JPH05509231A - ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法 - Google Patents

ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法

Info

Publication number
JPH05509231A
JPH05509231A JP3514104A JP51410491A JPH05509231A JP H05509231 A JPH05509231 A JP H05509231A JP 3514104 A JP3514104 A JP 3514104A JP 51410491 A JP51410491 A JP 51410491A JP H05509231 A JPH05509231 A JP H05509231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
virus
protein
respiratory syncytial
recombinant
syncytial virus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3514104A
Other languages
English (en)
Inventor
ワーツ,ゲイル ダブリュ.
ラーチ,ロバート
Original Assignee
ザ ユーエイビー リサーチ ファンデーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ ユーエイビー リサーチ ファンデーション filed Critical ザ ユーエイビー リサーチ ファンデーション
Publication of JPH05509231A publication Critical patent/JPH05509231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/02Immunomodulators
    • A61P37/04Immunostimulants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2760/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses negative-sense
    • C12N2760/00011Details
    • C12N2760/18011Paramyxoviridae
    • C12N2760/18511Pneumovirus, e.g. human respiratory syncytial virus
    • C12N2760/18522New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ウシRSウィルスの組換えDNA、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換 細胞の使用法 1.9 本発明は、ウシRS (bovine respiratory 5yncyt ial ; B RSとも言う)ウィルスのタンパク質をコードする組換えDN A分子、並びにそれらから誘導された対応するBRSウィルスタンパク質および ペプチドに関するものである。それは、部分的に、F、 GおよびNを含む多く のウシRSウィルスタンパク質をコードする全長cDNAのクローニングに基づ いている。GおよびFタンパク質をコードするDNAはワクシニアウィルスベク ターに挿入され、これらのベクターが培養下でGおよびFタンパク質を発現させ るために使用された。また、Gタンパク質をコードするベクターは抗つシRSウ ィルス免疫応答を誘発させるために使用された。
本発明の分子はウシRSウィルスの安全て効果的なワクチンを製造するのに使用 することができる。
ウシRSウィルス391−2株は、1984年の冬から1985年にかけてノー ス・カロライナ州でウシに大流行したRSウィルスより単離された。この大流行 は5か所の酪農場のウシと、食肉用の子ウシおよび雌ウシの作業所と、さらに肉 牛および肥育用去勢牛の飼育者の作業所を巻き込むこととなった(Fetrow  et al、、 NorthCarolina 5tate Univers ity Agric、Extension 5ervice Yet。
Newsl、)。
エンベロープをもつ一本鎖のネガティブ−センスRNAウィルスである、RSウ ィルス(Huang and Wertz、 1982. J、 Virol。
43:150−157; Kingsbury et al、、 1978.  Intervirology 10:137−153)は、最初、チンパンジー から単離された(Morris et al、。
1956、 Proc、 Sac、 Exp、 Biol、 Med、 92: 544−549) 。続いて、ヒト、ウシ、ヒツジおよびヤギからもRSウィル スが単離された(Chanock et al、、 1957. Am、 J、  Hyg、 66:281−290; Evermannet al、、 19 85. AM、 J、 Vet、 Res、46:947−951; Lehm kuhl et al。
、 1980. Arch、 Virol、 65:269−276; Lew is、 F、A、 et al、、 1961゜Med、 J、 Au5t、  48:932−33; Paccaud and Jacquier、 197 0. Arch。
Gesamte Virusforsch 30:327−342)。ヒトRS  (HR8)ウィルスは子供では生後1年の間にかかる重症の下部気道感染症の 主な原因となり、流行病が毎年発生している(Stott and Taylo r。
1985、 Arch、 Virol、 84:1−52) 、同様に、BRS ウィルスはウシに細気管支炎と肺炎を起こし、食肉業界にとって経済的に重大な 流行病が毎年冬に発生している(Bohlender et al、、 198 2. Mod。
Yet、 Pract、 63:613−618; 5tott and Ta ylor、1985. Arch。
Virol、 84:1−52; 5tott et al、、 1980.  J、 Hyg、 85:257−270)。
BRSウィルスによって引き起こされる重症の疾患は通常2−4.5月齢のウシ に最も高い頻度で発生する。BRSウィルス391−2株の大流行は多くの成熟 雌ウシが病気にがかった点て特徴的であり、1つの酪農場のミルク生産を50  X低下させ、一部の動物を死亡させたが、若いウシは軽症ですんだ(Fetro w et al、。
1985、North Carolina 5tate University  Agric、ExtensionService Vet、Newsl、)。
BRSウィルスは1970年に初めて単離され(Paccaud andJac quier、 1970. Arch、 Gesamte Virusfors ch、 30:327−342)、そして宿主(Baker et al、、  1986. J、 Am、 Vet、 Med、 As5oc、 +89:66 −70; Castleman et al、、 1985. Am、 J、  Vet、 Res、 46:554−560; Castleman et a t、、 1985. Am、 J、 Vet、 Res、 46:547−55 3)および血清学的研究(Baker et al、、 1985. Am、  J、 Vet、 Res。
46:891−892; Kimman et al、、 1987. J、  Cl1n、 Microbiol、 25:1097−1106; 5tott  et al、、 1980. J、 Hyg、 85:257−270)に対 するウィルス感染の臨床的(van Nieuwstadt、 A、P、 et  al、、 1982゜Proc、 ]2th World Congr、 D is、 Cattle l:124−130; Verhoeffet al、 、 1984. Vet、 Rec、 114:288−293)および病理学 的影響に関心が集中した。このウィルスの分子の詳細については何も記載されて いない。1つの研究がBRSウィルス感染細胞に存在するタンパク質とHRSウ ィルス感染細胞に存在するタンパク質とを比較したにすきない(Cash et  at、、 1977、 Virology 82:369−379)。これに 対して、HRSウィルスについては詳細な分子分析が行われた。HRSウィルス mRNAのcDNAクローンが作製され、これを使って10の特異なポリペプチ ドをコードする1oのウィルス特異的m RN Aを同定し、そして1oの遺伝 子のうち9つの完全なヌクレオチド配列が得られた(Collins、 P、L 、、 et al、。
1986、in Concepts in Viral Pathogenes is II ″。
Springer−Verlag、、 New York; 5tott an d Taylor、 1985. Arch。
Virol、 84:1−52)。
−ロ 2つの方面の知見から、HRSウィルスとBRSウィルスは異なるRSウィルス のサブグループに属することが提案された。第一に、BRSウィルスとHRSウ ィルスは様々な種の組織培養細胞に感染する能力が相違している(Paccau d and Jacquier、 1970゜Arch、 Gesamte V irusforsch、 30:327−342)。1つの例外はあるが、BR SウィルスはHRSウィルスよりも狭い宿主域を示すことが研究によりわかる。
Matumotoら (1974,Arch、 GesamteVirusfo rsch、 44:280−290)は、BRSウィルスのNMK7株がHRS ウィルスのLong株よりも広い宿主域をもつことを報告した。他の研究者は他 のBR3株でこれと同じ結果を得ることができなかった(Paccaud an d Jacquier、 1970. Arch、 GesamteVirus forsch、 30:327−342; Pringle and Cras s、 1978. Nature(London) 276:501−502) 。BRSウィルスがHRSウィルスと異なることを示す第二の知見は、BRSウ ィルスとHRSウィルスの主要な糖タンパク質Gにおける抗原的差異の証明によ りもたらされた(Orvell et al、、 1987. J、 Gen、  Virol、 68:3125−3135)。モノクローナル抗体を用いた研 究は、G糖タンパク質の関連性に基ついてHRSウィルス株を2つのサブグルー プに分類した(Anderson 1985. J、 Infect、 Dis 、 151:626−633; Mufson et al。
、 1985. J、 Gen、 Virol、 66:2111−2124)  、これらの研究に含まれていたBRSウィルス株のGタンパク質は、それぞれ のHRSウィルスサブグループからのウィルスに対して誘導されたモノクローナ ル抗体と反応しなかった(Orvell et al、、 1987. J、  Gen。
Virol、68:3125−3135)。
BRSウィルスは、付着における主要な糖タンパク質Gの役割、HRSウィルス と比べたBRSウィルスの宿主域の制限、および天然宿主において防御免疫応答 を誘発するのに必要な個々のウィルス抗原の役割(現在、HRSウィルスについ ては簡単に行えない)を研究する機会を提供する。
2.2. 0タンパク質 以前の研究から、BRSウィルスとHRSウィルスの付着表面糖タンパク質Gの 間には交差反応性がないのに、他のトランスメンブラン糖タンパク質、融合Fタ ンパク質および主要な構造タンパク質N、PおよびMの間には交差抗原反応性が あることがわかった(Lerch et at、、1989. J、 Viro l、 63:833−840; 0rville etal、、 1987.  J、 Gen、 Virol、 68:3125−3135)。入手可能な知見 によると、BRSウィルスは培養下のウシ細胞にのみ感染して、比較的狭い宿主 制限を有し、一方HRSウィルスは様々な細胞型と実験動物に感染し得る(Ja cobs and Edington、 1975. Res、 Yet。
Sci、 18:299−306; Mohanty et al、、 197 6、 J、lnf、 Dis、 134:409−413; Paccaud  and Jacquier、1970. Arch、GesamteVrrus forsch、 30:327−342)o HRSウィルスのGタンパク質は ウィルス付着タンパク質であるので(Levine et at、、 1987 . J。
Gen、 Virol、 68+2521−2524) 、この観察はBRSウ ィルスとHRSウィルスのGタンパク質の差異がBRSウィルスとHRSウィル ス間で観察された付着および宿主域の相違の原因でありうることを示唆した。
HRSウィルスG mRNAの配列解析に基づいて、Gタンパク質は3つのドメ イン:すなわち内部または細胞質ドメイン、トランスメンブランドメイン、およ びこのポリペプチドの4分の3を占める外部ドメインを有すると予想される(S atake et al、。
1985、 Nucl、 Ac1ds Res: 13ニア795−7812;  Wertz et al、、 1985゜Proc、 Natl、 Acad 、 Sci、 U、S、A、 82:4075−4079) 。RSウィルスG タンパク質はそのアミノ末端がピリオンの内部に向いており、そのカルボキシ末 端がピリオンの外部に向いていると示唆されている(Olmsted et a l、、 1989..1. Viral、 13ニア795−7812; Vi jayaet at、、 1988. Mo1. Ce11. Biol、 8 :1709−1714; Wertz et al、。
1985、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、  82:4075−4079)。他のパラミクソウィルス科(Paramyxov irus)の付着タンパク質と違って、RSウィルスGタンパク質はノイラミニ ダーゼと血球凝集活性の両方を欠いている(Gruber and Levin e、 1983. J、 Gen、 Virol。
64+825−832; Richmar et al、、1971. App l、 Microbiol、 21:1099)。ピリオンと感染細胞に見られ る成熟Gタンパク質は、5DS−ポリアクリルアミドゲルでの泳動に基づいて8 0−90 kDaの概算分子量を有する(Dubovi、 1982. J、  Viol、 42:372−378;Gruber and Levine、1 983. J、Gen、Virol、64:825−832;Lambert  and Pon5.1983. Virology 130:204−214;  Peeples andLevine、 1979. Viol、 95:1 37−145)。これに対して、G mRNA配列は32 kDaの分子量を有 するタンパク質を予告しく5atakeet al、、 1985. Nucl 、 Ac1ds Res: 13ニア795−7812; Wertz et  al、。
1985、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、  82:4075−4079) 、G mRNAをin vitroで翻訳すると 、それは抗G血清により特異的に免疫沈降する36 kDaタンパク質の合成へ 導く。このポリペプチド主鎖にはN結合および広範なO結合グリコジル化が存在 することがわかった(Lambert、 1988. Virology 16 4:458−466; Wertzet al、、 1989. J、 Vir ol、 63:X)。グリコシダーゼ(糖付加の阻害剤)とO結合グリコジル化 を欠損している細胞系を使用した実験から、成熟Gタンパク質の分子量の55% が○結合グリコジル化のためてあり、そして3%がN結合グリコジル化のためで あるとされた。しかしなから、これらの概算値は5DS−ポリアクリルアミドゲ ルでの泳動に基づくものであり、おおよその値にすぎない。Gタンパク質の推定 アミノ酸配列中のトレオニンとセリン残基の高含有11 (30%)は広範なO 結合グリコジル化の知見と一致する (Satake et al、、1985 . Nucl、 Ac1ds Res: 13ニア795−7812;Wert z et al、、 1985. Proc、 Natl、 Acad、 Sc i、 U、S、A、 82:4075−4079)。トレオニンとセリンはO結 合オリゴ糖付着のための部位として役立つアミノ酸残基てあり (Kornfi eld and Kornfield。
1980、in The Biochemistry of Glycopro teins andProteoglycans″、 Lenarz、 ed、 、 Plenum Press、 N、Y、 pp、 ]、−32)、HRSウ ィルスのGタンパク質ではトレオニンとセリン残基の85 Xが細胞外ドメイン に存在する(Wertz et al、、 1985゜Proc、 Najl、  Acad、 Scj、 Ll、S、A、 82:4075−4079) 。G タンパク質の高含有量のプロリン(10%)、セリンとトレオニン(30%)お よび広範なO結合グリコジル化はムチンタンパク質として知られる細胞の糖タン パク質のグループの特徴と類似しているが(前掲)、ウィルスの糖タンパク質の 中では特異である。
HRSウィルスの単離物は、モノクローナル抗体のパネルを使用してGタンパク 質に観察された抗原変異に基づ゛いて、2つのサブグループAとBに大別された (Anderson et all、 1985. J。
Inf、 Dis、 151:626−633+ Mufson et al、 、 1985. J、 Gen、 Virol。
66:2111−2124)。しかし、両サブグループのGタンパク質を認識す るモノクローナル抗体も少数存在する(Mufson et al、、 198 5゜J、 Gen、 Virol、 66:2111−2124; 0rvel l et al、、 1987. J、 Gen。
Virol、 68:3125−3135) 、 2−)のサブグループからの HRSウィルスのG mRNAの配列解析は、推定Gタンパク質問で54%の全 体的なアミノ酸同−を示し、このタンパク質の細胞外ドメインでは44%のアミ ノ酸同−を示した(Johnson et al、、 Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 U、S、A、 84:5625−5629)。
2.3. Fタンパク質 成熟BRSウィルスFタンパク質はジスルフィド橋で結合した2つのポリペプチ ドF1とF2から成る(Lerch et ’a1..1989゜J、 Vir ol、 63:833−840) 、 BRSウィルスとH,RSウィルスのF タンパク質の5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動の移動度には差異がある (Lerch et al、、 1989.前掲)。ポリクローナル抗体と大部 分のモノクローナル抗体はHRSウィルスとBRSウィルスの両方のFタンパク 質と反応する(Stott et al、、 1984;0rvell et  al、、 1987; Kennedy et al、、 1988. J、  Gen、 Virol。
69:3023−3032; Lerch et al、、 1989.前掲) 。
パラミクソウィルスの融合タンパク質Fは細胞へのウィルスの融合と、周囲の細 胞への感染細胞の融合を引き起こす。構造的には、種々のパラミクソウィルスの Fタンパク質は互いに類似している。Fタンパク質は前駆体F。とじて合成され 、これは内部疎水領域で加水分解により切断されて2つのポリペプチドF1とF 2を生成し、これらはジスルフィド結合されて活性融合タンパク質を形成する。
F1ポリペプチドのカルボキシ末端疎水領域は、カルボキシ末端を細胞の内側に アミノ末端を外側にして、Fタンパク質をメンプランに固着させると考えられる 。Fタンパク質はNグリコジル化される(Morrison、 1988. V irus Re5earch 10:113−136を参照)。HRSウィルス のFタンパク質は典型的なバラミクソウィルス融合タンパク質である。Fタンパ ク質に特異的な抗体は感染細胞の融合を阻止しくWalsh and Hrus ka、 1983. J。
Virol、 47:171−177; Wertz et al、、 198 7. J、 Virol、 61+293−301)、さらにウィルスの感染性 を中和しうるが(Fernie andGerin、 1,982. Inf、  Immun、 37:243−249; Walsh and Hruska 。
1983、 J、 Virol、 47:l7l−177; Wertz et  al、、 1987. J、 V:ral。
旧:293−301) 、付着を阻止しない(Levine et al、、  1987. J。
Gen、 Virol、 68:2521−2524) o Fタンパク質はポ リペプチド前駆体F。とじて合成され、これは2つのポリペプチドF1とF2に 切断される。これら2つのポリペプチドはジスルフィド結合され、かつNグリコ ジル化される(Fernie and Gerin、 1982. Inf。
Immun、37:243−249; Lambert and Levine 、1983. J、Gen。
Virol、 64:825−832; Lambert and Pan5. 1983. Virol、 130:204−214)。
2.4. ウシRSウィルスのワクチンウシRSウィルス(BR8)ワクチンは 生きているかまたは不活性化されたウィルス、もしくはウィルスタンパク質を含 むものが開発されている。Frennetら(1984,Ann、 Med、  Yet、 128:375−383)は、生存BRSウィルスとウシウィルス下 痢ワクチンを混合して投与した子ウシの81%が野外のウィルス攻撃により誘発 される重症の呼吸器症状から防御されたと報告した。5tOttら(1984, J、 Hyg、 93:251−262)は、不活性化BRSウィルスワクチン (永続的にBRSウィルスを感染させたグルタルアルデヒド固定ウシ鼻粘膜細胞 を含み、オイルアジュバントで乳化した)と2つの生ワクチン(1つはBRSウ ィルスに対して、他方はHRSウィルスに対して誘導された)とを比較した。5 tottの実験(前掲)で不活性化ウィルスワクチンを投与した12頭の子ウシ のうち11頭はBRSウィルスの攻撃から完全に防御されたが、全ての対照動物 と生ワクチンを投与した動物は感染した。
生ワクチンはBRSウィルス感染を悪化させる可能性がある。
BRSウィルスと関連した呼吸器疾患の大流行は、子ウシに改変した生存BRS ウィルスを接種した直後に発生した(Kimman etal、、1989.  Vet、Q、11:250−253)。Parkら (1989,Res、Re p。
Rural Dev、 Adm、 31:24−29)は、2成分エチレンイミ ン(BEI)−不活性化BRSウィルスワクチンの開発を報告し、モルモットと ヤギでその免疫原性を試験した。血清中和抗体は接種後2週目に検出され、抗体 は4週目の追加免疫接種により増加した。
ヤギでは、接種後122週目ウィルスで動物を攻撃したときに、BRSウィルス に対する防御効果が観察された。
Trudelら(1989,Vaccine 7:12−16)は、ヒト (L ong)とウシ(A−51908)の両方のR8株の表面タンパク質をアジュバ ントQuil Aに吸着させて製造し超免疫刺激複合体の中和抗体を誘導する能 力について研究した。ウシRSウィルスタンパク質から作られた免疫刺激複合体 は、それらのヒト対応物よりも中和抗体を誘導する点で有意に効果的であること がわかった。
本発明は、BRSウィルスタンパク質をコードする組換えDNA分子、BRSウ ィルスタンパク質およびペプチド、並びにそれらから製造された組換えBRSウ ィルスワクチンに関するものである。それは、部分的に、完全なりRSウィルス G、FおよびNタンパク質をコートする実質的に全長のcDNAのクローニング に基ついている。G、FおよびN cDNAのヌクレオチド配列が決定され、図 2 (Gタンパク質)、図9 (Fタンパク質)および図17(Nタンパク質) に示される。
本発明の特定の態様によれば、BRSウィルスタンパク質またはペプチドをコー ドするDNAはBRSウィルス感染を診断するのに使用することかでき、また、 発現ベクター(ワクシニアウィルスや細菌、酵母、昆虫または他のを推動物ベク ターを含み、これらに限定されない)に挿入することもてきる。これらの発現ベ クターはBRSウィルスタンパク質またはペプチドを大量に生産するのに利用さ れ、このようにして得られた実質的に純粋なウィルスタンパク質またはペプチド はサブユニットワクチン処方物中に配合されるか、BRSウィルス感染の診断や 受動免疫感作に利用し得るモノクローナルまたはポリクローナル抗体を生成させ るために使用される。別の態様では、本発明により得られたBRSウィルスのタ ンパク質配列は、サブユニットワクチンやモノクローナルまたはポリクローナル 抗体の生産に利用し得る合成ペプチドまたはタンパク質を製造するために使用さ れる。また、非病原性発現ベクターはそれ自体が組換えウィルスワクチンとして 利用図1.BRSウィルスのcDNAの配列決定戦略。最下部の尺度はBRSウ ィルスG mRNAの5′末端からのヌクレオチドの数を示す。cDNAをM1 3mp19複製型(RF)DNAに挿入し、M13特異的シークエンジングプラ イマーを使ってジデオキシヌクレオチドシーフェンシングによりヌクレオチド配 列を決定した。矢印はBRSウィルスmRNA上での合成オリゴヌクレオチドプ ライマーの伸長により決定されたG mRNA配列の部分を示す。プライマーの 配列はBRSウィルスG mRNA配列の塩基154−166に相補的であった 。クローンG4、GIOおよびG33中のcDNAはPstlとKpn Iで切 りだし、反対側のcDNA末端の配列を決定するためにMl 3mp l 8R F−DNAに挿入した。各クローンに関する直線はそのクローンから決定された mRNAの配列を示す。クローンG10と033だけが全体的に配列決定された 。クローンGiG7、G12、G5およびG3は全て長さが500ヌクレオチド よりも短く、この理由のために部分的に配列決定された。
図2.BRSウィルスの完全G mRNA配列とHRSウィルスA2および18 537のG mRNA配列との整合。整合はBRSウィルスのG配列をHRSウ ィルスA2のG配列に対して比較し、Needleman and Wunsc hの方法(1970,J、 Mo1. Biol、 48:443−453)に より行った。HRSウィルスA2および18537のGmRNA配列については 同一でない塩基のみを示しである。点線で示したギャップはJohnsonら( 1987,Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U。
S、A、 84:5625−5629)により決定されたHRSウィルスA2の G配列の配列同一性を最大限にするために使用した。HRSウイルスのコンセン サス遺伝子開始および遺伝子停止シグナルには上に線が引いである。それぞれの ウィルスのG mRNAのコンセンサス開始コドンと停止コドンは四角で囲っで ある。配列の上の点は10ヌクレオチドごとに配置されており、各列の最後のヌ クレオチドの番号は配列の右側に示しである。
図3.BRSウィルスのGタンパク質とHRSウィルスA2および18537の Gタンパク質の推定アミノ酸配列の整合。整合はNeedleman and  Wunschの方法(1970,J、 Mo1. Biol、 48:443− 453)により行った。HRSウィルスA2と18537のGタンパク質の同一 アミノ酸は星印で示される。提案されたドメインを配列の上に示す。可能なN結 合炭水化物付加部位は、BRSウィルスGタンパク質については配列の上に黒の 三角で、HRSウィルスA2のGタンパク質については配列の上に黒の菱形で、 モしてHRSウィルス18537のGタンパク質については配列の下に黒の三角 で示しである。4つの保存されたシスティン残基は黒丸で示しである。HRSウ ィルスA2および18537のGタンパク質の保存された13アミノ酸領域は四 角で囲っである。Johnsonら(1987゜Proc、 Natl、 Ac ad、 Set、 U、S、A、84 :5625−5629)により記載され る、HRSウィルス18537のGタンパク質配列に対するHRSウィルスA2 のGタンパク質配列中のギャップはダッシュで示しである。配列の上の点は10 アミノ酸残基ごとに配置されており、各列の最後のアミノ酸残基の番号は配列の 右側に示しである。
図4.RSウィルスGタンパク質間のアミノ酸同一性。図3に示した配列整合に 基ついて、種々のGタンパク質問の全体的な同一性と、提案されたそれぞれのド メインでの同一性を示す。
図5.8RSウィルスと、HRSウィルスA2および18537のGタンパク質 の親水性プロット。Gタンパク質の推定アミノ酸配(列に沿った親水および疎水 領域の分布は、Kyte ancl Doolittleのアルゴリズム(19 82,J、 Mo1. Biol、 157+105−132)を用いて決定し た。それぞれのアミノ酸の値は9アミノ酸のウィンドーに対して計算した。最下 部の目盛りはアミノ末端メチオニンから出発するアミノ酸残基を示す。アミノ酸 配列の親水領域は中心線の上に、疎水領域は中心線の下に示される。
図6.BRSウィルスおよび組換えワクシニアウィルスにより発現されたGタン パク質のウェスターンプロット分析。BT細胞に組換えワクシニアウィルス(m ol−10)、野生型ワクシニアウィルス(moi=10) 、またはBRSウ ィルス(moi=1)を感染させた。
BRSウィルス(レーンB)、野生型ワクシニアウィルス(レーンVV)、BR SウィルスのG遺伝子を前(レーンG642+)および逆(レーンG4567− )方向に含む組換えワクシニアウィルス、および擬似(レーンM)を感染させた 細胞からのタンパク質は、ワクシニアウィルス感染細胞では感染の6時間後に、 BRSウィルス感染細胞では感染の36時間後に細胞を溶解することにより回収 した。
タンパク質は非還元条件下にIOXポリアクリルアミド−3DSゲルで電気泳動 を行うことにより分離し、第一抗体として抗−391−2血清を使ってウェスタ ーンブロッティングにより分析した。結合した第一抗体を同定するために、西洋 ワサビペルオキシダーゼ結合抗ウシIgGを使用した。BRSウィルスのタンパ ク質を示しである。予備染色したタンパク質の分子量マーカーもそれらの分子I によりキロダルトンで示しである。
図71組換えワクシニアウィルス感染細胞の表面免疫蛍光。ガラスカバースリッ プ上で増殖させたHEp−2細胞に擬似(M)感染させるか、野生型ワクシニア ウィルス(VV; moi=10)または組換えウィルスG642 (rVV;  moi=10)を感染させた。感染の24時間後に、生細胞を抗−391−2 血清、次にフルオレセイン結合抗ウシIgG(H+L)で染色した。位相差(左 のパネル)および蛍光(右のパネル)顕微鏡写真を示す。
図8.BRSウィルスFメツセンジャーRNAのcDNAの配列決定戦略。最下 部の尺度はBRSウィルスF mRNAの5′末端からのヌクレオチドの数を示 す。cDNAをMI3mp19複製型(RF)DNAに挿入し、M13特異的シ ークエンシングプライマーを使ってジデオキシヌクレオチドシークエンジングに よりヌクレオチド配列を決定した。各クローンに関する直線はそのクローンから 決定されたmRNA配列の部分を示す。矢印はBRSウィルスm RN A上で のオリゴヌクレオチドの伸長により決定されたF mRNA配列の領域を示す。
オリゴヌクレオチドはBRSウィルスF mRNAの塩基267−284に相補 的であった。
クローンF20 、FB3およびFB5中のcDNAもPstlとKpn Iで 切りたし、反対側のc D N A末端の配列を決定するためにM13mp18 RF−DNAに挿入した。クローンF20 、FB5およびFB3中のc D  N Aのフラグメントは制限酵素Ecol?I (FB3.FB5)、またはA ]wNI (F20) 、PflMl (F20)およびHpal (F20) およびEcoRV(F20)の使用により生成し、M 13 m p l 9ま たはmp18RF〜DNAにサブクローニングしてF mRNAの内部領域の配 列を決定した。
図9.BRSウィルスF mRNAのヌクレオチド配列。cDNAクローンとB RSウィルスmRNA上でのプライマー伸長から決定されたBRSウィルスF  mRNAのヌクレオチド配列を示す。配列の上の点は10ヌクレオチドごとに配 置されており、各列の最後の塩基の番号は配列の右側に示しである。主なオープ ン・リーディング・フレームの推定アミノ酸配列も示しである。各列の最後のコ ドンの番号をアミノ酸配列の右側に示す。可能なN結合グリコジル化部位は四角 で囲っである。アミン末端およびカルボキシ末端の疎水ドメインには黒の下線が 引いてあり、F1ポリペプチドの提案されたアミノ末端の疎水領域と同様である 。提案された切断配列には灰色の下線が引いである。
図10、BRSウィルスのFタンパク質の親水性プロット。Fタンパク質の推定 アミノ酸配列に沿った親水および疎水領域の分布は、Kyte and Doo littleのアルゴリズム(1982,J、 Mo1. Biol−157: 105(32)を用いて決定した。それぞれのアミノ酸の値は9アミノ酸のウィ ンドーに対して計算した。最下部の目盛りはアミノ末端メチオニンから出発する アミノ酸残基を示す。アミノ酸配列の親水領域は中心線の上に、疎水領域は中心 線の下に示される。
図11.BRSウィルスのFタンパク質とHRSウィルスA2、Long、 R 35−2および18537のFタンパク質との配列整合。整合はBRSウィルス のFタンパク質を異なるHRSウィルスのFタンパク質に対して比較し、Nee dleman and Wunschの方法(1970,J。
Mo1. Biol、 48:443−453)により行った。HRSウィルス のFタンパク質については同一でないアミノ酸のみを示しである。配列の下の点 は10アミノ酸ごとに配置されており、各列の最後の残基の番号は配列の右側に 示しである。タンパク質の可能なN結合グリコジル化部位は四角で囲っである。
5つの全てのタンパク質問で保存されているシスティン残基を三角で示す。アミ ノ末端およびカルボキシ末端の疎水ドメインには黒の下線がツ匹)であり、F1 ポリペプチドの提案されたアミノ末端の疎水領域と同様である。
提案された切断配列には灰色の下線が引いである。
図12.ツニカマイシンの存在および非存在下で合成したBRSウィルスおよび HRSウィルス感染細胞からのタンパク質の比較。
BRSウィルス(B) 、HRSウィルス(H)、または擬似(M)を感染させ た細胞からのタンパク質は、ツニカマイシンの存在(レーンBT、HアよびM、 )または非存在(レーンB、HおよびM)下で[”S]メチオニンの取り込みに より標識した。ウィルス特異的タンパク質は抗RSウィルス血清を使って免疫沈 降させ、15%5DS−ポリアクリルアミドゲルでの電気泳動により分離した。
ゲルのオートラジオグラフを示す。全レーンは同一ゲルからのものであり、レー ンHとHoは他のレーンよりも長く露光した。[”C]−標識タンパク質の分子 量マーカーをそれらの分子量によりキロダルトンで示しである。
図13.組換えワクシニアウィルス感染細胞からのBRSウィルスFタンパク質 の発現。BT細胞に組換えワクシニアウィルス(moi−10) 、野生型ワク シニアウィルス(moi=lo) 、またはBRSウィルス(mo i = 1  )を感染させた。BRSウィルスのF遺伝子を前(レーンF464+)および 逆(F1597−)方向に含む組換えウィルスおよび野生型ワクシニアウィルス CVV)からのタンパク質は感染の3−6時間後に[3!s]メチオニンの取り 込みにより放射性標識した。BRSウィルス感染(レーンB)、および擬似感染 細胞(レーンM)からのタンパク質も感染の24時間後に[”S]メチオニンを 3時間取り込ませて放射性標識した。タンパク質はWellcome抗R3血清 を使って免疫沈降させ、15%ポリアクリルアミド−5DSゲルでの電気泳動に より比較した。ゲル上でフルオログラフィーを行い、オートラジオグラフを示し である。BRSウィルスのF、N、MおよびPタンパク質が示される。[”C] −標識タンパク質の分子量マーカーをそれらの分子量によりキロダルトンで示し である。
図14.ツニカマイシンの存在下で合成したBRSウィルス発現Fタンパク質と 組換えワクシニアウィルス発現Fタンパク質の比較。BT細胞に組換えワクシニ アウィルス(moi=10) 、野生型ワクシニアウィルス(moi=10)ま たはBRSウィルス(moi=1)を感染させた。BRSウィルスのF遺伝子を 前方向(F 464=F)に含む組換えワクシニアウィルス、野生型ワクシニア ウィルス(V)、BRSウィルス感染(B)および擬似感染細胞(M)からのタ ンパク質は、ワクンニア感染細胞では感染の3時間後に、BRSウィルス感染細 胞では感染の24時間後に、ツニカマイシンの非存在(レーンF、V、B、M) または存在(レーンF、、V、、B。
、MT)下で、[”S]−メチオニンを3時間取り込ませて放射性標識した。タ ンパク質はWellcome抗R3血清を使って免疫沈降させ、15%ポリアク リルアミド−8DSゲルでの電気泳動により比較した。ゲル上でフルオログラフ ィーを行い、オートラジオグラフを示しである。BRSウィルスのF、N、Mお よびPタンパク質を示す。[”C]−標識タンパク質の分子量マーカーをそれら の分子量によりキロダルトンで示しである。
図15.組換えワタシニアウイルス感染HEp−2細胞の表面免疫蛍光。ガラス カバースリップ上で増殖させたHEp−2細胞に擬似(M)感染させるか、野生 型ワクシニアウィルス(VV; moi・10)、組換えウィルスF464 ( rVVf; moi=10)を感染させた。感染の24時間後に、生細胞を抗− 391−2血清で、次にフルオレセイン結合抗ウシI g G (H+L)で染 色した。位相差(左のパネル)および蛍光(右のパネル)顕微鏡写真を示す。
図16.擬似(M)、ウシRSウィルス(Bov)またはヒトRSウィルス(f (u) K染BT細胞からの3H−グルコサミン標識タンパク質の免疫沈降。パ ネルA、ヒトRSウィルスGタンパク質に特異的な抗血清は、F(RSウィルス A2のGタンパク質を発現する組換えV■ベクター(vG301) (Stot t et al、、 1986. J、 Virol。
60:607−613)でウサギを免疫することにより製造し、擬似、BRSウ ィルス(Bov)またはHRSウィルス(Hu)感染細胞からの放射性標識タン パク質を免疫沈降させるために使用した。パネルB。
ウシRSウィルスGタンパク質に特異的な抗血清は、BRSウィルスのGタンパ ク質を発現する組換えVVベクター(vvG642)でマウスを免疫することに より製造し、擬似、BRSウィルス(Bov)またはHRSウィルス(HLI)  g染細胞からのタンパク質を免疫沈降させるために使用した。パネルC1擬似 、BRSウィルス(Bov)またはHRSウィルス(Hu)感染細胞の細胞質抽 出物中に存在する全3H−グルコサミン標識タンパク質。
図17.BRsウィルスN mRNAのヌクレオチド配列。
図18.8RSウイルスNタンパク質のアミノ酸配列。
5、発明の詳細な説明 本発明はウシRSウィルス核酸及びタンパク質に関する。本発明を限定するので なくむしろ開示を明瞭にするために、本発明の詳細な説明は下記のサブセクショ ンに分けられる。
(i)ウシRSウィルス遺伝子のクローニング;(ii)ウシRSウィルス・り ゛ンパク質の発現;(iii)本発明の遺伝子およびタンパク質;そして(iv )本発明の有用性 5.1. ウシRSウィルス遺伝子のクローニング本発明によると、BRSウィ ルスmRNAのcDNA転写物をクローニングし、そして完全長BRSウィルス ・タンパク質をコードする配列を同定することにより、または別法として、プラ スミドpRLG414−76−191. pRLF2012−76−192.ま たはpRLNB3−76より得られたプローブを用いて、または図2,9、また は17に示された配列からデザインされたオリゴヌクレオチド・プローブを用い てBRSウィルスのコードする核酸配列を同定することにより、ここでBRSウ ィルス・タンパク質をコードする核酸配列として定義されている、ウシRSウィ ルス遺伝子を同定することができる。
例えば、限定するものではないが、特定のタンパク質に対応するBRSウィルス mRNAの完全なオーブン・リーディング・フレームを含むcDNAは、BRS ウィルスmRNA鋳型および第2鎖合成のための特定の合成オリゴヌクレオチド を用いて合成される。オリゴヌクレオチドのヌクレオチド配列は、BRSウィル スmRNAの配列分析により決定される。第1m合成をD’ Alessi。
合成の後、RNA鋳型を約30分間37℃てRNaseA (少なくとも約1μ g/μJ)を用いて消化する。続いて、得られた一本鎖c DNAを、フェノー ル抽出とエタノール沈澱により単離する。第2鎖合成に用いられるオリゴヌクレ オチドは、関心のあるウィルスmRNAの5′末端部に特異的な配列を有するこ とが好ましく、またクローニングを容易にするために有用な制限エンドヌクレア ーゼ切断部位を含むことが好ましい。続いて、−末鎖cDNAをオリゴヌクレオ チド(約50μg/ml)と混合し、1分間100℃で加熱し、氷上に置く。続 いて、逆転写酵素を用いて、50mM Tris−HCI (pH8,0)、5 0mM KCI、5 mM MgCl2.10mMジチオスレイトール、1.6 mMdNTPおよび100Uの逆転写酵素から成る反応混合物中で50℃で約1 時間インキュベートしてcDNAの第2鎖を合成する。続いて、フェノール抽出 によりcDNAをタンパク質から分離し、エタノール沈澱により回収し、T4D NAポリメラーゼで平滑末端にする。続いて、平滑末端cDNAを適当な制限エ ンドヌクレアーゼ(例えば、オリゴヌクレオチドプライマーの切断部位を認識す るがタンパク質をコードする配列は認識しないもの)で消化し、フェノール抽出 によりタンパク質から分離し、続いて好適なベクターにクローン化する。
また、ウィルスmRNAより生成したcDNAをベクターにクローン化し、BR SウィルスのGおよびFタンパク質それぞれにゴヌクレオチドをプローブとして 用いて、関心のある核酸配列を担持するクローンを作製する。ウィルスcDNA ライブラリーは、例えばGrunstein and Hogness (19 75,Proc、 Natl、 Acad、Sci。
Ll、 S、 A、 )に記載された方法を用いてスクリーニングされる。続い て、回収されたクローンを当分野でよく知られた制限フラグメント・マツピング と配列決定法(例えばSanger et al、、 1979. Proc、  Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 72:3918−392 1)により分析する。
または、所望の遺伝子の全て、または一部を図2または9に示された配列に基づ いて化学的に合成する。
さらに別の実施態様において、本発明の核酸分子および/または図2または9に 示す核酸配列、または図3または11に示すアミノ酸配列を実質的にコードする 核酸配列から誘導されたプライマーをポリメラーゼ・チェーン・リアクション( PCR); 5aikiet al、、1985.5cience 230:1 350−1354)に用いて、BRSウィルス・タンパク質または関係するペプ チドをコードする核酸分子を生成する。
PCRはアンチ・センス鎖プライマーとセンス鎖を必要とする。
従って、BRSウィルス核酸またはアミノ酸配列の1つのセグメントに対応する 縮重オリゴヌクレオチドプライマーを1つのDNA鎖(例えばセンス鎖)のプラ イマーとして用い、モしてBRSウィルス核酸またはアミノ酸配列の2番目のセ グメントに相同な、もう1つの縮重オリゴヌクレオチド・プライマーを第2のD NA鎖(例えばアンチセンス鎖)のプライマーとして用いる。好ましくは、これ らのプライマーを既知のアミノ酸配列の連続部分に基づいて選択し、その結果P CRでこれらのプライマーの使用から生じた関係のあるDNA反応生成物は予想 された大きさである(すなわち、塩基対の数で表した生成物の長さは、2つのプ ライマーの長さと、2つのプライマーに相当するセグメントによってはさまれた タンパク質のセグメント中のアミノ酸残基の数の3倍との合計に等しい)。続い て、BRSウィルス核酸配列、好ましくはBRSウィルスのmRNAから作製さ れたcDNAから成る核酸鋳型と共にPCRてプライマーを用いる。
DNA反応生成物を、当分野で知られた任意の方法を用いてクローン化する。当 分野で知られている多数のベクター・宿主系を用いることができる。可能性のあ るベクターはコスミド、プラスミドまたは変異させたウィルスを含むが、それら に限定されない。
しかしベクター系は、用いられる宿主細胞に適合しなければならない。そのよう なベクターは、バクテリオファージ例えばラムダ誘導体、またはプラスミド例え ばpBR322、pUcまたはBluescript■(Stratagene )プラスミド誘導体を含むが、それらに限定されない。組換え分子は形質転換、 トランスフェクション、感染、エレクトロポレーション等により宿主細胞に導入 する。
BRSウィルス遺伝子をクローニング・ベクターに挿入し、このベクターを用い て適切な宿主細胞を形質転換する、トランスフェクトする、または感染すること ができ、その結果遺伝子配列の多くの複製物が生成される。これは、DNAフラ グメントを相補的付着末端を有するクローニング・ベクターにライゲートするこ とにより達成される。しかしながら、DNAをフラグメント化するために用いら れる相補的制限部位がクローニング・ベクターに存在しない場合は、DNA分子 の末端部を酵素で変更する。また、ヌクレオチド配列(リンカ−)をDNA末端 にライケートすることにより、どんな所望の部位でも生成できる;これらのライ ゲートしたリンカ−は、制限エンドヌクレアーゼ認識配列をコードする、特定の 、化学的に合成されたオリゴヌクレオチドから成る。
さらに、PCR反応に用いられるプライマーは、適当な制限エンドヌクレアーゼ 切断部位を含むように遺伝子工学的に処理できる。
別法において、切断されたベクターおよびBRSウィルス遺伝子をホモポリマー 付加により修飾してもよい。特定の実施態様において、単離されたBRSウィル ス遺伝子、cDNAまたは合成りNA配列を組み込んだ組換えDNA分子での宿 主細胞の形質転換は、多コピー数の遺伝子の生成を可能にする。従って、形質転 換体を増殖し、形質転換体から組換えDNA分子を単離し、必要に応じて、単離 した組換えDNAから挿入した遺伝子を回収することにより遺伝子を多量に得る ことができる。
5.2. ウシRSウィルス・タンパク質の発現BRSウィルス・タンパク質ま たはその一部をコードするヌクレオチド配列を適切な発現ベクター(すなわち、 タンパク質をコードする挿入配列の転写と翻訳に必要な要素を含むベクター)に 挿入する。必要な転写および翻訳シグナルは天然のBRSウィルス遺伝子によっ ても供給される。様々の宿主・ベクター系を用いてタンパク質をコードする配列 を発現させる。これらは、ウィルス(例えばワクシニアウィルス、アデノウィル ス等)を感染させた哺乳動物細胞系;ウィルス(例えばバキュロウィルス)を感 染させた昆虫細胞;酵母ベクターを含む酵母のような微生物、またはバクテリオ ファージDNA、プラスミドDNAまたはコスミドD N Aで形質転換したバ クテリアを含むが、それらに限定されない。これらベクターの発現要素は、その 強さおよび特異性が異なる。使用される宿主・ベクター系に応じて、多数の好適 な転写および翻訳要素のうちのどれを使用してもよい。
DNAフラグメントをベクターに挿入するための上記の任意の方法を用いて、適 切な転写/翻訳調節シグクナルとタンパク質をコードする配列から成るキメラ遺 伝子を含む発現ベクターを構築する。これらの方法はin vitro組換えD NA、合成技術および1nvivo組換え(遺伝子組換え)を含む。BRSウィ ルス・タンパク質またはペプチド・フラグメントをコードする核酸配列の発現は 、第二の核酸配列により調節され、その結果BRSウィルス・タンパク質または ペプチドは組換えDNA分子で形質転換された宿主中で発現される。例えば、B RSウィルス・タンパク質の発現は、当分野で知られている、どのプロモーター /エンハンサ−!素で制御してもよい。BRSウィルス・タンパク質またはペプ チド発現を制御するために用いられるプロモーターは、CMVプロモーター(S tephens and Cockett、 1989. Nucl、 Ac1 ds Res、 17:7110)、SV40初期プロモーター領域(Bern oist and Chambon、 1981. Nature290: 3 04−310)、ラウス肉腫ウィルスの3′ロング・ターミナル・リピートに含 まれるプロモーター(Yamamoto、 et al、、 1980゜:14 4−1445)、メタロチオネイン遺伝子の調節配列(Brinster et  al、、 19B2. Nature 296:39−42) :原核生物発 現ベクター、例えばβ−ラクタマーゼ・プロモーター(Villa−Kamar off、 et al、、 1994:の“Useful proteins  from recombinant bacteria”も参照;ツバリン合成 酵素プロモーター領域(Herrera−Estrella et al、、N ature 303:209−213)またはカリフラワー・モザイク・ウィル ス35SRNAプロモーター(Gardner、 et al、、 Nucl、  1981. Ac1ds Res、 9 :2871)、および光合成酵素、 リブロース・ビホスフェートーカルボキシラーゼのプロモーター(Herrer a−Estrella eta+、、 1984. Nature 310:1 15−120)を含む植物発現ベクター:Gal 4プロモーター、ADC(ア ルコール・デヒドロゲナーゼ)プロモーター、PGK (ホスホグリセロール・ キナーゼ)プロモーター、アルカリ・ホスファターゼ・プロモーターのような酵 母または他の真菌からのプロモーター要素、および組織特異性を示し、かつトラ ンスジェニック動物中で用いられた下記の動物の転写制御領域:膵臓腺房細胞中 で活性なエラスターゼI遺伝子制御領域(Swift et al、、 198 4. Ce1l 38:639−646; 0rnitz et al、、 1 986、Co1d Spring Harbor Symp、 Quant、  Biol、50:399−409; MacDonald、1987. Hep atology7 :425−515);膵臓ベータ細胞中で活性なインシュリ ン遺伝子制御領域(Hanahan、 1985. Nature 315:1 15−122)、リンパ系細胞中で活性な免疫グロブリン遺伝子制御領域(マス ト細胞で活性なマウス乳がんウィルス制御領域(Leder et al、、  1986. Ce1l 45:485−495)、肝臓で活性なアルブミン遺伝 子制御領域(Pinkert et al、、 1987. Genes an d Devel、 1 +268−276)、肝臓で活性なα−フェトプロティ ン遺伝子制御領域(Krumlarfet at、、1985.Mo1.Ce1 1.Biol、5 :1639−1648; Hammer et al、。
リブシン遺伝子制御領域(Kelsey et al、、 1987. Gen es and Devel、1 :]]6l−171 、骨髄細胞で活性なβ〜 グロビン遺伝子制御領域(Mogram et al、、1985. Natu re315:338−340; Kollias et al、。
1986、 Ce1l 46:89−94) 、脳の寡突起神経膠細胞で活性な ミニリン塩基性タンパク質遺伝子制御領域(Readhead et at、、  1987. Ce激放出ホルモン遺伝子制御領域(Mason et al、 、 1986.5cience234:1372−1378)を含むが、これら に限定されない。
BRSウィルス遺伝子挿入物を含む発現ベクターは3つの一般的アプローチによ り同定される:(a)DNA−DNAハイブリッド形成、(bl“マーカー”遺 伝子機能の存在または非存在、および(C)挿入配列の発現。第1のアプローチ では、発現ベクター中に挿入された外来遺伝子の存在は、挿入されたBRSウィ ルス遺伝子に相同の配列を含むプローブを用いるDNA−DNAハイブリッド形 成により検出される。第2のアプローチでは、ベクター中への外来遺伝子の挿入 により起こる、特定の“マーカー”遺伝子機能(例えば、チミジン・キナーゼ活 性、抗生物質に対する耐性、形質転換表現型、バキュロウィルス中の封入体形成 等)の存在または非存在に基づいて組換えベクター/宿主系を同定し選択する。
例えば、BR3遺伝子をベクターのマーカー遺伝子配列内に挿入する場合、BR 8挿入物を含む組換え体はマーカー遺伝子機能の非存在により同定される。第3 のアプローチでは、組換え体により発現された外来遺伝子生成物をアッセイする ことにより組換え発現ベクターを同定する。
特定の組換えDNA分子を同定し単離したら、当分野で知られているいくつかの 方法を用いてそれを増殖させる。好適な宿主系と成育条件を確立したら、組換え 発現ベクターを増殖させそして多量に製造する。上記のように、用いられる発現 ベクターは下記のベクターまたはそれらの誘導体を含むが、これらに限定されな い:2.3の例を挙げると、ワクシニアウィルスまたはアデノウィルスのような ヒトまたは動物ウィルス、特にウシ・アデノウィルスおよびウシ・ヘルペスウィ ルス;バキュロウィルスのような昆虫ウィルス:酵母ベクター:バクテリオファ ージベクター(例えばラムダ)およびプラスミドとコスミドDNAベクターがあ る。
さらに、挿入された配列の発現を調整するかまたは所望の特定の方法で遺伝子生 成物を修飾しプロセシングする宿主細胞株を選択してもよい。特定のプロモータ ーからの発現は特定の誘発物質の存在下で高められる:従って、遺伝子操作され たBRSウィルス・タンパク質の発現を制御できる。さらに、個々の宿主細胞は タンパク質の翻訳および翻訳後プロセシングおよび修飾(例えばグリコジル化、 切断)に関して特徴的かつ特異なメカニズムを有している。例えば、バクテリア 系での発現は非グリコジル化コアタンパク質生成物を生成するために用いられる 。哺乳動物細胞での発現は異種BRSウィルス・タンパク質の“天然”のグリコ ジル化を確実なものにするために用いられる。さらに、異なるベクター/宿主発 現系がタンパク質分解切断のようなプロセシング反応を様々な度合で行うことが できる。
BRSウィルス遺伝子を発現する組換え体が同定されたら、遺伝子生成物を分析 すべきである。これは、タンパク質の物理的または機能的性質に基づいたアッセ イにより達成される。
BRSウィルス・タンパク質またはペプチドが同定されたら、タコマドグラフィ ー(例えば、イオン交換、アフィニティー、サイズカラムクロマトグラフィー) 、遠心、分画溶解を含む標準方法によるかまたはタンパク質精製のだめの他の任 意の標準方法により、それを単離し精製する。
本発明のさらに別の実施態様において、BRSウィルス・タンパク質またはペプ チドを当分野でよく知られている方法を用いて化学合成により製造する。そのよ うな方法は、例えばBarany andMerrifield (1980, in″The Peptides、” Vol、II、 Gross and  Me:enhofer、 eds、、 J、 Academic Press、  N、Y、 pp、1−284)に概説されている。
さらに、ウシに感染するが非病原性の組換えウィルス(ワクシニアウィルス、ウ シ・ヘルペスウィルスおよびウシ・アデノウィルスを含むがこれらに限定されな い)を遺伝子操作し、好適なプロモーター要素を用いてBRSウィルスタンパク 質を発現させる。
そのような組換えウィルスを用いてウシに感染させ、これによりBRSウィルス に対する免疫をつけることができる。さらに、BRSウィルスタンパク質を発現 できるが、病原性であり得る組換えウィルスをワクチンの成分として投与する前 に不活性化するこれた方法を用いて、下記の核酸配列を決定し、それらに対応す るアミノ酸配列を推定した。BRSウィルス・Gタンパク質のcDNA配列を決 定し、対応するmRNA配列を図2に示す。BRSウィルス・Fタンパク質のc DNA配列を決定し、対応するmRNA配列を図9に示す。BRSウィルス・N タンパク質のcDNA配列を決定し、対応する配列を図17に示す。これらの配 列またはそれらと機能的に等価のものそれぞれを本発明に従って用いる。
本発明は、さらに、少なくとも10ヌクレオチドを含むBRSウィルスG、Fま たはNタンパク質をコードする核酸の配列および部分配列に関し、該部分配列は 例えば核酸ハイブリッド形成アッセイ、サザンおよびノーザンプロット分析等に 用いられる、BRSウィルスG、、FまたはNをコードする核酸配列のハイブリ ッド形成可能な部分を含む。本発明はまた図3.11または18に記載されてい るアミノ酸配列またはそれらと機能的に等価のものと一致するかまたはATCC に寄託されている次のcDNAクローン: pRLG414−76−19L p RLF2012−76−192、 pRLNB3−76によりコードされている 、BRSウィルスG、FまたはNタンパク質、そのフラグメントおよび誘導体を 提供する。本発明はまた抗原決定基を含むBRSウィルスGまたはFタンパク質 のフラグメントまたは誘導体を提供する。
例えば、図2.9または17に記載されている核酸配列は、機能的に等価な分子 を生ずる置換、付加または欠失により変更することができる。ヌクレオチドのコ ード配列の縮重のために、図3.11または18に記載されたアミノ酸配列と実 質的に同じ配列をコードする他のDNA配列も本発明の実施に用いられる。これ らは、図2.9、または18に記載されたBRSウィルスG、FまたはNタンパ ク質をコードするヌクレオチド配列であるが、サイレント変異を生しるように配 列内の機能的に等価のアミノ酸残基をコードする異なるコドンの置換により変更 されたヌクレオチド配列の全部または一部からなるヌクレオチド配列を含み、こ れらに限定されない。同様に、本発明のBRSウィルスG、FまたはNタンパク 質またはそのフラグメントまたは誘導体は、−次アミノ酸配列として、実質的に 図3.11または18に記載されたアミノ酸配列の全部または一部を含むもの、 またはサイレント変異を生しるように機能的に等価のアミノ酸残基て配列内の残 基を置換した変更配列を含むpRLG414−76−191、pRLF2012 −78−192、pRLNB3−76によりコードされているものを含むが、そ れらに限定されない。例えば、配列内の1または1以上のアミノ酸残基を、機能 的等個物として作用しサイレント変異を生じる類似の極性の他のアミノ酸により 置換する。配列内のアミノ酸の置換はそのアミノ酸が属するクラスの他のメンバ ーから選ばれる。例えば、無極性(疎水性)アミノ酸はアラニン、ロイシン、イ ソロイシン、バリン、プロリン、フェニルアラニン、トリプトファンおよびメチ オニンを含む。
極性中性アミノ酸はグリシン、セリン、トレオニン、システィン、チロシン、ア スパラギンおよびグルタミンを含む。正に荷電した(塩基性)アミノ酸はアルギ ニン、リシン、およびヒスチジンを含む。負に荷電した(酸性)アミノ酸はアス パラキン酸およびグルタミン酸を含む。翻訳中または翻訳後に、例えばグリコリ ル化、タンパク質分解切断、抗体分子または他の細胞リガンドとの結合等により 示差的に修飾されたBRSウィルス・タンパク質またはそのフラグメントまたは 誘導体もまた本発明の範囲に含まれる。
さらに、BRSウィルス・タンパク質のプロセシングまたは発現を変更するよう に本発明の組換えBRSウィルスG、FまたはNタンパク質をコードする核酸配 列を遺伝子操作することもてきる。例えば、限定するものではないが、BRSウ ィルスG、FまたはNタンパク質をコードする配列の上流にシグナル配列を挿入 し、BRSウィルスG、FまたはNタンパク質を分泌させて、それにより収穫ま たは生物学的利用能を容易にする。
さらに、別のin vitro修飾を容易にするために、所定のBRSウィルス タンパク質をコードする核酸配列をin vitroまたはin vivoで突 然変異させて、翻訳開始および/または終止配列をつくりおよび/または破壊す るか、またはコード領域に変異をつくるか、および/または新しい制限エンドヌ クレアーゼ部位を生成するかまたは既存のものを破壊することがてきる。in  vitro部位特異的突然変異誘発(Hutchjnson、 et al、、  1978. J、 Biol、 Chem、 253:6551)、 TAB @1inkers (Pharmacia)の使用等を含むがこれらに限定され ない、当分野で知られている突然変異誘発のどのような方法でも使用できる。
本発明は、安全てかつ効果的なりRSウィルス・ワクチンを製造するために利用 できる。本発明によれば、ワクチンの用語は調製物の成分に対して誘導される免 疫反応を引き起こす調製物を指すと解釈される。本発明の利点は、ワクチンに用 いられるかまたは受動免疫化プロトコルで用いられる抗体を製造するためにBR Sウィルス・タンパク質を多量に生産できること、および免疫原性BRSウィル スタンパク質を生産するが非病原性の組換えウィルス・ワクチンを提供できるこ とにある。これらの選択枝によりBRSウィルスに予めさらされたウシの症状を 悪化させることがある改変されたBRSウィルス・生ワクチンの使用を回避でき る。
本発明によれば、所望のBRSウィルス・タンパク質が多量に生成されるように BRSウィルス核酸配列を適切な発現系に挿入する。本発明の特定の実施態様に おいては、BRSウィルスG、FまたはNタンパク質はサブユニット・ワクチン に用いるためにこの方法で多量に生成できる。本発明の好ましい特定の実施態様 において、BRSウィルスG、FまたはNタンパク質はrVVF464(Fタン パク質産生ウィルス)またはrVVG642 (Gタンパク質産生ウィルス)を 含むがこれらに限定されない組換えワクシニアウィルスにより発現され、収穫さ れ、続いて好ましい製剤学的担体中のタンパク質サブユニットとして投与される 。
または、ワクシニアウィルス、ウシ・ヘルペスウィルスおよびウシ・アデノウィ ルスおよびウシに非病原性であるがBRSウィルス・タンパク質を発現するレト ロウィルスを含むがこれらに限定されない組換えウィルスを用いてウシに感染さ せ、それにより関連した疾患なしにBRSウィルスに対する免疫を起こさせる。
組換えウィルスを接種した動物でのBRS Gタンパク質またはその一部または 誘導体の生産は、さらにウィルスの細胞への付着を防ぎ、それにより感染を制約 する。
本発明のさらに別の実施態様では、BRSウィルス・タンパク質またはペプチド をワクチンに用いるために化学合成することができる。
BRSウィルス・タンパク質のペプチドフラグメントを含むワクチンにおいて、 免疫反応を起こしやすいペプチドを選択することが望ましい。例えば、BRSウ ィルス・タンパク質のアミノ酸配列をコンピューター分析にかけて、例えば限定 するものではないが肝炎ウィルスB型表面抗原の抗原性ペプチドの同定に用いて 成功しているHopp and Woods (1981,Proc、 Nat l、 Acad、 Sci、 U、S、A、 78:3824−3828)に記 載されている方法を用いて、表面エピトープを同定する。免疫原性を増加させる ために、例えばペプチドを化合的に修飾するかまたはペプチドを担体分子に結合 することにより、BRSウィルス・ペプチドを修飾することが望ましい。
本発明のワクチンは、鼻腔内、口腔内、筋肉内、皮下、または静脈そして好まし く気管内を含むがこれらに限定されない様々な経路によりまたは乱切法により、 好適な製剤学的担体と共に投与される。例えば限定するものではないがフロイン ト(完全または不完全)、水酸化アルミニウムのような無機質ゲル、またはりゾ レシチンのような表面活性物質、プルロニック・ポリオール、ポリアニオン、ペ プチド、油性乳剤、キーホール・リンペット・ヘモシアニン、ジニトロフェノー ルまたはBacille calmette−Guerin(BCG)もしくは Corynebacterium parvumのようなアジュバントと共に本 発明のサブユニットワチタンを投与することが望ましい。
防御的および/または長期に持続する免疫を達成するためには複数の接種が必要 であるかもしれない。
5、4.2. ウシRSウィルス・タンパク質に対する抗体側の実施態様におい て、本発明の核酸、タンパク質またはペプチドを用いて、BRSウィルス・タン パク質に対するモノクローナルまたはポリクローナル抗体を開発できる。BRS ウィルス・タンパク質に対するモノクローナル抗体を調製するために、連続細胞 系を培養して抗体分子の生成を提供する任意の方法が用いられる。例えば、Ko hler and Milstein (1975,Narure 256:4 95−497)により最初に開発されたハイブリドーマ法を使用できる。
BRSウィルス・タンパク質に対する抗体の分子クローンは既知の方法により調 製することができる。組換えDNA法(例えばManiatis et al、 、 1982. Mo1ecular Cloning、 A Laborat ory Manual、 Co1d Spring Harbor Labor atory、 Co1d Spring Harbor。
New Yorkを参照)を用いて、モノクローナル抗体分子またはその抗原結 合領域をコードする核酸配列を構築する。
抗体分子は既知の方法、例えば免疫吸着法、免疫アフィニティー・クロマトグラ フィー、HPLC(高速液体クロマトグラフィー)のようなりロフトグラフィー 法またはそれらの組合せ等により精製する。
分子のイディオタイプを含む抗体フラグメントは既知の方法により作製できる。
例えば、そのようなフラグメントは、抗体分子のペプシン消化により生成される F(ab’)、フラグメント; F(ab“)2フラグメントのジスルフィド橋 を還元することにより生成されるFab’フラグメント、および抗体分子をパパ インと還元剤で処理することにより生成される2つのFabまたはFabフラグ メントを含むが、これらに限定されない。
5、4.3. 診断への適用 BRSウィルス・タンパク質をコードする核酸およびタンパク質、ペプチドフラ グメントまたはそれらから生成された誘導体およびBRSウィルス・タンパク質 とペプチドに対する抗体に関する本発明はBRSウィルス感染を診断するために 用いられる。
例えば、本発明の核酸分子を用いて、ノーザンプロット分析(この分析では、動 物から得られた核酸調製物をハイブリッド形成が起こる条件下で本発明の相補的 核酸分子にさらして、ハイブリッド形成を検出する)を含むハイブリッド形成法 によりBRSウィルス感染動物中のBRSウィルス核酸の存在を検出する。例え ば、限定するものではないが、全RNAはBRSウィルスに感染した可能性のあ るウシから得られる鼻腔組織のスワブ、気管のスワブまたは任意の上記気道粘膜 表面からの単離物から調製できる。続いて、RNAをノーザンプロット分析(B RSウィルス核酸から得られ、検出できるように標識(例えば放射標識)したオ リゴヌクレオチドプローブをハイブリッド形成可能な条件下でウシRNAを担持 するノーザンプロットフィルターにさらす:ハイブリッド形成の後、フィルター を洗浄し、プローブのフィルターへの結合をオートラジオグラフィーにより可視 化する)にかける。
または、診断試料中のBRSウィルスのレベルが低い場合、存在するBRSウィ ルス核酸の量を増幅するために本発明のオリゴヌクレオチドをPCR反応に用い てBRSウィルス核酸の存在を検出することが望ましい。本発明の好ましい実施 態様では、培養細胞から増幅されたウィルスRNAをドツトプロットハイブリッ ド形成によりRSウィルス配列について分析する。そのようなPCR反応の生成 物中のプライマーにより供給されないBRSウィルス配列の存在はBRSウィル ス感染を示すものであろう。
別の実施態様において、本発明のBRSウィルスタンパク質およびペプチドはB RSウィルス感染の診断に用いられる。例えば、限定するものではないが、BR Sウィルスタンパク質およびペプチドは、抗BRSウィルス抗体の存在を検出す るために酵素結合免疫吸着アッセイ(EL l5A)、免疫沈降法、ロゼツト法 またはウェスタンプロット法に用いられる。好ましい実施態様において、抗BR Sウィルス抗体の力価の上昇は活発なりRSウィルス感染を示すものである。こ れらの実施態様によると、血清試料を抗体のタンパク質またはペプチドへの結合 を可能にする条件下でBRSウィルス・タンパク質またはペプチドにさらして、 抗体のタンパク質またはペプチドへの結合を検出する。例えば、限定するもので はないが、BRSウィルス・タンパク質またはペプチドを固相表面に固定化し、 抗体のタンパク質またはペプチドへの結合を可能にする条件下て抗BRSウィル ス抗体を含む可能性のある血清(試験血清)にさらし、続いて抗体のBRSウィ ルス・タンパク質またはペプチドへの結合の検出を可能にする物質、例えば検出 可能なように標識した抗免疫グロブリン抗体にさらす。または、BRSウィルス ・タンパク質またはペプチドをウェスタンプロット分析にかけ、続いてウェスタ ンプロットを試験血清にさらし、抗体のBRSウィルス・タンパク質またはペプ チドへの結合を上記のように検出する。本発明のさらに別の非限定的な実施態様 において、BRSウィルス・タンパク質またはペプチドを赤血球の表面上に吸着 させ、そのような抗原塗布赤血球を抗BRSウィルス抗体を含む可能性のある血 清にさらす。血清による抗原塗布赤血球のロゼツト形成はBRSウィルスにさら されたことまたは能動的に感染したことを示すものである。
本発明の別の実施態様において、能動的なりRSウィルス感染を示すものであろ う、BRSウィルス・タンパク質の存在を検出するために、BRSウィルスタン パク質を認識する抗体を、ELISAまたはウェスタンプロット法に用いる。
6、実施例:ウシRSウィルスの付着タンパク質Gのヌクレオチド配列およびワ クシニアウィルスベクターからの発現 BRSウィルス単離体391−2.野生型(コペンハーゲン株)および組換えワ クシニアウィルス(vv)ウシ鼻腔こま状(BT)細胞、HEp−2細胞、およ びチミジンキナーゼ陰性(tk−)143B細胞の培養と増殖はHruby a nd Ba11 (1981,J、 Virol、 40:456−464)。
G特異的cDNAクローンの同定 c D N AをD’A11esioら(1987,Focus 9 :1−4 )に記載されているようにGubler and Hoffman (1983 ,Gene 25:263−269)のストランド置換法を用いて合成した。T 4DNAポリメラーゼ(BRL)を用いてcDNAの末端部を平滑にした(Ma niatis、 et al、、 1982. in ”Mo1ecular  Cloning、 a Laboratory manual”、ColdSp ring Harbor Laboratory、 Co1d Spring  Harbor、 NY)。cDNAはSma lて消化し、子ウシ腸アルカリホ スファターゼで処理したM13mp19の複製型(RF)DNAにライケートし 、コンピテントE、coli DH5aF’細胞(BethesdaResea rch Laboratories:Hanahan。
1983、 J、 Mo1. Biol、 166:557−580)にトラン スフエクトした。
BRSウィルスG特異的挿入物を含むM13+np19ファージは、ニックトラ ンスレーション(Rigby、 et at、、 1977、 J、 Mo1.  Biol。
いたファージDNAのドツトプロットハイブリッド形成 (Davis、 et  al、、1986. in″Ba5ic Methods in Mo1ec ular Bio−1ogy、”Elsevier 5cience Publ ishing Co、、 Inc、、 NY、 NY)により同定した。M13 mp19と組換えファージの培養と操作はMessing (+983゜E、c oli DNAポリメラーゼI (Pharmacia)のクレノーフラグメン トまたは修飾T7DNAポリメラーゼ(Sequenase、 U、S、 Bi ochemicals)を用いたジデオキシヌクレオチド配列決定を、M13配 列決定用プライ7− (New England Biolabs)を用いて、 基本的にはLimおよびPene (1988,Gene Anal、 Tec h、5 :32−39)そしてTaborおよびRichardson (19 87,Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 84: 4746−4771)に記載されているように行った。トリ骨髄芽球症ウィルス (A M V )逆転写酵素(Molecular Genetic Re5o urces)を用いたBRSウィルスmRNA鋳型に対する、BRSウィルスの 塩基154−166に相補な合成りNAプライマーの伸長を行いBRSウィルス G mRNAの5′配列を決定した(Air、 1979゜して用いたBRSウ ィルスm RN AはcDNA合成に用いるmRNAについて記載(Lerch  et al、、 1989. J、 Virol、 63:833−840) されているように収穫した。ヌクレオチド配列決定およびプライマー伸長は[a  −”S ] dATP (Amersham)およびポリアクリルアミド−尿 素勾配ゲル電気泳動を用いてBigginら(1983,Proc。
Najl、 Acad、 Sci、 U、S、 A、 80:3963−396 5)に記載されているように行った。ヌクレオチド配列はライスコンシン大学遺 伝学コンピューター・グループのソフトウェア−・ノく・ンケージCDever eux。
et al、、1984. Nucleic Ac1ds Res、 12:3 87−395)を用いて分析した。
BRSウィルスG mRNAの全オーブン・リーディング・フレームを含むcD NAは第2鎖合成のための特異的合成オリゴヌクレオチドを用いて合成した。オ リゴヌクレオチドのヌクレオチド配列はBRSウィルスm RN Aの配列分析 から決定した。第1鎖合成はD’Alessio et al、 (1987, Focus 9 :1−4)に記載されているように行った。合成の後、RNA 鋳型をRNaseA(1827μm)で30分間37℃で消化した。得られた一 本鎖cDNAをフェノール抽出とエタノール沈澱で単離した。第2鎖合成に用い られたオリゴヌクレオチドは配列: 5’ CACGGATCCACAAGTATGTCCAACC3’を有し、この オリゴヌクレオチドの5゛側の最初の9塩基はこの遺伝子中のBam旧制限酵素 部位を含む。1末鎖cDNAを約50μg/mlの濃度でオリゴヌクレオチドと 混合し、100℃で1分間加熱し、水上に置いた。AMV逆転写酵素を用いて、 50mM Tris−HCI (pH8,0) 、50mM KCI、5mM  IJgcIz、l0mMジチオスレイトール、■。
6mM dNTP、および10100UA逆転写酵素を含む反応液中で1時間5 0℃でインキュベートし、cDNAの第2鎖を合成した。cDNAをフェノール 抽出てタンパク質から分離し、エタノール沈澱で回収し、T4DNAポリメラー ゼで平滑末端にした。続いて平滑末端cDNAを制限酵素BamHI (Bet hesda Re5earch Laboratories)で消化し、フェノ ール抽出によりタンパク質から分離した。
Bam旧とSma Iで消化し子ウシ腸ホスファターゼで処理したM13mp2 8 RF DNAをcDNAと溶液中で混合し、エタノール沈澱により回収した 。cDNAとベクターをライゲートし、Hanahan (1983、J、 M o1. Biol、166:557−580)に記載されているようニコンビテ ントDt(5αF’細胞(Bethesda Re5earch Labora tories)にトランBRSウィルスG mRNAに対応する、完全なcDN AクローンG4は、BamHl とKpn lで消化し、T4DNAポリメラー ゼで処理してcDNAの末端部を平滑にし、plB]、76−192の唯一のS ma1部位にライケートすることにより、組換えプラスミドp18176−19 2にサブクローン化した。プラスミドp18176−192はBa1lら(19 86゜Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA 83:246 −250)に記載されティる組換えプラスミドに類似している。plB176− 192はplB176 (1mternational Biotechnol ogy Inc、)のHindlI[とSma 1部位の間に挿入されたワクシ ニアウィルスの旧ndmJフラグメントの塩基対(bp)l−+710を含む。
ワクシニアウィルスの7.5にプロモーターを含むDNAの280bpフラグメ ントを、ワクシニアウィルスチミジンキナーゼ(tk)遺伝子(HindI[I  Jフラグメントのbp502−1070; Weir and Mo5s、  1983. 、J、 Virol、46:530−537)のEcoR1部位( 旧ndnIJフラグメントのbp670)に挿入した。このプロモーターフラグ メントの方向は、通常のワクシニアウィルス地図上で右から左に転写を向かわせ るような方向であり、ワクシニアウィルスtk遺伝子の転写方向とは逆になった 。
p18176−192の唯一のSma 1部位は7.5にプロモーターの主要転 写開始部位から下流にある。
BRSウィルスG mRNA配列を有する組換えワクシニラウィルスの単離は、 組換えウィルスをLavi and Ektin (1981,Care野生型 および組換えウィルスからのワクシニアウィルスのコアDNAをEsposit oら(1981,J、 Virol、 Methods 2 :175−179 )に記載されているようにサザンプロットのために調製した。制限酵素消化、サ ザンプロット分析およびニックトランスレーションによるDNAの放射性標識を 標準方法を用いて行った(Maniatisej al、、 1982. :n ″Mo1ecular CIoning+ a Laboratory man ual、”Co1d Spring Harbor Laboratory、  Co1d Spring Harbor、 N、Y、。
Rigby、 et al、、 1977、 J、 Mo1. Biol、 1 13:237−251) 、ワクシニアウィルスを感染させた細胞のタンパク質 を感染の3時間後に開始して3時間標識した以外は、BRSウィルスおよび野生 型および組換えワクシニアウィルスを感染させた細胞からのタンパク質の代謝標 識はLerchら(1989,J、 Virol、 63:833−840)に 記載されているように行った。タンパク質の5DS−ポリアクリルアミドゲル電 気泳動を標準法を用いて行った。ウェスタンプロット分析のために、感染および 非感染細胞からのタンパク質をLerchら(1989,J、 Virol、  63:833−840)に記載されているように収穫したが、BRSウィルス感 染BT細胞は感染の30時間後に、そしてワクシニアウィルス感染BT細胞は感 染の6時間後に収穫した。
抗BRSウィルス3912血清(上記文献)をウェスタンプロット分析に用いた 。ガラスカバースリップ上で培養したHEp−2細胞に免疫蛍光を行った。HE p−2細胞に野生型または組換えワクシニアウィルス(感染多重a (moi) =lO)を感染させた。感染の48時間後、細胞を第一抗体として抗BRSウィ ルス391−2血清を用い、続いてフルオレセイン結合抗つシIgG(H+L) を用いて表面免疫蛍光のために染色した。蛍光をN1kon蛍光顕微鏡で観察し た。
BRSウィルスG mRNAの配列を決定し、アミノ酸配列を推定するために、 BRSウィルスG mRNAのcDNAを作製し、ヌクレオチド配列を9つのc DNAクローンから決定した。
9つのクローンは、4つの別のcDNA合成反応から別々に得られた。BRSウ ィルスmRNAに対する合成りNAプライマーのプライマー伸長によるG mR NAの5°末端部の直接配列決定も行った。それぞれのクローンからおよびプラ イマー伸長から決定されたBRSウィルスG mRNA配列の領域を図1に示す 。クローンG4は第2鎖合成に特異的なオリゴヌクレオチドプライマーを用いて 合成された全長BRSウィルスGクローンである。3つの独立したクローン、G 4 (塩基8−838)、G10(塩基+9−828)およびG33(塩基23 −808) 、をPstlとKpn lで切断し、Ml、3mp18 RF D NAにサブクローン化し、cDNAの反対の末端部からの配列決定を可能にした 。クローンGIOと633は完全に配列決定した。
クローンGl、G7.G12.G5およびG3は全て500ヌクレオチド長以下 であり、このために部分的に配列決定しただけであった。
BRSウィルスGタンパク質のmRNAはポリアデニル化テイルを除くと約83 8ヌクレオチドであることがわかった(図2)。
BRSウィルスG mRNA配列を、HRSウィルスA2と18537、それぞ れサブグループAウィルスとサブグループロウィルスのGタンパク質mRNAの 公表されているヌクレオチド配列と比較した(図2) (Johnson et  al、、1987. Proc、 Natl、 Acad、 ScはHRSウ ィルスA2と18537G m RN Aよりもそれぞれ81塩基および84塩 基短い。BRSウィルスG mRNAとHRSウィルスG mRNAとの間には 共通する、いくつかの保存された特徴があった。第1番目のヌクレオチドを除い て、BRSウィルスGm RN Aは保存された遺伝子開始シグナル5’ GG GGCAAAU、 、 、 3’を有していた。Co11insら(1986, Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA見い出した。BRSウ ィルスG mRNAの3′末端部もまた全てのHRSウィルス遺伝子の3゛末端 に見られる2つのコンセンサス遺伝子配列: のうちのひとつと一致した(Collins、 et al、、 1986.  Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 USA 83:4594−4598)。BRSウィルス GmRNAの主要オープン・リーディング・フレームの開始コドンの位置、ヌク レオチド16−18はHRSウィルスのG mRNAの開始コドンの位置と同一 であった(Johnson et al、、 1987. Proc、 Nat l、 Acad、 Acad、 Sci、 U、S、A、 82:4075−4 079) 、しかしながら、BRSウィルスmRNAの3′末端部の非コード領 域は、HRSウィルスA2G mRNAが6塩基であり、HRSウィルス185 37G m RNAが27塩基であるのと比較して、42塩基長であった(Jo hnsonet al、、1987. Proc、 Natl、 Acad、  Sci、 U、S、A、84:5625−5629; 5atake、 et  al、、 1985. Nucleic Ac1ds Res、 13ニア79 5−7812; Wertz et al、、 1985. Proc、 Na tl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 82:4075−4079)。
これは、HRSウィルスA2のGタンパク質の終止コドンの119塩基前にそし て18537G m RN Aの終止コドンの98塩基前にBRSウィルスGタ ンパク質の終止コドンが存在することになる。
ひとつのクローンG4は塩基812.819および824を欠いており、それら は全て3°非コード領域の終止コドンの後である。BRSウィルスG m RN  AはHRSウィルスG mRNAに見られる上流のATGを欠いていた(Jo hnson et al、、 1987. Proc、 Natl、Acad、  Sci、 U、 S、A、 84:5825−5629; 5atake、  et al、、1985. NuBRSウィルスG mRNAとHRSウィルス A2G mRNAとを整合させた場合、BRSウィルスG mRNAはHRSウ ィルスA2G mRNAと51.7%の配列同一性を、そしてHRSウィルス1 8537G m RN Aと50.8%の配列同一性を共有していた。
HRSウィルスA2と18537G mRNAは67.4%の配列同一性を共有 している(Jahnson et al、、 1987. Proc、 Nat l、 Acad、 Sci。
U、S、A、 84:5625−5629) 、 BRSウィルスG mRNA をHRSウィルス18537G m RN Aと整合させた場合は、わずかに異 なる整合がおこるが、BRSウィルスのGmRNAとHR3A2または1853 7ウイルスのGmRNAとの配列同一性の1%以下の変化となるだけであった。
コンピューター分析を用いて内部欠失がよりよい整合をもたらすかどうか調べた が、見い出されなかった。
6、2.2. アミノ酸配列と比較 BRSウィルスG mRNAは257アミノ酸のポリペプチドと予想される主要 なオーブン・リーディング・フレームを有していた。このポリペプチドの予想さ れる分子量は28.6KDであった。BRSウィルスGタンパク質の推定アミノ 酸配列を示しく図3)、そしてHRSウィルスA2および18537Gタンパク 質の公表されているアミノ酸配列と比較した(Johnson et al、、  1987. Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 84:5625−5629 ; Wertz、 et al、、 1985、Proc、 Natl、 Ac ad、 Sci、 U、S、A、 82:4075−4079) 、 BRSウ ィルスGタンパク質は全体的アミノ酸組成においてHRSウィルスGタンパク質 と類似しており、HRSウィルス18537 (28,4%)およびA2(30 ,6%)のGタンパク質に観察されるそれと比較すると、25.7%の高いトレ オニンとセリンの残基の含有量を有していた。セリンとトレオニン残基はO結合 炭水化物側鎖付加のための可能な部位となり得る。BRSウィルスタンパク質中 の66個のトレオニンとセリン残基のうち、52個(79%)が提案された細胞 外ドメインにある。9個のトレオニン残基(アミノ酸12.52.72、92. 129.139.199.210.211.235)および8個のセリン残基( アミノ酸2.28.37.44.53.102.109.174)(7)ミが現 在マでに調べられている全てのGタンパク質の予想されたアミノ酸配列間に保存 されていた(図3)。〇−結合炭水化物付加となる可能性のある部位に加えて、 BRSウィルスGタンパク質中にはN−結合炭水化物の付加が可能な4つの部位 があった。N−結合炭水化物付加となる可能性のあるどの部位の位置もBRSウ ィルスとサブタイプB HRSウィルスとの間には保存されてぃなかった;4つ の可能性のある部位のうち2つは、HRSウィルスA2とBRSウィルスGタン パク質において同してあった。
BRSウィルスGタンパク質は、HRSウィルスA2(10%)と18537  (8,6%) (Johnson et al、、 1987. Proc、  Natl、 Acad。
それと同様に高いプロリン含有量78%を有していた。6つのプロリン残基は現 在まで配列決定されている全てのRSウィルスGタンパク質に保存されていた。
これらのプロリン残基はアミノ酸146、 155. 156. 172. 1 94.および208であった(図3)。
BRSウィルスGタンパク質の提案された細胞外ドメインには4つのシスティン 残基があった。これらの4つの残基は、HRSウィルスA2、Longおよび1 8537て4つのシスティン残基が保存されているように(Johnson e t al、、 1987. Proc、 Natl、 Acad、 Sて位置が 正確に保存されている(図3)。ざらにBRSウィルス、HRSウィルスA2、 およびHRSウィルス18537のGタンパク質は全て、提案された細胞質ドメ イン中のシスティン残基を共有していた(図3)。しかしながら、このシスティ ン残基はHRSウィルスロング(Long) Gタンパク質中には存在しない。
システィン残基がBRSウィルスGタンパク質中で保存されているが、サブグル ープAとB HRSウィルスのGタンパク質に正確に保存されていると以前報告 されていた■3のアミノ酸領域は、BRSウィルスGタンパク質ては保存されて いなかった。BRSウィルスGタンパク質のこの領域の13アミノ酸のうち6つ だけが保存されており、これらの6つのうち2つはシスティン残基てあった(図 3)。
BRSウィルスGタンパク質およびHRSタンパク質におけるアミノ酸の同一性 はHRSウィルスサブグループAとBのGタンパク質問に観察されたアミノ酸の 同一性よりもかなり低かった(図4)。HRSウィルスA2と18537Gタン パク質の間の全体的アミノ酸の同一性は53%である。BRSウィルスGタンパ ク質はHRSウィルスA2Gタンパク質と29%だけアミノ酸同一性を共有する がHRSウィルス18537Gタンパク質とは30%のアミノ酸同一性を共有し た。Gタンパク質の3つの仮定されたドメインのそれぞれの中でのアミノ酸同一 性の比較は、3つのドメインにおいで同一性のレベルが明確に異なることを示し た。BRSウィルスとHRSウィルスGタンパク質の提案された細胞外ドメイン 間の同一性は、全体的アミノ酸同一性よりかなり低くかつ2つのHRSウィルス Gタンパク質の細胞外ドメイン間の同一性よりも低かった(図4)。BRSウィ ルスGタンパク質の提案された細胞質とトランスメンブランドメインは、アミノ 酸同一性をそれぞれ43%、55%有しており細胞外ドメインよりもさらに保存 されており、いずれかのHRSウィルスGタンパク質に対応するドメインに観察 された(図4)。
BRSウィルスGタンパク質のどちらのHR3Gタンパク質との全体的同一性も HRSウィルスGタンパク質間質問れより低いが異なるGタンパク質のヒトロバ シーグラフにおいて類似性があった(Johnson et al、、 198 7. Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A。
84:5625−5629; 5atake、 et al、、1985. N ucleic Ac1ds Res、13ニア795−7812; Wertz  et al、、 1985. Proc、 Natl、 Acad、 Sci 、 U、S。
A、煕:4075−4079)。最初に親水性領域、続いてHRSウィルスA2 、HRSウィルス18537のGタンパク質およびBRSウィルスのGタンパク 質の疎水性ピークがあった。これらの2つの領域は共に提案されている細胞質ド メイン(アミノ酸1.−37)に相当した。
これに続いて提案されているトランスメンブランドメイン(アミノ酸38−68 )相当する強い疎水性の領域がある。タンパク質の残りの部分は、提案された細 胞外ドメイン(アミノ酸67−257.292または298)に相当し主に親水 性であった。この親水性細胞外ドメインは、3つのGタンパク質の全てが4つの 保存されたシスティン残基を含む領域に相当する疎水性の短い領域(アミノ酸1 .66−188)により中断されていた。
BRSウィルスG mRNAは、主要オーブン・リーディング・フレームの他に 2つのオープン・リーディング・フレームを含んでいた。ひとつのオープン・リ ーディング・フレームはヌクレオチド212で始まり、ヌクレオチド352で終 了し46アミノ酸の予想されたポリペプチドをコードしていた。2つのうちのも うひとつの大きい方は1番目と同じコードフレームであるが、ヌクレオチド38 0で始まりヌクレオチド814で終了した。このオープン・リーディング・フレ ームは144のアミノ酸の予想されたポリペプチドBRSウィルスG mRNA の全主要オーブン・リーディング・フレームを含むcDNAをワクシニアウィル ス組換え体の構築のためにデザインされたプラスミドplB176−192に挿 入した。プラスミドp18176−192は、7.5にプロモーターをチミジン キナーゼ(tk)遺伝子に挿入したワクシニアウィルスの旧ndlllJフラグ メントの一部を含む、以前記載された(Bail、 et al、、 1986 . Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 USA、 83:246−250)組換えプラスミドと 類似している。
しかしながら、p18176−192の場合、HindI[I Jフラグメント の旧nd■とPvu II部位間の1710塩基対フラグメントはplB176 の旧ndIIIとSma 1部位間に挿入され、7.5にプロモーターがtkプ ロモーターの逆の方向に転写を指示する。BRSウィルスGmRNAのcDNA を7.5にプロモーターの主要転写開始部位の下流に挿入した。挿入したBRS  G遺伝子を含むHjndm Jフラグメントを相同的組換え(Stott、  et al、、 1986. J、 Virol、 60:607−613)に よりワクシニアウィルス(コペンハーゲン株)のゲノムに挿入した。チミジンキ ナーゼ陰性組換えワクシニアウィルス(rVV)をBRSウィルスG遺伝子に特 異的なプローブを用いて組換えウィルスDNAのハイブリッド形成により同定し 、3回のブラック精製により選択した。組換えワクシニアウィルスG642とG  4567は7.5にプロモーターに対して、それぞれ順および逆方向にBRS ウィルスG遺伝子を含んでいた。BRSウィルスG遺伝子が組換えウィルスのt k遺伝子内に挿入されたのを確認するために、組換えワクシニアウィルスのゲノ ム構造をワクシニアウィルスコアDNA消化物のサザンプロット分析で確認した 。
6.2.4. BRSウィルスG遺伝子を含む組換えワクシニアウィルスで感染 した細胞からのタンパク質の分析BRSウィルスG遺伝子を含む組換えワクシニ アウィルスのBRSウィルスGタンパク質を発現する能力をBT細胞で調べた。
BRSウィルス、野生型ワクシニアウィルスまたはBRSウィルスG遺伝子を含 む組換えワクシニアウィルスで感染したBT細胞からのタンパク質をBRSウィ ルス391−2特異的抗血清を用いたウェスタンプロット分析で分析した。なぜ ならBRSウィルスGアミノ酸配列配列中のアミノ酸が微量であり、かつ391 −2抗血清が免疫沈降に働かないという事実もあってBRSウィルスGタンパク 質は、 [3″S]−メチオニンで容易に標識されない。391−2抗血清は、 BRSウィルス感染細胞からのタンパク質のウェスタンプロット分析におけるB RSウィルスGタンパク質を認識するために以前示された(Lerch et  at、、 1989. J、 Virol、 63:833−840)。
血清はrVV G642 (順方向)感染細胞(図6、レーンG642+)に存 在する2つのタンパク質を認識したが、rVV G4567 (逆方向)または 野生型ワクンニア感染細胞(図6、それぞれレーンG4567−とVV)ては認 識しなかった。rVV G642感染細胞中に生成された2つのタンパク質はB RSウィルス感染細胞中で抗血清により認識されたタンパク質と共に移動した。
rVV G642感染細胞中のタンパク質のひとつは68KDと97KOのタン パク質マーカー間の幅広いバンドとして成熟BRSウィルスGタンパク質と共に 移動した。もうひとつのタンパク質は約43KDに移動した。
Gタンパク質は感染細胞の表面に発現した糖タンパク質であり、ピリオンの膜に 組み込まれる(Huang、 1985. Virus Res、2 :157 −173)。組換えワクシニアウィルス感染細胞中で発現するBRSウィルスG タンパク質が輸送され、感染細胞の表面で発現されるかどうか決定するために、 間接的免疫蛍光染色を組換えウィルス感染細胞について行った。BT細胞はワク シニアウィルス感染に対して非常に感受性があることがわかった。バックグラン ド蛍光が高く非常に少数の細胞が染色処理で生き残った。これらの理由により、 免疫蛍光染色を組換えウィルス感染HEp−2細胞に行った。
組換えG642で感染したHEp−2細胞(図7、パネルrVVG)は非感染細 胞(図7、パネルM)または野生型ワクシニアウィルス感染細胞(図7、パネル VV)には存在しない特異的な表面蛍光を示した。
6.3.考案 呼吸器ウィルスのGタンパク質は様々な理由により例外的なウィルス糖タンパク 質である。それはHRSウィルスの付着タンパク質として特徴づけられているが (Levine et al、、 1987. J、 Gen。
Virol、 68:2522−2524) 、バラミクソウィルス材中の他の ウィルスの付着タンパク質中に見られるノイラミニダーゼとへマグルチナーゼ両 方を欠いている(Gruber and Levine、 1983. J、  Gen。
バク質の質量の約55%が〇−結含オリゴ糖側鎖の付加によると推測される、は なはだしいグリコジル化があることを示唆している(Lambert、 198 9. Virology 164:458−466) 。BRSウィルスのGタ ンパク質はHRSウィルスGタンパク質からは抗原性上区別ささらに、1報告( Matumoto et at、、 Arch、 Gesamte Virus forsch44 :280−290)を除いてはBRSウィルスはヒト起源の 細胞に感染することができないがHRSウィルスはヒトとウシの細胞の両方に感 染する。BR8とHRSウィルス間の宿主域の相異は付着タンパク質中に見られ るアミノ酸配列の相異を反映している可能性がある。
BRSウィルスとHRSウィルスのGタンパク質との間の相異をさらに調べるた めに、cDNAクローンからのBRSウィルスGタンパク質mRNAのヌクレオ チド配列を決定した。BRSウィルスG mRNAは、HR,SウィルスのG  mRNAよりも小さく、現在までに配列決定されたHRSウィルスのG mRN Aと51%の配列同一性を共有した。HRSウィルス遺伝子に見られる共通のウ ィルス遺伝子開始および終了配列は、HRSウィルスGmRNAの開始コドンに 対する開始コドンの位置のようにBRSウィルスG mRNA中で保存されてい た。BRSウィルスGmRNAは大きな3′非コード領域を有するものであって その領域がBRSウィルスG mRNAの小さなサイズと結合(7,257アミ ノ酸で28KDaの推定分子量を有するポリペプチドをコードする主要なオープ ン・リーディング・フレームとなる。これを、それぞれHRSウィルスサブグル ープAおよびサブグループSウィルスのG mRNAによりコードされ、各々約 32KDaの推定分子量の298および292アミノ酸のポリペプチドと比較す る。推定BRSウィルスGポリペプチドのサイズを感染細胞に見られる成熟BR SウィルスGタンパク質の推定サイズと比較した場合、BRSウィルスGポリペ プチドの著しい修飾があることを示唆した。
エンドグリコシダーゼ、炭水化物付加のインヒビターおよび〇−結合グリコシル 化欠損細胞系を用いた研究はHRSウィルスGタンパク質がN−および〇−結合 炭水化物側に著しくグリコジル化があることを示した(Lambert、 19 88. Virology 164:458−466)。
感染細胞からの成熟BRSウィルスGタンパク質がグリコジル化されていること が示され、90KDa HRSウィルスGタンパク質と類似した電気泳動移動度 を有し、一方ポリペプチドの推定アミノ酸配列は28KDaのタンパク質である ことを示した(Lerch et al、。
質もまたHRSウィルスGタンパク質のように著しくグリコジル化されているこ とを示唆している。BRSウィルスの0−グリコジル化の可能性のある部位の実 際の数(66)はHRSウィルスサブグループAに見られる可能性のある部位9 1よりも低いが(Johnson et al、、1987. Proc、 N atl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 84:5625−5629;  5atake et al、、 1985. Nucleic Ac1ds  Res、 13ニア795−78+2;Wertz et al、、 1985 . Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 82:4 075−4079) B RSウィルスGタンパク質の推定アミノ酸配列は、H RSウィルスGタンパク質(サブグループAとBはそれぞれ30%と28%)の レベルと同様にセリンとトレオニンのレベルが高かった(25%)。推定BRS ウィルスGアミノ酸配列配列中リンとトレオニンの高い含有量はBRSウィルス Gタンノくり質もまた著しい〇−結合グリコシル化の可能性があることを示唆し ている。
BRSウィルスGタンパク質の全体的アミノ酸組成はHRSウィルスGタンパク 質のそれと類似していたが、BRSウィルスGアミノ酸配列配列ブグループAま たはSウィルスのHRSウィルスGタンパク質の有する全体的アミノ酸同一性レ ベルより低かった(Johnson et al、、 1987. Proc、  Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 845625−5629 )。BRSウィルスGタンパク質とサブグループAまたはB HRSウィルスの Gタンパク質との間ではほんの29−30%の同一性であるがHRSウィルスサ ブグループAとサブグループSウィルスのGタンパク質を比較した場合、53% のアミノ酸同一性がある(Johnson et al、、 1987. Pr oc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、 A、 84:5625 −5629)。高いレベルのアミノ酸同一性は、提案されている細胞質およびト ランスメンブランドメイン中のBRSウィルスGタンパク質とHRSウィルスG タンパク質との間に存在するが、このレベルはまたサブグループAとBのHRS ウィルスのGタンパク質のそれらの領域を比較した場合に見られる程高くはない (図4)。BRSウィルスGタンパク質アミノ酸配列がHRSウィルスサブグル ープAまたはBのどちらのGタンパク質アミノ酸配列とも顕著な程密接に関係し ていないという事実は、ヒトおよびウシ呼吸器ウィルスがHRSウィルスAおよ びBサブグループの出現する前に分岐しそしてそれらが別の肺炎ウィルスサブグ ループに分類されていることを示唆する。
BRSウィルスGタンパク質の推定されたアミノ酸配列はBRSウィルスとHR SウィルスのGタンパク質が29−30%しかアミノ酸同一性を共有しないこと を示した。これらの相異にもかかわらず、2つのタンパク質のヒトロバシーグラ フは強い類似性を示し、全体的構造的特徴の類似する可能性を示唆するJohn son et al、 (1987,Proc、 Natl、 Acad、 S ci、 U、S、A、 84:5625−5629)は、HRSウィルスのGタ ンパク質の細胞外ドメインに見られる保存された13アミノ酸領域がレセプター 結合部位候補であり得ると示唆した。この保存された領域がBRSウィルスのG タンパク質中で保存されていないという事実は、BRSウィルスの宿主特異性と 関係し得る。BRSウィルスとHRSウィルスの両方のGタンパク質中に見られ る4つの保存されたシスティン残基は、宿主特異性を変える保存領域中において 特性の違いを有するGタンパク質に類似した2次構造をつくり得る。回復期にあ る小ウシ血清はBRSウィルスがHRSウィルスのように抗原的にサブグループ を有する可能性を示唆した(Lerch et al、、 1989、 J、V irol、邦:833−840)。
BRSウィルスG遺伝子のcDNA挿入物を含む組換えワクシニアウィルスは、 BRSウィルスGタンパク質を発現した。このBRSウィルスGタンパク質は5 DS−ポリアクリルアミドゲルにおいて、BRSウィルス感染細胞からのGタン パク質と類似した電気泳動移動度を有した。BRSウィルス391−2に特異的 な抗血清は、ウェスタンプロット分析で示されたように感染細胞において組換え ワクシニアウィルスにより生成されたBRSウィルスGタンパク質を認識した。
組換えワクシニアウィルスから発現されたBRSウィルスGタンパク質は輸送さ れ、表面免疫蛍光で示されたように感染細胞の表面で発現した。
(本頁以下余白) 7、衷mm:ウシRSウィルス融合タンパク質のm RN A及び組換えワクシ ニアウィルスのヌクレオチド配列分析 BRSウィルス391−2、野生型(コペンハーゲン株)、及び、組換えワクシ ニアウィルス、ウシ鼻甲介(BT)細胞、HEp−2細胞、及び、チミジンキナ ーゼ陰性(tk)の143B細胞の成育及び増殖は、Hruby and Ba 1l (198LJ、 Virol、 40:456−464;5tott e t al、、1986、J、 Virol、60+ 607−613;Lerc h etal、、1989、J、 Virol、 63:833−840)にお いて記載されているウシ鼻甲介(B T)細胞の細胞単層を、擬似に、BRSウ ィルス、もしくは、HRウィルスで感染させた。ツニカマイシン(1,5μg/ ml、ベーリンガー マンハイム社)を、必要な場合には、感染後25時間目に 細胞を覆う培地に添加した。1時間後に、その培地を全ての単層から除去して、 メチオニンを含まないDMEM (ギブコ社)に入れ替えた。ツニカマイシンを 、必要な場合には再添加した。30分のインキュベーション後、[”S]メチオ ニン(I00μCi/ml、ニューイングランド ヌクレアー社)を培地に添加 した。細胞を2時間インキュベートし、タンパク質を、Lerch et al 、、1989、J、 Vrrol、 63:833−840において記載しであ るように収集した。ウィルス特異的なタンパク質を、WertZら(1985、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 82:407 5−4079)において記載しであるように、ウェルカム社の抗−R3血清(ウ ェルカム リエーンエンッ社)を使用して免疫沈殿させた。タンパク質を5DS −ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PA G E ) (Laemm l i、1970、Nature (London) 227:680−685 )により分析し、蛍光光度法(Davis and Wertz、1982、J 、 Virol、 41:821−832)により検出した。
Gulber and Hofftnan (1983、gene 25:26 3−260)のストランド置換法を使用して、D’Alessio et al  (+987、Focus 9:1−4)において記載されているようにcDN Aを合成した。T4 DNAポリメラーゼ(BRL)を使用して、cDNAの末 端部を平滑にした(Maniatis et al、、1982.1n″MoI ecular Clonjng:a Laborat。
ry manual、”Co1d Spring Harbor Labora tory、 Co1d Spring Harbor、N、Y、) 。cDNA を、Smalで消化させてありかつウシ腸管アルカリホスファターゼ(Mani atis et al、、上記)で処理しであるM13mp19複製型(RF) DNAに結合し、コンピテントのE、Co11DH5αF°細胞(ベセスダ リ ザーチラボラトリーズ社)内にトランスフェクトさせた(Hanahan、 1 983、J、 Mo1. Biol、 166:557−580) 。BRSウ ィルスのF特異的挿入断片を含むM 13 m p 19フアージを、ニックト ランスレーション(Rigby et al、、1977、J、 Mo1. B iol、 113:237−251)により標識した、予め同定しであるBRS ウィルスF遺伝子特異的クローン(Lerch et al、、1989、J、  Virol、 63:833−840)をプローブとしてファージDNAのド ツトプロットハイブリッド形成(Davis et al、、1986、”Ba 5ic Methods in Mo1ecular Biology、 El sevier 5cience Publishing Co、、Inc、、N ey York、N、Y、)により同定した。M13mp19及び組換えファー ジの増殖及び操作は、Messing (1983、Meth、 Enzymo l、 101:20−78)により記載されている大腸菌のDNAポリメラーゼ ■ (ファルマシア社)のフレノウ断片もしくは修飾したT7 DNAポリメラ ーゼ(シークエナーゼ、U、S、バイオチミカルズ社)を用いるジデオキシヌク レオチド配列決定は、Tabor and Richardson (1987 、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 84:47 46−4771) 、及び、Lim and Pene (1988、Gene  Anal、 Tech、 5:32−39)において記載されているようにし て、M13配列決定用プライマーにニューイングランド バイオラボズ社)を使 用して行った。BRSウィルスのF mRNAの塩基264から284までに対 して相補的である合成りNAプライマーの伸長は、BRSウィルスのmRNAに 対して、トリ骨髄芽球症ウィルス(AMV)の逆転写酵素(モレキュラー ジェ ネティック リゾーシス社)を用いて行った(Air、1979、Virolo gy97 :468−472)。RNA上のプライマー伸長で鋳型として使用さ れるBRSウィルスmRNAは、cDNA合成のために用いられるm RN A のために記載されているように採取した(Lerch et al、、 198 9. J、 Virol、 63: 833−840 ) 。ヌクレオチド配列 決定及びプライマー伸長は、[α−”S] dATP (アマージャム社)及び ポリアクリルアミド−尿素濃度勾配ゲル電気泳動を使用して、Biggin e t al、 (1983、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U 、S、A、 80:3963−3965)により記載されているように行った。
ヌクレオチド配列は、ライスコンシン大学のジェネティックコンピューターグル ープのソフトウェア−製品を使用して分析した(Devereux et al 、、1984、Nucl、 Ac1ds Res、 12:387−395)。
BRSウィルスのF mRNAの完全な主要読み取り枠を含むcDNAを、第2 鎖合成についての特異的合成オリゴヌクレオチドを使用して合成した。このオリ ゴヌクレオチドについてのヌクレオチド配列は、BRSウィルスのmRNAの配 列分析から決定した。第1鎖合成は、D’Alessio et al、(19 87、Focus 9:1−4)において記載されているとおりになった。合成 に引き続き、RNA鋳型をRNアーゼA(1μg/μm)で37°Cで30分間 消化させた。結果として生じる1本鎖のcDNAを、フェノール抽出及びエタノ ール沈殿により単離した。第2鎖合成に用いられるオリゴヌクレオチドは、配列 、5’ CACGGATCCACAAGTATGTCCAACC3’ を有し、 このオリゴヌクレオチドの5“側の最初の9塩基はBamHI制限部位を含んで いる。1本鎖のcDNAをこのオリゴヌクレオチド(50μg / m + ) と混合し、100°Cに1分間加熱し、氷上に置いた。AMVの逆転写酵素を利 用して、反応物[50mMのトリス−HCl (pH8゜0)、50mMのKC I、5mMのM g C12,10mMのジチオスレイトール、1.6mMのd NTP類、100UのAMVIニア)逆転写酵素]中で第2鎖のcDNAを合成 するために用い、その反応物は50°Cて1時間インキュベートした。cDNA を、フェノール抽出によりタンパク質から分離し、エタノール沈殿により回収し 、更に、T4 DNAポリメラーゼで末端を平滑にした。
平滑末端のcDNAをその後、制限酵素BamHI(ベセスダリサーチ ラボラ トリーズ社)で消化し、更に、フェノール抽出によりタンパク質から分離した。
M13mp18 RFのDNAを、BamHI及びSmalで消化し更にウソ腸 管のフォスファターゼで処理し、これを、先のcDNAに添加し、更に、エタノ ール沈殿により回収した。このcDNAとベクターとを結合させ、更に、Han ahan (1983、J、 Mo1. Biol、 166:557−580 )において記載されているように、感応性のDH5αF′細胞(ベセスダ リサ ーチ ラボラトリーズ社)内にトランスフェクトさせた。
BRSウィルスのF mRNAに対応する完全なcDNAクローンであるF20 を、BamHI及びKpnlでの消化、cDNAの平滑末端を作成するためのT 4DNAポリメラーゼでの処理、及び、plBI76−192の非反復のSma  I部内への連結により、組換え用プラスミドpIBI76−192内へサブク ローン化させた。このプラスミドpIBI76−192は、Ba1lら(198 6、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 83:2 46−250)において記載されているような紹換え用プラスミド類に類似して いる。
plBr76−192の場合においては、ワクシニアウィルスのHindIII  J断片の塩基対(bp)1から1710を、pIBI76 (インターナショ ナル バテクノロシー社)のHindlllとSma1部位との間に挿入した。
280bp、つまり、ツクシアウィルスの7.5にプロモーターを含むDNAの 断片を、ワクシニアウィルスのチミジンキナーゼ(tk)遺伝子(HindII I J断片のbp 502から1070、Weir and Mass、 19 83、J、 Virol、 46:530−537)のEcoR1部位(Hin  dIII J断片のbp 670)内に挿入した。このプロモーターの方向は 、ワクシニアウィルスのtk遺伝子の転写方向とは逆の、通常のワクシニアウィ ルス地図上の右から左への転写を指示するようなものであった。I)IBI76 −192内の非反復のSmar部位は、7.5にプロモーターの主要な転写開始 部位の下流にある。
BRSウィルスのF mRNA配列を含む組換えワクシニアウィルス類の単離は 、組換えウィルス類をLavi and Ektin (1981、Carci nogenesis 2:417−423)のプロット法を使用して同定したこ と以外は、5tOttら(1986、J、 Virol、 60:607−61 3)において記載されているように行った。
7、 1. 7. 組換えワクシニアウィルスベクターの性質決定野生型及び組 換えウィルス類から単離したワクシニアウィルスのコアDNAを、Espos  i toら(1981,J、 V:rol、 Meth、 2:l75−179 )により記載されているようにサザンプロット分析用に調製した。制限酵素消化 、サザンブロソト分析、及び、ニックトランスレーションによるDNAの放射活 性ラベル化は、上述の区分6において記載したように行った。野生型及び組換え ワクシニアウィルスで感染させた細胞からのタンパク質の代謝ラベル化は、感染 後3時間から開始する3時間の間、感染させた細胞類をラベル化物に露出したこ とを除いては、先と同様に行った。タンパク質は、5DS−ポリアクリルアミド ゲル電気泳動により標準的な方法を使用して分析した。ウィルス特異的タンパク 質類の免疫沈降法は、wertzら(1985、Proc、 Natl、 Ac ad、 Sci、 U、S、A、 82:4075−4079)において記載さ れているように、ウェルカム社の抗−R5血清(ウェルカム リージエンツ社) を使用して行った。免疫蛍光法については、HEp −2細胞をカバーガラス片 上で増殖させた。細胞は、野生型もしくは組換えワクシニアウィルス類(moi =10)で感染させ、更に、感染後24時間目に、その細胞を間接的蛍光法によ り、第1抗体として抗−BRSウィルス39 ・1−2血清(Lerch et  al、、l989、J、 Vjrol、 63:833−840 )を使用し 、次に蛍光複合体形成させた抗−ウシI gG (H+L)を使用して染色した 。蛍光発光は、ニコン社の蛍光顕微鏡を使用して観察した。
7.2. 結果 7、 2. 1. 核酸配列とその比較BRSウィルスのF mRNAの完全な ヌクレオチド配列を決定する目的で、M13ファージベクター内のcDNAクロ ーンを単離し、更に、それらのヌクレオチド配列を分析した。このBRSウィル スのF mRNA配列は、4つの別々なcDNA合成反応に独立的に由来する8 つのクローン類から決定した。異なるクローンから決定したBRSウィルスのF  mRNAの領域を図8に示している。この配列の大部分は、3つのクローン、 FB3、FB5、及び、F20から決定した。クローンF20はBH3つイルス のF cDNAの全要分にあたり、これは、BRSウィルスのF mRNAの5 ′端に特異的なオリゴヌクレオチドを使用して合成した。クローンFB3、FB 5、及び、F20からの挿入断片類を、挿入断片内は切断しない制限酵素Pst l及びKpnIを使用して切除し、M13mp18 RF DNA内にサブクロ ーン化してそのcDNAの反対側の末端から配列を決定した。
更に、その挿入断片類の制限断片類を、M13mp18及びmp19というRF  DNA内へサブクローン化して、そのc DNAの中間部分の配列の決定を可 能にした。クローンF20を制限酵素、AIwNI、Pf IML EcoRV 、もしくは、HpaIで消化し、クローンFB3及びFB5を制限酵素EcoR Iて消化した。BRSウィルスのF mRNA配列の5°端は、BRSウィルス で感染させた細胞類からのm RN A上におけるDNAオリゴヌクレオチドの 伸長により決定した。BRSウィルスのFm RN Aの塩基267から284 に対して相補的なオリゴヌクレオチドについての配列は、cDNAクローン類に より提供される配列から決定した。クローンF29、FB2、F138、及び、 FBIは、全て750ヌクレオチドもしくはこれらを下回るものであり、これら は広範囲には配列決定を行わなかった。
BRSウィルスのF mRNAは、ポリアデニル尾部を除く1899ヌクレオチ ドを含んでいた(図9)。そのm RN Aの厳密な5“端にある7つの塩基は 、mRNAについてのプライマー伸長中の各塩基についての4つのヌクレオチド 反応全てにおける強力な停止シグナルのために、決定することができなかった。
BRSウィルスのF mRNAの3゛端の配列は、全てのHRSウィルス遺伝子 (Collins et al、、1986、Proc、 Natl、 Aca d、 Sci、 U、S、A、 83:4594−4598)の末端及びBRS ウィルスのGmRANの3″末端において見いだされる2つのコンセンサス遺伝 子末端配列の内の一つである、 A 5′ ・・・・・AGU−AU−UポリA3’U であることを突き止めた。BRSウィルスのF mRANは単一の主要読み取り 枠を有し、それは、ヌクレオチド14で始まる開始コドンから始まりかつヌクレ オチド1736の停止コドンにまで広がっている。3′ポリアデニル化領域の手 前には、3′端における161ヌクレオチドの非コーディング領域が存在してい た(図9)。
BRSウィルスのF mRNAのヌクレオチド配列を、HRSウィルスA 2  (Coffins et al、、1986、Proc、 Natl、 Aca d、 Sci、 U、S、A、 83:4594−4598)のF mRNA、  Long (Lopez et al、、1988、Virus Res、  10:249−262) 、R8S −2(Baybutt and Prin gleS1987j、 Gen、 Vir、 68:2789−2796) 、 及び、18537 (Johnson and Co11ins、1988、J 、Gen、 Virol、 69:2623−2628)について公表されてい る配列と比較して、様々なF mRNA配列間における核酸の相同性の程度を決 定した(表1)。
(本頁以下余白) HRSウィルスA2、Long、及び、PSS−2はサブグループAのウィルス 類であり、更に、18537はサブグループBのウィルスである(Anders on et al、、1985、J、Infect、 Dis、 151:62 6−633;Mufson et al、、1985、J、 Gen、 Vir ol、 66:2111−2124)。BRSウィルスとHRSウィルス類のF  mRNA間の核酸相同性のレベル(71,5%)は、2つのHRSウィルスサ ブグループのF mRNAを比較する場合に観察される相同性レベル(79%) に類似していた。BRSウィルスとHRSウィルスのF mRNA間、及び、2 つのHRSウィルスサブグループのFm RN Aの間の、両方の相同性のレベ ルは、同一のサブグループ内のHRSウィルス類のF mRNAの間の相同性の レベル(97−98%)よりも低いものであった。F配列の3′非コーデイング 領域におけるBRSウィルスとHRSウィルス類との間のヌクレオチド配列相同 性のレベルは、F配列のコーディング領域における74.5%と比較すると37 .5%であった。これは、サブグループAのHRSウィルス類のF配列をサブグ ループBのHRSウィルスのF配列と比較した場合、それぞれ47%と82%で ある、3′非コーデイング領域及びコーディング領域における相同性のレベルに 類似していた。F mRNA配列における2つの部位上のヌクレオチドには変異 種が存在していた。あるクローン、すなわちクローンF20においては、ヌクレ オチド455と473は、他のクローンにおいて観察されかつ配列図(図9)に おいて示されるAとGではなく、それぞれ、GとCであった。
7.2.2. BRSウィルスのFタンパク質の予想アミノ酸配列及びHRSウ ィルスのFタンパク質配列との比較 BRSウィルスのF mRNAの読み取り枠では574アミノ酸のポリペプチド が予測された。このポリペプチドのアミノ酸配列を、図9におけるmRNA配列 の下に示した。予想されたBRSウィルスのFポリペプチドの推定分子量は63 .8kDaであった。予想されたポリペプチドのヒトロバシー(Hudropa thy)は、残基1から26に相当する、アミノ末端、及び、残基522から5 49に相当するカルボキシ末端付近における強い疎水性領域を示した(図10) 。ヒトロバシー曲線及びアミノ酸配列は、BRSウィルスのFタンパク雪中の領 域(ドメイン)はHRSウィルスのFタンパク質について記載されているものに 類似しており、アミノ末端のシグナルペプチド領域(残基1−26)、カルボキ シ末端のアンカー領域(残基522−549)、及び、Fl及びF2ポリペプチ ドを産生ずる推定上の開裂配列(残基131−136)を含むことを示唆してい た(図10及び11を参照せよ)。N−結合性炭化水素側鎖類の付加については 3つの可能な部位が存在し、そのうち2つは提案されたF2ポリペプチド内に、 そして1つは提案されたF1ポリペプチド内に存在した(図9)。
予想されるBRSウィルスのFアミノ酸配列を、HRSウィルス類、A 2 ( Collins et at、、l984、Proc、 Natl、 Acad 、 Sci、、Ll、S、A、 8]ニア1683−7i687) 、L o  n g (Lopez et al、、1988、Virus Res、 10 :249−262) 、RS S −2(Baybutt and Pring le、1987、J、 Gen、 Virol、 68:2789−2796)  、及び、18537 (Johnson and Co11ins、1988 、J、 Gen、 Virol、 69:2623−2628)のFポリペプチ ド類の予想されるアミノ酸配列類と比較した(図11)。
BRSウィルスのFポリペプチドは、4種類全てのHRSウィルスのFポリペプ チド類と同様、574アミノ酸である。BRSウィルスのFタンパク雪中に存在 する、提案されたカルボキシ末端の疎水性アンカー(残基522−549)及び アミノ末端のシグナル領域(残基1−26)は、HRSウィルスのFタンパク質 類中に存在するものに類似していた。更に、BRSウィルスのFタンパク雪中の 残基131から136におけるLys−Lys−Arg−Lys−Arg−Ar gの配列は、提案された開裂シグナルを示した。この配列は、全てのHRSウィ ルスFタンパク質類中における、提案された開裂シグナル類と相同であった。B RSウィルスのFタンパク雪中の開裂配列は−続きの疎水性残基(残基137− 158 ’)の次にあるが、この疎水性残基は開裂後のF1ポリペプチドのアミ ノ末端を意味するものと思われる。クローンF20中におけるヌクレオチドの違 いは、結果的には、提案されたF1アミノ末端の一部分であるアミノ酸残基14 8及び154において生じ、これらはそれぞれ、ValからIleへ、かつ、L eUからValへと変化する。これらの違いは、結果的には、HRSウィルスの Fタンパク質類中の相関するアミノ酸部位と相同である、BRSウィルスのFタ ンパク雪中におけるこれらの2つの部位におけるアミノ酸中に生じるであろう。
提案されたアミノ末端のシグナルペプチドにおける一つのシスティン残基(残基 25)の例外はあるものの、全てのシスティン残基はBRSウィルス及びHRS ウィルスのFタンパク質内の部位において保存されていた。これには位置550 におけるシスティン残基が含まれるが、これは、ヒトのRSウィルスのFタンパ ク質に対するパルミチン酸の共有結合の部位であることが示されている(Aru mugham et al、、1989、J、 Biol、 Chem、 26 4:10339−10342)。BRSウィルスのFタンパク質のF1ポリペプ チド中においては、N−結合グリコリル化についての単一の可能な部位(残基5 00)が存在し、その部位は、全てのHRSウィルスのFタンパク質において保 存されていた(図11)。BRSウィルスのF2ポリペプチドにおいては、N− 結合グリコシル化(残基27及び120)についての2つの可能な部位が存在し ていた(図9及び11)。残基27におけるこの可能な部位は、BRSウィルス 及びHRSウィルスのFタンパク質類中で保存されていた(図11)。しかしな がら、HRSウィルスのF2ポリペプチド類は、総計で4つか5つの可能な部位 を含むが、その数はその単離物に依存しており、更に、BRSウィルスのF2ポ リペプチド中におけるN−結合グリコシル化についての残存する可能な部位の位 置は、全てのHRSウィルスのF2ポリペプチド類において保存されていなかっ た(図11)。BRSウィルスのF2ポリペプチド上の、唯2つの可能なN−結 合グリコシル化部位の存在は、BRSウィルス及びHRSウィルスのF2ポリペ プチド類の電気泳動上での移動度における違いが存在したという初期の観察事項 に矛盾しないものであった(Lerch et al、、1989、J、 Vi rol、 63:833−840)。
様々なウィルス類のFタンパク質類間のアミノ酸同一性を、Fタンパク質の様々 な領域について示した(表2)。
HRSウィルス類である、A2、Long、及び、R35−2はサブグループA のウィルス類であり、更に、18537はサブグループBのウィルスである(A nderson et al、、1985、J、1nfect、 Dis、 1 51:626−633) ; Mufson et al、、1985、J、  Gen、 Vrral、 66:2111−2124)。変異が生じている最も 大きい領域が提案されたシグナルペプチド領域(残基1−26)内に存在するも のの、この領域の総体的な疎水性特性はBRSウィルスのFタンパク雪中におい ては保存されていた(図10)。BRSウィルスのFタンパク質の提案されたF 2ポリペプチドは、HRSウィルスAとBとのサブグループのF2ポリペプチド 類の間に存在する相同性と比較して、F2ポリペプチド類に対してより低いレベ ルの相同性を示した(Johnson and Ca11ins、1988、J 、 Gen、 Virol、 2623−2628)。それとは対照的に、様々 なF1ポリペプチド類の間の相同性のレベルは、BRSウィルスをHRSウィル スに比較しても、2つのHRSウィルスサブグループ同志を比較してみても、い ずれの場合にも類似していた。
7.2.3. BRSウィルスのFタンパク質の電気泳動上の移動度についての ツニカマイシンの効果以前に観察されたBRSウィルスのFタンパク質(Ler ch etat、、 1989. J、 Virol、 63:833−840 )のグリコジル化が果たしてN−結合グリコシル化のためであるか否かを決定す るために、N−結合グリコジル化の阻害物であるツニカマイシンの存在下及び非 存在下において放射活性でラベル化したBRSウィルスFタンパク質の電気泳動 上の移動度を調査した。BRSウィルス、HRSウィルス、及び、mock感染 させた細胞類中のタンパク質を、ツニカマイシンの存在及び非存在下において、 [”S]メチオニンに対して露出させることにより放射活性ラベル化し、免疫沈 降化させ、更に、5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動により分離した。ツ ニカマイシンの存在下においてラベル化したBRSウィルスのFタンパク質は、 ツニカマイシンの非存在下においてラベル化したBRSウィルスのFタンパク質 と比較した電気泳動上の移動度の変化を証明するものであった(図12、レーン Bア及びB)。更に、ツニカマイシンの存在下において合成したBRSウィルス のFo、Fl、及び、F2ポリペプチドは、ツニカマイシンの存在下において合 成したHRSウィルスのFo、Fl、及ヒ、F2ポリペプチド類の各々に類似す る電気泳動上の移動度を有していた(図12、レーンH工及びB、)。これらの 結果は、BRSウィルスのFタンパク質はN−結合した炭化水素添加を介してグ リコジル化され、かつ、BRSウィルスとHRSウィルスとのF2ポリペプチド の電気泳動上の移動度において観察された違いは、波峰されたアミノ酸配列によ り予想されたように、グリコジル化の程度の違いによるものであることを示すも のであった(図宿主における防御免疫反応の誘導化におけるBRSウィルスの特 有なタンパク質の役割の研究を促進させるために、BRSウィルスのFタンパク 質を、ワクシニアウィルスの発現ベクター内に配置させた。BRSウィルスのF  mRNAの完全な主要読み取り枠を含むcDNA(F20)を、ワクシニアウ ィルスの組換え体類の作製のために設計されたプラスミドであるI)IBi76 −192の中へ挿入した。このプラスミドpIBI76−192は、Ba1l  et al、 (1986、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、  U、S、A、 83:246−250)により記載されている組換えプラスミド に類似しており、これは、チミジンキナーゼ(tk)遺伝子内に挿入された7、 5にのプロモーターを有するワクシニアウィルスのHindIIIJ断片の一部 分を含む。しかしながら、pIBI76−192の場合においては、この7.5 にのプロモーターは、tkk伝子の転写の反対方向における転写を指示する。B RSウィルスのFmRNAのcDNAを、この7.5にのプロモーターの主要転 写開始部位の下流に挿入した。挿入したBRSウィルスのF遺伝子を含むHin dIII J断片を、相同的組換え(Stott et al。
、1986、J、 Virol、 60:607−613)により、ツクシアウ ィルス(コペンハーゲン株)のゲノム内に挿入した。チミジンキナーゼ陰性の組 換えワクシニアウィルス(rVV)を、組換えウィルスのハイブリッド形成によ り、BRSウィルスのF遺伝子に特異的でありかつ3回のプラーク精製により選 択されたプローブを使用して同定した。組換えワクシニアウィルスF464及び F1597は、それぞれ、7.5にのプロモーターに関して正方向及び逆方向に おけるBRSウィルスのF遺伝子を含んでいた。組換えワクシニアウィルスのゲ ノム構造は、ワクシニアウィルスのコアDNAの制限酵素消化物のサザンプロッ ト分析により調へた。これらの実験は、BRSウィルスのF遺伝子が組換えウィ ルス類のtk遺遺伝円内挿入されたことを立証するものであった。
7.2.5. BRSウィルスのF遺伝子を含む組換えワクシニアウィルスで感 染させた細胞類からのタンパク質の分析 BRSウィルスのF遺伝子を含む組換えワクシニアウィルスがBRSウィルスの Fタンパク質を発現する能力を組織培養細胞類中で調べた。BRSウィルス、野 生型のワクシニアウィルス、あるいは、プロモーターに関して正方向もしくは負 の方向でBRSウィルスのF遺伝子を含む組換えワクシニアウィルス類のいずれ かで、BT細胞を感染させた。細胞中のタンパク質を[”S]メチオニンの取り 込みによりラベル化し、収集し、その後、ウェルカム社の抗−R8血清で免疫沈 降化させ、更に、5DS−ポリアクリルアミドケル電気泳動により分離した。組 換えワクシニアウィルスF464(正方向)は感染させた細胞中において少なく とも2つのタンパク質を産生じ、これらのタンパク質を、ウェルカム社の抗−R 8血清により沈降化させたところ(図I3、レーンF464+)、これらのタン パク質は、野生型のワクシニアウィルスで感染させた細胞(図13、レーンVV )、もしくは、rVV F1597 (逆方向)で感染させた細胞(図13、レ ーンF1597−)内には存在していなかった。rVVF464で感染させた細 胞類に特異的な2つのタンパク質は、BRSウィルスのFo及びF1ポリペプチ ドに相同な電気泳動上の移動度を有していた。血清により沈降化された細胞質タ ンパク質(図12、レーンM)は、BRSウィルスのF2ポリペプチドに類似す る電気泳動上の移動度を有しており、かつ、rVV F464て感染させた細胞 内におけるF2ポリペプチドの検出を阻害した。F、タンパク質が産生され、切 断されてF1ポリペプチドを作製する場合には、可視化できないにしても、F2 ポリペプチドもやはり存在していることが推定された。
BRSウィルスで感染させた細胞内に以前は観察され(Lerchet al、 、1989、J、 Virol、 63:833−840) 、かっ、BRSウ イルスノ22にタンパク質よりもやや大きい、付加的なタンパク質が、rVV  F2O3て感染させた細胞中において観察された(図13、レーンF464+) 。この付加的なタンパク質はBRSウィルスで感染させた細胞類もしくはrVV  F2O3て感染させた細胞中にのみ産生され、かつ、ウェルカム社の抗血清に より免疫沈降化された。この結果は、この付加的タンパク質が、BRSウィルス のFタンパク質の特異的開裂断片であるか、あるいは、BRSウィルスのFタン パク質との相互作用のいずれかであることができることを示すものであった。
組換えウィルスで感染させた細胞類中において合成されるFポリペプチド類が、 本当のBRSウィルスのFポリペプチドに類似した様式にグリコジル化されてい るか否かを決定する目的て、rVV F2O3で感染させたBT細胞内のタンパ ク質を、ツニカマイシンの存在下及び非存在下において[”S]メチオニンでラ ベル化した。これらのタンパク質を、BRSウィルスで感染させたBT細胞から の同様にラベル化したタンパク質類と、免疫沈降化及び5DS−ポリアクリルア ミドゲル電気泳動により比較した(図14)。ツニカマイシンの存在下において は、rVV F464ウィルスで感染させた細胞中に産生されるFo及びF、ポ リペプチドは、ツニカマイシンの非存在下において合成されたそれらの対照物と 比較して、より速い電気泳動上の移動度を有しており(図14、レーンFTをレ ーンFと比較せよ)、かつ、BRSウィルスで感染させた細胞類からの、グリコ ジル化されていないF。及びF、ポリペプチドに相同な電気泳動上の移動度を有 していた(図13、レーンBTと比較したレーンF□)。ツニカマイシンの存在 下においては、組換えウィルスで感染させた細胞類からのタンパク質のバンドは 、消失した細胞質タンパク質の他に恐らくBRSウィルスのF2ポリペプチドを 含み、かつ、グリコジル化されていないBRSウィルスのF2が泳動するゲルの 底(図14、レーンF工)ではバンドの強度が増大していた(図12を参照せよ )。
HRSウィルスのF糖タンパク質は感染させた細胞の表面上に発現され、かつ、 ピリオン類の膜内に取り込まれる(Huang、1983、The genom e and gene products of human respira tory 5yncytial virus″Univ、 of North  Carolina at Chapel Hill;Huang et al、 、1985.2:157−173) 、組換えワクシニアウィルスで感染させた 細胞中において発現されるBRSウィルスのFタンパク質が、感染させた細胞の 表面上に輸送されかつそこで発現されているかどうかを決定する目的で、組換え ワクシニアウィルスで感染させた細胞類を、間接的な免疫蛍光染色により調べた 。BT細胞はワクシニアウィルス感染に対して極めて高い感受性を示し、かつ、 高いバックグラウンドの蛍光光度を除去した状態では免疫蛍光測定に使用するこ とができなかった。この理由のため、免疫蛍光法は、組換えウィルスで感染させ たHEp−2細胞について行った。
この免疫蛍光法において使用した抗血清はBRSウイスル391−2特異的抗血 清であり、これは、BRSウィルスで感染させた細胞からのタンパク質のウェス タンブロンド分析において、BRSウィルスのFタンパク質を認識することが以 前に示されているものである(Lerch et al、、1989、J、 V irol、 63:833−840) 。この抗血清はBRSウィルスで感染さ せた細胞についての免疫蛍光アンセイに特異的であるが、未感染の細胞類に対し ては特異性を示さない。組換えF−464で感染させたHEp−2細胞(図15 、rVVF欄)は特異的表面蛍光を示したが、これは、未感染の細胞(図15、 M欄)もしくは野生型のワクシニアウィルスで感染させた細胞(図15、Vv欄 )のいずれにおいても存在しな我々は、BRSウィルスのF mRNAに対応す るcDNAクローンのヌクレオチド配列を決定した。ヌクレオチド配列及び波峰 されたアミノ酸配列を、相関するHRSウィルス配列のものと比較した。F m RNAは、1899ヌクレオチドの長さにおいては、HRSウィルスのA2、L ong、及び、R35−2のFmRNAと相同であった(Collins et  al、、1984、Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 U、S、A、81ニア683−7687;Baybut t and Pringle、1987、J、 Gen、 Virol、 68 :2789−2796;Lopez et al、1988、Virus Re s。
]]0:249−262 。HRSウィルス18537のF rr+/RNAは 、3°非コーデイング領域において3ヌクレオチド分短い(Johns。
n and Co11ins、1988、J、Gen、Virol、69:26 23−2628) 、B RSウィルスとHRSウィルスとのF mRNAの間 の核酸相同性のレベルは、HRSウィルスのサブグループAのウィルスとサブグ ループBのウィルスとのF mRNA間のレベルに等しかった(Johnson  and Co11ins、1988、J、 Gen、 Virol、 69: 2623−2628)。
BRSウィルスのF mRNAの主要読み取り枠は予想されたタンパク質である 574アミノ酸のタンパク質をコードしており、これはHRSウィルスのFタン パク質類のサイズに相同であった(Colltns et al、、1984、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、 81ニア68 3−7687;Baybutt and Pringle、1987j、 Ge n、 Virol、 68:2789−2796;Johnson and C off1ns、1988、J、 Gen、Virol、69:2623−262 8;Lopez et al、、]988、Virus Res、 IO:24 9−262) o B RSウィルスのFタンパク質の予想される主要構造の特 徴は、N−末端シグナル、C−末端のアンカー配列、及び、F、及びF2ポリペ プチド類を産生ずるための開裂配列のようなものであるが、これらは、HRSウ ィルスのFタンパク雪中におけるこれらの特徴とともに保存されていた。BRS ウィルスのFタンパク質の波峰されたアミノ酸配列は、HRSウィルスのFタン パク質に対して80%の総体的アミノ酸相同性を有していた。BRSウィルスと HRSウィルスのF1ポリペプチドは、68%のアミノ酸相同性を有するF2ポ リペプチドよりもより多く保存されており、88%のアミノ酸相同性を有してい た。BRSウィルスとHRSウィルスとが単一の共通な祖先から分岐してきたと すると、F、と比較してF2のアミノ酸相同性の低いレベルは、特異的なアミノ 酸配列を維持するために、F、ペプチド上の束縛とは異なるか、もしくはより少 ない束縛がF2ポリペプチド上に存在しているかも知れないことを示唆している 。又、F1ポリペプチドと比較した時の、ヒトとウシとのF2ポリペプチドの間 の相同性のレベルにおける違いは、F2ポリペプチドの正確なアミノ酸配列の保 存機構は、Fタンパク質の構造及び機能を保持するという点においてはF1ポリ ペプチドのアミノ酸配列の保存機構はどは重要でないことを示唆している。提案 されたアンカー領域及びBRSウィルスのF1ポリペプチドのアミン末端のアミ ノ酸配列は、HRSウィルスのFタンパク胃中のこれらの配列と比較した場合に 、かなり保存されていた。BRSウィルスと)(RSウィルスとのFタンパク質 の、提案されたアミノ末端のシグナルペプチドはアミノ酸配列においては保存さ れていないが、予想される疎水性特性については保存されていた。
N−結合性グリコシル化の阻害剤であるツイ力マイシンの存在下におけるBRS ウィルスのFポリペプチドの合成により、BRSウィルスのFポリペプチドはN −結合性炭水化物部分の添加によりグリコジル化されることが証明された。叉、 ツイ力マイシンの存在下において合成されるBRSウィルスとHRSウィルスの F2ポリペプチドは5DS−ポリアクリルアミドゲル中で同じ電気泳動上の移動 度を有した。このことは、BRSウィルス及びHRSウィルスのF2ポリペプチ ドはグリコジル化の程度が異なることを示していた。BRSウィルスのF mR NAに対するcDNAクローンのヌクレオチド配列分析により、可能なグリコジ ル化部位の数の違いが立証された。波峰されたBRSウィルスのF2アミノ酸配 列は可能なN−結合性オリゴ糖添加のための2つのの部位のみを含んでいる一方 、HRSウィルスA2のF2ポリペプチド中には4つの可能な部位が存在する。
N−結合性グリコシル化を阻害するためのツニカマイシンの利用により、HRS ウィルス及びBRSウィルスのF1ポリペプチドの電気泳動上の移動度の違いは グリコジル化の違いによるものではないということが示されたが、それは、BR SウィルスとHRSウィルスのグリコジル化されていないF1ポリペプチドの電 気泳動上の移動度はほんの僅かしか違わないためである。ヌクレオチド配列分析 で、予想されるBRSウィルスのF1アミノ酸配列とHRSウィルスのF1ポリ ペプチドとはサイズが同じであり、かつ、両者ともN−結合性のオリゴ糖添加に ついての一つの可能な部位を含んでいることが明らかにされた。目下、BRSウ ィルスとHRSウィルスのF、ポリペプチドのアミノ酸組成内に存在する僅かな 違いが電気泳動上の移動度の違いの原因となっていると結論付けている。タンパ ク質のグリコジル化を変化させずに小水泡性口内炎ウィルスのGタンパク質内の 単一のアミノ酸を変化させると、電気泳動上の移動度が変化するということを証 明する最近の研究がこの結論を裏付けている(Pitta et al、、19 89、J、 Virol、 63二3801 − 3809) 。
BRSウィルスのFタンパク質及びHRSウィルスのFタンパク質は保存された エピトープを有する。回復期のウシ血清及びモノクローナル抗体の両方ともは、 いずれのウィルスのFタンパク質をも認識するものと思われる(Orvell  et al、、1987、J、 Gen。
Virol、 68:3125−3135;5tott et al、、198 4、Dev、 Biol、 5tand。
57:237−244:Kennedy et al、、1988、J、 Ge n、 Virol、 69:3023−3032;Lerch et al、、 1989、J、Virol、63:833−840) 。0rvell eta l、 (1987、J、 Gen、 Virol、 68:3125−3135 )は、HRSウィルスのFタンパク質に対して作製された35のモノクローナル 抗体のうち僅か3つのみが、3つのBRSウィルス株のFタンパク質を認識しな かったことを発見した。更に、Fタンパク質に対する11のモノクローナル抗体 の全てはHRSウィルスについて中和効果を有するが、これらは叉、BRSウィ ルス株の感染性をも中和した(Orvell et al、、1987、J、  Gen、 Virol、 68:3125−3135)。
合成ペプチド類及びモノクローナル抗体類を使用する研究では、HRSウィルス のFタンパク賃上の少なくとも2つのエピトープかウィルスの中和化に関係して いることが示唆された。このエピトープはアミノ酸212から232 (Tru del et al、、1987a、J、 Gen、 Virol、 68+2 273−2280;Trudel et al、、1987bSCanad、  J、 Mirobiol、 33:933−938) 、及び、アミノ酸283 から299に位置している。これらのエピトープの最初のものは、BRSウィル スのFタンパク胃中に厳密に保存されている。第2エピトープにおいては、BR SウィルスのFタンパク胃中に3つの変化が存在するが、これらの変化の全ての ものは保存的変化である。これらのエピトープの両方ともかF、ポリペプチド上 に存在するものの、中和化に影響を与えるアミノ酸は、ニューキャッスル病ウィ ルスの融合タンパク賃上のF2ポリペプチドに集中して存在していた(Toto da et al、、1988、J、 Virol、 62:4427−443 0;Neyt et al、、1989、J、 Virol、 63:952− 954)。
HRSウィルスとBRSウィルスのFタンパク質の類似性とは対照的に、これら のウィルスのGタンパク質は抗原的には性質が異なっている。いずれのHRSウ ィルスのサブグループのGタンパク質に対して作製した全てのモノクローナル抗 体は、BRSウィルスのGタンパク質を認識しなかった(Orvell et  al、、1987、J、 Gen、 Virol、 68:3125−3135 ) 。BRSウィルスで感染したウシからのポリクローナルな回復期血清はBR SウィルスのGタンパク質を認識するものの、HRSウィルスのGタンパク質は 認識しなかったことが示されいる(Lerch et al、、1989、J、  Virol、 63:833−840)。BRSウィルスとHRSウィルスと のFタンパク質の間の抗原類似性、及び、BRSウィルスとHRSウィルスのG タンパク質の間の抗原交差反応性における違いも叉、HRSウィルスとBRSウ ィルスとの相同タンパク質の間のアミノ酸相同性のレベルに反映されていた。H RSウィルスとBRSウィルスとのGタンパク質は僅か30%のアミノ酸相同性 を共有しているものの、この2つのウィルスのFタンパク質は80%のアミノ酸 相同性を共有している。F及びG糖タンパク質における違いは又、それらのエピ トープ提示においても顕著である。Garcia −Barreno et a l、(1989、J、 Virol、 63:925−932)は、一連のモノ クローナル抗体を使用してこのFタンパク質のエピトープを5つの非重複群に分 割できるが、Gタンパク質上のエピトープの多くの競合反応曲線はかなり重複し たものであることを発見した。
BRSウィルスのF遺伝子へのcDNA挿入断片を含む組換えワクシニアウィル スはBRSウィルスのFタンパク質を発現した。
このBRSウィルスのFタンパク質をFl及びF2ポリペプチドへと開始裂した ところ、これらは、BRSウィルスで感染させた細胞からのFタンパク質に類似 した5DS−ポリアクリルアミドゲルにおける電気泳動上の移動度を有していた 。N−結合グリコシル化の阻害物であるツニカマイシンでの実験では、組換え体 で感染させた細胞から発現されるBRSウィルスのFタンパク質は、BRSウィ ルスで感染させた細胞からのFタンパク質に類似するレベルにまでグリコジル化 されていた。組換えワクシニアウィルスから発現されるBRSウィルスのFタン パク質は、表面免疫蛍光法により示されるように、感染させた細胞類の表面に輸 送されかつそこで発現される。
8、 実施例: BRSウィルスのGタンパク質に対する非特異的なポリクロー ナル抗体の産生及び抗原特異性の証明 組換えVVベクターから発現されるウシRSウィルスの付着タンパク質の生物学 的活性をテストし、かつ、ポリクローナル抗血清を使用してBH3及びHRSウ ィルスのGタンパク質の間の抗原交差反応性を評定するために、BRSウィルス もしくはHRSウィルスのいずれかのGタンパク質を発現する組換えVVを使用 して、5tott et at、、 1986、J、 Virol、 60:6 07−613において記載されているように動物を免疫した。BRSウィルスの Gタンパク質で免疫した動物からの血清は、BRSウィルスの付着タンパク質を 特異的に免疫沈降化させたが、ヒトのR5Gタンパク質は認識しなかった(図1 6)。同様に、HRSウィルスのGタンパク質に対して生した抗血清はHRSウ ィルスのGタンパク質に特異的であり、かつ、ウシのRSSライスルGタンパク 質の認識は示さず、これらのことは、2つの付着タンパク質が抗原的に異なって いることを立証している。
FIG、 5A 3I +t(、 FIG、5B アミノ酸位置 FIG、5C 29−−−M ・−― 14CM MTB 87 F FTV V7VVF A B C t ′ 要約 本発明は、B RS (bovine respjratory 5yncyt ial)ウィルスのタンパク質をコードする組換えDNA分子、BRSウィルス のタンパク質およびペプチド、並びにそれらから製造された組換えBRSウィル スワクチンに関する。それは、部分的に、BRSウィルスの完全なG、Fおよび Nタンパク質をコードする実質的に全長のcDNAのクローニングに基づいてい る。本発明の特定の態様によれば、BRSウィルスのタンパク質またはペプチド をコードするDNAはBRSウィルス感染の診断に使用され、また、ワクシニア ウィルスや、細菌、酵母、昆虫または他のを推動物のベクターのような発現ベク ターに挿入される。これらの発現ベクターはBRSウィルスのタンパク質または ペプチドの大量生産に利用され、得られた実質的に純粋なウィルスペプチドまた はタンパク質はサブユニットワクチン処方物に配合されるか、あるいはBRSウ ィルス感染の診断または受動免疫感作に利用し得るモノクローナルまたはポリク ローナル抗体の製造に使用される。別の態様では、本発明により得られたBRS ウィルスタンパク質の配列が、サブユニットワクチンやポリクローナルまたはモ ノクローナル抗体の製造に利用し得る合成ペプチドまたはタンパク質を製造する 際に使用される。また、遺伝子、遺伝子の一部、遺伝子の任意の組み合わせ、ま たはそれらの一部を含む非病原性の発現ベクターもそれ自体を組換えウィルスワ クチンとして利用することができる。
国際調査報告 1°1′”°16″″a−=1−=” ” PCT/じ591/n51Q4;二 τυSQ1/1)5194 賢f) ?”、、’j :’JbC1aS’327”yroI3p +’/、  ClalmS 27−32.35.36.63−6δ、71,72,75,76 、121.and +23.d窒≠翌獅狽■ =*c<In= class+fled in C1ass 424 and  5utxlassδ8゛、:rへljp ’I、 4!a1ms 33.34. 69.70. and +20. dra’Am u Virus、 clas s{fled In C1ass −135and 加bclasi 235.1すrot−1p ’−’1. C !a1ms ’i・1−46.47. + 16 and !+7.dra細し > recomblnan煤@bactarium :1ass出e+j in C1ass 435 and 5ulxla錦2→ 3Th豐+ny11r+t+ons o(Groups I and II a re dlsunct from each other a刀@tJxe u>vontlCn of Group l maybe ucd ss a  molecular weight 5tandard a刀@usd in 二二、iuT、eff+j!・・’u’+−”h、lIシー7hそlnv+nr K・n+:IC;r^u7.1iisdlr6’:に:!WH、!二1蟲?Lr m ?I?、Vinq ’j、’uilJ” ?、’5317>5Sff、l’?  4’>urce f’X a proj61nτ≧−i !!IV:njQ:n  ’>1 ’フrぐZup III is 413tJr、Ct frcm a ll 0ther GrO浮垂r &5It iS dir、+、tsdt・: ’ I 5pklriC−二tleffli’、al (OffipO5ltl On Whl(n has utillt’/ aS@a mole(ular  WelQ++しgroup 1jra′4nw a マacc+ne、1.! 1ereby having a uruque and de(Lne−d@ utl+ty and ryuir+ruz a L11H*r今nt、5earchThe! InV i?njjOn O(Groups I I、 V、 ’T’l、 and X  Me dlsm(t from eac■@otjzer as well Is from aii 0ther groups as saidgrou ps are all drawn to differe獅煤@1ife f orms。
aa<h hav+nqdlstinI:tlimitations andu tilltles and requiringsepar≠狽■@5=arc hes The 1nvention Of Group VII Is distin ct from all other groups as@ILIs dir ectad to a dlstlnct chemical compcgltlon、  requiring a different 5earc■@(Orm ot h=r grou戸 The mventjon or Group Vlll and IX ar e distinct Irorn 令ach other@as well  as rr’im an 0ther Groups a、s GrOupS Vll l andIX Me dLrectad jOdisti獅モ煤@metho as vhICh uuliz+ −jffferent reagents and  r@S田t in different end prc奄р浮モ狽■ B4+1Se these 1nventions are dlsLム1ct  for the reasons given abov■@and: (1 ) s−=ar<h requjred for Group IV ls not  required (or Group IX、 res狽窒鰍モ狽鰍盾氏@ for ’=XIIIlinatlOn purposes aS IfldlCatA ’d Is proper合衆国 53711 ライスコンシン州 メデイソン 、エイピ

Claims (129)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ウシRS(respiratorysyncytial)ウイルスのGタン パク質をコードする核酸配列を含む組換えDNA分子。
  2. 2.ウシRSウイルスのGタンパク質をコードする核酸配列または部分配列が実 質的に図2に示したとおりであり、少なくとも約10のヌクレオチドを含む、請 求項1記載の組換えDNA分子。
  3. 3.ウシRSウイルスのGタンパク質をコードする核酸配列または部分配列が実 質的に図2に示したとおりの約ヌクレオチド16から約ヌクレオチド912まで であり、少なくとも約10のヌクレオチドを含む、請求項1記載の組換えDNA 分子。
  4. 4.ATCCに受託番号40841として寄託されたプラスミドpRLG414 −76−191中に含まれる、請求項2記載の組換えDNA分子。
  5. 5.図3に示したアミノ酸配列に実質的に相同なタンパク質をコードする配列、 または少なくとも約10のヌクレオチドを含むその一部を含む組換えDNA分子 。
  6. 6.ウシRSウイルスのGタンパク質またはペプチドフラグメントをコードする 核酸配列の発現が第二の核酸配列により調節され、その結果として組換えDNA 分子で形質転換された宿主においてウシRSウイルスのGタンパク質が発現され る、請求項1、2または5記載の組換えDNA分子。
  7. 7. ATCCに受託番号VR2276として寄託されたrVG642中に含ま れる、請求項6記載の組換えDNA分子。
  8. 8.請求項1、2または5記載の組換えDNA分子を含む組換え微生物。
  9. 9.細菌である、請求項8記載の組換え微生物。
  10. 10.酵母である、請求項8記載の組換え微生物。
  11. 11.請求項6記載の組換えDNA分子を含む組換え微生物。
  12. 12.請求項1、2または5記載の組換えDNA分子を含む真核細胞。
  13. 13.請求項6記載の組換えDNA分子を含む真核細胞。
  14. 14.請求項7記載の組換えDNA分子を含む真核細胞。
  15. 15.請求項1、3または5記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該DNA 分子が該微生物により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイルス のGタンパク質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイルス のGタンパク質またはそのフラグメントの生産方法。
  16. 16.請求項6記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該DNA分子が該微生 物により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイルスのGタンパク 質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイルスのGタンパク 質またはそのフラグメントの生産方法。
  17. 17.請求項1、3または5記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該DNA 分子が真核細胞により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイルス のGタンパク質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイルス のGタンパク質またはそのフラグメントの生産方法。
  18. 18.請求項6記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該DNA分子が真核細 胞により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイルスのGタンパク 質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイルスのGタンパク 質またはそのフラグメントの生産方法。
  19. 19.請求項7記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該DNA分子が真核細 胞により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイルスのGタンパク 質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイルスのGタンパク 質またはそのフラグメントの生産方法。
  20. 20.微生物が細菌である、請求項15記載の方法。
  21. 21.微生物が細菌である、請求項16記載の方法。
  22. 22.請求項15記載の生産物。
  23. 23.請求項16記載の生産物。
  24. 24.請求項17記載の生産物。
  25. 25.請求項18記載の生産物。
  26. 26.請求項19記載の生産物。
  27. 27.請求項15記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  28. 28.請求項16記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  29. 29.請求項17記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  30. 30.請求項18記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  31. 31.請求項19記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  32. 32.請求項20記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  33. 33.感染するが非病原性であり、請求項1、2または5記載のDNA分子を含 む組換えウイルス。
  34. 34.感染するが非病原性であり、請求項6記載のDNA分子を含む組換えウイ ルス。
  35. 35.請求項33記載の組換えウイルスを含むワクチン。
  36. 36.請求項34記載の組換えウイルスを含むワクチン。
  37. 37.ウシRSウイルスのFタンパク質をコードする核酸配列を含む組換えDN A分子。
  38. 38.ウシRSウイルスのFタンパク質をコードする核酸配列または部分配列が 実質的に図9に示したとおりであり、少なくとも約10のヌクレオチドを含む、 請求項37記載の組換えDNA分子。
  39. 39.ウシRSウイルスのFタンパク質をコードする核酸配列または部分配列が 実質的に図9に示したとおりの約ヌクレオチド14から約ヌクレオチド1735 までであり、少なくとも約10のヌクレオチドを含む、請求項37記載の組換え DNA分子。
  40. 40.ATCCに受託番号40842として寄託されたプラスミドpRLF20 12−76−1902中に含まれる、請求項38記載の組換えDNA分子。
  41. 41.図11に示したアミノ酸配列に実質的に相同なタンパク質をコードする配 列、または少なくとも約10のヌクレオチドを含むその一部を含む組換えDNA 分子。
  42. 42.ウシRSウイルスのFタンパク質またはペプチドフラグメントをコードす る核酸配列の発現が第二の核酸配列により調節され、その結果として組換えDN A分子で形質転換された宿主においてウシRSウイルスのFタンパク質が発現さ れる、請求項37、38または41記載の組換えDNA分子。
  43. 43.ATCCに受託番号VR2277として寄託されたrVF−464中に含 まれる、請求項42記載の組換えDNA分子。
  44. 44.請求項37、38または41記載の組換えDNA分子を含む組換え微生物 。
  45. 45.細菌である、請求項44記載の組換え微生物。
  46. 46.酵母である、請求項44記載の組換え微生物。
  47. 47.請求項42記載の組換えDNA分子を含む組換え微生物。
  48. 48.請求項37、38または41記載の組換えDNA分子を含む真核細胞。
  49. 49.請求項42記載の組換えDNA分子を含む真核細胞。
  50. 50.請求項43記載の組換えDNA分子を含む真核細胞。
  51. 51.請求項37、38または41記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該 DNA分子が該微生物により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウ イルスのFタンパク質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウ イルスのFタンパク質またはそのフラグメントの生産方法。
  52. 52.請求項42記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該DNA分子が該微 生物により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイルスのFタンパ ク質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイルスのFタンパ ク質またはそのフラグメントの生産方法。
  53. 53.請求項37、38または41記載のDNA分子を含む組換え微生物を該D NA分子が真核細胞により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイ ルスのFタンパク質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイ ルスのFタンパク質またはそのフラグメントの生産方法。
  54. 54.請求項42記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該DNA分子が真核 細胞により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイルスのFタンパ ク質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイルスのFタンパ ク質またはそのフラグメントの生産方法。
  55. 55.請求項43記載のDNA分子を含む組換え微生物を、該DNA分子が真核 細胞により発現されるように生育させ、発現されたウシRSウイルスのFタンパ ク質またはフラグメントを単離することから成る、ウシRSウイルスのFタンパ ク質またはそのフラグメントの生産方法。
  56. 56.微生物が細菌である、請求項51記載の方法。
  57. 57.微生物が細菌である、請求項52記載の方法。
  58. 58.請求項51記載の生産物。
  59. 59.請求項52記載の生産物。
  60. 60.請求項53記載の生産物。
  61. 61.請求項54記載の生産物。
  62. 62.請求項55記載の生産物。
  63. 63.請求項51記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  64. 64.請求項52記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  65. 65.請求項53記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  66. 66.請求項54記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  67. 67.請求項55記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  68. 68.請求項56記載の生産物を適当な製剤学的担体中に含有してなるサブユニ ットワクチン。
  69. 69.感染するが非病原性であり、請求項37、38または41記載のDNA分 子を含む組換えウイルス。
  70. 70.感染するが非病原性であり、請求項42記載のDNA分子を含む組換えウ イルス。
  71. 71.請求項69記載の組換えウイルスを含むワクチン。
  72. 72.請求項70記載の組換えウイルスを含むワクチン。
  73. 73.実質的に図3に示したとおりのアミノ酸配列または抗原決定基を含むその 部分配列を有する組換えまたは合成タンパク質。
  74. 74.実質的に図11に示したとおりのアミノ酸配列または抗原決定基を含むそ の部分配列を有する組換えまたは合成タンパク質。
  75. 75.請求項73記載の組換えまたは合成タンパク質を適当な製剤学的担体中に 含有してなるサブユニットワクチン。
  76. 76.請求項74記載の組換えまたは合成タンパク質を適当な製剤学的担体中に 含有してなるサブユニットワクチン。
  77. 77.請求項73記載の組換えまたは合成タンパク質を動物に接種することから 成る方法により製造された抗体。
  78. 78.モノクローナル抗体である、請求項77記載の抗体。
  79. 79.請求項77記載の抗体から製造された抗体フラグメントまたは抗体誘導体 。
  80. 80.請求項78記載の抗体から製造された抗体フラグメントまたは抗体誘導体 。
  81. 81.請求項74記載の組換えまたは合成タンパク質を動物に接種することから 成る方法により製造された抗体。
  82. 82.モノクローナル抗体である、請求項81記載の抗体。
  83. 83.請求項81記載の抗体から製造された抗体フラグメントまたは抗体誘導体 。
  84. 84.請求項82記載の抗体から製造された抗体フラグメントまたは抗体誘導体 。
  85. 85.ウシRSウイルスに感染したらしい動物から得られた試料中のウシRSウ イルス核酸の存在を検出することから成る、ウシRSウイルス感染の診断方法。
  86. 86.(i)ウシRSウイルスに感染したらしい動物から得られた試料より調製 した核酸を、実質的に図2に示したとおりの配列または部分配列を有しかつ少な くとも約10のヌクレオチドを含む核酸分子に、ハイブリダイゼーションを可能 にする条件下で接触させ;そして (ii)ハイブリダイゼーションが起こったかどうか検出する;ことから成り、 その際ハイブリダイゼーションの検出がウシRSウイルス感染の指標となる、請 求項85記載の方法。
  87. 87.(i)ウシRSウイルスに感染したらしい動物から得られた試料より調製 した核酸を、実質的に図9に示したとおりの配列または部分配列を有しかつ少な くとも約10のヌクレオチドを含む核酸分子に、ハイブリダイゼーションを可能 にする条件下で接触させ;そして (ii)ハイブリダイゼーションが起こったかどうか検出する;ことから成り、 その際ハイブリダイゼーションの検出がウシRSウイルス感染の指標となる、請 求項85記載の方法。
  88. 88.ウシRSウイルスに感染したらしい動物からRNAを調製し、工程(i) でノーザンブロット分析にかける、請求項86記載の方法。
  89. 89.ウシRSウイルスに感染したらしい動物からRNAを調製し、工程(i) でノーザンブロット分析にかける、請求項87記載の方法。
  90. 90.(i)ウシRSウイルスに感染したらしい動物から得られた血清試料を、 実質的に図3に示したとおりのアミノ酸配列または抗原決定基を含むその部分配 列を有する組換えまたは合成タンパク質に、抗体のタンパク質への結合を可能に する条件下で接触させ;そして (ii)抗体の該タンパク質への結合が起こったかどうか検出する; ことから成り、その際抗体のタンパク質への結合がウシRSウイルスにさらされ たことまたは感染したことの指標となる、ウシRSウイルス感染の診断方法。
  91. 91.酵素結合免疫吸着検定である、請求項90記載の方法。
  92. 92.抗体の存在をウェスタンブロット法により検出することを含む、請求項9 0記載の方法。
  93. 93.(i)ウシRSウイルスに感染したらしい動物から得られた血清試料を、 実質的に図11に示したとおりのアミノ酸配列または抗原決定基を含むその部分 配列を有する組換えまたは合成タンパク質に、抗体のタンパク質への結合を可能 にする条件下で接触させ:そして (ii)抗体の該タンパク質への結合が起こったかどうか検出する; ことから成り、その際抗体のタンパク質への結合がウシRSウイルスにさらされ たことまたは感染したことの指標となる、ウシRSウイルス感染の診断方法。
  94. 94.酵素結合免疫吸着検定である、請求項93記載の方法。
  95. 95.抗体の存在をウェスタンブロット法により検出することを含む、請求項9 3記載の方法。
  96. 96.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項27記載のサブユニットワ クチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発する 方法。
  97. 97.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項28記載のサブユニットワ クチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発する 方法。
  98. 98.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項29記載のサブユニットワ クチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発する 方法。
  99. 99.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項30記載のサブユニットワ クチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発する 方法。
  100. 100.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項31記載のサブユニット ワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発す る方法。
  101. 101.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項32記載のサブユニット ワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発す る方法。
  102. 102.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項35記載のワクチンを投 与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発する方法。
  103. 103.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項36記載のワクチンを投 与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発する方法。
  104. 104.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項63記載のサブユニット ワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発す る方法。
  105. 105.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項64記載のサブユニット ワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発す る方法。
  106. 106.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項65記載のサブユニット ワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発す る方法。
  107. 107.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項66記載のサブユニット ワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発す る方法。
  108. 108.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項67記載のサブユニット ワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発す る方法。
  109. 109.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項68記載のサブユニット ワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発す る方法。
  110. 110.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項71記載のワクチンを投 与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発する方法。
  111. 111.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項72記載のワクチンを投 与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発する方法。
  112. 112.ウシRSウイルスのNタンパク質をコードする核酸配列を含む組換えD NA分子。
  113. 113.ウシRSウイルスのNタンパク質をコードする核酸配列または部分配列 が実質的に図17に示したとおりであり、少なくとも約10のヌクレオチドを含 む、請求項112記載の組換えDNA分子。
  114. 114.ATCCに受託番号40843として寄託されたプラスミドpRLNB 3−76に含まれる、請求項113記載の組換えDNA分子。
  115. 115.図18に示したアミノ酸配列に実質的に相同なタンパク質をコードする 配列、または少なくとも約10のヌクレオチドを含むその一部を含む組換えDN A分子。
  116. 116.請求項113記載の組換えDNA分子を含む組換え微生物。
  117. 117.細菌である、請求項116記載の組換え微生物。
  118. 118.酵母である、請求項116記載の組換え微生物。
  119. 119.請求項113記載の組換えDNA分子を含む真核細胞。
  120. 120.感染するが非病原性であり、請求項113記載のDNA分子を含む組換 えウイルス。
  121. 121.請求項120記載の組換えウイルスを含むワクチン。
  122. 122.実質的に図18に示したとおりのアミノ酸配列または抗原決定基を含む その部分配列を有する組換えまたは合成タンパク質。
  123. 123.請求項122記載の組換えまたは合成タンパク質を適当な製剤学的担体 中に含有してなるサブユニットワクチン。
  124. 124.請求項122記載の組換えまたは合成タンパク質を動物に接種すること から成る方法により製造された抗体。
  125. 125.モノクローナル抗体である、請求項124記載の抗体。
  126. 126.請求項125記載の抗体から製造された抗体フラグメントまたは抗体誘 導体。
  127. 127.(i)ウシRSウイルスに感染したらしい動物から得られた試料より調 製した核酸を、実質的に図17に示したとおりの配列または部分配列を有しかつ 少なくとも約10のヌクレオチドを含む核酸分子に、ハイブリダイゼーションを 可能にする条件下で接触させ;そして (ii)ハイブリダイゼーションが起こったかどうか検出する;ことから成り、 その際ハイブリダイゼーションの検出がウシRSウイルス感染の指標となる、請 求項85記載の方法。
  128. 128.(i)ウシRSウイルスに感染したらしい動物から得られた血清試料を 、実質的に図18に示したとおりのアミノ酸配列または抗原決定基を含むその部 分配列を有する組換えまたは合成タンパク質に、抗体のタンパク質への結合を可 能にする条件下で接触させ;そして (ii)抗体の該タンパク質への結合が起こったかどうか検出する; ことから成り、その際抗体のタンパク質への結合がウシRSウイルスにさらされ たことまたは感染したことの指標となる、ウシRSウイルス感染の診断方法。
  129. 129.下記処置を必要とする動物に、有効量の請求項123記載のサブユニッ トワクチンを投与することから成る、ウシRSウイルスに対して免疫応答を誘発 する方法。
JP3514104A 1990-07-24 1991-07-23 ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法 Pending JPH05509231A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US55726790A 1990-07-24 1990-07-24
US557,267 1990-07-24

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001004873A Division JP2001258581A (ja) 1990-07-24 2001-01-12 ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法
JP2001004856A Division JP2001258580A (ja) 1990-07-24 2001-01-12 ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05509231A true JPH05509231A (ja) 1993-12-22

Family

ID=24224715

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3514104A Pending JPH05509231A (ja) 1990-07-24 1991-07-23 ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法
JP2001004873A Pending JP2001258581A (ja) 1990-07-24 2001-01-12 ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法
JP2001004856A Pending JP2001258580A (ja) 1990-07-24 2001-01-12 ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001004873A Pending JP2001258581A (ja) 1990-07-24 2001-01-12 ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法
JP2001004856A Pending JP2001258580A (ja) 1990-07-24 2001-01-12 ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6060280A (ja)
EP (1) EP0540645A4 (ja)
JP (3) JPH05509231A (ja)
AU (1) AU650040B2 (ja)
CA (1) CA2087853A1 (ja)
HU (1) HUT67362A (ja)
IE (1) IE912586A1 (ja)
NZ (1) NZ239084A (ja)
WO (1) WO1992001471A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996006112A1 (en) * 1994-08-25 1996-02-29 Instituut Voor Veehouderij En Diergezondheid (Id-Dlo) Antigenic peptides derived from the g protein of rsv for type- and subtype-specific diagnosis of respiratory syncytial virus (rsv) infection
US5789229A (en) * 1994-09-30 1998-08-04 Uab Research Foundation Stranded RNA virus particles
US5716821A (en) * 1994-09-30 1998-02-10 Uab Research Foundation Prevention and treatment of respiratory tract disease
FR2726471B1 (fr) * 1994-11-07 1997-01-31 Pf Medicament Procede pour ameliorer l'immunogenicite d'un compose immunogene ou d'un haptene et application a la preparation de vaccins
US6264957B1 (en) 1995-09-27 2001-07-24 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Product of infectious respiratory syncytial virus from cloned nucleotide sequences
US6180398B1 (en) * 1996-07-12 2001-01-30 Virogeneitics Corporation Two-step immunization procedure against the pyramyxoviridae family of viruses using recombinant virus and subunit protein preparation
FR2751229B1 (fr) 1996-07-19 1998-11-27 Rhone Merieux Formule de vaccin polynucleotidique notamment contre la pathologie respiratoire des bovins
FR2751228B1 (fr) * 1996-07-19 1998-11-20 Rhone Merieux Vaccin polynucleotidique bovin pour voie intradermique
US7201907B1 (en) 1997-05-23 2007-04-10 The United States Of America, Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Attenuated human-bovine chimeric parainfluenza virus(PIV) vaccines
US7632508B2 (en) 1997-05-23 2009-12-15 The United States Of America Attenuated human-bovine chimeric parainfluenza virus (PIV) vaccines
US7951383B2 (en) 1997-05-23 2011-05-31 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Attenuated parainfluenza virus (PIV) vaccines
US20030082209A1 (en) 2000-07-05 2003-05-01 Skiadopoulos Mario H. Attenuated human-bovine chimeric parainfluenza virus (PIV) vaccines
US6908618B2 (en) 1997-11-10 2005-06-21 University Of Maryland Production of novel bovine respiratory syncytial viruses from cDNAs
WO1999024564A1 (en) * 1997-11-10 1999-05-20 University Of Maryland PRODUCTION OF NOVEL BOVINE RESPIRATORY SYNCYTIAL VIRUSES FROM cDNAs
EP1074612A1 (en) * 1999-08-04 2001-02-07 Pasteur Merieux Serums Et Vaccins Use of vegetal peptones for DNA vaccine production
US6605283B1 (en) 2002-11-01 2003-08-12 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Nucleotide sequence for the Avian Metapneumovirus (Colorado) attachment glycoprotein gene
GB2475223A (en) * 2009-09-24 2011-05-18 Pasteur Institut A Paramyxoviridae family N protein-RNA complex in crystal form
BR112015002131B1 (pt) 2012-08-01 2022-11-01 Bavarian Nordic A/S Vírus vaccinia ankara modificado (mva) recombinante, composição farmacêutica e uso do referido mva recombinante

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI63596C (fi) * 1981-10-16 1983-07-11 Orion Yhtymae Oy Mikrobdiagnostiskt foerfarande som grundar sig pao skiktshybridisering av nukleinsyror och vid foerfarandet anvaenda kombinationer av reagenser
US4722848A (en) * 1982-12-08 1988-02-02 Health Research, Incorporated Method for immunizing animals with synthetically modified vaccinia virus
US4752638A (en) * 1983-11-10 1988-06-21 Genetic Systems Corporation Synthesis and use of polymers containing integral binding-pair members
US4855224A (en) * 1984-03-09 1989-08-08 Genentech, Inc. Molecularly cloned diagnostic product and method of use
US4790987A (en) * 1985-11-15 1988-12-13 Research Corporation Viral glycoprotein subunit vaccine
AU605476B2 (en) * 1986-01-14 1991-01-17 University Of North Carolina, The Vaccines for human respiratory virus
US4879213A (en) * 1986-12-05 1989-11-07 Scripps Clinic And Research Foundation Synthetic polypeptides and antibodies related to Epstein-Barr virus early antigen-diffuse
US4994368A (en) * 1987-07-23 1991-02-19 Syntex (U.S.A.) Inc. Amplification method for polynucleotide assays
US5223254A (en) * 1987-09-29 1993-06-29 Praxis Biologics, Inc. Respiratory syncytial virus: vaccines
AU9128391A (en) * 1990-11-05 1992-05-26 Siba Kumar Samal Bovine respiratory syncytial virus genes
WO1993011795A1 (en) * 1991-12-10 1993-06-24 Integrated Biotechnology Corporation Anti-idiotypic vaccine for protection against bovine respiratory syncytial virus

Also Published As

Publication number Publication date
EP0540645A1 (en) 1993-05-12
AU650040B2 (en) 1994-06-09
EP0540645A4 (en) 1993-12-29
AU8330391A (en) 1992-02-18
US6060280A (en) 2000-05-09
HUT67362A (en) 1995-03-28
NZ239084A (en) 1994-09-27
WO1992001471A1 (en) 1992-02-06
JP2001258581A (ja) 2001-09-25
IE912586A1 (en) 1992-01-29
CA2087853A1 (en) 1992-01-25
HU9300187D0 (en) 1993-04-28
JP2001258580A (ja) 2001-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lerch et al. Nucleotide sequence analysis and expression from recombinant vectors demonstrate that the attachment protein G of bovine respiratory syncytial virus is distinct from that of human respiratory syncytial virus
JPH05509231A (ja) ウシrsウイルスの組換えdna、タンパク質ワクチン、抗体、および形質転換細胞の使用法
EP0832253B1 (en) Nucleic acid respiratory syncytial virus vaccines
JP2534246B2 (ja) ニユ−カツスル病ウイルス遺伝子クロ−ン
KR101745029B1 (ko) 재조합 조류 파라믹소바이러스 백신 및 이의 제조 및 사용 방법
JPH07501707A (ja) キメラ免疫原
CN108715866B (zh) 一种重组病毒载体、疫苗及其制备方法与应用
JPH03502687A (ja) レスピラトリイ・シンシチアル・ウイルス:ワクチンおよび診断法
KR101506979B1 (ko) 전형적 돼지 콜레라 바이러스에 대한 키메릭 백신 항원
Lerch et al. Nucleotide sequence analysis of the bovine respiratory syncytial virus fusion protein mRNA and expression from a recombinant vaccinia virus
CN112739359A (zh) Apmv及其用于治疗癌症的用途
CN107586322B (zh) 牛传染性鼻气管炎病毒gD蛋白抗原表位多肽及其抑制剂和单抗及其应用
WO2020068540A1 (en) Compositions and methods for making and using virus-like particles (vlps)
JP2023093566A (ja) Rsv gを発現する組換えキメラウシ/ヒトパラインフルエンザウイルス3およびその使用法
CN109999191B (zh) 一种鸡毒支原体新型基因工程亚单位疫苗
WO1992003554A1 (en) Infectious laryngotracheitis virus vaccine
JP2020520241A (ja) 改変型ウイルス
US5283191A (en) Mareks' disease virus vaccine
KR20210126075A (ko) 키메라 rsv 및 hmpv f 단백질, 면역원성 조성물, 및 사용 방법
KR102154795B1 (ko) 조류 인플루엔자 바이러스 h5n6의 표면항원을 발현하는 뉴캣슬병 바이러스 발현 시스템 및 이를 이용한 조류 백신
US6730305B1 (en) Nucleotide sequences encoding bovine respiratory syncytial virus immunogenic proteins
EP0513921A2 (en) Recombinant vaccine against Marek's disease
KR20220040423A (ko) 재조합 단백질을 포함하는 사스-코로나바이러스-2 감염증 예방 또는 치료용 백신 조성물
JP3428666B2 (ja) 組換えマレック病ウイルスおよびその製法
KR20210084125A (ko) 신규 사이토메갈로바이러스 dna 백신 컨스트럭트 및 그의 용도

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051220

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051226