JPH0550345A - らせん状体加工装置 - Google Patents
らせん状体加工装置Info
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- JPH0550345A JPH0550345A JP21177191A JP21177191A JPH0550345A JP H0550345 A JPH0550345 A JP H0550345A JP 21177191 A JP21177191 A JP 21177191A JP 21177191 A JP21177191 A JP 21177191A JP H0550345 A JPH0550345 A JP H0550345A
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- machining
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- processing
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Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明のらせん状体加工装置は、円筒状の被加
工物をらせん状体に削成する装置であって、被加工物を
着脱自在に握持するチャックが設けられた主軸台と、主
軸台に対向して移動自在に設けられ且つ内径加工工具を
保持するタレット台と、チャックに保持された被加工物
に対して移動自在に設けられ且つ外径加工工具を保持す
る刃物台と、被加工物を挾んで刃物台に対向して移動自
在に設けられエンドミルが保持されたミーリングヘッド
と、一連の加工作業を制御する加工制御装置とを具備す
る。 【効果】内径加工工具及び外径加工工具による被加工物
の内径加工並びに外径加工を同時に行うことができると
ともに、これに引続くエンドミルによる溝加工を新たに
段取り作業をし直すことなく連続的に行うことができる
ので、らせん状体の削成を高能率かつ高精度で行うこと
ができる。
工物をらせん状体に削成する装置であって、被加工物を
着脱自在に握持するチャックが設けられた主軸台と、主
軸台に対向して移動自在に設けられ且つ内径加工工具を
保持するタレット台と、チャックに保持された被加工物
に対して移動自在に設けられ且つ外径加工工具を保持す
る刃物台と、被加工物を挾んで刃物台に対向して移動自
在に設けられエンドミルが保持されたミーリングヘッド
と、一連の加工作業を制御する加工制御装置とを具備す
る。 【効果】内径加工工具及び外径加工工具による被加工物
の内径加工並びに外径加工を同時に行うことができると
ともに、これに引続くエンドミルによる溝加工を新たに
段取り作業をし直すことなく連続的に行うことができる
ので、らせん状体の削成を高能率かつ高精度で行うこと
ができる。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックをらせん
状に加工するのに好適するらせん状体加工装置に関す
る。
状に加工するのに好適するらせん状体加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、円筒状のプラスチックをらせん
状に加工するには、通常、切削加工が適用されている。
この切削加工用の装置としては、旋盤やフライス盤が用
いられている。この場合、まず、旋盤によりプラスチッ
ク製の被加工物を、片持状態で保持し高速で回転しなが
ら被加工物の内外径を旋削している。しかるのち、フラ
イス盤に装着されたエンドミルを用いて、溝加工を行う
ことにより、被加工物を削り出し、らせん状体を得てい
る。そして、生産性を向上させるために、ターニングセ
ンタによる方法若しくはNC旋盤とNCフライス盤の組
み合わせによる方法が用いられている。
状に加工するには、通常、切削加工が適用されている。
この切削加工用の装置としては、旋盤やフライス盤が用
いられている。この場合、まず、旋盤によりプラスチッ
ク製の被加工物を、片持状態で保持し高速で回転しなが
ら被加工物の内外径を旋削している。しかるのち、フラ
イス盤に装着されたエンドミルを用いて、溝加工を行う
ことにより、被加工物を削り出し、らせん状体を得てい
る。そして、生産性を向上させるために、ターニングセ
ンタによる方法若しくはNC旋盤とNCフライス盤の組
み合わせによる方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者のター
ニングセンタによる加工は、プラスチック製の被加工物
の内外径を同時に加工することは不可能である。したが
って、タクトタイムを改善するには、ターニングセンタ
を複数台設置する必要があるで、生産コストが高くなる
一因となっている。一方、NC旋盤とNCフライス盤の
組み合わせによるらせん状体の加工方法は、工程が変わ
るたびに、チャッキングし直す必要があり、プラスチッ
ク製の被加工物では、加工精度の維持が困難である。
ニングセンタによる加工は、プラスチック製の被加工物
の内外径を同時に加工することは不可能である。したが
って、タクトタイムを改善するには、ターニングセンタ
を複数台設置する必要があるで、生産コストが高くなる
一因となっている。一方、NC旋盤とNCフライス盤の
組み合わせによるらせん状体の加工方法は、工程が変わ
るたびに、チャッキングし直す必要があり、プラスチッ
ク製の被加工物では、加工精度の維持が困難である。
【0004】本発明は、上記事情を勘案してなされたも
ので、円筒状のプラスチック材のらせん状体への加工
を、高能率かつ高精度にて行うことの出来るプラスチッ
ク加工装置を提供することを目的とする。
ので、円筒状のプラスチック材のらせん状体への加工
を、高能率かつ高精度にて行うことの出来るプラスチッ
ク加工装置を提供することを目的とする。
【0005】本発明は、上記事情を参酌してなされたも
ので、円筒状の被加工物かららせん状体への切削加工
を、高能率かつ高精度にて行うことの出来るらせん状体
加工装置を提供することを目的とする。 [発明の構成]
ので、円筒状の被加工物かららせん状体への切削加工
を、高能率かつ高精度にて行うことの出来るらせん状体
加工装置を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のらせん状体加工
装置は、円筒状の被加工物をらせん状体に削成する装置
であって、被加工物を着脱自在に握持するチャックが設
けられた主軸台と、主軸台に対向して移動自在に設けら
れ且つ内径加工工具を保持するタレット台と、チャック
に保持された被加工物に対して移動自在に設けられ且つ
外径加工工具を保持する刃物台と、被加工物を挾んで刃
物台に対向して移動自在に設けられエンドミルが保持さ
れたミーリングヘッドと、一連の加工作業を制御する加
工制御装置とを具備する。
装置は、円筒状の被加工物をらせん状体に削成する装置
であって、被加工物を着脱自在に握持するチャックが設
けられた主軸台と、主軸台に対向して移動自在に設けら
れ且つ内径加工工具を保持するタレット台と、チャック
に保持された被加工物に対して移動自在に設けられ且つ
外径加工工具を保持する刃物台と、被加工物を挾んで刃
物台に対向して移動自在に設けられエンドミルが保持さ
れたミーリングヘッドと、一連の加工作業を制御する加
工制御装置とを具備する。
【0007】
【作用】このような構成によれば、内径加工工具及び外
径加工工具による被加工物の内径加工並びに外径加工を
同時に行うことができるとともに、これに引続くエンド
ミルによる溝加工を新たに段取り作業をし直すことなく
連続的に行うことができるので、らせん状体の削成を高
能率かつ高精度で行うことができる。
径加工工具による被加工物の内径加工並びに外径加工を
同時に行うことができるとともに、これに引続くエンド
ミルによる溝加工を新たに段取り作業をし直すことなく
連続的に行うことができるので、らせん状体の削成を高
能率かつ高精度で行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。
述する。
【0009】図1及び図2は、この実施例のらせん状体
加工装置を示している。このらせん状体加工装置は、X
方向が長手方向となっている台状のベース1と、このベ
ース1の一端部に設けられプラスチック製の円筒状の被
加工物Wを例えば電磁力にて着脱自在に握持するチャッ
ク2が設けられた主軸台3と、ベース1上に固設された
ベッド4と、このベッド4にて前記主軸台3に対向して
X方向に摺動自在に設けられたタレット台5と、ベッド
4の一側部にX,Y方向に摺動自在に設けられた刃物台
6と、ベッド4を挾んで刃物台6に対向してX,Y方向
に摺動自在に設けられたミーリングヘッド7と、ベース
1から離間して且つ主軸台3に隣接して設けられチャッ
ク2に保持された被加工物Wを押圧して位置決めするプ
ッシャ8と、主軸台3、タレット台5、刃物台6、ミー
リングヘッド7及びプッシャ8をNC制御するNC制御
装置CAとからなっている。しかして、上記主軸台3
は、前記チャック2と、このチャック2を回転駆動する
モータ11とを有している。そして、主軸台3には、貫
通穴3aが設けられ、この貫通穴3aは、チャック2の
後端部に連通している。また、タレット台5は、角柱状
をなすタレットヘッド9と、このタレットヘッド9が固
定され且つベッド4上にX方向に摺動自在に載架された
サドル10と、このサドル10を図示せぬ送り機構を介
してX方向に往復動させるモータM2と、タレットヘッ
ド9に内設されこのタレットヘッド9をθ1方向に回動
させるモータM3とを有している。そして、タレットヘ
ッド9の各側面には、各種工具を着脱自在に握持するチ
ャック11…が設けられている。これらチャック11…
に握持されている工具は、ドリル12、中ぐりバイト1
3、及び円柱状のストッパ14である。これらドリル1
2、中ぐりバイト13、及びストッパ14は、タレット
ヘッド9が回動してチャック2に保持された被加工物W
に対向する位置(加工位置)にきたとき、被加工物Wと
同軸となるように設けられている。さらに、ドリル12
は、タレットヘッド9に内蔵されたモータM4により、
NC制御装置CAから出力された制御信号に基づいて、
回転駆動されるようになっている。一方、刃物台6に
は、バイト15が保持されている。そして、この刃物台
6は、内設されているモータM5により図示せぬ送り機
構を介してX、Y方向に往復駆動されるようになってい
る。また、ミーリングヘッド7には、エンドミル16が
保持され、内蔵されたモータM6により、NC制御装置
CAから出力された制御信号に基づいて、回転駆動され
るようになっている。また、このミーリングヘッド7
は、内設されているモータM7により図示せぬ送り機構
を介してX、Y方向に往復駆動されるようになってい
る。さらに、プッシャ8は、ベース1の主軸台3側端部
に一定距離だけ離間して設けられた基台17と、この基
台17上に固定されたエア・シリンダ18と、このエア
・シリンダ18に同軸に連結されたロッド19と、エア
・シリンダ18内に設けられた圧力センサ8aとからな
っている。そして、ロッド19は、主軸台3のチャック
2に同軸に設けられている。つぎに、上記構成のらせん
状体加工装置の作動について述べる。
加工装置を示している。このらせん状体加工装置は、X
方向が長手方向となっている台状のベース1と、このベ
ース1の一端部に設けられプラスチック製の円筒状の被
加工物Wを例えば電磁力にて着脱自在に握持するチャッ
ク2が設けられた主軸台3と、ベース1上に固設された
ベッド4と、このベッド4にて前記主軸台3に対向して
X方向に摺動自在に設けられたタレット台5と、ベッド
4の一側部にX,Y方向に摺動自在に設けられた刃物台
6と、ベッド4を挾んで刃物台6に対向してX,Y方向
に摺動自在に設けられたミーリングヘッド7と、ベース
1から離間して且つ主軸台3に隣接して設けられチャッ
ク2に保持された被加工物Wを押圧して位置決めするプ
ッシャ8と、主軸台3、タレット台5、刃物台6、ミー
リングヘッド7及びプッシャ8をNC制御するNC制御
装置CAとからなっている。しかして、上記主軸台3
は、前記チャック2と、このチャック2を回転駆動する
モータ11とを有している。そして、主軸台3には、貫
通穴3aが設けられ、この貫通穴3aは、チャック2の
後端部に連通している。また、タレット台5は、角柱状
をなすタレットヘッド9と、このタレットヘッド9が固
定され且つベッド4上にX方向に摺動自在に載架された
サドル10と、このサドル10を図示せぬ送り機構を介
してX方向に往復動させるモータM2と、タレットヘッ
ド9に内設されこのタレットヘッド9をθ1方向に回動
させるモータM3とを有している。そして、タレットヘ
ッド9の各側面には、各種工具を着脱自在に握持するチ
ャック11…が設けられている。これらチャック11…
に握持されている工具は、ドリル12、中ぐりバイト1
3、及び円柱状のストッパ14である。これらドリル1
2、中ぐりバイト13、及びストッパ14は、タレット
ヘッド9が回動してチャック2に保持された被加工物W
に対向する位置(加工位置)にきたとき、被加工物Wと
同軸となるように設けられている。さらに、ドリル12
は、タレットヘッド9に内蔵されたモータM4により、
NC制御装置CAから出力された制御信号に基づいて、
回転駆動されるようになっている。一方、刃物台6に
は、バイト15が保持されている。そして、この刃物台
6は、内設されているモータM5により図示せぬ送り機
構を介してX、Y方向に往復駆動されるようになってい
る。また、ミーリングヘッド7には、エンドミル16が
保持され、内蔵されたモータM6により、NC制御装置
CAから出力された制御信号に基づいて、回転駆動され
るようになっている。また、このミーリングヘッド7
は、内設されているモータM7により図示せぬ送り機構
を介してX、Y方向に往復駆動されるようになってい
る。さらに、プッシャ8は、ベース1の主軸台3側端部
に一定距離だけ離間して設けられた基台17と、この基
台17上に固定されたエア・シリンダ18と、このエア
・シリンダ18に同軸に連結されたロッド19と、エア
・シリンダ18内に設けられた圧力センサ8aとからな
っている。そして、ロッド19は、主軸台3のチャック
2に同軸に設けられている。つぎに、上記構成のらせん
状体加工装置の作動について述べる。
【0010】まず、被加工物Wをチャック2に握持しな
い状態にて遊挿させる。この被加工物Wは、図3に示す
ように、あらかじめ円筒状に粗加工され、下穴20が穿
設されている。このとき、タレット台5、刃物台6及び
ミーリングヘッド7は、それぞれの加工位置に対して後
退させておく。しかして、NC制御装置CAから制御信
号C1がモータM3に印加され、ストッパ14が被加工
物Wに対向するように、タレットヘッド9が回動する。
つぎに、NC制御装置CAからモータMAに制御信号C
2が印加され、タレット台5がX方向に前進し、あらか
じめ設定されている所定位置にて停止する。さらに、N
C制御装置CAから制御信号C3がエア・シリンダ18
に印加され、ロッド19がX方向に前進し、主軸台3の
貫通穴3aを経由してチャック2に遊挿されている被加
工物Wの後端部を押圧する。すると、ロッド19により
押圧された被加工物Wは、タレット台5に保持されてい
るストッパ14に当接する。このとき、圧力センサ8a
からはロッド19の被加工物Wに対する押圧力を示す圧
力検出信号SPがNC制御装置CAに出力される。そし
て、圧力検出信号SPを入力したNC制御装置CAで
は、この圧力検出信号SPが示す圧力が閾値PTを越え
ると、制御信号C3の印加を停止する。なお、閾値PT
は、被加工物Wのストッパ14への当接に対応して設定
されている。この操作により、被加工物Wの加工長が設
定される。つづいて、NC制御装置CAから制御信号C
4がチャック2に印加され、被加工物Wがチャック2に
より強固に握持される。つづいて、モータM2に制御信
号C2が印加され、タレット台5がX方向に後退し、原
位置にて停止する。さらに、NC制御装置CAから制御
信号C5がモータM1に印加され、被加工物Wが保持さ
れているチャック2が、矢印θ2方向に例えば毎分3500
回で高速回転する。そして、NC制御装置CAから制御
信号C6がモータM5に印加され、刃物台6はY方向に
移動し、被加工物Wの先端面位置にて停止したのち、被
加工物Wの先端面に向ってX方向に前進する。これにと
もない、被加工物Wの先端面の端面加工が行われる。こ
の端面加工が終了すると、NC制御装置CAからの制御
信号C6により、刃物台6は、X方向に後退し、原位置
に復帰する。ついで、NC制御装置CAから制御信号C
1がモータM3に印加され、ドリル12が被加工物Wに
対向するように、タレットヘッド9が回動する。そし
て、NC制御装置CAからモータM2に制御信号C2が
印加され、タレット台5がX方向に前進し、被加工物W
の内径加工すなわち下穴20の拡径加工を行う。これと
同時に、NC制御装置CAからの制御信号C6により、
刃物台6は、この刃物台6に保持されているバイト15
が、被加工物Wの先端部の荒加工用の切込み位置にくる
まで、X方向に前進した後、被加工物Wの外径面の旋削
加工を行う。したがって、被加工物Wの外形加工と外径
面の旋削加工が同時に行われ、拡径された下穴20が形
成される。しかして、これらの穴明け加工と旋削加工が
終了すると、NC制御装置CAの制御信号C2,C6に
より、刃物台6とタレット台5は原位置に復帰する。つ
ぎに、NC制御装置CAから制御信号C1がモータM3
に印加され、中ぐりバイト13が被加工物Wに対向する
ように、タレットヘッド9が回動する。そして、NC制
御装置CAからモータM2に制御信号C2が印加され、
タレット台5がX方向に前進し、被加工物Wにドリル1
2により穿設されている下穴20の中ぐり加工すなわち
下穴20の内径仕上げ加工を行う。これと同時に、NC
制御装置CAからモータM4に印加された制御信号C6
により、刃物台6が、この刃物台6に保持されているバ
イト15が、被加工物Wの先端部の仕上げ加工用の切込
み位置にくるまで、X方向に前進した後、Y方向に送り
駆動され、被加工物Wの外径面の仕上げ旋削加工を行
う。したがって、被加工物Wの内径面の仕上げ加工と、
外径面の仕上げ加工が同時に行われることになる。その
結果、被加工物Wは、所定の内径の貫通穴30が穿設さ
れるとともに、その外径面の外径も所定値になる。しか
して、これらの中ぐり加工と旋削加工が終了すると、N
C制御装置CAの制御信号C2,C6により、刃物台6
とタレット台5は原位置に復帰する。つぎに、制御装置
CAから制御信号C5がモータM1に印加され、貫通穴
30が穿設されている被加工物Wが保持されているチャ
ック2の回転が、低速回転に切り替えられ、矢印θ2方
向に例えば毎分30回で低速回転する。ついで、制御装置
CAから制御信号C7,C8が、ミーリングヘッド7の
モータM6,M7に印加される。すると、エンドミル1
6は、矢印θ3方向に例えば毎分10,000回で回転
するとともに、ミーリングヘッド7は、エンドミル16
が、被加工物Wの先端部の、その厚み量を越える切込み
位置にくるまでX方向に前進した後、Y方向に送り駆動
される。すると、被加工物Wは、エンドミル16により
斜め溝加工され、最終的に、図4に示すようならせん状
体40に切削加工される。しかして、らせん状体40の
削成が完了すると、ミーリングヘッド7の送り移動を停
止させ、らせん状体40を、被加工物Wのチャック2に
握持されている部分から切り落とす。ついで、ミーリン
グヘッド7は、その回転を停止した後、原位置に復帰す
る。さらに、NC制御装置CAから制御信号C4がチャ
ック2に印加され、被加工物Wのチャック2による握持
が解除される。つづいて、NC制御装置CAから制御信
号C3がエア・シリンダ18に印加され、ロッド19が
X方向に前進し、主軸台3の貫通穴3aを経由してチャ
ック2に遊挿されている被加工物Wの後端部を押圧する
ことにより、被加工物Wのチャッキング代を押し出す。
この一連のプロセスは、逐次に繰返される。以上のよう
に、本実施例のらせん状体加工装置は、円筒状の被加工
物Wをらせん状体40に削成する装置であって、被加工
物Wを着脱自在に握持するチャック2が設けられた主軸
台3と、主軸台3に対向して移動自在に設けられ且つド
リル12、中ぐりバイト13を保持するタレット台5
と、チャック2に保持された被加工物Wに対して移動自
在に設けられ且つバイト15を保持する刃物台6と、被
加工物Wを挾んで刃物台6に対向して移動自在に設けら
れエンドミル16が保持されたミーリングヘッド7と、
主軸台3に隣接して設けられチャック2に保持された被
加工物Wを押圧するロッドを有するプッシャ8と、一連
の加工作業をNC制御するNC制御装置CAとを具備
し、ドリル12及び中ぐりバイト13による被加工物W
の内径加工並びにバイト15による被加工物Wの外径加
工を同時に行うことができるとともに、これに引続くエ
ンドミル16による溝加工を新たに段取り作業をしなお
すことなく連続的に行うことができるので、らせん状体
40の削成を高能率かつ高精度で行うことができる。
い状態にて遊挿させる。この被加工物Wは、図3に示す
ように、あらかじめ円筒状に粗加工され、下穴20が穿
設されている。このとき、タレット台5、刃物台6及び
ミーリングヘッド7は、それぞれの加工位置に対して後
退させておく。しかして、NC制御装置CAから制御信
号C1がモータM3に印加され、ストッパ14が被加工
物Wに対向するように、タレットヘッド9が回動する。
つぎに、NC制御装置CAからモータMAに制御信号C
2が印加され、タレット台5がX方向に前進し、あらか
じめ設定されている所定位置にて停止する。さらに、N
C制御装置CAから制御信号C3がエア・シリンダ18
に印加され、ロッド19がX方向に前進し、主軸台3の
貫通穴3aを経由してチャック2に遊挿されている被加
工物Wの後端部を押圧する。すると、ロッド19により
押圧された被加工物Wは、タレット台5に保持されてい
るストッパ14に当接する。このとき、圧力センサ8a
からはロッド19の被加工物Wに対する押圧力を示す圧
力検出信号SPがNC制御装置CAに出力される。そし
て、圧力検出信号SPを入力したNC制御装置CAで
は、この圧力検出信号SPが示す圧力が閾値PTを越え
ると、制御信号C3の印加を停止する。なお、閾値PT
は、被加工物Wのストッパ14への当接に対応して設定
されている。この操作により、被加工物Wの加工長が設
定される。つづいて、NC制御装置CAから制御信号C
4がチャック2に印加され、被加工物Wがチャック2に
より強固に握持される。つづいて、モータM2に制御信
号C2が印加され、タレット台5がX方向に後退し、原
位置にて停止する。さらに、NC制御装置CAから制御
信号C5がモータM1に印加され、被加工物Wが保持さ
れているチャック2が、矢印θ2方向に例えば毎分3500
回で高速回転する。そして、NC制御装置CAから制御
信号C6がモータM5に印加され、刃物台6はY方向に
移動し、被加工物Wの先端面位置にて停止したのち、被
加工物Wの先端面に向ってX方向に前進する。これにと
もない、被加工物Wの先端面の端面加工が行われる。こ
の端面加工が終了すると、NC制御装置CAからの制御
信号C6により、刃物台6は、X方向に後退し、原位置
に復帰する。ついで、NC制御装置CAから制御信号C
1がモータM3に印加され、ドリル12が被加工物Wに
対向するように、タレットヘッド9が回動する。そし
て、NC制御装置CAからモータM2に制御信号C2が
印加され、タレット台5がX方向に前進し、被加工物W
の内径加工すなわち下穴20の拡径加工を行う。これと
同時に、NC制御装置CAからの制御信号C6により、
刃物台6は、この刃物台6に保持されているバイト15
が、被加工物Wの先端部の荒加工用の切込み位置にくる
まで、X方向に前進した後、被加工物Wの外径面の旋削
加工を行う。したがって、被加工物Wの外形加工と外径
面の旋削加工が同時に行われ、拡径された下穴20が形
成される。しかして、これらの穴明け加工と旋削加工が
終了すると、NC制御装置CAの制御信号C2,C6に
より、刃物台6とタレット台5は原位置に復帰する。つ
ぎに、NC制御装置CAから制御信号C1がモータM3
に印加され、中ぐりバイト13が被加工物Wに対向する
ように、タレットヘッド9が回動する。そして、NC制
御装置CAからモータM2に制御信号C2が印加され、
タレット台5がX方向に前進し、被加工物Wにドリル1
2により穿設されている下穴20の中ぐり加工すなわち
下穴20の内径仕上げ加工を行う。これと同時に、NC
制御装置CAからモータM4に印加された制御信号C6
により、刃物台6が、この刃物台6に保持されているバ
イト15が、被加工物Wの先端部の仕上げ加工用の切込
み位置にくるまで、X方向に前進した後、Y方向に送り
駆動され、被加工物Wの外径面の仕上げ旋削加工を行
う。したがって、被加工物Wの内径面の仕上げ加工と、
外径面の仕上げ加工が同時に行われることになる。その
結果、被加工物Wは、所定の内径の貫通穴30が穿設さ
れるとともに、その外径面の外径も所定値になる。しか
して、これらの中ぐり加工と旋削加工が終了すると、N
C制御装置CAの制御信号C2,C6により、刃物台6
とタレット台5は原位置に復帰する。つぎに、制御装置
CAから制御信号C5がモータM1に印加され、貫通穴
30が穿設されている被加工物Wが保持されているチャ
ック2の回転が、低速回転に切り替えられ、矢印θ2方
向に例えば毎分30回で低速回転する。ついで、制御装置
CAから制御信号C7,C8が、ミーリングヘッド7の
モータM6,M7に印加される。すると、エンドミル1
6は、矢印θ3方向に例えば毎分10,000回で回転
するとともに、ミーリングヘッド7は、エンドミル16
が、被加工物Wの先端部の、その厚み量を越える切込み
位置にくるまでX方向に前進した後、Y方向に送り駆動
される。すると、被加工物Wは、エンドミル16により
斜め溝加工され、最終的に、図4に示すようならせん状
体40に切削加工される。しかして、らせん状体40の
削成が完了すると、ミーリングヘッド7の送り移動を停
止させ、らせん状体40を、被加工物Wのチャック2に
握持されている部分から切り落とす。ついで、ミーリン
グヘッド7は、その回転を停止した後、原位置に復帰す
る。さらに、NC制御装置CAから制御信号C4がチャ
ック2に印加され、被加工物Wのチャック2による握持
が解除される。つづいて、NC制御装置CAから制御信
号C3がエア・シリンダ18に印加され、ロッド19が
X方向に前進し、主軸台3の貫通穴3aを経由してチャ
ック2に遊挿されている被加工物Wの後端部を押圧する
ことにより、被加工物Wのチャッキング代を押し出す。
この一連のプロセスは、逐次に繰返される。以上のよう
に、本実施例のらせん状体加工装置は、円筒状の被加工
物Wをらせん状体40に削成する装置であって、被加工
物Wを着脱自在に握持するチャック2が設けられた主軸
台3と、主軸台3に対向して移動自在に設けられ且つド
リル12、中ぐりバイト13を保持するタレット台5
と、チャック2に保持された被加工物Wに対して移動自
在に設けられ且つバイト15を保持する刃物台6と、被
加工物Wを挾んで刃物台6に対向して移動自在に設けら
れエンドミル16が保持されたミーリングヘッド7と、
主軸台3に隣接して設けられチャック2に保持された被
加工物Wを押圧するロッドを有するプッシャ8と、一連
の加工作業をNC制御するNC制御装置CAとを具備
し、ドリル12及び中ぐりバイト13による被加工物W
の内径加工並びにバイト15による被加工物Wの外径加
工を同時に行うことができるとともに、これに引続くエ
ンドミル16による溝加工を新たに段取り作業をしなお
すことなく連続的に行うことができるので、らせん状体
40の削成を高能率かつ高精度で行うことができる。
【0011】なお、上記実施例においては、ドリル12
による下穴拡径粗加工を行っているが、これを省略して
もよい。また、中ぐりバイト13の代わりに、リーマに
より、内径の仕上げ加工を行ってもよい。さらにまた、
エンドミルの代わりに通常のバイトを用いてもよい。さ
らに、被加工物Wの材質は、プラスチックに限ることな
く、金属、セラミックス等でもよい。
による下穴拡径粗加工を行っているが、これを省略して
もよい。また、中ぐりバイト13の代わりに、リーマに
より、内径の仕上げ加工を行ってもよい。さらにまた、
エンドミルの代わりに通常のバイトを用いてもよい。さ
らに、被加工物Wの材質は、プラスチックに限ることな
く、金属、セラミックス等でもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明のらせん状体加工装置は、円筒状
の被加工物をらせん状体に削成する装置であって、被加
工物を着脱自在に握持するチャックが設けられた主軸台
と、主軸台に対向して移動自在に設けられ且つ内径加工
工具を保持するタレット台と、チャックに保持された被
加工物に対して移動自在に設けられ且つ外径加工工具を
保持する刃物台と、被加工物を挾んで刃物台に対向して
移動自在に設けられエンドミルが保持されたミーリング
ヘッドと、一連の加工作業を制御する加工制御装置とを
具備したもので、内径加工工具及び外径加工工具による
被加工物の内径加工並びに外径加工を同時に行うことが
できるとともに、これに引続くエンドミルによる溝加工
を新たに段取り作業をし直すことなく連続的に行うこと
ができるので、らせん状体の削成を高能率かつ高精度で
行うことができる。
の被加工物をらせん状体に削成する装置であって、被加
工物を着脱自在に握持するチャックが設けられた主軸台
と、主軸台に対向して移動自在に設けられ且つ内径加工
工具を保持するタレット台と、チャックに保持された被
加工物に対して移動自在に設けられ且つ外径加工工具を
保持する刃物台と、被加工物を挾んで刃物台に対向して
移動自在に設けられエンドミルが保持されたミーリング
ヘッドと、一連の加工作業を制御する加工制御装置とを
具備したもので、内径加工工具及び外径加工工具による
被加工物の内径加工並びに外径加工を同時に行うことが
できるとともに、これに引続くエンドミルによる溝加工
を新たに段取り作業をし直すことなく連続的に行うこと
ができるので、らせん状体の削成を高能率かつ高精度で
行うことができる。
【図1】本発明の一実施例のらせん状体加工装置の平面
図である。
図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】被加工物の正面図である。
【図4】本発明の一実施例のらせん状体加工装置により
削成されたらせん状体の正面図である。
削成されたらせん状体の正面図である。
W:被加工物,2:チャック,3:主軸台,5:タレッ
ト台,6:刃物台,7:ミーリングヘッド,12:ドリ
ル(内径加工工具),13:中ぐりバイト(内径加工工
具),15:バイト(外径加工工具),CA:NC制御
装置。
ト台,6:刃物台,7:ミーリングヘッド,12:ドリ
ル(内径加工工具),13:中ぐりバイト(内径加工工
具),15:バイト(外径加工工具),CA:NC制御
装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状の被加工物をらせん状体に削成す
るらせん状体加工装置において、上記被加工物を着脱自
在に握持するとともに回転駆動自在に設けられたチャッ
クを有する主軸台と、上記主軸台に対向して相対的に移
動自在に設けら持するタレット台と、上記チャックに保
持された被加工物に対して移動自在に設けられ且つ上記
被加工物の外径加工を行う外径加工工具を保持する刃物
台と、上記被加工物を挾んで上記刃物台に対向して移動
自在に設けられ且つエンドミルが回転駆動自在に保持さ
れたミーリングヘッドと、上記被加工物の内径加工及び
外径加工を行わせたのち上記エンドミルにより上記被加
工物の斜め溝加工を行わせるらせん状体を削成させる加
工制御装置とを具備することを特徴とするらせん状体加
工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21177191A JPH0550345A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | らせん状体加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21177191A JPH0550345A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | らせん状体加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550345A true JPH0550345A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16611321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21177191A Pending JPH0550345A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | らせん状体加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550345A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004089569A1 (ja) * | 2003-04-09 | 2004-10-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | スクリューロータの加工装置と加工方法及び切削バイト |
| JP2006326751A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Hayakawa Seiki:Kk | マグネシウム製歯車及びその製造方法 |
| CN118527743A (zh) * | 2024-06-27 | 2024-08-23 | 力锋精密工具(浙江)有限公司 | 一种多刃螺纹铣削刀具及其铣削装置 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP21177191A patent/JPH0550345A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004089569A1 (ja) * | 2003-04-09 | 2004-10-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | スクリューロータの加工装置と加工方法及び切削バイト |
| JPWO2004089569A1 (ja) * | 2003-04-09 | 2006-07-06 | 三菱電機株式会社 | スクリューロータの加工装置と加工方法及び切削バイト |
| US7216407B2 (en) | 2003-04-09 | 2007-05-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for processing screw rotor and cutting bit |
| US7430791B2 (en) | 2003-04-09 | 2008-10-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for processing screw rotor and cutting bit |
| JP2006326751A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Hayakawa Seiki:Kk | マグネシウム製歯車及びその製造方法 |
| CN118527743A (zh) * | 2024-06-27 | 2024-08-23 | 力锋精密工具(浙江)有限公司 | 一种多刃螺纹铣削刀具及其铣削装置 |
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