JPH0551380A - 光学活性アミノケトン誘導体及びその製造法 - Google Patents
光学活性アミノケトン誘導体及びその製造法Info
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- JPH0551380A JPH0551380A JP4022703A JP2270392A JPH0551380A JP H0551380 A JPH0551380 A JP H0551380A JP 4022703 A JP4022703 A JP 4022703A JP 2270392 A JP2270392 A JP 2270392A JP H0551380 A JPH0551380 A JP H0551380A
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- C07D413/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
- C07D413/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
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- C07D261/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings
- C07D261/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings
- C07D261/06—Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D261/08—Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
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Abstract
(57)【要約】
【目的】3−フェニル−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾ−ルを効率的に光学分割
し、すぐれた中枢性筋弛緩剤を提供する。 【構成】3−フェニル−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾ−ルを酢酸アルキルエステ
ル等の溶媒中で光学活性な10−カンファ−スルホン酸
と、溶媒に難溶なジアテレオマ−塩を形成させて分割単
離した後、ジアステレオマ−塩を脱塩して、塩酸塩とし
て単離、精製して光学活性なアミノケトン誘導体を得
る。 【効果】ラセミ体のアミノケトン誘導体から光学活性な
アミノケトン誘導体を高純度でかつ高収率に得ることが
でき、すぐれた中枢性筋弛緩剤を提供できる。
ル)ブチリル}イソオキサゾ−ルを効率的に光学分割
し、すぐれた中枢性筋弛緩剤を提供する。 【構成】3−フェニル−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾ−ルを酢酸アルキルエステ
ル等の溶媒中で光学活性な10−カンファ−スルホン酸
と、溶媒に難溶なジアテレオマ−塩を形成させて分割単
離した後、ジアステレオマ−塩を脱塩して、塩酸塩とし
て単離、精製して光学活性なアミノケトン誘導体を得
る。 【効果】ラセミ体のアミノケトン誘導体から光学活性な
アミノケトン誘導体を高純度でかつ高収率に得ることが
でき、すぐれた中枢性筋弛緩剤を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中枢性の筋弛緩作用を有
する光学活性3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾール及びその製造
法に関する。
する光学活性3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾール及びその製造
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中枢性筋弛緩作用を有する化合物
の光学分割法については、光学分割剤を用いる公知技術
が知られている。例えば特開昭53ー40779号には
dl−トルペリゾンを、分割剤として光学活性アセチル
フェニルグリシンを用い2種のジアステレオマー塩と
し、そのジアステレオマ−塩の溶解度の差を利用して分
離した後、光学活性トルペリゾンを回収する技術が開示
されている。また特開昭63ー225367号及び特開
平1ー131171号にはdl−2−メチル−1−(4
−トリフルオロメチルフェニル)−3−ピロリジノ−1
−プロパノンを、分割剤として光学活性アセチルフェニ
ルグリシンまたは光学活性リンゴ酸を用いて分離した
後、光学活性2−メチル−1−(4−トリフルオロメチ
ルフェニル−3−ピロリジノ−1−プロパノンを単離す
る技術が開示されている。
の光学分割法については、光学分割剤を用いる公知技術
が知られている。例えば特開昭53ー40779号には
dl−トルペリゾンを、分割剤として光学活性アセチル
フェニルグリシンを用い2種のジアステレオマー塩と
し、そのジアステレオマ−塩の溶解度の差を利用して分
離した後、光学活性トルペリゾンを回収する技術が開示
されている。また特開昭63ー225367号及び特開
平1ー131171号にはdl−2−メチル−1−(4
−トリフルオロメチルフェニル)−3−ピロリジノ−1
−プロパノンを、分割剤として光学活性アセチルフェニ
ルグリシンまたは光学活性リンゴ酸を用いて分離した
後、光学活性2−メチル−1−(4−トリフルオロメチ
ルフェニル−3−ピロリジノ−1−プロパノンを単離す
る技術が開示されている。
【0003】ところで、本発明者等は先に3−フェニル
−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イ
ソオキサゾールが中枢性筋弛緩作用を有することを新た
に発見し特許出願した(特開平3−157375号)。
その後さらに検討を続けた結果、(+)−3−フェニル
−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イ
ソオキサゾールはラセミ体に比べて、さらに顕著な中枢
性筋弛緩作用を有することを発見した。しかし従来の技
術では3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメ
チル)ブチリル}イソオキサゾールを効率的に光学分割
することはできない。
−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イ
ソオキサゾールが中枢性筋弛緩作用を有することを新た
に発見し特許出願した(特開平3−157375号)。
その後さらに検討を続けた結果、(+)−3−フェニル
−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イ
ソオキサゾールはラセミ体に比べて、さらに顕著な中枢
性筋弛緩作用を有することを発見した。しかし従来の技
術では3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメ
チル)ブチリル}イソオキサゾールを効率的に光学分割
することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの3−フェ
ニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾールを効率的に光学分割して、その+
体を提供し、且つ優れた中枢性筋弛緩剤を提供すること
を目的とするものである。
ニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾールを効率的に光学分割して、その+
体を提供し、且つ優れた中枢性筋弛緩剤を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明者等はこの課題を
解決するために、分割剤として光学活性スルホン酸、特
に光学活性10−カンファースルホン酸が極めて有効で
あることを見い出し、本発明を完成した。
解決するために、分割剤として光学活性スルホン酸、特
に光学活性10−カンファースルホン酸が極めて有効で
あることを見い出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は式(1)で表される3
−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブ
チリル}イソオキサゾールを光学活性スルホン酸、特に
光学活性10−カンファースルホン酸と溶媒中で反応さ
せ、生成した2種のジアステレオマー塩の一方の塩をそ
の溶媒中から優先的に晶析させて分割した後、各々のジ
アステレオマー塩を脱塩して光学活性3−フェニル−5
−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオ
キサゾールを単離することを特徴とする光学活性3−フ
ェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾール及びその塩の製造法を提供するも
のである。
−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブ
チリル}イソオキサゾールを光学活性スルホン酸、特に
光学活性10−カンファースルホン酸と溶媒中で反応さ
せ、生成した2種のジアステレオマー塩の一方の塩をそ
の溶媒中から優先的に晶析させて分割した後、各々のジ
アステレオマー塩を脱塩して光学活性3−フェニル−5
−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオ
キサゾールを単離することを特徴とする光学活性3−フ
ェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾール及びその塩の製造法を提供するも
のである。
【0007】
【化2】 本発明の製造法を実施するには、例えば次のようにすれ
ばよい。即ち3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールを適当な溶媒
中で光学活性な10−カンファースルホン酸と反応させ
て2種のジアステレオマー塩を生成させ、次にその溶媒
を濃縮するか、冷却するか、あるいは溶解度を減少させ
る溶媒を加える等の方法により難溶性のジアステレオマ
ー塩を晶析させて固体を分離し、得られた光学活性な3
−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブ
チリル}イソオキサゾールと光学活性な10−カンファ
ースルホン酸の塩を適当なアルカリを用いて脱塩して光
学活性な3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾールを単離すれば良
い。
ばよい。即ち3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールを適当な溶媒
中で光学活性な10−カンファースルホン酸と反応させ
て2種のジアステレオマー塩を生成させ、次にその溶媒
を濃縮するか、冷却するか、あるいは溶解度を減少させ
る溶媒を加える等の方法により難溶性のジアステレオマ
ー塩を晶析させて固体を分離し、得られた光学活性な3
−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブ
チリル}イソオキサゾールと光学活性な10−カンファ
ースルホン酸の塩を適当なアルカリを用いて脱塩して光
学活性な3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾールを単離すれば良
い。
【0008】本発明で使用する溶媒は3−フェニル−5
−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオ
キサゾールと光学活性10−カンファースルホン酸が溶
解しジアステレオマー塩を形成する溶媒であり、なおか
つ難溶性及び易溶性ジアステレオマー塩を室温から沸点
の間で溶解し、濃縮、冷却あるいは他の溶媒を加えるこ
とによって難溶性ジアステレオマー塩が晶析する溶媒で
あれば特に制限はないが、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン類またはメタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等
のアルコール類が好ましく、特に、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル等の酢酸アルキルエステル類がより好
ましい。中でも酢酸エチルが分割収率の上から最も好ま
しい。
−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオ
キサゾールと光学活性10−カンファースルホン酸が溶
解しジアステレオマー塩を形成する溶媒であり、なおか
つ難溶性及び易溶性ジアステレオマー塩を室温から沸点
の間で溶解し、濃縮、冷却あるいは他の溶媒を加えるこ
とによって難溶性ジアステレオマー塩が晶析する溶媒で
あれば特に制限はないが、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン類またはメタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等
のアルコール類が好ましく、特に、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル等の酢酸アルキルエステル類がより好
ましい。中でも酢酸エチルが分割収率の上から最も好ま
しい。
【0009】この際の溶媒量は3−フェニル−5−{2
−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ
ールの1.0〜50倍(V/W)の広い範囲で実施でき
るが、好ましくは1〜30倍(V/W)程度である。
−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ
ールの1.0〜50倍(V/W)の広い範囲で実施でき
るが、好ましくは1〜30倍(V/W)程度である。
【0010】3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールと光学活性な
10−カンファースルホン酸の使用割合は前者1当量に
対して後者が1当量より多ければ特に制限はないが、
1.5〜3当量、特に2当量前後が好ましい。このと
き、D−10−カンファースルホン酸を用いると(−)
−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾールが難溶性ジアステレオ
マー塩として晶析し、L−10−カンファースルホン酸
を用いると(+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピ
ロリジニルメチル)ブチリル}フェニルイソオキサゾー
ルが難溶性ジアステレオマー塩として晶析する。
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールと光学活性な
10−カンファースルホン酸の使用割合は前者1当量に
対して後者が1当量より多ければ特に制限はないが、
1.5〜3当量、特に2当量前後が好ましい。このと
き、D−10−カンファースルホン酸を用いると(−)
−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾールが難溶性ジアステレオ
マー塩として晶析し、L−10−カンファースルホン酸
を用いると(+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピ
ロリジニルメチル)ブチリル}フェニルイソオキサゾー
ルが難溶性ジアステレオマー塩として晶析する。
【0011】ジアステレオマー塩を形成させる際の温度
は特に制限はないが、室温から50℃までの温度が好まし
い。晶析時間は、1〜50時間程度、好ましくは2〜3
0時間程度である。また、晶析温度は使用する溶媒の沸
点以下であれば良いが、−10〜40℃の範囲が特に好
ましい。
は特に制限はないが、室温から50℃までの温度が好まし
い。晶析時間は、1〜50時間程度、好ましくは2〜3
0時間程度である。また、晶析温度は使用する溶媒の沸
点以下であれば良いが、−10〜40℃の範囲が特に好
ましい。
【0012】溶解度を減少させる他の溶媒としては、ヘ
キサン及びエーテル類があげられる。
キサン及びエーテル類があげられる。
【0013】得られたジアステレオマー塩の脱塩は、水
中で、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、希水酸化ナトリウム、希水酸化カ
リウム、アンモニア等のアルカリ存在下0〜30℃で実
施すると良い。用いるアルカリの量はジアステレオマー
塩に対して2当量以上あれば良い。
中で、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、希水酸化ナトリウム、希水酸化カ
リウム、アンモニア等のアルカリ存在下0〜30℃で実
施すると良い。用いるアルカリの量はジアステレオマー
塩に対して2当量以上あれば良い。
【0014】分解液からの光学活性3−フェニル−5−
{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキ
サゾールの単離は、エーテル類、酢酸アルキルエステル
類、クロロホルム、メチレンクロリド、ヘキサン等の非
親水性の溶媒で抽出した後、溶媒を留去すれば良い。
{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキ
サゾールの単離は、エーテル類、酢酸アルキルエステル
類、クロロホルム、メチレンクロリド、ヘキサン等の非
親水性の溶媒で抽出した後、溶媒を留去すれば良い。
【0015】光学活性3−フェニル−5−{2−(1−
ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールを酸
付加塩とするには、光学活性3−フェニル−5−{2−
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾー
ルをエーテル類、酢酸アルキルエステル類、クロロホル
ム、メチレンクロリド、ヘキサン等に溶解し、塩酸、臭
酸、硫酸などの鉱酸や酢酸、シュウ酸、ベンゼンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸などの有機酸を1当量以上、好
ましくは1〜10当量加えた溶液から溶媒および過剰の
酸を留去するか、晶析した光学活性3−フェニル−5−
{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキ
サゾールの塩を濾取すれば良い。または光学活性3−フ
ェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾールの上記有機溶媒溶液から上記鉱酸
または有機酸の水溶液で抽出した後、その水溶液からク
ロロホルム等の酸付加塩を溶解する有機溶媒で再抽出
し、その溶液から溶媒を留去するか、エーテル類、酢酸
アルキルエステル類、ヘキサン等の光学活性3−フェニ
ル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}
イソオキサゾ−ル酸付加塩が難溶性の有機溶媒を加える
ことにより酸付加塩を晶析させて濾取すれば良い。
ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールを酸
付加塩とするには、光学活性3−フェニル−5−{2−
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾー
ルをエーテル類、酢酸アルキルエステル類、クロロホル
ム、メチレンクロリド、ヘキサン等に溶解し、塩酸、臭
酸、硫酸などの鉱酸や酢酸、シュウ酸、ベンゼンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸などの有機酸を1当量以上、好
ましくは1〜10当量加えた溶液から溶媒および過剰の
酸を留去するか、晶析した光学活性3−フェニル−5−
{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキ
サゾールの塩を濾取すれば良い。または光学活性3−フ
ェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾールの上記有機溶媒溶液から上記鉱酸
または有機酸の水溶液で抽出した後、その水溶液からク
ロロホルム等の酸付加塩を溶解する有機溶媒で再抽出
し、その溶液から溶媒を留去するか、エーテル類、酢酸
アルキルエステル類、ヘキサン等の光学活性3−フェニ
ル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}
イソオキサゾ−ル酸付加塩が難溶性の有機溶媒を加える
ことにより酸付加塩を晶析させて濾取すれば良い。
【0016】以上の方法により得られた化合物は次のと
おりである。 (+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾール及びその塩。 (−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾール及びその塩。
おりである。 (+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾール及びその塩。 (−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾール及びその塩。
【0017】本発明の光学活性アミノケトン誘導体の治
療患者への投与量は、治療すべき症状及び投与方法によ
り左右されるが、通常成人に1日5〜1000mg、好
ましくは10〜300mgとすることができる。投与形
態は、カプセル剤、錠剤、細顆粒剤、シロップ剤、散剤
等の経口投与剤、あるいは注射剤、座剤などにより経口
的、非経口的に投与できる。製剤用添加剤としては、賦
形剤(ラクト−ス、コ−ンスタ−チ、シュガ−、ソルビ
ット、リンサンカルシウム等)、結合剤(シロップ、ア
ラビアゴム、ゼラチン、ソルビット、ポリビニルピロリ
ドン、ヒドロキシプロピルセルロ−ス等)、滑沢剤(ス
テアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコ
−ル、シリカ等)、崩壊剤(ポテトスタ−チ、カルボキ
シメチルセルロ−ス等)、湿潤剤(ラウリル硫酸ナトリ
ウム等)などを剤形に従って適宜使用する。
療患者への投与量は、治療すべき症状及び投与方法によ
り左右されるが、通常成人に1日5〜1000mg、好
ましくは10〜300mgとすることができる。投与形
態は、カプセル剤、錠剤、細顆粒剤、シロップ剤、散剤
等の経口投与剤、あるいは注射剤、座剤などにより経口
的、非経口的に投与できる。製剤用添加剤としては、賦
形剤(ラクト−ス、コ−ンスタ−チ、シュガ−、ソルビ
ット、リンサンカルシウム等)、結合剤(シロップ、ア
ラビアゴム、ゼラチン、ソルビット、ポリビニルピロリ
ドン、ヒドロキシプロピルセルロ−ス等)、滑沢剤(ス
テアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコ
−ル、シリカ等)、崩壊剤(ポテトスタ−チ、カルボキ
シメチルセルロ−ス等)、湿潤剤(ラウリル硫酸ナトリ
ウム等)などを剤形に従って適宜使用する。
【0018】
【実施例】以下に、参考例、実施例を挙げて本発明化合
物を具体的に説明する。 参考例1 〔3−フェニル−5−ブチリルイソオキサゾ−ル〕ベン
ズアルドキシム10g(0.082mol)および1−
ヘキシン−3−オ−ル9g(0.092mol)をジク
ロロメタン50mlに溶解した。反応液を氷冷し、12
%次亜塩素酸ナトリウム水溶液58g(0.1mol)
を内温15〜25℃に保ちながら滴下した。滴下終了
後、内温15〜25℃に保ちながら3時間攪拌した。こ
の反応液に12%次亜塩素酸ナトリウム水溶液49g
(0.079mol)を滴下した。反応液の内温を10
℃に冷却し、ピリジン塩酸塩水溶液(6N塩酸2.8m
lとピリジン1.3mlで調製)を20分間かけて滴下
した。反応液を70分間攪拌した後、12%次亜塩素酸
ナトリウム49g(0.079mol)を滴下した。内
温を10℃に冷却して再び、ピリジン塩酸塩水溶液(6
N塩酸1.4mlとピリジン0.67mlで調製)を1
0分間かけて滴下し、70分間攪拌した。この溶液に1
2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を滴下した。再度、内
温を10℃に冷却してピリジン塩酸塩水溶液及び12%
次亜塩素酸ナトリウム水溶液を加える操作を繰り返し
た。反応液を分液してえられたジクロロメタン層に5%
亜硫酸水素ナトリウム水溶液100mlを加えて30分
間攪拌した。反応液を分液してえられたジクロロメタン
層を水100ml、1N塩酸水100mlの順に洗浄し
た。得られたジクロロメタン層を加熱濃縮して得た残渣
をエタノ−ル40mlから再結晶して目的化合物を1
0.6g(収率59.6%)得た。融点89〜90℃
物を具体的に説明する。 参考例1 〔3−フェニル−5−ブチリルイソオキサゾ−ル〕ベン
ズアルドキシム10g(0.082mol)および1−
ヘキシン−3−オ−ル9g(0.092mol)をジク
ロロメタン50mlに溶解した。反応液を氷冷し、12
%次亜塩素酸ナトリウム水溶液58g(0.1mol)
を内温15〜25℃に保ちながら滴下した。滴下終了
後、内温15〜25℃に保ちながら3時間攪拌した。こ
の反応液に12%次亜塩素酸ナトリウム水溶液49g
(0.079mol)を滴下した。反応液の内温を10
℃に冷却し、ピリジン塩酸塩水溶液(6N塩酸2.8m
lとピリジン1.3mlで調製)を20分間かけて滴下
した。反応液を70分間攪拌した後、12%次亜塩素酸
ナトリウム49g(0.079mol)を滴下した。内
温を10℃に冷却して再び、ピリジン塩酸塩水溶液(6
N塩酸1.4mlとピリジン0.67mlで調製)を1
0分間かけて滴下し、70分間攪拌した。この溶液に1
2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を滴下した。再度、内
温を10℃に冷却してピリジン塩酸塩水溶液及び12%
次亜塩素酸ナトリウム水溶液を加える操作を繰り返し
た。反応液を分液してえられたジクロロメタン層に5%
亜硫酸水素ナトリウム水溶液100mlを加えて30分
間攪拌した。反応液を分液してえられたジクロロメタン
層を水100ml、1N塩酸水100mlの順に洗浄し
た。得られたジクロロメタン層を加熱濃縮して得た残渣
をエタノ−ル40mlから再結晶して目的化合物を1
0.6g(収率59.6%)得た。融点89〜90℃
【0019】参考例2 〔3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾ−ル塩酸塩〕3−フェニル
−5−ブチリルイソオキサゾ−ル20g(93mmo
l)及びピロリジン7.93g(111mmol)をメ
タノ−ル62gに加えた。反応液を攪拌し、内温を 2
0〜30℃に保ちながら37%ホルマリン水溶液9.0
4g(111mmol)を滴下した。滴下終了後、内温
を20〜30℃に保ちながら1時間攪拌した。反応液に
酢酸エチル178gを加えた。さらに水150gを加え
分液抽出して有機層を得た。得られた有機層を氷冷し、
2N塩酸水溶液178gを加えて分液抽出した。得られ
た水層をクロロホルム180gで抽出した。水層を再度
クロロホルム120gで抽出し、得られたクロロホルム
層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナト
リウムを濾別して得られたクロロホルム溶液に酢酸エチ
ル294gを攪拌下、滴下した。溶液を氷冷して析出し
た結晶を濾取して酢酸エチルで洗浄し、減圧下乾燥して
無色の目的化合物を20.8g(収率67%)得た。融
点 151〜153℃
ル)ブチリル}イソオキサゾ−ル塩酸塩〕3−フェニル
−5−ブチリルイソオキサゾ−ル20g(93mmo
l)及びピロリジン7.93g(111mmol)をメ
タノ−ル62gに加えた。反応液を攪拌し、内温を 2
0〜30℃に保ちながら37%ホルマリン水溶液9.0
4g(111mmol)を滴下した。滴下終了後、内温
を20〜30℃に保ちながら1時間攪拌した。反応液に
酢酸エチル178gを加えた。さらに水150gを加え
分液抽出して有機層を得た。得られた有機層を氷冷し、
2N塩酸水溶液178gを加えて分液抽出した。得られ
た水層をクロロホルム180gで抽出した。水層を再度
クロロホルム120gで抽出し、得られたクロロホルム
層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナト
リウムを濾別して得られたクロロホルム溶液に酢酸エチ
ル294gを攪拌下、滴下した。溶液を氷冷して析出し
た結晶を濾取して酢酸エチルで洗浄し、減圧下乾燥して
無色の目的化合物を20.8g(収率67%)得た。融
点 151〜153℃
【0020】参考例3 〔3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾ−ル〕3−フェニル−5−
{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキ
サゾ−ル塩酸塩125g(0.37mol)を水400
mlと酢酸エチル300mlの混合液に加えた。この溶
液に、氷冷下、6%炭酸水素ナトリウム水溶液620m
lを滴下した。この溶液に酢酸エチル100mlを加え
て析出晶を溶解して分液し酢酸エチル層を得た。水層を
酢酸エチル500mlで再抽出して酢酸エチル層を得
た。得られた有機層を合わせて、水250ml及び飽和
食塩水250mlで洗浄した。酢酸エチル溶液を無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、硫酸ナトリウムを濾別して
得た濾液を減圧下、濃縮乾固して目的化合物を110g
(収率98.9%)得た。融点 68〜69℃
ル)ブチリル}イソオキサゾ−ル〕3−フェニル−5−
{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキ
サゾ−ル塩酸塩125g(0.37mol)を水400
mlと酢酸エチル300mlの混合液に加えた。この溶
液に、氷冷下、6%炭酸水素ナトリウム水溶液620m
lを滴下した。この溶液に酢酸エチル100mlを加え
て析出晶を溶解して分液し酢酸エチル層を得た。水層を
酢酸エチル500mlで再抽出して酢酸エチル層を得
た。得られた有機層を合わせて、水250ml及び飽和
食塩水250mlで洗浄した。酢酸エチル溶液を無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、硫酸ナトリウムを濾別して
得た濾液を減圧下、濃縮乾固して目的化合物を110g
(収率98.9%)得た。融点 68〜69℃
【0021】実施例1 〔(+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニ
ルメチル)ブチリル}イソオキサゾール塩酸塩〕 1)(+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−ルL−10−カ
ンファ−スルホン酸塩 3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)
ブチリル}イソオキサゾ−ル塩酸塩10g(0.03m
ol)を水60ml及び酢酸エチル70mlの混合液に
溶解した。この溶液に6%炭酸水素ナトリウム水溶液7
2mlを滴下した。反応液を10分間攪拌した後、分液
して有機層を得た。水層を再度酢酸エチル60mlで抽
出して得られた有機層を先に得た有機層と合わせて無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナトリウムを濾別して
得た濾液にL−10−カンファ−スルホン酸([α]20
D=21°(c=2,水))14.2g(0.06mo
l)を加えて30分間攪拌し溶解させた。反応液を氷冷
下、6時間攪拌して析出した結晶を濾取し,酢酸エチル
で洗浄後、減圧下乾燥して目的とする(+)−3−フェ
ニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾ−ルL−カンファ−スルホン酸塩を得
た。 収量9.5g 収率42% 融点115.8〜116.3℃ [α]20 D =−14.4°(c=0.5,エタノ−
ル) 光学純度 98.7%ee
ルメチル)ブチリル}イソオキサゾール塩酸塩〕 1)(+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−ルL−10−カ
ンファ−スルホン酸塩 3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)
ブチリル}イソオキサゾ−ル塩酸塩10g(0.03m
ol)を水60ml及び酢酸エチル70mlの混合液に
溶解した。この溶液に6%炭酸水素ナトリウム水溶液7
2mlを滴下した。反応液を10分間攪拌した後、分液
して有機層を得た。水層を再度酢酸エチル60mlで抽
出して得られた有機層を先に得た有機層と合わせて無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナトリウムを濾別して
得た濾液にL−10−カンファ−スルホン酸([α]20
D=21°(c=2,水))14.2g(0.06mo
l)を加えて30分間攪拌し溶解させた。反応液を氷冷
下、6時間攪拌して析出した結晶を濾取し,酢酸エチル
で洗浄後、減圧下乾燥して目的とする(+)−3−フェ
ニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾ−ルL−カンファ−スルホン酸塩を得
た。 収量9.5g 収率42% 融点115.8〜116.3℃ [α]20 D =−14.4°(c=0.5,エタノ−
ル) 光学純度 98.7%ee
【0022】2)(+)−3−フェニル−5−{2−
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−
ル塩酸塩 (+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾ−ル L−10−カン
ファ−スルホン酸塩9.4g(12.3mmol)を水
54ml及び酢酸エチル54mlの混合液に溶解し、1
0%炭酸ナトリウム水溶液30mlを滴下した。反応液
を10分間攪拌した後、分液して有機層を得た。得られ
た有機層を10%炭酸ナトリウム水溶液15mlで洗浄
し、さらに水15mlで洗浄した。この有機層に、2N
塩酸水28mlを加えて分液抽出して水層を得た。有機
層を再び2N塩酸水15mlで抽出して得られた水層を
先に得た水層と合わせた。得られた水溶液にクロロホル
ム17.6mlを加え抽出してクロロホルム層を得た。
水層を再度クロロホルム17.6mlで抽出して得られ
たクロロホルム層を先に得たクロロホルム層と合わせ
た。得られたクロロホルム溶液を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。硫酸ナトリウムを濾別して得たクロロホルム
溶液に酢酸エチル106mlを滴下した。この溶液を氷
冷下、3時間攪拌した。析出した結晶を濾取して酢酸エ
チルで洗浄して目的とする(+)−3−フェニル−5−
{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキ
サゾ−ル塩酸塩を得た。 収量3.4g 収率82% 融点 158〜159.5℃ [α]20 D=+29°(c=0.5,水) 光学純度 99.9%ee以上 NMR(CDCl3,δPPM);0.99(3H,t,J
=7.3Hz),1.77〜1.83(1H,m),
1.88〜1.97(1H,m),1.98〜2.11
(2H,m),2.11〜2.23(2H,m),2.
70〜2.78(1H,m),2.79〜2.95(1
H,m),3.33(1H,m),3.47〜3.64
(1H,m), 3.68〜3.71(1H,m),
3.83〜3.87(1H,m),4.33〜4.38
(1H,m),7.48〜7.50(3H,m),7.
76(1H,s),7.87〜7.90(2H,m) 元素分析(C18H22N2O2・HCl) 計算値 C:64.57,H:6.92,N:8.37,Cl:10.59 測定値 C:64.51,H:6.96,N:8.20,Cl:10.42
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−
ル塩酸塩 (+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾ−ル L−10−カン
ファ−スルホン酸塩9.4g(12.3mmol)を水
54ml及び酢酸エチル54mlの混合液に溶解し、1
0%炭酸ナトリウム水溶液30mlを滴下した。反応液
を10分間攪拌した後、分液して有機層を得た。得られ
た有機層を10%炭酸ナトリウム水溶液15mlで洗浄
し、さらに水15mlで洗浄した。この有機層に、2N
塩酸水28mlを加えて分液抽出して水層を得た。有機
層を再び2N塩酸水15mlで抽出して得られた水層を
先に得た水層と合わせた。得られた水溶液にクロロホル
ム17.6mlを加え抽出してクロロホルム層を得た。
水層を再度クロロホルム17.6mlで抽出して得られ
たクロロホルム層を先に得たクロロホルム層と合わせ
た。得られたクロロホルム溶液を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。硫酸ナトリウムを濾別して得たクロロホルム
溶液に酢酸エチル106mlを滴下した。この溶液を氷
冷下、3時間攪拌した。析出した結晶を濾取して酢酸エ
チルで洗浄して目的とする(+)−3−フェニル−5−
{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキ
サゾ−ル塩酸塩を得た。 収量3.4g 収率82% 融点 158〜159.5℃ [α]20 D=+29°(c=0.5,水) 光学純度 99.9%ee以上 NMR(CDCl3,δPPM);0.99(3H,t,J
=7.3Hz),1.77〜1.83(1H,m),
1.88〜1.97(1H,m),1.98〜2.11
(2H,m),2.11〜2.23(2H,m),2.
70〜2.78(1H,m),2.79〜2.95(1
H,m),3.33(1H,m),3.47〜3.64
(1H,m), 3.68〜3.71(1H,m),
3.83〜3.87(1H,m),4.33〜4.38
(1H,m),7.48〜7.50(3H,m),7.
76(1H,s),7.87〜7.90(2H,m) 元素分析(C18H22N2O2・HCl) 計算値 C:64.57,H:6.92,N:8.37,Cl:10.59 測定値 C:64.51,H:6.96,N:8.20,Cl:10.42
【0023】実施例2 〔(−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニ
ルメチル)ブチリル}イソオキサゾール塩酸塩〕 1)(−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−ルD−10カン
ファ−スルホン酸塩 3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)
ブチリル}イソオキサゾ−ル10g(33.3mmo
l)を酢酸エチル200mlに溶解した。この溶液にD
−10−カンファ−スルホン酸([α]20 D=+19.
9°(c=2,水)) 11.5g(67mmol)を
加えて30分間攪拌し、溶解させた。この溶液を氷冷下
2時間攪拌して析出した結晶を濾取した。得られた結晶
を酢酸エチルで洗浄後、減圧下、乾燥して目的とする
(−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾ−ル D−カンファ−
スルホン酸塩を得た。 収量11.8g 収率46% 融点 120〜121℃ [α]20 D=+17°(c=0.5,エタノ−ル) 光学純度 96%ee
ルメチル)ブチリル}イソオキサゾール塩酸塩〕 1)(−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−ルD−10カン
ファ−スルホン酸塩 3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)
ブチリル}イソオキサゾ−ル10g(33.3mmo
l)を酢酸エチル200mlに溶解した。この溶液にD
−10−カンファ−スルホン酸([α]20 D=+19.
9°(c=2,水)) 11.5g(67mmol)を
加えて30分間攪拌し、溶解させた。この溶液を氷冷下
2時間攪拌して析出した結晶を濾取した。得られた結晶
を酢酸エチルで洗浄後、減圧下、乾燥して目的とする
(−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾ−ル D−カンファ−
スルホン酸塩を得た。 収量11.8g 収率46% 融点 120〜121℃ [α]20 D=+17°(c=0.5,エタノ−ル) 光学純度 96%ee
【0024】2)(−)−3−フェニル−5−{2−
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−
ル塩酸塩 (−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾ−ル D−10−カン
ファ−スルホン酸塩7.0g(9.2mmol)を 水
40mlと酢酸エチル40mlの混合液に溶解し、10
%炭酸ナトリウム22mlを加え、10分間攪拌した。
反応液を分液し、有機層を得た。得られた有機層を10
%炭酸ナトリウム11mlで洗浄した。ついで、この有
機層を2N塩酸水17mlで2回抽出して、水層を合わ
せた。この水溶液からクロロホルム12mlで2回抽出
してクロロホルム層を合わせた。得られたクロロホルム
溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナトリウム
を濾別して得たクロロホルム溶液に酢酸エチル72ml
を滴下して1時間室温で攪拌した後、氷冷下、1時間攪
拌した。析出した結晶を濾取して目的とする(−)−3
−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブ
チリル}イソオキサゾ−ル塩酸塩を得た。 収量2.5g 収率81% 融点 145〜146℃ [α]20 D=−27°(c=0.5,水) 光学純度 99.85%以上 NMR(CDCl3,δPPM);0.99(3H,t,J
=7.3Hz),1.77〜1.82(1H,m),
1.88〜1.98(1H,m),2.06〜2.14
(2H,m),2.14〜2.24(2H,m),2.
71〜2.73(1H,m),2.81〜2.88(1
H,m),3.32(1H,bd),3.47(1H,
bs),3.61〜3.64(1H,m),3.66〜
3.69(1H,m),4.34〜4.40(1H,
m),7.48〜7.52(3H,m),7.75(1
H,s),7.89〜7.91(2H,m) 元素分析(C18H22,N2O2・HCl) 計算値 C:64.57,H:6.92,N:8.37,Cl:10.59 測定値 C:64.65,H:6.79,N:8.03,Cl:10.81
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−
ル塩酸塩 (−)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソオキサゾ−ル D−10−カン
ファ−スルホン酸塩7.0g(9.2mmol)を 水
40mlと酢酸エチル40mlの混合液に溶解し、10
%炭酸ナトリウム22mlを加え、10分間攪拌した。
反応液を分液し、有機層を得た。得られた有機層を10
%炭酸ナトリウム11mlで洗浄した。ついで、この有
機層を2N塩酸水17mlで2回抽出して、水層を合わ
せた。この水溶液からクロロホルム12mlで2回抽出
してクロロホルム層を合わせた。得られたクロロホルム
溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナトリウム
を濾別して得たクロロホルム溶液に酢酸エチル72ml
を滴下して1時間室温で攪拌した後、氷冷下、1時間攪
拌した。析出した結晶を濾取して目的とする(−)−3
−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブ
チリル}イソオキサゾ−ル塩酸塩を得た。 収量2.5g 収率81% 融点 145〜146℃ [α]20 D=−27°(c=0.5,水) 光学純度 99.85%以上 NMR(CDCl3,δPPM);0.99(3H,t,J
=7.3Hz),1.77〜1.82(1H,m),
1.88〜1.98(1H,m),2.06〜2.14
(2H,m),2.14〜2.24(2H,m),2.
71〜2.73(1H,m),2.81〜2.88(1
H,m),3.32(1H,bd),3.47(1H,
bs),3.61〜3.64(1H,m),3.66〜
3.69(1H,m),4.34〜4.40(1H,
m),7.48〜7.52(3H,m),7.75(1
H,s),7.89〜7.91(2H,m) 元素分析(C18H22,N2O2・HCl) 計算値 C:64.57,H:6.92,N:8.37,Cl:10.59 測定値 C:64.65,H:6.79,N:8.03,Cl:10.81
【0025】実施例3 〔(+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニ
ルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−ル塩酸塩〕実施例
2の1)において(−)−3−フェニル−5−{2−
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−
ル D−カンファ−スルホン酸塩を濾取した濾過液に水
54mlを加え、次いで10%炭酸ナトリウム水溶液4
5mlを滴下した。反応液を10分間攪拌した後、分液
して有機層を得た。得られた有機層を10%炭酸ナトリ
ウム水溶液20mlで洗浄し、さらに水20mlで洗浄
した。この有機層に2N塩酸水40mlを加えて分液抽
出して水層を得た。有機層を再び2N塩酸水30mlで
抽出して得た水層を先に得た水層と合わせた。得られた
水溶液にクロロホルム40mlを加えて抽出してクロロ
ホルム層を得た。水層を再びクロロホルム40mlを加
えて抽出しクロロホルム層を得、先に得たクロロホルム
層と合わせた。得られたクロロホルム溶液を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。硫酸ナトリウムを濾別して得たク
ロロホルム溶液に酢酸エチル240mlを滴下した。こ
の溶液を氷冷下、3時間攪拌した。析出した結晶を濾取
して酢酸エチルで洗浄して、目的とする(+)−3−フ
ェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾ−ル塩酸塩を4.5g(光学純度 9
7%ee)得た。この塩酸塩4.9gをクロロホルム4
0mlに溶解した。この溶液に酢酸エチル120mlを
滴下した後、氷冷下、3時間攪拌した。析出した結晶を
濾取して目的とする(+)−3−フェニル−5−{2−
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−
ル塩酸塩を得た。 収量3.6g 収率59% 融点 158〜159℃ [α]20 D=+28°(c=0.5,水) 光学純度 99.5%ee
ルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−ル塩酸塩〕実施例
2の1)において(−)−3−フェニル−5−{2−
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−
ル D−カンファ−スルホン酸塩を濾取した濾過液に水
54mlを加え、次いで10%炭酸ナトリウム水溶液4
5mlを滴下した。反応液を10分間攪拌した後、分液
して有機層を得た。得られた有機層を10%炭酸ナトリ
ウム水溶液20mlで洗浄し、さらに水20mlで洗浄
した。この有機層に2N塩酸水40mlを加えて分液抽
出して水層を得た。有機層を再び2N塩酸水30mlで
抽出して得た水層を先に得た水層と合わせた。得られた
水溶液にクロロホルム40mlを加えて抽出してクロロ
ホルム層を得た。水層を再びクロロホルム40mlを加
えて抽出しクロロホルム層を得、先に得たクロロホルム
層と合わせた。得られたクロロホルム溶液を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。硫酸ナトリウムを濾別して得たク
ロロホルム溶液に酢酸エチル240mlを滴下した。こ
の溶液を氷冷下、3時間攪拌した。析出した結晶を濾取
して酢酸エチルで洗浄して、目的とする(+)−3−フ
ェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリ
ル}イソオキサゾ−ル塩酸塩を4.5g(光学純度 9
7%ee)得た。この塩酸塩4.9gをクロロホルム4
0mlに溶解した。この溶液に酢酸エチル120mlを
滴下した後、氷冷下、3時間攪拌した。析出した結晶を
濾取して目的とする(+)−3−フェニル−5−{2−
(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾ−
ル塩酸塩を得た。 収量3.6g 収率59% 融点 158〜159℃ [α]20 D=+28°(c=0.5,水) 光学純度 99.5%ee
【0026】評価例 本発明の光学活性アミノケトン誘導体の中枢性筋弛緩作
用及び急性毒性を以下の動物実験によって確認した。 1.除脳固縮緩解作用 小野らの方法(H.Ono et al,Gen Ph
armacol.,18:57(1987))を用い、
ラット脳を高周波破壊することによって生じる除脳固縮
に対する本発明の光学活性アミノケトン誘導体の固縮緩
解作用を検討した。 (方法)Wistar系雄性ラット(体重300〜40
0g)をエ−テル麻酔し、脳定位固定装置に固定した。
リ−ジョンジェネレ−タ−(ラジオニクス社)の電極を
Pellegrinoの脳図譜にしたがってAP:O,
L:±1.5,V:−3.0へ刺入し、電極先端温度を
80℃に保ちながら180秒間約25mAの高周波電流
を与え、上丘−下丘間の脳幹切断に相当する左右の部位
を破壊した。固縮ラットを腹位に固定し、後肢下腿部伸
筋の伸張反射の張力を記録した。投与前の張力を100
%として、固縮の抑制率を百分率 で表した。試験化合物は、3および6mgを静脈内投与
した。結果を表1に示した。
用及び急性毒性を以下の動物実験によって確認した。 1.除脳固縮緩解作用 小野らの方法(H.Ono et al,Gen Ph
armacol.,18:57(1987))を用い、
ラット脳を高周波破壊することによって生じる除脳固縮
に対する本発明の光学活性アミノケトン誘導体の固縮緩
解作用を検討した。 (方法)Wistar系雄性ラット(体重300〜40
0g)をエ−テル麻酔し、脳定位固定装置に固定した。
リ−ジョンジェネレ−タ−(ラジオニクス社)の電極を
Pellegrinoの脳図譜にしたがってAP:O,
L:±1.5,V:−3.0へ刺入し、電極先端温度を
80℃に保ちながら180秒間約25mAの高周波電流
を与え、上丘−下丘間の脳幹切断に相当する左右の部位
を破壊した。固縮ラットを腹位に固定し、後肢下腿部伸
筋の伸張反射の張力を記録した。投与前の張力を100
%として、固縮の抑制率を百分率 で表した。試験化合物は、3および6mgを静脈内投与
した。結果を表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】2.骨格筋求心性発射に対する作用 (方法)Wistar系ラット(9〜10週令;日本ラッ
ト)をウレタンーαクロラロース混合麻酔下に、下腿三
頭筋を分離した。座骨神経のうち、下腿三頭筋を支配し
ている側枝を残して他の側枝を切断した。脊髄をラミネ
クトミーして、L6以下の根を切断した。ついで同側の
L4およびL5後根中枢端から切断分離し、上位中枢を
介する影響を除く目的でL4およびL5前根を切断し
た。L5後根より下腿三頭筋からくる神経線維のみを分
離した。下腿三頭筋の末梢端に20gの張力をかけ、神
経の発火頻度を記録した。投与前の発火頻度を100%
として、神経の発火頻度を百分率 で表した。試験化合物は、6および12mgを静脈内投
与した。結果を表2に示した。
ト)をウレタンーαクロラロース混合麻酔下に、下腿三
頭筋を分離した。座骨神経のうち、下腿三頭筋を支配し
ている側枝を残して他の側枝を切断した。脊髄をラミネ
クトミーして、L6以下の根を切断した。ついで同側の
L4およびL5後根中枢端から切断分離し、上位中枢を
介する影響を除く目的でL4およびL5前根を切断し
た。L5後根より下腿三頭筋からくる神経線維のみを分
離した。下腿三頭筋の末梢端に20gの張力をかけ、神
経の発火頻度を記録した。投与前の発火頻度を100%
として、神経の発火頻度を百分率 で表した。試験化合物は、6および12mgを静脈内投
与した。結果を表2に示した。
【0029】
【表2】
【0030】3.急性毒性 ddy系雄性マウス(体重25〜30g)を使用した。
試験化合物を経口投与し、72時間後の死亡の有無を観
察した。50%致死量LD50(mg/kg)を算出し
た。結果を表3に示した。
試験化合物を経口投与し、72時間後の死亡の有無を観
察した。50%致死量LD50(mg/kg)を算出し
た。結果を表3に示した。
【0031】
【表3】
【0032】
【発明の効果】徐脳固縮緩解作用を指標にした中枢性筋
弛緩作用(表1)は、ラセミ体及び(−)体に比較し
て、明らかに(+)体が優れている。また骨格筋求心性
発射を抑制する作用は、筋紡錘の異常緊張を緩解する上
で非常に有効な作用である。(+)体は、この骨格筋求
心性発射を抑制する作用(表2)においてもラセミ体及
び(−)体に比較して、優れた活性を有している。急性
毒性(表3)においては、(+)体は、ラセミ体 とほ
ぼ同等の毒性であり、(−)体より明らかに低毒性であ
る。したがって(+)−3−フェニル−5−{2−(1
−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールは
非常に優れた中枢性筋弛緩薬である。
弛緩作用(表1)は、ラセミ体及び(−)体に比較し
て、明らかに(+)体が優れている。また骨格筋求心性
発射を抑制する作用は、筋紡錘の異常緊張を緩解する上
で非常に有効な作用である。(+)体は、この骨格筋求
心性発射を抑制する作用(表2)においてもラセミ体及
び(−)体に比較して、優れた活性を有している。急性
毒性(表3)においては、(+)体は、ラセミ体 とほ
ぼ同等の毒性であり、(−)体より明らかに低毒性であ
る。したがって(+)−3−フェニル−5−{2−(1
−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールは
非常に優れた中枢性筋弛緩薬である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジ
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールと光学活性な
10−カンファースルホン酸の使用割合は前者1当量に
対して後者が1当量より多ければ特に制限はないが、
1.5〜3当量、特に2当量前後が好ましい。このと
き、D−10−カンファースルホン酸を用いると(−)
−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾールが難溶性ジアステレオ
マー塩として晶析し、L−10−カンファースルホン酸
を用いると(+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピ
ロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールが難溶
性ジアステレオマー塩として晶析する。
ニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールと光学活性な
10−カンファースルホン酸の使用割合は前者1当量に
対して後者が1当量より多ければ特に制限はないが、
1.5〜3当量、特に2当量前後が好ましい。このと
き、D−10−カンファースルホン酸を用いると(−)
−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチ
ル)ブチリル}イソオキサゾールが難溶性ジアステレオ
マー塩として晶析し、L−10−カンファースルホン酸
を用いると(+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピ
ロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾールが難溶
性ジアステレオマー塩として晶析する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【実施例】以下に、参考例、実施例を挙げて本発明化合
物を具体的に説明する。 参考例1 〔3−フェニル−5−ブチリルイソオキサゾ−ル〕ベン
ズアルドキシム10g(0.082mol)および1−
ヘキシン−3−オ−ル9g(0.092mol)をジク
ロロメタン50mlに溶解した。反応液を氷冷し、12
%次亜塩素酸ナトリウム水溶液58g(0.1mol)
を内温15〜25℃に保ちながら滴下した。滴下終了
後、内温15〜25℃に保ちながら3時間攪拌した。こ
の反応液に12%次亜塩素酸ナトリウム水溶液49g
(0.079mol)を滴下した。反応液の内温を10
℃に冷却し、ピリジン塩酸塩水溶液(6N塩酸2.8m
lとピリジン1.3mlで調製)を20分間かけて滴下
した。反応液を70分間攪拌した後、12%次亜塩素酸
ナトリウム49g(0.079mol)を滴下した。内
温を10℃に冷却して再び、ピリジン塩酸塩水溶液(6
N塩酸1.4mlとピリジン0.67mlで調製)を1
0分間かけて滴下し、70分間攪拌した。この溶液に1
2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液49g(0.079m
ol)を滴下した。再度、内温を10℃に冷却してピリ
ジン塩酸塩水溶液及び12%次亜塩素酸ナトリウム水溶
液を加える操作を繰り返した。反応液を分液してえられ
たジクロロメタン層に5%亜硫酸水素ナトリウム水溶液
100mlを加えて30分間攪拌した。反応液を分液し
てえられたジクロロメタン層を水100ml、1N塩酸
水100mlの順に洗浄した。得られたジクロロメタン
層を加熱濃縮して得た残渣をエタノ−ル40mlから再
結晶して目的化合物を10.6g(収率59.6%)得
た。融点89〜90℃
物を具体的に説明する。 参考例1 〔3−フェニル−5−ブチリルイソオキサゾ−ル〕ベン
ズアルドキシム10g(0.082mol)および1−
ヘキシン−3−オ−ル9g(0.092mol)をジク
ロロメタン50mlに溶解した。反応液を氷冷し、12
%次亜塩素酸ナトリウム水溶液58g(0.1mol)
を内温15〜25℃に保ちながら滴下した。滴下終了
後、内温15〜25℃に保ちながら3時間攪拌した。こ
の反応液に12%次亜塩素酸ナトリウム水溶液49g
(0.079mol)を滴下した。反応液の内温を10
℃に冷却し、ピリジン塩酸塩水溶液(6N塩酸2.8m
lとピリジン1.3mlで調製)を20分間かけて滴下
した。反応液を70分間攪拌した後、12%次亜塩素酸
ナトリウム49g(0.079mol)を滴下した。内
温を10℃に冷却して再び、ピリジン塩酸塩水溶液(6
N塩酸1.4mlとピリジン0.67mlで調製)を1
0分間かけて滴下し、70分間攪拌した。この溶液に1
2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液49g(0.079m
ol)を滴下した。再度、内温を10℃に冷却してピリ
ジン塩酸塩水溶液及び12%次亜塩素酸ナトリウム水溶
液を加える操作を繰り返した。反応液を分液してえられ
たジクロロメタン層に5%亜硫酸水素ナトリウム水溶液
100mlを加えて30分間攪拌した。反応液を分液し
てえられたジクロロメタン層を水100ml、1N塩酸
水100mlの順に洗浄した。得られたジクロロメタン
層を加熱濃縮して得た残渣をエタノ−ル40mlから再
結晶して目的化合物を10.6g(収率59.6%)得
た。融点89〜90℃
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【発明の効果】徐脳固縮緩解作用を指標にした中枢性筋
弛緩作用(表1)は、ラセミ体及び(−)体に比較し
て、明らかに(+)体が優れている。また骨格筋求心性
発射を抑制する作用は、筋紡錘の異常緊張を緩解する上
で非常に有効な作用である。(+)体は、この骨格筋求
心性発射を抑制する作用(表2)においてもラセミ体及
び(−)体に比較して、優れた活性を有している。急性
毒性(表3)においては、(+)体は、ラセミ体とほぼ
同等の毒性である。したがって(+)−3−フェニル−
5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソ
オキサゾールは非常に優れた中枢性筋弛緩薬である。
弛緩作用(表1)は、ラセミ体及び(−)体に比較し
て、明らかに(+)体が優れている。また骨格筋求心性
発射を抑制する作用は、筋紡錘の異常緊張を緩解する上
で非常に有効な作用である。(+)体は、この骨格筋求
心性発射を抑制する作用(表2)においてもラセミ体及
び(−)体に比較して、優れた活性を有している。急性
毒性(表3)においては、(+)体は、ラセミ体とほぼ
同等の毒性である。したがって(+)−3−フェニル−
5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソ
オキサゾールは非常に優れた中枢性筋弛緩薬である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大 戸 範 雄 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 堀 辺 和 利 千葉県茂原市東郷1900番地の1 三井東圧 化学株式会社内 (72)発明者 水 智 彰 千葉県茂原市東郷1900番地の1 三井東圧 化学株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 式(1)で表される(+)−3−フェニ
ル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}
イソオキサゾール及びその塩。 【化1】 - 【請求項2】光学活性スルホン酸を分割剤として、溶媒
存在下、3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニル
メチル)ブチリル}イソキサゾールを分割する光学分割
方法。 - 【請求項3】分割剤が光学活性10−カンファ−スルホ
ン酸である請求項2の方法。 - 【請求項4】光学分割に用いる溶媒が酢酸アルキルエス
エル類である請求項2の方法。 - 【請求項5】(+)−3−フェニル−5−{2−(1−
ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾール及び
その塩を含有する中枢性筋弛緩剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02270392A JP3164631B2 (ja) | 1991-02-26 | 1992-02-07 | 光学活性アミノケトン誘導体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3073991 | 1991-02-26 | ||
| JP3-30739 | 1991-02-26 | ||
| JP02270392A JP3164631B2 (ja) | 1991-02-26 | 1992-02-07 | 光学活性アミノケトン誘導体及びその製造法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551380A true JPH0551380A (ja) | 1993-03-02 |
| JP3164631B2 JP3164631B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=12312042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02270392A Expired - Fee Related JP3164631B2 (ja) | 1991-02-26 | 1992-02-07 | 光学活性アミノケトン誘導体及びその製造法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0501713B1 (ja) |
| JP (1) | JP3164631B2 (ja) |
| KR (1) | KR950006156B1 (ja) |
| CN (1) | CN1065265A (ja) |
| AT (1) | ATE152446T1 (ja) |
| CA (1) | CA2061785A1 (ja) |
| DE (1) | DE69219387T2 (ja) |
| DK (1) | DK0501713T3 (ja) |
| ES (1) | ES2101806T3 (ja) |
| FI (1) | FI920857A7 (ja) |
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| TW (1) | TW263509B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR940003292B1 (ko) * | 1986-10-09 | 1994-04-20 | 닛뽕 가야꾸 가부시기가이샤 | 광학적 활성 2-메틸-1-(4-트리플루오로메틸페닐)-3-피롤리디노-1-프로파논 및 그 제조방법 |
| DE69017794T2 (de) * | 1989-08-04 | 1995-08-03 | Mitsui Toatsu Chemicals | Aminoketonderivate und ihre Verwendung. |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP02270392A patent/JP3164631B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-02-21 TW TW081101275A patent/TW263509B/zh active
- 1992-02-24 AT AT92301510T patent/ATE152446T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-02-24 EP EP92301510A patent/EP0501713B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-24 DE DE69219387T patent/DE69219387T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-02-24 ES ES92301510T patent/ES2101806T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-24 DK DK92301510.1T patent/DK0501713T3/da active
- 1992-02-25 CA CA002061785A patent/CA2061785A1/en not_active Abandoned
- 1992-02-25 NO NO920749A patent/NO300840B1/no unknown
- 1992-02-26 KR KR1019920002999A patent/KR950006156B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1992-02-26 CN CN92101679A patent/CN1065265A/zh active Pending
- 1992-02-26 FI FI920857A patent/FI920857A7/fi unknown
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| AU1123592A (en) | 1992-09-03 |
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| FI920857L (fi) | 1992-08-27 |
| KR950006156B1 (ko) | 1995-06-09 |
| DE69219387T2 (de) | 1997-08-21 |
| ES2101806T3 (es) | 1997-07-16 |
| AU633768B2 (en) | 1993-02-04 |
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| DE69219387D1 (de) | 1997-06-05 |
| EP0501713A1 (en) | 1992-09-02 |
| ATE152446T1 (de) | 1997-05-15 |
| EP0501713B1 (en) | 1997-05-02 |
| FI920857A7 (fi) | 1992-08-27 |
| NO920749L (no) | 1992-08-27 |
| TW263509B (ja) | 1995-11-21 |
| KR920016451A (ko) | 1992-09-24 |
| CA2061785A1 (en) | 1992-08-27 |
| CN1065265A (zh) | 1992-10-14 |
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