JPH0550829A - 車両の懸架装置 - Google Patents
車両の懸架装置Info
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- JPH0550829A JPH0550829A JP23745791A JP23745791A JPH0550829A JP H0550829 A JPH0550829 A JP H0550829A JP 23745791 A JP23745791 A JP 23745791A JP 23745791 A JP23745791 A JP 23745791A JP H0550829 A JPH0550829 A JP H0550829A
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- sprung
- vibration
- acceleration
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 路面の凹凸によって懸架装置が振動した際
に、各質量の共振点付近を含む全振動周波数領域で、振
動の車体への伝達および異音の発生を抑えて、乗心地の
改善を図る。 【構成】 ばね上質量1およびばね下質量2間にマウン
ティングインシュレータ7を介して取り付けられた減衰
力発生手段4と、該減衰力発生手段4のばね上取付部質
量6上に取り付けられ、該ばね上取付部質量6の振動加
速度を検出する加速度検出手段8と、該加速度検出手段
8が検出した振動加速度を演算処理して、上記ばね上取
付部質量6の振動を抑制するための制御力指令を出力す
るコントローラ9とを備えて、該コントローラ9からの
制御指令にもとづき、制御力発生手段10がその制御指
令に対応する制御指令を上記ばね上取付部質量6に作用
させる。
に、各質量の共振点付近を含む全振動周波数領域で、振
動の車体への伝達および異音の発生を抑えて、乗心地の
改善を図る。 【構成】 ばね上質量1およびばね下質量2間にマウン
ティングインシュレータ7を介して取り付けられた減衰
力発生手段4と、該減衰力発生手段4のばね上取付部質
量6上に取り付けられ、該ばね上取付部質量6の振動加
速度を検出する加速度検出手段8と、該加速度検出手段
8が検出した振動加速度を演算処理して、上記ばね上取
付部質量6の振動を抑制するための制御力指令を出力す
るコントローラ9とを備えて、該コントローラ9からの
制御指令にもとづき、制御力発生手段10がその制御指
令に対応する制御指令を上記ばね上取付部質量6に作用
させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ばね上質量およびば
ね下質量間に、懸架ばねとともに減衰力発生手段を介在
した車両の懸架装置に関する。
ね下質量間に、懸架ばねとともに減衰力発生手段を介在
した車両の懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の減衰力発生手段としてのシ
ョックアブソーバのばね上取付構造を示す断面図であ
り、41はショックアブソーバで、これがシリンダ42
内を2つの油室43,44に隔成する減衰力発生機構付
きのピストン45と、該ピストン45を下端に取り付け
ている、ばね上取付部質量としてのピストンロッド46
とを備えている。
ョックアブソーバのばね上取付構造を示す断面図であ
り、41はショックアブソーバで、これがシリンダ42
内を2つの油室43,44に隔成する減衰力発生機構付
きのピストン45と、該ピストン45を下端に取り付け
ている、ばね上取付部質量としてのピストンロッド46
とを備えている。
【0003】47はシリンダ42の下端を取り付けてい
るばね下取り付け部、48はピストンロッド46端をば
ね上質量としての車体49に、ボルト50やねじ51な
どにより取り付けているマウンティングインシュレータ
で、これが金属板52,53間にゴム54を挾んだもの
からなる。
るばね下取り付け部、48はピストンロッド46端をば
ね上質量としての車体49に、ボルト50やねじ51な
どにより取り付けているマウンティングインシュレータ
で、これが金属板52,53間にゴム54を挾んだもの
からなる。
【0004】図7は図6に示すばね上取付構造を含む車
両の懸架装置をモデル化して示した構成図であり、55
はタイヤに対応するばね下質量、56はばね下質量55
と路面57との間のタイヤばね、58はばね上質量49
Aとばね下質量55との間に介在されて、ばね上質量4
9Aを支持する懸架ばね、46Aはばね上取り付け部質
量、41は減衰力発生手段としてのショックアブソーバ
である。
両の懸架装置をモデル化して示した構成図であり、55
はタイヤに対応するばね下質量、56はばね下質量55
と路面57との間のタイヤばね、58はばね上質量49
Aとばね下質量55との間に介在されて、ばね上質量4
9Aを支持する懸架ばね、46Aはばね上取り付け部質
量、41は減衰力発生手段としてのショックアブソーバ
である。
【0005】次に動作について説明する。まず、車両走
行中において、路面57の凹凸によりショックアブソー
バ41が加振された場合のばね上加速度は図8に示す通
りであり、これが乗心地の指標となる特性を示す。
行中において、路面57の凹凸によりショックアブソー
バ41が加振された場合のばね上加速度は図8に示す通
りであり、これが乗心地の指標となる特性を示す。
【0006】これによれば、マウンティングインシュレ
ータ48のばね定数を低くすると、ばね下質量55の共
振点と、ばね上取付部質量46Aの共振点との間の周波
数域Aおよび高い周波域Bでは、ばね上加速度が小さく
なる。
ータ48のばね定数を低くすると、ばね下質量55の共
振点と、ばね上取付部質量46Aの共振点との間の周波
数域Aおよび高い周波域Bでは、ばね上加速度が小さく
なる。
【0007】すなわち、乗心地は向上するが、特に上記
各共振点付近の周波数域C,Dでは、ばね上加速度のピ
ークを生じる。
各共振点付近の周波数域C,Dでは、ばね上加速度のピ
ークを生じる。
【0008】また、マウンティングインシュレータ48
のばね定数を変化させたときのピストンロッド46の加
速度特性は図9に示す通りであり、ピストンロッド加速
度が大きくなると、車体であるばね上質量49を加振す
る力が強くなり、コトコト音と呼ばれる異音が発生し易
くなる。
のばね定数を変化させたときのピストンロッド46の加
速度特性は図9に示す通りであり、ピストンロッド加速
度が大きくなると、車体であるばね上質量49を加振す
る力が強くなり、コトコト音と呼ばれる異音が発生し易
くなる。
【0009】また、上記ばね定数を小さくすると、ピス
トンロッド46の加速度が大きくなり、特に、ピストン
ロッド質量たるばね取り付け部質量46Aの共振点にピ
ーク値が生じる。
トンロッド46の加速度が大きくなり、特に、ピストン
ロッド質量たるばね取り付け部質量46Aの共振点にピ
ーク値が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両の懸架装置
は以上のように構成されているので、車両の乗心地を向
上するためには、マウンティングインシュレータのばね
定数を下げることが望ましいが、一方、各ばね上質量4
9A,ばね下質量55およびばね上取付部質量46Aの
共振点付近の周波数で、振動伝達率が大きくなってしま
うほか、ピストンロッド加速度が顕著に大きくなること
によって、異音が発生し、煩わしいなどの問題点があっ
た。
は以上のように構成されているので、車両の乗心地を向
上するためには、マウンティングインシュレータのばね
定数を下げることが望ましいが、一方、各ばね上質量4
9A,ばね下質量55およびばね上取付部質量46Aの
共振点付近の周波数で、振動伝達率が大きくなってしま
うほか、ピストンロッド加速度が顕著に大きくなること
によって、異音が発生し、煩わしいなどの問題点があっ
た。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、路面の凹凸によって懸架装
置が振動した際に、各質量の共振点付近を含む全振動周
波数領域で、振動の車体への伝達および異音の発生を抑
えて、乗心地の改善を図ることができる車両の懸架装置
を得ることを目的とする。
ためになされたものであり、路面の凹凸によって懸架装
置が振動した際に、各質量の共振点付近を含む全振動周
波数領域で、振動の車体への伝達および異音の発生を抑
えて、乗心地の改善を図ることができる車両の懸架装置
を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両の懸
架装置は、ばね上質量およびばね下質量間にマウンティ
ングインシュレータを介して取り付けられた減衰力発生
手段と、該減衰力発生手段のばね上取付部質量上に取り
付けられ、該ばね上取付部質量の振動加速度を検出する
加速度検出手段と、該加速度検出手段が検出した振動加
速度を演算処理して、上記ばね上取付部質量の振動を抑
制するための制御力指令を出力するコントローラとを備
えて、該コントローラからの制御指令にもとづき、制御
力発生手段がその制御指令に対応する制御力を上記ばね
上取付部質量に作用させるようにしたものである。
架装置は、ばね上質量およびばね下質量間にマウンティ
ングインシュレータを介して取り付けられた減衰力発生
手段と、該減衰力発生手段のばね上取付部質量上に取り
付けられ、該ばね上取付部質量の振動加速度を検出する
加速度検出手段と、該加速度検出手段が検出した振動加
速度を演算処理して、上記ばね上取付部質量の振動を抑
制するための制御力指令を出力するコントローラとを備
えて、該コントローラからの制御指令にもとづき、制御
力発生手段がその制御指令に対応する制御力を上記ばね
上取付部質量に作用させるようにしたものである。
【0013】
【作用】この発明における制御力発生手段は、ばね上取
付部質量の挙動にもとづいて得た制御力指令に従って、
その挙動を制御する制御力をばね上取付部質量に作用さ
せて、これによりばね下質量からばね上質量への振動伝
達率を小さく抑えて、車両の乗心地を向上し、車内騒音
を抑えるように機能する。
付部質量の挙動にもとづいて得た制御力指令に従って、
その挙動を制御する制御力をばね上取付部質量に作用さ
せて、これによりばね下質量からばね上質量への振動伝
達率を小さく抑えて、車両の乗心地を向上し、車内騒音
を抑えるように機能する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による車両の懸架装置
を示す基本構成図であり、図1において、1は車体に対
応するばね上質量、2はタイヤに対応するばね下質量、
3はこれらのばね上質量1およびばね下質量2との間に
介在されて、ばね上質量1を支持する懸架ばね、4は同
様にして設けられた制振作用を有する減衰力発生手段と
してのショックアブソーバ、5はばね下質量2と路面と
の間に設けられたタイヤのばねである。
する。図1はこの発明の一実施例による車両の懸架装置
を示す基本構成図であり、図1において、1は車体に対
応するばね上質量、2はタイヤに対応するばね下質量、
3はこれらのばね上質量1およびばね下質量2との間に
介在されて、ばね上質量1を支持する懸架ばね、4は同
様にして設けられた制振作用を有する減衰力発生手段と
してのショックアブソーバ、5はばね下質量2と路面と
の間に設けられたタイヤのばねである。
【0015】また、6はショックアブソーバ4のばね上
取付部質量としてのピストンロッド7を車体であるばね
上質量1に支持しているマウンティングインシュレー
タ、8はピストンロッド6側に取り付けられて、ロッド
軸方向の振動加速度を検出する加速度検出手段、9は加
速度検出手段8によって検出した振動加速度を演算処理
して目標制御力指令を出力するコントローラ、10はコ
ントローラ9からの制御力指令を受けて、これに対応す
る制御力を上記ピストンロッド6に作用させる制御力発
生手段であり、ばね上質量1の振動を制御するのに十分
な力と応答性を持つものが用いられ、電磁力,油圧力,
空圧力を利用するものが用いられる。
取付部質量としてのピストンロッド7を車体であるばね
上質量1に支持しているマウンティングインシュレー
タ、8はピストンロッド6側に取り付けられて、ロッド
軸方向の振動加速度を検出する加速度検出手段、9は加
速度検出手段8によって検出した振動加速度を演算処理
して目標制御力指令を出力するコントローラ、10はコ
ントローラ9からの制御力指令を受けて、これに対応す
る制御力を上記ピストンロッド6に作用させる制御力発
生手段であり、ばね上質量1の振動を制御するのに十分
な力と応答性を持つものが用いられ、電磁力,油圧力,
空圧力を利用するものが用いられる。
【0016】図2は加速度検出手段8に接続された上記
コントローラ9の具体的な構成を示すブロック図であ
り、11は加速度検出手段8から得られたばね下振動加
速度信号X1を積分して振動速度X2を得る積分器、1
2はその振動加速度X1を増幅する増幅器、13は積分
器11の出力である振動速度X2を増幅する増幅器、1
4は各増幅器12,13の出力を加算して、目標制御力
指令Vcを得る加算器、15は加算器14の出力をコイ
ル電流Icに変換して出力する電流増幅器で、このコイ
ル電流Icはワイヤハーネスを介して制御力発生手段1
0の後述のコイルに供給される。
コントローラ9の具体的な構成を示すブロック図であ
り、11は加速度検出手段8から得られたばね下振動加
速度信号X1を積分して振動速度X2を得る積分器、1
2はその振動加速度X1を増幅する増幅器、13は積分
器11の出力である振動速度X2を増幅する増幅器、1
4は各増幅器12,13の出力を加算して、目標制御力
指令Vcを得る加算器、15は加算器14の出力をコイ
ル電流Icに変換して出力する電流増幅器で、このコイ
ル電流Icはワイヤハーネスを介して制御力発生手段1
0の後述のコイルに供給される。
【0017】また、図3は上記制御力発生手段の詳細を
示す断面図である。同図において、21は非磁性のボデ
ィで、このボディ21内に軸受22を介して非磁性体の
可動子23が昇降自在に収められている。24は可動子
23上部の大径面に巻かれた円筒状のコイル、25はこ
のコイル24の外側方向に環状の隙間を介して設けられ
た円筒状の永久磁石、26は永久磁石25をボディ21
内にかしめて固定するキャップ、27,28は可動子2
3を中程に位置するように上下方向から支持するコイル
スプリング、29はキャップ26の中心部にグロメット
30を介して貫通させたワイヤハーネスで、これがコイ
ル24のリード線31を電流増幅器15の出力端子に電
気的に接続している。
示す断面図である。同図において、21は非磁性のボデ
ィで、このボディ21内に軸受22を介して非磁性体の
可動子23が昇降自在に収められている。24は可動子
23上部の大径面に巻かれた円筒状のコイル、25はこ
のコイル24の外側方向に環状の隙間を介して設けられ
た円筒状の永久磁石、26は永久磁石25をボディ21
内にかしめて固定するキャップ、27,28は可動子2
3を中程に位置するように上下方向から支持するコイル
スプリング、29はキャップ26の中心部にグロメット
30を介して貫通させたワイヤハーネスで、これがコイ
ル24のリード線31を電流増幅器15の出力端子に電
気的に接続している。
【0018】また、ボディ21の下部取付孔32は、ば
ね上取付部質量としての上記ピストンロッド7の上端に
ねじ込まれて、ナット33により固定されている。ま
た、ピストンロッド7の上部がマウンティングインシュ
レータ6を介してばね上質量としての車体1に、ねじ止
めされている。
ね上取付部質量としての上記ピストンロッド7の上端に
ねじ込まれて、ナット33により固定されている。ま
た、ピストンロッド7の上部がマウンティングインシュ
レータ6を介してばね上質量としての車体1に、ねじ止
めされている。
【0019】なお、このマウンティングインシュレータ
6も従来例と同じく、金属板34,35間にゴム36を
挾んだものからなる。 次に動作について説明する。ま
ず、ショックアブソーバ4の下部取付部は、ばね下質量
2が路面57の凹凸により振動することにより、同時に
振動する。
6も従来例と同じく、金属板34,35間にゴム36を
挾んだものからなる。 次に動作について説明する。ま
ず、ショックアブソーバ4の下部取付部は、ばね下質量
2が路面57の凹凸により振動することにより、同時に
振動する。
【0020】ショックアブソーバ4は、図6にも示した
通り、ピストンによって隔成された油室内の油が作動油
の通路を流れ、この通路の絞り機構がその流れに対し抵
抗を付与するため、上記伸縮速度に対し減衰力を発生す
る。このとき、各油室間で圧力差が生じるため、その減
衰力はばね上取付部質量としてのピストンロッド4を介
してばね上質量1に伝達され、この力がピストンロッド
4を加振することとなる。
通り、ピストンによって隔成された油室内の油が作動油
の通路を流れ、この通路の絞り機構がその流れに対し抵
抗を付与するため、上記伸縮速度に対し減衰力を発生す
る。このとき、各油室間で圧力差が生じるため、その減
衰力はばね上取付部質量としてのピストンロッド4を介
してばね上質量1に伝達され、この力がピストンロッド
4を加振することとなる。
【0021】一方、ピストンロッド4の質量とマウンテ
ィングインシュレータ7のゴム36の弾性により、ショ
ックアブソーバ4のばね上取付部はばね・マス系を形成
しており、図8の周波数域Dにおけるような共振現象が
発生するため、この周波数域での乗心地が悪化すること
となるが、この発明では、この周波数域Dと周波数域C
における共振現象を制御力発生手段10が生成する制御
力により、図4のaに示すように、従来のbに比較して
十分に低減することとなる。
ィングインシュレータ7のゴム36の弾性により、ショ
ックアブソーバ4のばね上取付部はばね・マス系を形成
しており、図8の周波数域Dにおけるような共振現象が
発生するため、この周波数域での乗心地が悪化すること
となるが、この発明では、この周波数域Dと周波数域C
における共振現象を制御力発生手段10が生成する制御
力により、図4のaに示すように、従来のbに比較して
十分に低減することとなる。
【0022】換言すれば、上記各周波数域における振動
は上記制御力によって低減可能なため、マウンティング
インシュレータ7のゴム36のばね定数を従来より低く
することが可能となり、結果的に、周波数域A,Bの振
動伝達力をさらに低く抑えることができる。
は上記制御力によって低減可能なため、マウンティング
インシュレータ7のゴム36のばね定数を従来より低く
することが可能となり、結果的に、周波数域A,Bの振
動伝達力をさらに低く抑えることができる。
【0023】そして、かかる制御力は、加速度検出手段
8が検出した上下方向の振動加速度からコントローラ9
が演算によって求めた目標制御力指令に応じて、制御力
発生手段10によりピストンロッド6に対して印加され
る。
8が検出した上下方向の振動加速度からコントローラ9
が演算によって求めた目標制御力指令に応じて、制御力
発生手段10によりピストンロッド6に対して印加され
る。
【0024】次に、制御力発生手段10の動作について
説明する。いま、永久磁石25は円筒形状の内面がN
極,外面がS極となっており、従って、磁力線の方向
は、図5に示すように内面からコイル24方向に向かっ
て外面に戻る。
説明する。いま、永久磁石25は円筒形状の内面がN
極,外面がS極となっており、従って、磁力線の方向
は、図5に示すように内面からコイル24方向に向かっ
て外面に戻る。
【0025】従って、コイル24に上記コイル電流Ic
が流れると、図に示す方向に力Fが発生する。この力F
は、コイル電流Icの大きさ,上記環状隙間部分の磁束
密度およびコイル24の長さの積によって決まり、コイ
ル電流Icに比例した力となる。
が流れると、図に示す方向に力Fが発生する。この力F
は、コイル電流Icの大きさ,上記環状隙間部分の磁束
密度およびコイル24の長さの積によって決まり、コイ
ル電流Icに比例した力となる。
【0026】また、この力の方向は、コイル24に流れ
る電流の方向に従って、図5中、手前より紙面方向に流
れると、その力の方向は、矢印とは逆の方向になる。
る電流の方向に従って、図5中、手前より紙面方向に流
れると、その力の方向は、矢印とは逆の方向になる。
【0027】つまり、コイル電流Icに応じた力Fが可
動子23に加えられ、その反力として、ボディ21から
ばね下質量2に対して、その可動子23に加わる力Fと
逆向きの力Fが加わることになる。
動子23に加えられ、その反力として、ボディ21から
ばね下質量2に対して、その可動子23に加わる力Fと
逆向きの力Fが加わることになる。
【0028】なお、永久磁石25の極性が上記とは逆の
場合では、コイル電流Icの流れ方向を逆にすること
で、上記同一方向の力Fが得られ、制御力発生手段10
のかかる動作によって、検出加速度をコントローラ9で
処理して、振動伝達力を低減する制御力をピストンロッ
ド6に与えることができる。
場合では、コイル電流Icの流れ方向を逆にすること
で、上記同一方向の力Fが得られ、制御力発生手段10
のかかる動作によって、検出加速度をコントローラ9で
処理して、振動伝達力を低減する制御力をピストンロッ
ド6に与えることができる。
【0029】この結果、ばね上質量1への振動伝達が抑
えられ、特に、ばね下,ばね上共振点付近およびピスト
ンロッドの共振点付近で、その効果が顕著となり、乗心
地が著しく向上することになる。
えられ、特に、ばね下,ばね上共振点付近およびピスト
ンロッドの共振点付近で、その効果が顕著となり、乗心
地が著しく向上することになる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ばね
上質量およびばね下質量間にマウンティングインシュレ
ータを介して取り付けられた減衰力発生手段と、該減衰
力発生手段のばね上取付部質量上に取り付けられ、該ば
ね上取付部質量の振動加速度を検出する加速度検出手段
と、該加速度検出手段が検出した振動加速度を演算処理
して、上記ばね上取付部質量の振動を抑制するための制
御力指令を出力するコントローラとを備えて、該コント
ローラからの制御指令にもとづき、制御力発生手段がそ
の制御指令に対応する制御指令を上記ばね上取付部質量
に作用させるように構成したので、ばね下共振周波数以
上の周波数域におけるばね下質量からばね上質量への振
動伝達率を小さく抑えることができ、車両の乗心地を向
上できるとともに、従来のような異音の発生を防止し
て、車内騒音を有効に抑えられるものが得られる効果が
ある。
上質量およびばね下質量間にマウンティングインシュレ
ータを介して取り付けられた減衰力発生手段と、該減衰
力発生手段のばね上取付部質量上に取り付けられ、該ば
ね上取付部質量の振動加速度を検出する加速度検出手段
と、該加速度検出手段が検出した振動加速度を演算処理
して、上記ばね上取付部質量の振動を抑制するための制
御力指令を出力するコントローラとを備えて、該コント
ローラからの制御指令にもとづき、制御力発生手段がそ
の制御指令に対応する制御指令を上記ばね上取付部質量
に作用させるように構成したので、ばね下共振周波数以
上の周波数域におけるばね下質量からばね上質量への振
動伝達率を小さく抑えることができ、車両の乗心地を向
上できるとともに、従来のような異音の発生を防止し
て、車内騒音を有効に抑えられるものが得られる効果が
ある。
【図1】この発明の一実施例による車両の懸架装置を示
す基本構成図である。
す基本構成図である。
【図2】この発明におけるコントローラを示すブロック
図である。
図である。
【図3】この発明における制御力発生手段を示す断面図
である。
である。
【図4】この発明によるばね上加速度特性を示す特性図
である。
である。
【図5】図1におけるコイル付近を拡大して示す説明図
である。
である。
【図6】従来の車両の懸架装置付近を拡大して示す断面
図である。
図である。
【図7】従来の車両の懸架装置を示す基本構成図であ
る。
る。
【図8】従来におけるばね上加速度特性を示す特性図で
ある。
ある。
【図9】従来におけるピストンロッド加速度特性を示す
特性図である。
特性図である。
1 ばね上質量 2 ばね下質量 4 減衰力発生手段(ショックアブソーバ) 6 ばね上取付部質量(ピストンロッド) 7 マウンティングインシュレータ 8 加速度検出手段 9 コントローラ 10 制御力発生手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ばね上質量およびばね下質量間にマウン
ティングインシュレータを介して取り付けられた減衰力
発生手段と、該減衰力発生手段のばね上取付部質量上に
取り付けられ、該ばね上取付部質量の振動加速度を検出
する加速度検出手段と、該加速度検出手段が検出した振
動加速度を演算処理して、上記ばね上取付部質量の振動
を抑制するための制御力指令を出力するコントローラ
と、該コントローラからの制御力指令を受けて、これに
対応する制御力を上記ばね上取付部質量に作用させる制
御力発生手段とを備えた車両の懸架装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23745791A JPH0550829A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車両の懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23745791A JPH0550829A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車両の懸架装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550829A true JPH0550829A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17015627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23745791A Pending JPH0550829A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車両の懸架装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550829A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8091694B2 (en) * | 2003-09-05 | 2012-01-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Actuator arrangement for active vibration isolation comprising an inertial reference mass |
| JP2015124802A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | トヨタ自動車株式会社 | 減衰力制御装置 |
| KR20180059961A (ko) * | 2013-11-27 | 2018-06-05 | 테크놀로지안 투트키무스케스쿠스 브이티티 오와이 | 서스펜션 구성체 내의 과도력에 대한 보호 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP23745791A patent/JPH0550829A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8091694B2 (en) * | 2003-09-05 | 2012-01-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Actuator arrangement for active vibration isolation comprising an inertial reference mass |
| US8915340B2 (en) | 2003-09-05 | 2014-12-23 | Koninklijke Philips N.V. | Actuator arrangement for active vibration isolation comprising an inertial reference mass |
| KR20180059961A (ko) * | 2013-11-27 | 2018-06-05 | 테크놀로지안 투트키무스케스쿠스 브이티티 오와이 | 서스펜션 구성체 내의 과도력에 대한 보호 |
| JP2015124802A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | トヨタ自動車株式会社 | 減衰力制御装置 |
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