JPH055055B2 - - Google Patents
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- JPH055055B2 JPH055055B2 JP59069402A JP6940284A JPH055055B2 JP H055055 B2 JPH055055 B2 JP H055055B2 JP 59069402 A JP59069402 A JP 59069402A JP 6940284 A JP6940284 A JP 6940284A JP H055055 B2 JPH055055 B2 JP H055055B2
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- vibration
- measured
- transfer function
- state
- response
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01H—MEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
- G01H17/00—Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves, not provided for in the other groups of this subclass
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は構造物又は機械部材等に対し構造状態
が正常か否か判定する状態判定装置に関するもの
である。
が正常か否か判定する状態判定装置に関するもの
である。
第1図を参照として従来の状態判定装置につい
て説明する。
て説明する。
1は被測定物の例としての機械部品、2は該被
測定物に生じた亀裂を示し、しかして3は被測定
物1へ振動を加えるインパルスハンマであり、力
センサ3aを具備している。4はインパルスハン
マ3による衝撃振動を応答振動として検出する振
動センサである。
測定物に生じた亀裂を示し、しかして3は被測定
物1へ振動を加えるインパルスハンマであり、力
センサ3aを具備している。4はインパルスハン
マ3による衝撃振動を応答振動として検出する振
動センサである。
次に5,5は力センサ3aにより検出された振
動信号と振動センサ4によつて検出された応答振
動信号をそれぞれ増幅する増幅器であつて、該増
幅出力はA/D変換器6,6にてデイジタル値に
変換された後に一時メモリ装置7,7へ保持され
る。
動信号と振動センサ4によつて検出された応答振
動信号をそれぞれ増幅する増幅器であつて、該増
幅出力はA/D変換器6,6にてデイジタル値に
変換された後に一時メモリ装置7,7へ保持され
る。
続いて8は振動センサ4によつて検出された応
答波形を観測する表示装置であり、該応答波形は
周波数分析装置9にて周波数分析された後に表示
装置10上に表示される。一方、11は上記力セ
ンサ3aによる振動信号と、振動センサ4による
応答振動信号を入力として共に受け両入力の比よ
り伝達関数を分析する伝達関数分析装置であり、
該分析結果は表示装置12によつて表示される。
答波形を観測する表示装置であり、該応答波形は
周波数分析装置9にて周波数分析された後に表示
装置10上に表示される。一方、11は上記力セ
ンサ3aによる振動信号と、振動センサ4による
応答振動信号を入力として共に受け両入力の比よ
り伝達関数を分析する伝達関数分析装置であり、
該分析結果は表示装置12によつて表示される。
上記の構成による従来の状態判定装置の動作を
述べる。被測定物1に対しインパルスハンマ3に
よつてインパルス状衝撃波を加えると、被測定物
1中に衝撃振動が伝播してゆき応答振動として振
動センサ4によつて検出される。該応答振動は増
幅器5により、観測あるいは測定に好適なレベル
までに増幅された後にA/D変換器6にてデイジ
タル量として変換され一時メモリ装置7へ格納さ
れた後表示装置8上にその波形は観測される。第
2図a,bにそれぞれ被測定物1に生じクラツク
2に有無による該観測波形の典型例を示す。第2
図aにおける波形によればクラツク2が存在しな
い時は比較的単純な減衰振動波形が現われ、か
つ、ゆるやかな減衰の度合を示し、一方第2図b
によればクラツク2が存在するとそれに起因する
高周波振動成分が応答振動に含まれ、応答振動の
減衰量が増大する。
述べる。被測定物1に対しインパルスハンマ3に
よつてインパルス状衝撃波を加えると、被測定物
1中に衝撃振動が伝播してゆき応答振動として振
動センサ4によつて検出される。該応答振動は増
幅器5により、観測あるいは測定に好適なレベル
までに増幅された後にA/D変換器6にてデイジ
タル量として変換され一時メモリ装置7へ格納さ
れた後表示装置8上にその波形は観測される。第
2図a,bにそれぞれ被測定物1に生じクラツク
2に有無による該観測波形の典型例を示す。第2
図aにおける波形によればクラツク2が存在しな
い時は比較的単純な減衰振動波形が現われ、か
つ、ゆるやかな減衰の度合を示し、一方第2図b
によればクラツク2が存在するとそれに起因する
高周波振動成分が応答振動に含まれ、応答振動の
減衰量が増大する。
又、応答振動は周波数分析装置9により周波数
分析され、該応答振動の周波数スペクトラムが表
示装置10上で観測される。第2図c,dにおい
て被測定物1中に生じたクラツク2の有無の影響
による周波数スペクトラムの差異を示す。第2図
cより判るように、クラツク2が無い場合は顕著
に現われるスペクトラムピークは少なく、かつシ
ヤープになり、一方、第2図dのようにクラツク
2があると、多くのスペクトラムピークが観測さ
れ、かつスペクトルピークは鈍つた形状を示す。
分析され、該応答振動の周波数スペクトラムが表
示装置10上で観測される。第2図c,dにおい
て被測定物1中に生じたクラツク2の有無の影響
による周波数スペクトラムの差異を示す。第2図
cより判るように、クラツク2が無い場合は顕著
に現われるスペクトラムピークは少なく、かつシ
ヤープになり、一方、第2図dのようにクラツク
2があると、多くのスペクトラムピークが観測さ
れ、かつスペクトルピークは鈍つた形状を示す。
更に、伝達関数分析装置11においては、力セ
ンサ3aによつて検出された衝撃を増幅器5によ
り増幅された後A/D変換器6にてデイジタル化
した衝撃波と、振動センサ4にて検出された応答
振動を入力として共に受け両入力より各種の伝達
関数を分析し、分析された伝達関数は表示装置1
2によつて観測される。今、振動センサ4によつ
て検出された応答振動の量をa(t)、力センサ(3
a)による力の量をf(t)とし時間領域の関数より
フ−リエ変換によつて周波数領域における関数a
(ω)とF(ω)に変換すると、これらA(ω)と
F(ω)の比をとつて、 I(ω)=A(ω)/F(ω) ……(1) とすると伝達関数の1つとしてイナ−タンスが求
まる。第2図e,fに被測定物中のクラツク2の
有無の影響によるこのイナ−タンスの差異を示
す。クラツク2が無い場合、第2図eにおいて共
振、反共振が明瞭に現われ、一方、第2図fのよ
うにクラツクが有る時は共振、反共振が不明瞭と
なる傾向を取る。
ンサ3aによつて検出された衝撃を増幅器5によ
り増幅された後A/D変換器6にてデイジタル化
した衝撃波と、振動センサ4にて検出された応答
振動を入力として共に受け両入力より各種の伝達
関数を分析し、分析された伝達関数は表示装置1
2によつて観測される。今、振動センサ4によつ
て検出された応答振動の量をa(t)、力センサ(3
a)による力の量をf(t)とし時間領域の関数より
フ−リエ変換によつて周波数領域における関数a
(ω)とF(ω)に変換すると、これらA(ω)と
F(ω)の比をとつて、 I(ω)=A(ω)/F(ω) ……(1) とすると伝達関数の1つとしてイナ−タンスが求
まる。第2図e,fに被測定物中のクラツク2の
有無の影響によるこのイナ−タンスの差異を示
す。クラツク2が無い場合、第2図eにおいて共
振、反共振が明瞭に現われ、一方、第2図fのよ
うにクラツクが有る時は共振、反共振が不明瞭と
なる傾向を取る。
以上のように従来の状態判定方法においては、
被測定物の状態変化に応じた時間波形又は周波数
領域での周波数スペクトラムあるいは伝達関数の
特徴抽出による、被測定物のクラツク発生検出が
可能であつたが、最大の難点は被測定物の状態を
判定する場合、状態が変化する前後での応答振動
波形あるいは周波数スペクトラムデータ等の記録
を比較する必要があることである。すなわち記録
されている被測定物の正常状態のデータの呼び出
し、置き換えと、抽出された現データとの比較な
ど煩雑な処理が必要であつた。
被測定物の状態変化に応じた時間波形又は周波数
領域での周波数スペクトラムあるいは伝達関数の
特徴抽出による、被測定物のクラツク発生検出が
可能であつたが、最大の難点は被測定物の状態を
判定する場合、状態が変化する前後での応答振動
波形あるいは周波数スペクトラムデータ等の記録
を比較する必要があることである。すなわち記録
されている被測定物の正常状態のデータの呼び出
し、置き換えと、抽出された現データとの比較な
ど煩雑な処理が必要であつた。
本発明は上記のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので、被測定物のある種の状態変
化をその時点で得られた測定データのみから判定
することを可能にする状態判定装置を提供するも
のである。
めになされたもので、被測定物のある種の状態変
化をその時点で得られた測定データのみから判定
することを可能にする状態判定装置を提供するも
のである。
以下、本発明による状態判定装置の一実施例を
第3図に基づいて説明する。図中第1図と同符号
は同一部分を示す。
第3図に基づいて説明する。図中第1図と同符号
は同一部分を示す。
13は任意の関数で表わされる例えば振動波形
をヒルベルト変換するヒルベルト変換装置であ
り、14はヒルベルト変換装置13の演算結果と
伝達関数分析装置11の演算結果を比較する比較
装置を示し、しかして15は該比較結果を表示し
被測定物の状態を判定する表示装置を示す。尚伝
達関数分析装置11は有限フ−リエ変換を用いた
ものに限定する。
をヒルベルト変換するヒルベルト変換装置であ
り、14はヒルベルト変換装置13の演算結果と
伝達関数分析装置11の演算結果を比較する比較
装置を示し、しかして15は該比較結果を表示し
被測定物の状態を判定する表示装置を示す。尚伝
達関数分析装置11は有限フ−リエ変換を用いた
ものに限定する。
すなわち、伝達関数分析装置11は次式に示す
有限フ−リエ変換を用いたものと限定する。
有限フ−リエ変換を用いたものと限定する。
G(ω)=∫T 0g(t)e-2〓j〓tdt ……(2)
ここで、(0、T)は有限時間間隔、g(t)は任
意の時間関数、G(ω)はg(t)のフ−リエ変換で
あり、j=√−1である。
意の時間関数、G(ω)はg(t)のフ−リエ変換で
あり、j=√−1である。
同様にヒルベルト変換演算処理装置13は次式
で示すヒルベルト変換を行う。
で示すヒルベルト変換を行う。
〓{h(x)}=1/π∫∞ -∞h(a)/x−ada…
…(3) ここで、h(x)は振動波形などの任意の関数であ
り、〓{h(x)}はh(x)のヒルベルト変換を示す。
(2)式及び(3)式の具体的な演算は、小型コンピユー
タなどによつて数値演算処理として行われ得る。
…(3) ここで、h(x)は振動波形などの任意の関数であ
り、〓{h(x)}はh(x)のヒルベルト変換を示す。
(2)式及び(3)式の具体的な演算は、小型コンピユー
タなどによつて数値演算処理として行われ得る。
続いて本発明による判定装置の動作説明をいく
つかの演算処理内容を交えて行う。まず本発明が
拠り所とする基本原理は最近の振動解析研究で得
られたフ−リエ変換とヒルベルト変換の関係であ
る。今両変換方法における関係の概要を述べる
と、第3図に示すごとく振動計測系に於て、被測
定物1に対する入力は、インパルスと見なし得る
ので、被測定物1にクラツク等が発生していなく
正常な場合、すなわち振動系として線形系として
取り扱い得る場合、(2)式のG(ω)は(1)式で示し
た伝達関数と同等となる。さらにこの場合は、 〓{G(ω)}=H(ω)=G(ω) ……(4) ここでH(ω)はG(ω)のヒルベルト変換 なる関係が成り立つ。一方被測定物にクラツクな
どの異常要素があると多くの場合振動系は非線形
系となり、その時は、G(ω)は入力状態によつ
て変化し、かつ 〓{G(ω)}=H(ω)≠G(ω) ……(5) となる。
つかの演算処理内容を交えて行う。まず本発明が
拠り所とする基本原理は最近の振動解析研究で得
られたフ−リエ変換とヒルベルト変換の関係であ
る。今両変換方法における関係の概要を述べる
と、第3図に示すごとく振動計測系に於て、被測
定物1に対する入力は、インパルスと見なし得る
ので、被測定物1にクラツク等が発生していなく
正常な場合、すなわち振動系として線形系として
取り扱い得る場合、(2)式のG(ω)は(1)式で示し
た伝達関数と同等となる。さらにこの場合は、 〓{G(ω)}=H(ω)=G(ω) ……(4) ここでH(ω)はG(ω)のヒルベルト変換 なる関係が成り立つ。一方被測定物にクラツクな
どの異常要素があると多くの場合振動系は非線形
系となり、その時は、G(ω)は入力状態によつ
て変化し、かつ 〓{G(ω)}=H(ω)≠G(ω) ……(5) となる。
(4)式あるいは(5)式におけるヒルベルト変換とフ
−リエ変換の関係を第3図の実施例を用いて説明
すると、今、伝達関数分析装置11に於て、フ−
リエ変換を用いた伝達関数G(ω)が演算処理の
結果求められ、かつ結果は保存される。演算方式
は良く知られた高速フ−リエ変換アルゴリズムが
用いられ、その場合、小型コンピユータか専用プ
ロセツサによつて実行される。また、ヒルベルト
変換演算装置13はこの伝達関数分析装置11の
結果を受けてヒルベルト変換H(ω)を求める部
分であり、高速処理し得るアルゴリズムはない
が、伝達関数分析装置11と同様の装置構成で演
算処理し得る。次の比較装置14も両者の演算結
果を比較する比較装置であり、これも具体的には
小型コンピユータが適している。実施例の説明か
ら判るように、伝達関数分析装置11、ヒルベル
ト変換演算装置13、比較装置14は単一の小型
コンピユータで構成し順次演算を行うのが実際的
である。伝達関数分析装置11とヒルベルト変換
演算装置13の演算結果として得られるG(ω),
H(ω)の典型例を第4図a,bに示す。
−リエ変換の関係を第3図の実施例を用いて説明
すると、今、伝達関数分析装置11に於て、フ−
リエ変換を用いた伝達関数G(ω)が演算処理の
結果求められ、かつ結果は保存される。演算方式
は良く知られた高速フ−リエ変換アルゴリズムが
用いられ、その場合、小型コンピユータか専用プ
ロセツサによつて実行される。また、ヒルベルト
変換演算装置13はこの伝達関数分析装置11の
結果を受けてヒルベルト変換H(ω)を求める部
分であり、高速処理し得るアルゴリズムはない
が、伝達関数分析装置11と同様の装置構成で演
算処理し得る。次の比較装置14も両者の演算結
果を比較する比較装置であり、これも具体的には
小型コンピユータが適している。実施例の説明か
ら判るように、伝達関数分析装置11、ヒルベル
ト変換演算装置13、比較装置14は単一の小型
コンピユータで構成し順次演算を行うのが実際的
である。伝達関数分析装置11とヒルベルト変換
演算装置13の演算結果として得られるG(ω),
H(ω)の典型例を第4図a,bに示す。
第4図a,bにおけるG(ω)を説明すると、
次の様な関係から求められる。まず、被測定物1
へインパルスハンマ3によつて与えられた振動を
入力f(t)とし、該入力を応答振動として振動セン
サ4にて検出された検出出力をa(t)とし、(t)とa
(t)を伝達関数分析装置11によりそれぞれフ−リ
エ変換して周波数領域における伝達関数を求めた
ものをG(ω)とし、更に伝達関数G(ω)をヒル
ベルト変換演算装置13によつてヒルベルト変換
したものをH(ω)とする。今、被測定物が振動
系として線形系であるならばG(ω)とH(ω)の
間には(4)式で述べた関係があり、更に衝撃波伝播
に減衰項を考慮して複素関係で示すと、一般に良
く知られているようにフ−リエ変換して得た伝達
関数とそれをヒルベルト変換した間には次式の関
係式が成立。
次の様な関係から求められる。まず、被測定物1
へインパルスハンマ3によつて与えられた振動を
入力f(t)とし、該入力を応答振動として振動セン
サ4にて検出された検出出力をa(t)とし、(t)とa
(t)を伝達関数分析装置11によりそれぞれフ−リ
エ変換して周波数領域における伝達関数を求めた
ものをG(ω)とし、更に伝達関数G(ω)をヒル
ベルト変換演算装置13によつてヒルベルト変換
したものをH(ω)とする。今、被測定物が振動
系として線形系であるならばG(ω)とH(ω)の
間には(4)式で述べた関係があり、更に衝撃波伝播
に減衰項を考慮して複素関係で示すと、一般に良
く知られているようにフ−リエ変換して得た伝達
関数とそれをヒルベルト変換した間には次式の関
係式が成立。
〓(ReG(ω)}=lmG(ω) ……(6)
〓(lmG(ω)}=ReG(ω) ……(7)
ここで、lmG(ω)はG(ω)の虚数部、ReG(ω)
はG(ω)の実数部を示し、また、〓(ReG
(ω)}と〓{lmG(ω)}はReG(ω)及びlmG
(ω)のヒルベルト変換値を表わす。
はG(ω)の実数部を示し、また、〓(ReG
(ω)}と〓{lmG(ω)}はReG(ω)及びlmG
(ω)のヒルベルト変換値を表わす。
このように、被測定物1が振動系として線形系
であれば線形系の伝達関数に存在する実数部と虚
数部間には(6)式、(7)式で表わされる関係がある。
であれば線形系の伝達関数に存在する実数部と虚
数部間には(6)式、(7)式で表わされる関係がある。
以上のことより、被測定物1が正常な場合に
は、第4図aに示されるように、比較手段14よ
り出力された伝達関数G(ω)とH(ω)における
実数部曲線と虚数部曲線は同等な曲線となつて表
示装置15上に表示される。この結果被測定物1
中には振動系として線形性をさまたげる亀裂等の
異常要素が存在しないことが判明できる。だが被
測定物1中に亀裂等の異常要素が存在する時は、
被測定物中を伝播する振動波は亀裂によつて著し
く減衰したり、又は振動波に高周波振動等が付加
され、振動系としては線形性が保てなくなる。こ
のように被線形系における伝達関数の実数部と虚
数部の間には(6)式、(7)式に見られる関係はなくな
り、〓{ReG(ω)}とlmG(ω)間、また〓
{lmG(ω)}とReG(ω)の間に差が生じ、第4図
bに見うけられる特性図となつて、被測定物1中
にクラツク等が生じているものを発見できること
になる。
は、第4図aに示されるように、比較手段14よ
り出力された伝達関数G(ω)とH(ω)における
実数部曲線と虚数部曲線は同等な曲線となつて表
示装置15上に表示される。この結果被測定物1
中には振動系として線形性をさまたげる亀裂等の
異常要素が存在しないことが判明できる。だが被
測定物1中に亀裂等の異常要素が存在する時は、
被測定物中を伝播する振動波は亀裂によつて著し
く減衰したり、又は振動波に高周波振動等が付加
され、振動系としては線形性が保てなくなる。こ
のように被線形系における伝達関数の実数部と虚
数部の間には(6)式、(7)式に見られる関係はなくな
り、〓{ReG(ω)}とlmG(ω)間、また〓
{lmG(ω)}とReG(ω)の間に差が生じ、第4図
bに見うけられる特性図となつて、被測定物1中
にクラツク等が生じているものを発見できること
になる。
第4図a,bからも判るようにG(ω)とH
(ω)の比較は任意の時点で行うことができ、か
つ従来の装置で必要であつた過去のデータを参照
比較する必要がない。すなわち被測定物1の状態
を、いかなる時点に於ても、その時点で得られた
加振データ単独で判定し得ることになる。さらに
得られる利点は、もし過去の両者の比較結果を保
存しておきG(ω)とH(ω)の各周波数に於る相
違量の増加を求めれば、例えばクラツクなどの進
行状態、ひいては被測定物の使用可能限界を判別
することも可能となり実用上非常に有用な判定装
置を実現し得ることとなる。
(ω)の比較は任意の時点で行うことができ、か
つ従来の装置で必要であつた過去のデータを参照
比較する必要がない。すなわち被測定物1の状態
を、いかなる時点に於ても、その時点で得られた
加振データ単独で判定し得ることになる。さらに
得られる利点は、もし過去の両者の比較結果を保
存しておきG(ω)とH(ω)の各周波数に於る相
違量の増加を求めれば、例えばクラツクなどの進
行状態、ひいては被測定物の使用可能限界を判別
することも可能となり実用上非常に有用な判定装
置を実現し得ることとなる。
以上のように本発明によれば、構造物など被測
定物に対し、打撃などによる加振入力を与え、そ
の結果得られる振動信号に対し、フ−リエ変換と
ヒルベルト変換に元づく信号処理を行い、両変換
の差異によつて被測定物の状態を判定するように
したので、クラツク等の状態判定を行なうのに、
従来装置のように過去のデータを参照比較する必
要がなく、被測定物の状態を、いかなる時点に於
ても、その時点で得られた加振データ単独で判定
し得ることになる。また、フ−リエ変換した伝達
関係とそのヒルベルト変換値の過去の両者の比較
結果を保存しておき、それぞれの周波数に於る相
違量の増加を求めれば、例えばクラツクなどの進
行状態、ひいては被測定物の使用可能限界を判別
することも可能となり、実用上非常に有用な判定
装置を実現し得ることとなる。
定物に対し、打撃などによる加振入力を与え、そ
の結果得られる振動信号に対し、フ−リエ変換と
ヒルベルト変換に元づく信号処理を行い、両変換
の差異によつて被測定物の状態を判定するように
したので、クラツク等の状態判定を行なうのに、
従来装置のように過去のデータを参照比較する必
要がなく、被測定物の状態を、いかなる時点に於
ても、その時点で得られた加振データ単独で判定
し得ることになる。また、フ−リエ変換した伝達
関係とそのヒルベルト変換値の過去の両者の比較
結果を保存しておき、それぞれの周波数に於る相
違量の増加を求めれば、例えばクラツクなどの進
行状態、ひいては被測定物の使用可能限界を判別
することも可能となり、実用上非常に有用な判定
装置を実現し得ることとなる。
第1図は従来の状態判定装置を示すブロツク
図、第2図a〜fはそれぞれ従来の状態判定装置
による判定を説明する波形図、第3図は本発明の
一実施例による状態判定装置のブロツク図、第4
図は第3図の状態判定装置による判定を説明する
波形図である。 1……被測定物、3……インパルスハンマ、3
a……力センサ、4……振動センサ、6……A/
D変換器、8,12,15……表示装置、11…
…伝達関数分析装置、13……ヒルベルト変換演
算装置、14……比較装置。
図、第2図a〜fはそれぞれ従来の状態判定装置
による判定を説明する波形図、第3図は本発明の
一実施例による状態判定装置のブロツク図、第4
図は第3図の状態判定装置による判定を説明する
波形図である。 1……被測定物、3……インパルスハンマ、3
a……力センサ、4……振動センサ、6……A/
D変換器、8,12,15……表示装置、11…
…伝達関数分析装置、13……ヒルベルト変換演
算装置、14……比較装置。
Claims (1)
- 1 被測定物へ振動を加える加振装置と、上記被
測定物を媒体として伝播する衝撃振動を応答振動
として検出する振動センサと、上記加振装置より
の入力と上記振動センサからの検出信号よりフー
リエ変換に基づき伝達関数を分析する伝達関数分
析装置と、該伝達関数をヒルベルト変換するヒル
ベルト変換演算装置と、ヒルベルト変換された伝
達関数の差異を比較し比較結果より被測定物の状
態を判定する比較装置から構成された状態判定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59069402A JPS60211326A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 状態判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59069402A JPS60211326A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 状態判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60211326A JPS60211326A (ja) | 1985-10-23 |
| JPH055055B2 true JPH055055B2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=13401570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59069402A Granted JPS60211326A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 状態判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60211326A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5048320A (en) * | 1986-08-28 | 1991-09-17 | Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. | Method and apparatus for impact-type inspection of structures |
| JPH0663825B2 (ja) * | 1992-04-07 | 1994-08-22 | 株式会社河内研究所 | 固有振動数測定装置およびこれを用いた張力測定装置 |
| JP7476150B2 (ja) * | 2021-09-17 | 2024-04-30 | 株式会社東芝 | 診断方法、診断装置、及び診断プログラム |
-
1984
- 1984-04-05 JP JP59069402A patent/JPS60211326A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60211326A (ja) | 1985-10-23 |
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