JPH0552463B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0552463B2 JPH0552463B2 JP59158784A JP15878484A JPH0552463B2 JP H0552463 B2 JPH0552463 B2 JP H0552463B2 JP 59158784 A JP59158784 A JP 59158784A JP 15878484 A JP15878484 A JP 15878484A JP H0552463 B2 JPH0552463 B2 JP H0552463B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filtration layer
- liquid
- blood cell
- layer
- blood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D24/00—Filters comprising loose filtering material, i.e. filtering material without any binder between the individual particles or fibres thereof
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10T436/25—Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
- Y10T436/25375—Liberation or purification of sample or separation of material from a sample [e.g., filtering, centrifuging, etc.]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、全血からの血漿の分離器具および分
離方法に関する。
離方法に関する。
[従来技術]
層状(シート状)に構成されたいわゆる乾式分
析要素を用いて、試料液中の生化学的活性成分を
検出定量する分析システムは既に多数知られてい
る(米国特許第3050373号)。このようなシステム
においては、液体試料中に含まれている分析対象
成分(アナライト)と、アナライトとの接触によ
り物理的もしくは化学的な反応を起こす反応性成
分との反応を、分析要素内において進行させ、そ
の反応生成物あるいは未反応成分などの量を、分
光的、蛍光的にあるいは、放射性同位元素を用い
る方法などによつて測定し、アナライトの定量を
行なう。その場合、特に全血試料を利用する際に
問題となるのが、全血試料に含まれている赤血球
に代表される濃色固形成分によつて生じる測光干
渉である。従来技術においては、特別に血球濾過
層を設け、そこで赤血球を濾過する工夫が提案さ
れた。典型的な血球濾過層は特公昭53−21677号
公報記載されており、これは適当な多孔度をもた
せた材料によつて、その表面において血球類の濾
過に行なうものである。従つて、血球濾過層の孔
径は、血球類のサイズ(7〜30μm)よりも小さ
い1〜5μmに設定すべきであることが教示され
ている。すなわち、血球類は、このような血球濾
過層に浸透することができず、その表面に残留す
るとの、いわゆる表面濾過をうけることにより、
血清や血漿等の液体成分から分離されるのであ
る。このような表面濾過による血球分離は血球濾
過層が分析要素にくみこまれている点で、予め全
血試料を遠心分離していた従来慣用の方法よりも
簡便ではあるが、濾過速度が十分早いとは言え
ず、目づまりを起こし易いとの問題が残る。ま
た、特開昭57−53661号公報には、平均直径0.2〜
0.5μm及び密度0.1〜0.5g/cm3を有する特定のガ
ラス繊維から構成された層によつて、血液から血
球を除き、血漿及び血清を分離する器具が記載さ
れている。しかしながらこの分離器具の血球分離
能も満足すべきものではなく、その実施例によれ
ば、用いられる血清又は血漿量を、層の吸収量の
50%以下に設定し、更に、疎水性バリヤ層を設け
ることにより、初めて実用的な血球/血清(血
漿)分離を達成している。
析要素を用いて、試料液中の生化学的活性成分を
検出定量する分析システムは既に多数知られてい
る(米国特許第3050373号)。このようなシステム
においては、液体試料中に含まれている分析対象
成分(アナライト)と、アナライトとの接触によ
り物理的もしくは化学的な反応を起こす反応性成
分との反応を、分析要素内において進行させ、そ
の反応生成物あるいは未反応成分などの量を、分
光的、蛍光的にあるいは、放射性同位元素を用い
る方法などによつて測定し、アナライトの定量を
行なう。その場合、特に全血試料を利用する際に
問題となるのが、全血試料に含まれている赤血球
に代表される濃色固形成分によつて生じる測光干
渉である。従来技術においては、特別に血球濾過
層を設け、そこで赤血球を濾過する工夫が提案さ
れた。典型的な血球濾過層は特公昭53−21677号
公報記載されており、これは適当な多孔度をもた
せた材料によつて、その表面において血球類の濾
過に行なうものである。従つて、血球濾過層の孔
径は、血球類のサイズ(7〜30μm)よりも小さ
い1〜5μmに設定すべきであることが教示され
ている。すなわち、血球類は、このような血球濾
過層に浸透することができず、その表面に残留す
るとの、いわゆる表面濾過をうけることにより、
血清や血漿等の液体成分から分離されるのであ
る。このような表面濾過による血球分離は血球濾
過層が分析要素にくみこまれている点で、予め全
血試料を遠心分離していた従来慣用の方法よりも
簡便ではあるが、濾過速度が十分早いとは言え
ず、目づまりを起こし易いとの問題が残る。ま
た、特開昭57−53661号公報には、平均直径0.2〜
0.5μm及び密度0.1〜0.5g/cm3を有する特定のガ
ラス繊維から構成された層によつて、血液から血
球を除き、血漿及び血清を分離する器具が記載さ
れている。しかしながらこの分離器具の血球分離
能も満足すべきものではなく、その実施例によれ
ば、用いられる血清又は血漿量を、層の吸収量の
50%以下に設定し、更に、疎水性バリヤ層を設け
ることにより、初めて実用的な血球/血清(血
漿)分離を達成している。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、予め血液(全血)を遠心分離する煩
雑さ、表面濾過に基因する固液分離に避けること
ができない濾過層の目づまり、或はまた、不満足
な固液分離能等の従来法における全血からの血漿
の分離における問題点を解決しようとするもので
ある。
雑さ、表面濾過に基因する固液分離に避けること
ができない濾過層の目づまり、或はまた、不満足
な固液分離能等の従来法における全血からの血漿
の分離における問題点を解決しようとするもので
ある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、液体の注入口と排出口とを備え液体
不透過性材料により形成された筒状容器、そして
この筒状容器の内部に収容された、その内壁に密
着した側面を有する、太さが0.1〜5.0μmで長さ
が100〜4000μmのガラス繊維から空〓率が90%
〜98%の範囲にあるように形成された体積濾過層
と、その排出口側に設けられた空〓率が65〜95%
の範囲にあり、体積濾過層よりも密な構造を有す
る多孔性血球通過阻止層とからなる全血からの血
漿の分離器具にある。
不透過性材料により形成された筒状容器、そして
この筒状容器の内部に収容された、その内壁に密
着した側面を有する、太さが0.1〜5.0μmで長さ
が100〜4000μmのガラス繊維から空〓率が90%
〜98%の範囲にあるように形成された体積濾過層
と、その排出口側に設けられた空〓率が65〜95%
の範囲にあり、体積濾過層よりも密な構造を有す
る多孔性血球通過阻止層とからなる全血からの血
漿の分離器具にある。
本発明の分離器具を用いて全血から血漿を分離
する場合には、分離器具の注入口に全血を供給
し、その注入口側の圧力と排出口側との圧力差が
0.001〜1.0気圧となる範囲の条件にて全血を体積
濾過層に送液する方法をとることが望ましい。
する場合には、分離器具の注入口に全血を供給
し、その注入口側の圧力と排出口側との圧力差が
0.001〜1.0気圧となる範囲の条件にて全血を体積
濾過層に送液する方法をとることが望ましい。
本発明においては、従来技術におけるような表
面濾過によることなく、層自身の立体的構造を効
率的に利用し、その体積全体にわたつて血球を立
体的に収納する現象(本明細書ではこの現象を
「体積濾過」という)に基づいて、全血試料から
血球を分離しようとするものである。そして、そ
の濾過の自由度が高くなるが、その代り漏れが生
じやすくなる体積濾過の欠点を補なうものとし
て、その下流側に更に密な血球通過阻止層を設け
るようにして、併せて迅速でかつ精度の高い血球
濾過を実行することを可能とするものである。
面濾過によることなく、層自身の立体的構造を効
率的に利用し、その体積全体にわたつて血球を立
体的に収納する現象(本明細書ではこの現象を
「体積濾過」という)に基づいて、全血試料から
血球を分離しようとするものである。そして、そ
の濾過の自由度が高くなるが、その代り漏れが生
じやすくなる体積濾過の欠点を補なうものとし
て、その下流側に更に密な血球通過阻止層を設け
るようにして、併せて迅速でかつ精度の高い血球
濾過を実行することを可能とするものである。
すなわち、本発明は体積濾過現象の欠点を補な
いながら、その有効な作用効果を利用することに
より、非常に簡単な構造のコンパクトな全血から
の血球の精度の高い分離器具を安価に提供するこ
とが可能となる。また、本発明は、その使用に際
し、何ら熟練を要することなく全血からの血球を
得率良く分離することができる分離器具を提供す
ることが可能となる。
いながら、その有効な作用効果を利用することに
より、非常に簡単な構造のコンパクトな全血から
の血球の精度の高い分離器具を安価に提供するこ
とが可能となる。また、本発明は、その使用に際
し、何ら熟練を要することなく全血からの血球を
得率良く分離することができる分離器具を提供す
ることが可能となる。
本発明の分離器具において、体積濾過層は、中
空支持部材の内部空間をその横断面によつて仕切
るように、横断面全域に亘つて延び、内部空間を
液体の注入口側空間と排出口側空間とに分割し、
かつ、中空支持部材の内壁に密着して固定されて
いる。
空支持部材の内部空間をその横断面によつて仕切
るように、横断面全域に亘つて延び、内部空間を
液体の注入口側空間と排出口側空間とに分割し、
かつ、中空支持部材の内壁に密着して固定されて
いる。
本発明において「固定」とは中空支持部材の内
壁と体積濾過層とが接触して作る接触面が、液体
の流れに耐えることができる程度に不動状態を維
持していることを意味する。体積濾過層に血球が
立体的に収納されると共に、この血球から分離さ
れた血漿は、液体排出口に向つて移動していく。
すなわち、体積濾過層がガラス繊維質から構成さ
れているため、ガラス繊維質がつくる空〓はラン
ダムに配置されており、血球は、従つてそのラン
ダム配置の空〓に収納される。これに対し、血漿
は、排出口に向つて方向性をもつた流れを作るの
で、血球と液体との移動に一種のラグが生じる。
その際、液体の移動を促進するため、本発明にお
いては、適当な加圧又は減圧手段により、注入口
側と排出口側との間に若干の圧力差を与えること
が重要である。血球から分離された血漿は、この
圧力差によつて、体積濾過層のボイド内に滞留す
ることなく、血球通過阻止層を通つて速やかに排
出口に向つて移動する。従つて、本発明で回収の
対象とする全血試料中の血漿は、上記ラグに応じ
た量を排出口で回収することができる。
壁と体積濾過層とが接触して作る接触面が、液体
の流れに耐えることができる程度に不動状態を維
持していることを意味する。体積濾過層に血球が
立体的に収納されると共に、この血球から分離さ
れた血漿は、液体排出口に向つて移動していく。
すなわち、体積濾過層がガラス繊維質から構成さ
れているため、ガラス繊維質がつくる空〓はラン
ダムに配置されており、血球は、従つてそのラン
ダム配置の空〓に収納される。これに対し、血漿
は、排出口に向つて方向性をもつた流れを作るの
で、血球と液体との移動に一種のラグが生じる。
その際、液体の移動を促進するため、本発明にお
いては、適当な加圧又は減圧手段により、注入口
側と排出口側との間に若干の圧力差を与えること
が重要である。血球から分離された血漿は、この
圧力差によつて、体積濾過層のボイド内に滞留す
ることなく、血球通過阻止層を通つて速やかに排
出口に向つて移動する。従つて、本発明で回収の
対象とする全血試料中の血漿は、上記ラグに応じ
た量を排出口で回収することができる。
言うまでないことであるが、本発明における固
定は、前記接触面において、全血試料が血球を含
んだまま排出口へ移動するバイパスを与えてはな
らない。すなわち、体積濾過層は、液体のそのよ
うなバイパスを許さないように、中空支持部材の
内壁に対して密着していることが重要である。
定は、前記接触面において、全血試料が血球を含
んだまま排出口へ移動するバイパスを与えてはな
らない。すなわち、体積濾過層は、液体のそのよ
うなバイパスを許さないように、中空支持部材の
内壁に対して密着していることが重要である。
用いられるガラス繊維質は層に成型前又はのち
に種々の処理(親水化処理、吸着性除去、吸着性
付与等)を施して用いてもよい。
に種々の処理(親水化処理、吸着性除去、吸着性
付与等)を施して用いてもよい。
これらのガラス繊維質で構成される体積濾過層
は、空〓率として約90%以上、好ましくは95%以
上の程度のものが実用的である。またこれらのガ
ラス繊維質は、約0.1〜5μmの太さ、約100〜
4000μmの長さをもつものが、本発明の目的に有
利である。常法によつて、例えば10〜200メツシ
ユ(タイラー規格)の程度のフイルを用いて分級
することにより、所望のガラス繊維質を得ること
ができる。空〓率は除去すべき血球の粒径等によ
り選択されるべきである。たとえば、血球濾過に
おいてガラス繊維質がガラス繊維の場合、約0.02
〜0.15g/cm3の密度、特に0.04〜0.08g/cm3の密
度をもつものが望ましい。
は、空〓率として約90%以上、好ましくは95%以
上の程度のものが実用的である。またこれらのガ
ラス繊維質は、約0.1〜5μmの太さ、約100〜
4000μmの長さをもつものが、本発明の目的に有
利である。常法によつて、例えば10〜200メツシ
ユ(タイラー規格)の程度のフイルを用いて分級
することにより、所望のガラス繊維質を得ること
ができる。空〓率は除去すべき血球の粒径等によ
り選択されるべきである。たとえば、血球濾過に
おいてガラス繊維質がガラス繊維の場合、約0.02
〜0.15g/cm3の密度、特に0.04〜0.08g/cm3の密
度をもつものが望ましい。
本発明の分離器具に用いられる中空支持部材
は、その内部に前記体積濾過層を収容することが
できる空間をもつており、液体不浸透性材料から
構成される。中空支持部材の形状は、体積濾過を
収容することができ、かつ体積濾過層との接触面
において、血球を含有した状態のまま、排出口へ
向つて液体のバイパスを作らないように、その内
壁に体積濾過層を密着固定した状態を維持できる
ものであれば、どのような形状であつてもよい。
簡便で使い勝手のよい形状は、第1図に示すよう
な細長い円筒状のものである。第2図および第3
図に示すように、排出口を本体より小さい孔径に
設計すると、液体の補集が効率的である。また、
独立に設計されたアダプターとの連係により、計
量等を行なう計量操作を兼ねて簡便な分析を行な
うことができる。
は、その内部に前記体積濾過層を収容することが
できる空間をもつており、液体不浸透性材料から
構成される。中空支持部材の形状は、体積濾過を
収容することができ、かつ体積濾過層との接触面
において、血球を含有した状態のまま、排出口へ
向つて液体のバイパスを作らないように、その内
壁に体積濾過層を密着固定した状態を維持できる
ものであれば、どのような形状であつてもよい。
簡便で使い勝手のよい形状は、第1図に示すよう
な細長い円筒状のものである。第2図および第3
図に示すように、排出口を本体より小さい孔径に
設計すると、液体の補集が効率的である。また、
独立に設計されたアダプターとの連係により、計
量等を行なう計量操作を兼ねて簡便な分析を行な
うことができる。
中空支持部材は、その一端に液体の注入口を備
え、他端に排出口を備えている。前記体積濾過層
は、該支持部材の横断面の全域に亘つて延びてお
り、その内壁に固定されることによつて、内部空
間を注入口側と排出口側とに分割する。注入口
は、液体を供給することができる開口部を形成し
ていれば十分であり、その形状や構造を問わな
い。第2図に示すように、他の液体供給器具(例
えば、採血用注射器)と組み合わせて使用するこ
とができるような形状をとつてもよい。
え、他端に排出口を備えている。前記体積濾過層
は、該支持部材の横断面の全域に亘つて延びてお
り、その内壁に固定されることによつて、内部空
間を注入口側と排出口側とに分割する。注入口
は、液体を供給することができる開口部を形成し
ていれば十分であり、その形状や構造を問わな
い。第2図に示すように、他の液体供給器具(例
えば、採血用注射器)と組み合わせて使用するこ
とができるような形状をとつてもよい。
中空支持部材を構成する材料は、液体不透過性
であり、例えば、常温以上のガラス転移点を有す
る高分子物質、プラスチツク、ガラス、セラミツ
ク等から適宜選択される。
であり、例えば、常温以上のガラス転移点を有す
る高分子物質、プラスチツク、ガラス、セラミツ
ク等から適宜選択される。
全血試料は、液体注入口から、直接に、あるい
は、例えば、ピペツド、デイスペンサ、注射器等
の適当な供給器具を用いて供給される。供給され
た全血試料は、体積濾過層において体積濾過を受
ける結果、体積濾過層の内部に血球成分が収納さ
れ、血漿だけが排出口側へ移動していく。この
際、本発明においては、液体の移動を促進するた
めに、適当な加圧又は減圧手段により、ゆるやか
な圧力差を生じさせるのが好ましい。加圧又は減
圧手段は、通常、外部から加圧または減圧のため
の慣用装置を用いて行なわれる。本発明において
は、血球分離器具がそのような加圧又は減圧手段
を備えていてもよい。
は、例えば、ピペツド、デイスペンサ、注射器等
の適当な供給器具を用いて供給される。供給され
た全血試料は、体積濾過層において体積濾過を受
ける結果、体積濾過層の内部に血球成分が収納さ
れ、血漿だけが排出口側へ移動していく。この
際、本発明においては、液体の移動を促進するた
めに、適当な加圧又は減圧手段により、ゆるやか
な圧力差を生じさせるのが好ましい。加圧又は減
圧手段は、通常、外部から加圧または減圧のため
の慣用装置を用いて行なわれる。本発明において
は、血球分離器具がそのような加圧又は減圧手段
を備えていてもよい。
液体を排出口へ向かつてより迅速に移動させる
ためのこの圧力差は、本発明において、血球濾過
が体積濾過現象に基づいて行なわれるためにはじ
めて可能となつた。表面濾過によつて血球分離が
遂行される従来技術にあつては、加圧又は減圧を
試みると、濾過層の表面にとどまつた状態の血球
が圧力等によつて破壊され、その結果、溶血がお
こる。このような従来技術との差異は、さらに、
こうして固液分離される液体の得率に有意な差を
もたらす。
ためのこの圧力差は、本発明において、血球濾過
が体積濾過現象に基づいて行なわれるためにはじ
めて可能となつた。表面濾過によつて血球分離が
遂行される従来技術にあつては、加圧又は減圧を
試みると、濾過層の表面にとどまつた状態の血球
が圧力等によつて破壊され、その結果、溶血がお
こる。このような従来技術との差異は、さらに、
こうして固液分離される液体の得率に有意な差を
もたらす。
本発明の血球分離器具を用いて、圧力差の下に
固液分離を行なう場合、例えば、1mlの全血試料
から、ほぼ理論量の数10%の得率で血漿が短時間
(数分程度)で得られる。これに対し、表面濾過
による従来技術の場合には、得られる血漿量はせ
いぜい20〜30μ(得率10%未満)であり、しか
もさらに長い時間をかけなければ得られない。ま
た、時間の経過と共に、濾過層の目づまりが生
じ、かつ、しばしば溶血が起こつて、血漿中の成
分の分析試料としてふさわしくない。
固液分離を行なう場合、例えば、1mlの全血試料
から、ほぼ理論量の数10%の得率で血漿が短時間
(数分程度)で得られる。これに対し、表面濾過
による従来技術の場合には、得られる血漿量はせ
いぜい20〜30μ(得率10%未満)であり、しか
もさらに長い時間をかけなければ得られない。ま
た、時間の経過と共に、濾過層の目づまりが生
じ、かつ、しばしば溶血が起こつて、血漿中の成
分の分析試料としてふさわしくない。
本発明において、血球分離器具にかかる圧力差
は、全血試料の粘度や体積濾過層の素材、密度、
空〓率等によつて適宜選択されるが、その上限は
圧力差にして約1気圧である。この圧力差では、
溶血を生じることがなく、液体の移動を促進する
ことができる。
は、全血試料の粘度や体積濾過層の素材、密度、
空〓率等によつて適宜選択されるが、その上限は
圧力差にして約1気圧である。この圧力差では、
溶血を生じることがなく、液体の移動を促進する
ことができる。
本発明の血球分離器具は、体積濾過層の下に、
すなわち排出口側表面にさらに血球通過阻止層を
有する。血球通過阻止層においては、体積濾過層
から何らかの事故により、あるいは、圧力条件、
送液速度等によつては漏れ出てくる血球が補足さ
れる。すなわち、血球通過阻止層は血球が排出口
へ漏れ出るのを阻止する層であり、血球の阻止は
表面濾過により行なわれる。血球通過阻止層は、
体積濾過層と同じく、中空支持部材の横断面全域
に亘つて延び、かつ、中空支持部材に固定されて
いる。血球通過阻止層は、血球の漏出を防ぐばか
りでなく、より粗な体積濾過層と連係した時に生
じる吸引力により、液体の移動を自然に促進する
作用をもつている。
すなわち排出口側表面にさらに血球通過阻止層を
有する。血球通過阻止層においては、体積濾過層
から何らかの事故により、あるいは、圧力条件、
送液速度等によつては漏れ出てくる血球が補足さ
れる。すなわち、血球通過阻止層は血球が排出口
へ漏れ出るのを阻止する層であり、血球の阻止は
表面濾過により行なわれる。血球通過阻止層は、
体積濾過層と同じく、中空支持部材の横断面全域
に亘つて延び、かつ、中空支持部材に固定されて
いる。血球通過阻止層は、血球の漏出を防ぐばか
りでなく、より粗な体積濾過層と連係した時に生
じる吸引力により、液体の移動を自然に促進する
作用をもつている。
血球通過阻止層は、繊維質又は非繊維質多孔性
材料から構成される。固液分離に使用される体積
濾過層よりも密であり、空〓率でいえば、血球濾
過においては、ガラス繊維質の場合約65〜95%程
度、好ましくは70〜93%の範囲が実用的である。
例えば、ガラス繊維を用いる場合、このガラス繊
維でできた血球通過阻止層は、0.1〜0.5g/cm3程
度の密度をもつものが望ましい。血球通過阻止層
に使用されるガラス繊維質としては、体積濾過層
の構成材料として例示したガラス繊維質を、圧縮
等により、上記密度あるいは空〓率の範囲に調整
して使用することができる。非繊維質多孔性材料
の典型的なものとしては、ポリカーボネート、ポ
リアミド、セルロースエステル等のポリマーから
公知の方法で得られるブラツシユポリマーがあ
る。ブラツシユポリマーとしては「ミクロフイル
ター」(商品名、富士写真フイルム製)、「ミリポ
アー」(商品名、ミリポア・コーポレーシヨン製)
「メトリセル」(商品名、ゲルマン・インストルメ
ント社製)として市販されているもの等が適当で
ある。これらの多孔性材料については、特開昭49
−53888公報、同55−164356号公報、米国特許
3992158号等に詳説されている。
材料から構成される。固液分離に使用される体積
濾過層よりも密であり、空〓率でいえば、血球濾
過においては、ガラス繊維質の場合約65〜95%程
度、好ましくは70〜93%の範囲が実用的である。
例えば、ガラス繊維を用いる場合、このガラス繊
維でできた血球通過阻止層は、0.1〜0.5g/cm3程
度の密度をもつものが望ましい。血球通過阻止層
に使用されるガラス繊維質としては、体積濾過層
の構成材料として例示したガラス繊維質を、圧縮
等により、上記密度あるいは空〓率の範囲に調整
して使用することができる。非繊維質多孔性材料
の典型的なものとしては、ポリカーボネート、ポ
リアミド、セルロースエステル等のポリマーから
公知の方法で得られるブラツシユポリマーがあ
る。ブラツシユポリマーとしては「ミクロフイル
ター」(商品名、富士写真フイルム製)、「ミリポ
アー」(商品名、ミリポア・コーポレーシヨン製)
「メトリセル」(商品名、ゲルマン・インストルメ
ント社製)として市販されているもの等が適当で
ある。これらの多孔性材料については、特開昭49
−53888公報、同55−164356号公報、米国特許
3992158号等に詳説されている。
本発明の血球分離器具においては、体積濾過層
の機械的強度を補強する目的で、体積濾過層の排
出口側に、あるいは体積濾過層と血球通過阻止層
との間に、あるいは血球通過阻止層の排出口側
に、網目構造体を挿入するとができる。この網目
構造体としては、ナイロン、ポリエステル、ポリ
アミド、ウレタンなどのネツト、ふるい、プラン
クトン用ネツト、ヴエール、ガラスフイルターな
どが好ましく用いられる。
の機械的強度を補強する目的で、体積濾過層の排
出口側に、あるいは体積濾過層と血球通過阻止層
との間に、あるいは血球通過阻止層の排出口側
に、網目構造体を挿入するとができる。この網目
構造体としては、ナイロン、ポリエステル、ポリ
アミド、ウレタンなどのネツト、ふるい、プラン
クトン用ネツト、ヴエール、ガラスフイルターな
どが好ましく用いられる。
第1図は、体積濾過層のみによる血球分離器具
(参考例)の基本的な構造を示す断面図である。
符号100は中空支持部材を示し、符号1は体積
濾過層を示す。体積濾過層1は、横断面全域にわ
たつて延び、中空支持部材100の内部空間を液
体の注入口A側の空間10と排出口B側の空間2
0とに分割する。体積濾過層1は、例えば、密度
0.06g/cm3に調製されたガラス繊維を円板状に打
抜いて積層したもので、約0.3mlの体積をもつて
いる。この体積濾過層は、中空支持部材100の
内壁と接触し、その面に密着して固定されている
ので、血球を含有したままの液体のバイパスを許
さない。全血試料は、注入口Aより、直接又は間
接に体積濾過層1に供給される。次いで、例え
ば、圧力差0.025気圧で加圧すると、血球成分は
体積濾過層1の内部に立体的に収納され、血清や
血漿等の液体成分のみが、排出口Bへ向つて迅速
に移動する。理想的には1mlの全血試料から、約
0.5mlの液体成分が取得できることになる。今日
の乾式分析では、10μの試料があれば一項目の
検査が可能であるから、およそ25%の得率(1ml
の全血試料の場合、およそ0.12mlの液体成分(血
漿)が得られる)であつても、10項目の各種検査
が可能である。
(参考例)の基本的な構造を示す断面図である。
符号100は中空支持部材を示し、符号1は体積
濾過層を示す。体積濾過層1は、横断面全域にわ
たつて延び、中空支持部材100の内部空間を液
体の注入口A側の空間10と排出口B側の空間2
0とに分割する。体積濾過層1は、例えば、密度
0.06g/cm3に調製されたガラス繊維を円板状に打
抜いて積層したもので、約0.3mlの体積をもつて
いる。この体積濾過層は、中空支持部材100の
内壁と接触し、その面に密着して固定されている
ので、血球を含有したままの液体のバイパスを許
さない。全血試料は、注入口Aより、直接又は間
接に体積濾過層1に供給される。次いで、例え
ば、圧力差0.025気圧で加圧すると、血球成分は
体積濾過層1の内部に立体的に収納され、血清や
血漿等の液体成分のみが、排出口Bへ向つて迅速
に移動する。理想的には1mlの全血試料から、約
0.5mlの液体成分が取得できることになる。今日
の乾式分析では、10μの試料があれば一項目の
検査が可能であるから、およそ25%の得率(1ml
の全血試料の場合、およそ0.12mlの液体成分(血
漿)が得られる)であつても、10項目の各種検査
が可能である。
第2図は、本発明による血球分離器具の一実施
態様を示す断面図である。第1図の構造に加え
て、体積濾過層1の排出口B側空間20にある表
面に、血球通過阻止層2を備えている。血球通過
阻止層2は、例えば、約0.21g/cm3の密度をもつ
ように調製されたガラス繊維を同じく円板状に打
抜いて積層したものであり、約0.3mlの体積をも
つている(従つて、体積濾過層と合わせて約0.6
mlとなる。)体積濾過層1と血球通過阻止層2と
は、単に重ね合わせてもよいが、抄紙法を利用し
て一体成形してもよい。このようにして得られた
血球分離器具は、第1図と同様に使用される。血
球通過阻止層2が備えられているので、第1図に
おけるよりも強い圧力条件を使用することがで
き、しかも、液体成分の得率を高める効果をも
つ。
態様を示す断面図である。第1図の構造に加え
て、体積濾過層1の排出口B側空間20にある表
面に、血球通過阻止層2を備えている。血球通過
阻止層2は、例えば、約0.21g/cm3の密度をもつ
ように調製されたガラス繊維を同じく円板状に打
抜いて積層したものであり、約0.3mlの体積をも
つている(従つて、体積濾過層と合わせて約0.6
mlとなる。)体積濾過層1と血球通過阻止層2と
は、単に重ね合わせてもよいが、抄紙法を利用し
て一体成形してもよい。このようにして得られた
血球分離器具は、第1図と同様に使用される。血
球通過阻止層2が備えられているので、第1図に
おけるよりも強い圧力条件を使用することがで
き、しかも、液体成分の得率を高める効果をも
つ。
第3図は、本発明による血球分離器具に液体成
分を受けるアダプタ200を取り付けた構造の断
面図を示す。前記の如く、血球分離層をうけて分
離された液体がアダプタに直接受容されるので、
液体のロスがないと同時にアダプタ容量に応じて
計量することができる。
分を受けるアダプタ200を取り付けた構造の断
面図を示す。前記の如く、血球分離層をうけて分
離された液体がアダプタに直接受容されるので、
液体のロスがないと同時にアダプタ容量に応じて
計量することができる。
[発明の作用効果]
本発明の血球分離器具は、単独であるいは他の
独立した液体供給器具、液体受容器具等と組み合
わせて、全血試料から血漿のみを効率よく分離す
ることができる。血球分離は極めて短時間に行な
われ、しかも何ら熟練を要しない。さらに、本発
明の血球分離器具は、極めて簡単な構造のもので
あり、低廉に提供することができる。さらに又、
本発明の血球分離器具は非常にコンパクトなサイ
ズをもつており、ワンタツチで操作できるのでハ
ンデイである。さらにまた、遠心分離等の操作に
不可避な血液の移液を必要としないので、生物学
的汚染の防止に有益である。
独立した液体供給器具、液体受容器具等と組み合
わせて、全血試料から血漿のみを効率よく分離す
ることができる。血球分離は極めて短時間に行な
われ、しかも何ら熟練を要しない。さらに、本発
明の血球分離器具は、極めて簡単な構造のもので
あり、低廉に提供することができる。さらに又、
本発明の血球分離器具は非常にコンパクトなサイ
ズをもつており、ワンタツチで操作できるのでハ
ンデイである。さらにまた、遠心分離等の操作に
不可避な血液の移液を必要としないので、生物学
的汚染の防止に有益である。
本発明の血球分離器具を公知の乾式多層分析要
素と組み合わせて使用すれば、さらに簡便に乾式
分析を行なうことができる。
素と組み合わせて使用すれば、さらに簡便に乾式
分析を行なうことができる。
参考例 1
(1) ガラス繊維分散物の調製:
ガラス繊維濾紙GA−100(東洋濾紙(株)製)を
約2mm角に裁断し、800mlの水を加えてエース
ホモジナイザーAM−11型((株)日本精機製作
所)で分散した。タイラー規格のふるいメツシ
ユNo.12を用いて分散物をこしわけ、繊維の固ま
りを除去し、ガラス繊維分散物(太さ:約1〜
5μm、長さ:約200〜1000μm)とした。分散
物中の固形分量は、分散物10mlを0.22μm孔径
のメンブランフイルター(富士写真フイルム(株)
製ミクロフイルター)で濾過し乾燥を行なつた
のち秤量して求めたところ、15mgであつた。
約2mm角に裁断し、800mlの水を加えてエース
ホモジナイザーAM−11型((株)日本精機製作
所)で分散した。タイラー規格のふるいメツシ
ユNo.12を用いて分散物をこしわけ、繊維の固ま
りを除去し、ガラス繊維分散物(太さ:約1〜
5μm、長さ:約200〜1000μm)とした。分散
物中の固形分量は、分散物10mlを0.22μm孔径
のメンブランフイルター(富士写真フイルム(株)
製ミクロフイルター)で濾過し乾燥を行なつた
のち秤量して求めたところ、15mgであつた。
(2) 固液分離器具(血漿分離用)の調製:
内径6mmのプラスチツク製注射筒に、少量の
がラスウール(ガスクロマトグラフイカラム
用)をつめ、これをフイルターにし、(1)で調製
したガラス繊維分散物80mlを通過させガラス繊
維層を形成させた。これを湿潤状態で凍結乾燥
した。得られたガラス繊維層(体積濾過層)の
体積は約1.5ml(空〓率:約96%)であつた。
がラスウール(ガスクロマトグラフイカラム
用)をつめ、これをフイルターにし、(1)で調製
したガラス繊維分散物80mlを通過させガラス繊
維層を形成させた。これを湿潤状態で凍結乾燥
した。得られたガラス繊維層(体積濾過層)の
体積は約1.5ml(空〓率:約96%)であつた。
(3) 全血からの血漿の分離:
採血後すぐにヘパリンナトリウムを200分の
1体積加えた血液1mlを、上記(2)で調製した血
球分離器具に静かに供給した。次に、注射器の
ピストンをとりつけて、10秒間に0.05mlきざみ
程度の速度でピストンを送り、注射筒の先端か
ら送り出されてきた血漿を採取した。目で見て
血球がもれ始めた所で採取をやめた。得られた
血漿の体積は約100μ(得率約20%)であつ
た。上記のように、体積濾過層を有する血球分
離器具を用いると迅速かつ簡便に血漿が得られ
ることがわかつた。
1体積加えた血液1mlを、上記(2)で調製した血
球分離器具に静かに供給した。次に、注射器の
ピストンをとりつけて、10秒間に0.05mlきざみ
程度の速度でピストンを送り、注射筒の先端か
ら送り出されてきた血漿を採取した。目で見て
血球がもれ始めた所で採取をやめた。得られた
血漿の体積は約100μ(得率約20%)であつ
た。上記のように、体積濾過層を有する血球分
離器具を用いると迅速かつ簡便に血漿が得られ
ることがわかつた。
実施例 1
(1) 血球通過阻止層の調製:
参考例1のものと同じ内径6mmの注射筒に、
6mmに打ち抜いたガラス繊維濾紙GA−100(東
洋濾紙(株)製)30枚(約90mg)を順次積層した。
この層をピストンで圧縮して約0.4mlの層に成
形した(空〓率:約80%)。
6mmに打ち抜いたガラス繊維濾紙GA−100(東
洋濾紙(株)製)30枚(約90mg)を順次積層した。
この層をピストンで圧縮して約0.4mlの層に成
形した(空〓率:約80%)。
(2) 体積濾過層の調製:
参考例1−(1)と同様に調製したガラス繊維分
散物(血球8mg/10ml分散物)100mlを上記(1)
で調製した血球通過阻止層に通し、その上にガ
ラス繊維層を形成した。これを湿潤状態で凍結
乾燥した(空〓率:約96%)。
散物(血球8mg/10ml分散物)100mlを上記(1)
で調製した血球通過阻止層に通し、その上にガ
ラス繊維層を形成した。これを湿潤状態で凍結
乾燥した(空〓率:約96%)。
(3) 全血からの血漿の分離:
上記の(2)で調製した血球分離器具に参考例1
−(3)と同様にしてヘパリンナトリウムを含む全
血1mlを供給し、10秒間に0.05mlきざみの速さ
で送液した。血球のもれが認められた所で採取
をやめたところ、約200μ(得率約40%)の
血漿が得られた。
−(3)と同様にしてヘパリンナトリウムを含む全
血1mlを供給し、10秒間に0.05mlきざみの速さ
で送液した。血球のもれが認められた所で採取
をやめたところ、約200μ(得率約40%)の
血漿が得られた。
参考例1の場合と同様に、回収された血漿中に
は実施例1の場合も溶血は認められなかつた。
は実施例1の場合も溶血は認められなかつた。
第1は、参考例の体積濾過層のみからなる血球
分離器具の基本的構造を示す断面図である。第2
図は、本発明の血球分離器具の一実施態様を示す
断面図である。第3図は、他の液体受容器具と組
み合わせた場合の本発明による血球分離器具の他
の実施態様を示す断面図である。 1:体積濾過、2:血球阻止層、10:注入口
側空間、20:排出口側空間、100:中空支持
部材、200:液体受容アダプタ、A:液体注入
口、B:液体排出口。
分離器具の基本的構造を示す断面図である。第2
図は、本発明の血球分離器具の一実施態様を示す
断面図である。第3図は、他の液体受容器具と組
み合わせた場合の本発明による血球分離器具の他
の実施態様を示す断面図である。 1:体積濾過、2:血球阻止層、10:注入口
側空間、20:排出口側空間、100:中空支持
部材、200:液体受容アダプタ、A:液体注入
口、B:液体排出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液体の注入口と排出口とを備え液体不透過性
材料により形成された筒状容器、そしてこの筒状
容器の内部に収容された、その内壁に密着した側
面を有する、太さが0.1〜5.0μmで長さが100〜
4000μmのガラス繊維から空〓率が90%〜98%の
範囲にあるように形成された体積濾過層と、その
排出口側に設けられた空〓率が65〜95%の範囲に
あり、体積濾過層よりも密な構造を有する多孔性
血球通過阻止層とからなる全血からの血漿の分離
器具。 2 液体の注入口と排出口とを備え液体不透過性
材料により形成された筒状容器、そしてこの筒状
容器の内部に収容された、その内壁に密着した側
面を有する、太さが0.1〜5.0μmで長さが100〜
4000μmのガラス繊維から空〓率が90%〜98%の
範囲にあるように形成された体積濾過層と、この
排出口側に設けられた空〓率が65〜95%の範囲に
あり、体積濾過層よりも密な構造を有する多孔性
血球通過阻止層とからなる分離器具の注入口に全
血を供給し、その注入口側の圧力と排出口側との
圧力差が0.001〜1.0気圧となる範囲の条件にて全
血を体積濾過層に送液することを特徴とする全血
からの血漿の分離方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15878484A JPS6138608A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 全血からの血漿の分離器具および分離方法 |
| EP85109600A EP0172462A3 (en) | 1984-07-31 | 1985-07-31 | Means for separation of liquid from solid material |
| US07/094,034 US4810394A (en) | 1984-07-31 | 1987-09-02 | Process and apparatus for removing solid material including blood cells from whole blood |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15878484A JPS6138608A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 全血からの血漿の分離器具および分離方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6138608A JPS6138608A (ja) | 1986-02-24 |
| JPH0552463B2 true JPH0552463B2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=15679259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15878484A Granted JPS6138608A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 全血からの血漿の分離器具および分離方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4810394A (ja) |
| EP (1) | EP0172462A3 (ja) |
| JP (1) | JPS6138608A (ja) |
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| EP0785430A1 (en) | 1996-01-19 | 1997-07-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Separation of plasma or serum sample from whole blood |
| JPH10185780A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 血液濾過ユニット |
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| JPH05188053A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-07-27 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd | 血液から血清又は血漿成分を分離する器具 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0785430A1 (en) | 1996-01-19 | 1997-07-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Separation of plasma or serum sample from whole blood |
| JPH10185780A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 血液濾過ユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4810394A (en) | 1989-03-07 |
| EP0172462A2 (en) | 1986-02-26 |
| JPS6138608A (ja) | 1986-02-24 |
| EP0172462A3 (en) | 1987-08-19 |
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