JPH05504132A - 活性化されたリンパ球の除去 - Google Patents

活性化されたリンパ球の除去

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JPH05504132A
JPH05504132A JP3501246A JP50124690A JPH05504132A JP H05504132 A JPH05504132 A JP H05504132A JP 3501246 A JP3501246 A JP 3501246A JP 50124690 A JP50124690 A JP 50124690A JP H05504132 A JPH05504132 A JP H05504132A
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メドマルク ファルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 活性化されたリンパ球の除去 哺乳動物の場合の免疫系の本質的な要素は、T−リンパ球およびB−リンパ球で ある。この特異的な受容体は、その発生の間に抗原に対して形成され、したがっ て全てのこの種のリンパ球は、その寿命の残りのために唯1つの抗原に対して特 異性を得る。記憶細胞を含めて静止リンパ球(小リンパ球)は、体組織およびリ ンパ器官ならびに体液によって循環し、したがって抗原の発生に関連して体を監 視する。特異的抗原が発生した場合には、抗原によって誘発されたリンパ球の増 殖は、活性化された大リンパ球の形成下に行なわれる。また、この増殖は、試験 管内でリンパ系細胞を特異的抗原と一緒に培養することによって示すこともでき る。また、同じ系を用いて、炭水化物からなる特異的細胞表面決定基を結合しか つ架橋する分裂促進因子レシチン、即ち蛋白質はリンパ系細胞を同様に刺激する ことを示すこともできる。最後に、抗原によるかまたは分裂促進因子によるリン パ球の活性化は、リンパ球を成熟させてリンパ芽球に変える。実験的に、リンパ 球の分裂促進因子による刺激は、例えばヒトを起源にする場合ならびに動物を起 源にする場合に、T−細胞の際にはフィトヘマグルチニン(PHA)およびコン カナバリンA (Con)によって触発されることができ、B−細胞の際には、 リボ多糖(LPS)によって触発されることができる。
従って、−次免疫応答は、それぞれ抗原または分裂促進因子に特異的なリンパ球 の刺激の結果であり、したがってこの特異的リンパ球は、静止状態から活性化状 態に移行し、大リンパ球になり、この大リンパ球は、増殖し、かつエフェクター 細胞(例えば、細胞毒性機能もしくは別の機能を有するT−細胞または成熟B− 細胞から形成される抗体形成血漿細胞)または記憶細胞と区別される。更に、静 上記憶細胞の活性化によって、二次免疫応答が触発され、この二次免疫応答は、 再びエフェクター細胞および記憶細胞を惹起する。
更に、−次または二次の免疫応答によって、望ましい後続現象ならびに望ましく ない後続現象が生じる。
多くの場合に望ましくない後続現象には、例えば移植に対する反撥、アレルギー 性反応等が属する。一般的に、この後続現象は、外部抗原によって惹起された既 得の免疫的疾病または現象と呼ばれる。
静止リンパ球の性質を不利に変えることなしに、選択的に活性化されたリンパ球 を除去することができるであろう場合には、それによって一般に、外部抗原によ り惹起される既得の免疫的疾病を阻止することができる。こうして、例えばアレ ルギー性反応ならびに移植に対する反撥を阻止することができる。
従って、本発明の課題は、静止リンパ球を損なうことなく、殊に抗原もしくは分 裂促進因子による刺激可能性に関連して静止リンパ球に不利な影響を及ぼすこと なしに活性化された特異的リンパ球を除去することができる1つの薬剤を提供す ることである。
この課題は、哺乳動物の場合に抗原または分裂促進因子により活性化されたリン パ球を除去するために、以下ET180CH3と呼ばれる2−メチル−1−才ク タデシルグリセロ−(3)−ホスホコリンの使用によって解決されるかまたは抗 原または分裂促進因子により活性化されたリンパ球を除去するための医薬品を製 造するためにET180CH3の使用によって解決される。
ET180CH3およびその製造は、公知である。
更に、ET180CH3を、腫瘍(ドイツ連邦共和国特許出願公開第26196 86号明細書(Al))および多発性硬化症(ドイツ連邦共和国特許出願公開第 3530767号明細書(Al))に抗する薬剤として使用することができるこ とは、公知である。本発明によって示されるように、活性化されたリンパ球の特 異的除去は、そのことから導き出すことはできなかった。本発明は、ET180 CH3が選択的に抗原または分裂促進因子によって活性化されたリンパ球を除去 するという認識に基づく。しかし、ET180CH3の作用がより長くとも静止 リンパ球に不利な影響を及ぼさず、かつ事後の抗原または分裂促進因子による刺 激を可能にする。殊に、ET180CH3の使用がより長くとも生体内での免疫 反応に対して決して不利な影響を発揮せず、しかもB−細胞反応ならびにT−細 胞反応のために決して不利な影響を発揮しないことが見い出された。
従って、本発明による新規の適用法により、選択的に活性化された大リンパ球を 除去し、ひいてはこのリンパ球によって触発された免疫反応を抑制することがで きる。同時に静止リンパ球は不利な影響を及ぼさないので、免疫系の作用は、本 発明による薬剤によってそれ自体損なわれることはない。このことは、これまで に公知の免疫抑制剤と比較して1つの本質的な利点であり、この利点により、常 に全免疫系に影響が及ぼされかつそれによって別の抗原および分裂促進因子と比 較して生物体の防御能力は決定的に弱められた。
ET180CH3の有効投与量は、投与方法に依存する。一般に、ヒトに投与す る場合には、経口投与で毎日1人当たり10〜1000mgの用量が使用される 。例えば、作用物質をミルクのような適当な担持剤中に溶解することによって実 施可能である前記適用方法の場合には、特に毎日1人当たり30〜300mgが 使用される。注入による投与の場合には、この用量は、なお明らかに上昇させる ことができる。局所投与の場合には、常法で使用された作用物質濃度がこの場合 にも当てはまる。
次の例により本発明を図面と関連付けて詳説する。
各図面は、次のことを表わす。
第1A図は、細胞活性剤を添加した際のリンパ球活性の尺度としての3H−チミ ジンの組込みを表わし、第1B図は、1日目にET180CH3を添加した際の 細胞活性剤の影響下でのリンパ球による3H−チミジンの組込みを表わし、 第1C図は、2日目にET180CH3を添加した際のrBと同様の表示を表わ し、 第1IA図は、刺激されたリンパ球中への3H−チミジンの組込みを表わし、第 11B図は、第11A図と同様の表示を表わすが、しかしET180CH3を投 与した後に初めて細胞を刺激した際にET180CH3を添加した場合の表示を 表わし、 第1IC図は、刺激もなくET180CH3の添加もない対照の場合の結果を表 わし、 第1IIA図は、特異的抗体によって生産される細胞の生成に対するET180 CH3の影響を示し、第111B図は、ET180CH3により前処理した場合 およびET180CH3による前処理なしの場合のT−リンパ球によるチミジン の組込みを示し、第1110図は、B−リンパ球の場合の第111B図と同様の 結果を示す。
例1 Ba1b Cのマウスの肺臓細胞からT−リンパ球をナイロンウールに通すこと によって単離した。引続き、このT−リンパ球をポリクロナ細胞ニー細抱活性剤 Con Aまたは抗−CD3−抗体を有する培地中で活性化するかまたは対照の ためにB−細胞活性剤LPSを有する培地中で活性化した。それぞれ培地の半分 に1日後または2日後にET180CH3(10μg / m ] )を添加し た。別の半分は、対照として使用した。3日目の培養日に全培地に3H−チミジ ンを添加し、その組込みを4日目に測定した。
第1A図は、Can Aまたは抗−CD3−抗体を用いてポリクロナール活性化 した後に高められた3H−チミジン組込みの形の細胞の予想すべき刺激を示す。
B−細胞分裂促進因子LPSの添加後に僅かな勾配の上昇は、なお残りのB−リ ンパ球が培地中に存在していたことを意味する。この全ての活性化の結果は、1 日目のET180CH3の培地への添加(第1B図参照)によって完全に抑制さ れ、2日目の添加(第1C図)によってなお同様に完全に抑制された。
このことから、ET180CH3は、試験管内でマウスのT−リンパ球およびB −リンパ球の増殖を実際に完全に阻止することが判明する。利用された活性剤は 、約24時間後に第1の細胞分布を生じ、したがってET180CH3は、この 時点で添加され、また第1のS−期への細胞の侵入を阻止することができる。
しかし、またET180CH3の添加により48時間後になお殆ど完全な抑制が 生じるので、この結果、既に増殖された細胞であってもET180CH3に対し て著しく敏感であることが証明された。
例2 リンパ球の集団から活性化された細胞および増殖された細胞のみを特異的に除去 し、その代わりに静止する場所を開けて置(ようにE T 180 CH’3を 適当な濃度で利用することができるか否かを確認するために、次の試験を実施し た・ ナイロンウールを通して精製されたBa1b C7ウス(H−2’)のT −リンパ球をC57B16マウス(H−2’)の肺臓細胞と一緒に“混合リンパ 球反応”の範囲内で共培養した。
培地ノ半分に3日目(7)ET180CH3(10μg/m+)を添加し、別の 半分を対照として使用した。もう1つの対照細胞は、専らET180CH3なし にBa1b CT−リンパ球から成り立っていた。培養の7日後に、全細胞をE T180CH3の除去のために洗浄し、かつ再びC57B16マウスの細胞もし くはCBAマウス(H−2’)の細胞を用いる培養の際にポリクロナールニー細 胞活性剤Con Aもしくは抗CD3抗体またはB−細胞分裂促進因子LPSで 刺激した。更に、3日後に3H−チミジンを添加し、かつその組込みを数日後に 測定した。
第1IA図は、ET180CH3なしの対照を用いた結果を示す。この場合には 、この培地も他の添加剤なしに既にチミジンの比較的に高いバックグランドの組 込みを示し、この組込みにより刺激後の他の増大を遮蔽することに注目すること ができる。この場合には、唯1つCon Aが組込みの重要な増大を生じた。
第FIB図ニハ、ET 180CH3(7)添加量ヲ有スる培地の結果が示され ている。この場合、非特異的バックグランドの値は、完全に消失し、それという のも非特異的に増殖する細胞は除去されているからであった。また、C57B1 6細胞で再刺激された培地は、もはや3H−チミンン組込みを示さなかった。し かしよび特にCon Aおよび抗CD3抗体に対する極めて良好な反応は、注目 すべきものである。LPSは全く刺激を生じなかった。それというのも、B−リ ンパ球は培養の進行中に死滅してしまったからである。
第11C図は、ET180CH3なしで全く刺激されていない対照を用いた結果 を示す。Con Aをも用いた重要な刺激の結果の欠陥は、刺激されてないマウ スのリンパ球が9日の培養期間の間に劣悪な状態で放置されたことによって解明 することができる。
この結果は、特異的に同種抗原、この場合にはC57B16マウスのH−2″に よって増殖のために活性化されたT−リンパ球がET−18の存在下に完全に除 去されたことを示す。しかし、これとは異なり、静止状態で変わらない別の抗原 特異性のT−リンパ球は、そのままであるだけでなく、事後になお極めて良好に 増殖のために活性化可能であった。このことは、CBA、Con Aおよび抗C D3抗体に対する反応によって証明された。全く刺激されてないリン/(球(第 11C図)がET180CH3なしでももはや刺激不可能であることは、ET1 80CH3が静止細胞を概して損なわないことを示す。
即ち、この試験は、ET180CH3により抗原−特異的に活性化されたT−細 胞クローンを選択的に除去することができるが、しかし別の抗原特異性のT−細 胞はそれに該当せず、かつ十分に反応性のままであることを示す。
例3 C57b16マウスをそれぞれ古典的なキャリヤー−ハプテン−抗原TNP−K LH(トリニトロフェニル鍵穴リンビットヘモシアニン)100μgで免疫処置 した。8週間の後、この動物は、それぞれTNP−KLH30μgの二次免疫注 射を受けた。それと同時におよび更に毎日、全部で5日間、動物の一部に毎日動 物1匹当たりミルク中のET180C831mgを胃ゾンデを用いて与え、別の 動物には、ET180CH3なしのミルクを与えた。二次免疫注射後もしくは第 1のE T 180 CH3の投与後1週間を経てから、動物の膵臓を取り出し た。ET180CH3を有する免疫化されてない動物の膵臓およびE T 18 0 CH3を有しない免疫化されてない動物の膵臓は、対照として使用した。
1gM種またはIgG種の抗−TNP=特異的抗体を生産するB−リンパ球の検 出のために、膵臓細胞の一部を用いて直接的および間接的に溶血プラーク試験を 実施した。
第111A図は、特異的抗体を生産する細胞の生成は生体内でET180CH3 によって影響を及ぼされなかったことを示す。このデータの特異性は、免疫処置 されていない動物の場合にバックグランド値に相当する抗体を生産する小数の細 胞によって示される。
この結果は、ET180CH3が抗原を与えた後に特異的抗体を生産するB−燐 ばきゅうによって測定された、−次または二次体液性免疫反応に対して生体内で 抑制作用を発揮しないことを示す。
上記の膵臓細胞の他の一部を試験管内で培養し、かつKLH(T−リンパ球の再 刺激)もしくはコンカナバリンA(一般のT−細胞分裂促進因子)またはTNP −KLH(B−リンパ球の再刺激)もしくは5RBC(試験管内でのB−リンパ 球の一次刺激のためのヒツジ赤血球)を添加した。
T−細胞反応を3H−チミジン組込みによる増殖試験で測定し、B−細胞反応を 溶血プラーク試験で測定した。
第111B図は、左側が生体内でのET180CH3の前処理なしの動物の場合 、右側が生体内でのET180CH3の前処理をした動物の場合のK L Hに よって再刺激されかつCon Aによって活性化されたT−リンパ球のチミジン の組込みを示す。このことは、KLHによる再刺激が用量に依存しかつ特異的で あることを示す。ET180CH3を用いる動物の生体内での前処理は、T−細 胞の再刺激もしくは分裂促進因子の刺激に対して何らの不利な効果も示さなかっ た第111C図は、B−リンパ球を用いた場合の結果を示す、TNP−KLHを 用いての再刺激は特異的であり、ならびに5RBCを用いての一次刺激も特異的 である。この場合にも、ET180CH3で前処理された動物の細胞は、少なく とも対照の動物の場合と同様に良好に反応する。従って、静止T−細胞ならびに 静止B−細胞は、ET180CH3の投与後であっても刺激可能性を維持したま まである。
第1図 工)Balb/[t+・・・・−・リ ET18 4”4114I@応する刺激 □チミジンの組込み 第■図 Iul中71週間後” 2.4 X 10’ 0.I X 10’ 1.3 X  10’活性化された細胞 全細胞の全体数 −10’ −10’ −10’第1A図 ET 1B −生体内試験 試験トプラーク試験(即座) 抗原・TNP−KLH前免疫処置した 免疫処置 してな一1 第18図 第1C図 III) Bwa胞ノ再刺激−7日後のプラーク試験全部で3m]の試験 生体 内処理の効果なしく5χImg ETIli経口)要 約 書 2−メチル−1−オクタデシルグリセロー(3)−ホスホコリンは、哺乳動物の 場合に抗原または分裂促進因子により活性化されたリンパ球を除去するために好 適である。
国際調査報告 m、MuaRIl Alellulll、軸。 PCT/EP 9010223 3SA 42480

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳動物の場合に抗原または分裂促進因子により活性化されたリンパ球を除 去するための2−メチル−1−オクタデシルグリセロ−(3)−ホスホコリンの 使用。
  2. 2.抗原または分裂促進因子により活性化されたリンパ球を除去するための医薬 品の製造のためのET18OCH3の使用。
JP3501246A 1989-12-12 1990-12-11 活性化されたリンパ球の除去 Pending JPH05504132A (ja)

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