JPH0552420U - ベルト張力調整装置 - Google Patents

ベルト張力調整装置

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JPH0552420U
JPH0552420U JP106223U JP10622391U JPH0552420U JP H0552420 U JPH0552420 U JP H0552420U JP 106223 U JP106223 U JP 106223U JP 10622391 U JP10622391 U JP 10622391U JP H0552420 U JPH0552420 U JP H0552420U
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JP
Japan
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pulley arm
damper bolt
damper
bolt
synthetic resin
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Application number
JP106223U
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English (en)
Inventor
智善 井筒
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NTN Corp
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NTN Corp
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Publication date
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Priority to US07/919,333 priority patent/US5234385A/en
Priority to KR1019920013658A priority patent/KR970006369B1/ko
Priority to GB9216161A priority patent/GB2258287B/en
Priority to DE4225226A priority patent/DE4225226C2/de
Priority to FR9209548A priority patent/FR2679974B1/fr
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ダンパボルトとプーリアームの間
の摩擦力によってプーリアームの回動に緩衝力を与える
装置において、上記摩擦力の安定化を図り、潤滑油を不
用にする。 【構成】 固定部材6の支点軸8に、スプライン9を介
して潤滑剤を含有した合成樹脂製のダンパボルト10を
取付け、そのダンパボルト10をプーリアーム1のねじ
山12に螺合させる。プーリアーム1にボルト10を押
圧するコイルバネ14を組込み、張力調整バネ18をプ
ーリアーム1と固定部材6に連結する。合成樹脂のもつ
自己潤滑性により、ダンパボルト10とねじ山12間の
摩擦力が安定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エンジンの補機駆動用ベルト等に用いるベルト張力調整装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車エンジンの補機駆動用ベルトに用いられるベルト張力調整装置には、ベ ルトから加わる微振動によってプーリアームが共振することを防止するため、プ ーリアームにダンパ機構を内蔵し、微振動を抑制する構造がとられる。
【0003】 図2は、実開昭63−28949号により提案された従来のベルト張力調整装 置を示している。 この装置は、固定部材21に立設した支点軸22に、プーリアーム23に設け た孔部24を回動可能に嵌合させ、支点軸22に、キーとキー溝から成る案内手 段25を介してダンパボルト26を軸方向に移動可能に取付け、そのダンパボル ト26と孔部24のねじ山27に螺合させている。また、上記孔部24の内部に 、ダンパボルト26を下方に押圧する弾性部材28を組込み、プーリアーム23 の外側に配置した張力調整バネ29の両端を、プーリアーム23と固定部材21 にそれぞれ連結している。
【0004】 上記の構造では、張力調整バネ29のバネ力により、プーリアーム23に取付 けたプーリ30にベルト張力が付与され、弾性部材28のバネ力によってボルト 26のねじ面に生じる摩擦力により、プーリアーム23の回動を緩衝するダンパ ー効果が付与される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のベルト張力調整装置において、エンジンブロック等に固定される固定部 材21やダンパボルト26は、通常鉄製とされ、回動するプーリアーム23はア ルミニウム合金等の軽合金で形成されるが、鉄と軽合金が接触するダンパボルト 26とプーリアーム23の摺動部は、摩擦力が不安定になり、油やグリース等の 潤滑油を充填する必要がある。しかし、このように潤滑油をプーリアーム23の 内部に充填すると、それを封入するためのシール構造が必要になり、装置の構造 を複雑にする問題がある。
【0006】 また、鉄とアルミニウム合金等とは熱線膨脹係数が大きく異なるため、熱変化 により、ダンパボルト26とプーリアーム23の摺動部に微小なずれが生じ、ダ ンパボルト26のねじ面に均等な摩擦力が加わらない場合がある。
【0007】 そこで、この考案は、潤滑油を不用にし、ダンパボルトとプーリアームの間の 安定した摩擦力と、安定した螺合状態を維持できるベルト張力調整装置を提供す ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、ダンパボルトを、射出成形可能な合 成樹脂で形成し、その合成樹脂に潤滑剤を含有させたものである。
【0009】
【作用】
合成樹脂は、それ自体に優れた自己潤滑性を有しているため、ダンパボルトと プーリアームの摺動部の摩擦力が安定し、潤滑油を不用にすることができる。特 に、合成樹脂に、黒鉛やテフロン等の潤滑材を含有させると、摺動部分の摩擦抵 抗を一層小さくでき、耐摩耗性の向上を図ることができる。
【0010】 また、合成樹脂にガラスファイバー等の繊維強化材を含有させると、線膨脹係 数を変化させることができるため、合成樹脂とプーリアームを形成する軽合金と を同様の線膨脹係数に設定することにより、ダンパボルトとプーリアーム間の熱 変形を一定に管理することができる。
【0011】 上記の合成樹脂としては、自己潤滑性があって耐熱強度が高く、かつ射出成形 性が容易でダンパボルトの製造が容易に行なえる材料が望ましく、例えば、ポリ エーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PPS) 、ポリアミドイミド、射出成形可能な熱硬化性ポリイミド、熱可塑性ポリイミド 等の樹脂が利用できる。
【0012】
【実施例】
図1は、実施例のベルト張力調整装置を示している。 プーリアーム1は、アルミニウム合金で形成され、一方の端部に、軸受2を介 してテンションプーリ3が回転自在に取付けられ、回動支点となる他方の端部に 、内側が孔部4となる案内壁5が設けられている。
【0013】 また、エンジンブロック等に固定される固定部材6は、ベース7と、その中央 部に立設される支点軸8とから成り、その支点軸8がプーリアーム1の孔部4に 嵌合している。この固定部材6は、鋳鉄等の鉄材やアルミニウム合金等で一体に 成形されている。
【0014】 上記支点軸8の基部は、多面体で構成されるスプライン9とされ、そのスプラ イン9にダンパボルト10が嵌め込まれている。このダンパボルト10の内径面 は、スプライン9に対応した多面体で形成され、スプライン9の案内によりダン パボルト10は、支点軸8の軸線方向には移動するが、回転は止められている。
【0015】 上記ダンパボルト10の外周面には、ヘリックス角の大きい多条のねじ山11 が形成され、そのねじ山11が、プーリアーム1の孔部4のねじ山12に螺合し ている。
【0016】 上記のダンパボルト10は、前述したPEEKやPPS等の合成樹脂の1つの 、黒鉛又はテフロンの潤滑剤を含有して、射出成形により成形される。また、線 膨脹係数がアルミニウム合金と同等になるように、ガラスファイバ等の繊維強化 材の含有量が調整されており、温度変化に対するダンパボルト10と孔部4のね じ山12との変形の差を小さくしている。
【0017】 支点軸8の上端部には、カラー部材13が圧入され、そのカラー部材13とダ ンパボルト10との間に、コイルバネ14が組込まれている。このコイルバネ1 4は、圧縮状態で組込まれ、そのバネ力によりダンパボルト10に軸方向(図1 において下向きの方向)の押圧力を与えている。
【0018】 一方、支点軸8の上下の両端部、すなわち、カラー部材と孔部4周面との間及 び支点軸8の基端部8aと孔部4周面との間には、それぞれラジアル軸受を構成 する軸受部材15、16が組込まれている。また、プーリアーム1の案内壁5の 下端部とベース7の上面との間には、スラスト軸受を構成する軸受部材17が組 込まれている。
【0019】 上記の各軸受部材15、16、17は、表面の摩擦抵抗が小さい滑り軸受材料 が用いられ、例えば、ダンパボルト10と同様に、ポリエーテルエーテルケトン (PEEK)やポリイミド(PI)等の耐熱性・耐摩耗性に優れた合成樹脂が使 用される。
【0020】 また、上記案内壁5の外側には、コイルバネから成る張力調整バネ18が配置 され、そのバネ18の一端がプーリアーム1に、他端が固定部材6のベース7に 係合されている。
【0021】 なお、図において19は、プーリアーム1の孔部4の開口を覆うカバーであり 、ラジアル軸受部にゴミ等が入り込むことを防止している。
【0022】 上記の構造でなる実施例のベルト張力調整装置は、固定部材6をエンジンブロ ック等に固定し、テンションプーリ3をベルトに押し当ててプーリアーム1を一 定角度回動させると、張力調整バネ18が圧縮して捩られ、その張力調整バネ1 8の復元しようとするバネ力によって、ベルトに一定の張力が付与される。
【0023】 上記バランス状態からベルトの張力が増大し、プーリアーム1が回動すると、 ダンパボルト10が上方に移動し、コイルバネ14が圧縮されて収縮する。この ため、コイルバネ14の押圧力が増大してダンパボルト10と孔部4のねじ面に は大きな摩擦抵抗が生じ、プーリアーム1の回動に対して大きな抵抗力が作用す る。
【0024】 逆に、上記バランス状態からベルト張力が減少し、プーリアーム1が上記とは 逆方向に回動すると、ダンパボルト10は下方に移動し、コイルバネ14が引伸 ばされる。このため、コイルバネ14からダンパボルト10に加わる押圧力は、 プーリアーム1の回動を助ける方向に作用し、プーリアーム1は小さい抵抗で回 動できることになる。
【0025】 上記の作動において、摺動するダンパボルト10と孔部4のねじ山11、12 には、合成樹脂の表面潤滑により常に安定した摩擦力が生じ、全周にわたり均等 な押圧力が加えられる。また、各ねじ山11、12の表面の摩擦力が偏らないた め、ねじ面の摩耗の進行が抑制されると共に、安定したダンパー特性が得られる 。
【0026】 さらに、ダンパボルト10とプーリアーム1の線膨脹係数が同等に設定されて いるため、熱変化によっても両者の間に変形のずれが生じず、ダンパボルト10 とねじ山12の間で安定した螺合状態を維持することができる。
【0027】 なお、ダンパボルト10を押圧する弾性部材は、例示した圧縮コイルバネに代 えて、波座金や皿バネ等のバネ材や、ゴム等を使用することもできる。
【0028】 また、スプライン9は、図示した多面体とせず、軸方向に延びる多数のスプラ イン溝や、キー溝とキーとを組合せて構成してもよく、ダンパボルト10に軸方 向だけの動きを与え、回転方向の動きを止める機能があれば、他の任意の構造を 採用することができる。
【0029】
【効果】
以上のように、この考案は、ダンパボルトを潤滑剤を含有した自己潤滑性のあ る合成樹脂で形成したので、プーリアームのねじ山との摺動部の摩擦力を安定さ せることができ、良好なダンパー特性を得ることができる。
【0030】 また、潤滑油を不用にできるので、それを密封するシール構造を省くことがで き、装置の構造の簡略化を図ることができる。
【0031】 さらに、合成樹脂の線膨脹係数をプーリアームと同様にすることにより、熱変 化によるプーリアームとの変形のずれを小さくでき、ねじ山の均一な螺合状態を 維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部縦断正面図
【図2】従来例の縦断正面図
【符号の説明】
1 プーリアーム 2 テンションプーリ 6 固定部材 8 支点軸 9 スプライン 10 ダンパボルト 11、12 ねじ山 14 コイルバネ 18 張力調整バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 125:28) C10N 40:06

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に立設した支点軸に、プーリア
    ームに設けた孔部を回動可能に嵌合させ、上記支点軸
    に、軸方向のみの移動を許す案内手段を介してダンパボ
    ルトを取付けると共に、そのダンパボルトを上記孔部に
    形成したねじ山に螺合させ、上記孔部に、ダンパボルト
    を軸方向に押圧する弾性部材を設け、上記プーリアーム
    に、それに取付けたプーリに対してベルト張力を付与す
    る張力調整バネを連結したベルト張力調整装置におい
    て、上記ダンパボルトを、射出成形可能な合成樹脂で形
    成し、その合成樹脂に潤滑剤を含有させたことを特徴と
    するベルト張力調整装置。
JP106223U 1991-07-31 1991-12-24 ベルト張力調整装置 Pending JPH0552420U (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP106223U JPH0552420U (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ベルト張力調整装置
CA002074637A CA2074637C (en) 1991-07-31 1992-07-24 Belt tension adjusting device
US07/919,333 US5234385A (en) 1991-07-31 1992-07-27 Belt tension adjusting device
KR1019920013658A KR970006369B1 (ko) 1991-07-31 1992-07-30 벨트 텐션 조정장치
GB9216161A GB2258287B (en) 1991-07-31 1992-07-30 Belt tension adjusting device
DE4225226A DE4225226C2 (de) 1991-07-31 1992-07-30 Riemenspannvorrichtung
FR9209548A FR2679974B1 (fr) 1991-07-31 1992-07-31 Dispositif d'ajustement de tension de courroie.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP106223U JPH0552420U (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ベルト張力調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0552420U true JPH0552420U (ja) 1993-07-13

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ID=14428144

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JP106223U Pending JPH0552420U (ja) 1991-07-31 1991-12-24 ベルト張力調整装置

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