JPH05503699A - 雌の生殖能の増大法 - Google Patents

雌の生殖能の増大法

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JPH05503699A JP3502983A JP50298391A JPH05503699A JP H05503699 A JPH05503699 A JP H05503699A JP 3502983 A JP3502983 A JP 3502983A JP 50298391 A JP50298391 A JP 50298391A JP H05503699 A JPH05503699 A JP H05503699A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 雌の生殖能の増大法 本発明は、離開乳動物の生殖能を増大させるためにインヒビンを使用することに 関する。
関連技術の説明 インヒビンは生殖線、下垂体、脳、骨髄、胎盤、および副腎を含む様々な組織が 生産する糖タンパク質である。最初、この糖タンパク質は、下垂体による卵胞刺 激ホルモン(F S H)の分泌を阻害する能力によって同定された。De J ongおよび5harpe、 Nature、 263ニア1−72(1976 ) ; SchwartzおよびChanning、 Proc、 Nat 1 . Acad、 Sci、 USA、 74 :T72 1−5724(1977)。ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)分泌のこのよ うな優先的制御は極めて高い関心を集め、過去50年の間、多くの研究室を、精 巣、精子、精巣調液、精液漿、および卵巣卵胞液から種々の生物検定法を用いて この物質を単離し特徴づけようという試みに駆り立ててきた。River:)、  Biochem、 Biophys、 Res、 Commun、 133: 120(1985) ; Ling等、 Proc、 Vat 1.Acad、  Sci、 USA、 82ニア217(1985) ; Fuk浮р■ ら、Mo1.Ce1l Endocrinol、44:55(1!185)。数 種から特徴つけられたインヒビンの構造は、2つのジスルフィド結合したサブユ ニット、α鎖およびIA鎖またはβB鎖、から構成されている。
インヒビンが同定された後、卵胞液中に天然物質としてアクチビン(activ in)か存在することが明らかになった。アクチビンはラット下垂体前葉細胞に よるFSH放出を刺激し得ることがわかった。
1/aleら、 Nature、 321 ニア7ロー779(1986) ;  Lingら、 1fature、 321ニア79−71R2(1 986)。アクチビンはイン上ビンβサブユニツト(β□サブユニ、トの場合も あり、βBサブユニットの場合もある)のホモニ量体またはへテロニ量体から構 成されている。Valeら、 Recent Prog、 Horm、 Res 、 44:!−34(198g)。ヒト、ブタ、ウシおよびラットのアクチビン 間ではβサブユニットのアミノ酸が95〜100%保存されている。特定の棟内 のβ6サブユニ、トとβ8サブユニツトは約64〜70%相同である。アクチビ ンβ8ホモニ量体およびアクチビンβ8ホモニ量体(それぞれ“アクチビンA” および“アクチビンB”)か卵胞液中て同定されており、両分子ともクローン化 され、その遺伝子が発現している。Masonら、 Biochem、 Bio phys、 Res、 Commun、 135:957(1986) ; E P公開番号222491(1987年5月20日公開) HMasonら、Mo 1ecular Endocrin。
1、 、3:1352(35g(1989)。β8サブユニツトの完全な配列は 、5eron。
Symposium Publications、標題“インヒビシー卵胞刺激 ホルモン分泌の非ステロイド調節(原題:1nhibin−Non−3Lero idal Regulation ofFol 1icle Stimulat ing Hormone 5ecretion)”、 JT、 G、 Burg erら共編、IA、 J、 Masonら要約、第42巻、 77−88頁(R aven Press、 1987)+標題“ヒト・インヒビンおよびアクチピ ン:構造および哺乳動物細胞中での組換え発現(原題:Human Inhib in and Activin:5tructure and Recombi nant Expression in Mammalian Ce1ls)″ に公表されている。
アクチビンAおよびアクチビンABは共に天然の供給源から単離されているが、 アクチビンBは現在までのところ天然の供給源からは単離されていない。アクチ ビンのmRNA(β4およびβBサブユニ、ト)、生物活性および免疫活性は、 未熟のラットおよびブタからの精巣ライジノヒ細胞によって生産されると報告さ れている。Le8ら、 5cience、 243+396−398(1989 ) ; Leeら、5erono Symposium Publicatio ns、標題“精巣の分子および細胞内分泌学(原題:Tbe M。1ecula rand Ce1lular Endocrinology of the T e5tis)”、Cookeおよび5harpe編、第50巻、21−27頁( Raven Press:New York、 1988)。アクチビンAがF SH放出活性と共に赤血球生成刺激活性をも有することが最近発見されている。
EP公開番号2IOイ6I(1987年2月4日分開;ここではこのタンパク質 はB U F−3と呼ばれている)、Etoら、 Biochem、 Biop hys、 Res、 Commun、 、 142 :1095−1103(1 987)およびMurataら、 Proc、 Nat 1. `c ad、 Sci、 U、 S、 A、 、 85:2434−2438(198 8)(ここではアクチビンをEDFと呼んでいる)、およびYuら、 Natu re、 330 ニア65−767(1987XここではアクチビンをFRPと 呼んでいる)を参照のこと。これらの系では、インヒビンがアクチビンの作用と 拮抗した。
最近、それぞれ別個の遺伝子によってコードされているインとビン・サブユニッ ト(複数)の発現か、卵巣および精巣に加えて数種の組織中で立証された。イン ビヒンのα、β8、およびβamRNAか胎盤、下垂体、副腎、骨髄および脳組 織中で検出された。Meunier%、 Proc、 Natl、 Acad、  Sci、 USA、 85:247−251(1988)。インヒビン・サブ ユニy )mRNAの発現は組織特異的な様式で数倍変化し、このことはこれら のタンパク質について、その結合様式および産生部位に依存する異なる機能を示 唆している。
インヒビンおよびアクチピンは成長および分化因子族(ファミリー)の構成要素 である。この族の始原型はトランスフォーミング成長因子−ベータ(TGF−β XDerynckら、 Nature、 316:701−705(1985) )であり、この因子は、1つの供給源によれば、やはりFSH放出活性を持って いる。 Yingら+ Biochem、 Biopbys、 Res、 Co mmun、 + 135:950−956(1986)。TGF−β族の他の構 成要素にはミュラー(Mullerian)阻害物質、ハエ馨デカペンタブレギ ノク(decapentaplegic)複合体、およびツメガエルVg−1m RNAの産物が含まれる。
ヒトでは、成長している前排卵卵胞および黄体がFS)(刺激に応答してインヒ ビンを循環中に分泌する。LeeおよびGibson、 Au5t、 J、 B iol、 Sci、 、 38:115−120(1985) ; McLac hlanら、 Fertil、 5teri1. 、48:P00 1(1987)。したかってインヒビン関連ペプチド類は、下垂体フィードバイ ト回路による生M腺機能の変調において重要な役割を果す。
ラットの精巣細胞および卵巣卵胞膜間質細胞の初代培養では、インヒビンか、黄 体形成ホルモン(LH)によって刺激された男性ホルモン生合成を促進し、一方 アクチビンか男性ホルモン生産を抑制することが報告されている。Hsuehら 、 Proc、 Walt、 Acad、 Sci、 USA、 84:5O8 2−5086(1987)。池の研究者たちはこれらの観察を報告することがで きないでいる。deKretserおよびRobertson、Biology  of Reproduction、 40:33−33−47(19゜ライジ ッヒ細胞ステロイド産生に対するTGF−βの阻害効果についても記述されてい る。Linら、 Biochem、 Biophys、 Res、 Commu n、 、 146:387(1987) ; FauserおよびFlsueh 、 Life Sci、 、 43:1363(1988) : Avalle tら、 Biochem、 Biophys、 Res、 Commun、 、  146 :575(1987)。顆粒膜細胞では、アクチビンがプロゲステロ ン生産を阻害し、TGF−βがプロゲステロン生産を促進することが報告されて いる。Ignotzおよび11assague、 J、 Biol、 Chem 、 、 261 :4337(1988)。顆粒膜細抱の初代培養では、TGF −βだけでなくアクチビンおよびインヒビンもホルモンの合成と分泌にそれぞれ 異なる様式で影響を及ぼすことがわかった。
AdashiおよびRe5nick、 Endocrinology、 119 :1879(1986) ; Yingら、Bi。
chem、 Biophys、 Res、 Commun、 、 136:96 9(1986) ; Hutchinsonら、 Bioc■■香B Biophys、 Res、 Commun、 、 148:1405(198 7) ; Mondscheinら、 Endocrino戟B gy、 123:1970(198g) : Fengら、 J、 Biol、  CheIll、 、 261: 14167(1986)Bこれ らの分子はFSH依存性の顆粒膜細胞機能に対して正負両方の効果を持つ。Ca rsonら、 J、 Reprod、 Fert、 、 85ニア35−746 (1989)。またTGF−β/インヒビン遺伝子族の個々の構成要素が、卵胞 細胞に対する直接作用によって卵巣機能を調節するだけでな(、この族の他の構 成要素の産生速度に影響を与えることによって間接的にも卵巣機能を調節するこ とが示唆されている。Zhiwerlら、 Mo1ecular and Ce 1lular Endocrinology、 58:161−166(198 111)。
アクチビンAおよびインヒビンが2つの生殖腺細胞株(セルライン)の成長に変 動を与えることが報告されており、これは、これらのタンパク質が生殖腺細胞の 機能だけでなく繁殖をも調節し得ることを示唆している。GonzalezJa nchonおよびVale、 Endocrinology、 125:166 6−1672(1989)。黄体によるインヒビンの分泌がこの周期の黄体期に おけるFSHI度を抑制し、それゆえに卵胞発育の阻害を抑制することが提案さ れている。Ba i rdら、^nn、 N、 Y、 Acad、 Sci、  、 541 :15l53−161(198゜ ある総説は、インヒビンが、排卵する運命にある卵胞の数を決定する因子の少な くとも1つであり、インヒビンの作用による干渉が生殖能の調節に寄与している かも知れないと主張している。De Jong、 Physiol、 Rev、  68:555(198g)。多くの研究者が、下垂体のレベルでのそのFSH 阻害効果ゆえに、インヒビンか雄および雌の受胎調節に有用であり得ると考えて きた。5hethおよびMoodbidri、 Adv、 Contracep t、 2:131−139(1986) ; Findlay、 Fertil 、 5teri1. 、46:770(1986)B 別の著者は、(3r2mnerら、 J、 Cl1n、 Invest、 、  68:1044(1981)を引用して)インヒビンか精子形成を阻害し得るこ とを疑問に思い、インヒビンは精子形成に対してなんらかの直接的刺激効果をも 有するであろうと述へている。Bakerら、 CI in、 Reprod、  and Fert、 、 2:161−174(1983)。
ヒツジをインヒビンまたはインヒビンα鎖で免疫化すると、内因性インヒビンの 免疫中和ゆえに排卵速度が増大する。CuIIIIninsら、j。
Reprod、 Fertil、 、 77:365(1986) ; f(e ndersonら、 J、 Endocrinol、 、 P02 :3 05−309(1984) ; Forageら、 J、 Endocrino l、 、 114:R1(1987) ; Al−0baiр■ ら、 J−Reprod、 Fert、 、 ltl :403−414(19 87)。ラットでも同じ効果が観察されてゝゝるoRivierおよびVale 、 Endocrinology、 125:152(1989)。さらにRi vierとValeは、追加の卵胞成長および発育を刺激するには増大したFS Hだけで十分であり、抗インヒビン血清での処理が卵胞の発育を増大させる主要 な機構は、増大した血漿FSHレベルによるものであることを示唆している。他 の研究者らは、ヒツジに対するインヒビンの投与かその処置計画に応じて無排卵 か、あるいは排卵速度の増大を誘発することを報告した。Franchimon tら、 Rev、 fr、 Gvnecol、 0bstet、 、 83 : 607(1988)。
ラット発情期周期中のインヒビン・サブユニットmRNAの変動は熱心に研究さ れてきた。WoodrufT ;)、 5cience、 239:1296( 1988)。
卵巣のインヒビンおよびアクチビンと下垂体FSHとの間の統合的なフィードバ ンク関係が部分的に解明されたのは、つい最近のことである。Hasegawa ら2“インヒビン:FSH分泌の非ステロイド調節(原題用nhibin:No n−5teroidal Regulation of FS)f 5ecre tionN中、JBurgerら編、 42:1l19−133(Ne Yor k:Raven Press、 1987) ; Woodruffら。
5cience、 239:1296−1299(198g)。簡潔に述へれば 、卵巣は発情前期の末期に低レベルのインヒビンを生産する。これはFS)Iが 発情期の初期の間ずっと上昇したまま(第2FSHサージ(急増))であること を可能にする。Rivierら、 5cience、 234 :205−20 8(1986)。第2FSHサージは排卵プールに一組の新しい卵胞を補充し、 インヒビン・サブユニットmRNA発現の開始を招く。インヒビン生産の結果と して、下垂体FSH分泌が下方調節される。インヒビンm RNAレベルは、そ の周期の中を進行するにつれて成熟しつつある卵胞中で増大する。閉鎖性(非排 卵性および高度にステロイド産生的月こなる卵胞はインヒビンm RN Aをほ とんど、あるいは全く持たない。WOodrufTら、“成長因子と卵巣(原題 :Growth FactorSand the 0varの”中、 Hirs M 1eld編、 291−295頁(New York:Plenum Pr ess、 1989)。インヒビン・サブユニットmRNAの蓄積は健康な卵胞 の発情前期の後半に、第1次LHおよびFSHサージと同時に頂点に達する。M oodruffら、5cience(前掲)。
1978年に初めて試験管内受精法が成功して以来、複数の卵胞および卵母細胞 の発育を誘発するために薬剤またはホルモン類を使用するという試みが行われて きた。したがって試験管内受精妊娠は、内分泌正常患者における複数卵胞発育を 誘発するための、クエン酸りロミフェンおよびヒト絨毛膜性腺刺激ホルモンの使 用に従う婦人をもたらすことができた。Trounsonら、 5cience 、 212:681−684(1981)。
混合された外因性の性腺刺激ホルモンFSHおよびLHの適切な適用が試験管内 受精療法中の複数非回収や排卵誘発に関して有効性を示してきたことは十分確立 されている。しかし、外因性性腺刺激ホルモン類(複数)の投与による卵巣の刺 激は管理が難しい。いくらか有用な別の薬剤はFSH単独、あるいはFSHと性 腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗剤との組み合わせである(米国特許第4845 077号に記述されている)。
FSHもしくはFSHとLHの混合物による治療は、この周期の卵胞および初期 黄体期中のインヒビン血清レベルの増大をもたらす。
McLachlanら、 Lancet、 1 : 1233−1234(19 86) : Tsonisら、 J、 C1ire、 Enр盾モ■ inol、 Metab、 、 68:915(1988) ; Buckle rら、 J、 Endocrin、 、 122 :279|285(1 9g9) HTsuchiyaら、 Fert、 5teri1. 、52:8 8(1989)。しかし別の研究者は、排卵時には、インヒビン活性も、あるい はステロイドまたは性腺刺激ホルモンの卵胞レベルも、試験管内受精法における 卵母細胞の究極の結果を予言するための適当な規準ではないことを発見している 。Lefevreら、 Fert、 5teri1. 、46:325(198 6)。
本発明の目的は、性腺刺激ホルモンあるいは他の処置に応答しない患者の生殖能 を増大させるためにインヒビンを使用することである。
本発明のもう1つの目的は、試験管内受精および肝移植のために排卵を誘発する ことである。
これらの目的およびその他の目的は当業者に明らかになるであろ発明の要約 離隔乳動物の卵巣にインヒビンの有効量を投与することからなる、離隔乳動物の 生殖能を増大させる方法。
もう1つの側面として、本発明は、医薬的に許容される担体中に有効、量のイン ヒビンを含有する生殖能を増大させるための医薬組成物を提供する。
インヒビンが、発情間期から発情前期への移行期の卵胞発育の調節因子であるこ とを発見した。未熟雌ラットの卵巣にインヒビンを片側性注射し、形態学、卵胞 直径、および発育中の卵胞への3H−チミジンの取り込みでその腔卵胞の成熟を 分析することによって、生体内研究を実行した。その結果は、意外にも、卵巣卵 胞の成長および発育が卵巣に対するインヒビンの局部的投与によって維持され得 ることを示している。したがって、性腺刺激ホルモン処置に対して応答しない不 十分な卵胞発育ゆえに不妊症である雌は代替療法を図1は、対照(食塩水)およ び妊娠している雌鳥(ロバ・ラバ)の血清性腺刺激ホルモン(PMSG)で処理 したラットの卵巣における卵胞分布のグラフである。
図2は、インヒビンーおよびアクチビンー処理した卵巣における卵胞分布のグラ フであり、★は主として閉鎖性の応答を示す。
好ましい態様の説明 本明細書で使用する場合、用語“インヒビン”はインヒビンのα鎖とβ鎖のへテ ロニ量体、プレプロ型、およびプロ型、ならびにそのグリコジル化および/また はアミノ酸配列変種を意味する。成熟タンパク質からの切断の後、その前駆体部 分はその成熟タン7−、Nり質と非共有結合的に結合していてもよい。インヒビ ンAとは、α鎖およびβ、鎖を伴うインヒビンを意味する。インヒビンBとは、 α鎖およびβ6鎖を伴うインヒビンを意味する。
完全な単離プレプロまたはプロドメインあるいは成熟βい、β8、およびαの配 列は、合成法および/または組換え法を含むいずれの方法でも適切に合成される が、例えば米国特許第4798885号(1989年1月17日発効)に記述さ れているように組換え細胞培養中で合成するのが好ましい。
ヒト以外の動物、例えばブタまたはウシ供給源、から得たインヒビンをヒトの治 療に使用することも本発明の範囲に包含される。例えばブタ・インヒビンα鎖の ヌクレオチド配列および推定アミノ酸配列は米国特許第4798885号(前掲 )に認められる。さらに、家畜や農場動物および動物園、スポーツまたはベット 動物など、他の哺乳動物種を治療することを望む場合、ヒト・インヒビンも他の 種由来のインヒビンと同様に使用に適している。
一般論として、アミノ酸配列変種は、例えば米国特許第4798885号(前掲 )に記載の哺乳類αまたはβ鎖配列の対応部分と本質的に相同であろう。本質的 に相同とは、2つのタンパク質問のアミノ酸残基の一致数を最大化するように並 べたときに、その相同ポリペプチドの一次アミノ酸配列の約60%以上がインヒ ビン鎖の配列に対応することを意味する。残基の一致を最大化する並べ方には、 アミンおよび/またはカルボキシル末端の移動、必要な間隙の導入、および/ま たはその候補配列中に挿入物として存在する残基の削除が含まれる。典型的な場 合、アミノ酸配列変種は対応する天然配列に対して約70%以上相同であろう。
配列変化を導入する部位は予め決定されるが、変異そのものを予め決定する必要 はない。例えばある部位の変異の効果を最適化するために、標的コドンまたは領 域で無作為変異導入を実行し、発現したインヒビン変異体を望ましい活性の最適 な組み合わせについてスクリーニングすることかできる。既知の配列を有するD NA中の予定した部位に置換変異を作る技術はよく知られており、例えばM13 プライマー変異法がある。
変異導入は、通常約1からlOアミノ酸残基程度のアミノ酸挿入を行うか、ある いは約1から30残基の削除を行うことによって実行される。置換、欠失(削除 )、挿入、あるいはその同型変異の組み合わせを、さらに組み合わせて最終構築 物に到達することもできる。
しかし好ましくは、置換変異導入を行う。明ろかに、コード化DNA中の変異か その配列を読み枠外に置くことになってはならず、好ましくは、二次mRNA構 造をもたらし得る相補領域を生み出さない。
インヒビンの共有結合修飾は本発明の範囲に包含され、これには他の化学的部分 との共有結合的または会合的複合体が含まれる。共有結合誘導体は、インヒビン のアミノ酸側鎖中またはN−末端あるいはC−末端に存在する基に、当該技術分 野で知られている手段で官能基を結合させることによって製造される。例えばこ れらの誘導体には、カルボキシル末端もしくはカルボキシル側鎖含有残基(例: アスパラギン酸残基)の脂肪族エステルまたはアミド;アリールまたはアラニル など、ヒドロキシル基を含有する残基の○−アシル誘導体、およびアミノ末端ア ミノ酸もしくはアミノ基含有残基(例:リジンまたはアルギニン)のN−アシル 誘導体;が含まれるであろう。アンル基をアルキル部分(C3からCIOの直鎖 アルキルを含む)の群から選択すればアルカノイル種が生成し、また炭層または 複素環化合物の群から選択すればアロイル種が生成する。反応性基は、それ自体 は反応性側鎖基を通してタンパク質を架橋して不溶性マトリックスにする際の使 用か知られている二官能性化合物(例・m−マレイミドベンゾイル−N−ヒドロ キシスクシンイミドエステル)であることが好ましい。好ましい調厚体化部位は ヒスチジン残基である。
“卵巣に投与する”という表現は、骨液嚢内法なとによって卵巣中に注射するこ とだけでなく、インヒビンが卵巣中に吸収されるように、結果として卵巣を取り 巻く領域をインヒビンで満たすことになるような技術をも意味する。これは腹部 中に、あるいは卵巣を貫いて、顕微鏡を用いであるいは顕微鏡を用いないで切開 を作ることによって達成できる。また、好ましくは顕微鏡法を用いて、卵巣に注 ぐ管中にインヒビンを注射することもできる。さらに、インヒビンをインブラン ト(埋め込み材)中に入れて卵巣付近に置き、これを通して卵巣にインヒビンを 吸収させることもできる。卵巣への局部的なインヒビンの適用をもたろし、その 結果が本明細書に述べる目的にとって有効である限り、その他の技術も使用でき る。
本発明は、ヒトだけでなくイヌ、ネコ、ウシ、ブタ、ウマ、サル、およびヒツジ などのスポーツ動物、動物園動物、ペット動物、農場動物を含む離開乳動物の生 殖能を増大させるためにインヒビンを使用することに関する。生殖能増大の必要 性は、一般に不充分な卵巣卵胞発育に起因する。
上述のように、インヒビンを哺乳動物の卵巣に投与する。特定の投与経路は、例 えばその患者の医学的経緯などに依存するであろう。
この療法に使用すべきインヒピン組成物は製剤化され、個々の患者の臨床的状況 、投与法、投与計画、および医師の知る他の因子を考慮のうえ、良い医療に適合 する方法で投与されるであろう。したがって、本発明のための“有効量”は、こ のような考慮の上に決定される。
一般的提案として、投与1回あたりに投与されるインヒピンの総医薬的有効量は 患者の体重の約1μg/kg/日〜10 ll1g/ kg/日の範囲になるで あろうが、上記のようにこれは大いに治療的裁量の対象となるであろう。この投 与量は約10μg / kg/日を越えないことが好ましい。適切な投与量を選 択する際に不可欠な因子は、卵胞発育の増大か、もしくは医師が適当と見なす他 の規準によって測定して得られる結果である。
投与のために、一般的には望ましい純度のインヒビンを、医薬的に許容される担 体(即ち、使用する投与量および濃度において受容者に対して非毒性であり、そ の製剤中の他の成分と適合し得るもの)と混合することによって単位注射可能剤 形(溶液剤、懸濁剤、または乳剤)に製剤化する。例えば本製剤は酸化剤および ポリペプチドにとって有害であることが知られている他の化合物を含まないこと が好ましい。
一般に、インヒビンを均一かつ密接に液体担体または微細に分割した固体担体あ るいはその両者と接触させることによって本製剤を調製する。次に、必要ならば その生産物を望ましい製剤に成形する。
担体は非経口用担体であることが好ましく、より好ましくは受容者の血液と等張 な溶液である。このような担体賦形剤の例には水、食塩水、リンゲル溶液、およ びテキストロース溶液か含まれる。不揮発性油およびオレイン酸エチルなどの非 水性賦形剤もリポソームと共に本発明に有用である。
担体は等張性や化学的安定性を増大させる物質など、少量の添加物を含有するこ とが適切である。このような物質は使用する投与量および濃度において受容者に 対して非毒性であり、これらにはリン酸塩、硝酸塩、および他の何機酸塩などの 緩衝剤;アスコルビン酸などの抗酸化剤;低分子M(約10残基未満)のポリペ プチド(例:ポリアルギニンまたはトリペプチド類)、血清アルブミン、ゼラチ ン、または免疫グロブリンなどのタンパク質、ポリビニルピロリドンなどの親水 性ポリマー;グリシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、あるいはアルギニンな どのアミノ酸類;セルロースまたはその誘導体、グルコース、マンノース、デキ ストリンを含む単糖、三糖、および他の炭水化物;EDTAなどのキレート剤; マンニトールまたはソルビトールなどの糖アルコール;ナトリウムイオンなどの 対イオン、および/またはツイーン(Tveen)、プルロニクス(Pluro nicS)、またはPEGなどの非イオン性界面活性剤が含まれる。
典型的には、このような賦形剤中にインヒビンを約0.1mg/m)〜1.00 mg/mlの濃度で生理学的pHで製剤化する。上記の添加剤、担体、または安 定化剤のうち、あるものの使用がインヒビン塩の形成をもたらすことは理解され るであろう。
治療的投与に使用するインヒビンは滅菌状態でなければならない。
滅菌状態は滅菌濾過@(伊1:0.2ミクロン膜)を通して濾過することによっ て容易に達成される。
一般的には治療用インヒビン組成物を滅菌注入口の付いた容器(例えば皮下用注 射針で突き刺せる蓋のついたバイアル)中に入れる。
通常は、インヒピンを、単位または複数投与量容器(例えば、封印したアンプル またはバイアル)中に、溶液剤として、あるいは再構成用凍結乾燥製剤として保 存するであろう。凍結乾燥製剤の例として、滅菌濾過した1%(−/v)インヒ ピン水溶液5国1を10m1バイアルに入れ、得られた混合物を凍結乾燥する。
5mlの滅菌水またはリンゲル溶液を用いてこの凍結乾燥インヒビンを再構成す ることによって注入、容液剤を調製する。
インヒビン療法を他の提唱されている生殖能増大療法あるいは従来の生殖能増大 療法と適切に組み合わせる。例えば、利用可能な卵細胞数を増大させるために使 われている他の生殖能薬と共にインヒビンを投与することができる。さらに、性 腺刺激ホルモン放出拮抗剤など既知の生殖能薬の効果を増大させる、あるいは相 助作用する薬剤とインヒビンを組み合わせることもてきる。
制御された複数卵胞成熟を誘発するために使用される薬剤の例には、クエン酸り ロミフェンまたはヒト閉経期性腺刺激ホルモン(例:米国特許4845077に 記述されているFSH,あるいはFSHとLHおよび/またはヒト絨毛膜性腺刺 激ホルモンとの混合物)が含まれる。ヒト閉経期性腺刺激ホルモン療法に対する 応答の著しい個体変動性を減じるために、性腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗剤 を投与することができる。代表的な性腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗剤は、R eesら、 J、 Wed、 Chew、 、 17:1016(1974)  : Coyら、 Pept 1des。
1976(Loffed編、 Editions de L’ Univers ite de Bruxelle 1977)、 463頁、Beattieら 、 JMed、 Chew、 、 18:1247(1975) : Chan nabasavaiahら、Biochem、 Biophys、 Res、  Commun、 、 86:1266(1979)、および米国特許第4317 815号および同第4431635号に記述されている。これらには、(Ac− pCIPhe’、pcIPhe”、DTrp3.DArg’、DAla”)G  n RHHCl 、 [D−Phe”コーL HRN 、 [D−Phe”、  D−Phe’ニーL HRN 、 [D−Phe’、 Phe3. D−Phe ’]−LHRN、〔D−Phe”、 D−Trp’、 D−PheリーLHRN 、[D−P−F−Phe−D−AIa’3−LHRN、および[Ac−D7Ph e’、 D−Phe”、 D−Trp” ”コーLHRNか含まれる。
インヒビンと生殖能薬は、例えば投薬、患者の臨床的状況などに応じて、同時に あるいは異なる時間に、別の投与経路あるいは同じ投与経路で、別の手段あるい は同じ手段で、適切に送達される。このような生殖能薬がインヒビン組成物その ものに含まれるZ、要はないが、これらの薬剤を同じ投与経路で送達する場合に はこれが便利であろう。
インヒビンと一緒に使用する場合、典型的にはこのような薬剤を単独で使用する 場合より少ない投与量で使用する。FSHを別個に使用する場合その有効量は、 好ましくは1ヨあたり約70〜220/1.U、、 より好ましくは15〜4  Q I 、 U、/kgである。性腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗剤をFSH との関連で使用する場合には、性腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗剤の投与量、 は1日あたり約1.0〜4.0mg/ kgであることが好ましく、より好まし くは1.5〜2 、5 mg/ kgである。これらの後の薬剤の投与に関する 詳細については米国特許第4845077に認められる。
典型的な混合組成物は、上記の量のインヒビンと約70〜220/1.U、のF SHを、乳酸化リンゲル溶液などの適切な腹腔内液中に含有するであろう。
胚移植を達成するための排卵誘発を受けている婦人のためには、インヒビンによ って排卵が誘発された後、どの胚移植法でも使用できる。これらには、例えば試 験管内受精および胚移植(IVF−ET)(Quiglyら、 Fertil、  5teri 1. 、38:678(1982乃、生殖子ファロピアン内(i ntrafallopian)移植(G I F 、T XMof toyら、  Fertil、 5teri1. 、47:2g9、(1987乃、および前 核期卵管移植(P ROS T )(Yovichら、 Fertil、 5t eri1. 、48:851(1987))が含まれる。このような方法の成功 は、回収される卵母細胞の数および移植された生存可能な胚の数と正の相関関係 にある。
卵巣の事象の予定か期待通りに進行する場合には、超音波または腹腔鏡検査法に よって、卵巣表面上で成長しつつある、膨張した管と充分な半透明性を有する卵 胞(単数または複数)を周期中央付近で見ることかできる。これは排卵に近い優 勢な卵胞の普通の外見である。代表的な試験管内受精法のためには、針を卵胞お よびその内容物(−卵母細胞であってもよい)中に通し、自発的な卵巣周期中に 吸引する。経膣超音波誘導卵胞吸引を用いて卵母細胞の回収を行う。
排出後、卵胞が崩壊する。卵胞を吸引した時、卵細胞を顕微鏡で調へることによ ってその状態を評価する。
卵細胞の正常性を見積もるための主観的規準には、周辺顆粒膜細胞の数、粘液被 覆の密度、透明帯の厚さ、および掻体の有無1こよって、その生存可能性および 成熟性を評価することが含まれる。Quinnら、 Fertil、 5ter i1. 、44:493(1985)から得られるヒト卵管液1こ10%熱不活 化母性または胎生常襲(cord serum)を補足したものを、rVFおよ び胚培養に用いることができる。吸引後の予定した経過時間(6〜8時間など) に、洗浄し移動した精子(典型的には1卵あたりI Q 0000〜20000 0)で成熟卵母細胞を受精させる。典型的には精液注入の12〜18時間後に受 精を評価し、その卵母細胞を成長培地に移す。正常に受精した卵母細胞たけを、 典型的には回収の48〜56時間後にその2〜8細胞期で患者に移植する。IV Fの成功は、供与された胚の移植につづいて妊娠をもたらす。
IVFの一般的操作法には、Trousonら(前掲) ; Trousonお よびLeeton、 ”Human Conception in vitro ”(EdwardsおよびPurdy編、NevY。
rk:Academic Press、19g2)中、およびTrouson、  ”in vitro Fertilization and Embryo  Transfer’(CrosignaniおよびRubin&i:、 New  York:Academic Press、1983)中1315頁に開示さ れているものが含まれる。
IVF中に起こり得る非ホルモン誘導性黄体期ホルモン欠乏症のきざしは、1以 上の黄体に相当する分泌液をまとめて投与することによって改善され得る。
GIFT法のためには、卵母細胞の回収を標準的な腹腔鏡誘導卵胞吸引技術で行 うことが適切である。Renouら、 Fertil、 5teril、 35 :409(1981)。典型的な方法のためには、いったん卵母細胞を集め、選 別したら、直ちに生殖子、最大5卵母細胞、をファロピアン管に移す。卵母細胞 収集の約3〜4時間前に精液試料を集め、自動性精子の最終懸濁液を1oooo o〜20’0000/35μlに調節する。
GIFTカテーテルに精子懸濁液および卵母細胞を負荷する。Mo1layら、  Pert、 5teri1. 、47:289(1987)に記述されている 方法でファロビアン管にカテーテル挿入し、生殖子を移植する。
PROST法のためには、卵母細胞吸引、精液懸濁?&調製および精液注入のす べての操作をrVF法と同じ操作を用いて行う。卵母細胞の受精を評価した後、 GIFT法と同じ操作で2つの前核卵母細胞をファロビアン管中に移植する。
次の実施例を参照することによって、本発明はより完全に理解されるであろう。
しかし、以下の記述が本発明の範囲を限定するものと見なすべきではない。
実施例1 25日齢の雌スプラグ・ドーリ−・ラット(Charles River La boratories、 Inc、 、 Wilmington、 M^)を、 80 mg/ kgの塩酸ケタジン(Yetafar、 Aveco Comp any)と4 rag/ kgのキシロジン(xylozineXGemini 、 Rugby Laboratories)の組み合わせで麻酔した。次いで 、そのラットの左背面腰部領域を刺毛し、70%イソプロピルアルコールおよび ヨウ素洗浄溶液で準備した。皮膚層を通過して、ちょうど尾から最後の肋骨まで に5〜7開の切開を作った後、腹膜中に3〜5mmの切開を作った。次に卵巣を 可視化し、周囲の脂肪をつかむことによって穏やかに外在化した。子宮の左角と 周囲の脂肪との間に1対の直根麦粒鉗子(straight−eye dres sing forceps)を置き、それらを開くことによって卵巣を注射に供 した。付着している脂肪を安定化のためにつかみながら、10μIのヒト組換え インヒビンAまたはアクチビンA(米国特許第4798885号(1989年1 月17日発効)に記述されているように製造し、精製したもの)を、ツベルクリ ン注射器に取り付けた28ゲージ針を通して尾から輸卵管にt液嚢内注射(lμ g/卵巣)した。FSHとLHの組み合わせであるPMSGを25国際単位(I  U)で腹腔内注射した。
動物を次の群に分けた。
第1群1食塩水(n=5); 第2群:PMSG(n=6): 第3群:インヒビンA(n=8); 第4群:インヒビンAおよびPMSG(n=7);第5群ニアクチピンA(n= 7); 第6群、アクチビンAおよびPMSG(n=8)。
各実験で使用した動物の総数を括弧内に記載する。これは2回の独立した反復を 表す。別の動物群には、3H−チミジン(1μCi)を次に示すホルモンと同時 にt液嚢内注射した。
第7群・3H−チミジン(食塩水中):第8群:3H−チミジンおよびPMSG ;第9群゛3H−チミジンおよびインヒビンA;第10群:3H−チミジン、イ ンヒビンA、およびPMSG0各動物について1卵巣にホルモンを注射し、他方 の卵巣を対側対照とした。投与体積を約10μmとした。投与直後に、綿塗布棒 で注射部位にわずかな圧力をかけた。次に卵巣を注意深くもとに戻し、切開を2 つの9mm創傷クリップで閉じ、動物をケージに戻し、立ち直り反射が回1夏す るまで観察した。
投与24時間後に検死を行った。組織試料を集め、組織学的分析のためのIIと して4%ホルマリン中に入れた。
卵巣を4%ホルマリン中で12時間固定し、パラフィン中に包埋し、3μので切 片化した。段階切片を顕微鏡スライド上に50μJごとにのせた。50μmの間 隔は卵母細胞の直径(80μM)に基づいて、各卵胞が余剰性なく分析されるよ うに選択した。切片をヘモトキシリン(hemotoxyl 1n)−エオシン で染色した。健康な卵巣一対一閉鎖性卵胞を次の規準によって形態学的に評価し た二卵母細胞の外見、顆粒膜細胞層の配列、および顆粒膜細胞層の数。Vood ruffら、 ”Growth Factors and the 0vary ”(A、 N、 Hirshfield編)中、、291−295頁(New  York:Plenum Press、 1989) ; 0sIIlan、  J、 Reprod、 Fertil、 、 73:261−270i1985 )。
3H−チミジンで処理した卵巣を、非放射活性試料と同様に固定し、3μMで切 片化した。スライドをオートラジオグラフィー乳液に浸け、4°Cで2〜4週問 暴露し、染色した。
バイオファント(BioquantTl″)画像分析システムを用いて卵巣の直 径を決定した。卵母細胞および小丘への顆粒膜細胞橋のレベルで互いに正しい角 度で2つの測定を行った。最初の切片画像を記憶装置に保持した後、次の切片に それを!を置することによって、測定の重複を避けた。最初の切片で測定した卵 胞は使用しなかった。
図1は、代表的動物群について、食塩またはFMSGの前液嚢内注射後の各サイ ズ群の卵胞数を示している。図2は、代表的動物群について、インヒビンAまた はアクチビンへの前液嚢内注射後の各サイズ群の卵胞数を示している。
食塩を注射した卵巣および非処理(対何)の卵巣は卵胞分布が類似していた。P MSGで処理した動物は小さいものく250μm)から大きいもの(> 500 μm)まてに分布した卵胞をもっていた。インヒビン処理も、より大きいサイズ 群に向かって移動する卵胞の集団的移動をもたらしたか、この変化はPMSG− 処理した動物の場合はど顕著ではなかった。P M S G処理した動物の卵胞 サイズに対するインヒビンの効果はP M S G処理単独の場合と異ならなか った。
アクチビンによる処理は★で示すように閉鎖性卵胞をもたらした。
興味深いことに、PMSG背景下でのアクチビン処理はPMSG単独の場合と類 似の卵胞分布をもたらした。卵胞サイズは生殖能の指標である。卵胞のサイズは 卵胞が成熟し排卵の準備をするにつれて増大するので、成熟しつつある卵母細胞 の形態学的標識である。
成長している卵胞中への3H−チミジンの取り込みを追跡することによっても、 卵胞の健康を監視した。食塩水で処理した思春前期の卵胞は、壁在性顆粒膜細胞 、卵胞膜細胞、および生殖円板(discus proligerus)(小丘 の細胞および隣接細胞)中の低レベルの取り込みを示した。この処理群の卵胞は すべて標識されなかった。PMSG処理は、分裂する顆粒層細胞および卵胞膜細 胞中への3H−チミジン取り込みの促進を伴って、卵胞成長の刺激をもたらした 。さらに、数サイズ群のほとんどの卵胞が標識を取り込んだ。
インヒビンの注射は標識された顆fi膜細胞の同心性様式をもたらした。2つの 細胞層、閉鎖性腔を整列させる細胞および基底膜付近の細胞、が標識された。イ ンヒビンをPMSGと同時注射した場合、その標識化様式はPMSG単独の場合 と同一であった。
このように、局部的に投与されたインヒビンは、250μmから350μmへの 卵胞成長の彼を引き起こすことによって、卵胞産生に影響を与えた。このサイズ 増大は発情期から発情後期に移行中の成体で認められるものと類似している。さ らに、細胞分裂は腔および基底層の顆粒膜細胞で著しかった。有糸分裂のこの向 心性様式は、Hirshf 1eldが成体周期動物について報告した様式と同 一である。Hirshr 1eld、 Eiol、 Reprod、 、 34  :229−235(1986)。PMSGで処理した思春前期の動物には同じ 様式は認められなかった。このように未熟うlト卵巣に対するインヒビンの添加 は、成体卵胞成長と同一の卵胞発育応答をもたらす。第2FSHサージは卵胞選 択にとって充分であり(成体動物)、卵胞発育は大量の外因性PMSG投与によ って維持できる(未熟動物)が、卵巣プール中の卵胞の維持にとってはインヒビ ンの産出が必要であると思われる。
結論として、上記の生体内データは、インヒビンが生N#!能の性腺内上方調節 においてFSHと同様に有効であることを立証している。したがって、完全に発 育した卵胞を持たない雌をインヒピンで適切に処置することによって、排卵が誘 発され、それによりその生殖能か増大する。さらに、インヒビンは生体内でもう 1つの生殖能薬FSHとはいくらか異なる挙動を示すようであり、このことはF SHに対して非応答性の、患者にインヒビンが有用であり得ることを示している 。
(以下余白) FIG、 1 250−299 350−399 >500卵 抱 叶 イ ズ (pm) FIG、2 卵 胞 サ イ ズ(prn) 要約書 離隔乳動物の卵巣にインヒビンの有効量を投与することからなる離隔乳動物の生 殖能増大法を提供する。この方法は生体内受精操作での肝移植に特に有用である 。
国際調査報告 −一一一一〜−−姉−k PCT/LIS 91100079−11?鳩馴1^ −一紗、llN、、PCT/US 91100079

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.雌哺乳動物の卵巣にインヒビンの有効量を投与することからなる雌哺乳動物 の生殖能を増大させる方法。
  2. 2.該哺乳動物がヒトである第1項の方法。
  3. 3.該投与が該卵巣中への注射による第1項の方法。
  4. 4.該インヒビンがブタまたはヒトのインヒビンAまたはBである第1項の方法 。
  5. 5.該インヒビンがヒトのインヒビンAである第4項の方法。
  6. 6.該有効量が約1μg/kg〜10mg/kgの日量である第1項の方法。
  7. 7.さらに生殖能薬の有効量を該哺乳動物に投与することからなる第1項の方法 。
  8. 8.該生殖脂薬がクエン酸クロミフェン、ヒト閉経期性腺刺激ホルモン、および ヒト絨毛膜性腺刺激ホルモンからなる群から選択される第7項の方法。
  9. 9.さらに卵胞刺激ホルモンの有効量を単独で、あるいは黄体形成ホルモンまた は性腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗剤と組み合わせて該哺乳動物に投与するこ とからなる第1項の方法。
  10. 10.卵胞刺激ホルモンの日量が約75〜225/1.U.であり、性腺刺激ホ ルモン放出ホルモン拮抗剤の日量が約1.0〜4.0mg/kgである第9項の 方法。
  11. 11.該生殖能薬がインヒビンと同時に投与される第7項の方法。
  12. 12.該生殖能薬がインヒビン投与とは別個に投与される第7項の方法。
  13. 13.インヒビン投与の後、ほぼ周期中央で、該哺乳動物の卵巣の卵胞中の卵母 細胞を取り出し、精子と混合して受精させる第1項の方法。
  14. 14.該受精が試験管内で起こる第13項の方法。
  15. 15.該受精が生体内で起こる第13項の方法。
  16. 16.医薬的に許容される担体中のインヒビンの有効量を含有する雌哺乳動物の 生殖能を増大させるための医薬組成物。
  17. 17.該インヒビンがブタまたはヒトのインヒビンAまたはインヒビンBである 第16項の方法。
  18. 18.さらに生殖能薬の有効量を含有する第16項の組成物。
  19. 19.該生殖能薬がクエン酸クロミフェン、ヒト閉経期性腺刺激ホルモン、およ びヒト絨毛膜性腺刺激ホルモンからなる群から選択される第18項の組成物。
  20. 20.該生殖能薬が卵胞刺激ホルモンのみ、もしくは黄体形成ホルモンまたは性 腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗剤と組み合わされた卵胞刺激ホルモンである第 18項の組成物。
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