JPH0551987A - 外壁材の固定装置 - Google Patents

外壁材の固定装置

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JPH0551987A
JPH0551987A JP21557391A JP21557391A JPH0551987A JP H0551987 A JPH0551987 A JP H0551987A JP 21557391 A JP21557391 A JP 21557391A JP 21557391 A JP21557391 A JP 21557391A JP H0551987 A JPH0551987 A JP H0551987A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーテンウォール構造によって外壁を固定す
る場合、外壁材の高さ調整を正確に行うようにする。 【構成】 予め右方取付枠50を固定した躯体Bに対し
てブラケット(後ファスナー板87)を係止させる。後
ファスナー板87には長孔88A,88Bを形成し、こ
の長孔88A,88Bに座金89を介してボルト85を
挿通して締結する。これに加えて、ノックピン86を後
ファスナー板87を通して、左方取付枠40にネジ込
む。ボルト締結手段に加えて、ノックピン固定手段を用
いるようにしたので、左方取付枠40の高さ調整を正確
に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外壁材の固定装置、特
に建物の外装板を躯体に対して取付ける場合に、外装板
の高さ調整を正確に行えるようにした外壁板の固定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、建物の外装板としてガラス板,パ
ネル、あるいはこれらを一体化したユニットを躯体に対
して取付ける場合に、これらの外装板を張設することで
取付けるようにしたカーテンウォール構造を採用するこ
とが多くなってきている。
【0003】このように外装板を建物の外壁として構築
する場合は、これら外装板を方立のような支持部材で支
持することが行われている。また、これら外装板すなわ
ち支持部材の高さ調整を行う場合は、予め床などの躯体
に固定したブラケットに高さ方向の長孔を形成し、この
長孔に遊嵌したボルトによって前記支持部材を締結する
ことにより、支持部材を固定することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように長
孔に遊嵌したボルト締結により支持部材を固定しただけ
では、支持部材及びこれに支持された外装板の重みによ
って、経時的に長孔に沿って下方向にずれてしまうの
で、高さ調整が正確に行えないという問題がある。本発
明は以上のような問題に対処してなされたもので、高さ
調整を正確に行えるようにした外壁材の固定装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、外壁材を支持する高さ方向に延在する支持
部材を躯体に対して固定する装置において、躯体に対し
て固定するブラケットに高さ方向の長孔を形成し、この
ブラケットと前記支持部材とを長孔に遊嵌するボルトに
よりボルト締結し、かつ、長孔とは異なった位置におい
て、ブラケットと支持部材とを少なくとも一方のタップ
を切って固定ピンにより相互を固定したことを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】躯体に対して固定したブラケットに高さ方向の
長孔を形成し、この長孔に遊嵌したボルトによって支持
部材を締結するとともに、ブラケットの長孔とは異なっ
た位置において、ブラケットと支持部材とを少なくとも
一方をタップを切って固定ピンにより相互を固定する。
これにより長孔を介したボルト締結以外に、固定ピンに
よる固定が行われるので、支持部材などが経時的に下方
向にずれることは防止されるようになり、高さ調整を正
確に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0008】図1は本発明の外壁の室外側からの視図で
あり、下層階Fiと上層階Fi+1とに跨がって、それ
ぞれ1階分の高さ方向長さを有するユニット10A,1
0B…がそれぞれ躯体に対して取付けられている。各ユ
ニットは、最下部がガラス板1、中間部及び最上部がた
とえば金属パネル2,3となり、後述するようにユニッ
トの取付枠に取付けられている。
【0009】ユニットの取付枠は、高さ方向に間隔を置
いて、ユニットの上部となる上部取付枠20と、下部取
付枠30と、中間取付枠4,5とを備え、水平方向には
左方取付枠40及び右方取付枠50が配設されている。
これらの各取付枠は詳細を図示しないが、枠組みされて
一体化されている。
【0010】前述のガラス板1は、図2及び図3の縦断
面図で示すように上部保持枠61及び下部保持枠62の
シール材63により予め固定されている。ガラス板1の
左右は、図6の水平断面図で示すように背面支持部材6
4,65により支持されている。
【0011】上部保持枠61及び下部保持枠62は、下
部取付枠30及び中間取付枠4に係合状態で取り付けら
れている。すなわち、下部取付枠30の室外側には上向
きのL字状の係止受片30Aが形成されており、同様に
中間取付枠4の室外側にも上向きのL字状の係止受片4
Aが形成されている。これに対して、上部保持枠61及
び下部保持枠62の室内側には下向きのL字状の係止片
61A,62Aが形成されている。4Bは係止受片4A
の上方の離間した位置において室外側に突出した浮き上
がり防止片である。なお、図6に示すように前記左右の
取付枠40,50の連結部分にはシール材55A,55
B及び56が介挿されて気水密が図られている。
【0012】このような構造において、工場において、
ガラス板1を保持する上部保持枠61及び下部保持枠6
2は、組み立てが完了した下部取付枠30及び中間取付
枠4に対して図2及び図3の基準で、その左方から右方
へ浮き上がり状態で当てがわれ、その後に下方に落とし
込まれる。その結果、L字状の係止片61A,62Aが
対応する係止受片4A及び係止受片30Aに係合され
る。また、係止片61Aと浮き上がり防止片4Bとの間
には、バックアップ材67とともにシール材66が充填
されて、使用に際しての振動などによる浮き上がり防止
が図られている。他方、図5及び図6に示されているよ
うに、ガラス板1の安定化のために、背面支持部材6
4,65の高さ方向の途中に切欠部64a及び65aが
形成され、これに対して左方取付枠40及び右方取付枠
50の室外側にZ字状の係止受け41,51が固定さ
れ、前述の落とし込みの際に、切欠部64a,65aに
係止受け41,51が係合して、ガラス板1の荷重を支
承するようになっている。
【0013】また、図2及び図3からも明らかなよう
に、各金属パネル2,3もガラス板1と同様に、係止方
式で取付枠に係止されている。
【0014】このように構成されたユニット構造におい
て、予め下方ユニット10Bを躯体に対して固定した
後、上方ユニット10Aが上方から吊り下げられながら
建て込まれる。そのために、図2及び図3に示されてい
るように、下方ユニット10Bの上部取付枠20の室内
外には、上方に突出して外フランジ21及び内フランジ
22が本体との間に凹溝23をもって形成されている。
外フランジ21の長手方向の一部には雨水の排水孔21
aが形成されている。他方、上方ユニット10Aの下部
取付枠30の室内外には、下方に突出して外フランジ3
1及び内フランジ32が本体との間に凹溝33をもって
形成されている。この場合、外フランジ31と内フラン
ジ32との離間距離は、外フランジ21と内フランジ2
2との離間距離より短くなってきている。更に、外フラ
ンジ31の先端と内フランジ32の先端とに跨がって、
図3の紙面を貫通する方向にアルミニウムなどにより形
成された撓み防止部材34が係止され、外フランジ31
及び内フランジ32の変形を防止している。また、外フ
ランジ31の室外側には、下方に突出して副外フランジ
35及び副内フランジ36が形成され、それらの先端間
に紙面を貫通する方向にアルミニウムなどにより形成さ
れた同様の機能の撓み防止部材37が係止されている。
【0015】かかる関係の下で、予め下方ユニット10
Bを躯体に対して固定した後、上方ユニット10Aが上
方から吊り下げられながら建て込まれるとともに、その
際に、上部取付枠20の外フランジ21と内フランジ2
2との間に下部取付枠30の外フランジ31及び内フラ
ンジ32が挿嵌される。また、逆に上部取付枠20の外
フランジ21が副内フランジ36と外フランジ31との
間に挿嵌される。
【0016】この挿嵌状態において、各フランジ間の気
水密を図るために、通しの外タイト材71、内タイト材
72及び副タイト材73を設けることができる。また、
外フランジ21は、水漏れ防止のためにジョイントスプ
ライス部材45によって覆われている。
【0017】図4は、室外側から見た上下取付枠20,
30の各内外フランジ間の挿嵌後の構造を斜視図で示す
ものである。
【0018】ところで、水平方向の建て込みまたは連設
は、図6乃至図8に示す態様により行われる。すなわ
ち、右方取付枠50の外フランジ52と内フランジ53
との間に、左方取付枠40の外フランジ42及び内フラ
ンジ43が挿嵌されるようになっている。その結果、こ
れらに囲まれた空間は、あたかも方立のようになる。
【0019】右方取付枠50は、金属パネル3の高さ方
向の途中の位置において、躯体Bに対して固定装置によ
り固定される。すなわち、躯体Bに埋設されたアンカー
80にアングル81が溶接により固着され、このアング
ル81に固定アングル82が固着され、先ファスナー板
84は、前記固定アングル82にボルト83により固定
されるとともに、先ファスナー板84がその切欠部84
aを介してアングル81の一片に係止されている。先フ
ァスナー板84は、右方取付枠50に2つのボルト8
5,85とノックピン86により固定されている。
【0020】かかる構造により、逆に右方取付枠50
は、次述する左方取付枠40または右方ユニットの高さ
調整方式と同様に、2つのボルト85,85とノックピ
ン86とにより、先ファスナー板84を固定するととも
に、その切欠部84aを介してアングル81の一片に係
止した後、ボルト83により固定アングル82に固定す
る。
【0021】次いで、左方取付枠40に、ノックピン8
6を用いない状態で、左方取付枠40側から後ファスナ
ー板87の長孔88A,88Bにボルト85,85を挿
通して、後ファスナー板87を仮止めした状態で、前述
のように、左方取付枠40を右方取付枠50に挿嵌する
とともに、後ファスナー板87の切欠部87aをアング
ル81の一片に係止する。その後、左方ユニットの高さ
を上下しながら、所定の位置または良好な建て込み状態
とする。このとき長孔88A,88Bが形成されている
ために、上下の位置調整が自由である。続いて、仮止め
していたボルト85,85のナットを締め付ける。しか
し、これだけでは、単に座金89,89と後ファスナー
板87との摩擦力のみで固定することになり、経時的に
位置ずれを生じることがあるので、ノックピン86を後
ファスナー板87を通して左方取付枠40にこれをネジ
切りながら打ち込む。この場合、後ファスナー板87に
予め挿通孔を形成するようにしてもよいし、ノックピン
86により後ファスナー板87にタップを立てながら打
ち込んでもよい。かくして、右ユニットの建て込みと、
左方ユニットに対する連設が行われる。
【0022】次に本実施例の作用を説明する。
【0023】図6乃至図8に示すように、方立を形成す
る右方取付枠50及び左方取付枠40のうち、一方の右
方取付枠50を躯体Bに対して固定する。すなわち、躯
体Bに埋設されたアンカー80にアングル81を溶接
し、このアングル81に固定アングル82を固着した
後、先ファスナー板84を固定アングル82にボルト8
3により固定するとともに、先ファスナー板84をその
切欠部84aを介してアングル81の一片に係止する。
そしてこの先ファスナー84を右方取付枠50にボルト
85とノックピン86により固定する。
【0024】次に、左方取付枠40に、左方取付枠40
側から後ファスナー板87の長孔88A,88Bにボル
ト85を座金89を介して挿通して、後ファスナー板8
7を仮止めする。
【0025】この状態で、左方取付枠40を既に固定さ
れている右方取付枠50に挿嵌するとともに、後ファス
ナー板87の切欠部87aをアングル81の一片に係止
する。この後左方ユニットの高さを上下しながら高さ調
整を行って、所定の高さ位置に建て込む。
【0026】このとき長孔88A,88Bの存在のため
に、これら長孔88A,88Bを利用することにより上
下の位置調整は自在に行うことができる。次に、仮止め
したボルト85のナットを締め付ける。続いてノックピ
ン86を後ファスナー板87を通して、左方取付枠40
にネジ切りながら打ち込む。
【0027】このような本実施例によれば、長孔88
A,88Bを介してボルト85により後ファスナー板8
7を固定する手段以外に、ノックピン86を用いこれを
後ファスナー板87を介して左方取付枠40に打ち込む
手段を採るようにしたので、左方取付枠40の高さ調整
を正確に行うことができる。すなわち、長孔88A,8
8Bを介してボルト85の締結によって後ファスナー板
87を固定するだけでは、経時的に後ファスナー板87
が下方向にずれてしまうが、このボルト締結手段にノッ
クピン86による固定手段を加えることにより、後ファ
スナー板87のずれを防止することができるので、高さ
調整を正確に行うことができる。
【0028】なお、高さ調整を行う対象は外壁を構成す
るものであれば、特定の部材に限ることはない。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、外壁
材の高さ調整を行う場合、ブラケットの高さ方向の長孔
に遊嵌したボルトによって支持部材を締結するととも
に、ブラケットの長孔とは異なった位置において、固定
ピンにより相互を固定するようにしたので、高さ調整を
正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外壁材の固定装置に用いられる1ユニ
ットを示す正面図である。
【図2】本発明の固定装置が適用される外壁の構築構造
を示す縦断面図である。
【図3】図2の下方に一体に結合されている外壁構造を
示す縦断面図である。
【図4】図3における上下取付枠の各内外フランジ間の
挿嵌後の構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の固定装置が適用される外壁の構築構造
を示す斜視図である。
【図6】本発明によりユニットを連設する態様を示す水
平断面図である。
【図7】本発明によりユニットを連設する態様を示す水
平断面図である。
【図8】本発明によりユニットを連設する態様を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ガラス板 2,3 金属パネル 4A,30A 係止受片 4B 浮き上がり防止片 21,31,42 外フランジ 22,32,43 内フランジ 35 副外フランジ 36 副内フランジ 61 上部保持片 61A,61B 係止片 62 下部保持片 55A,55B,56,63 シール材 67 バックアップ材 71,72,73 タイト材 84 先ファスナー板 86 ノックピン 87 後ファスナー板 88A,88B 長孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁材を支持する高さ方向に延在する支
    持部材を躯体に対して固定する装置において、躯体に対
    して固定するブラケットに高さ方向の長孔を形成し、こ
    のブラケットと前記支持部材とを長孔に遊嵌するボルト
    によりボルト締結し、かつ、長孔とは異なった位置にお
    いて、ブラケットと支持部材とを少なくとも一方のタッ
    プを切って固定ピンにより相互を固定したことを特徴と
    する外壁材の固定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20130051903A1 (en) * 2010-05-04 2013-02-28 Tae Yong Ra Variable fastener for fixing a curtain wall
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