JPH0552448B2 - - Google Patents

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JPH0552448B2
JPH0552448B2 JP59179404A JP17940484A JPH0552448B2 JP H0552448 B2 JPH0552448 B2 JP H0552448B2 JP 59179404 A JP59179404 A JP 59179404A JP 17940484 A JP17940484 A JP 17940484A JP H0552448 B2 JPH0552448 B2 JP H0552448B2
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bar
load point
point
knife edge
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JP59179404A
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JPS6157828A (ja
Inventor
Yotaro Hatamura
Shinsaku Tsutsui
Kozo Ono
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JPS6157828A publication Critical patent/JPS6157828A/ja
Publication of JPH0552448B2 publication Critical patent/JPH0552448B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L25/00Testing or calibrating of apparatus for measuring force, torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製造された軸力センサの性能等を検
定する軸力センサ検定装置に関する。
〔従来の技術〕
軸力センサは、ある物体に作用する力又はモー
メントあるいはその両者の所定軸に関する成分を
検出する機能を有する。例えば、産業ロボツト等
の装置においては、当該装置の特定部分に作用す
る力やモーメントを検出し、この検出値に基づい
て最適の制御が実施される。さらに、このような
軸力センサは産業の分野ばかりでなく、種々の学
術的実験においても広く用いられている。以下、
軸力センサの概略について図により説明する。
第9図は軸力センサの正面図である。図で、1
は軸力センサを示す。2は剛体で作られた円筒形
の外枠、3は外枠2の直径方向にこれと一体構成
された肉厚の薄いたわみ梁である。4a乃至4h
はたわみ梁3の両面の所定個所に設けられたスト
レインゲージであり、歪に応じてその抵抗値が変
化する。
第10図a,bは第9図に示す軸力センサに力
およびモーメントが作用したときの軸力センサの
一部破断正面図である。今、第9図に示す軸力セ
ンサ1のたわみ梁3に、その中心Oに向いて垂直
な力Fが作用すると、たわみ梁3は、両端が外枠
2に固定されているため、第10図aに示すよう
な力Fに応じた変形を生じ、この変形に伴なつて
ストレインゲージ4a乃至4dに圧縮歪、ストレ
インゲージ4e乃至4hに引張歪を生じる。ここ
で、無負荷時のゲージの検出部長さをl0、負荷に
よる変形後のゲージの検出部長さをlとすると、
歪ε1はε1=(l−l0)/l0となる。一方、たわみ梁
3に対して、その中心Oを通る紙面に垂直な軸の
まわりに、矢印で示すモーメントMが作用する
と、たわみ梁3は第10図b示すようなモーメン
トMに応じた変形を生じ、この変形に伴なつて、
ストレインゲージ4a,4b,4e,4fに圧縮
歪み、ストレインゲージ4c,4d,4g,4h
に引張歪を生じる。このように、モーメントMが
作用した場合の歪をε2とすると、ε2=(l−l0)/
l0で表わされる。力FおよびモーメントMはこれ
ら各ストレインゲージの歪に基づき、適宜の検出
回路により検出される。このような軸力センサ
は、例えば米国特許第4094192号明細書などによ
り知られている。
以上、力およびモーメントを検出する軸力セン
サの概略について述べたが、軸力センサには種々
の形態のものがあり、又、力、モーメントについ
ての検出し得る軸成分も1軸から6軸まで存在す
る。しかしながら、軸力センサがどのような形態
のものであつても、これに対して高い精度が要求
されることに変りはない。しがたつて、製造され
た軸力センサについては、使用者に引渡す前に、
実際に力やモーメントを作用させてその性能を検
定するとともに正確な校正表を作成しておかなけ
ればならない。そして、この検定装置は、軸力セ
ンサ1に対して、力とモーメントをそれぞれ大き
さ、方向とも正確に負荷できることが必要であ
る。次に、従来の検定装置のいくつかを図により
説明する。
第11図は従来の軸力センサ検定装置の正面図
である。図で、1は第9図に示す軸力センサ、1
1は軸力センサ1のたわみ梁3の中心点Oに剛性
をもつて固定された剛体の変換バー、12Aは変
換バー11における中心点Oと対応する位置に釣
下げられる第1の皿、12Bは変換バー11にお
ける中心点Oと対応する位置から所定長さ離れた
位置に釣り下げられる第2の皿である。13は第
1の皿12Aおよび第2の皿12Bを釣り下げる
ためのナイフエツジリング(次図に示される)、
14は第1の皿12Aと第2の皿12Bをそれぞ
れナイフエツジリング13に釣り下げるワイヤで
ある。
第12図a,bはナイフエツジリングの断面図
および側面図である。ナイフエツジリング13は
剛体で作られており、リング体13a、このリン
グ体13aからリング内方へ突出形成された錐形
のナイフエツジ部13b、およびリング体13a
に設けられ、ワイヤ14を固定するワイヤ固定部
13cにより構成されている。一方、変換バー1
1の所定個所には錐形溝11aが形成されてい
る。ナイフエツジリング13を変換バー11に嵌
入し、そのナイフエツジ部13bの劣端を変換バ
ー11の錐形溝11aに嵌合させることにより、
ナイフエツジリング13と変換バー11との接触
は接触面積が極めて小さい接触となり、接触面積
の存在による測定誤差の発生を防止するようにな
つている。
ここで第11図に戻り、軸力センサ1に力Fを
作用させるため、第1の皿12Aに所定のおもり
15A(図示されていない)を載せると、そのお
もり15Aによる力はワイヤ14、ナイフエツジ
リング13、変換バー11を介してたわみ梁の中
心Oに伝達され、ここに力が作用することにな
る。なお、ナイフエツジリング13と変換バー1
1との接触点がおもりの重力が作用する負荷点と
なる(以下同じ)。又、軸力センサ1にモーメン
トMを作用させるため、第2の皿12Bに所定の
おもり15Bを載せると、そのおもり15Bによ
る力はワイヤ14、ナイフエツジリング13を介
して変換バー11に伝えられる。この力の伝達位
置は中心Oから所定長さ離れているので、中心O
には、この長さと力によるモーメントが作用する
ことになる。即ち、変換バー11により力がモー
メントに変換される。
しかしながら、上記のようにモーメントを負荷
すると、これと同時に中心Oに力をも負荷するこ
とになるのは明らかであり、モーメントを作用さ
せた場合の検定の結果に対して力の干渉をも考慮
する必要が生じ、極めて面倒である。
第13図は従来の他の軸力センサ検定装置の正
面図である。図で、軸力センサ1、変換バー1
1、ナイフエツジリング13、ワイヤ14、第
1、第2の皿12A,12Bは第11図に示すも
のと同じである。ただし、変換バー11について
は、中心Oに対して両側に伸び、2つのナイフエ
ツジリング13は中心Oに対して変換バー11上
の等距離の位置(負荷点)に嵌合されている。1
6は所定の位置に設けられた滑車{第14図a,
bに示す}、17aは滑車16に掛けられたワイ
ヤ14と第2の皿12Bのワイヤ14とを結合す
る釣り具{第15図a,bに示される}、17b
は滑車16に掛けられたワイヤ14と一方のナイ
フエツジリング13のワイヤ14とを結合する釣
り具{いずれも第15図a,bに示される}であ
る。
第14図a,bは滑車の正面図および断面図で
ある。図で、16aは所定位置に固定されて滑車
16を可回動に支持する滑車支持部、16bは滑
車支持部16aに固定された滑車軸、16cは滑
車16が滑車軸16bから抜け出すのを防止する
滑車押え具である。ワイヤ14の動きにより滑車
16は滑車軸16bのまわりをほとんど抵抗なく
回動するようになつている。
第15図a,bは釣り具の側面図および正面図
である。図示のように、第13図に示す釣り具1
7a,17bは釣り針状に曲げられ、曲げられて
いない直線部分にはワイヤ14が固定されてい
る。18は釣り具17a,17bに係合されたワ
イヤ14の止め具であり、この止め具18により
釣り具17a,17bに係合するためのワイヤ1
4の輪を確実に保持する。
ここで第13図に戻り、皿12A,12Bにそ
れぞれ重量の等しいおもり15A,15Bを載せ
ると、おもり15Aの力は皿12A、ワイヤ1
4、ナイフエツジリング13を介して変換バー1
1の一端に鉛直下向きに伝達される。一方、おも
り15Bの力は皿12B、ワイヤ14、釣り具1
7a、滑車16、釣り具17b、ワイヤ14、ナ
イフエツジリング13を介して変換バー11の他
端に伝達される。この場合、この力は滑車16に
より方向変換され、鉛直上向きの力となる。両ナ
イフエツジリング13は中心Oから等距離にあ
り、ここに加えられる力は大きさ等しく方向反対
なので、中心Oにはモーメントのみ作用し、第1
1図に示す装置に生じるような力の干渉を避ける
ことができる。しかしながら、上記の手段では、
おもり15A,15Bの重量に差を生じると、そ
の重量差がモーメントに関する誤差を生じるとと
もに、力の干渉をも発生するという欠点がある。
第16図は従来のさらに他の軸力センサ検定装
置の正面図である。図で、軸力センサ1、変換バ
ー11、皿12、ナイフエツジリング13、ワイ
ヤ14については第13図に示すものと同じであ
る。16A,16Bは第13図に示す滑車16と
同じ滑車であり、所定位置に設けられている。1
7a,17bも第13図、第15図a,bに示す
ものと同じ釣り具である。19は釣りナイフエツ
ジ{第17図a,bに示される}である。この装
置の場合、皿は1つだけ設けられ、又、釣りナイ
フエツジ19からのワイヤは、釣り具17b、滑
車16B、滑車16A、釣り具17aを経てナイ
フエツジリング13に掛け渡されている。ナイフ
エツジリング13と釣りナイフエツジ19の変換
バー11上の位置は中心Oに対して等距離にあ
る。
第17図aはナイフエツジの正面図、第17図
bは第17図aの線−に沿う断面図であ
る。図で、19は釣りナイフエツジを示し、19
a1,19a2は釣り部、19b1,19b2は釣り部1
9a1,19a2から内方に突出したナイフエツジ
部、19c1,19c2は釣り部19a1,19a2に形
成されたワイヤ固定部である。11aは変換バー
11の所定個所に形成された錐形溝である。ナイ
フエツジ部19a1を上から、ナイフエツジ部19
a2を下から錐形溝11aに嵌合させることによ
り、第16図に示す係合関係が構成される。
ここで第16図に戻り、皿12におもり15を
載せると、おもり15の力は皿12、ワイヤ1
4、釣りナイフエツジ19のナイフエツジ部19
b1を介して変換バー11の一端に鉛直下向きの力
として伝達されるとともに、さらに、釣り具17
b、滑車16B,16A、釣り具17a、ナイフ
エツジリング13を介して変換バー11の他端に
鉛直上向きの力として伝達される。この場合、変
換バー11の両端に作用する力の大きさは等しく
方向は反対となり、ナイフエツジリング13と釣
りナイフエツジリング19の中心Oからの距離は
等しいので、中心Oにモーメントのみに作用し、
第13図に示す装置における2つのおもりの重量
差による欠点を避けることができる。しかしなが
ら、このような手段では、釣りナイフエツジ19
からナイフエツジリング13に至るワイヤ14に
伸びが生じると、釣りナイフエツジリング19か
ら変換バー11に伝達される力とナイフエツジリ
ング13から変換バー11に伝達される力との間
に差を生じ、第13図に示す装置と同様の欠点が
発生することになる。なお、滑車16A,16B
を使用したことにより、変換バー11両端に負荷
される実際の力は等しくなる欠点が生じるが、こ
の欠点については、第18図に示す従来例の説明
において詳細に述べる。
第18図は従来の他の軸力センサ検定装置の正
面図である。図で、第16図に示す部分と同一部
分には同一符号が付してある。21は負荷が加え
られる載荷バーである。載荷バー21の中心に
は、ナイフエツジリング13によりワイヤ14を
介して皿12が釣り下げられる。載荷バー21上
の中心から等距離にある両端位置(負荷点)にそ
れぞれナイフエツジリング13が係合せしめら
れ、一方のナイフエツジリング13は変換バー1
1の一方端に係合したナイフエツジリング13と
ワイヤ14で連結され、又、他方のナイフエツジ
リング13は釣り具17bとワイヤ14で連結さ
れている。釣り具17bから変換バー11の他方
のナイフエツジリング13に至る構成は第16図
に示す装置と同じである。
ここで、皿12におもり15を載せると、おも
り15の力は皿12、ワイヤ14、ナイフエツジ
リング13を経て載荷バー21へ伝達され等分さ
れる。この等分された力の一方は、ナイフエツジ
リング13、ワイヤ14、ナイフエツジリング1
3を経て変換バー11の一端に鉛直下向きの力と
なつて伝達され、他は、ナイフエツジリング1
3、釣り具17b、滑車16B,16A、釣り具
17a、ナイフエツジリング13を経て変換バー
11の多端に鉛直下向きの力となつて伝達され
る。この装置では、各部のワイヤ14のうち、ど
のワイヤに伸びが生じても、変換バー11の両端
に伝達される力には変化がなく、たわみ梁3の中
心Oには、第16図に示す装置におけるような欠
点なくモーメントを負荷することができる。しか
しながら、この装置における構成では、載荷バー
21の力を滑車16B,16Aを介して伝達する
ため、次のような欠点を生じる。この欠点を第1
9図を参照しながら説明する。
第19図は第18図に示す滑車の拡大図であ
る。今、ワイヤ14に加わる鉛直下向きの力を
f1、滑車16Bを介してワイヤ14により水平方
向に伝達される力をf2、力f1,f2による滑車16
Bとその滑車軸間の最大静止摩擦係数をμとする
と、この滑車16Bの最大静止摩擦力Δfは Δf=μF。
ここで、 F0=f1/sin45° f2′=−f1 f2=f2′±Δf であるから f2=−f1±μ・f1/sin45° となる。なお、上式中、符号「+」、「−」は、力
f1が増加している場合に正、減少している場合に
負となる。以上により、変換バー11の図示左端
部に負荷される力f2は、滑車が2個介在するた
め、 f2=−f1±2・μ・f1/sin45° となる。
上式から、変換バー11の両端に負荷される力
は、実際には等しいものではなく、したがつて、
第18図に示す装置では、たわみ梁3の中心Oへ
の負荷モーメントの精度が低くなるばかりでな
く、鉛直方向に±2・μ・f1/sin45°の大きさの
干渉力を生じるおそれがある。
第20図は従来の他の軸力センサ検定装置の正
面図である。図で、第18図と同一部分には同一
符号が付してある。21Aは載荷バーであり、そ
の中心にはナイフエツジリング13、ワイヤ14
を介して皿12が釣り下げられている。この載荷
バー21Aは第18図に示す装置の載荷バー21
とは異なり、変換バー11の両端間より大きな長
さを有する。載荷バー21Aの中心から等距離で
ある両端位置(負荷点)にはナイフエツジリング
13が嵌合され、一方のナイフエツジリング13
はワイヤ14により直接変換バー11に嵌合され
た一方のナイフエツジリング13に連結され、
又、他方のナイフエツジリング13はワイヤ14
により滑車16を介して変換バー11に嵌合され
た他方のナイフエツジリング13に連結されてい
る。
皿12におもり15を載せると、載荷バー21
Aにより等分されたおもり15の力の一方は、変
換バー11の一方へ鉛直下向きの力として伝達さ
れ、おもり15の力の他方は、滑車16を介して
変換バー11の他方へ鉛直上向きの力として伝達
され、この結果、中心Oモーメントが負荷され
る。しかしながら、載荷バー21Aの力を滑車1
6を介して伝達する構成となつているので、この
装置も本質的に第18図に示す装置と同様の欠点
を内在し、ただ滑車数が1個に減じられているの
で、モーメントの精度が2倍に上昇し、力の干渉
量が1/2に減少するに過ぎず、検定装置として満
足できるものではない。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べたように、従来の軸力センサ検定装置
は、おもりを2つ用いる方式ではそれら2つのお
もりの間に必然的に重量差を生じて正確な検定を
行うことができず、又、1つのおもりを用いる方
式では滑車を使用することにより検定精度が低下
するという問題があつた。
なお、滑車を用いた場合の問題点は第18,1
9図に示す従来装置の説明において述べたが、そ
れ以外に動摩擦による問題点も存在する。即ち、
変換バー11を例えば30cm程度の長さとすると、
検定時の変換バー11の先端の変位量は約100μ
mと微小なものとなる。したがつて、検定装置に
滑車を用いた場合の当該滑車の回転角度は、滑車
の半径を15mmとしたとき、0.007rad(100μm/15
mm)となり、この角度は、滑車のベアリングの回
転においてボールとレースとの間に弾性変形を生
じている角度であり、当該弾性変形による摩擦を
生じる。さらにワイヤの変形にも力が必要であ
り、その分の摩擦も生じる。このように滑車を用
いた場合、全体として極めて大きな摩擦が生じ、
この摩擦は微小な変位量による検定の場合、検定
精度を悪化させる。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を
解決し、精度の高い検定を行うことができる軸力
センサ検定装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、少なく
とも1つの軸まわりに作用するモーメントを検出
する軸力センサの検出部に、前記軸と直交する面
内にあり、かつ、両端部分にそれぞれ第1の負荷
点と第2の負荷点とを有する変換バーを固定した
軸力センサ検定装置において、前記第1の負荷点
および前記第2の負荷点に伝達されるべき負荷を
1つの負荷から分割して与えられる第3の負荷点
および第4の負荷点を有する載荷バーと、前記第
1の負荷点と前記第3の負荷点間および前記第2
の負荷点と前記第4の負荷点間のうちの少なくと
も一方に介在して前記載荷バー側からの負荷を前
記変換バー側へ方向を変換して伝達する負1つの
剛体部材およびこの剛体部材の支点で構成され、
荷方向変換機構とを設け、前記変換バーの両端部
分に大きさ等しく方向反対の負荷が作用するよう
にしたことを特徴とする。
さらに本発明は、軸力センサの検出部に、この
検出部の軸と直交する面内にあり、かつ、両端部
分にそれぞれ第1の負荷点と第2の負荷点とを有
する変換バーを固定した軸力センサ検定装置にお
いて、前記第1の負荷点および前記第2の負荷点
に伝達されるべき負荷を1つの負荷から分割して
与えられる第3の負荷点および第4の負荷点を有
する第1の載荷バーと、前記第1の負荷点と前記
第3の負荷点間および前記第2の負荷点と前記第
4の負荷点間に介在して前記第1の載荷バー側か
らの負荷を前記変換バー側へ方向を変換して伝達
する1つの剛体部材およびこの剛体部材の支点で
構成される負荷方向変換機構と、一方の負荷点が
前記第1の負荷点に連結され他方の負荷点が前記
第2の負荷点に連結される第2の載荷バーと、一
方の負荷点が前記第3の負荷点と前記負荷方向変
換機構との間に介在し、かつ、他方の負荷点が前
記第2の負荷点と前記第2の載荷バーの他方の負
荷点との間に介在する第3の載荷バーと、一方の
負荷点が前記第4の負荷点と前記負荷方向変換機
構との間に介在し、かつ、他方の負荷点が前記第
1の負荷点と前記第2の載荷バーの一方の負荷点
との間に介在する第4の載荷バーとを設けたこと
も特徴とする。
〔作用〕
載荷バーの一方の負荷点に与えられた負荷は、
負荷方向変換機構を介して又は直接、変換バーの
一方の負荷点に作用し、かつ、載荷バーの他方の
負荷点に与えられた負荷は、負荷方向変換機構を
介して変換バーの他方の負荷点に作用する。載荷
バーの各負荷点と変換バーの各負荷点との間の荷
重の伝達機構に滑車は存在しないので、高精度の
検定を行うことができる。
又、第2の載荷バー、第3の載荷バーおよび第
4の載荷バーを上記の構成関係で設けることによ
り、変換バーに任意の力、モーメント、およびそ
の両者を高精度で作用させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の各実施例に基づいて説明
する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る軸力セン
サ検定装置の正面図である。図で、軸力センサ
1、変換バー11、皿12、ナイフエツジリング
13、ワイヤ14、おもり15、載荷バー21は
第18図に示すものと同じである。25は剛体で
作られたバー、26はバー25の中点を支承する
支点(第2図に示される)である。バー25上に
は支点26から等距離の両端位置において、ナイ
フエツジリング13が嵌合されている。載荷バー
21の中点には、ナイフエツジリング13、ワイ
ヤ14を介して皿12が釣り下げられ、載荷バー
21の両端のナイフエツジリング13の一方(第
3の負荷点)は変換バー11の一方(第1の負荷
点)のナイフエツジリング13にワイヤ14で連
結され、又、他方(第4の負荷点)はバー25の
一方のナイフエツジリング13にワイヤ14で連
結されている。さらに、バー25と他方のナイフ
エツジリング13は変換バー11の他方(第2の
負荷点)のナイフエツジリング13にワイヤ14
で連結されている。
第2図a,bは支点26部分の断面図および側
面図である。図で、26aは支点26を所定の位
置に固定する固定部、26bは固定部26aから
突出したナイフエツジ部である。又、25aはバ
ー25の中点に形成された錐形溝である。錐形溝
25aの劣端角度はナイフエツジ部26bの劣端
角度より大きい。ナイフエツジ部26bを錐形溝
25aに嵌合させることにより、バー25は線接
触により支点26に支持される。
ここで第1図に戻り、おもり15を皿12に載
せると、おもり15の力は載荷バー21で等分さ
れ、一方(第3の負荷点)は載荷バー21のナイ
フエツジリング13、ワイヤ14、変換バー11
のナイフエツジリング13を介して変換バー11
の一端(図で右端、第1の負荷点)に鉛直下向き
の力として伝達される。又、等分された他方(第
4の負荷点)の力は載荷バー21のナイフエツジ
リング13、ワイヤ14、バー25のナイフエツ
ジリング13を介してバー25の一端(右端)に
鉛直下向きの力として伝達される。この力は、バ
ー25がその中点を支承する支点26とともにて
こを構成しているところから、バー25の他端
(左端)において、同一大きさで鉛直上向きの力
に変換される。この変換された力はナイフエツジ
リング13、ワイヤ14、変換バー11のナイフ
エツジリング13を介して変換バー11の他端
(左端、第2の負荷点)に鉛直上向きの力として
伝達される。結局、変換バー11の両端には大き
さ等しく方向反対の力が加えられ、たたわみ梁3
の中心Oにはモーメントが負荷される。
このように、本実施例では、おもり1個を用い
たので、おもり2個を用いた場合の重量差による
モーメントの誤差をなくし、又は、載荷バーを用
いたので、ワイヤの伸びによるモーントの誤差や
干渉力を排除し、さらに、剛体のバーおよび支点
によるてこ構成を用いたので、滑車を用いた方向
変換の場合に生じるモーメントの誤差や干渉力を
排除し、軸力センサに、方向および大きさが正確
で、かつ、干渉力の小さいモーメントを作用させ
ることができる。
第3図は本発明の第2の実施例に係る軸力セン
サの正面図である。図で、第1図に示す部分と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。2
5Aは剛体のバー、26はバー25Aの中点を支
承する支点であり、バー25Aと支点26とで第
1の実施例におけるバー25、支点26と同じ
く、方向変換用のてこを構成する。このてこ構成
は、第1の実施例のそれが、軸力センサ1に対し
て載荷バー21と反対側に配置されていたのに対
し、載荷バー21と同じ側に配置されている。3
0は変換バー11とバー25Aとを連結するプツ
シユロツド、31a,31bは変換バー11とバ
ー25Aにプツシユロツド30を可回動に結合す
るピンである。ピン31aの位置(第2の負荷
点)は、たわみ梁3の中心Oに対して変換バー1
1における反対端(右端、第1の負荷点)のナイ
フエツジリング13と等距離にあり、又、ピン3
1bの位置は、支点26に対してバー25Aの反
対端(右端)のナイフエツジリング13と等距離
にある。載荷バー21の一端(左端、第3の負荷
点)のナイフエツジリング13とバー25Aの一
端(右端)のナイフエツジリング13はワイヤ1
4で連結され、載荷バー21の他端(右端、第4
の負荷点)のナイフエツジリング13と変換バー
11の一端(右端、第1の負荷点)のナイフエツ
ジリング13はワイヤ14で連結されている。
今、皿12におもの15を載せると、おもり1
5の力は載荷バー21により等分され、その一方
の力はワイヤ14、ナイフエツジリング13を介
してバー25Aの一端(右端)に鉛直下向きの力
として伝達され、さらにこの力はバー25Aによ
り同じ大きさの鉛直下向きの力に変換され、プツ
シユロツド30を介して変換バー11の一端(左
端)に伝達される。載荷バー21により等分され
た他方の力は、ワイヤ14、ナイフエツジリング
13を介して変換バー11の他端(右端)に鉛直
下向きの力として伝達される。結局、変換バー1
1の両端には、大きさ等しく方向反対の力が加え
られ、軸力センサ1にモーメントが負荷される。
このように、本実施例では、1つのおもり、載
荷バー、剛体のバーと支点によるてこ構成を用い
たので、第1の実施例と同じ効果を奏する。
第4図は本発明の第3の実施例に係る軸力セン
サ検定装置の斜視図である。図で、第1図に示す
部分と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。21Bは変換バー11とほぼ同じ長さの載
荷バーであり、その中点に皿12が釣り下げら
れ、中点から等距離の両端位置(第3の負荷点と
第4の負荷点)にナイフエツジリング13が嵌合
されている。33A,33BはL字状に形成され
た剛体のL型バーであり、それぞれ直角部分を支
点26A,26Bにより支承されている。34
a1,34b2はL型バー33Aの2つの端部に設け
られたピン、34b1,34b2はL型バー33Bの
2つの端部に設けられたピン、35a,35bは
変換バー11の端部(第1の負荷点と第2の負荷
点)に設けられたピンである(なお、ピン35b
は図示されていない。)。載荷バー21Bの一方の
ナイフエツジリング13とL型バー33Aのピン
34a1とはワイヤ14で結合され、L型バー33
Aのピン34a2と変換バー11のピン35aもワ
イヤ14で結合されている。又、載荷バー21B
の他方のナイフエツジリング13とL型バー33
Bのピン34b1とはワイヤ14で結合され、L型
バー33Bのピン34b2と変換バー11のピン3
5bもワイヤ14で結合されている。
このような構成において、皿12におもり15
を載せると、おもり15の力は載荷バー21Bに
より等分され、その一方の力は、ナイフエツジリ
ング13、ワイヤ14、ピン34a1を介してL型
バー33Aの一端に鉛直下向きの力として伝達さ
れる。このため、L型バー33Aは支点26Aを
中心に回動し、この鉛直下向きの力を他端におい
て水平方向の力に変換する。変換された水平方向
の力は、ピン34a2、ワイヤ14、ピン35aを
介して変換バー11の一方端部に伝えられる。
又、載荷バー21Bにより等分された他方の力も
同様にしてL型バー33Bにより水平方向の力に
変換され、変換バー11と他方端部に伝達され
る。変換バー11の各端部に伝達される水平方向
の力は大きさ等しく方向反対の力である。この結
果、変換バー11により、軸力センサ1にモーメ
ントが負荷されることになる。
このような、本実施例では、1つのおもり、載
荷バー、剛体のL型バーと支点による力の方向変
換機構を用いたので、第1の実施例と同じ効果を
奏する。
第5図は本発明の第4の実施例に係る軸力セン
サ検定装置の斜視図である。図で、第4図に示す
部分と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。36aはL型バー33Aのピン34a2と変
換バー11の一端(第1の負荷点)のピン35a
とを連結するプツシユロツド、36bはL型バー
33Bのピン34b2と変換バー11の他端(第2
の負荷点)のピン35b(図示されていない)と
を連結するプツシユロツドである。本実施例と第
3の実施例とが異なる点は、第3の実施例がL型
バー33A,33Bから変換バー11への水平方
向の力の伝達をワイヤ14で引くことにより行な
う構成とされているのに対し、本実施例は当該力
の伝達をプツシユロツド36a,36bで押すこ
とにより行なう構成とされている点のみであり、
その他の構成、作用は同じである。そして、本実
施例の効果も第3の実施例の効果と同じである。
なお、第3、第4の実施例において、L型バー
33A,33Bは直角を有するバーとして説明し
たが、これは必ずしも直角に限ることはない。
第6図は本発明の第5の実施例に係る軸力セン
サ検定装置の正面図である。図で、第1図に示す
部分と同一部分には同一符号が付してある。21
C,21D,21E,21Fは力を等分する載荷
バー、12C,12D,12E,12Fは各載荷
バー21C,21D,21E,21Fに釣り下げ
られた皿、19は第16図および第17図a,b
に示すものと同じ釣りナイフエツジである。25
B,25Cは剛体のバーであり、各バー25B,
25Cはその中点を支承をする支点26とともに
てこを構成する。載荷バー21C(第1の載荷バ
ー)の一端(第3の負荷点)と載荷バー21E
(第3の載荷バー)の一端(一方の負荷点)、およ
び当該載荷バー21Eの一端とバー25Bの一端
はそれぞれワイヤ14で連結されている。又、載
荷バー21D(第2の載荷バー)の一端(他方の
負荷点)と載荷バー21Eの他端(他方の負荷
点)、および当該載荷バー21Eの他端と変換バ
ー11の一端(第2の負荷点)、ならびに当該変
換バー11の一端とバー25Cの一端がそれぞれ
ワイヤ14で連結されている。さらに、載荷バー
21Cの他端(第4の負荷点)と載荷バー21F
(第4の載荷バー)の一端(一方の負荷点)、およ
び当該載荷バー21Fの一端とバー25Cの多端
はそれぞれワイヤ14で連結されている。さらに
又、載荷バー21Dの他端(一方の負荷点)と載
荷バー21Fの他端(他方の負荷点)、および当
該載荷バー21Fの他端と変換バー11の他端
(第1の負荷点)、ならびに当該変換バー11の他
端とバー25Bの他端はワイヤ14で連結されて
いる。なお、変換バー11の他端とバー25Bと
他端との連結は、連結の中間にバー25Cが介在
するので、バー25Cの貫通孔25hにワイヤ1
4を挿通させることにより行なわれる。このよう
な構成により、本実施例は軸力センサ1に対して
鉛直上向きおよび下向きの力、時計方向および反
時計方向のモーメントをそれぞれ負荷することが
できる。以下、それぞれの作用を説明する。
(1) 鉛直上向きの力を負荷する場合、皿12Cに
おもり15を載せると、おもり15の力は載荷
バー21Cで2等分され、その一方の力は載荷
バー21Cの一端(図で右端、第3の負荷点)
のナイフエツジリング13、ワイヤ14、載荷
バー21Eの釣りナイフエツジ19、ワイヤ1
4、バー25Bのナイフエツジリング13を介
してバー25Bの一端(右端)に鉛直下向きの
力として伝達される。この力はバー25Bと支
点26により、バー25Bの他端(左端)にお
いて鉛直上向きの力に変換され、この力はナイ
フエツジリング13、貫通孔25hを通るワイ
ヤ14、釣りナイフエツジ19を介して変換バ
ー11の一端(左端、第1の負荷点)に伝達さ
れる。又、等分された他方の力は、載荷バー2
1Cの他端(左端、第4の負荷点)のナイフエ
ツジリング13、ワイヤ14、載荷バー21F
の釣りナイフエツジ19、ワイヤ14、バー2
5Cの一端(左端)のナイフエツジリング13
を介してバー25Cに鉛直下向きの力として伝
達される。この力はバー25Cと支点26によ
りバー25Cの他端(右端)で鉛直上向きの力
に変換され、この力はナイフエツジリング1
3、ワイヤ14、釣りナイフエツジ19を介し
て変換バー11の他端(右端、第2の負荷点)
に伝達される。結局、変換バー11の両端には
同じ大きさの鉛直上向きの力が伝達されるの
で、軸力センサ1には鉛直上向きの力が負荷さ
れることになる。
(2) 鉛直下向きの力を負荷する場合、皿12Dに
おもり15を載せると、このおもり15の力は
載荷バー21Dで2等分され、一方の力は載荷
バー21Dの一端(右端、他方の負荷点)のナ
イフエツジリング13、ワイヤ14、載荷バー
21Eの釣りナイフエツジ19、変換バー11
の釣りナイフエツジ19を介して変換バー11
の一端(右端、第2の負荷点)に鉛直下向きの
力として伝達される。全く同様に、2等分され
た他方の力はナイフエツジリング13、ワイヤ
14、釣りナイフエツジ19、、ワイヤ14、
釣りナイフエツジ19を介して変換バー11の
他端(左端、第1の負荷点)に鉛直下向きの力
として伝達される。結局、軸力センサ1には鉛
直下向きの力が負荷されることになる。
(3) 時計方向のモーメントを負荷する場合、皿1
2Eにおもり15を載せると、おもり15の力
は載荷バー21Eで2等分され、その一方は載
荷バー21Eの一端(右端、一方の負荷点)の
釣りナイフエツジ19、ワイヤ14、ナイフエ
ツジリング13を介してバー25Bの一端(右
端)に伝達され、バー25Bの他端(左端)で
鉛直上向きの力に変換される。この力はナイフ
エツジリング13、ワイヤ14、釣りナイフエ
ツジ19を介して変換バー11の一端(左端、
第1の負荷点)に伝達される。又、2等分され
た他方の力は、載荷バー21Eの他端(左端、
他方の負荷点)の釣りナイフエツジ19、ワイ
ヤ14、釣りナイフエツジ19を介して変換バ
ー11の他端(右端第2の負荷点)に鉛直下向
きの力として伝達される。この結果、軸力セン
サ1には時計方向のモーメントが負荷されるこ
とになる。
(4) 反時計方向のモーメントを負荷する場合、皿
12Fにおもり15を載せると、おもり15の
力は載荷バー21Fで2等分され、その一方は
載荷バー21Fの一端(左端、一方の負荷点)
の釣りナイフエツジ19、ワイヤ14、ナイフ
エツジリング13を介してバー25Cの一端
(左端)に伝達され、バー25Bの他端(右端)
で鉛直上向きの力に変換される。この力はナイ
フエツジリング13、ワイヤ14、釣りナイフ
エツジ19を介して変換バー11の一端(右
端、第2の負荷点)に伝達される。又、2等分
された他方の力は、載荷バー21Fの他端(右
端、他方の負荷点)の釣りナイフエツジ19、
ワイヤ14、釣りナイフエツジ19を介して変
換バー11の他端(左端、第1の負荷点)に鉛
直下向きの力として伝達される。この結果、軸
力センサ1には反時計方向のモーメントが負荷
されることになる。
このように、本実施例では、2つのてこ機構お
よび、4つの載荷バーを設けたので、おもりを載
せる皿12C,12D,12E,12Fを選択す
ることにより第1の実施例と同じ効果を奏すると
ともに、それと逆向きのモーメントを負荷するこ
とができ、皿に治具の交換なしに2方向の力を負
荷することができ、又、各皿のおもりを調節すれ
ば、治具等により発生する僅かな力やモーメント
を相殺することが可能である。
第7図は本発明の第6の実施例に係る軸力セン
サ検定装置の正面図である。これまで述べた各実
施例においては、載荷バー21はその中点におも
り15を負荷する構成となつていた。しかしなが
ら、本実施例では載荷バーの中点以外の位置にお
もりを負荷する構成としたものである。図で、第
1図に示す部分と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。11Aは変換バーであり、中心
点Oに連結された点から一方のナイフエツジリン
グ13までの長さはlL、他方のナイフエツジリン
グ13までの長さはlRに選定されている。21G
は載荷バーであり、皿12を釣り下げるナイフエ
ツジリング13から一方のナイフエツジリング1
3までの長さはl12、他方のナイフエツジリング
13までの長さはl13に選定されている。25E
はてこを構成するバーであり、支点26から一方
のナイフエツジリング13までの長さはl10、他
方のナイフエツジリング13までの長さはl11
選定されている。
今、おもり15を皿12に載せると、おもり1
5の力は載荷バー21Gにより、l12:l13の割合
で分割され、それぞれおもり15による力の
l13/(l12+l13)倍およびl12/(l12+l13)倍とな
る。載荷バー21Gにより上記l13/(l12+l13
倍された力は、ナイフエツジリング13、ワイヤ
14、ナイフエツジリング13を介して変換バー
11Aの一端(図で右端、第1の負荷点)に鉛直
下向きの力として伝達される。又、載荷バー21
Gによりl12/(l12+l13)倍された力は、ナイフ
エツジリング13、ワイヤ14、ナイフエツジリ
ング13を介してバー25Eの一端(図で右端)
に鉛直下向きの力として伝達される。この力は、
バー25Eが支点26とともにてこを構成してい
るところから、バー25Eの他端(左端)におい
て鉛直上向きの力として伝達され、しかも、その
力はバー25Eの一端(右端)に伝達された力の
l11/l10倍となる。即ち、バー25Eの他端(左
端)に伝達される力は、鉛直上向きに、おもりに
よる力のl12・l11/(l12+l13)・l10倍の力となる。
したがつて、この力はナイフエツジリング13、
ワイヤ14、ナイフエツジリング13を介して変
換バー11Aの他端(左端、第2の負荷点)に鉛
直上向きの力として伝達される。ここで、載荷バ
ー21Gおよびバー25Eの分割された長さの割
合が、 l12:l13=110:l11 の割合になるように選定すると、変換バー11A
の両端に加えられる力の大きさは等しくなり、か
つ、方向は反対となる。このため、軸力センサ1
に加えられる力の成分はキヤンセルされ、軸力セ
ンサ1には、変換バー11Aの両端に加えられた
各力にそれぞれ長さlL、lRを乗じたモーメントの
和のモーメントのみが負荷されることになる。
このように、本実施例では、載荷バーにおける
おもりの釣り下げ点の両側の長さおよびてこを構
成するバーにおける支点の両側の長さを異ならし
め、かつ、載荷バーにおける前記両側の長さの比
と、てこを構成するバーにおける前記両側の長さ
の比とが等しくなるように各長さを選定したの
で、第1の実施例と同じ効果を奏する。
第8図は本発明の第7の実施例に係る軸力セン
サ検定装置の正面図である。図で、第1図に示す
部文と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。11Bは変換バーである。本実施例が第1
図に示す実施例と異なるのは、第1図に示すもの
が分割された変換バー11の両側の長さが等しく
構成されているのに対し、本実施例は当該長さを
異にする点のみである。そして、上記第1乃至第
5の実施例の説明から明らかなように、変換バー
11の両端に加えられる力は大きさ等しく方向反
対であり、又、上記第6の実施例の説明から明ら
かなように、軸力センサ1に加えられるモーメン
トは、変換バー11Aの端部に加えられる力に分
割されたそれぞれの長さを乗じて得られるモーメ
ントの和である。したがつて、本実施例において
変換バー11Bにおける分割された長さが異なつ
ても、軸力センサ1にはモーメントのみが加えら
れることになり、本実施例も第1の実施例の効果
と同じ効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、1つの負荷か
ら変換バーに荷重を作用させるようにし、かつ、
当該荷重の伝達経路に滑車を使用しない負荷方向
変換機構を用いたので、高精度の検定を行うこと
ができる。又、第2〜第4の載荷バーを使用する
ことにより、変換バーに任意の力、モーメントお
よびこれらの両者を精度良く作用させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る軸力セン
サ検定装置の正面図、第2図a,bは第1図に示
す支点の断面図および側面図、第3図は本発明の
第2の実施例に係る軸力センサ検定装置の正面
図、第4図、第5図はそれぞれ本発明の第3、第
4の実施例に係る軸力センサ検定装置の斜視図、
第6図は本発明の第5の実施例に係る軸力センサ
検定装置の正面図、第7図および第8図はそれぞ
れ本発明の第6、第7の実施例に係る軸力センサ
検定装置の正面図、第9図は軸力センサの正面
図、第10図a,bは力およびモーメントが作用
したときの軸力センサの一部破断正面図、第11
図は従来の軸力センサ検定装置の正面図、第12
図a,bはナイフエツジリングの断面図および側
面図、第13図は従来の他の軸力センサ検出装置
の正面図、第14図a,bは滑車の正面図および
断面図、第15図a,bは釣り具の側面図および
正面図、第16図は従来のさらに他の軸力センサ
検定装置の正面図、第17図a,bは釣りナイフ
エツジの正面図および断面図、第18図は従来の
他の軸力センサ検定装置の正面図、第19図は第
18図に示す滑車の拡大図、第20図は従来の他
の軸力センサ検定装置の正面図である。 1……軸力センサ、3……たわみ梁、4a〜4
h……ストレインゲージ、11,11A,11B
……変換バー、12,12A〜12G……皿、1
3……ナイフエツジリング、14……ワイヤ、1
5……おもり、19……釣りナイフエツジ、2
1,21B〜21F……載荷バー、25,25A
〜25C……バー、26,26A,26B……支
点、30,36a,36b……プツシユロツド、
31a,31b,34a1,34a2,34b1,34
b2,35a……ピン、33A,33B……L型バ
ー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの軸まわりに作用するモーメ
    ントを検出する軸力センサの検出部に、前記軸と
    直交する面内にあり、かつ、両端部分にそれぞれ
    第1の負荷点と第2の負荷点とを有する変換バー
    を固定した軸力センサ検定装置において、前記第
    1の負荷点および前記第2の負荷点に伝達される
    べき負荷を1つの負荷から分割して与えられる第
    3の負荷点および第4の負荷点を有する載荷バー
    と、前記第1の負荷点と前記第3の負荷点間およ
    び前記第2の負荷点と前記第4の負荷点間のうち
    の少なくとも一方に介在して前記載荷バー側から
    の負荷を前記変換バー側へ方向を変換して伝達す
    る1つの剛体部材およびこの剛体部材の支点で構
    成される負荷方向変換機構とを設け、前記変換バ
    ーの前端部分に大きさ等しく方向反対の負荷が作
    用するようにしたことを特徴とする軸力センサ検
    定装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記負荷方
    向変換機構は、一端部分に前記変換バーの一方の
    負荷点と連結された負荷点および他端部分に前記
    載荷バーの一方の負荷点に連結された負荷点を有
    する直線状の前記剛体部材を前記支点まわりに回
    動させるてこ機構であることを特徴とする軸力セ
    ンサ検定装置。 3 特許請求の範囲第2項において、前記変換バ
    ーの一方の負荷点と前記剛体部材の負荷点とを連
    結する連結手段は、リンク機構であることを特徴
    とする軸力センサ検定装置。 4 特許請求の範囲第1項において、前記負荷方
    向変換機構は、前記第1の負荷点と前記第3の負
    荷点間および前記第2の負荷点と前記第4の負荷
    点間のそれぞれに介在し、一端部分に前記変換バ
    ーの一方の負荷点と連結された負荷点および他端
    部分に前記載荷バーの一方の負荷点に連結された
    負荷点を有し、かつ、所定角度に曲げられた前記
    剛体部材を前記支点まわりに回動させるてこ機構
    であることを特徴とする軸力センサ検定装置。 5 軸力センサの検出部に、この検出部の軸と直
    交する面内にあり、かつ、両端部分にそれぞれ第
    1の負荷点と第2の負荷点とを有する変換バーを
    固定した軸力センサ検定装置において、前記第1
    の負荷点および前記第2の負荷点に伝達されるべ
    き負荷を1つの負荷から分割して与えられる第3
    の負荷点および第4の負荷点を有する第1の載荷
    バーと、前記第1の負荷点と前記第3の負荷点間
    および前記第2の負荷点と前記第4の負荷点間に
    介在して前記第1の載荷バー側からの負荷を前記
    変換バー側へ方向を変換して伝達する1つの剛体
    部材およびこの剛体部材の支点で構成される負荷
    方向変換機構と、一方の負荷点が前記第1の負荷
    点に連結され他方の負荷点が前記第2の負荷点に
    連結される第2の載荷バーと、一方の負荷点が前
    記第3の負荷点と前記負荷方向変換機構との間に
    介在し、かつ、他方の負荷点が前記第2の負荷点
    と前記第2の載荷バーの他方の負荷点との間に介
    在する第3の載荷バーと、一方の負荷点が前記第
    4の負荷点と前記負荷方向変換機構との間に介在
    し、かつ、他方の負荷点が前記第1の負荷点と前
    記第2の載荷バーの一方の負荷点との間に介在す
    る第4の載荷バーとを設けたことを特徴とする軸
    力センサ検定装置。
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