JPH0551531A - ポリアミド組成物 - Google Patents

ポリアミド組成物

Info

Publication number
JPH0551531A
JPH0551531A JP23253091A JP23253091A JPH0551531A JP H0551531 A JPH0551531 A JP H0551531A JP 23253091 A JP23253091 A JP 23253091A JP 23253091 A JP23253091 A JP 23253091A JP H0551531 A JPH0551531 A JP H0551531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gelation
polyamide
polymerization
acid
preventing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23253091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiro Morita
公裕 守田
Kazuyuki Kitamura
和之 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP23253091A priority Critical patent/JPH0551531A/ja
Publication of JPH0551531A publication Critical patent/JPH0551531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリメチレンアジバミドの重合段階及び成形
時おけるゲル化防止効果を著しく向上せしめたポリアミ
ド組成物に関する。 【構成】 (a)ポリメチレンアジパミドと(b)一般
式〔I〕: 【化1】MHSO3 ・・・〔I〕 (Mはアルカリ金属である)、或いは一般式〔II〕: 【化2】M3 (HSO3 2 ・・・〔II〕 (Mはアルカリ土類金属である)で示される化合物から
なることを特徴とする、ポリアミド組成物。 【効果】 本発明の特定のゲル化防止添加剤(b)によ
ると、ポリメチレンアジパミド(a)のゲル化防止効果
が著しく、かつ該ポリマーの発泡も非常に少ない。ま
た、本発明のゲル化防止添加剤は、重合前、重合中の添
加により、重合時のゲル化が抑制され、しかも重合の阻
害等悪い副作用がなく、よりファインなポリアミドが得
られる。また、成形時の添加により、得られる成形品の
ゲル化による発泡や糸切れ発生がなくて、ポリアミド製
品における収率の低下もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリメチレンアジバミ
ドの重合段階及び成形時おけるゲル化防止効果を著しく
向上せしめたポリアミド組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ジカルボン酸を一つの反応成分とするポ
リアミド、例えばポリヘキサメチレンアジパミド等は熱
安定性が悪い。ポリアミドはゲルを生成し易く、この生
成ゲルは、重合工程における伝熱の低下、紡糸工程にお
ける糸ぎれの増加、ポリマー中への黒色異物の発生等さ
まざまな問題を惹起せしめている。
【0003】このゲル化を防止するための種々の方法が
検討されているが、リン系化合物あるいはアルカリ金属
化合物を添加する方法が中心である。特公昭45−11
836号公報にはピロ亜燐酸塩が、特公昭45−356
67号公報には有機ホスフィン酸のアミド化合物が、特
公昭45−12986号公報には、亜燐酸のモノ−若し
くはジエステルのマグネシウム塩が、特公昭46−38
351号公報には亜燐酸及びオルト燐酸のモノ−もしく
はジエステルのバリウム塩が、特公昭46−38532
号公報にはオルト燐酸のモノ−若しくはジエステルの銅
塩が夫々開示されている。
【0004】また、特公昭51−24297号公報に
は、ポリアミドにホスフィン酸化合物、亜ホスホン酸化
合物と水酸化アルカリ、アルキルアルコラートから選ば
れたアルカリ化合物とを配合することが、特公昭51−
25065号公報にはポリアミドにホスフィン酸化合
物、亜ホスホン酸化合物、ホスホン酸化合物、亜燐酸化
合物と水酸化アルカリ、アルキルアルコラート、アルキ
ルフェノラート、炭酸アルカリとジカルボン酸無水物、
或いはこれらの加水分解物を添加することが、特公昭5
1−25066号公報には、ポリアミドにホスフィン酸
化合物、ホスホン酸化合物、亜燐酸化合物と水酸化アル
カリ、アルキルアルコラート、アルキルフェノラート、
炭酸アルカリから選ばれたアルカリ化合物とα−フェニ
レンジアミン誘導耐とを配合することが、特公昭51−
41906号公報には、ポリアミドにホスホン酸化合
物、亜燐酸化合物と水酸化アルカリ、アルキルアルコラ
ートから選ばれたアルカリ性化合物とを配合することが
夫々開示されている。
【0005】また、特開平1−104654号公報に
は、アルカリ成分としてLiを除くジカルボン酸、アミ
ノカルボン酸のモノ−あるいはジアルカリ塩を添加する
ことが開示されている。特開平1−104652号公報
には、アルカリ成分として、炭酸、フッ化水素を除く酸
解離指数PKaが3以上の無機酸のLiを除くアルカリ
塩を添加する方法が開示されている。特開平1−104
653号公報には、LiFを除くフッ化アルカリを添加
する方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燐系化
合物はゲル化を防止する効果はあるもののその効果は小
さく、添加量を増やすと逆にゲル化を促進する作用もあ
る。水酸化アルカリ、アルカリの弱酸塩は、防止効果を
高めるために多量に添加すると、重合反応を阻害する。
【0007】ゲル化は、黒色異物の発生、あるいは発泡
を生じせしめ、紡糸工程の場合には糸切れを生じせしめ
る。このように、ゲル化はポリアミド製品における収率
の大きな低下を来す。本発明はかかる問題点を解決すべ
く、ゲル化を強く防止し、かつ重合の阻害等悪い副作用
のない技術を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、充分なゲ
ル化防止効果を有し、かつポリマーの発泡性の少ないポ
リアミド組成物について鋭意検討した結果、本発明に到
達した。すなわち、本発明は、(a)ポリメチレンアジ
パミドと(b)一般式〔I〕:
【化3】MHSO3 ・・・〔I〕 (Mはアルカリ金属である)、或いは一般式〔II〕:
【化4】M3 (HSO3 2 ・・・〔II〕 (Mはアルカリ土類金属である)で示される化合物から
なることを特徴とする、ポリアミド組成物である。
【0009】ここでいうポリポリメチレンアジパミド
(a)は、酸成分としてアジピン酸を用い、ジアミン成
分としてテトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン
等のポリメチレンジアミンを用いて作られたポリアミド
であり、また他のアミド形成単位を20重量%以下添加
して、変成したポリポリメチレンアジパミドも用いるこ
とができる。
【0010】このような少量のアミド形成単位として
は、セバシン酸、ドデカン酸等の脂肪族ジカルボン酸;
テレフタル酸、イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、
およびポリメチレンジアミン等の脂肪族ジアミン;メタ
キシレンジアミン等の芳香族ジアミン;ε−アミノカプ
ロン酸等のω−アミノカルボン酸;カプロラクタム、ラ
ウリンラクタム等のラクタム類が用いうる。
【0011】また、上記ポリポリメチレンアジパミド
(a)に20重量%以下の他種のポリアミドを配合した
ものを用いることもできる。更に、上記ポリポリメチレ
ンアジパミド(a)は、ポリアミドに対して通常用いら
れる添加剤、例えば、酢酸銅、塩化銅、ヨウ化銅、メル
カプトペンズイミダゾール等の熱安定剤;乳酸マンガ
ン、次亜燐酸マンガン等の光安定剤;二酸化チタン、カ
オリン等の艶消剤;エチレンビスステアリルアミド、ス
テアリン酸塩等の滑剤;可塑剤を含んでいてもよい。
【0012】本発明のゲル化防止添加剤(b)として
は、代表的には亜硫酸カリウム、亜硫酸水素ナトリウム
が挙げられる。
【0013】本発明の添加剤(b)の添加時期は、重合
前の他、重合中、重合後、或いは成形前又は成形時の任
意の時期でよいが、重合前、重合中の方が重合時のゲル
化が抑制され、しかも重合の阻害等悪い副作用がなく、
よりファインなポリアミドが得られる。また、成形時の
添加により、得られる成形品のゲル化による発泡の恐
れ、糸切れの発生がなく、ポリアミド製品における収率
の低下もない。
【0014】本発明の添加剤(b)の配合量は、ポリメ
チレンアジパミドを主成分とするポリアミドに対して、
該ポリアミド1gに対して、0.05ミリモル以上、
3.0ミリモル以下を配合することが望ましい。該配合
量が0.05ミリモル未満ではゲル防止効果が小さく、
3.0ミリモルを越えて配合してもゲル化防止が飽和す
るばかりでなく、機械的性質が低下する。
【0015】
【作用】一般には、ポリポリヘキサメチレンアジパミド
のゲル化は、ポリアミドを構成するアミノ基が反応して
重合体中には架橋点を導入し、3次元化を惹起すること
により起こるといわれている。
【0016】3次元化は、ビスヘキサメチレントリアミ
ン(以後BHTと略す)が主架橋点であると言われてい
るが、本発明のゲル化防止添加剤(b)によると、その
BHTの生成を大変強く抑制し、かつポリマーの発泡も
見られない優れた作用を有する。
【0017】
【実施例】以下に実施例でもって本発明を具体的に説明
するが、これらでもって本発明が限定されるものではな
い。なお、本実施例では、ゲル化防止の効果をビスヘキ
サメチレントリアミン(BHT)の副成量で表した。
【0018】 ビスヘキサメチレントリアミンの定量
は、ポリマー40mgを47重量%HBr0 4mlで
加水分解し、ガラスアンプル中150℃、4時間加熱処
理した後、蒸発乾固し、N−ビス(トリメチルシリル)
アセタミド1.0mlでトリメチルシリル化した後、N
−メチルビストリフルオロアセタミド1.0mlでトリ
フルオロアセチル化し、p−ターフェニルを内部標準と
してガスクロマトグラフィで定量した。 蟻酸相対粘度とは、90%蟻酸にポリマー濃度8.
4重量%となるように溶解せしめた溶液の25℃におけ
る相対粘度である。
【0019】
【実施例1】ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート
の50%水溶液を加熱し、圧力を17.5kg/cm2
に加熱上昇せしめ、その後17.5kg/cm2 を保ち
つつ、温度を250℃から290℃に上昇せしめる。そ
の後、0.5時間で圧力を常圧に戻し、ポリマーを排出
せしめた。得られたポリマーの蟻酸相対粘度は40であ
った。
【0020】
【実施例2】実施例1で得られたポリマー6gに対し、
表1に示した添加剤を12ミリモル添加し、300℃で
5時間加熱処理を行った。得られたポリマー中のBHT
量を表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】
【実施例3】実施例1で得られたポリマー6gに対し
て、表2に示した添加剤を12ミリモル添加し、300
℃で8時間加熱処理を行った。得られたポリマー中のB
HT量を表2に示した。
【0023】
【表2】
【0024】
【比較例1】実施例1で得られたポリマー6gに対し
て、水酸化ナトリウムを12ミリモル添加し、300℃
で5時間、8時間加熱処理を行った。得られたポリマー
中のBHT量を表3に示した。水酸化ナトリウムに比し
本発明の添加剤はゲル化抑制効果が極めて大きい。
【0025】
【表3】
【0026】
【実施例3】実施例1で得られたポリマー6gに対し
て、亜硫酸水素カリウム、亜硫酸水素ナトリウムに代表
される試薬を表4に示す量で添加し、300℃で8時間
加熱処理した。その結果を表4に示した。ポリマー6g
当たり0.06ミリモルでゲル化抑制効果が顕著に見ら
れる。また、12ミリモル添加してもほぼ効果は飽和し
ている。
【0027】
【表4】
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明の特定のゲル化防止
添加剤(b)によると、ポリメチレンアジパミド(a)
のゲル化防止効果が著しく、かつ該ポリマーの発泡も非
常に少ない。また、本発明のゲル化防止添加剤は、重合
前、重合中の添加により、重合時のゲル化が抑制され、
しかも重合の阻害等悪い副作用がなく、よりファインな
ポリアミドが得られる。また、成形時の添加により、得
られる成形品のゲル化による発泡や糸切れ発生がなく
て、ポリアミド製品における収率の低下もない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリメチレンアジパミドと(b)
    一般式〔I〕: 【化1】MHSO3 ・・・〔I〕 (Mはアルカリ金属である)、或いは一般式〔II〕: 【化2】M3 (HSO3 2 ・・・〔II〕 (Mはアルカリ土類金属である)で示される化合物から
    なることを特徴とする、ポリアミド組成物。
JP23253091A 1991-08-21 1991-08-21 ポリアミド組成物 Pending JPH0551531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23253091A JPH0551531A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 ポリアミド組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23253091A JPH0551531A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 ポリアミド組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0551531A true JPH0551531A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16940785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23253091A Pending JPH0551531A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 ポリアミド組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0551531A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8137160B2 (en) 2007-02-06 2012-03-20 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gear matching device and gear machining apparatus
JP2015081338A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 旭化成ケミカルズ株式会社 ポリアミド樹脂組成物、その製造方法及び成形体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8137160B2 (en) 2007-02-06 2012-03-20 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gear matching device and gear machining apparatus
JP2015081338A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 旭化成ケミカルズ株式会社 ポリアミド樹脂組成物、その製造方法及び成形体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2741795B2 (ja) 色と加工性が改善されたポリアミドおよびその製造方法
JP3504664B2 (ja) 改良された色および加工性を有するポリアミド並びに製造方法
JPH0853546A (ja) 部分結晶性または非晶質、熱可塑加工性、部分芳香族ポリアミド類またはコポリアミド類の初期縮合物の製造方法
BRPI1006478B1 (pt) Processo de fabricação de poliamida
CN1088073C (zh) 由聚酰胺组合物制造的电气和电子元件
CN1384847A (zh) 基于四亚甲基对苯二酰胺和六亚甲基对苯二酰胺的共聚酰胺
CA2141821C (en) High pressure process for the manufacture of terephthalic acid copolyamides
US6197855B1 (en) Nucleation of Polyamides in the presence of hypophosphite
JPH0551531A (ja) ポリアミド組成物
JPH01104652A (ja) ポリアミドを製造する方法
JP2677364B2 (ja) ポリアミドの製造法
JP3005692B2 (ja) 3次元化が抑制されたポリヘキサメチレンアジパミドおよびその製造方法
US4587309A (en) Process for producing polyetheresteramides
EP1084182A1 (en) Nucleation of polyamides in the presence of hypophosphite
JP3151725B2 (ja) ポリアミド樹脂組成物
WO1994020564A1 (en) Manufacture of partially aromatic polyamides
JPH01104653A (ja) ポリアミドの製造方法
JP2012136796A (ja) 共重合ポリアミド繊維
US5242992A (en) Polyamide molding compound
JP5047409B2 (ja) ポリアミドの固相重合方法
JP2612348B2 (ja) 芳香族コポリアミドの製造方法
JPH0733440B2 (ja) 溶融法によるポリアミドの製造中に生起する着色を最小限に抑止する方法
JPH09316191A (ja) ポリアミドの製造方法
JPH0543683A (ja) 加工可能の熱可塑性芳香族ポリアミドの製法及びこの化合物からなる成形材料
JP2606465B2 (ja) ポリエーテルエステルアミドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001226