JPH0551284B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0551284B2 JPH0551284B2 JP63285637A JP28563788A JPH0551284B2 JP H0551284 B2 JPH0551284 B2 JP H0551284B2 JP 63285637 A JP63285637 A JP 63285637A JP 28563788 A JP28563788 A JP 28563788A JP H0551284 B2 JPH0551284 B2 JP H0551284B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box body
- plate
- reinforcing
- door panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
本発明は、集合住宅あるいはオフイスビル等の
エントランスホールに取り付けられるメールボツ
クスに関するものである。
エントランスホールに取り付けられるメールボツ
クスに関するものである。
この種のメールボツクスは、一般にステンレス
鋼板等により箱状体に形成し、この箱状体の開口
部に郵便物取出し用のドアパネル等を枢着して構
成されるものや、前記箱状体を樹脂材により形成
したものが使用されている。
鋼板等により箱状体に形成し、この箱状体の開口
部に郵便物取出し用のドアパネル等を枢着して構
成されるものや、前記箱状体を樹脂材により形成
したものが使用されている。
しかし、鋼板等により形成されるものは、該鋼
板等に折曲加工を施して成形することができるな
ど、製造工数を低く抑えることができる反面、全
体の剛性を高く保ち、ぐらつき等を防止するとい
う点において難点を有し、これに対し、後者のも
のは、止着子等による組立作業工数が一般に前者
のものに比して多くなり、かつ剛性を高めるため
の部品類を多く用いなければならないとう欠点を
有するものであつた。 本発明は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、組立作業が簡単で、かつ高い強
度、剛性を発揮することのできるメールボツクス
を提供することを目的とする。
板等に折曲加工を施して成形することができるな
ど、製造工数を低く抑えることができる反面、全
体の剛性を高く保ち、ぐらつき等を防止するとい
う点において難点を有し、これに対し、後者のも
のは、止着子等による組立作業工数が一般に前者
のものに比して多くなり、かつ剛性を高めるため
の部品類を多く用いなければならないとう欠点を
有するものであつた。 本発明は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、組立作業が簡単で、かつ高い強
度、剛性を発揮することのできるメールボツクス
を提供することを目的とする。
本発明によれば上記目的は、実施例に対応する
第1図に示すように、板金部材を側面視コ字状に
折曲して天板、底体、および背面板を形成したボ
ツクス本体と、 ボツクス本体の両側方開口部を閉塞する一対の
側板と、 ボツクス本体の前面開口に形成され、郵便物投
入口および郵便物取出口を備えた前面部とを有
し、 前記ボツクス本体の天板および底板の材端を断
面L字状に折曲して補強縁を形成するとともに、
これら補強縁の両側端部間に一対の補強板を架設
してボツクス本体の前面開口に前方枠を構成し、 該前方枠の剛性によりボツクス本体のぐらつき
を防止するメールボツクスを提供することにより
達成される。
第1図に示すように、板金部材を側面視コ字状に
折曲して天板、底体、および背面板を形成したボ
ツクス本体と、 ボツクス本体の両側方開口部を閉塞する一対の
側板と、 ボツクス本体の前面開口に形成され、郵便物投
入口および郵便物取出口を備えた前面部とを有
し、 前記ボツクス本体の天板および底板の材端を断
面L字状に折曲して補強縁を形成するとともに、
これら補強縁の両側端部間に一対の補強板を架設
してボツクス本体の前面開口に前方枠を構成し、 該前方枠の剛性によりボツクス本体のぐらつき
を防止するメールボツクスを提供することにより
達成される。
メールボツクスは、板金部材を折曲して形成さ
れるボツクス本体の両側方開口部を側板により閉
塞して形成される。 ボツクス本体と側板により構成される筐体の前
面開口には、上記ボツクス本体の材端を折曲した
補強縁と、補強板とにより前方枠が構成され、該
前面開口近傍の補強がなされる。 板金部材をコ字状に折曲して形成されたボツク
ス本体は、自由端部、すなわち、前面開口縁にお
いて剛性が著しく低下することは明らかであり、
当該部位のみを補強することにより、メールボツ
クス全体として必要とされる剛性を得ることがで
きることとなり、特別なフレーム体を使用するこ
となく、所望の剛性を有し、かつ、製造の容易な
メールボツクスを得ることが可能となる。 さらに、ボツクス本体を板金部部材の折曲加工
により形成することにより、メールボツクス内部
に余分な突出部が少なくなり、郵便物の取り出し
が容易になる。 また、請求項2記載の発明において、補強板に
は、ヒンジ舌片が突設され、郵便物取出口を閉塞
するドアパネルを枢支する。 この結果、ボツクス本体に特別な部材を固定す
ることなくドアパネルを支持することができ、部
材取付工数が低減される上に、ドアパネル開閉に
よるボツクス本体、およびドアパネルのぐらつき
が防止される。 さらに、請求項3記載の発明において、側板
は、ボツクス本体の両側方開口部の周縁に折曲さ
れたフランジに止着子を使用して固定される。側
板を止着する止着子は、ボツクス本体内方からフ
ランジを貫通し、側板の内壁に突設されたビスホ
ールに螺入されるもので、側板外部への止着子の
突出が防止され、美麗なメールボツクスを得るこ
とができる。 また、請求項4記載の発明において、側板は、
複数の補強リブにより補強される。該補強リブの
うち適数は、ボツクス本体のフランジの端縁に沿
つて配置される。 この結果、郵便物収納空間内のフランジは、補
強リブにより覆われた状態となり、郵便物取出時
に使用者がフランジの材端縁で怪我をすることが
防止される。
れるボツクス本体の両側方開口部を側板により閉
塞して形成される。 ボツクス本体と側板により構成される筐体の前
面開口には、上記ボツクス本体の材端を折曲した
補強縁と、補強板とにより前方枠が構成され、該
前面開口近傍の補強がなされる。 板金部材をコ字状に折曲して形成されたボツク
ス本体は、自由端部、すなわち、前面開口縁にお
いて剛性が著しく低下することは明らかであり、
当該部位のみを補強することにより、メールボツ
クス全体として必要とされる剛性を得ることがで
きることとなり、特別なフレーム体を使用するこ
となく、所望の剛性を有し、かつ、製造の容易な
メールボツクスを得ることが可能となる。 さらに、ボツクス本体を板金部部材の折曲加工
により形成することにより、メールボツクス内部
に余分な突出部が少なくなり、郵便物の取り出し
が容易になる。 また、請求項2記載の発明において、補強板に
は、ヒンジ舌片が突設され、郵便物取出口を閉塞
するドアパネルを枢支する。 この結果、ボツクス本体に特別な部材を固定す
ることなくドアパネルを支持することができ、部
材取付工数が低減される上に、ドアパネル開閉に
よるボツクス本体、およびドアパネルのぐらつき
が防止される。 さらに、請求項3記載の発明において、側板
は、ボツクス本体の両側方開口部の周縁に折曲さ
れたフランジに止着子を使用して固定される。側
板を止着する止着子は、ボツクス本体内方からフ
ランジを貫通し、側板の内壁に突設されたビスホ
ールに螺入されるもので、側板外部への止着子の
突出が防止され、美麗なメールボツクスを得るこ
とができる。 また、請求項4記載の発明において、側板は、
複数の補強リブにより補強される。該補強リブの
うち適数は、ボツクス本体のフランジの端縁に沿
つて配置される。 この結果、郵便物収納空間内のフランジは、補
強リブにより覆われた状態となり、郵便物取出時
に使用者がフランジの材端縁で怪我をすることが
防止される。
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。 本発明によるメールボツクスは、第1図に示す
ように、ボツクス本体1、補強板3、側板5およ
び前面部6を有して構成されている。 ボツクス本体1は、第2図に示すように、郵便
物収納空間13を形成するようにステンレス鋼板
等を折曲して天板10、背面板12および底板1
1を一体に形成した断面略コ字状のチヤネル材
で、両側縁開口部、すなわち天板10、底板11
および背面板12の側縁部をそれぞれ内方に折り
曲げて固定用フランジ100,110,120を
形成するとともに、前方開口部、すなわち天板1
0および底板11の自由端部には、補強縁2が形
成されている。 この補強縁2は、後述する補強板3と協働して
前方枠4を構成すべく天板10および底板11の
自由端部を折曲して剛性を保持したもので、断面
L字状に折曲形成される天板10側の補強縁2の
立上り壁20の端部近傍には、ビスホール200
が穿設されるとともに、中央部には、後述する上
横桟70を支持するための係止孔210が穿設さ
れている。 また、底板11側の補強縁2は、断面コ字状に
折返して形成され、その水平壁22には所定間隔
をおいて固定用のビスホール220が設けられて
いる。 なお、第2図において、111は郵便物の取出
しの便宜を図るために底板11および背面板12
に膨出成形される複数個の突起部を示すものであ
る。 補強板3は、前方枠4を構成すべく上述したボ
ツクス本体1の天板10と底板11との間に相対
峙して架設されるもので、第3図に示すように、
主体部30の上下端部に固定用の舌片を突設して
構成されている。 すなわち、補強板3の上端部には、主体部30
と平行面内に配置され、ボツクス本体1の天板1
0の固定用フランジ100に対応する天板フラン
ジ固定用舌片31と、この天板フランジ固定用舌
片31とが直角をなし、天板10の補強縁2の立
上り壁20に対応する天板補強縁固定用舌片32
が突設されるとともに、補強板3の下端部には、
底板11の固定用フランジ110に対応する底板
フランジ固定用舌片33と、この底板フランジ固
定用舌片33と直角をなし、底板11の補強縁2
の水平壁22に対応する底板補強縁固定用舌片3
4が突設され、各々の対応する部材は、ボツクス
本体1の外側から内部に向かつて螺入されるビス
35,35…により止着固定されている。 また、この実施例において天板10および底板
11の補強縁2には、第1図に示すように、上下
横桟70,71が固定されて、端部処理がなされ
ている。 天板10側に装着される上横桟70は、第4図
aに示すように、裏面に上述した天板10の補強
縁2に穿設した係止孔210に対応する係止フツ
ク700を突設した合成樹脂製の本体部701の
両端部に固定舌片702を止着、あるいは本体部
701との同時成形により突設させて構成され、
天板10の係止孔210に係止フツク700を挿
入した後、一方向に摺動させて係止フツク700
を係止孔210に係止させ、次いで固定舌片70
2を挿通し、天板10をを貫通して補強板3の天
板補強縁固定用舌片32に至るビス320を締め
付けることにより所定位置に固定される。 一方ボツクス本体1の底板11側に装着される
下横桟71は、第4図bに示すように、底板11
の補強縁2のビスホール220に対応するビス孔
710を形成して上記底板11の補強縁2を上方
から覆うような形状に形成される硬質合成樹脂製
の長尺材で、該底板11の裏面側から螺入される
ビス711により固定される。 なお、この場合本実施例に示すように、下横桟
71の裏面にビス711の軸部先端を完全に収容
することのできる突部712を突出させ、この突
部712に形成したビス孔710にビス711先
端を螺入するようにして、ビス711先端が表面
に突出するのを防止するのが外観を美麗に保つ上
で望ましく、また、下横桟71の郵便物収納空間
13側の上面を傾斜面713とすることにより、
郵便物の取出しを容易にすることができる。 以上のように構成されるボツクス本体1の両側
方開口部を閉塞する側板5は、第5図および第6
図に示すように、硬質合成樹脂材の射出成形から
製せられ、その裏面には複数の縦リブ50を適宜
間隔をもつて突設するとともに、その上下端方に
おいて上記縦リブ50を跨架し、かつやや内方に
突出されて当接面を有する横リブ51が形成され
ている。この縦リブ50は側板5の補剛、とくに
その面外方向に対して補剛され、ボツクス本体1
の反りや捩れが防止され、また、その上下端方に
偏して形成される横リブ51は、縦リブ50より
やや突出された当接面に天井板10の固定用フラ
ンジ100および底板11の固定用フランジ11
0の端部がそれぞれ当接しているため、ボツクス
本体1の郵便物収納空間13内部において、郵便
物等を取出す際これら固定用フランジ100,1
10の端部に手を引つ掛けることがなく安全が確
保される。また、上述したボツクス本体1の天板
10および底板11の固定用フランジ100,1
10に穿設したビスホール102,112に対応
する位置には、郵便物収納空間13側から螺入さ
れるビス51の軸部先端を収容する突部52が形
成され、この突部52にビス孔53が設けられて
いる。 また、この側板5の後端部裏面には、背面板1
2の固定用フランジ120に係止するL形フツク
54が一体成形されており、該L形フツク54を
背面板12の固定用フランジ120に係止させた
後、天板10および底板11の固定用フランジ1
00,110を貫通して、側板5のビス孔53に
至るビス51を締め付けることによりボツクス本
体1の両側方開口部を閉塞する。 一方、この実施例による前面部6は、第1図、
第7図および第8図に示すように、郵便物の投入
口60を形成する投入口パネル62と、取出口6
1を形成するドアパネル63とから構成され、ド
アパネル63には施錠装置8が装備されている。 投入口パネル62は、第1図および第9図に示
すように、内部に名札620等を収容する空間6
21を形成すべく透明な樹脂材により箱状に形成
されており、両側上端部に穿設したピン孔622
に、上述した上横桟70を貫通して固定されるヒ
ンジピン623の先端部を挿入することにより上
下方向に回動可能に枢着されている。また、この
投入口パネル62の下端縁には、重心位置を回動
ヒンジ位置よりやや後方に設定するための断面L
字状の垂下突条624が形成され、その裏面に
は、投入口パネル62が上方に開放される際の天
板10との衝突を吸収するためのクツシヨン材6
25が止着されている。 このように、投入口パネル62に垂下突条62
4を突設することにより、自由状態において該投
入口パネル62はやや前方に傾いて支持されるこ
ととなるが、後述するドアパネル63の閉塞状態
においては、垂下突条624の前面側がドアパネ
ル63の上端縁に寄りかかる状態で装着されるよ
うになるため、ドアパネル63と投入口パネル6
2とを常に衝接状態に保つことができ、ドアパネ
ル63と投入口パネル62との間に隙間が生じる
ことを防ぎ全体の美観を向上させることができ
る。 一方、ドアパネル63は、前方枠4に水平方向
回動自在に枢着されるもので、第10図に示すよ
うに、合成樹脂製の表面カバー部材64と、裏面
カバー部材65とを超音波溶着により接合して形
成され、表面カバー部材64の裏面には、第10
図および第11図bに示すように、施錠装置8が
固定されている。この施錠装置8は筐体80内に
カード81により施解錠を行う錠機構を収納して
構成されるもので、正面に向けて開口するスロツ
ト82に前記錠機構に合致するカード81を差し
込んだ後、スロツト82の長手方向にカード81
をスライドすることによりラツチ83を筐体80
内に収容させて解錠させるとともに、同時にこの
カード81を脱離不能な状態にして、カード81
をドアパネル63の取手として利用することがで
きるように構成されており、表面カバー部材64
には、第11図aに示すように上記施錠装置8の
スロツト82に対応するスロツト状のカード挿入
口640が設けられるとともに、その裏面側に
は、補剛を兼ね、後述する裏面カバー部材65と
の溶着位置を正しく規制するための溶着用ガイド
641が突設されている。 また、このドアパネル63の表面カバー部材6
4には、艶消しコーテイング材(例えばベルベツ
クス(登録商標)等)による表面処理643が施
されるとともに、第8図に示すように、ドアパネ
ル63の上下方向寸法を上述した投入口ハネル6
2の2倍の長さとし、その中間部に形成した凹溝
642内にカード挿入口640を配置することに
より見栄えの向上が図られている。 裏面カバー部材65は、第12図に示すよう
に、施錠装置8の筐体80が挿通する開口650
を形成するとともに、一端部にヒンジ座面651
を形成した樹脂成形品で、その表面側には、補強
リブ652が多数突設されるとともに、該補強リ
ブ652の端部数カ所に溶着用突部653が形成
されており、周縁部の補強リブ652を全周にわ
たつて上述の表面カバー部材65の裏面に溶着す
るとともに、溶着用突部653を溶着させて、溶
着強度の向上を図つている。 なお、第12図aにおいて、66はドアパネル
63の閉蓋時における前方枠4との衝接を和らげ
るクツシヨン材、67は施錠装置8のラツチ83
と前方枠4側のラツチ受け90との係止状態を規
制するとともに、閉蓋時におけるドアパネル63
の垂れ下がりによる投入口パネル62との隙間の
発生を防止する突起を各々示すものである。 本実施例において、上述したドアパネル63は
ボツクス本体1に装着された補強板3により枢着
され、この補強板3に対向して設けられる他の補
強板3にラツチ受け90が形成されている。 すなわち、前方枠4を構成する一方の補強板3
は、第3図aに示すように、その一側縁部を内方
に折曲されてラツチ受け90が形成されるととも
に、他方の補強板3には、第3図bに示すよう
に、互いに対向して配置される上下ヒンジ板9
1,92が突設されており、これら上下ヒンジ板
91,92に挿通固着されるヒンジピン93をド
アパネル63の裏面カバー部材65のヒンジ座面
651に穿設された孔654に挿通させることに
より、ドアパネル63を支持している。 さらに、ドアパネル63のヒンジ部を形成する
補強板3には、ドアパネル63の閉蓋時において
は、該ドアパネル63のヒンジ側の端部に形成さ
れる長孔94に収容される板ばね95が固着され
ており、ドアパネル63の開放あるいは閉蓋時に
適宜の摺接抵抗を与えて衝撃的な開閉がなされな
いようにされている。 以上のように、ドアパネル63を補強板3に枢
着させると、補強板3自体の剛性および強度が高
いことから、ドアパネル63の頻繁な回動動作に
よつても容易にがたつきが発生せず、かつドアパ
ネル63の回動動作に伴うボツクス本体1への応
力負担が過大になることを防止することができ
る。 さらに、ドアパネル63を枢着する補強板3に
対向して固定される他の補強板3にラツチ受け9
0を形成する場合には、相互の位置関係を正確に
決定することができるので、施錠装置8のラツチ
83の係止が安定して行われる。また、ヒンジ部
に装着される板ばね95を、ドアパネル63が
90°開放した状態において該ドアパネル63との
摺接抵抗が最大で、かつ相当の大きさになるよう
に設定することにより、オーバーランが可能な疑
似的なストツパとして作用させることができ、例
えばドアパネル63が90°開放されている状態で
郵便物を取り出す際に郵便物がドアパネル63に
引つかかつて、ドアパネル63に開放方向の力が
加わつた場合でもこの力をドアパネル63の開放
動作により吸収することができるので、ドアパネ
ル63の損傷を効果的に防止することができる。
づいて詳細に説明する。 本発明によるメールボツクスは、第1図に示す
ように、ボツクス本体1、補強板3、側板5およ
び前面部6を有して構成されている。 ボツクス本体1は、第2図に示すように、郵便
物収納空間13を形成するようにステンレス鋼板
等を折曲して天板10、背面板12および底板1
1を一体に形成した断面略コ字状のチヤネル材
で、両側縁開口部、すなわち天板10、底板11
および背面板12の側縁部をそれぞれ内方に折り
曲げて固定用フランジ100,110,120を
形成するとともに、前方開口部、すなわち天板1
0および底板11の自由端部には、補強縁2が形
成されている。 この補強縁2は、後述する補強板3と協働して
前方枠4を構成すべく天板10および底板11の
自由端部を折曲して剛性を保持したもので、断面
L字状に折曲形成される天板10側の補強縁2の
立上り壁20の端部近傍には、ビスホール200
が穿設されるとともに、中央部には、後述する上
横桟70を支持するための係止孔210が穿設さ
れている。 また、底板11側の補強縁2は、断面コ字状に
折返して形成され、その水平壁22には所定間隔
をおいて固定用のビスホール220が設けられて
いる。 なお、第2図において、111は郵便物の取出
しの便宜を図るために底板11および背面板12
に膨出成形される複数個の突起部を示すものであ
る。 補強板3は、前方枠4を構成すべく上述したボ
ツクス本体1の天板10と底板11との間に相対
峙して架設されるもので、第3図に示すように、
主体部30の上下端部に固定用の舌片を突設して
構成されている。 すなわち、補強板3の上端部には、主体部30
と平行面内に配置され、ボツクス本体1の天板1
0の固定用フランジ100に対応する天板フラン
ジ固定用舌片31と、この天板フランジ固定用舌
片31とが直角をなし、天板10の補強縁2の立
上り壁20に対応する天板補強縁固定用舌片32
が突設されるとともに、補強板3の下端部には、
底板11の固定用フランジ110に対応する底板
フランジ固定用舌片33と、この底板フランジ固
定用舌片33と直角をなし、底板11の補強縁2
の水平壁22に対応する底板補強縁固定用舌片3
4が突設され、各々の対応する部材は、ボツクス
本体1の外側から内部に向かつて螺入されるビス
35,35…により止着固定されている。 また、この実施例において天板10および底板
11の補強縁2には、第1図に示すように、上下
横桟70,71が固定されて、端部処理がなされ
ている。 天板10側に装着される上横桟70は、第4図
aに示すように、裏面に上述した天板10の補強
縁2に穿設した係止孔210に対応する係止フツ
ク700を突設した合成樹脂製の本体部701の
両端部に固定舌片702を止着、あるいは本体部
701との同時成形により突設させて構成され、
天板10の係止孔210に係止フツク700を挿
入した後、一方向に摺動させて係止フツク700
を係止孔210に係止させ、次いで固定舌片70
2を挿通し、天板10をを貫通して補強板3の天
板補強縁固定用舌片32に至るビス320を締め
付けることにより所定位置に固定される。 一方ボツクス本体1の底板11側に装着される
下横桟71は、第4図bに示すように、底板11
の補強縁2のビスホール220に対応するビス孔
710を形成して上記底板11の補強縁2を上方
から覆うような形状に形成される硬質合成樹脂製
の長尺材で、該底板11の裏面側から螺入される
ビス711により固定される。 なお、この場合本実施例に示すように、下横桟
71の裏面にビス711の軸部先端を完全に収容
することのできる突部712を突出させ、この突
部712に形成したビス孔710にビス711先
端を螺入するようにして、ビス711先端が表面
に突出するのを防止するのが外観を美麗に保つ上
で望ましく、また、下横桟71の郵便物収納空間
13側の上面を傾斜面713とすることにより、
郵便物の取出しを容易にすることができる。 以上のように構成されるボツクス本体1の両側
方開口部を閉塞する側板5は、第5図および第6
図に示すように、硬質合成樹脂材の射出成形から
製せられ、その裏面には複数の縦リブ50を適宜
間隔をもつて突設するとともに、その上下端方に
おいて上記縦リブ50を跨架し、かつやや内方に
突出されて当接面を有する横リブ51が形成され
ている。この縦リブ50は側板5の補剛、とくに
その面外方向に対して補剛され、ボツクス本体1
の反りや捩れが防止され、また、その上下端方に
偏して形成される横リブ51は、縦リブ50より
やや突出された当接面に天井板10の固定用フラ
ンジ100および底板11の固定用フランジ11
0の端部がそれぞれ当接しているため、ボツクス
本体1の郵便物収納空間13内部において、郵便
物等を取出す際これら固定用フランジ100,1
10の端部に手を引つ掛けることがなく安全が確
保される。また、上述したボツクス本体1の天板
10および底板11の固定用フランジ100,1
10に穿設したビスホール102,112に対応
する位置には、郵便物収納空間13側から螺入さ
れるビス51の軸部先端を収容する突部52が形
成され、この突部52にビス孔53が設けられて
いる。 また、この側板5の後端部裏面には、背面板1
2の固定用フランジ120に係止するL形フツク
54が一体成形されており、該L形フツク54を
背面板12の固定用フランジ120に係止させた
後、天板10および底板11の固定用フランジ1
00,110を貫通して、側板5のビス孔53に
至るビス51を締め付けることによりボツクス本
体1の両側方開口部を閉塞する。 一方、この実施例による前面部6は、第1図、
第7図および第8図に示すように、郵便物の投入
口60を形成する投入口パネル62と、取出口6
1を形成するドアパネル63とから構成され、ド
アパネル63には施錠装置8が装備されている。 投入口パネル62は、第1図および第9図に示
すように、内部に名札620等を収容する空間6
21を形成すべく透明な樹脂材により箱状に形成
されており、両側上端部に穿設したピン孔622
に、上述した上横桟70を貫通して固定されるヒ
ンジピン623の先端部を挿入することにより上
下方向に回動可能に枢着されている。また、この
投入口パネル62の下端縁には、重心位置を回動
ヒンジ位置よりやや後方に設定するための断面L
字状の垂下突条624が形成され、その裏面に
は、投入口パネル62が上方に開放される際の天
板10との衝突を吸収するためのクツシヨン材6
25が止着されている。 このように、投入口パネル62に垂下突条62
4を突設することにより、自由状態において該投
入口パネル62はやや前方に傾いて支持されるこ
ととなるが、後述するドアパネル63の閉塞状態
においては、垂下突条624の前面側がドアパネ
ル63の上端縁に寄りかかる状態で装着されるよ
うになるため、ドアパネル63と投入口パネル6
2とを常に衝接状態に保つことができ、ドアパネ
ル63と投入口パネル62との間に隙間が生じる
ことを防ぎ全体の美観を向上させることができ
る。 一方、ドアパネル63は、前方枠4に水平方向
回動自在に枢着されるもので、第10図に示すよ
うに、合成樹脂製の表面カバー部材64と、裏面
カバー部材65とを超音波溶着により接合して形
成され、表面カバー部材64の裏面には、第10
図および第11図bに示すように、施錠装置8が
固定されている。この施錠装置8は筐体80内に
カード81により施解錠を行う錠機構を収納して
構成されるもので、正面に向けて開口するスロツ
ト82に前記錠機構に合致するカード81を差し
込んだ後、スロツト82の長手方向にカード81
をスライドすることによりラツチ83を筐体80
内に収容させて解錠させるとともに、同時にこの
カード81を脱離不能な状態にして、カード81
をドアパネル63の取手として利用することがで
きるように構成されており、表面カバー部材64
には、第11図aに示すように上記施錠装置8の
スロツト82に対応するスロツト状のカード挿入
口640が設けられるとともに、その裏面側に
は、補剛を兼ね、後述する裏面カバー部材65と
の溶着位置を正しく規制するための溶着用ガイド
641が突設されている。 また、このドアパネル63の表面カバー部材6
4には、艶消しコーテイング材(例えばベルベツ
クス(登録商標)等)による表面処理643が施
されるとともに、第8図に示すように、ドアパネ
ル63の上下方向寸法を上述した投入口ハネル6
2の2倍の長さとし、その中間部に形成した凹溝
642内にカード挿入口640を配置することに
より見栄えの向上が図られている。 裏面カバー部材65は、第12図に示すよう
に、施錠装置8の筐体80が挿通する開口650
を形成するとともに、一端部にヒンジ座面651
を形成した樹脂成形品で、その表面側には、補強
リブ652が多数突設されるとともに、該補強リ
ブ652の端部数カ所に溶着用突部653が形成
されており、周縁部の補強リブ652を全周にわ
たつて上述の表面カバー部材65の裏面に溶着す
るとともに、溶着用突部653を溶着させて、溶
着強度の向上を図つている。 なお、第12図aにおいて、66はドアパネル
63の閉蓋時における前方枠4との衝接を和らげ
るクツシヨン材、67は施錠装置8のラツチ83
と前方枠4側のラツチ受け90との係止状態を規
制するとともに、閉蓋時におけるドアパネル63
の垂れ下がりによる投入口パネル62との隙間の
発生を防止する突起を各々示すものである。 本実施例において、上述したドアパネル63は
ボツクス本体1に装着された補強板3により枢着
され、この補強板3に対向して設けられる他の補
強板3にラツチ受け90が形成されている。 すなわち、前方枠4を構成する一方の補強板3
は、第3図aに示すように、その一側縁部を内方
に折曲されてラツチ受け90が形成されるととも
に、他方の補強板3には、第3図bに示すよう
に、互いに対向して配置される上下ヒンジ板9
1,92が突設されており、これら上下ヒンジ板
91,92に挿通固着されるヒンジピン93をド
アパネル63の裏面カバー部材65のヒンジ座面
651に穿設された孔654に挿通させることに
より、ドアパネル63を支持している。 さらに、ドアパネル63のヒンジ部を形成する
補強板3には、ドアパネル63の閉蓋時において
は、該ドアパネル63のヒンジ側の端部に形成さ
れる長孔94に収容される板ばね95が固着され
ており、ドアパネル63の開放あるいは閉蓋時に
適宜の摺接抵抗を与えて衝撃的な開閉がなされな
いようにされている。 以上のように、ドアパネル63を補強板3に枢
着させると、補強板3自体の剛性および強度が高
いことから、ドアパネル63の頻繁な回動動作に
よつても容易にがたつきが発生せず、かつドアパ
ネル63の回動動作に伴うボツクス本体1への応
力負担が過大になることを防止することができ
る。 さらに、ドアパネル63を枢着する補強板3に
対向して固定される他の補強板3にラツチ受け9
0を形成する場合には、相互の位置関係を正確に
決定することができるので、施錠装置8のラツチ
83の係止が安定して行われる。また、ヒンジ部
に装着される板ばね95を、ドアパネル63が
90°開放した状態において該ドアパネル63との
摺接抵抗が最大で、かつ相当の大きさになるよう
に設定することにより、オーバーランが可能な疑
似的なストツパとして作用させることができ、例
えばドアパネル63が90°開放されている状態で
郵便物を取り出す際に郵便物がドアパネル63に
引つかかつて、ドアパネル63に開放方向の力が
加わつた場合でもこの力をドアパネル63の開放
動作により吸収することができるので、ドアパネ
ル63の損傷を効果的に防止することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明による
メールボツクスによれば、ボツクス本体の前面に
前方枠を形成すべく補強板を装備したので、全体
の剛性および強度を高くすることができ、強固な
構造を得ることができる上に、チヤンネル状に形
成されたボツクス本体に側板を装着し、前面部を
形成するだけでよいので、製造工数を低減するこ
とができる。 また、請求項2記載のメールボツクスによれ
ば、郵便物取出口のドアパネルを補強板に枢着す
るようにしたので、ドアパネルの開閉操作に伴う
がたつき等を有効に防止することができる。 さらに、請求項3記載のメールボツクスによれ
ば、側板外部への止着子の突出が防止されるの
で、美観を向上させることができる。 また、請求項4記載のメールボツクスによれ
ば、郵便取出時の安全性を向上させることができ
る。
メールボツクスによれば、ボツクス本体の前面に
前方枠を形成すべく補強板を装備したので、全体
の剛性および強度を高くすることができ、強固な
構造を得ることができる上に、チヤンネル状に形
成されたボツクス本体に側板を装着し、前面部を
形成するだけでよいので、製造工数を低減するこ
とができる。 また、請求項2記載のメールボツクスによれ
ば、郵便物取出口のドアパネルを補強板に枢着す
るようにしたので、ドアパネルの開閉操作に伴う
がたつき等を有効に防止することができる。 さらに、請求項3記載のメールボツクスによれ
ば、側板外部への止着子の突出が防止されるの
で、美観を向上させることができる。 また、請求項4記載のメールボツクスによれ
ば、郵便取出時の安全性を向上させることができ
る。
第1図は本発明によるメールボツクスの分解斜
視図、第2図はボツクス本体の斜視図、第3図は
補強板を示す斜視図、第4図は横桟を示す斜視
図、第5図は側板を示す斜視図、第6図は側板の
取付状態を示す斜視説明図、第7図および第8図
はメールボツクスの外観を示す斜視図、第9図は
投入口パネルの取付状態を示す斜視図、第10図
はドアパネルを示す断面図、第11図はドアパネ
ルの表面カバー部材を示す斜視図、第12図はド
アパネルの裏面カバー部材を示す斜視図である。 1……ボツクス本体、2……補強縁、3……補
強板、4……前方枠、5……側板、6……前面
部、10……天板、11……底板、12……背面
板、60……郵便物投入口、61……取出口。
視図、第2図はボツクス本体の斜視図、第3図は
補強板を示す斜視図、第4図は横桟を示す斜視
図、第5図は側板を示す斜視図、第6図は側板の
取付状態を示す斜視説明図、第7図および第8図
はメールボツクスの外観を示す斜視図、第9図は
投入口パネルの取付状態を示す斜視図、第10図
はドアパネルを示す断面図、第11図はドアパネ
ルの表面カバー部材を示す斜視図、第12図はド
アパネルの裏面カバー部材を示す斜視図である。 1……ボツクス本体、2……補強縁、3……補
強板、4……前方枠、5……側板、6……前面
部、10……天板、11……底板、12……背面
板、60……郵便物投入口、61……取出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 板金部材を側面視コ字状に折曲して天板、底
板、および背面板を形成したボツクス本体と、 ボツクス本体の両側方開口部を閉塞する一対の
側板と、 ボツクス本体の前面開口に形成され、郵便物投
入口および郵便物取出口を備えた前面部とを有
し、 前記ボツクス本体の天板および底板の材端を断
面L字状に折曲して補強縁を形成するとともに、
これら補強縁の両側端部間に一対の補強板を架設
してボツクス本体の前面開口に前方枠を構成し、 該前方枠の剛性によりボツクス本体のぐらつき
を防止するメールボツクス。 2 前記補強板には、ヒンジ舌片を突設し、該ヒ
ンジ舌片にドアパネルを枢支して前記郵便物取出
口を閉塞する請求項1記載のメールボツクス。 3 前記ボツクス本体の両側方開口部の周縁に
は、内方に折曲されたフランジを形成するととも
に、 前記側板を、合成樹脂材により形成し、 該側板は、ボツクス本体内方からフランジを貫
通し、側板の内壁に突設されたビスホールに螺入
される止着子により固定される請求項1、または
2記載のメールボツクス。 4 前記側板裏面には、複数の補強リブを突設し
て該側板を補強し、 かつ、前記補強リブの適数をボツクス本体のフ
ランジの端縁に沿つて配置し、 該補強リブによりフランジのエツジを覆う請求
項1,2または3記載のメールボツクス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28563788A JPH02131712A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | メールボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28563788A JPH02131712A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | メールボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02131712A JPH02131712A (ja) | 1990-05-21 |
| JPH0551284B2 true JPH0551284B2 (ja) | 1993-08-02 |
Family
ID=17694109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28563788A Granted JPH02131712A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | メールボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02131712A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5847173B2 (ja) * | 1980-01-31 | 1983-10-20 | 松下電工株式会社 | 郵便受箱 |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP28563788A patent/JPH02131712A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02131712A (ja) | 1990-05-21 |
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