JPH05503302A - 巨核球成熟因子 - Google Patents
巨核球成熟因子Info
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- JPH05503302A JPH05503302A JP3518291A JP51829191A JPH05503302A JP H05503302 A JPH05503302 A JP H05503302A JP 3518291 A JP3518291 A JP 3518291A JP 51829191 A JP51829191 A JP 51829191A JP H05503302 A JPH05503302 A JP H05503302A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
巨核球成熟因子
本発明は血小板を生成するための方法及び医薬組成物に関する。本発明はより特
定的には、循環血液中の血小板のIを増加させる因子を用いる血小板障害の治療
に関する。
本発明は血小板の生成分促進する因子を含む医薬組成物にも関する。
光透ノ2JIJL
多分化能性造血幹細胞は種々のタイプの最終分化血液祁胞を発生させる。血液は
、赤血球、白血球及び血小板からなる。血小板は、主として骨髄に存在する巨核
球と称する大きい細胞の断片化に由来する。血小板は血液凝固及び創傷治慰て主
要な役割と果たす6
巨核球は種々の分化段階を経て成熟血小板含生成する。
まず、多分化能性f#細胞が巨核球の形成に閲与するようになり、細胞及び核の
増殖を経て巨核球前駆m胞プールご形成する。これらの前駆細胞はエンドデュー
プリゲーション(endoduplication)分径て、高度に分葉した(
aultilobula−ted)@微性の核を特徴とする未熟な巨核球、即ち
巨核芽球3形成する。巨核芽球から成熟巨核球が生成される過程では、血小板特
有のタンパク質念含む細胞質顆粒が形成される。成熟巨核球はプロプレートレッ
ド(proplatelee)と称する細胞質伸長物(cytoplas+++
ic extension)を放出し、これが断片化して成熟血小板が生成され
る。
精製因子には、in vitroで巨核球前駆細胞からの成熟巨核球の形成を刺
激することにより巨核球の分化を促進するものがある。この種の因子としては、
顆粒球/マクロファージコロニー刺激因子(GM−C5F) 、顆粒球コロニー
刺激因子(G−C5F)−エリトロポエチン(EPO)、インターロイキン−3
(IL−3)、インターロイキン−6(IL、−6)及び巨核球コロニーMa因
子(Meg−CSF)が挙げられる(flofl+aanら、Blood Ce
1ls 13.75−86 (1987) ; Mazurら、Exp、Hem
atol、1i、1128−1133(1987) ;McNieceら、Ex
p、Hematol、16.807−810 (1987) ; Luら、Br
1tJ、HenaLol、70.149−156 (1988) ; l5hi
bashiら、Proc 。
Natl、八cad、sci、U、s、^、86.5953−5957 (19
89))。米国特許第4,894,440号には巨核球刺激因子(MS F )
と称する因子が開示されている。精製MSFは、巨核球中で血小板プロテオグリ
カン及び血小板特異的麗粒タンパク賀、例えば血小板第■因子の会成含刺激する
能力を有することから明らかなように、巨核球の細胞質の成熟に関与する。精製
I L−6はin vivoで血小板を増量させると報告されている( l5h
ibashiら、Blood 74,1241(1989) ;’Hillら、
J、Cl1n。
Invest、85.1242−1247<1990)) 。
血小板新生(Lhrombopoietic )刺激活性は、血小板減少症思考
の血漿、血清及び尿、並びにヒト肝腎(HEK)MJ胞の培養培地中に発見され
ている。この活性は、トロンボボエチン又は血小板新生刺激因子(TSF)、即
ち巨核球の成熟を副脚する重要なエレメントと考えられている因子によるものと
されてきた(McDonald Ann、N、Y、^cad、sci。
四重、1−24(1937))、 HE K細胞由来のTSFは精製されたが(
McDonaldら、J、1.ab、Cl1n、Med、106.l6Z−17
4(1985))、血小板減少症忍者の血漿に由来する対応する活性物質はまだ
精製されていない、巨核球の形成におけるTSFの役割はまだ確立されていない
、しかしながら、精製TSFは単独では前駆細胞からの巨核球の形成を刺激しな
いため(Luら、Br1tj、Ilematol 、70,149−156(1
988))、より後期の巨核球分子ヒ段階て役割を果たすものと推測される。
巨核球の分化及び成熟の抑制及び逆転も観察されている。
血小板第■因了(PF−IV)及び形質転換成長因子(T G F )−8は巨
核球前駆細服の形成を抑止する(Ish 1bash iら、Blood 69
,1737−1741(1987) ; (:ewirtzら、J、Cl1n。
Invest、83.1477−1486(1989) ; Ranら、Blo
od 75,1234−1239(1990) ’)。微小管の形成に作用する
種々の化合物はプロプレートレッドの形成を抑制する( Levenら、Blo
od 69,1046−1052(1987)) 、また、血清由来のセリンエ
ステラーゼであるトロンビンは、プロプレートレッド伸長物の収縮(ret−r
action)を刺激することにより巨核球の成熟を逆転させる(Radley
ら、Throibosis and )Iaemotosis 58,732−
736(1987) )。
モルモット巨核球は、適当な培養条件下ではin vitroで分化して、血小
板の前駆体である長い細胞質伸長物を形成する( Levenら、前出の文献;
Handagamaら、^m、JJet、Res。
48.1142−1146) 、プロプレートレッドと称するこれらの伸長物は
更に、モルモット血小板サイズの小さい無核細胞に分化することが観察されてい
る。プロプレートレッドの形成は、巨核球から血小板への発達における重要な事
象である。このプロセスに作用する因子は血小板の生成で重要な役割な果たす。
前述のように、巨核球の分化及び成熟の種々の段階を刺激し且つ巨核球の数及び
大きさの増加な促進する因子は多数同定されている。しかしながら、成熟巨核球
が更にプロプレートレッド担持細胞に分化するプロセス3刺激する精製因子は1
つも報告されていない、プロプレートレンドの形成と刺激する因子の同定及び単
離は、血小板障害に起因する過剰出血の治療に有用であろう。
成熟巨核球及び血小板の細胞質は、プロテオグリカンと血小板特有のタンパク質
とからなる顆粒な含んでいる。プロテオグリカンは、タンパク質コアに共有結合
したグリコサミノグリカン顕を少なくとも1つ有する酸性度の高い高分子である
。あるプロテオグリカンは、グリコサミノグリカンのウロン酸分Iをモニターす
ることによりヒト血小板から精製され、タンパク質コアに結合したコンドロイチ
ン硫酸zを4つ含んでいた( 01<ayanaら、BiochemJ、233
.73−81 (1986)) 、精製ヒト血小板プロテオグリカンタンパク質
コアは配列決定された(Perinら、Biochem、J、255.1007
−1013(1988) 、Allielら、FEBS Letters 23
6,123−126(1988))。
この夕〉′バク質はアミノ酸131個分の長さ分有し、8つのSer−gly配
列の反復を有するアミノ酸18個の領域を含んでいた。反復5er gly配列
は既に別のプロテオグリカンのタンパク質コア領域に!!察されており、グリコ
サミノグリ力〉結合部位であると予測された。ヒト血小板10チオグリカンの位
=67及び69のセリン残基はコンドロイチン硫酸銀て修飾されていると考えら
れた(Allielら、前出の文献)。ヒト血小板プロテオグリカンの生物学的
活性は精製中も精製後も測定されなかった。
5tevensらのPCT公開W○9010060B号には、ヒト前骨髄球性白
血病細胞系HL−60由来の分泌顆粒プロテオグリカンのタンパク質コア3コー
ドするゲノム配列及びcDNA配列が開示されており、これは5Lellrec
htらによっても報告されている( Nuc 、Δcids Res、17.7
523(1989))、これらのDNA配列に基づいて、アミノ酸数131の成
熟ポリペプチドとアミノ酸数27のシグナルペプチドとを含む分子量17.60
0のタンパクπが想定された。この成熟ヒト分泌顆粒プロテオグリカンは、ヒト
血小板プロテオグリカンについて報告されたものと同じアミノ酸配列を有してい
たくAl11elら、前出の文献)6ヒト分泌顆粒プロテオグリカンの生物学的
活性は前出の5tevensらの文献には記述されていない。
本発明の目的の1つは、血小板の生成を促進する因子を投与することからなる過
剰出血の治療方法にある0本発明の別の目的は、プロプレートレッドを増量させ
それによって血小板の生成を刺激する因子の精製にある。本発明の更に別の目的
は、血小板の生成を促進する因子を含む医薬組成物の製造にある。
光遭しL阪I一
本発明は、血小板を増量させる方法、並びに巨核球の成熟及びプロプレートレッ
トの形成に関与する因子を用いて血小板障害を治療する方法に関する。巨核球は
成熟してプロプレートレッドと形成し、このプロプレートレンドが断片化して血
小板を放出する。プロプレートレフト旦の変化は、生成される血小板の量に直接
影響する。
巨核球からのプロプレートレットの形成き刺激する本発明の因子は、巨核球成熟
因子(M M F )と称する。これらの因子は血小板を増量させ、過剰出血の
治療に有用である。
血小板障害の治療に使用されるM kI Fは天然M M Fのアミノ酸配列の
一部又は全部を有し得、M M F ’7コードする外来DNA配列の原核又は
真核発現産物であり得、且つ安定性、溶解性及び循環半減期(circulat
ing half−life)を増加させるためにポリエチしングリコールのよ
うな水溶性ポリマーで具有結合的に修飾し得る。
巨核球成熟因子は単独で、又は血小板を増量させる池の治療法と組合わせて使用
し得る。MMFと組合わせて使用するのに有用な他の因子は幹細胞因子(SCF
)、GM−C3F、G−CSF、IL−3、I L−6、M e g −C3F
、MSF及びEPOである。
本発明は、巨核球の成熟に作用する因子の精製方法を提供する。MMF含有物質
から巨核球成熟因子を精製する方法の1つは、イオン交換クロマトグラフィース
テップを1つ以上含む。
本発明は、巨核球成熟因子のアッセイ方法も提供する。
この方法は、MMF (未精製又は精製したもの)を巨核球と共にインキュベー
トし、巨核球からのプロプレートレットの形成をモニターすることからなる。こ
のアッセイではMMFがプロプレートレッドの生成を刺激する。
本発明は、精製し単離した巨核球成熟因子の医薬的に許容し得る組成物にも関す
る。本発明は更に、SCF、GM−CSF、G−C3F、IL−3、IL−6、
Meg−CSFJiSF及びEPOの医薬的に許容し得る組成物をも含む、巨核
球成熟因子の医薬的に許容し得る組成物も提供する。
パ の、°t・
第1A図はプロブレートレフト形成前のモルモット巨核球をMegacolor
染色した状態で示している。
第1B図はプロプレートレット形成後のモルモット巨核球をWright Gi
emsa染色した状態で示している。
第2図はヒト血清の添加によるin vitroアッセイでのプロプレートレッ
ド形成の抑制を示している。
第3図はプロプレートレッド形成がトロ〉ビシによっては抑制されるが、トリプ
シン、キモトリプシン又はトロンポジチンによっては抑制されないことを示して
いる。
第4図はプロトロンビン及びトロンビンによるin vitr。
アッセイでのプロプレートしット形成の抑制を示している。
第5図はプロトロンビン及びトロンビンによって誘導されたin vitroで
のプロプレートレッド形成の後退を示している。
第6A図及び第6B図はそれぞれ、トロンビンの不活性化がプロプレートレット
形成の抑制及びプロプレートレットトの収縮に及ぼす効果分水している。
第7図はプロプトートレット形成を抑制するヒト血清及びプロI・ロンビンのD
EAEクロマトグラフィーを示している。
第8図はプロプレー1〜レツド形成な抑制するヒト血清及びプロ1〜ロンビンの
5uperose−6クロマトグラフイ第′9図は巨核球、プロプレートレッド
及び血小板によるプロトロンビンからトロンビンへの変換を示している。
第10A図及び第10B[Jは、ヒト血小板の塩化グアニジニウム溶解物及びC
HAPS溶解物によるin vitroアツセイでのプロプレートレット形成の
刺激を示している。
第11図は塩化グアニジニウムの存在下で溶解したヒト血小板のDEAEクロマ
トグラフィーを示している。
第12図はヒト血小板の塩化グアニジニウム溶解物に由iするMMF−IIIの
MonoQクロマトグラフィーを示している。
第13図はヒト血小板の塩化グアニジニウム溶解物に由来するMM F −I[
[の5upe rose−6クロマトグラフイ一分示している。
第14図はヒト血小板の塩化グアニジニウム溶解物に由来する。l1丁11 F
−mのC4逆相5pLca示している。
第15図はCHAPS緩衝液の存在下で溶解したヒト血小板のDEAEクロマト
グラフィーを示している。
第16図はヒト血小板のCHAPS溶解物に由来するMMF−1[[のMono
Qクロマトグラフィーを示している。
第17図は5DS−PAGEによる塩化グアニジニウム溶解物及びCHAPS溶
解物由来のMMF−1[[の分析を示している。
第18A図及び第18B図はそれぞれ、トロンビンを濃度を増加させながら存在
させたin vitroアッセイでのM M F ’−’″1によるプロプレー
トレット形成の刺激及びプロプレートレッド収縮の抑制を示している。
第19図はプロプレートレッド形成に対するM M F ’−”’及びMM F
”−”’の活性の比較を示している。
第20図はコンドロイチン硫酸を除去した後のMMFし151の活性を示してい
る。
第21図はMMF’−”’を4μg/日又は20μg/日で投与したマウスの血
小板量を示している。
第22図はヒト組換えI L−6を2μg/日又は10μg1日で投与したマウ
スの血小板量を示している。
第23!21は20μg/日のMMFし131を投与するが、2ttgZ日のI
L−6を投与するが、又は20ttg/日の1’ii M F ’−”’と2μ
g/日のIL−6と3組合わせて投与したマウスの血小板量を示している。
光1!」■1r皿朋一
本発明は、巨核球の成熟とプロプレートレッドの形成とを刺激し、それによって
循環血小板を増量させる巨核球成熟因子(MMF>Hに関する0本発明の因子は
、抑制因子が存在しても、in vitroで巨核球がらのプロプレートレッド
の生成を促進する性質を有する。実施例2で述べるように、前記抑制因子の1つ
はヒト血清中に存在する。
MMFは種々の由来源、例えばヒト血清、尿、巨核球及び血小板等から得られる
。巨核球及び血小板中のMMF活性の存在については実施例7及び8で説明する
。但し、1nvitroでプロプレートレッド形成を促進する生理物質は総てM
MF源として使用し得、rMMF含有物質」という用語はこのような生理物質を
意味する。
プロプレートレッド形成を刺激する因子はこれまて開示されたことがない。巨核
球の形成を促進する造血因子、例えばG−C3F、GM−C3F、IL−3及び
I L−6をin vitroアッセイて検査したところ、血清抑制物質の存在
下ではプロプレートレッドの形成を刺激しなかった。従って、これらの因子の活
性は本発明の因子の活性とは異なる。
本発明は巨核球成熟因子のアッセイ方法も提供する。この方法は実施例1で述べ
るように、未[!又は精製MMFを巨核球と共にインキュベートし、巨核球から
のプロプレートレットの形成をモニターすることからなる。この方法はプロプレ
ートレット形成抑制物質の存在下で行うのが好ましい、あるプロプレートレッド
形成抑制物質はヒト血清中に存在する(実施例2参照)。
本発明は、巨核球の成熟とプログレートレットの形成とを抑制する因子にも関す
る1本明細書ではこれらの因子を巨核球成熟抑制物質と称する。巨核球成熟抑制
物質は、巨核球からプロプレートレットへの自然の成熟を抑止し、1nvitr
oでプロプレートレッド伸長物の収縮を刺激する性質を有する。ヒト血清は巨核
球の成熟を抑制する(実施例2)。
ヒト血清中に存在する抑11活性物質は、トロンビンの酵素的に不活性の前駆体
であるプロトロンビンと一緒に同時精製される(実施例5)6μ製したプロトロ
ンビン及びトロンビンは両方ともプロプレートレンドの形成を抑制するが、トロ
ンビンはプロトロンビンよりも低い濃度で抑M活性を示す、トロンビンはヒト血
清中に存在する巨核球成熟抑制物貫であり、ヒト血清中のプロトロンビンはトロ
ンビンに変換されてから巨核球を抑制する。単離した巨核球はプロトロンビンか
らトロンビンへの変換も行う(実施例6)、トロンビン及びプロトロンビン以外
の因子であって、プロプレートレット形成を抑制し且つプロプレートレッドの収
縮を誘起する因子はin vitroアZセイで容易に検出される。
本発明はMMFcr)精製方法も提供する。この方法は、ヒト血小板を溶解し、
ヒト血小板溶解物を2つのイオン交換クロマトグラフィーステップ(例えばDE
AE及びMono Q)にかけることからなる、この操作全体にわたって、ヒト
血清又はM製トロンビンのうちいずれかの抑制物質の存在下での巨核球からプロ
プレートレットへの1nvitro成熟によりMMFの存在を検出する。血小板
は塩化グアニジニウム又はCHAPSMII液の存在下で溶解する(実施例8)
が、血小板の溶解に適した別の方法分使用してもよい、実施例9で述べるように
、いずれかの方法によって得た血小板溶解物をDEAEりロマトグラフィーにか
けると、プログレートし・/ト形成活性の3つの異なるピークが観察される(第
11区及び第15図)、これら3つのピークはカラムからの溶出に必要な塩濃度
に応じてMMF−I、MMF−1及びMMF−I[[と称する。第15図では、
プロプレートレッド形成に関するMMF−1含有フラクシヨンのアッセイは行わ
れていない、MMF−1,MMF−n及びMMF−mの生理活性については実施
例12で述べる。
MMF−IIIは更にMonoQクロマトグラフィーで精製する(第12区及び
第16図)。
ヒト血小板からは2つの異なる生物学的活性形態のM、MP−I[Iが精製され
る。実施例10で述べるように、血小板プロテアーゼを失活させるべく塩化グア
ニジニウムの存在下で血小板を溶解させると、Y−P−T−Qで始まるアミノ末
端配列を有するI製MMF−I[Iが得られる。血小板をCHAPS[l液の存
在下で溶解させると、R−I−F−Pで始まるアミン末端配列を有する精製MM
F−I[[が得られる。塩化グアニジニウム溶解物に由来するMMF−■のアミ
ン末端から来るアミノ酸16個の配列は、精製ヒト血小板プロテオグリカンのア
ミン末端から来るアミノ酸16個の配列と同じである(八1lielら、前出の
文献HPerinら、前出の文献)。ヒト血小板プロテオグリカンのアミノ酸1
31個の完全な長さの配列(AIlielら、前出の文献)は、CHAPS溶解
物に由来するMMF−Iffの最初の9個のアミノ酸と合致するアミノ酸9個の
内部配列を58〜67の残僅に含んでいる。塩化グアニジニウム溶解物に由来す
るMMF−Inは以後MMF’−”’と称する。これは、ヒト血小板プロテオグ
リカンと同じものである。
CHAPS溶解物に由来するMMF mは、完全な長さのタンパク質のカルボキ
シ末端側の部分に相当する、先端の欠けた形状のヒト血小板プロテオグリカンで
あり、以後MMF58−1=1と称する。精製MMF’−’3’はトロンビンが
存在している時にin vitroでプロプレートレッド形成を刺激し、トロン
ビンによって誘起されるプロプレートレッドの収縮を抑止する(第18A図及び
第18B図)。
ヒト血小板プロテオグリカンのアミノ酸配列の一部又は全部を有する因子が巨核
球の成熟と促進してプロプレートレッドを形成させる能力を有することは、これ
まで明らかにされていなかった。ヒト血小板プロテオグリカンが血小板第■囚子
を血管損傷部位まで運ぶキャリヤーとして機能し得るか又は補足的副成分C1q
の抑制剤として機能し得ることは示唆されていた(Okayamaら、前出の文
献; Perinら、前出の文献)。しかしながら、ヒト血小板プロテオグリカ
ンのin viLro又はin vivoの生物学的活性は明らかにされておら
ず、ヒト血小板プロテオグリカンの投与の結果得られる治療上の利益も記述され
ていない。
本発明は、MMFl″′31のアミノ酸配列の一部又は全部を有し、且つ成熟巨
核球からのプロプレートレッドの形成を促進する性質を示す巨核球成熟因子にも
関する。本明細書に記載の因子は、生理活性ペプチドフラグメントと天然MMF
’−13’のアミノ酸の変形とを含む、前H己生理活性ペプチドは、プロプレー
トレッド形成刺激能力を有するタンパク質コアフラグメントを形成すべく、11
JMp1−131のタンパク質加水分解を、細胞プロテアーゼのその場(in
5itu>での作用によって行うか、又は完全な長さの精製MMF’−”’のプ
ロテアーゼ処理により形成する1例えば、ウロン酸量に基づいて比較すると、精
製M M F ”−”’は完全な長さのMMF’−”’と同等+7)7D7レー
トレツト形成活性を有する(実施例11)。
M M Fは、好ましい実施態様では、外来DNAの原核又は真核発現産物であ
る。即ち、MMFは組換えMMFが好ましい0組換えマウスM MF及びヒトM
M F l −1:l +と実施例13で説明する。挿入すべき外来DNAは
ゲノムもしくはcDNAクローニング、又は遺伝子合成によって得る。
MMFの発現は原核宿主細胞(a菌)又は真核宿主細胞(酵母、N物、昆虫又は
哺乳動物の細胞)中で生起させる。
本発明はMMF類似体(analog)にも間する。これらの類似体は1、M
M F+ −131のタンパク質コアをコードするDNA配列を操作してこのコ
ード配列内でヌクレオチドの欠失、付加又は置換を発生させ、それによってアミ
ノ酸配列を変化させることにより得られる。これらの類似体は当業者に公知の手
順で製造する。
天然MMFとは異なる炭水化物構造を有する精製MMFも本発明の範囲に含まれ
る。巨核球成熟活性を得るためには、MMF’−”’上にグリコサミノグリカン
側鎖が存在していることが重要である。これは、精製M M F+ −121を
コンドロイチナーゼABCで処理して結合炭水化物鎖(糖H)を除去すると失活
することから明らかである(実施例11)。
炭水化物構造が変化すると、総電荷の異なるイソホーム(isoform)と称
するMMF分子が発生し得る。
MMFイソホームは互いに分離し、先行技術の等電点;気泳動又はクロマトフオ
ーカシングのような方法によって精製する。
本発明は、非修飾MMFに比べ、大きい溶解性、安定性及び/又は循環半減期を
示し得る化学的に修飾した形態のMMFも提供する。MMFへの水溶性ポリマー
の共有結合はポリエチレングリコールか又はポリエチレングリコールとポリプロ
ピレングリコールとのコポリマーであってよい。
このポリマーは、未置換とするか又は一端をアルキル基で置換する。これらの修
飾及び関連した修飾は米国特許第4.179,337号に記述されており、本明
細書はこの先行特許を参考として包含する。
本発明は、精製MMFに特異的に結合する抗体にも関する。これらの抗体は、複
数の抗原決定基に対する抗体(ポリクローナル)又は単一の決定基に対する抗体
(モノクローナル)であり、当業者に公知の手順で製造される。これらのポリク
ローナル抗体及びモノクローナル抗体は、精製グリコジル化又は脱グリコジル化
MMF’−”’及びM M F1a−131に結合する。MMFに対する抗体は
、培地、血清又は尿からMMFを選択的に除去するためにアフイニティクロマト
グラフイーで使用し得る。また、MMFに特異的に結合してil vitroで
プロプレートレット形成を抑制する抗体は、循環血小板量を安定させるか又は減
少させることにより、過剰な血小板産生の結果生じる状態を治療するのに使用し
得る。
本発明は、MMFを単独て又は他の療法と組合わせて血小板障害の治療に使用す
る方法も提供する0本発明の方法及び組成物は、循環血液中の正常値以下の血小
板量を特徴とする症状であり、異常出血の最も一般的な原因である血小板減少症
の治療に有用である。血小板減少症は、(1)血小板生成不足、(2)血小板破
壊の増大、及び(3)体内における血小板分布の異常という3つのプロセスによ
って引き起こされる。血小板減少症に関連した特定障害を表1に示す(Wint
robeら、Cl1nical [Iematology−第8版、pp。
1090〜1127(1981)@照)。
表 1
血小板障害
■、血小板生成不足
A、の多 \ (
化学的及び物理的物質くイオン化放射能、抗腫傷薬)、無形成貧血、先天性巨核
球形成不全、を髄ろうプロセス、ある種のウィルスe染。
B、・自・ハ
ビタミンB12又は葉酸の欠乏に起因する障害。
C1メ ニズムの
血小板新生の不足、周期性血小板減少。
D、L]1
多くの遺伝性形態。
■、血小板破壊の促進
A、 プロセスに ・る の
特発性血小板減少性紫斑病、薬剤誘導抗体、種々の溶血性貧血、胎児母体不適合
性、輸血後。
B、 プロセスに の
Kasabach−Merritt症候群、血栓症性血小板減少性紫斑病、怒染
(ウィルス、細菌、原生動物)、大量輸血。
■、血小板分布の異常
A、ff臓障害
B、低体温性無感覚症
本発明は、血小板生成不足に起因し、場合によっては血小板破壊の増大に起因す
ることもある血小板減少症に有利に適用される。成熟巨核球の量は正常であるが
血小板の量が少ない場合には、プロプレートレットの形成を刺激して血小板生成
量を増加させるべく、MMFを単独で使用する。
血小板量の不足が巨核球量の不足に起因している場合は、巨核球量及び血小板量
を両方とも増加させるべく、MMFを1種票以上の別の造血因子、例えば幹細胞
因子(SCF>、G−C3F、GM−CSF、IL−3、IL−6、Meg−C
SF、MSF及びEPOと組合わせて使用する。
血小板生成不足は多くのプロセスに起因する。最も一般的なのは、幹細胞又は巨
核球のコンパートメントを減らすプロセス、例えば骨髄抑圧性薬剤又は照射によ
る骨髄損傷、無形成貧血、先天性巨核球形成不全又はを髄形成異常症候群である
。幹細胞因子(SCF)と称する精製因子は、巨核球前駆細胞を含めた初期造血
前駆細胞の形成を刺激する能力を有する。SCFは米国特許出願第573,61
6号に開示されており、本明細書はこれを参考として包含する。幹細胞の欠乏に
起因する血小板減少症の患者は、医薬的に有効なIのSCFを医薬的に有効な量
のMMFと組合わせて投与することにより治療する。巨核球量の欠乏に起因する
血小板減少症は、治療上有効なIのG−C3F、GM−C3F、IL−3、IL
−6、Meg−C3F、MSF又はEPOを治療上有効な量のMMFと組合わせ
て投与することにより冶僚する。
血小板生成不足は、例えば巨赤芽球性造血の場合のように、成熟巨核球量は正常
であるか又は多いが血小板の生成が不十分である非効率的血小板新生によっても
生じ得る。
この場合は、治療上有効なIのMMFだけで十分に血小板量を増加させることが
できる。更に、周期性血小板減少症のような血小板新生制御に関連した異常は、
治療上有効な量のMMFで治療する。
血小板破壊の増大は、巨核球の成熟による血小板の生成を上回る血小板消費(t
urnover )に起因する血小板減少症を引き起こす。自己免疫応答を介す
る血小板破壊の増大を特徴とする特発性血小板減少性紫斑病(ITP)のような
障害は、血小板生成速度の低下を示し得る。このような場合には、治療上有効な
IのMMFでITPを治療する。
本発明は、治療上有効な量のMMFを適当な希釈剤、アジュバント、可溶化剤、
防腐剤及び/又はキャリヤーと共に含む医薬組成物にも関する。治療上有効な量
のMMFとは、Ili礼動物の循環血小板量を増加させるのに十分な量のMMF
を意味する。医薬組成物中のMMFの治療上有効な量は、MMF製剤の半減期、
投与方法及び治療すべき臨床状態等の変動要因を考慮して、当業者により決定さ
れ得る。
MMF医薬組成物は、MMFに適合したpH範囲及びイオン強度を有する種々の
緩衝液(例えばトリス−HCl、アセテート、ホスフェート)の希釈物、可溶化
剤(例えばTween、Po1ysorbate)、防腐剤(例えばThime
rosol、ベンジルアルコール)、並びにキャリヤー(例えばヒト血清アルプ
ミンン3含む、MMFを含む組成物は治療すべき状態に適した任意の方法、例え
ば継続的注入、調節放出配合、又は注射によって投与し得る。
好ましい投与方法は当業者には明らかであろう。
本発明は、MMFと1種類以上の他の造血因子、例えばSCF、G−C8F、G
M−CSF、IL−3、IL−6、Meg−C5F、MSF及びEPOとを含む
組成物にも関する。
巨核球成熟抑制物質は血小板量を安定させるか又は増加させるために使用される
。過剰な血小板濃度は過剰な血液凝固と起こし得る。これは、深夜静脈血栓症及
び手術後の回復に伴う血栓症で観察される状態である。成熟抑制物質は単独で、
又は抗凝血剤のような他の治療手段と組合わせて使用する。抗凝血療法では現在
ヘパリン及びアスピリンが使用されている。
本発明3より詳細に説明すべく、以下に非限定的実施例を挙げる。
実施例1
プロプレートレッドの〉 に ツセイ
巨核球からの血小板前駆体の形成に関するin vitroアッセイと、前出の
l’Jadleyら及びLevenらの観察に基づいて行った0文献(Leve
nら、前出)の記載に従ってモルモット巨核球を骨髄から精製した。約5,00
0個(血球計で測定)の巨核球を、50μMの2−メルカプトエタノールと10
0μg / m Iの熟不活性化ウシ血清アルブミン(Sigma)とを加えた
100μlのl5coves培地(Gibco)中で、ウェル数96の平底マイ
クロタイタープレート(Falcon>のウェル内に配置した。7%CO293
7℃で18時間インキュベートした後、細胞を10mM EDTA、0.37%
ホルムアルデヒド中で固定し、明視野顕微鏡検査で各ウェル内のプロプレートレ
ッド形成を起こした細胞の数を調べた。このデータはウェル当たりのプロプレー
トレット形成数(PPF/ウェル)で表す。この条件では、培地に他の物質な加
えなくても、モルモット巨核球が細胞質伸長物(プロプレートレット)を生成す
る。インキュベーションの前及び後の巨核球形成の顕微鏡写真を第1A図及び第
1B図に示した。
実施例2
゛に るプロプレートレッド乏 の
実施例1で述べたように調製し且つ培地中37℃で18時間インキュベートした
モルモット巨核球に加えるヒト血清(Gibco)を増量させていくと、in
vitroでプロプレートレッド形成が抑制された(第2図)、ヒト血清の添加
Iがo、03%を超えると、プロプレートレッド形成は完全に抑制された。
このin vitroアッセイでのヒト血清によるプロプレートレット形成の抑
制は一時的なものであった0表2に示すように、0.1%ヒト血清中でインキュ
ベートした巨核球は37℃で18時間の条件ではプロプレートレッドを形成しな
いが、37℃で42時間インキュベートするとプロプレートレッドを形成する。
表 2
ヒト血゛にょるプロプレートレットン成の− ・抑1!IIJL p P F
/ウェル
比重1 仕i]
ヒト血清中で培養 0189
培地中で培It 371 322
実施例3
プロトロンビン トロンビンに るプロプレートレット肚五!」旧【
血清由来のセリンプロテアーゼであるトロンビンと1nvitroのプロプレー
トレフト形成抑制について検査した。
高純度トロンビン(Sigma)は10ppHよ以下の濃度でプロプレートレッ
ド形成抑制効果を示し、濃度25pMでは完全な抑制が観察された(第3図)、
トロンビンの抑制効果は特異的なものであり、同じ濃度のセリンブロテアーゼト
リズシン(Calbioehem社のヒトすい尿由来のもの)又はキモトリプシ
ン(Calbioche−社のヒトすい尿由来のもの)では観察されなかった。
ナノモルのレベルのトリアジン及びキモトリプシンは巨核球にとって致死的であ
ったが、同程度の量のトロンビンは巨核球の分化を抑止してもその生存能力にハ
作用シナかっり、更ニ、L咀阻peat二五毒液由来のトロンビン様セリンプロ
テアーゼであるトロンボシトシン(thromboeytocin−Kirby
ら、Biochemistry 18,3564−3570(1979)、S
igma社から入手)を、プロプレートレット形成の抑制について検査した。抑
制は観察されず、細胞の生存能力は2.8nMまで維持された。
文献(Lottenbergら、Methods Enzymol、80.34
1−361(1981) )に記載のように、色素産生物質S5−2238(S
i+ia)又はCh r o m o z y m e −P c a (Bo
ehringerMannheim )を用いて比色アッセイでトロンビン活性
を検出した。複合混合物中にトロンビンが存在している場合には、特異的抗トロ
ンビン試薬であるヒルジンの添加により反応の特異性が確認された。このアッセ
イを用いると、プロプレートレッド形成を抑制した多くのヒト血清中にトロンビ
ンが検出されたが、その量は、観察されたような程度の抑制を引き起こすにして
は少なすぎるものであった(第2図参照)、これに対し、トロンビンの未処理前
駆体であるプロトロンビンはヒト血清中に1〜2μM存在すると報告されてし)
る( Nanoら、Methods Enzymol、80.286−303(
1981))。
精製プロトロンビンは、2〜5nMまで加えた時に1nvitroでプロプレー
トレッド形成3抑制したく第4図)、完全な抑制は5nM″C観察された。
ヒト血清の場合と同様に、トロンビン又はプロトロンビンによるプロプレートレ
ッドの抑制は一時的なものである。
0.35%ヒト血清、25pMトロンビン又は5nMグロトロンビンの存在下3
7℃で18時間のインキュベーション後にはプロプレートレッドの形成は見られ
なかったが、42時闇経過するまでには抑制効果が消滅していた(表3)。
表 3
トロンビン びプロトロンビンに プロプレートレッド′ の−
畦l目1ヌー PPF/ウェル
追11 佼11
ヒト血清 3252
トロンビン 0227
プロトロンビン 0163
なし 229 312
トロンビン及びプロトロンビンはプロプレートレッド形成を抑止する他に、プロ
プレートレットの脱分化を誘発した。約5000個のモルモット巨核球を実施例
1と同様にインキュベートしてプロプレートレッドを形成し、トロンビン又はプ
ロトロンビンをそれぞれ66pM又は5.7nMまで加え、培養物を37℃に戻
した。残留プロプレートレッドの数を図5に示した時点で計数した。
実施例4
トロンビンの パがプロプレートレッド に ぼ40mMのトリス(pH8,0
)、100mMのNaC1,2mMのCa CI 2及び150μg/mlのウ
シ血清アルブミン中の精製トロンビン(12,5μg/I)と、最終濃度4.2
mMのフロオロリン酸ジイソプロピル(DFP、5iBa社から入手)とを室温
で2時間反応させてセリンエステラーゼ活性を失活させた。インキュベーション
後、DFPと反応したトロンビンを、使用前に、40mMのトリス(pH8,0
)、100mMのNaC1及び2mMのCa C12に対して十分に透析した。
セリンエステラーゼ活性の失活は、DFPと反応したトロンビンがchro−m
ozyme−Pcaを基質として使用できなくなったことにより確認された。
DFP反応トロンビンと未処理トロンビンとを、プロプレートレッド形成抑制能
力(第6A図)及びプロプレー1・レット伸長物の収縮を誘発する能力(第6B
図)について比較した。失活トロンビンは、プロプレートレッド形成の抑制では
トロンビンの活性の2%を示し、プロプレートレット収縮の誘発ではトロンビン
の活性の1.5%を示した。
トロンビンの化学的失活に加えて、トロンビンを中和するか又はプロトロンビン
からトロンビンへの変換を妨害する物質をプロプレートレットアッセイに加える
と、トロンビンによるプロプレートレッド形成の抑制が回避される。
表4に示すように、2.5mMのEDTA、0.04単位/mlのヘパリン、0
.C4単位/m+のヒルジン、又は0.10単位/ m 1の抗トロンビン■を
加えるとin vitr。
でプロプレートレッドが形成される。
表 4
0ンビン に プロプレートレット多
皿lヱ旧11−
ヒト血清 なし 2
ヒト血清 2.5mM E D T A 1062 なし なし 230
ヒト血清 なし 2
ヒト血清 0.04単位/端1ヘパリン 214ヒト血清 0.04単位/ml
ヒルジン 1434 なし なし 255
ヒト血清 なし 24
ヒト血清 0.10単位/ml抗トロンビン■278実施例5
ヒト ゛ の I プロトロンビン のヒト血清中に存在する抑制活性物質をD
EAE−セファロースクロマトグラフィー(第7図ン及び5uperose6ク
ロマトグラフイー(第8図)によって精製した。ヘビ毒液10トロンビナーゼ(
Owenら、Thrombosis Res、3.705−714(1973)
、Sigma社から入手)でプロトロンビンをトロンビンに変換することにより
プロトロンビンIを測定し、トロンビンに関して実施例3で説明したようにア・
ンセイした。
ヒト血清20鴎1を40mMのトリス−MCI (pH8,0)に対して透析し
、同じ緩衝液で平衡化したべ・ンドボリューム300m1のDEAE−セファロ
ースカラム(5cmX15cm)に2ml/分て添加した。カラムに結合したタ
ンパク質を同じM衝液中OからIMまでの直線NaCI勾配で溶出した。第7図
に示すように、プロプレートレッド抑制活性のピークはプロトロンビンアッセイ
で得られたピークと合致した。このピークに対応するフラクションをプールし、
濃縮し、20mMのトリス−HCl、O,IMのNaC1,0,01%のポリエ
チレングリコール600(pH7,0)中で平衡化した5uperose−6ゲ
ルー過カラムに0.75m1/分で添加した。第8図に示すように、プロプレー
トレッド抑制活性は、ウシ血清アルブミンよりやや大きい分子量を有し且つプロ
トロンビンアツセイで得られたピークと合致する単一の広いピークとして溶出さ
れた。
実施例6
に プロ ロンビン) トロンビンへのプロトロンビンは酵素によってトロンビ
ンに変換するまでは生理的に不活性である。巨核球がプロトロンビンをトロンビ
ンに変換する能力を第9図に示した。
巨核球と実施例1と同様に調製した。巨核球を実施例1と同様にインキュベート
して、プロプレートレ・/ト形成巨核球(PPF−Megs)を調製した。遠心
分画によりモルモット骨髄から血小板を単離した。これらの血小板は500xg
の遠心後に10分間上清中に残留させておき、1.500Xgでベレット化する
。指定数のモルモット血小板、巨核球(megs)又はプロプレートレッド形成
巨FE球(PPP−Megs)にプロトロンビンを最終濃度143μg / m
1で加え、培養物を37℃で1時間インキュベートした。培養上清を回収し、
実施例3で説明したように発色団S−2238を用いてトロンビンを定量した。
これらの条件では、細胞及びプロトロンビンが両方とも存在していた時にだけト
ロンビンが生成した。巨核球及びプロプレートレッド形成巨核球はプロトロンビ
ンからトロンビンへの変換で同等の効果を示したが、この変換には巨核球の数百
倍の血小板が必要であった。
実施例7
に る ゛ の
0.035%のヒト血清、25pMのトロンビン又は5nMのプロトロンビンと
、in vitroアッセイに関して説明した条件に従い、4℃又は37℃で4
2時間インキュベートした。約5,000個の巨核球を加え、18時間後に形成
されたプロプレートレフトの数を調べた。プロプレートレッドの形成は観察され
なかった。しかしながら、ヒト血清、トロンビン又はプロトロンビンを最初に巨
核球と共に37℃で42時間インキュベートし、次いで5゜μlの反応上滑を新
しい巨核球培養物に移すと、18時間後に大規模なプロプレートレッド形成が生
じた(表5)。
予め巨核球と共にインキュベートすることによって、ヒト血清、トロンビン及び
プロトロンビンの抑制活性が中和されたのである。
表 5
の fプロブレー し・・ 乏 に
臣虹11弘i41
ヒト血清 0 62 327
トロンビン OO218
なし 279 298 343
抑制物質を存在させずに実施例1と同様の培地で巨核球を42時間37℃でイン
キュベートした。このならし培地を回収し、 CenLr1con−10メンブ
ランフィルタ−を通して遠心することにより1/6に濃縮し、この濃縮培地50
μl乞同量の新しい巨核球及びヒト血清もしくはトロンビンと共に37°Cて゛
18時間インキュベートした。巨核球ならし培地を使用した場合にはプロプし一
トレッドの形成が観察されたが、非ならし培地の存在下では抑制が生じた(表6
)。
表 6
・t・ら 稗 に プロプレートレット多 のなし 非使用 205
ヒト血清 非使用 15
ヒト血清 使用 258
トロンビン 非使用 18
トロンビン 使用 223
これらの実験で、巨核球が、ヒト血清又は精製トロンビンによるプロプレートレ
ッド形成の抑制分中和するが又は機能的に消滅させる可溶性因子を生成し分泌す
ることが立証された。これらの因子を巨核球成熟因子(M M F >と称する
。
実施例8
ヒト ハfl によるプロプレートレット多 の刺ヒト血小板溶解物を調製し且
つin vitroでプロプレートレッド形成アンセイにかけることによって、
血小板中の巨核球成熟因子の存在を調べた(第10図)。
1當ドナーに由来するヒト血小板を、約200m1の高血小板含量血漿(pla
Lelet rich plasa+a= PRP、HemaCare社から入
手)中に約3〜4に1011個の血小板を含むブレ1− シ・ノドフェレシスバ
ック(plateletpheresis pack)の形態て入手した。血小
板は容器から出して24時間以内に使用した。この血液バッグ(blood b
ag)にアビラーゼ(Sags)を最終濃度2単位/mlで直接加え、37℃で
20分間インキュベートした。PRPを50m1ポリプロとレンチューブに移し
、室温で8分間120Xgの遠心にかけて混入血液細胞を除去した。上清をポリ
カーボネートチューブに移し、1,500Xgで20分間遠心して血小板をベレ
/ト化した。
CHAPS中て′血小板溶解と行うべく、得られたベレットを室温で20分間1
.500=gの遠心にかけることにより3回洗浄し、280m lのタイロード
緩衝J (137111MNaCI、 2.7mM KCI、 12mM Na
HCO,、0,4s+HNaH2PO,、1s+Hgc+、、2mM CaCl
2.5.5Jデキストロース、pH7,35ンに0.4%のヒト血清アルブミン
と2単位/m+のアビラーゼとを加えたWash 1+140m1のタイロード
緩衝液に2単位/mlのアビラーゼを加えたWash2;140m1のタイロー
ドM衝液からなるWash3に再懸濁させ、次いで最終的遠心にがけな、血小板
を、氷上で1時間にわたり、5mMの3−(3−コラミドプロピル)−ジメチル
−アンモニオ−1−10パンスルホネート(CHA P S 、Calbioc
hera社がち入手)中に1.6x1o1゜血小板/mlで溶解した。溶解物を
2,200Xgで遠心し、40mMのトリス(pH8)に対して、この外液を4
回交換しながら透析した(1回の交換量は41)、血小板溶解物を150.00
0Xgで60分間遠心して清澄化した。
血小板の溶解を塩化グアニジニウム中で行うべく、前記ベレットを、280m1
のタイロード緩衝液に22mMのクエン酸三ナトリウムと0.4%のヒト血清ア
ルブミンと2#4位/mlのアビラーゼとを加えたWash 1<pH6,5)
; 140m1のタイロード緩衝液に22mMのりエン酸三ナトリウムと2単位
/mlのアビラーゼとを加えたWash 2(pH6,5); 140m1のタ
イロード緩衝液に22mMのクエン酸三ナトリウムを加えたWash3(pH6
,5)で逐次洗浄し、次いで最終的遠心にかけた。
血小板ベレットを、50mM酢酸ナトリウム、10mMEDTA、1mMフッ化
フェニルメチルスルホニル及び10mM 6−アミノヘキサン酸中6Mの塩化グ
アニジニウム(pH6,0)に8×10g血小板/m+で加え、静かに撹拌しな
がら4℃で3時間可溶化した。この溶液を40mMのトリス(pH8)、1mM
のPMSFに対して、外液を41/回で4回交換しながら透析し、150,00
0xgで60分間遠心することにより清澄化した。
実施例9
ヒト ハ か の 軌 の I
ヒト血小板由来MMFを下記の手順て精製した。精製中のMMFの存在は、成熟
阻害剤存在下でのin vitroのプロプレートレッド形成によって検出した
。
A、塩化グアニジニウム抽出血小板からのMMFの精製ヒト血小板の塩化グアニ
ジニウム溶解物(24omgのタンパク質を含むもの160m1)を実施例8と
同様に調製しな、この溶解物を40mMのトリス−MCI(pH8,0)で平衡
化し、1ml/分の流速で220m1(2,6cmx40cm)DEAE−セフ
ァロースカラムに添加した。このカラムをトリスM衝液で洗浄し、同じ緩衝液中
0からIMまでの直線NaCl勾配で展開したく総勾配量は800m1であった
)、第11図に示すように、プロプレートレッド形成活性にてするカラムフラク
ションのアッセイでは、異なるNaC1濃度で溶出する3つの独立したピーク、
MMF−1、MMF−II及びMMF−1[[が観察された。
MMF−I[[に対応するフラクションをプールし、5mMクエン酸ナトリウム
、0.01%PEG600 (pH5゜0)に対して透析した。透析したプール
(0,012A2.。
/mlで237m1)を、5mMクエン酸ナトリウム、0.01%PEG600
(pH5,o>で平衡化したMono−Q FPLCカラム(0,5X5cm
)に添加した。流速は0.5ml/分に調整した。同じ緩衝液で洗浄した後、カ
ラムをOからIMまでの直1iNacl勾配で展開しく総勾配量は60m1であ
った)、次いでIMのNaC1で洗浄した。第12図に示すように、プロプレー
トレット形成に対応する広いピークが280nmでの吸光ピークに合致する。こ
のピークに対応するフラクションを集め、得られたプール(0、072A xs
o/ m lで18m1)を純度、分子量及びアミノ酸配列について分析しな。
B、塩化グアニジニウム溶解物から精製したMMFの分析Centricon−
IJ7過装置を用いて限外濾過により2mlのMono Qプールを200μl
まで濃縮し、40mM)リス−HCl、0.1mM NaC+、2mM CaC
1z(pH8゜0)中で流速0.5ml/分で5uperose−6ゲル濾過カ
ラム(1cmX30cm)に添加した。第13図に示すように、プロプレートレ
ット形成活性に対応する活性ピークが、ボイドボリュームに現れる230nmで
の吸光度によって測定したピーク及び肩に合致する。これは、MMF−m調製物
の大きさは不均一であるが、種々の形態のMMF−1[Iの活性レベルは顕似し
ていることと示2mlのMono−Qブールを0.1%トリフルオロ酢1!*
(TFA)に対して透析し、Centrieon−10濾過装置を用いて限外濾
過により200μmまで濃縮した。濃縮した試料を0.1%TFA中で0.75
m1/分で4C−逆相高圧液体クロマトグラフィーカラム(0,46X25cm
Vydac C4カラム2147P54 )に添加し、このカラムを0.1%T
FA中のアセトニトリル濃度を勾配させて展開した。
第14図に示すように、70プレートレツド形成活性の広いピークが214nm
での吸光度ピークと合致した。これも、活性MMF−1[[の異なる形態を示す
ものである。
C,ヒト血小板のCHAPS溶解物からのMMFの精製実施例8に記載のように
CHAPS[衝液で抽出し且つ40mMのトリス−HCl (pH8,0)で平
衡化した血小板溶解物と、塩化グアニジニウム抽出血小板について説明したよう
にDEAE−セファロース及びMono−Qカラムクロマトグラフィーによって
精製した。第15図に示すように、2つの別個のプロプレートレット形成活性ピ
ークMMF−I[及びMMF−IIIがDEAE−セファロースクロマトグラフ
ィーによって得られた。第3の活性ピークMMF−rはフロースルー(f lo
w−throBh)フラクションには存在するが、この調製物では検出されなか
った。フラクション38付近の活性ピーク(グアニジニウム溶解物由来のMMF
−I[[に対応する)をプールし、Mono−Qカラムにかけた。第16図に示
すように、プロプレートレッド形成活性がフラクション28〜36の広いピーク
に溶出された。
D、5DS−PAGEによる精製MMF−1[の分析塩化グアニジニウム溶解物
及びCHAPS溶解物に由来するMono−Qプールのアリコートを、40mM
のトリス−HCl (pH8,0>中で、室温で24時間にわたり、0.1単位
のコンドロイチナーゼABCで処理した。試料を5peed−vaeで乾燥し、
未処理試料と共に12.5%SDS−ポリアクリルアミドゲルで分析した(第1
7図)。コンドロイチナーゼABCで処理しなかった試料はゲル中に検出されな
かった。これは、CHAPS溶解物又は塩化グアニジニウム溶解物から精製した
MMF−IIに、ゲル中への侵入分妨害する共有結合炭水化物が相当置台まれて
いたことを示唆するものである。コンドロイチナーゼで処理した試料は幾つかの
バンドの形態で5DS−PAGE上を移動した。これは、徹底した消化の後でも
総ての炭水化物がタンパク質コアから除去され得るわけではないことを示唆する
ものである。
実施例10
ヒト血ハ の !グアニジニウム゛・ びCHA P S ”解物に由来 るM
MF−11[のN末端アミノヒト血小板の塩化グアニジニウム溶解物及びCHA
PS溶解物から精製したMMF−I[Iを、^pplied Biosyste
msのモデル470^及びモデル473^シーケンサ−を使用し、同社の高圧液
体クロマトグラフィーシステムを用いるオンラインPTII分析と併行しながら
、N末端配列決定にかけた。配列決定はサイクル毎のクロマトグラムの比較によ
って行った。
下記の配列が決定された:
塩化グアニジニウム溶解物由来のMMF−1[[:Y−P−T−Q−R−A−R
−Y−Q−W−V−R−X−N−P−DCHAPS溶解物由来のMMF−1[[
:R−1−F−P−L−S−E−D−Y
塩化グアニジニウム溶解物由来のMMF−I[[について決定されたN末端アミ
ノ酸配列は、ヒト血小板プロテオグリカンのN末端配列(AIlielら、前出
の文献; Perioら、前出の文献)と同じであった。ヒト血小板プロテオグ
リカンと同じである塩化グアニジニウム溶解物由来のMMF−I[[をMMF’
−”’と称する。
CHAPS溶解物由来のMMF−IのN末端配列は、ヒト血小板プロテオグリカ
ンのアミノ酸58〜66の配列(Allielら、前出の文献HPerinら、
前出の文献)と同じであった。CHAPS溶解物由来のMMF−Iは、ヒト血小
板プロテオグリカン(即ちMMF’−”’)のカルボキシ末端のアミノ酸74個
のフラグメントと同じであり、MMp5g−1ff+と称する。
実施例11
MMF’−’コl MM)l”58−1ゴIのパMMFし1コ1及びMMF5m
−1ff+を、文献(Bitter及びMuir、^nal 、Biochem
、4,330−334(1962) )に記載の方法でウロン酸含量についてア
ッセイした。各形態のアミノ酸配列データと配列決定時に得られたアミノ酸収率
とに基づいて計算した消衰係数によりタンパク質濃度を調べた。
MMF5g−131はタンパク質1μg当たり約140μgのウロン酸を含んで
おり、M M p + −1:l +はタンノマク質1μg当たり約80〜10
0 ノt gのウロン酸を含んでいた。
トロンビンによって誘発されるプロプレートレ・ノド形成抑制を阻害する能力に
ついてMMF’−”’をアツセイした(第18A図)、精製トロンビンをl5c
oves培地又はM M F =”’調製物中に逐次希釈し、培養ウェルに加え
、37℃で3時間インキュベートした。MMF+−”’は0.1Bg / m
Iのタンパク質及び10μg/mlのウロン酸で存在し、トロンビンは0.35
〜1100pで存在していた。ウェル当たり約5000個の巨核球と加え、18
時間後に各ウェルのプロプレートレッド数を数えた。
トロンビンによって誘発されるプロプレートレッド収縮。
を阻害する能力についてMMF’−”’tアッセイした(第18B図)、精製ト
ロンビン及びMMF’−”’調製物を前述のように培養ウェルに分配し、4℃で
18時間インキュベートした。ウェルの中味をプロプレートレットが入っている
ウェルに移し、10分後に残留プロプレートレッドの数を数えた。
実施例1で説明したin viLroプロプレートレット形成ア・ソーt= イ
4.:M M F ’−”’及びM M F5 m −131を同等のウロン酸
濃度で加え、プロプレートレッド形成を調べた(第19図)。
このアッセイではM M p’ I −121及びM M F5g−lj 1が
同等の活性(ウロン酸1Bg当たり)を示した。
MMF−I[[の生物学的活性で結合炭水化物(硫酸コンドロイチン)が果たす
役割を調べた。DEAEクロマトグラフィー由来のM M F ”−’コ1を、
0.1単位/mlのコンドロイチナーゼA B C(Boehringer M
annheim)を存在させて又は存在させずに、40mMトリス、40mM#
酸ナトリウム(pH8,0)中で18時間37℃でインキュベートした。処理し
たM M F ”−”’をl5coves培地に移し、プロプレートレットアッ
セイに50容量%まで加えた。
第20図に示した結果から明らかなように、コンドトロイチナーゼABCで処理
したMMpS=−131は検出可能なプロプレートレット形成活性を示さない。
実施例12
DEAE ロマト −フ −で t゛ 軌 の表7は、ヒト血小板を実施例8と
同様にCHAPSM衝液中で溶解し且つ実施例9と同様にDEAEクロマトグラ
フィーにかけて得たMMF−1、MMF−ff及びMMF−■の生物学的活性の
比較を示している。
表7
ヒト血小板溶解物に由来するMMFプールの特性鼠欣ニー上 鼠社ニーl K鼠
ユニ皿
分子量 工、高い 50,000 高い2、50,000
安定性 熱及びpHに敏怒 熱及びpl(に敬啓 安定トロンビンによるプ
ロブレートレッド形
成抑制を阻害するか? 試験しながった する するプロトロンビンから
トロンビンによるブ
トロンビンのアミド
実施例13
マ ス ヒ MMF’−13’ の ローニン特記しない限り、 Maniat
isらの組換えDNA手Ni(Mole−cular 7.Co1d Spri
ng Flarbor Laboratory、pp、212−246(198
2))を使用した。
A、マウスMMF cDNAの増幅及びクローニングトリフルオロ酢酸セシウム
ベレット化プロトコル(Oka−yaa+aら−Meth、Enzyg+、15
4.3−28(1987))を用いて、マウス細胞系MC/9.5、即ちMC/
9のサブクローン(^TCCNo。
CRL 8306)からRNAを精製した。マウス肥満(マスト)細胞分泌顆粒
プロテオグリカンの公表されているcDNA配列(Avrahamら、Proc
、Natl 、^cad、sei、UsA 86,3763−3767(198
9))から以下に述べるオリゴヌクレオチドプライマーM1〜M4を設定し、^
pplied Biosystess DN^合成器で合成した。
第1鎖cDNAの合成は鋳型としてのMC/9.5RNA及びアンチセンス(a
ntisense)プライマー5’ −CTG^^TACATTGTTCCAC
^丁CG−3° (Ml)とから行った。このプライマーの配列は、タンノ(り
質コード領域の3゛末端側でマウス肥満細胞分泌顆粒プロテオグリカンのcDN
A配列の一部分に対して相補的なものである。cDNA合或は、製造業者(Be
thesda Re5erach Labo−ratories、(:aiat
hersburg、HD)によって決められた手順に従い、M−MLV逆転写酵
素を用いて行った。
約60ngのRNAからの第1 Hc D N Aを、コード領域の5゛末端側
に位置するセンス値(sense 5trand)プライマーであるオリゴヌク
レオチドブライマー5” −CT^^TCCAGACGCTGAGTGC^−3
° (Ml)を用いるポリメラーゼ開反応(PCR)増幅(Saikiら、5c
ience 239,487−491(1988)ンの鋳型として使用した。コ
ノPCB増幅の産物を、ネステッド(nested>プライマー及び
5 ’ −GTGAGTCGACAGAGACCGTCACATTCA−3’
(M4 )を用いて更に増幅した。プライマーM3はマウスMMF−■をコード
する配列の直前の配列5’−CCACC−3’を含んでいる。このような配列は
既に翻訳効率がよいことが明らかにされている(Kozak、Nuc、^Cid
Res、15.8125−8148(1987))。
プライマーM3及びM4を使用するPCR増幅の産物をB’amHI及び5al
Iで消化し、ベクターpCD誘導体であるp D S Ra 2 (Okaya
maら−Mo1.Ce11.Bio1.3,280−298(1983))に連
結反応させて組換えプラスミドpDSRα2(m u M M F )を得た。
マウスMMF挿入体のDNA配列をジデオキシ法(Sangerら、Proc、
Nat l 、^cad、sci、、USA阻。
1934−1938<1977)ンによって決定した。このマウスMMFの配列
は、マウス肥満紺胞分泌顆粒グロテオグリカンについて報告されているもの(A
vrahamら、前出の文献)と同じであった。
B、ヒトl−1″’cDNAの増幅及びクローニング前述の手順でヒト白血病細
胞系(HEL、^TCCNo、TIB 810)からRNAを精製した。ヒト分
泌顆粒プロテオグリカンの配列(5tevensら、前出の文献)からオリゴヌ
クレオチドブライマーH1〜H4を設定した。
第1 鎧c D N A合或は鋳型としてのHEL RNAとヒ)MMFアンチ
センスプライマー
5 ’−TGCTAACTAATTGCCTGGTGτ−3’ (Hl)とから
行った。
PCR増幅は、プライマーH1と
5’−GAGAGCTAGACTAAGTTGGTCA−3’ (H2)とを用
いて実施した。
制限部位HindI[I及び5ailをそれぞれ含むネステッ及び
5 ’ −GCCGTAGTCGACAACC’!’GGGAAAACCTCT
T−3’ (H4)を用いてPCR産物を更に増幅した。
プライマーH3及びH4を用いるPCR増幅の産物を、前述のようにHindl
ll及び5alIで消化し且つpDSRα2に連結反応させて組換えプラスミド
pDsRα2<huMMF’−”’)を得た。超らせんDNAの不可逆的変性に
次いでジデオキシ法(Sangerら、前出の文献)によりヒトMMFのDNA
配列を決定した。ヒトMMFの配列はヒト分泌顆粒プロテオグリカンについて報
告されているもの(Stevensら、前出の文献)と同じであった。
C,マウス及びヒトMMF−I[[の発現マウス及びヒトMMFを発現させるた
めに、プラスミドpDsRα2(huMMF−1[[)もしくはpDsRα2(
m u M M F )をエレクトロポレーション(electroporat
ion)によりCoS細胞中にトランスフェクションする(Potterら、P
roc、NaLl、^cad、sci、UsA 81,7161−7165(1
984))か、又はリン酸カルシウム共同沈降によりチャイニーズハムスター卵
巣(CH○)細胞中にトランスフェクションした(Higlerら、Ce1l
11,223−232(1977))、 )ランスフェクションしたCO8細胞
を、1%ウシ胎児血清(FCS)を加えたダルベツコの改質必須培地(DMEM
)中で2〜5日にわたり37℃で増殖させた。ならし培地を回収し、実施例1で
述べたようにin vitroプロプレートレッド形成に関してアッセイした。
トランスフェクションしたCHOII胞を低密度(〜105細胞/ 100 m
m皿)で接種し、非必須アミノ酸と10%の透析したFCSとを加えたDME
M中で10〜14日にわたり37℃で増殖させた。コロニーを採取するか又は細
胞をトリプシンで処理して、更に10〜14日間にわたり新しい培地に移した。
ならし培地を回収し、実施例1と同様にin vitroプロプレートレッド形
成についてアッセイした0次いで、プロプレートレッド形成を刺激するトランス
フェクションしたCHO細胞培養物をメトトレキセートの存在下で増殖させて、
MMF発現を増幅した。
実施例14
ハ の に MMF’−+3’の
MMF’−1ff’の投与が循環血小板量に及ぼす影響を調べるように設計した
実験を、6〜8週齢のメスB a l b / cマウス(Charles R
iver)に対して行った。1つの実験の総ての動物は同齢同腹のものとした。
MMF’−”’を実施例つと同様にヒト血小板から精製した。ヒト組換えIL−
6をCHO細胞ならし培地から精製した。150mM NaCl−0,1%ウシ
血清アルブミン(BSA)中のMMF’−”’又はIL−6200μlを、8時
間間隔で一日に2回の割合で合計10回マウスに皮下注射した。最後の注射から
3時間後に、較正した微細管を使用し、側方尾部静脈に入れた小さい切れ目を介
して各動物から20μmの血液試料を採取した。これらの試料をSysmexマ
イクロセル計数器F−800(To^Medical Electro−nic
s Co、)での分析に必要な希釈剤中に直接希釈した。得られたデータをSt
atview512+ソフトウェアプログラムを用いる5eheffeのFテス
トによって分析した。95%以上で有意性を有するデータには星印を付けた。
MMF’−”’は、4μg/日又は20μg/日で投与すると血小板を増量させ
たく第21図) 、 M M F+−1ff+を20μg/日で投与すると、統
計的に有意な21%の血小板増量が観察された。IL−6も2μg7日又は10
μg/日で投与すると血小板と増量させ、10μg7日では統計的に有意な34
%の増量が観察された(第22図)。
20μg/日のMMFl−Iff+ff上2μg7日のIL−6投与とを組合わ
せて行うと血小板が40%増量した。この増量は、M M p + −131だ
けを20μg7日投与するか又はIL−6だけを2μg/日投与した場合に得ら
れる増量と比べて統計的に有意なものである。この実験の条件では、MMF’−
”’及びIL−6の使用量自体をさらに上げても、血小板が更に著しく増量する
ことはなかった。他の血液学的パラメータ、例えば白血球及び赤血球の数及びヘ
マトクリット値は、MMF’−”’又はIL−6処理の影響を受けなかった。
以上、本発明の好ましい実施B1aを説明してきたが、これ以外にも様々な変形
例が当業者によって想到されるであろう、これらの変形例は総て、「請求の範囲
」によって規定される本発明の範囲内に含まれるものとする。
PP形成/ウェル
PP形成の抑制 %
PP形成数/ウェル
PP形成/ウェル
PP形成/ウェル
PP形成/ウエル
抑制単位/ml (0−○)
抑制単位/ml (o o)
プロトロンビン (ug/ml; ◇−◇)生成トロンビン (uq/m1)
PP形成/ウニル
PP形成/ウェル
PP形成/ウェル (0−0)
PP形成/ウェル (o −o)
A230(−>
PP形成/ウェル (0−0)
1.工、ウェアb(o 0)
A280(−>
PP形成/ウェ、、(o−o>
PP形成/つ=ル (0−0)
FIG 21
FIG 22
FIo、23
要約
本発明は、循環血小板量を増加させる因子により血小板障害を治療する方法に関
する。本発明は、これらの因子を得る方法、並びに血小板生成因子を含む医薬組
成物にも関する。
国際調査報告
1−−1−m−m、 FCI’Z[1!R1107357Serial No、
PCτ/LIS91/97:167^rt Unit 1814
The claxsg present a piurs工ity of mu
tually fXcluffiLveindependent 1nvent
4ons as ioL工ows:Note th@t the 工ollov
ing are 1ndependent and distinct 虐pe
czespert4nent to the 1nvention of Gr
oup X where ml ig the ヱエratspecies a
nd will be 5earched with eimiswg i4
and 1i−14in theevent thst no other f
ees −re paid、 Note that a 5earch of
anyadditional 5pecies within Group X
r@quires payment of addittana■
al a eompogition of MMF and SCF (cl@
im Z or 6)1bl a eompogition of N8F a
nd G−C5F lcよ―二am 2 or 6ンle) a co+spo
*1tion of ?1MF and GW−C5F (cimiws+ 2
or 611dl a co+++po*1tion of MIIP an
d XL−31c↓aims 2 or 617el a co+spogit
4on of MMF snd IL−6tclai+ms 2 or &+1
fl a composition of MMF @nd leg−C5F
iela11m@ 2 or 617g1 a cow+pomition o
f MMF and MSF (claim 2 or 61Bhl a co
+spogltlon of MMF and EPOiclaimg 2 o
r 617jl MMF derived fra+* urine Te1a
1* 121;kl MMF derived fro+m megakmry
oeytes+ or plat書1ets (claim 12J
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.治療上有効な量の巨核球成熟因子を投与することからなる、哺乳動物の血小 板を増量させる方法。 2.治療上有効な量のSCF、G−CSF、GM−CSF、IL−3、IL−6 、Meg−CSF、MSF又はEPOの投与をも含む請求項1に記載の方法。 3.巨核球成熟因子がMMFI−13のアミノ酸配列の一部又は全部を有するも のである請求項1又は2に記載の方法。 4.巨核球成熟因子が外来DNA配列の原核又は真核発現産物である請求項1又 は2に記載の方法。 5.治療上有効な量の精製単離巨核球成熟因子と、医薬的に許容し得る1種類以 上のアジュバント、希釈剤、可溶化剤、防腐剤又はキャリヤーとを含んでいる組 成物。 6.治療上有効な量のSCF、G−CSF、GM−CSF−IL−3、IL−6 、Meg−CSF、MSF又はEPOをも含んでいる請求項5に記載の組成物。 7.巨核球成熟因子がMMF1−131のアミノ酸配列の一部又は全部を有して いる請求項5又は6に記載の組成物。 8.巨核球成熟因子が外来DNA配列の原核又は真核発現産物である請求項5又 は6に記載の組成物。 9.巨核球成熟因子が水溶性ポリマーに共有結合している請求項5又は6に記載 の組成物。 10.ポリマーがポリエチレングリコールか又はポリエチレングリコールとポリ プロピレングリコールとのコポリマーから選択されたものであり、このポリマー が未置換であるか又は一端をアルキル葦で置換したものである請求項9に記載の 組成物。 11.プロプレートレット形成アッセイでMMFを巨核球と共にインキュベート し、MMFに対する巨核球の応答をモニターすることからなる巨核球成熟因子の アッセイ方法。 12.MMFがヒト血清、尿、巨核球又は血小板に由来するものである請求項1 1に記載の方法。 13,MMF含有物質をイオン交換クロマトグラフィーにかけるステップを1つ 以上含む、MMF含有物質から巨核球成熟因子を精製する方法。 14.MMF含有物質がヒト血小板である請求項13に記載の方法。 15.非効率的な血小板新生又は血小板新生制御の異常に起因する哺乳動物の血 小板減少症の治療方法であって、治療上有効な量の巨核球成熟因子を投与するこ とからなる方法。 16.血小板減少症が巨赤芽球造血又は周期性血小板減少症に起因するものであ る請求項15に記載の方法。 17.血小板破壊の増大に起因する哺乳動物の血小板減少症の治療方法であって 、治療上有効な量の巨核球成熟因子を投与することからなる方法。 18.血小板減少症が特発性血小板減少往紫斑病に起因するものである請求項1 7に記載の方法。 19.斡細胞又は巨核球コンパートメントの減少に起因する哺乳動物の血小板減 少症の治療方法であって、治療上有効な量の巨核球成熟因子と治療上有効な量の SCF、G−CSF、GM−CSF、IL−3、IL−6、Meg−CSF、M SF又はEPOとを投与することからなる方法。 20.血小板減少症が骨髄抑制薬剤又は照射に起因するものである請求項19に 記載の方法。 21.血小板減少症が再生不良性貧血に起因するものである請求項19に記載の 方法。 22.血小板減少症が先天性巨核球形成不全に起因するものである請求項19に 記載の方法。 23.形成減少症が脊髄形成異常症候群に起因するものである請求項19に記載 の方法。
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