JPH0551588A - 含油軸受の潤滑方法および含油軸受ならびに含油軸受用潤滑油 - Google Patents

含油軸受の潤滑方法および含油軸受ならびに含油軸受用潤滑油

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JPH0551588A
JPH0551588A JP21198991A JP21198991A JPH0551588A JP H0551588 A JPH0551588 A JP H0551588A JP 21198991 A JP21198991 A JP 21198991A JP 21198991 A JP21198991 A JP 21198991A JP H0551588 A JPH0551588 A JP H0551588A
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oil
impregnated
bearing
powder
ultrafine
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JP21198991A
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English (en)
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Shigetaka Iwata
重剛 岩田
Katsuzo Okada
勝蔵 岡田
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TAIRIKU BOEKI KK
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TAIRIKU BOEKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 潤滑油中に混合された粒径1ミクロン以下の
超微粉末の作用を利用して、含油軸受の潤滑に関する新
規な技術を開発する。 【構成】 含油軸受に含浸せしめる潤滑油中に、平均粒
径1ミクロン以下のダイヤモンド超微粉末を混合する
(混合濃度は約0.0005Wt%が好適である)。図1
に示したカーブ4Aはダイヤモンド超微粉末を混合して
いない場合の摩擦係数の経時的変化を示す。カーブ4
B,4Dはダイヤモンド超微粉末を混合した場合の摩擦
係数の経時的変化を示し、上記のカーブ4Aよりも速や
かに良好ななじみ作用が行われていることを表わしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含油軸受を特殊な潤滑
油によって潤滑する方法、および特殊潤滑油を含浸され
た含油軸受、ならびに含油軸受用の特殊な潤滑油に関す
るものである。本発明において軸受とは広義のものであ
って、回転軸を回転の周方向の摺動自在に支承する狭義
の軸受に限られず、軸を長さ方向の摺動自在に支承する
軸受、および、被支承部材の面を摺動自在に支承する所
謂面軸受を含む意である。
【0002】
【従来の技術】多孔質の軸受部材に潤滑用の油脂類を含
浸した含油軸受は広く用いられており、潤滑油を循環給
油したりグリースを注脂したりする手数を要しないので
便利である。この多孔質軸受部材に含浸される潤滑油は
一般に清浄な液状ないし粘液状の油脂が用いられている
が、二硫化モリブデンや黒鉛などのような固体潤滑剤を
微粉末にして混合することも行なわれている。説明の便
宜上、本発明においてはミクロンオーダの微粒状固体を
微粉末と呼び、オングストロームオーダーの微粒状固体
を超微粉末と呼ぶことにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の含油軸受用潤
滑油脂に混合された二硫化モリブデンや黒鉛は、それ自
体が固体潤滑剤としての機能を有しているので、その微
粉末を潤滑油脂中に混合することは格別の着想力を要せ
ずして行われていたが、これらの固体潤滑剤は何れも被
支承部材(例えば鋼製の回転軸)に比して硬度の低い材
料であった。被支承部材よりも硬度の高い微粉末が潤滑
油中に混入すると、この微粉末が研磨材として作用し、
被支承部材の摩擦面を早期に摩耗させたり、甚だしい時
は焼付を招いたりする。このため、潤滑油中に高硬度の
微粉末(例えば空中を浮遊していた砂塵や、被支承部材
の摩耗粉など)が混入することは禁忌されていた。
【0004】本発明者は、上記の高硬度微粉末の平均粒
径を更に極度に微粉化してオングストロームオーダーの
超微粉末にすると、潤滑−摩耗に関与する態様が変化す
ることを予想して実験を行い、潤滑油中の高硬度超微粉
末が条件如何によっては潤滑状態を改善し得ることを理
論的に発見,確認した。
【0005】本発明は上記の発見に基づいて、これを実
用面に応用して、従来予想し得なかった潤滑機能が得ら
れる含油軸受の潤滑方法、および同含油軸受、ならびに
含油軸受用の潤滑油を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の高硬度超微粉末に
よる潤滑状態の改善を実用面に適用するため本発明に係
る潤滑方法は、金属部材を摺動自在に支承する多孔質の
軸受部材に、固体微粉末を混合した潤滑油を含浸せしめ
る潤滑方法において、上記の固体微粉末として、前記軸
受部材によって支承される金属部材よりも硬度の高い物
質の、平均粒径1ミクロン以下の超微粉末を用いること
を特徴とする。
【0007】また、前述した潤滑状態の改善を実地に適
用する具体的構成として本発明に係る含油軸受は、潤滑
油を含浸した多孔質の軸受部材によって金属部材を摺動
自在に支承した含油軸受において、前記の潤滑油中に、
前記金属部材よりも硬度の高い物質の、平均粒径1ミク
ロン以下の超微粉末が混合されていることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】含油軸受の潤滑油中に、例えばダイヤモンドな
どのように被支承部材よりも硬度の高い超微粉末を混合
すると、すべり摩擦面のなじみ期間が短縮される。さら
に、前記ダイヤモンド超微粉末の潤滑油中濃度や軸受面
圧力などの条件を適宜に選ぶと摩擦係数が減少し、摩耗
の進行が抑制される。
【0009】
【実施例】次に本発明に係る3種類の実施例について、
比較例と対照しつつ説明する。上記3種類の実施例およ
び比較例においては、平均粒度100番の銅,錫粉末の
加圧成形物を焼結して多孔質の軸受部材を構成し、被支
承部材を炭素鋼(S45C)で構成して、鈴木式摩擦試
験機を用いて円筒端面同志の回転すべり試験を行った。
前記多孔質の軸受部材を焼結して構成した作業の主要諸
元は次の如くである。 組成: 銅90Wt%,錫10Wt% 焼結工程: 第1工程は400℃×30分間 第2工程は790℃で30分間 焼結雰囲気: アルゴンガス中 空孔率: 13% 硬度: 44Hv この実施例を実施する場合、前記の組成,空孔率および
硬度は、ほぼ1桁の精度で上記の値とすれば良い。すな
わち銅85〜94Wt%,錫6〜15Wt%の範囲内で
ほぼ同様の効果が得られ、空孔率5〜30%でほぼ同様
の効果が得られ、硬度40〜45(Hv)でほぼ同様の
効果が得られる。
【0010】図2は前記鈴木式摩擦試験機によって本実
施例および比較例の潤滑−摩擦状態を試験するために構
成したテストピースの外観を示し、1は軸受材(多孔
質)、2は被支承部材である炭素鋼(S45C)であ
る。図示の寸法はそれぞれ次の如くである。a=17
φ、b=10mm、c=15mm、d=6φ、e=5φ 上述の多孔性の軸受部材1を4個構成し、それぞれに対
して表1に示す4種類の潤滑油A,B,C,Dを含浸せ
しめる。
【0011】
【表1】
【0012】Aは比較例の潤滑油であって、ISO22
0の高純度鉱油である。ソ連製オイル中に、粒径20〜
100オングストロームのダイヤモンド超微粉末を0.
5Wt%混合した添加剤を用い、この添加剤を前記高純
度鉱油で1000倍に希釈して実施例の潤滑油Bを調製
した。同様に、100倍に希釈して潤滑油Cを、10倍
に希釈して潤滑油Dをそれぞれ調製した。これら4種の
潤滑油A〜Dのそれぞれを前記4個の軸受部材1に含浸
せしめて4組のテストピースを作成して試験を行った結
果につき、以下に説明する。
【0013】潤滑油A(純鉱油)を含浸せしめた比較例
の軸受部材を用いて、すべり開始4秒後の2秒間におけ
る摩擦係数の経時変化を図3に示す。摩擦係数は約0.
1秒の周期で変動しているが、その算術平均は0.15
である。上記のようにして2秒間の算術平均値を求め、
同様にして1分間間隔で摩擦係数を測定し、120分間
の経過を図表として示すと図1のカーブ4Aの如くであ
る。同様に、実施例の潤滑油B(0.0005Wt%)
を含浸せしめた軸受部材の摩擦係数の120分間の経過
は図1のカーブ4Bの如くであり、実施例の潤滑油D
(0.05Wt%)を含浸せしめた軸受部材の120分
間の経過はカーブ4Dの如くである。各カーブ4A,4
B,4Dともに、なじみの進行によって摩擦係数が経時
的に減少し、次第に一定値に近づいている。比較的(カ
ーブ4A)に比して実施例(カーブ4B,4D)は、な
じみ完成後の摩擦係数が少なくなっている。このように
してテスト開始からなじみ完成までの所要時間を調べた
結果は図4の如くである。5Aは比較例(純鉱油)のな
じみ所要時間、5B,5C,5Dはそれぞれ実施例にお
ける潤滑油B,C,Dを含浸せしめた場合のなじみ所要
時間である。ダイヤモンド超微粉末の混合によってなじ
み所要時間が減少していること、および、混合濃度0.
0005〜0.05Wt%の間において、濃度の差によ
るなじみ所要時間の差が認められないことが解る。
【0014】次に、なじみ完成後におけるダイヤモンド
超微粉末の混合濃度と摩擦係数との関係を図5に示す。
混合濃度0.0005〜0.05Wt%の範囲内におい
て、濃度が高いほど摩擦係数(なじみ完了後)が小さく
なっている。6B,6Dはそれぞれ実施例の潤滑油B,
Dを含浸させた場合の摩擦係数を表わしている。6Cは
実施例Cの潤滑油を含浸させた場合の摩擦係数である
が、何らかの事情によって異常値を示したものと判断さ
れるので、カーブ6を描くについては除外した。
【0015】図6は、ダイヤモンド濃度と比摩耗率との
関係を示した図表である。6Aは比較例の純鉱油を含浸
させた軸受部材の比摩耗率、7Aはこれと組み合わせて
テストした炭素鋼の比摩耗率である。6B,6C,6D
はそれぞれ実施例の潤滑油B,C,Dを含浸させた軸受
部材の比摩耗率、7B,7C,7Dはそれぞれ上記軸受
部材と組み合わせてテストした炭素鋼の比摩耗率であ
る。ダイヤモンド混合濃度0.0005Wt%付近に比
摩耗率の最小値が有り、0.0002〜0.005Wt
%の間に適正範囲が有ると認められる。
【0016】図7(b)は実施例Bの潤滑油を含浸させ
た軸受部材と組み合わせてテストした炭素鋼の表面あら
さを描いたカーブ8Bを示す。同図(c),(d)は実
施例C,Dにおける炭素鋼の表面あらさを描いたカーブ
8C,8Dを示す。ダイヤモンド混合濃度が大きくなる
につれて表面あらさが粗になっている。図8は混合濃度
と最大高さあらさとの関係を示す図表である。ダイヤモ
ンド混合濃度が大きいほど摩擦面の荒れ方が著しくなる
ことは摩擦面の光学顕微鏡による検鏡所見によっても確
かめられた。
【0017】図9はテスト後における摩擦面の硬度とダ
イヤモンド超微粉末混合濃度との関係を示す図表であ
る。点10は比較例における軸受部材の摩擦面硬度を示
し、点11は上記軸受部材によって支承された炭素鋼の
摩擦面硬度を示す。カーブ12は実施例における軸受部
材の摩擦面硬度を示し、カーブ13は炭素鋼の摩擦面硬
度を示す。被支承部材である炭素鋼の摩擦面硬度は、ダ
イヤモンド超微粉末混合濃度0.0005Wt%付近に
最高値が有る。この混合濃度(0.0005Wt%)
は、図6について説明した最小摩耗に対応する混合濃度
(0.0005Wt%)と同一である。このように摩擦
面の硬度が上昇して摩耗の進行が抑制される原因は、
(イ)加工硬化、および(ロ)摩擦面へのダイヤモンド
超微粉末の埋め込みと考えられる。上記(イ),(ロ)
に因る摩擦面の硬化以外に、ダイヤモンド超微粉末によ
る切削(アブレシブ)も進行するものと考えられる。従
って、ダイヤモンド超微粉末の混合濃度を過大にしても
比摩耗率は却って増加する(図6について述べたごとく
である)。図10は、軸受部材と炭素鋼との接触圧力を
比較的高くして67kg/cm2としたときの、実施例
Bの潤滑油を用いたときの摩擦係数の経時的変化を示す
カーブ14Bと、比較例(純鉱油)を用いたときのカー
ブ14Aとを示す図表であり、カーブ14Bが110分
を過ぎて急上昇しているのは焼付の発生を表わしてい
る。これにより、この実施例の含油軸受においては、使
用に適する接触圧力の上限値が比較例(純鉱油)よりも
低いことが解る。
【0018】図11は摩擦係数と接触圧との関係を示す
図表であって、実線で描いたカーブ15Aは純鉱油の場
合を表わし、破線で描いたカーブ15Bは実施例Bの潤
滑油(混合率0.0005Wt%)の場合を示してい
る。カーブ15Bの右上端の上向き矢印は、図10で説
明した焼付きの発生を示している。摩擦係数は接触圧力
が40kg/cm2のときに同じとなり、これよりも高
い接触圧力においては実施例の摩擦係数(カーブ15
B)の方が比較例(純鉱油)よりも大きくなっている。
【0019】図12は軸受部材の比摩耗率と接触圧力と
の関係を示し、カーブ16Aは比較例(純鉱油)を表わ
し、カーブ16B,16Cはそれぞれ実施例B,実施例
Cの潤滑油を用いた場合を表わしている。図13は炭素
鋼の比摩耗率を示し、図12におけると同様にカーブ1
7Aは比較例(純鉱油)、カーブ17B,17Cは実施
例B,Cである。接触圧力30kg/cm2以下におい
ては比較例の比摩耗率カーブ16A,17Aはほぼ水平
(一定値)であり、50kg/cm2を越えると漸次上
昇している。これに比して実施例のカーブ16B,16
C,17B,17Cは比較例よりも急勾配で上昇してい
る。8kg/cm2以下における実施例の比摩耗率は比
較例(従来例)よりも小さく、67kg/cm2以上に
おける実施例の比摩耗率は比較例よりも大きい。テスト
後の炭素鋼の摩擦面を光学顕微鏡で検鏡すると、実施例
の場合は疲労によって破壊したと推定される数ミクロン
程度の小さいピットが多数認められ、かつ、上記ピット
の分布密度が接触圧力の増加に伴って増大する傾向が認
められる。この事は、図13に表われているように実施
例の比摩耗率が接触圧力の増加に伴って上昇しているこ
とと符合している。こうした現象の原因は、ダイヤモン
ド超微粉末の混合濃度が大きい場合、ダイヤモンド超微
粉末の埋め込みで硬化した炭素鋼の表面が潤滑油中のダ
イヤモンド超微粉末の衝撃を受けて剥離除去されること
であると考えられる。
【0020】炭素鋼の比摩耗率が1/107mm3/mm・kg
になる接触圧力を算定してこの接触圧力(算定値)を限
界接触圧力であると仮定した場合の軸受の限界PV値を
表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】これにより、本実施例の含油軸受は比較的
接触圧力の低い使用条件では摩擦の減少および摩耗の抑
制に著しい効果を奏するが、比較的接触圧力の高い使用
条件(例えば内燃機関のクランク軸受や車両の走行軸軸
受など)には適しない。接触圧力30kg/cm2未満
で使用することが望ましい。本発明を実施する場合の軸
受部材は多孔質であることを絶対必要条件とするが、実
施例に示したような銅−錫系の非鉄金属よりなる焼結メ
タルであることが望ましい。また、この軸受部材によっ
て支承される部材は金属製であれば足りるが鋼ないし合
金鋼であることが望ましい。
【0023】また、本発明を実施する場合の超微粉末
は、被支承部材である金属部材よりも高硬度の材料であ
ることを必要条件とするが、何物よりも硬いダイヤモン
ドであることが最も好適である。そして、その平均粒径
は1ミクロン以下であることを必要条件とするが、20
〜100オングストロームであることが望ましい。
【0024】また、本発明に係る潤滑方法を実際面にお
いて容易に実施するには、ダイヤモンド超微粉末を混合
した潤滑油を市場に供給することも有効である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したごとく、本発明を含油軸
受に適用すると、高硬度超微粉末の潤滑メカニズムに及
ぼす影響を有効に利用して、従来予想し得なかった減摩
効果と摩耗抑制効果とを奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例と比較例とを対比して示した摩
擦係数の経時変化図表
【図2】本発明の効果を実測するためのテストピースの
外観図
【図3】比較例における摩擦係数の経時変化を示す図表
【図4】含油軸受のなじみ時間と超微粉末との関係を示
す図表
【図5】含油軸受の摩擦係数と超微粉末濃度との関係を
示す図表
【図6】含油軸受の比摩耗率と超微粉末濃度との関係を
示す図表
【図7】含油軸受で支承された部材の摩耗面の表面あら
さ図表
【図8】含油軸受で支承された部材の最大高さあらさと
超微粉末濃度との関係を示す図表
【図9】含油軸受の摩擦面の硬度と超微粉末濃度との関
係を示す図表
【図10】含油軸受の摩擦係数の経時変化を示す図表
【図11】含油軸受の摩擦係数と接触圧力との関係を示
す図表
【図12】含油軸受の軸受部材の比摩耗率と接触圧力と
の関係を示す図表
【図13】含油軸受によって支承された部材の比摩耗率
と接触圧力との関係を示す図表
【符号の説明】
1…軸受材、2…炭素鋼。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属部材を摺動自在に支承する多孔質の
    軸受部材に、固体微粉末を混合した潤滑油を含浸せしめ
    る潤滑方法において、 上記の固体微粉末として、前記軸受部材によって支承さ
    れる金属部材よりも硬度の高い物質の、平均粒径1ミク
    ロン以下の超微粉末を用いることを特徴とする、含油軸
    受の潤滑方法。
  2. 【請求項2】 前記の硬度の高い超微粉末として、ダイ
    ヤモンドの超微粉末を用いることを特徴とする、請求項
    1に記載した含油軸受の潤滑方法。
  3. 【請求項3】 前記の超微粉末は、平均粒径が20ない
    し100オングストロームであることを特徴とする、請
    求項1に記載した含油軸受の潤滑方法。
  4. 【請求項4】 前記超微粉末の、潤滑油中の濃度は、重
    量百分率0.0002ないし0.005であることを特
    徴とする、請求項1に記載した含油軸受の潤滑方法。
  5. 【請求項5】 前記軸受部材による金属部材の支承は、
    接触圧力30kg/cm2未満で支承することを特徴と
    する、請求項1に記載した含油軸受の潤滑方法。
  6. 【請求項6】 前記多孔質の軸受部材は合金であり、か
    つ、これによって支承される金属部材は鋼ないし合金鋼
    であることを特徴とする、請求項1に記載した含油軸受
    の潤滑方法。
  7. 【請求項7】 前記非鉄合金製の多孔質の軸受部材は、
    平均粒度100番の銅粉末85〜94Wt%と、平均粒
    度100番の錫粉末6〜15Wt%とを加圧成形して焼
    結したものであることを特徴とする、請求項1に記載し
    た含油軸受の潤滑方法。
  8. 【請求項8】 潤滑油を含浸した多孔質の軸受部材によ
    って金属部材を摺動自在に支承した含油軸受において、 前記の潤滑油中に、前記金属部材よりも硬度の高い物質
    の、平均粒径1ミクロン以下の超微粉末が混合されてい
    ることを特徴とする含油軸受。
  9. 【請求項9】 前記の金属部材よりも硬度の高い超微粉
    末はダイヤモンドの超微粉末であることを特徴とする、
    請求項8に記載の含油軸受。
  10. 【請求項10】 前記の超微粉末は、平均粒径が20な
    いし100オングストロームであることを特徴とする、
    請求項8に記載の含油軸受。
  11. 【請求項11】 前記の超微粉末の潤滑油中濃度は、重
    量百分率0.0002ないし0.005であることを特
    徴とする、請求項8に記載の含油軸受。
  12. 【請求項12】 前記の軸受部材による金属部材の支承
    圧力は30kg/cm2未満であることを特徴とする、
    請求項8に記載の含油軸受。
  13. 【請求項13】 前記多孔質の軸受部材は合金であり、
    かつ、これによって支承されている金属部材は鋼ないし
    合金鋼であることを特徴とする、請求項8に記載の含油
    軸受。
  14. 【請求項14】 前記合金製の多孔質の軸受部材は、平
    均粒度100番の銅粉末85〜94Wt%と、平均粒度
    100番の錫粉末6〜15Wt%とを加圧成形して焼結
    されたものであることを特徴とする、請求項13に記載
    の含油軸受。
  15. 【請求項15】 前記合金製の多孔質の軸受部材は、空
    孔率5〜30%,硬度Hv40〜50であることを特徴
    とする、請求項13に記載の含油軸受。
  16. 【請求項16】 潤滑油中に、平均粒径1ミクロン以下
    のダイヤモンドの超微粉末が混合されていることを特徴
    とする含油軸受用潤滑油。
  17. 【請求項17】 前記ダイヤモンドの超微粉末は、平均
    粒径が20ないし100オングストロームであることを
    特徴とする、請求項16に記載の含油軸受用潤滑油。
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