリップ18によりシールされている。そして、内室3の圧力P1 が 上昇した場合、該圧力P1 は貫通穴を通って補助開弁リップ22の内周面に加わ る。この圧力P1 がある圧力値、即ち、開弁圧力P1 maxに達したとき補助開 弁リップ22は第二圧力室B側へ図2(A)のように弾性変形する。その結果、 第一圧力室Aと第二圧力室Bとが連通し、第一圧力室Aの圧力P1 が第二圧力室 Bへと抜ける。
【0023】 従って、シールリップ16の背面にP1 max以上の圧力が加わることはなく 、シールリップ16と軸8との摩擦抵抗の増大を抑制し、シールリップ16の耐 久性,シール性を維持向上できる。
【0024】 以上のようにして第一圧力室Aの圧力P1 が低下すると、補助開弁リップ22 はそれ自体の弾性復元力によって図1(B)の状態へと復帰する。
【0025】 一方、外室4内の圧力P2 が上昇すると、該圧力P2 は通路23を介して第二 圧力室Bへと伝達される。この圧力P2 は補助開弁リップ22の外周面へと加わ り、補助開弁リップ22を主開弁リップ20へと押し付け、補助開弁リップ22 と主開弁リップ20とが剛性,ハウジング5との摩擦抵抗に抗して一体的に内周 側へと弾性変形する。
【0026】 そして、圧力P2 がある圧力値、即ち、開弁圧力P2 maxとなった時に図2 (B)のように開弁状態となり、第二圧力室Bと第一圧力室Aとが連通する。そ の結果、第二圧力室Bの圧力P2 が第一圧力室Aへと抜ける。従って、第二圧力 室Bの構造部品、例えばシール本体10に対して圧力P2 以上の圧力が加わるこ とを防止でき、外周の突起部13との間等のもれを防止できる。なお、第二圧力 室Bの圧力P2 が低下すると、補助開弁リップ22、主開弁リップ20はその剛 性により図1(B)へと復帰する。
【0027】 ところで、上記において、補助開弁リップ22が外周側へ弾性変形する場合の 剛性とハウジングとの摩擦抵抗よりも、補助開弁リップ22,主開弁リップ20 が内周側へ弾性変形する場合の剛性とハウジングとの摩擦抵抗のほうが極めて大 きいため、開弁圧力P1 max,P2 maxの関係は P1 max<P2 max となっている。
【0028】 また、本考案においては、補助開弁リップ22の肉厚t1 を調整すれば、該補 助開弁リップ22の剛性,ハウジング5との摩擦抵抗が容易に変動する。従って 、開弁圧力P1 maxを単独で調整することができる。
【0029】 一方、開弁圧力P2 maxについては、主開弁リップ20の肉厚t2 と補助開 弁リップ22の肉厚t1 との和(実質的には肉厚t2 のみ)の調整により、剛性 ,ハウジング5との摩擦抵抗を変えられるから、開弁圧力P2 maxを単独で調 整できる。
【0030】 このように、本考案では開弁圧力P1 max,P2 maxを単独で調整し、任 意の値に設定できる。
【0031】 なお、肉厚t1 ,t2 を変える他に、上端面12からの補助開弁リップ22, 主開弁リップ20の突出量を単独で変えてハウジング5とのしめ代を調整する構 成でも良い。このように構成すれば、補助開弁リップ22,主開弁リップ20が 弾性変形した時にハウジング5との摩擦抵抗がそれぞれ変化するため、上記度同 様の効果を得られるが、この構成は微調整用の手法として使う方が好ましい。
【0032】 また、貫通穴21の軸方向の断面形状は円形が好ましいが、三角形,四角形, 長穴であってもよい。更に、貫通穴21は主開弁リップ20の全周に亘って複数 個等配してもよい。
【0033】 更にまた、本実施例の開弁圧力調整手段はオイルシール9側に設けてあるため 、ハウジング5側に特殊加工を施す必要もない。
【0034】 また、本考案はオイルシールに限らず、簡易弁としても使用できる。
【0035】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したものであるから、開弁圧力調整手段によって第 一,第二圧力室の開弁圧力を別個に調整し、任意の値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案を自動車のガスストラットのオ
イルシールに用いた半断面図、(B)は(A)の弁機構
の拡大断面図。
【図2】本考案の実施例であり、(A)は第一圧力室の
圧力が上昇して開弁状態となった要部拡大断面図、
(B)は第二圧力室の圧力が上昇して開弁状態となった
要部拡大断面図。
【図3】従来の弁機構の断面図である。
【符号の説明】
1 外筒 2 内筒 3 内室 4 外室 5 ハウジング 6 ガイド 7 軸孔 8 軸 9 オイルシール 10 シール本体 11 金属環 12 シール本体の上端面 13 突出部 14 シール本体の下端面 15 ガイドの上端面 16,17 シールリップ 18 スプリング 19 ハウジングの下端面 20 主開弁リップ 21 貫通穴(開弁圧力調整手段) 22 補助開弁リップ(開弁圧力調整手段) 23 通路 A 第一圧力室(第一室) B 第二圧力室(第二室) P1 ,P2 開弁圧力 R 流路 t1 ,t2 肉厚

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路を遮断する弁体を設けて該流路を第
    一室と第二室とに区分し、前記弁体を、第一室の圧力上
    昇時には該圧力を第二室へ逃すように開作動し、第二室
    の圧力上昇時には該圧力を第一室へ逃すように開作動す
    る構成とした弁機構において、 前記弁体の第一室の圧力上昇時の開弁圧力と、第二室圧
    力上昇時の開弁圧力とを別個に調整する開弁圧力調整手
    段を設けたことを特徴とする弁機構。
JP109720U 1991-12-13 1991-12-13 弁機構 Pending JPH0550263U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP109720U JPH0550263U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 弁機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP109720U JPH0550263U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 弁機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0550263U true JPH0550263U (ja) 1993-07-02

Family

ID=14517518

Family Applications (1)

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JP109720U Pending JPH0550263U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 弁機構

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JP (1) JPH0550263U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514014A (ja) * 2001-12-20 2005-05-19 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 陰イオン交換を使用して、生物学的混合物から有機分子を除去するための方法およびデバイス
JP2016014424A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 日本精工株式会社 転がり軸受ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514014A (ja) * 2001-12-20 2005-05-19 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 陰イオン交換を使用して、生物学的混合物から有機分子を除去するための方法およびデバイス
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980210