JPH055065A - 親水性ポリマー及びそれとは異なる親水性物質を含有する新規組成物 - Google Patents

親水性ポリマー及びそれとは異なる親水性物質を含有する新規組成物

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JPH055065A
JPH055065A JP3232222A JP23222291A JPH055065A JP H055065 A JPH055065 A JP H055065A JP 3232222 A JP3232222 A JP 3232222A JP 23222291 A JP23222291 A JP 23222291A JP H055065 A JPH055065 A JP H055065A
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phase
hydrophilic
starch
hydrophilic polymer
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JP3232222A
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English (en)
Inventor
Jakob Silbiger
ヤコブ・ジルビガー
Ewart Thomas Cole
エバート・トーマス・コール
Markus Egli
マルクス・エグリー
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Warner Lambert Co LLC
Original Assignee
Warner Lambert Co LLC
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L5/00Compositions of polysaccharides or of their derivatives not provided for in groups C08L1/00 or C08L3/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 実質的に寸法安定性及び改良溶解特性を有す
る製品に成形され得る物質の組成物であって、該組成物
は媒質と相を含み、媒質が相に関して分散媒質として機
能し、相が同様に媒質に関して分散相として機能し、そ
の相がその相を含まない組成物から造られる製品の溶解
度の増大を生じるのに十分な濃度で組成物中に存在し、
媒質が固体化親水性ポリマーから成り、そして相が親水
性ポリマーを含有する媒質に実質的に不溶性である少な
くとも1つの親水性物質を含有する組成物及びそれから
製造される製品ならびにその組成物の製造方法。 【効果】 本組成物を射出成形することにより得られる
カプセルは、従来のゼラチンカプセルよりも短い溶解時
間で水を吸収して分解する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親水性ポリマーを含有
する溶融体から成る分散媒質、及びそれとは異なる少な
くとも1つの親水性物質、好ましくは吸水性の物質を含
有する分散相を包含する組成物であって、改良溶解特性
を有する組成物に関する。親水性ポリマー、分散媒質、
分散相、親水性物質、及び吸湿性物質という用語は、後
記に定義する。
【0002】
【従来の技術】乾燥状態(即ち水の非存在下)では温度
を上げても溶融せずに分解される多数の親水性ポリマー
が、限定量の水の存在下で熱可塑性溶融体を生成するこ
とが知られている。このような親水性ポリマーの例とし
ては、ゼラチンがある。乾燥状態では温度を上げると溶
融する親水性ポリマーが、限定量の水の存在下ではその
温度で熱可塑性溶融体を生成することも公知である。
【0003】このような親水性ポリマーは、温度を上げ
て処理されて、溶融体を生成する。その方法は、射出成
形機又は押出機中で実施するのが便利である。親水性ポ
リマーは、ホッパーを通って回転往復スクリュー上に供
給される。供給物質は、スクリューに沿って先端に移動
する。この工程中、その温度はバレル外側周囲の外部加
熱器により、そしてスクリューの剪断作用によって上昇
する。供給部で開始し、圧縮部で継続して、供給される
粒状体はしだいに溶融するようになる。次にそれを、溶
融体の均質化が生じる計量部を通ってスクリューの末端
に運ばれる。次に、先端部の溶融体質を、射出成形、又
は押出により、あるいは熱可塑性溶融体を処理するため
のその他の任意の公知の技術によってさらに処理し、製
形品が得られる。
【0004】この処理は、欧州特許出願第83,30
1,643.9号(公開番号第0,090,600号)
明細書に記載されており、その記載内容は、参照により
本明細書中に含めるものとする。
【0005】本発明の好ましい親水性ポリマーは、天然
親水性ポリマー、特にゼラチンである。このようなゼラ
チンは、好ましくは酸又はアルカリ処理骨質、酸処理豚
革、又はアルカリ処理牛皮から造られる。上記の種類の
種々のゼラチンは、1モル当たり10,000〜2,0
00,000グラム(g/mol)のモル質量範囲、又
は10,000〜2,000,000及び10,00
0,000〜20,000,000g/molのモル質
量範囲を有する。このようなゼラチンが公知である。
【0006】しかしながら、本明細書に記載のその他の
親水性ポリマーが本発明に含まれる。親水性ポリマー
は、それらの主鎖及び/又はそれらの側鎖中に水素結合
に関与し得る官能基を有する、モル質量約103 〜10
7 g/molのポリマーである。このような親水性ポリ
マーは、約0〜200℃の温度範囲のそれらの水吸収等
温式において、水分活性点に近い0.5で変曲点を示
す。
【0007】このような親水性ポリマー溶融体から造ら
れる製品は、多数の応用に有用である。重要な特性は、
水を吸収し、分解するこのような製品の能力である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】多くの目的のために、
分解速度は、速くなければならず、製剤容器に関する場
合もそうである。公知の浸漬成形法により製造される従
来の硬質ゼラチンカプセルの形態の製剤容器は、一般
に、射出成形法により製造される同様の容器の場合より
やや短い溶解時間を有する。したがって、本発明の目的
は、このような射出成形カプセルの溶解時間を短縮する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、実質的
に寸法安定性及び改良溶解特性を有する製品に成形され
得る物質の組成物であって、該組成物は基質と相を含
み、媒質が相に関して分散媒質として機能し、相が同様
に媒質に関して分散相として機能し、その相がその相を
含まない組成物から造られる製品の溶解度と比較して製
品の溶解度の増大を生じるのに十分な濃度で組成物中に
存在し、媒質が固体化親水性ポリマーから成り、相が親
水性ポリマーを形成する媒質に実質的に不溶性である少
なくとも1つの親水性物質を含有する組成物が提供され
る。
【0010】本組成物は、その成分の粉状混合物の形態
で、溶融体の形態で、あるいはこのような溶融体から得
ることができる固体化形態、例えば、顆粒、ペレット、
又は粉末のような固体粒子の形態であり得る。新規の組
成物のこれらの形態は、主に、本発明による製造するの
にそれ自体有用である。上記の粉状混合物又は上記の固
体化形態は、溶融体に処理加工され、それから完成品が
成形される。
【0011】本発明は特に、本組成物から得られるよう
な造形品を提供するが、この造形品は瓶、シート、フィ
ルム、包装材料、パイプ、ロッド、積層フィルム、大型
袋、バッグ、気泡体、顆粒、粉末、及び製剤容器から成
る群から選択される。
【0012】本発明はさらに、製薬上又は獣医薬上活性
な化合物から選択される構成分を包含する担体物質とし
て用いる場合、上記のような造形品を提供する。
【0013】本発明はさらに、実質的に寸法安定性及び
改良溶解特性を有する製品に成形され得る物質の組成物
であって、媒質が相に関して分散媒質として機能し、相
が同様に媒質に関して分散相として機能し、その相がそ
の相を含まない組成物から造られる製品の溶解度と比較
して製品の溶解度の増大を生じるのに十分な濃度で組成
物中に存在し、媒質が固体化親水性ポリマーから成り、
相が親水性ポリマーを含有する媒質に実質的に不溶性で
ある少なくとも1つの親水性物質を含有する組成物の製
造方法であって、該方法は上記親水性ポリマーを溶融体
を形成させるのに十分な時間、親水性ポリマーの融点及
びガラス転移温度を上回る温度に親水性ポリマーを加熱
することを包含し、分散相として機能する物質を溶融体
形成の前、間、又は後のいずれかで親水性ポリマーに添
加することを特徴とする方法を提供する。
【0014】本発明はさらに、組成物を射出、成形、吹
込成形、押出、同時押出、圧縮成形、真空成形、発泡、
及び熱成形から成る群から選択される造形品に成形する
ための方法を提供する。
【0015】分散相は、好ましくは、セルロース、キチ
ン、デンプン、又はキトサンから成る群からの、好まし
くは架橋され、構成無水グルコース単位のヒドロキシル
基のいくつかが置換されている多糖類から選択される繊
維状ポリマーを包含する。あるいは、分散相は、ポリビ
ニルピロリドンポリマーであり得る。
【0016】このような繊維状ポリマーは、10%まで
の濃度で、硬質ゼラチンカプセルの浸漬成形方法におい
てゼラチンに添加されてきた。しかしながら、そのよう
に製造されたカプセルの溶解速度の増大は、上記の繊維
状ポリマーを加えずに製造された同様のカプセルと比較
した場合、認められなかった。
【0017】したがって、本発明の混合物は水の存在下
で、温度及び圧力を上げると溶融体を生じるけれども、
低濃度で存在する場合は、このような繊維状ポリマーは
固体化溶融体の溶解特性を増強する。
【0018】本発明は、以下実施例の説明によりさらに
明らかになる。
【0019】本発明の本文中の”分散媒質”及び”分散
相”という用語は、以下のように解釈される:本発明の
組成物は、媒質に包含される物質、及び相に包含される
物質から成る。組成物中に媒質と相の両方が存在する場
合は媒質は相と完全に混和しない、即ち、相は、分散媒
質を包含する物質中に溶解するのではなく、分散するこ
とが本発明の要件である。したがって、相は、粗い顆粒
又は微細な顆粒を含有してコロイド系を生じ得るか、あ
るいは大きな粒子を含有して、熱可塑性溶融体中に存在
する場合には、同様にふるまう。
【0020】本発明の本文中の”親水性物質”という用
語は、水溶性及び水膨潤性である物質、即ち室温で、物
質100グラム当たり少なくとも10グラムの量で、好
ましくは物質100グラム当たり少なくとも20グラム
の量で、水を吸収し得る物質を意味する。
【0021】本発明の本文中の”吸湿性物質”という用
語は、以下のように解釈される:吸水性物質は、室温で
周囲の水分を容易に吸収及び/又は吸着、及び保持する
が、しかし水分の吸収、吸着、及び保持による上記の物
質の溶解により液化しない物質である。このような物質
は、それ自体の重量の1000倍までの割合で水を吸着
及び/又は吸収、及び保持し得る。
【0022】本発明の本文中の、上記のように定義され
る”親水性ポリマー”という用語は、以下の:実質的に
水溶性のポリマー、例えば動物性ゼラチン、植物性ゼラ
チン、ヒマワリ蛋白質、大豆蛋白質、綿実蛋白質、ピー
ナツ蛋白質、ナタネ蛋白質、アクリル化蛋白質のような
蛋白質;実質的に水溶性の多糖類、アルキルデンプン、
ヒドロキシアルキルデンプン及びヒドロキシアルキルア
ルキルデンプン、例えば:メチルデンプン、ヒドロキシ
メチルデンプン、ヒドロキシエチルデンプン、ヒドロキ
シプロピルデンプン、ヒドロキシエチルメチルデンプ
ン、ヒドロキシプロピルメチルデンプン、ヒドロキシブ
チルメチルデンプン;デンプンエステル及びヒドロキシ
アルキルデンプンエステル、例えば:デンプンアセテー
トフタレート、及びヒドロキシプロピルメチル−デンプ
ンフタレート;カルボキシアルキルデンプン、カルボキ
シアルキルアルキルデンプン;アルキルセルロース、ヒ
ドロキシアルキルセルロース及びヒドロキシアルキルア
ルキルセルロース、例えばメチルセルロース、ヒドロキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、及
びヒドロキシブチルメチルセルロース;セルロースエス
テル、及びヒドロキシアルキルセルロースエステル、例
えばセルロースアセテートフタレート(CAP)、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースフタレート(HPMC
P);カルボキシアルキルセルロース、カルボキシアル
キルアルキルセルロース;エステル、例えばカルボキシ
メチルセルロース、及びそのアルカリ金属塩;水溶性合
成ポリマー、例えば、ポリアクリル酸及びポリアクリル
酸エステル、ポリメタクリル酸、及びポリメタクリル酸
エステル、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセテー
トフタレート(PVAP)、ポリクロトン酸;ポリイタ
コン酸、ポリマレイン酸;好適なものはさらに、フタル
化ゼラチン、架橋ゼラチン、セラック、コハク酸ゼラチ
ン、例えば第三級又は第四級アミノ基、例えばジメチル
アミノエチル基を有する、陽イオンで変性されたアクリ
レート及びメタクリレートであって、これらは所望によ
り第四級化してもよく;それらが本質的に水溶性である
かぎりにおいて、その他の同様のポリマーを含む。
【0023】本発明の本文中の”親水性ポリマー”とい
う用語は、本質的に水溶性である、即ち、室温でポリマ
ー100グラム当たり少なくとも水50グラムの割合で
水を吸収し得るポリマーを意味する。
【0024】親水性ポリマーがゼラチンでなく、ゼラチ
ンと混ざるだけである場合は、上記の親水性ポリマー
は”水膨潤性”に過ぎないというだけで十分であって、
即ちそれは室温でポリマー100グラム当たり少なくと
も10グラムの水を吸収する。しかしながら、このよう
な混和親水性ポリマーは、ゼラチンから分離相を生成し
ない。もちろん、これらのポリマーの混合物を用いても
よい。
【0025】上記のようなゼラチン、及びその一部塩形
態で生じるようなゼラチン、並びに硬質ゼラチンカプセ
ルの浸漬成形に用いられるようなゼラチンが好ましい。
その他の親水性ポリマーをゼラチンと混合する場合は、
これらは任意の所望の割合で混合してもよい。好ましく
はゼラチンは、総組成物の少なくとも50重量%、好ま
しくは少なくとも70重量%、最も好ましくは少なくと
も90重量%の量で存在する。
【0026】別の、本質的に水溶性のポリマーをゼラチ
ンに混和する場合には、合成ポリマー、例えばポリアク
リル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸、
ポリメタクリル酸エステル、ポリビニルアルコールが好
ましい。
【0027】上記のようなその他の親水性ポリマーは、
任意の所望の量で、好ましくは組成物の乾燥成分の重量
を基準にして50重量%まで、好ましくは30重量%ま
で、最も好ましくはゼラチンに対するその他の親水性ポ
リマーの比が90〜97:10〜3重量%の量で、任意
に添加し得る。
【0028】このような親水性ポリマー/水組成物の含
水量は、総組成物の約1〜40重量%、好ましくは約5
〜25重量%である。しかしながら、それが与えるその
平衡水含量近くで物質を機能させるために、大気中に最
終的にさらされた場合に、総組成物の8〜20重量%、
好ましくは10〜16重量%の含水量を加工に用いる必
要がある。例えば、ゼラチンが1〜8%の水しか含有し
ない場合は、加工を容易にするために何らかの可塑剤を
添加するのが得策である。これは、その他の親水性ポリ
マーに関しても同様に実施する。
【0029】ゼラチンでないこのような親水性ポリマー
に関しては、含水量は、セルロース誘導体のいくつかの
場合の一般に上記の含水量より低くてよい。しかしなが
ら、これは、当業者が容易に実施し得る実験的最適化に
過ぎない。
【0030】分散相の親水性物質は、親水性ポリマーの
ガラス転移温度より高く、好ましくは水をそれ自体の重
量の1000倍まで吸収する。本物質が吸収する水の正
確な量は、その性質、それが存在する水性環境のイオン
強度によって変化する。例えば、吸収される水の量は、
一般に、イオン強度が増大すると減少する。
【0031】本物質は、好ましくはセルロース、キチ
ン、デンプン、及びキトサンから成る群から選択される
グルコース部分を有するポリマーを含有する。
【0032】好ましくは、ポリマーに含有される無水グ
ルコース部分のヒドロキシル基の少なくともいくつか
は、例えば、カルボキシカルボキシアルキル、スルホア
ルキル及びその塩、並びにジアルキルアミノアルキル又
はその第四級誘導体によって置換されている。このよう
な誘導体は、例えばカルボキシメチルセルロース、ジエ
チルアミノエチルセルロース、トリエタノールアミンセ
ルロース、ポリエチレンイミンセルロース、及びカルボ
キシメチルデンプンである。
【0033】好ましい態様においては、分散相は、内部
架橋されている上記の化合物に包含される。これらのポ
リマーは、好ましくは約0.5〜1.2の程度、さらに
好ましくは約0.7程度に置換されている。好ましく
は、このような物質は、撚り糸状又は繊維状であって、
約10〜約500μmの平均撚り糸又は繊維の長さを有
する。このような平均撚り糸又は繊維の長さは、約20
〜約300μmが好ましく、最も好ましいのは約20〜
約100μmである。上記の物質は、好ましくはそれら
が実質的に水不溶性である程度に架橋している。好まし
い架橋した物質としては、架橋カルボキシメチルデンプ
ン、内部架橋カルボキシメチルセルロース及びその塩、
並びに第三級又は第四級アミノ基を有する架橋セルロー
スアミンが挙げられる。
【0034】内部架橋ナトリウムカルボキシメチルセル
ロースは、Ac−Di−Solの商品名でFMC Co
rporation(Philadelphia,US
A)から販売されているようなA型クロスカルメロース
ナトリウムとして米国連邦処方集US−Nationa
l Formularyに記載されている。上記の架橋
カルボキシメチルセルロースの平均撚り糸又は繊維の長
さは約70〜約80μmであって乾燥冷却圧縮法で製造
される錠剤及びカプセル中に崩解剤として2〜6%の濃
度で従来用いられてきた。一般に90〜180℃の温
度、並びに高圧を用いる、含水親水性ポリマー溶融体を
包含する溶融系は、実質的に乾燥物質を用いて室温で製
造した従来の製薬錠剤とはかなり異なる。
【0035】カルボキシメチルデンプン又はナトリウム
デンプングリコレートのような物質に包含される好適な
化学的変性デンプンは、Explotab(Edwar
dMendell Company Incorpor
ated Carmel,New York)、及びP
rimojel(Generichem Corp.L
ittle Falls,New Jersey)の商
品名で販売されている。上記の変性デンプンの平均繊維
又は撚り糸の長さは、約70μmである。
【0036】さらに、分散相の親水性物質として好適な
物質は、Fluka ChemieAG(Indust
riestarsse 25,CH−9470 Buc
hs,Switzerland)からAvicel P
H−101の商品名で販売されている微晶質セルロース
である。上記の微晶質セルロースの平均繊維又は撚り糸
の長さは、用いる等級により、約20〜約100μmで
ある。
【0037】さらに、分散相の親水性物質として好適な
物質は、PolyplasdoneXL(GAF Co
rp.,New York)、又はKollidonの
商品名で販売されている架橋ポリビニルピロリドンであ
る。上記のポリビニルピロリドンの平均繊維又は撚り糸
の長さは、用いた正確な等級によっており、一般に約2
0〜約250μmの範囲である。
【0038】架橋又はアセチル化によって親水性ポリマ
ー中で実質的に不溶性にされているプルラン又はプルラ
ン誘導体は、例えば分散相の親水性物質として用い得
る。
【0039】プルラン又は誘導体は、約0.5〜1.0
が置換されている。
【0040】親水性物質は、熱可塑性溶融体の重量の約
0.1〜約4重量%の濃度で、熱可塑性溶融体中に存在
する。好ましくは、本物質は、熱可塑性溶融体の重量の
約0.3〜約2重量%の低濃度で熱可塑性溶融体中に存
在し、最も好ましくは熱可塑性溶融体の重量の約0.5
〜約1.5%の濃度で熱可塑性溶融体中に存在する。
【0041】親水性ポリマーは、分散相の物質と、そし
て任意に上記のようなその他の添加剤と、任意の所望の
順に混合し得る。例えば、親水性ポリマーは、本物質を
含む全添加剤と混合し、その後ストラクチュア破壊のた
めに加熱して、溶融体を生成し得る。開始物質の顆粒サ
イズは重大ではなく、市販の標準的装置で処理し得る。
【0042】親水性ポリマーはさらに、任意の添加剤と
混合し、先ずストラックチュア破壊及び顆粒化し、次い
でさらに加工するために、分散相の親水性物質と混合し
てもよい。
【0043】親水性ポリマーは、好ましくは連続加工に
有用な自由流動粉末を生成するために本物質とともに、
本明細書中に記載されたような添加剤と混合し、ストラ
クチュア破壊して、顆粒化あるいは直接、造形品、例え
ば製剤容器に成形する。
【0044】したがって、親水性ポリマー及び全添加剤
は、従来のミキサー中で混合し得るし、親水性ポリマー
の含水量は上記の範囲内である。次に、この混合物を押
出機に通して、さらに加工するのに有用な造形品の一形
態として顆粒又はペレットを製造し得る。しかしなが
ら、顆粒化しないで、得られた溶融体を、直接、次工程
の装置を用いて加工し、製剤カプセル、又はその他の容
器、吹込フィルムを含み、フィルム、シート、異形材、
パイプ、チューブ、発泡体、又はその他の造形品を成形
することが可能である。シートは熱成形に用い得る。
【0045】本発明の新規のポリマー組成物の溶融体を
得るためには、ストラクチュア破壊及び溶融体生成をも
たらすのに十分な時間、押出機のスクリュー及びバレル
で加熱するのが好適である。添加剤の量及び種類によ
り、また、使用する親水性ポリマーの種類によるが、温
度は、好ましくは50℃〜180℃の範囲内、好ましく
は80℃〜130℃の範囲内である。この溶融体生成の
ためには、組成物を密閉容積内で加熱するのが好まし
い。密閉容積は、密閉容器、又は射出成形のスクリュー
及びバレル、又は押出装置内で起こるような未溶融供給
材料の密封作用によって生じる容積である。この意味
で、射出成形機又は押出機のスクリュー及びバレルは、
密閉容器であると理解されるべきである。密閉容器内に
生じる圧力は、使用温度での水の蒸気圧に相当するが、
しかし、もちろん、圧力は、スクリュー及びバレルで通
常生じるように加えられ及び/又は発生する。好ましい
圧力の適用及び/又は発生は、押出機内に生じる圧力の
範囲内であって、それ自体既知で、例えば約150X1
5 N/m2 まで、好ましくは約75X105 N/m2
まで、最も好ましくは約5〜約50X105 N/m2
ある。得られたストラクチュア破壊した親水性ポリマー
組成物は顆粒化し、選択された混合及び加工手法により
別の成分と直接混合して、スクリューバレルに供給され
る出発原料の粒状混合物を生成する。
【0046】しかしながら、スクリュー及びバレル内で
得られる溶融体は、直接、加工して、例えば好適な金型
で射出成形してもよい。すなわち、全必要成分が既に存
在する場合は、直接、更に処理して最終製品とする。
【0047】スクリューで粒状混合物は、一般に約50
〜180℃、好ましくは約80〜130℃の範囲内の温
度に加熱される。
【0048】溶融体を生成するのに用いる最小圧力は、
上記の温度で生じる水蒸気圧に相当する。本方法は、上
記のような密閉容積中で、すなわち上記のように押出機
中で生じる圧力の範囲で、又は射出成形に用いる圧力の
範囲で実施する。
【0049】押出により造形品を成形する場合、圧力
は、好ましくは上記のようである。本発明の溶融体を射
出成形する場合、例えば射出成形に用いる射出圧力の通
常範囲は、約100X105 N/m2 〜約3,000X
105 N/m2 、好ましくは約400X105 N/m2
〜約2,200X105 N/m2 である。
【0050】出発原料として使用された本発明の親水性
ポリマーは、異なる既知の添加剤、例えば充填剤、離型
剤、可塑剤、安定剤及び/又は着色剤と混合し得る。
【0051】充填剤の例としては、好ましくは全組成物
の約1〜50重量%、更に好ましくは約2〜約10重量
%の範囲の濃度の無機充填剤、例えばマグネシウム、ア
ルミニウム、シリコーン、チタン等の酸化物、炭酸カル
シウムが挙げられる。その他の既知の充填剤を用いても
よい。
【0052】滑剤の例としては、全組成物の約0.1〜
約5重量%、好ましくは約0.1〜約3重量%の濃度で
存在するアルミニウム、カルシウム、マグネシウム、及
びスズのステアリン酸塩、並びにケイ酸マグネシウム、
シリコーン等が挙げられる。
【0053】可塑剤の例としては、全組成物の約0.5
〜約25重量%、好ましくは約0.5〜約10重量%の
範囲の濃度で添加され、低分子ポリ(アルキレンオキシ
ド)、例えばポリ(エチレングリコール)、ポリ(プロ
ピレングリコール)、ポリ(エチレン−プロピレングリ
コール);低分子量の有機可塑剤、例えばグリセロー
ル、ペンタエリトリトール、グリセロールのモノアセテ
ート、ジアセテート、又はトリアセテート;プロピレン
グリコール、ソルビトール、ジエチルスルホコハク酸ナ
トリウム、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル等
が挙げられる。
【0054】着色剤の例としては、既知のアゾ染料、有
機又は無機顔料、あるいは天然着色剤が挙げられる。無
機顔料は、好ましくは、例えば鉄又はチタンの酸化物
で、それ自体既知であるこれらの酸化物は、全組成物の
約0.001〜約10重量%、好ましくは約0.5〜約
3重量%の範囲の濃度で添加される。
【0055】可塑剤及び親水性成分内の水含量の合計
は、好ましくは含水量に関して示された値、すなわち、
それぞれ組成物の約40重量%を超えず、最も好ましく
は上記のような含水量の最も好ましい値である約30重
量%を超えない。異なる親水性ポリマー材料に対する水
及び可塑剤の最適含量を確定することは、当業者には明
白である。
【0056】本材料は更に、安定剤、例えば酸化防止剤
及び抗菌剤を含有してもよい。上記の物質は、加熱しな
がら、密閉容積内で、すなわち含水量及び圧力の調整下
で、熱可塑性溶融体を生成する。このような溶融体を、
例えば射出成形、吹込成形、押出、及び共同押出(ロッ
ド、パイプ及びフィルム押出)、並びに圧縮成形を用い
て、従来の熱可塑性物質と同様に加工して、既知の製品
を製造し得る。その成形物としては、瓶、シート、フィ
ルム、包装材料、パイプ、ロッド、積層フィルム、大型
袋、バッグ、発泡体、製剤カプセル、顆粒、又は粉末が
挙げられる。製剤担体(カプセル)は射出成形によって
製造されるのが好ましい。
【0057】このような混合物質は、活性物質の担体材
料として用いてもよく、活性成分、例えば製薬上及び/
又は農業上活性な化合物、例えばこれらの成分の放出用
のための殺虫剤又は農薬と混合してもよい。その結果生
成される押出物は顆粒化するか又は微細粉末にしてもよ
い。
【0058】
【実施例】以下の実施例で、本発明をさらに説明する。実施例1 17重量%の含水量の240Bloomの市販のゼラチ
ン100部を、自由流動顆粒が得られるような乾燥粉末
の形態で、100部のゼラチン当たり2部のCa−ステ
アリン酸塩、及び異なる濃度の(以下参照)分散相物質
クロスカルメロースナトリウムと、激しく混合した。用
いるクロスカルメロースナトリウムの濃度は、ゼラチン
100部当たり1部、ゼラチン100部当たり2部、及
びゼラチン100部当たり3部であった。
【0059】このようにして生成された顆粒を、次に、
18mmスクリュー(L/D比:直径と長さの比:2
5。Arburg Allrounder 220−9
0−350)を装備したスクリュー射出成形機のホッパ
ーに充填する。この射出成形実験の加工条件を以下に示
す: バレル温度プロフィール: Tb :90℃/Tm :125℃/Te :150℃/T
g :150℃ スクリュー速度:160[rpm] 射出時間:0.2秒 サイクル時間:5秒
【0060】射出圧は、クロスカルメロースを含有しな
い顆粒のための約2000barから、ゼラチン100
部当たりクロスカルメロース3部を含有する顆粒のため
の約2200barまで変化する。
【0061】種々のゼラチン組成物は、4つのキャビテ
ィーを有する金型を用いてカプセルのキャップ及びボデ
ィパーツに成形した。
【0062】これらの条件下では、連続加工中に良質の
ゼラチンカプセルが得られる−このようにして得られる
カプセルパーツは、柔軟でなく、貯蔵中にその形状を保
つ。
【0063】カプセル容器には、85.4部のパラセタ
モール、2.5部のトウモロコシデンプン、11.7部
の微晶質セルロース(Avicel)、及び0.26部
の水素添加綿実油を含有するパラセタモールの同一処方
物を充填する。その容器には、Bosch充填機を用い
て、パラセタモール処方物を充填する。
【0064】試料からのパラセタモールの溶解速度は、
パラセタモールカプセル用標準米国薬局法試験手順を用
いて測定した。測定結果を表1に示す。
【0065】
【表1】
【0066】実施例2 17重量%の含水量の240Bloomの市販のゼラチ
ン100部を、自由流動顆粒が得られるような乾燥粉末
の形態で、0.8部の分散相物質と、激しく混合する。
【0067】分散相物質は、(a)クロスカルメロース
ナトリウム、(b)架橋ポリビニルピロリドン、(c)
カルボキシメチルセルロース、(d)カルボキシメチル
デンプン、及び(e)微晶質セルロース(Avice
l)である。
【0068】このようにして調製された顆粒を、次に、
22mmスクリュー(L/D比:直径と長さの比:2
2。Arburg Allrounder 220−9
0−350)を装備したスクリュー−射出成形機のホッ
パーに充填した。この射出成形実験の加工条件を以下に
示す: バレル温度プロフィール: Tb :90℃/Tm :155℃/Te :160℃/T
g :160℃ スクリュー速度:250[rpm] 射出時間:0.2秒 射出圧:1850bar サイクル時間:8秒
【0069】種々のゼラチン組成物は、8つのキャビテ
ィーを有する金型を用いてカプセルのキャップ及びボデ
ィパーツに成形した。これらの条件下では、連続加工中
に良質のゼラチンカプセルが得られた−このようにして
得られるカプセルパーツは、柔軟でなく、貯蔵中にその
形状を保つ。
【0070】試験管内で非常に良好な溶解特性が得られ
たが、これは分散相物質を添加せずに製造したカプセル
から得られるものより優れている。
【0071】実施例3 240Bloomのゼラチン、及び15重量%の含水量
で、実施例2を反復した。このゼラチン100部に0.
85部の分散相物質、及び0.5部のステアリン酸マグ
ネシウムを添加し、自由流動顆粒が得られるようによく
混合した。加工条件を以下に示す: バレル温度プロフィール: Tb :90℃/Tm :155℃/Te :160℃/T
g :160℃ スクリュー速度:250[rpm] 射出時間:0.2秒 射出圧:1800bar サイクル時間:8秒
【0072】実施例2と同一の金型を用いた。これらの
条件下では、連続加工によって良質のゼラチンカプセル
が得られる。カプセルボディは、柔軟でなく、貯蔵中に
その形状を保つ。試験管内で非常に良好な溶解特性が得
られた。
【0073】実施例4 12重量%の含水量で、200Bloomの市販のゼラ
チン100部を、8部のグリセロール及び1部の分散相
物質と混合し(実施例2と同様に)、種々のゼラチン混
合物を射出成形機に供給して、実施例2に記載のように
硬質のゼラチンカプセルボディパーツを成形した。加工
条件を以下に示す: バレル温度プロフィール: Tb :90℃/Tm :120℃/Te :130℃/T
g :130℃ スクリュー速度:250[rpm] 射出時間:0.2秒 射出圧:1500bar サイクル時間:8秒
【0074】実施例2と同一の金型を用いた。これらの
条件下では、連続処理加工によって、良質の、かつ、優
れた溶解特性のゼラチンカプセルが得られた。
【0075】実施例5 12重量%の含水量で、150Bloomの市販のゼラ
チン100部を、10部のグリセロール及び2部の分散
相物質と混合し(実施例1と同様に)、射出成形して、
実施例3に記載のように硬質のゼラチンカプセルパーツ
を成形した。処理加工条件を以下に示す: バレル温度プロフィール: Tb :90℃/Tm :110℃/Te :120℃/T
g :120℃ スクリュー速度:250[rpm] 射出時間:0.2秒 射出圧:1400bar サイクル時間:9秒
【0076】これらの条件下では、連続加工によって、
良質の、かつ、優れた溶解特性のゼラチンカプセルが得
られた。
【0077】実施例6 12重量%の含水量で、150Bloomの市販のゼラ
チン100部を、5kg/時の速度で、二軸押出機(W
arner−Pfleideerer型)に供給した。
別の添加口から、モノグリセリンアセテート及び分散相
物質の10:1混合物を1時間当たり10部の速度で押
出機に供給した。温度は、90℃〜105℃に保った。
【0078】固化した溶融体を顆粒化し、これから粒状
物を製造した。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明はさらに、実質的に寸法安定性及び
改良溶解特性を有する製品に成形され得る物質の組成物
であって、媒質が相に関して分散媒質として機能し、相
が同様に媒質に関して分散相として機能し、その相がそ
の相を含まない組成物から造られる製品の溶解度と比較
して製品の溶解度の増大を生じるのに十分な濃度で組成
物中に存在し、媒質が固体化親水姓ポリマーから成り、
相が親水姓ポリマーを含有する媒質に実質的に不溶性で
ある少なくとも1つの親水性物質を含有する組成物の製
造方法であって、該方法は上記親水性ポリマーをストラ
クチュア破壊させるのに十分な時間、親水性ポリマーの
融点及びガラス転移温度を上回る温度に親水性ポリマー
を加熱することを包含し、分散相として機能する物質を
溶融体形成の前、間、又は後のいずれかで親水性ポリマ
ーに添加することを特徴とする方法を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 5/00 LAW 6770−4J 5/08 LAX 6770−4J 89/00 LSE 6770−4J // C08L 101:00 (72)発明者 エバート・トーマス・コール スイス国、エスオー、ツエーハー−4114 ホフステツテン、ホメルシユトラーセ 36 (72)発明者 マルクス・エグリー スイス国、ツエーハー−5033 ブツフス、 イム・マイテンヴエーク 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 実質的に寸法安定性及び改良溶解特性を
    有する製品に成形され得る物質の組成物であって、該組
    成物は媒質と相を含み、媒質が相に関して分散媒質とし
    て機能し、相が同様に媒質に関して分散相として機能
    し、その相がその相を含まない組成物から造られる製品
    の溶解度の増大を生じるのに十分な濃度で組成物中に存
    在し、媒質が固体化親水性ポリマーから成り、そして相
    が親水性ポリマーを含有する媒質に実質的に不溶性であ
    る少なくとも1つの親水性物質を含有する組成物。 【請求項2】 上記親水性物質が、吸湿性物質を含有す
    る請求項1記載の物質の組成物。 【請求項3】 その成分の粉状混合物、溶融体、並びに
    上記溶融体から得ることができる固体化形態から成る群
    から選択される構成分の形態の請求項1又は2のいずれ
    かに記載の組成物。 【請求項4】 溶融体から得られた顆粒、ペレット及び
    粉末から成る群から選択される形態の請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載の物質の組成物。 【請求項5】 親水性ポリマーが、以下の:動物性ゼラ
    チン、植物性ゼラチン、ヒマワリ蛋白質、大豆蛋白質、
    綿実蛋白質、ピーナツ蛋白質、ナタネ蛋白質、アクリル
    化蛋白質から選択される実質的に水溶性のポリマー;実
    質的に水溶性の多糖類、アルキルデンプン、ヒドロキシ
    アルキルデンプン及びヒドロキシアルキルアルキルデン
    プン、デンプンエステル及びヒドロキシアルキルデンプ
    ンエステル;カルボキシアルキルデンプン、カルボキシ
    アルキルアルキルデンプン;アルキルセルロース、ヒド
    ロキシアルキルセルロース及びヒドロキシアルキルアル
    キルセルロース、セルロースエステル、及びヒドロキシ
    アルキルセルロースエステル;カルボキシアルキルセル
    ロース、カルボキシアルキルアルキルセルロース、及び
    それらのアルカリ金属塩、ポリアクリル酸及びポリアク
    リル酸エステル、ポリメタクリル酸、及びポリメタクリ
    ル酸エステル、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセ
    テートフタレート(PVAP)、ポリクロトン酸;ポリ
    イタコン酸、ポリマレイン酸;フタル化ゼラチン、架橋
    ゼラチン、セラック、コハク酸ゼラチン、4級化され得
    る第三級又は第四級アミノ基を有する陽イオンで変性さ
    れたアクリレート及びメタクリレート、但し上記ポリマ
    ーは分散相を形成しない;から成る群から選択される請
    求項1ないし5のいずれか1項に記載の物質の組成物。 【請求項6】 上記親水性ポリマーがゼラチンである請
    求項1ないし6のいずれか1項に記載の物質の組成物。 【請求項7】 上記親水性ポリマーが、メチルデンプ
    ン、ヒドロキシメチルデンプン、ヒドロキシエチルデン
    プン、ヒドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシエチル
    メチルデンプン、ヒドロキシプロピルメチルデンプン、
    ヒドロキシブチルメチルデンプン、デンプンアセテート
    フタレート、及びヒドロキシプロピルメチル−デンプン
    フタレート、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセル
    ロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
    ピルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、
    ヒドロキシプロピルメチルセルロース、及びヒドロキシ
    ブチルメチルセルロース、セルロースアセテートフタレ
    ート、並びにヒドロキシプロピルメチルセルロースフタ
    レートから成る群から選択される請求項1ないし5のい
    ずれか1項に記載の物質の組成物。 【請求項8】 組成物の乾燥成分の重量を基準にして5
    0重量%までの量で組成物に添加される少なくとも1つ
    のその他の親水性ポリマーをさらに含有する請求項1な
    いし7のいずれか1項に記載の物質の組成物。 【請求項9】 水含量が総組成物の約1〜40重量%で
    ある請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項10】 分散相の親水性物質が上記親水性ポリ
    マーのガラス転移温度より高い融点を有する請求項1な
    いし9のいずれか1項に記載の物質の組成物。 【請求項11】 上記親水性物質がその重量の1,00
    0倍までの量の水を吸収する請求項1ないし10のいず
    れか1項に記載の組成物。 【請求項12】 上記親水性物質が、該組成物の重量を
    基準として、約0.1〜約4重量%の濃度で、好ましく
    は約0.1〜約2重量%の濃度で、さらに好ましくは約
    0.3〜約2重量%の濃度で、最も好ましくは約0.5
    〜約1.5重量%の濃度で上記組成物中に存在する請求
    項1ないし12のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項13】 該親水性物質が、セルロース、キチ
    ン、キトサン及びデンプンから成る群から選択される多
    糖類を含有する請求項1ないし12のいずれか1項に記
    載の組成物。 【請求項14】 多糖類が、置換されている請求項13
    記載の組成物。 【請求項15】 多糖類が、カルボキシ−、カルボキシ
    アルキル−及びその塩、スルホアルキル−及びその塩、
    ジアルキルアミノアルキル及びその第四級誘導体から成
    る群から選択される構成分で置換されている請求項1な
    いし14に記載の組成物。 【請求項16】 多糖類が、カルボキシメチルセルロー
    ス、ジエチルアミノエチルセルロース、トリエタノール
    アミンセルロース、ポリエチレンイミンセルロース及び
    カルボキシメチルデンプンから成る群から選択される請
    求項1ないし15のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項17】 多糖類が、撚り糸状又は繊維状であっ
    て、約10〜約500μm、好ましくは約20〜約30
    0μm、最も好ましくは約20〜約100μmの長さを
    有する請求項13ないし16のいずれか1項に記載の組
    成物。 【請求項18】 多糖類が架橋されている請求項13な
    いし17のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項19】 多糖類が、架橋カルボキシメチルデン
    プン及びその塩、内部架橋カルボキシメチルセルロース
    及びその塩、並びに第三級又は第四級アミノ基を有する
    セルロースアミンから成る群から選択される請求項1な
    いし18のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項20】 多糖類が、プルラン又はプルラン誘導
    体である請求項13記載の組成物。 【請求項21】 プルラン又は誘導体が、0.5〜1.
    2の程度に置換されている請求項1ないし20のいずれ
    か1項に記載の組成物。 【請求項22】 上記親水性物質が内部架橋ポリビニル
    ピロリドン又はその塩から成る請求項1ないし12のい
    ずれか1項に記載の組成物。 【請求項23】 上記組成物が、増量剤、離型剤、可塑
    剤、安定剤及び着色剤を含む添加剤をさらに含有する請
    求項1ないし22のいずれか1項に記載の物質の組成
    物。 【請求項24】 実質的に寸法安定性及び改良溶解特性
    を有する製品に成形され得る物質の組成物であって、該
    組成物が媒質及び相を含み、媒質が相に関して分散媒質
    として機能し、相が同様に媒質に関して分散相として機
    能し、その相がその相を含まない組成物から造られる製
    品の溶解度の増大を生じるのに十分な濃度で組成物中に
    存在し、媒質が固体化親水性ポリマーから成り、そして
    相が親水性ポリマーを含有する媒質に実質的に不溶性で
    ある少なくとも1つの親水性物質を含有する組成物から
    得られる造形完成品。 【請求項25】 請求項1ないし23のいずれか1項に
    記載の組成物から製造される製品。 【請求項26】 製剤カプセルの形態の請求項25記載
    の製品。 【請求項27】 実質的に寸法安定性及び改良溶解特性
    を有する製品に成形され得る物質の組成物であり、該組
    成物が媒質及び相を含み、媒質が相に関して分散媒質と
    して機能し、相が同様に媒質に関して分散相として機能
    し、その相がその相を含まない組成物から造られる製品
    の溶解度の増大を生じるのに十分な濃度で組成物中に存
    在し、媒質が固体化親水性ポリマーから成り、そして相
    が親水性ポリマーを含有する媒質に実質的に不溶性であ
    る少なくとも1つの親水性物質を含有する組成物の製造
    方法であって、該方法は上記親水性ポリマーをストラク
    チュア破壊させるのに十分な時間、親水性ポリマーの融
    点及びガラス転移温度を上回る温度に親水性ポリマーを
    加熱することを包含し、分散相として機能する物質を溶
    融体形成の前、間、又は後のいずれかで親水性ポリマー
    に添加することを特徴とする方法。 【請求項28】 親水性ポリマーが、ゼラチンである請
    求項1ないし27のいずれか1項に記載の方法。 【請求項29】 水及び圧力条件制御下での、請求項1
    ないし23のいずれか1項に記載の組成物の造形方法で
    あって、該方法が射出、成形、吹込成形、押出、同時押
    出、圧縮成形、真空成形、熱成形、及び発泡から成る群
    から選択される方法。 【請求項30】 請求項29に記載の方法によって得ら
    れた製品。
JP3232222A 1990-08-30 1991-08-20 親水性ポリマー及びそれとは異なる親水性物質を含有する新規組成物 Pending JPH055065A (ja)

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