JPH0551097B2 - - Google Patents
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- JPH0551097B2 JPH0551097B2 JP10286986A JP10286986A JPH0551097B2 JP H0551097 B2 JPH0551097 B2 JP H0551097B2 JP 10286986 A JP10286986 A JP 10286986A JP 10286986 A JP10286986 A JP 10286986A JP H0551097 B2 JPH0551097 B2 JP H0551097B2
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は、既存のコンクリート構造物中の鋼材
の腐食状況を測定する可搬式の検出端に関し、特
に非破壊で連続測定可能な検出端に関するもので
ある。 (従来の技術) コンクリート構造体に用いられる鉄筋は種々の
条件によつて腐食し、その機能を喪失する。従つ
て鉄筋の腐食状況を測定検査し、その状況に応じ
てコンクリート構造体の寿命を決定するにあた
り、通常該コンクリート構造体の一部を破壊し、
鉄筋を露出させ目視で検査する方法が採用されて
いたが、構造体にとつては好ましい手段ではな
い。 そこで特開昭59−217147号公報に見られるよう
に、非破壊測定手段が提案されるようになつた。
この手段は、コンクリート中の鋼材(鉄筋)を試
験極として、この露出部に試験極端子をとる一
方、照合電極および対極を備えた可搬式電極部
を、上記鋼材に沿つてコンクリート面上に順次密
着させてゆき、コンクリート面上の各位値におい
て、上記照合電極、試験極、対極を用いて自然電
位、分極抵抗および液抵抗を測定し、この3つの
電気化学的特性値から、鋼材の腐食状況を推定す
るコンクリート中の鋼材の腐食探査手段である。 これに利用する装置として給液・空気抜き部を
備えた無底容器の底部を多孔質材料からなる下蓋
により閉じ、かつ容器内に電解質水溶液を満たす
とともに、この電解質水溶液に照合電極および対
極を浸漬させて、コンクリート面に密着可能に形
成した可搬式電極部と、コンクリート中の鋼材を
試験極とし、この露出部に試験極端子をとる一
方、上記照合電極および対極を用いて自然電位、
分極抵抗、液抵抗の各測定値を出力する3電極式
モニターからなる装置が開示されている。 (発明が解決しようとする問題点) 前記特開昭59−217147号公報は、コンクリート
中の鉄筋の腐食状況を非破壊で測定できる点で優
れた手段であるが、その具体的装置について次の
ような技術点課題がある。 即ち、通常コンクリート構造体における鉄筋腐
食状況の測定は、上面に限定されず、側面や下面
(底面)から実施しなければならないことが多い
が、前記発明の可搬式電極部即ち検出端は、側面
や下面から測定する場合、電解質水溶液(以下単
に電解液と略称する)のコンクリート面への漏出
状況が不安定になり易いため、測定が不確定にな
る恐れが多い。これは通常足場が悪く測定が困難
な箇所が多い現場作業では、特に技術的問題を大
きくする要因になる。 つまり、前記発明の検出端は、使用姿勢によつ
て内部に不必要な空気の混入を招き、その結果、
検出端と鉄筋とを電気的に良好な導通状態に維持
することができなくなるという問題点を有してい
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、如何なる測定姿勢でも確実な測定が
可能で、かつ精度が高い検出端の開発を意図した
もので、すなわち、鉄筋露出部に試験極端子をと
り、内部に電解液充填部と、この充填部に突出し
電解液に浸漬した照合電極および対極を有する可
搬式検出端を、被測定コンクリート面上に電解液
を漏出させつつ接触させて得られる電気化学的特
性値(例えば自然電位、分極抵抗、液抵抗、等)
から、鉄筋の腐食を測定する装置に用いられる可
搬式鉄筋腐食検出端であつて、給液もしくは給気
可能な装置に接続された給液・給気兼用管と開閉
弁を備えた排気管さらに照合電極および対極が装
着された支持盤と、軸中央に内筒挿入孔と外縁に
フランジを備えると共に、内筒との連通孔を有す
る底板と頂部に前記支持盤との装着部を備え、胴
部内が電解液充填部となつている外筒と、前記連
通孔との通液弁口を有し、前記外筒胴部内に延び
て電解液を導出する内筒が、軸中央に固着されて
おり、この内筒が前記内筒挿入孔を通して差し込
まれた状態で、前記外筒のフランジに回転自在に
装着する回転キヤツプと、前記回転キヤツプが装
着された状態で、前記内筒の上縁と前記支持盤の
下面に配置される通液性パツキン材と、前記回転
キヤツプの測定対象側の面を密閉する透液性接触
材からなることを特徴とし、さらには対極が照合
電極を中心として取り巻くように配置されてい
る。 以下本発明の構成を作用と共に詳細に説明す
る。 第1図は本発明にかかる検出端1の概略縦断断
面図であつて、円板型支持盤2は保護キヤツプ3
と外筒4との差込み突起部2a,2bを有し、電
気的絶縁材で構成されており、照合電極5、対極
6および給液・給気兼用管7、排気管8が装着さ
れている。 前記照合電極5のリード線5aは、上方に延び
て取出部、この例ではコネクタ9に接続され、同
様に対極6のリード線6aは、該コネクタ9に接
続されており、該リード線5a,6aはコネクタ
9、コード10を経て、3電極式腐食モニター1
1に接続される。 また給液・給気兼用管7(以下単に兼用管と言
う)の頂部と、保護キヤツプ3の取付部、この例
では接続管12との間は、フレキシブルチユーブ
13によつて接続されており、さらに接続管12
と給液・給気装置14間はホース15で接続され
ている。また給液・給気装置には気・液切替弁、
気・液ポンプ、開閉弁、圧力調整弁等が設けられ
ているが、説明は省略している。 排気管8の頂部と保護キヤツプ3の取付部、こ
の例では接続管16との間はフレキシブルチユー
ブ17で接続されており、さらに接続管16と排
気開閉弁18間は、ホース19で接続されてい
る。 次に保護キヤツプ3のフランジ3aは、前記円
板形支持盤2のフランジ2cの上面と密着するよ
うに構成され、同様に外筒4のフランジ4aも、
前記フランジ2cの下面と密着するように構成さ
れている。 さらに該フランジ3a,2c,4aを貫通する
孔20が、複数個設けられているので、該貫通孔
20に締付用ボルト21を通し、次にナツト22
により締付けると、保護キヤツプ3、円板型支持
盤2、外筒4を緊密に結合することができ、また
必要に応じて適宜パツキン材を介在させて、気密
性を向上させるように結合することも可能であ
る。 次に前記外筒4の底板4bには、フランジ4c
が周設され、また内筒23を挿入する内筒挿入孔
24が、軸中央に設けられている。さらに前記底
板4bには、外筒4の胴部に設けられた電解液充
填内腔4dと、前記内筒挿入孔24間に連通する
孔25が設けられている。 そして環状溝26に、前記フランジ4cがはめ
込まれた状態で、回転自在に装着される回転キヤ
ツプ27には、さらに両端が開口している直管か
らなる内筒23が固着されている。そして前記回
転キヤツプ27は、分割組立型の環状金物27a
と、この環状金物27aの取付ボルト28と内筒
支持部27bから構成され、前記外筒4の底板4
bに、内筒支持部27bをパツキン材29を介在
させて押しあてた後、前記環状金物27aと取付
ボルト28によつて、この底板4bに回転自在に
組み立てられる。 また前記回転キヤツプ27の外面は、透液性接
触板30で密閉されており、それ故前記内筒23
内の電解液は所定時間内に所定量通過するように
なる。そのため透液性接触板30には、有機、無
機の繊維や透液性多孔質体が採用される。 前記内筒23の下部は、前記回転キヤツプ27
に固着されているが、その上部は前記外筒4の内
腔4dの上方に延び、その上縁23aと円板形支
持盤2の下面、この例では差込み突起部2bの下
面2b1との間には、通液性パツキン材31が保持
されている。 さらに内筒23の下方には、筒壁を貫通する通
液弁口32が設けられ、回転キヤツプ27の回転
にともなう内筒23の回転により、前記連通孔2
5と通液弁口32は、通液可能あるいは不可能の
状態となる。 さらに前記内筒23の内腔23bの下方に延び
る照合電極5の先端5bには、設定離間距離をお
いて、対極6の先端6bが螺旋形に形成されて対
向している。このような対極6の構成は、電流分
布を均一化し、また対極6の形状をコンパクト化
しうるので、検出端の容積をより小さくし、運搬
および測定を便利にする機能を与える。 次にコンクリート33に埋設された鉄筋34の
露出部34aには、試験極端子35が取付けられ
ており、リード線36は前記3電極式モニターに
接続されている、 次に第2図は本発明にかかる検出端1の部分切
欠概略斜視図であつて、第1図と同符合のものは
同一部材である。 第2図において回転キヤツプ27の詳細を説明
する。 前述のように回転キヤツプ27は、環状金物2
7aと内筒支持部27bと、それらを連結する取
付ボルト28によつて構成されているが、前記環
状金物27aは、例えば分割された扇状の部品か
らなつており、内筒支持部27bを、前述のよう
に底盤4bに押しあてた後組立られ、その結果環
状溝26が形成され、回転キヤツプ27はフラン
ジ4cに回転自在に装着される。 さて本発明の検出端は前述のような構成となつ
ており、その作用および機能を第3図、第4図、
第5図の操作要領説明図で説明する。 第3図は、コンクリート床面上に検出端1を押
しあて、鉄筋34の腐食状況を測定している状態
を示す図である。 まず、測定に先立ち、あらかじめ回転キヤツプ
27を前記内筒23とともに回転させ、通液弁口
32と連通孔25とを連通させて通液可能として
おく。その後排気開閉弁18開状態としたのち、
給液・給気装置14からホース15を経由して、
兼用管7より電解液を外筒4内に送給する。 電解液50は兼用管7から連通孔25、通液弁
口32を通り、内筒23に充填され、同時に外筒
4内にも充填される。そこで適当量充填された時
点で、排気開閉弁18を閉じると、透液性接触板
30からコンクリート33の表面33aに、主と
して透液接触板30の透液能によつて定められる
量だけ漏出する。 そこで前述のように照合電極5、対極6、試験
極35と電気的に結線された3電極式モニター1
1によつて、電気化学的特性値(例えば、自然電
位分極抵抗および液抵抗等)の測定が適切に行わ
れる。 このような電解液供給の便のため、外筒4、内
筒23などを透明な耐食性材料で構成すると、測
定作業をより迅速に行うことができる。 本発明の実施例における対極6は、前述のよう
に先端が螺旋形に形成されており、形状を極めて
小さくすることができるので、照合電極5に十分
接近して設けることが可能で、このような構成
は、検出端1の全体構成をコンパクト化するのに
効果的であり、しかも測定精度をあげることがで
きる。 次に第4図は、鉛直コンクリート壁面33bに
おける測定状況説明図で、この場合は電解液の供
給に先立つて、前記内筒23を回転し、通液弁口
32と連通口25の連通を遮断状態としておく。
このように内筒23の回転によつて、通液系が開
閉されることとなるので、形態としては貫通孔で
あるがそれを本発明では通液弁口と言う。 さて、前記排気開閉弁18を開いて、電解液を
内腔4d内に供給しつつ、適当な時点で閉じる
と、電解液50は内筒23と外筒4の内壁4eと
の空間に充満した後、通液性パツキン材31を通
過して、前記内筒23の内腔23bを満たし、つ
いで前記透液性接触板30から壁面33bに漏出
する。 そこで給液・給気装置14から電解液を連続供
給すると、電解液は円滑に所要の量が壁面33b
に漏出するので、測定は正確に継続されることに
なる。前記通液性パツキン材31は有機、無機の
布もしくはフアイバーなどが適している。 このように構成しておくと、前記内筒23内の
電解液は適度な内圧を保持しているので、壁面3
3bに対する電解液の漏出がとぎれる恐れがな
く、測定を適確に実施することが可能になる。 すなわち前記通液性パツキン材31は、適度な
圧損のもとに電解液を通過させる機能を有し、外
筒4を横向き、つまり水平姿勢としても、該外筒
4内の内筒23から電解液が、逆方向に急激に流
失することを阻止することができる。 次に第5図は建物の天井あるいは橋梁などのコ
ンクリート下面33cに対して、下方から検出端
1を押しあて、測定を行つている状況を占めの概
略図である。 この例においても、まず電解液の供給に先立つ
て、前記内筒23を回転し、通液弁口32と連通
口25の連通を遮断状態としておき、その後排気
開閉弁18を開状態とし、給液・給気装置14か
ら電解液を内腔4dに送給し、前記内腔4dに電
解液を充満させた状態で押しあて、該排気開閉弁
18を閉じる。この場合電解液は、重力のため液
が降下するので、何等かの圧力を加えない限り、
電解液が透液性板30から外部に漏出しない。 そこで、給液・給気装置14を用いて、電解液
50を兼用管7から前記内腔4dに送給する。す
ると電解液は前記通液性パツキン材31を通り、
前記内筒23に充満し、透液性接触板30から下
面33cに漏出し、漏出は継続的に行われること
になる。 このように本発明の検出端1は、どのような測
定姿勢でも使用が可能で、十分な測定機能を有
し、かつ電解液のとぎれることのない供給によ
り、常に最良の電気的導通状態を保持しうるの
で、信頼性の高い測定結果を得ることができる。 以上の例では給液・給気装置14を用いて、電
解液を送給する方法について説明してきたが、他
の方法として、外筒4内に十分電解液が充填され
ている場合に、給液・給気装置14を用いて、圧
縮空気を送気することも有効である。 この場合には、外筒4内に電解液50が存在す
る限り、電解液は電気通液性パツキン材31を通
り、前記内筒23に充満し、透液性接触板30か
ら下面33cに漏出し、漏出は継続的に行われる
ことになる。この場合においても同様、常に最良
の電気的導通状態を保持しうるので、信頼性の高
い測定結果を得ることができる。 (実施例) 照合電極5に銀・塩化銀電極を、対極6として
白金線を用い、電解液にNa2SO4飽和溶液を採用
した検出端を用い、構築後20年を経過したコンク
リート床(スラブ)を測定した結果について説明
する。 なお透液性接触板30には、プラスチツク製ス
ポンジを、通液性パツキン材31には合繊ガーゼ
を採用し、3電極式モニターによりデータを求め
た。 被測定コンクリートスラブ中の鉄筋は、公称
4.1mm径の溶接金網で、鉄筋間隔は150mmピツチ、
平均カブリは20.1mmであり、さらにコンクリート
スラブの水・セメント比は、51.2%、含有塩分量
は平均0.081%(NaCl換算)であり、測定時の中
性化深さは19.7mmであつて、初期の腐食段階のも
のと推定されていた。 次にサンプリングした鉄筋径測定に基ずく腐食
速度(mm/year)と、自然電位(mV)、分極抵
抗(Kohm)の逆数、液抵抗(Kohm)とのそれ
ぞれの相関を、第6図、第7図、第8図のグラフ
にしたがつて説明する。 第6図に占めすように、自然電位は−200mV
より低くなれば高い腐食傾向にあることが判か
り、また分極抵抗の逆数値は、腐食速度と極めて
明白な相関があり、さらには液抵抗が小さくなれ
ば、コンクリートの腐食性能が低下していること
が判る。 すなわち、従来は自然電位、分極抵抗、液抵抗
のオーダー比較によつて、定性的な腐食状況把握
が行われていたが、本発明の検出端を用いれば、
定量的な腐食状況の把握が可能になる。 (発明の効果) 本発明の検出端は前述のように、どのような姿
勢でも連続して使用できるので、実構造物に対す
る測定を迅速確実に実施することが可能で、しか
も実用効果が高い。
の腐食状況を測定する可搬式の検出端に関し、特
に非破壊で連続測定可能な検出端に関するもので
ある。 (従来の技術) コンクリート構造体に用いられる鉄筋は種々の
条件によつて腐食し、その機能を喪失する。従つ
て鉄筋の腐食状況を測定検査し、その状況に応じ
てコンクリート構造体の寿命を決定するにあた
り、通常該コンクリート構造体の一部を破壊し、
鉄筋を露出させ目視で検査する方法が採用されて
いたが、構造体にとつては好ましい手段ではな
い。 そこで特開昭59−217147号公報に見られるよう
に、非破壊測定手段が提案されるようになつた。
この手段は、コンクリート中の鋼材(鉄筋)を試
験極として、この露出部に試験極端子をとる一
方、照合電極および対極を備えた可搬式電極部
を、上記鋼材に沿つてコンクリート面上に順次密
着させてゆき、コンクリート面上の各位値におい
て、上記照合電極、試験極、対極を用いて自然電
位、分極抵抗および液抵抗を測定し、この3つの
電気化学的特性値から、鋼材の腐食状況を推定す
るコンクリート中の鋼材の腐食探査手段である。 これに利用する装置として給液・空気抜き部を
備えた無底容器の底部を多孔質材料からなる下蓋
により閉じ、かつ容器内に電解質水溶液を満たす
とともに、この電解質水溶液に照合電極および対
極を浸漬させて、コンクリート面に密着可能に形
成した可搬式電極部と、コンクリート中の鋼材を
試験極とし、この露出部に試験極端子をとる一
方、上記照合電極および対極を用いて自然電位、
分極抵抗、液抵抗の各測定値を出力する3電極式
モニターからなる装置が開示されている。 (発明が解決しようとする問題点) 前記特開昭59−217147号公報は、コンクリート
中の鉄筋の腐食状況を非破壊で測定できる点で優
れた手段であるが、その具体的装置について次の
ような技術点課題がある。 即ち、通常コンクリート構造体における鉄筋腐
食状況の測定は、上面に限定されず、側面や下面
(底面)から実施しなければならないことが多い
が、前記発明の可搬式電極部即ち検出端は、側面
や下面から測定する場合、電解質水溶液(以下単
に電解液と略称する)のコンクリート面への漏出
状況が不安定になり易いため、測定が不確定にな
る恐れが多い。これは通常足場が悪く測定が困難
な箇所が多い現場作業では、特に技術的問題を大
きくする要因になる。 つまり、前記発明の検出端は、使用姿勢によつ
て内部に不必要な空気の混入を招き、その結果、
検出端と鉄筋とを電気的に良好な導通状態に維持
することができなくなるという問題点を有してい
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、如何なる測定姿勢でも確実な測定が
可能で、かつ精度が高い検出端の開発を意図した
もので、すなわち、鉄筋露出部に試験極端子をと
り、内部に電解液充填部と、この充填部に突出し
電解液に浸漬した照合電極および対極を有する可
搬式検出端を、被測定コンクリート面上に電解液
を漏出させつつ接触させて得られる電気化学的特
性値(例えば自然電位、分極抵抗、液抵抗、等)
から、鉄筋の腐食を測定する装置に用いられる可
搬式鉄筋腐食検出端であつて、給液もしくは給気
可能な装置に接続された給液・給気兼用管と開閉
弁を備えた排気管さらに照合電極および対極が装
着された支持盤と、軸中央に内筒挿入孔と外縁に
フランジを備えると共に、内筒との連通孔を有す
る底板と頂部に前記支持盤との装着部を備え、胴
部内が電解液充填部となつている外筒と、前記連
通孔との通液弁口を有し、前記外筒胴部内に延び
て電解液を導出する内筒が、軸中央に固着されて
おり、この内筒が前記内筒挿入孔を通して差し込
まれた状態で、前記外筒のフランジに回転自在に
装着する回転キヤツプと、前記回転キヤツプが装
着された状態で、前記内筒の上縁と前記支持盤の
下面に配置される通液性パツキン材と、前記回転
キヤツプの測定対象側の面を密閉する透液性接触
材からなることを特徴とし、さらには対極が照合
電極を中心として取り巻くように配置されてい
る。 以下本発明の構成を作用と共に詳細に説明す
る。 第1図は本発明にかかる検出端1の概略縦断断
面図であつて、円板型支持盤2は保護キヤツプ3
と外筒4との差込み突起部2a,2bを有し、電
気的絶縁材で構成されており、照合電極5、対極
6および給液・給気兼用管7、排気管8が装着さ
れている。 前記照合電極5のリード線5aは、上方に延び
て取出部、この例ではコネクタ9に接続され、同
様に対極6のリード線6aは、該コネクタ9に接
続されており、該リード線5a,6aはコネクタ
9、コード10を経て、3電極式腐食モニター1
1に接続される。 また給液・給気兼用管7(以下単に兼用管と言
う)の頂部と、保護キヤツプ3の取付部、この例
では接続管12との間は、フレキシブルチユーブ
13によつて接続されており、さらに接続管12
と給液・給気装置14間はホース15で接続され
ている。また給液・給気装置には気・液切替弁、
気・液ポンプ、開閉弁、圧力調整弁等が設けられ
ているが、説明は省略している。 排気管8の頂部と保護キヤツプ3の取付部、こ
の例では接続管16との間はフレキシブルチユー
ブ17で接続されており、さらに接続管16と排
気開閉弁18間は、ホース19で接続されてい
る。 次に保護キヤツプ3のフランジ3aは、前記円
板形支持盤2のフランジ2cの上面と密着するよ
うに構成され、同様に外筒4のフランジ4aも、
前記フランジ2cの下面と密着するように構成さ
れている。 さらに該フランジ3a,2c,4aを貫通する
孔20が、複数個設けられているので、該貫通孔
20に締付用ボルト21を通し、次にナツト22
により締付けると、保護キヤツプ3、円板型支持
盤2、外筒4を緊密に結合することができ、また
必要に応じて適宜パツキン材を介在させて、気密
性を向上させるように結合することも可能であ
る。 次に前記外筒4の底板4bには、フランジ4c
が周設され、また内筒23を挿入する内筒挿入孔
24が、軸中央に設けられている。さらに前記底
板4bには、外筒4の胴部に設けられた電解液充
填内腔4dと、前記内筒挿入孔24間に連通する
孔25が設けられている。 そして環状溝26に、前記フランジ4cがはめ
込まれた状態で、回転自在に装着される回転キヤ
ツプ27には、さらに両端が開口している直管か
らなる内筒23が固着されている。そして前記回
転キヤツプ27は、分割組立型の環状金物27a
と、この環状金物27aの取付ボルト28と内筒
支持部27bから構成され、前記外筒4の底板4
bに、内筒支持部27bをパツキン材29を介在
させて押しあてた後、前記環状金物27aと取付
ボルト28によつて、この底板4bに回転自在に
組み立てられる。 また前記回転キヤツプ27の外面は、透液性接
触板30で密閉されており、それ故前記内筒23
内の電解液は所定時間内に所定量通過するように
なる。そのため透液性接触板30には、有機、無
機の繊維や透液性多孔質体が採用される。 前記内筒23の下部は、前記回転キヤツプ27
に固着されているが、その上部は前記外筒4の内
腔4dの上方に延び、その上縁23aと円板形支
持盤2の下面、この例では差込み突起部2bの下
面2b1との間には、通液性パツキン材31が保持
されている。 さらに内筒23の下方には、筒壁を貫通する通
液弁口32が設けられ、回転キヤツプ27の回転
にともなう内筒23の回転により、前記連通孔2
5と通液弁口32は、通液可能あるいは不可能の
状態となる。 さらに前記内筒23の内腔23bの下方に延び
る照合電極5の先端5bには、設定離間距離をお
いて、対極6の先端6bが螺旋形に形成されて対
向している。このような対極6の構成は、電流分
布を均一化し、また対極6の形状をコンパクト化
しうるので、検出端の容積をより小さくし、運搬
および測定を便利にする機能を与える。 次にコンクリート33に埋設された鉄筋34の
露出部34aには、試験極端子35が取付けられ
ており、リード線36は前記3電極式モニターに
接続されている、 次に第2図は本発明にかかる検出端1の部分切
欠概略斜視図であつて、第1図と同符合のものは
同一部材である。 第2図において回転キヤツプ27の詳細を説明
する。 前述のように回転キヤツプ27は、環状金物2
7aと内筒支持部27bと、それらを連結する取
付ボルト28によつて構成されているが、前記環
状金物27aは、例えば分割された扇状の部品か
らなつており、内筒支持部27bを、前述のよう
に底盤4bに押しあてた後組立られ、その結果環
状溝26が形成され、回転キヤツプ27はフラン
ジ4cに回転自在に装着される。 さて本発明の検出端は前述のような構成となつ
ており、その作用および機能を第3図、第4図、
第5図の操作要領説明図で説明する。 第3図は、コンクリート床面上に検出端1を押
しあて、鉄筋34の腐食状況を測定している状態
を示す図である。 まず、測定に先立ち、あらかじめ回転キヤツプ
27を前記内筒23とともに回転させ、通液弁口
32と連通孔25とを連通させて通液可能として
おく。その後排気開閉弁18開状態としたのち、
給液・給気装置14からホース15を経由して、
兼用管7より電解液を外筒4内に送給する。 電解液50は兼用管7から連通孔25、通液弁
口32を通り、内筒23に充填され、同時に外筒
4内にも充填される。そこで適当量充填された時
点で、排気開閉弁18を閉じると、透液性接触板
30からコンクリート33の表面33aに、主と
して透液接触板30の透液能によつて定められる
量だけ漏出する。 そこで前述のように照合電極5、対極6、試験
極35と電気的に結線された3電極式モニター1
1によつて、電気化学的特性値(例えば、自然電
位分極抵抗および液抵抗等)の測定が適切に行わ
れる。 このような電解液供給の便のため、外筒4、内
筒23などを透明な耐食性材料で構成すると、測
定作業をより迅速に行うことができる。 本発明の実施例における対極6は、前述のよう
に先端が螺旋形に形成されており、形状を極めて
小さくすることができるので、照合電極5に十分
接近して設けることが可能で、このような構成
は、検出端1の全体構成をコンパクト化するのに
効果的であり、しかも測定精度をあげることがで
きる。 次に第4図は、鉛直コンクリート壁面33bに
おける測定状況説明図で、この場合は電解液の供
給に先立つて、前記内筒23を回転し、通液弁口
32と連通口25の連通を遮断状態としておく。
このように内筒23の回転によつて、通液系が開
閉されることとなるので、形態としては貫通孔で
あるがそれを本発明では通液弁口と言う。 さて、前記排気開閉弁18を開いて、電解液を
内腔4d内に供給しつつ、適当な時点で閉じる
と、電解液50は内筒23と外筒4の内壁4eと
の空間に充満した後、通液性パツキン材31を通
過して、前記内筒23の内腔23bを満たし、つ
いで前記透液性接触板30から壁面33bに漏出
する。 そこで給液・給気装置14から電解液を連続供
給すると、電解液は円滑に所要の量が壁面33b
に漏出するので、測定は正確に継続されることに
なる。前記通液性パツキン材31は有機、無機の
布もしくはフアイバーなどが適している。 このように構成しておくと、前記内筒23内の
電解液は適度な内圧を保持しているので、壁面3
3bに対する電解液の漏出がとぎれる恐れがな
く、測定を適確に実施することが可能になる。 すなわち前記通液性パツキン材31は、適度な
圧損のもとに電解液を通過させる機能を有し、外
筒4を横向き、つまり水平姿勢としても、該外筒
4内の内筒23から電解液が、逆方向に急激に流
失することを阻止することができる。 次に第5図は建物の天井あるいは橋梁などのコ
ンクリート下面33cに対して、下方から検出端
1を押しあて、測定を行つている状況を占めの概
略図である。 この例においても、まず電解液の供給に先立つ
て、前記内筒23を回転し、通液弁口32と連通
口25の連通を遮断状態としておき、その後排気
開閉弁18を開状態とし、給液・給気装置14か
ら電解液を内腔4dに送給し、前記内腔4dに電
解液を充満させた状態で押しあて、該排気開閉弁
18を閉じる。この場合電解液は、重力のため液
が降下するので、何等かの圧力を加えない限り、
電解液が透液性板30から外部に漏出しない。 そこで、給液・給気装置14を用いて、電解液
50を兼用管7から前記内腔4dに送給する。す
ると電解液は前記通液性パツキン材31を通り、
前記内筒23に充満し、透液性接触板30から下
面33cに漏出し、漏出は継続的に行われること
になる。 このように本発明の検出端1は、どのような測
定姿勢でも使用が可能で、十分な測定機能を有
し、かつ電解液のとぎれることのない供給によ
り、常に最良の電気的導通状態を保持しうるの
で、信頼性の高い測定結果を得ることができる。 以上の例では給液・給気装置14を用いて、電
解液を送給する方法について説明してきたが、他
の方法として、外筒4内に十分電解液が充填され
ている場合に、給液・給気装置14を用いて、圧
縮空気を送気することも有効である。 この場合には、外筒4内に電解液50が存在す
る限り、電解液は電気通液性パツキン材31を通
り、前記内筒23に充満し、透液性接触板30か
ら下面33cに漏出し、漏出は継続的に行われる
ことになる。この場合においても同様、常に最良
の電気的導通状態を保持しうるので、信頼性の高
い測定結果を得ることができる。 (実施例) 照合電極5に銀・塩化銀電極を、対極6として
白金線を用い、電解液にNa2SO4飽和溶液を採用
した検出端を用い、構築後20年を経過したコンク
リート床(スラブ)を測定した結果について説明
する。 なお透液性接触板30には、プラスチツク製ス
ポンジを、通液性パツキン材31には合繊ガーゼ
を採用し、3電極式モニターによりデータを求め
た。 被測定コンクリートスラブ中の鉄筋は、公称
4.1mm径の溶接金網で、鉄筋間隔は150mmピツチ、
平均カブリは20.1mmであり、さらにコンクリート
スラブの水・セメント比は、51.2%、含有塩分量
は平均0.081%(NaCl換算)であり、測定時の中
性化深さは19.7mmであつて、初期の腐食段階のも
のと推定されていた。 次にサンプリングした鉄筋径測定に基ずく腐食
速度(mm/year)と、自然電位(mV)、分極抵
抗(Kohm)の逆数、液抵抗(Kohm)とのそれ
ぞれの相関を、第6図、第7図、第8図のグラフ
にしたがつて説明する。 第6図に占めすように、自然電位は−200mV
より低くなれば高い腐食傾向にあることが判か
り、また分極抵抗の逆数値は、腐食速度と極めて
明白な相関があり、さらには液抵抗が小さくなれ
ば、コンクリートの腐食性能が低下していること
が判る。 すなわち、従来は自然電位、分極抵抗、液抵抗
のオーダー比較によつて、定性的な腐食状況把握
が行われていたが、本発明の検出端を用いれば、
定量的な腐食状況の把握が可能になる。 (発明の効果) 本発明の検出端は前述のように、どのような姿
勢でも連続して使用できるので、実構造物に対す
る測定を迅速確実に実施することが可能で、しか
も実用効果が高い。
第1図は本発明の検出端の概略縦断断面図、第
2図は同じく部分切欠概略斜視図、第3図、第4
図、第5図は本発明検出端の操作要領説明図、第
6図は腐食速度と自然電位、第7図は腐食速度と
分極抵抗の逆数、第8図は腐食速度と液抵抗の相
関をそれぞれ示すグラフである。 1:検出端、2:円板型支持盤、2a:差込み
突起部、2b:差込み突起部、2b1:下面、2
c:フランジ、3:保護キヤツプ、3a:フラン
ジ、4:外筒、4a:フランジ、4b:底板、4
c:フランジ、4d:内腔、4e:内壁、5:照
合電極、5a:リード線、5b:先端、6:対
極、6a:リード線、6b:先端、7:給液・給
気兼用管、8:排気管、9:コネクター、10:
コード、11:3電極腐食モニター、12:接続
管、13:フレキシブルチユーブ、14:給液・
給気装置、15:ホース、16:接続管、17:
フレキシブルチユーブ、18:排気開閉弁、1
9:ホース、20:貫通孔、21:締め付けボル
ト、22:ナツト、23:内筒、23a:上縁、
23b:内腔、24:内筒挿入孔挿通孔、25:
連通孔、26:環状溝、27:回転キヤツプ、2
7a:環状金物、27b:内筒支持部、28:取
付けボルト、29:パツキン材、30:透液性接
触板、31:通液性パツキン材、32:通液弁
口、33:コンクリート、33a:表面、33
b:壁面、33c:下面、34:鉄筋、34a:
露出部、35:試験極端子、36:リード線、3
7:取付けネジ、50:電解液。
2図は同じく部分切欠概略斜視図、第3図、第4
図、第5図は本発明検出端の操作要領説明図、第
6図は腐食速度と自然電位、第7図は腐食速度と
分極抵抗の逆数、第8図は腐食速度と液抵抗の相
関をそれぞれ示すグラフである。 1:検出端、2:円板型支持盤、2a:差込み
突起部、2b:差込み突起部、2b1:下面、2
c:フランジ、3:保護キヤツプ、3a:フラン
ジ、4:外筒、4a:フランジ、4b:底板、4
c:フランジ、4d:内腔、4e:内壁、5:照
合電極、5a:リード線、5b:先端、6:対
極、6a:リード線、6b:先端、7:給液・給
気兼用管、8:排気管、9:コネクター、10:
コード、11:3電極腐食モニター、12:接続
管、13:フレキシブルチユーブ、14:給液・
給気装置、15:ホース、16:接続管、17:
フレキシブルチユーブ、18:排気開閉弁、1
9:ホース、20:貫通孔、21:締め付けボル
ト、22:ナツト、23:内筒、23a:上縁、
23b:内腔、24:内筒挿入孔挿通孔、25:
連通孔、26:環状溝、27:回転キヤツプ、2
7a:環状金物、27b:内筒支持部、28:取
付けボルト、29:パツキン材、30:透液性接
触板、31:通液性パツキン材、32:通液弁
口、33:コンクリート、33a:表面、33
b:壁面、33c:下面、34:鉄筋、34a:
露出部、35:試験極端子、36:リード線、3
7:取付けネジ、50:電解液。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コンクリート中の鉄筋に鉄筋露出部より導通
をおこない、内部に電解液充填部と、この充填部
に突出し電解液に浸漬した照合電極、および対極
を有する可搬式検出端を、被測定コンクリート面
上に接触させて、電気化学的な測定を行い、コン
クリート中の鉄筋の腐食状態を測定する装置の可
搬式鉄筋腐食検出端であつて、給液もしくは給気
可能な装置に接続された給液・給気兼用管と、開
閉弁を備えた排気管、さらに照合電極および対極
が装着された支持盤と: 軸中央に内筒挿入孔と、外縁にフランジを備え
ると共に、内筒との連通孔を有する底板と頂部に
前記支持盤との装着部を備え、胴部内が電解液充
填部となつている外筒と; 前記連通孔との通液弁口を有し、前記外筒胴部
内に延びて電解液を導出する内筒が、軸中央に固
着されており、この内筒が前記内筒挿入孔を通し
て差し込まれた状態で、前記外筒のフランジに回
転自在に装着する回転キヤツプと; 前記回転キヤツプが装着された状態で、前記内
筒の上縁と前記支持盤の下面に配置される通液性
パツキン材と; 前記回転キヤツプの測定対象側の面を密閉する
透液性接触材からなることを特徴とする可搬式鉄
筋腐食検出端。 2 対極が照合電極を中心として取り巻くように
配置されている特許請求の範囲第1項記載の可搬
式鉄筋腐食検出端。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10286986A JPS62259052A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 可搬式鉄筋腐食検出端 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10286986A JPS62259052A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 可搬式鉄筋腐食検出端 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62259052A JPS62259052A (ja) | 1987-11-11 |
| JPH0551097B2 true JPH0551097B2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=14338908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10286986A Granted JPS62259052A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 可搬式鉄筋腐食検出端 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62259052A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2511234B2 (ja) * | 1993-01-26 | 1996-06-26 | 財団法人日本建築総合試験所 | 埋設鉄筋の腐食度検出用プロ―ブ |
| US6916411B2 (en) | 2002-02-22 | 2005-07-12 | Lynntech, Inc. | Method for electrically controlled demolition of concrete |
| KR101159983B1 (ko) | 2010-06-29 | 2012-06-25 | 현대제철 주식회사 | 복합부식시험중 전기화학적 부식특성을 측정할 수 있는 부식셀 모듈 및 이를 이용한 부식특성 측정방법 |
| US8926823B2 (en) * | 2010-11-30 | 2015-01-06 | Georges J. Kipouros | Sub-coating coated metal corrosion measurement |
| CN109100290A (zh) * | 2018-07-30 | 2018-12-28 | 青海民族大学 | 混凝土中钢筋锈蚀的测试装置 |
-
1986
- 1986-05-02 JP JP10286986A patent/JPS62259052A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62259052A (ja) | 1987-11-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |