JPH0551569B2 - - Google Patents

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JPH0551569B2
JPH0551569B2 JP1376886A JP1376886A JPH0551569B2 JP H0551569 B2 JPH0551569 B2 JP H0551569B2 JP 1376886 A JP1376886 A JP 1376886A JP 1376886 A JP1376886 A JP 1376886A JP H0551569 B2 JPH0551569 B2 JP H0551569B2
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JP
Japan
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formula
acid
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dichlorophenols
chloride
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JP1376886A
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JPS62175429A (ja
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Koichi Takase
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明はジクロロフエノール類の製造法に関す
る。 更に詳しくは、p−置換フエノール類又はそれ
らの塩類をジクロル化することによるp−置換ジ
クロロフエノール類の製造法に関する。 従来の技術 ジクロロフエノール類は医・農薬、染・顔料の
原料として重要な化合物である。フエノール類の
クロル化法としては、 (1) 塩素ガスを用い溶媒存在下、もしくは無溶媒
下クロル化する方法(特開昭57−70840、BP−
573477等) (2) 塩化スルフリルを用い高温下でクロル化する
方法(SOP、4巻、236等) (3) 塩酸を含む溶媒中、過酸化水素を作用させて
クロル化する方法(特開昭60−56939等) (4) 塩素酸ソーダと塩酸を作用させクロル化する
方法(PB−ReportNo.781、Schweiz P−
163887等) (5) アルカリ性水溶液下、次亜塩素酸塩を作用さ
せクロル化する方法(DRP−167458、C.A.41
巻(1947)734等) 等が知られている。 発明が解決しようとする問題点 ジクロロフエノール類を製造する方法として公
知の前記した各方法においては、種々の欠点があ
る。即ち(1)法は塩素ガスを使用する為特別な反応
器を要し、又、オフガスの除害設備を要するなど
生産設備上の制約がある。(2)法いついては、高価
な塩化スルフリルを用いることによるコスト上の
問題のみならず該薬剤は安全性、毒性の面で取扱
いが厄介である、(3)法については廃塩酸の処理、
過酸化水素の安全性等に問題が残る、(4)法につい
ては、塩素酸ソーダの薬剤費及び安全性に問題が
残る、(5)法についれは、アルカリ性下で次亜塩素
酸塩が比較的安定である為、クロル化において反
応条件を厳しくする必要がありその為、原料又は
目的物の酸化反応がおこり副生物の増加がみられ
る等である。 このような理由からフエノール類のクロル化に
よるジクロロフエノール類を製造するにあたり、
安価に、収率よく、安全に、そして工業的な意味
から容易にジクロロフエノール類を製造する方法
の開発が望まれている。 問題点を解決するための手段 本発明は前記したような問題点のないジクロロ
フエノール類とりわけp−置換ジクロロフエノー
ル類の製法につき鋭意研究を重ねた結果、本発明
に至つたものである。 即ち、本発明は、式(1) (式(1)においてR1はハロゲン、C1〜4のアルキ
ル、ニトロ又はカルボキシルを、R2は水素、ナ
トリウム、カリウム又はリチウムを表す)で表さ
れる化合物に分散剤又は/及びルイス酸の存在下
PH2.0〜7.0で次亜塩素酸又は/及びその塩を反応
させることを特徴とする式(2) (式(2)において、R1は前記と同じ意味を表す)
で表されるジクロロフエノール類の製造方法を提
供するものである。 本発明の方法を詳細に説明する。 本発明の方法においては反応媒体として水が用
いられ、その使用量は原料のp−置換フエノール
類に対して2〜10倍好ましくは3〜5倍(重量
比)である。なお反応液の粘度を下げる目的で水
にその20%(容量)以下のジクロルメタン、テト
ラクロルエタン等のハロゲン化脂肪族炭化水素を
加えることもできる。 本発明の方法で使用する分散剤としてはノニオ
ン系、カチオン系又はアニオン系の分散剤が用い
られ、その具体例としては例えば、POE(ポリオ
キシエチレン)ラウリルエーテル、POE高級ア
ルコールエーテル、POEオクチルフエニルエー
テル、POEノニルフエニルエーテル、エチレン
ジアミンのPOE・POP(ポリオキシプロピレン)
縮合物等のPOE又はPOP誘導体、又、セチルト
リメチルアンモニウムクロライド、ラウリルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジ
メチルアンモニウムクロライド等の第四級アンモ
ニウム塩、又、アルキルメチルタウライド、ホル
マリンナフタリンスルホン酸の縮合物等が挙げら
れる。 上記分散剤は反応液量に対して用いられ必要に
応じ0.01%〜10%(重量/容量)好ましくは0.1
%〜3%(重量/容量)用いられる。本発明で用
いられるルイス酸の具体例としては塩化第二鉄、
塩化アルミニウム、塩化亜鉛、塩化マグネシウ
ム、塩化スズ等が挙げられるが、取扱い、コスト
の点より塩化第二鉄、塩化アルミニウムの使用が
望ましい。その使用量は、反応基質に対し0.01〜
20モル%がよく更に好ましくは0.1〜10モル%が
よい。 本発明の方法においては前記した分散剤及びル
イス酸を両方とも用いてもよいし又いずれか一方
のみ用いてもよい。 本発明の方法において原料として使用するp−
置換フエノール類の具体例としては次のようなも
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 が挙げられこれらはそのナトリウム、カリウム又
はリチウム塩であつてもよい。 本発明においてクロル化剤として働く次亜塩素
酸又は/及びその塩としては、次亜塩素酸又はそ
のナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩
が用いられるがそれらの混合物を用いてもよい。
その使用量はp−置換フエノール類に対し理論量
の90〜150モル%であり、好ましくは100〜130モ
ル%である。 本発明の方法では、前記したようなp−置換フ
エノール類を水に加え前記した分散剤及び/又は
ルイス酸を加え攪拌下、5〜70℃好ましくは10〜
30℃でクロル化剤を1〜10時間、好ましくは4〜
8時間かけて滴下する。滴下終了と同時に反応は
終了するが必要に応じ更に1〜2時間の範囲で攪
拌を続けてもよい。この間反応液をPH=2〜7、
特に好ましくは3〜6に制禦する必要がある。PH
が2未満であるとポリハロゲン化(ベンゼン核に
塩素が3個以上入つた化合物を生成)をおこし又
PHが7をこすと反応基質及び生成物の酸化反応が
おこり共に目的化合物の純度、収率低下をきた
す。 このPHの制禦には酸又はアルカリを使用する。
酸としては塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸
及び蟻酸、酢酸、ピロピオン酸等の有機酸が用い
られ又無機酸、有機酸の混合物であつてもさしつ
かえない。アルカリとしては、アルカリ金属水酸
化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属酢酸塩
等が挙げられ、これらは通常それらの水溶液にし
て加えられその濃度は、反応液が所定のPHに維持
できるものであれば、特に制限はない。 反応終了後は反応液重量に対して10〜20%(重
量)の無機塩(例えば食塩、硫酸ナトリウム)を
加えて沈澱を別してもよいし又反応液に酸を加
えてフリーのp−置換ジクロロフエノールを別
してもよい。なお前者においては用いる原料によ
つてフリーのp−置換ジクロロフエノールあるい
はこれとそのナトリウム、カリウム又はリチウム
塩の混合物として目的物がえられる。又反応液に
酸を加えたあとトルエン・クロルベンゼン、キシ
レン等の有機溶媒によつて抽出して目的物をえて
もよい。 こうしてえられたp−置換ジクロロフエノール
(又はそのナトリウム、カリウム又はリチウム塩)
は高純度であるのでそのまま医・農薬、染・顔料
の原料として使用することが出来るが、さらに高
純度が必要な場合には再結晶法等によつて精製す
ることも出来る。 又反応液から目的物を分離することなく反応が
終了した反応液をそのまま次の反応工程に使用す
ることも出来る。 本発明の方法によると設備費のかさむ高価な反
応装置を必要とせず安価な原料によりしかも高純
度、高収率でp−置換ジクロロフエノール(又は
そのナトリウム、カリウム又はリチウム塩)類を
えることが出来る。 実施例 本発明を実施例によつて更に詳細に説明する。 実施例 1 攪拌機、温度計、滴下ロ斗を備えた200mlビー
カーに水35ml、p−ニトロフエノールのナトリウ
ム塩10g、デモールN(分散剤、ナフタリンスル
ホン酸のホルマリン縮合物、花王(株)製)0.2gと
塩化第2鉄0.1gを仕込み氷水浴中で冷却しなが
ら攪拌し続いてPH計を装着後、濃塩酸にてPH=5
とした。次いで15.5%(容量%)次亜塩素酸ナト
リウム水溶液を6時間を要して59ml滴下した。こ
の間、反応温度は10〜15℃に保ち、同時にPH=
5.0±0.2となる様、濃塩酸を適宜滴下した。 滴下終了後、同温度で30分攪拌を続けた後濃塩
酸を加え、PH=1とし生成した黄白色の結晶を
別した。乾燥した生成物
【式】)の純度は、98.1% (HSLC)であり、少量のモノクロル体を含む以
外副生物は極めて微量であつた。得られた2,6
−ジクロロ−p−ニトロフエノールの融点は122
〜124℃(分解)を示し、収量は、10.0gで、こ
れは理論値の95.0%の収率に相当する。 実施例 2 実施例1と同様な操作にて、原料にp−ニトロ
フエノール(フリー)10gを用いたところ、2,
6−ジクロロ−p−ニトロフエノールの14.1gが
えられ、これは理論量の94.2%に相当しその融点
は122〜124℃(分解)を示した。又純度は98.3%
(HSLC)であつた。 比較例 1 実施例1と同様な操作にて、デモールN及び塩
化第2鉄を無添加の状態で反応したところ、収量
86gで粗生成物をえたがこのものはモノクロル−
p−ニトロフエノール11%、p−ニトロフエノー
ル5.9%(HPLC)を含有していた。(目的物収率
67.7%) 比較例 2 実施例1と同様な操作にて、反応液のPHを9.0
±0.2にコントロールして反応を実施したところ、
収量8.9gで粗生成物をえたがこのものはモノク
ロロ−p−ニトロフエノール4.1%、トリクロロ
フエノール(脱NO2体)4.3%を含有していた
(HSLC分析による)。 比較例 3 比較例2と同様にして反応液をPH=0.5にコン
トロールして反応を実施したところ、収量8.5g
で粗生成物をえたがこのものはモノクロロ−p−
ニトロフエノール8.3%、不明不純物3.7%を含有
していた(HSLC分析による)。又原料を消滅せ
しめるのに要した次亜塩素酸ナトリウムの量はp
−ニトロフエノールに対し理論量の185モル%で
あつた。 実施例3〜9、比較例4〜6 実施例1に準じて表−1に示す条件下で反応を
実施した結果を表にまとめて示した。
【表】
【表】 ムクロライドをそれぞれ示す。
(2) 実施例3〜6は反応終了後トルエン50ml
にて3回抽出して目的物を得た。
発明の効果 p−置換フエノール類のクロル化によるジクロ
ロフエノール類を製造するにあたり、安価に、収
率よく安全でそして工業的に容易な生産設備に
て、ジクロロフエノール類が製造できるようにな
つた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(1) (式(1)においてR1は、ハロゲン、C1〜4のアル
    キル、ニトロ又はカルボキシルを、R2は水素、
    ナトリウム、カリウム又はリチウムを表す)で表
    される化合物に分散剤又は/及びルイス酸の存在
    下、PH=2〜7で次亜塩素酸又は/及びその塩を
    作用させる事を特長とする式(2) (式(2)において、R1は前記と同じ意味を表す)
    で表されるジクロロフエノール類の製造法。
JP1376886A 1986-01-27 1986-01-27 ジクロロフエノ−ル類の製造法 Granted JPS62175429A (ja)

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