JPH0552560U - 集積回路冷却用ヒートパイプの受熱ブロック - Google Patents
集積回路冷却用ヒートパイプの受熱ブロックInfo
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- JPH0552560U JPH0552560U JP10916091U JP10916091U JPH0552560U JP H0552560 U JPH0552560 U JP H0552560U JP 10916091 U JP10916091 U JP 10916091U JP 10916091 U JP10916091 U JP 10916091U JP H0552560 U JPH0552560 U JP H0552560U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒートパイプの取付作業を容易に行うことが
でき、しかも安定した固定力で固定できる集積回路冷却
用ヒートパイプの受熱ブロックを提供する。 【構成】 2つのブロック片3,4は、ヒートパイプを
配置した状態で、互いにヒートパイプの長手方向にスラ
イド可能としてあり、スライド終了によってヒートパイ
プを挟持した位置では、互いに離反する方向への移動を
制止する蟻溝8a,8bおよび蟻ほぞ9a,9bが設け
られている。したがってブロック片3,4同士の固定作
業が容易になり、また一定した固定力が得られ、安定し
た冷却能力が得られる。さらにネジなどの突起部が生じ
ないので、取付けに余裕ができ、設計の自由度が増す。
でき、しかも安定した固定力で固定できる集積回路冷却
用ヒートパイプの受熱ブロックを提供する。 【構成】 2つのブロック片3,4は、ヒートパイプを
配置した状態で、互いにヒートパイプの長手方向にスラ
イド可能としてあり、スライド終了によってヒートパイ
プを挟持した位置では、互いに離反する方向への移動を
制止する蟻溝8a,8bおよび蟻ほぞ9a,9bが設け
られている。したがってブロック片3,4同士の固定作
業が容易になり、また一定した固定力が得られ、安定し
た冷却能力が得られる。さらにネジなどの突起部が生じ
ないので、取付けに余裕ができ、設計の自由度が増す。
Description
【0001】
この考案は、集積回路を冷却するために、集積回路に接触させて配置するとと もに、熱輸送用のヒートパイプを挟持する集積回路冷却用ヒートパイプの受熱ブ ロックに関するものである。
【0002】
周知のように、ICやLSIなどの集積回路は、使用時に発熱するので、これ を冷却するための一手段として、ヒートパイプを用いた冷却装置が使用されてい る。具体的には、図7および図8に示すように、基板20に取付けたLSI21 の表面に方形板状をなすアルミニウム合金製の接触用受熱ブロック片22が取付 けられており、その表面にヒートパイプ23の外径に合わせた幅を有する溝部2 2aが形成されている。さらに接触用受熱ブロック22の四隅には雌ネジ部24 が形成されている。
【0003】 この接触用受熱ブロック片22と接合される挟持用受熱ブロック片25は、上 記ブロック片22と同様にアルミニウム合金製の方形板で構成されている。この 挟持用受熱ブロック片25の下面にも、溝部25aが形成されており、さらに、 四隅にネジ貫通孔26が形成されている。なお、対向する溝部22a,25aに より円筒部が形成されるようになっており、この円筒部内にヒートパイプ23の 一端が挿通されている。また、ヒートパイプ23の先端には、放熱フィン27が 設けられている。なお、両ブロック片22,25は、挟持用受熱ブロック片25 のネジ貫通孔26を貫通して接触用受熱ブロック片22の雌ネジ部24に螺合さ れたネジ28によって固定されている。
【0004】 したがってLSI2で発生した熱は、ブロック片22、25からヒートパイプ 23の一端へと伝達され、ヒートパイプ23で他端側に熱輸送されて、放熱フィ ン27によって放熱される。
【0005】
しかし、従来のヒートパイプを用いた冷却装置では、ネジによってブロック片 同士を固定しているが、作業者によって締付ける場合には、その締付け力が一定 しないという問題がある。この締付け力が不充分の場合には、ヒートパイプとブ ロック片との接触が不良となって伝熱抵抗が大きくなり、所期どおりの冷却能力 が得られなくなる。また反対に締付け力が強すぎるブロック片のネジ山を破壊し たり、ヒートパイプを圧潰するおそれがある。
【0006】 他方、基板などを収納している筐体内は非常に狭く、余分なスペースも少ない ので、ブロック片の固定時にドライバを使用して作業することは非常に困難であ り、このため、他の基板類を全て取り外し、しかも筐体の側板までも取り外した 状態でネジの脱着を行っており、作業能率が極めて悪いという問題があった。さ らに、取り着け終了後においても、基板間の配置ピッチが狭いため、ネジ頭部の 出っ張りが邪魔になる場合があり、設計上の制約が増すなどの問題もある。
【0007】 この考案は、上記事情を背景としてなされたものであり、ヒートパイプを容易 に取付けて固定することができ、また冷却効率の良好な集積回路冷却用ヒートパ イプの受熱ブロックを提供することを目的とするものである。
【0008】
上記の目的を達成するために、この考案は、集積回路と接触して配置される接 触用受熱ブロック片と、この接触用受熱ブロック片との間でヒートパイプの一部 を挟持する挟持用受熱ブロック片とからなる集積回路冷却用ヒートパイプの受熱 ブロックであって、前記各ブロック片の対向面に、ヒートパイプの一部を嵌込む 溝部が形成されるとともに、少なくとも一方のブロック片に、各ブロック片を前 記溝部と平行な方向に相対的にスライドさせて係合しかつ各ブロック片の互いに 離反する方向への移動を制止する係止部が設けられていることを特徴とするもの である。
【0009】
この考案においては、接触用受熱ブロック片と挟持用受熱ブロック片とのいず れか一方の溝部にヒートパイプの一部を嵌込み、その状態で各ブロック片を対向 させ、かつ溝部と平行な方向に相対的にスライドさせれば、各ブロック片が係止 部によって溝部と平行な方向に案内されるとともに、対向面が密着するように係 止部によって係止され、その結果、ヒートパイプの一部が、これらのブロック片 の溝内に挟み込まれる。すなわちドライバなどの工具を必要とせずに簡単な作業 でヒートパイプが受熱ブロックに確実に挟持・固定される。
【0010】
以下、この考案の一実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。図1におい て、基板1に設けられたLSI2上に密着される方形板形状のアルミニウム合金 製下部ブロック片(接触用受熱ブロック片)3と、この下部ブロック片3と対向 配置される同材質の方形形状上部ブロック片4(挟持用受熱ブロック片)とによ って受熱ブロックが構成されている。これらの下部ブロック片3の上面および上 部ブロック片4の下面には、それぞれ中央に、円筒形状のヒートパイプ(図示し ない)の外径に相当する幅を有する断面半円形の溝部6,7が形成されている。 さらに下部ブロック片3の上面両側部には、前記溝部6と同方向に沿った蟻溝8 a,8bが形成されており、この蟻溝8a,8bは、中央側壁面が縦壁とされ、 かつ側方がわ壁面が内側に傾斜した傾斜面とされたものであり、その傾斜壁は一 端側が縦壁に接近して両者の間隔が次第に狭くなるテーパー形状となっている。
【0011】 一方、上部ブロック片4の下面両側部には、前記蟻溝8a、8bと対をなす蟻 ほぞ9a,9bが形成されている。すなわちこれらの蟻ほぞ9a,9bは、蟻溝 8a,8bの縦壁に対応する垂直面と傾斜壁に対応する傾斜面とを両側面に備え 、かつ傾斜面がその長手方向の一端側で垂直面に次第に接近して両者の間の幅が 狭くなるテーパー状に形成されている。
【0012】 上記構成からなる受熱ブロックの使用法を説明すると、LSI2に取付けられ た下部ブロック片3の溝部6に、ヒートパイプを納めて所定の位置に設置する。 一方、上部ブロック片4を蟻ほぞ9a,9bが下向きになるようにして、前記下 部ブロック片3の後方であって、ヒートパイプの上方に位置させる。そして、蟻 ほぞ9a,9bの幅が狭い側の端部を、蟻溝8a,8bの幅が広い側に挿入し、 さらに上部ブロック片4を前進させるようにして、蟻溝8a,8bに沿ってスラ イドさせる。なお、上部ブロック片4の溝部7は、ヒートパイプの上面側に嵌合 しており、溝部6、7によってヒートパイプが挟持される。上部ブロック4を更 に前進スライドさせると、蟻ほぞ9a,9bと蟻溝8a,8bとがテーパー部分 で楔作用によって前進が停止されるとともに、蟻ほぞ9a,9bと蟻溝8a,8 bとは強固に固定される。下部ブロック片3と上部ブロック片4とは蟻ほぞ9a ,9bと蟻溝8a,8bとによって離反しなように連結一体化されており、した がって上記蟻溝8a,8bおよび蟻ほぞ9a,9bによって係止部が構成されて いる。
【0013】 上記の実施例では、蟻溝8a,8bおよび蟻ほぞ9a,9bのそれぞれをテー パーとして楔作用を利用したので、特別な固定手段を必要とすることなく、スラ イド操作のみによって、下部ブロック片3と上部ブロック片4とが簡易に密着固 定される。
【0014】 なお、上記実施例では、蟻ほぞと蟻溝とによって両ブロック片をスライド可能 としたが、この考案としてはこれに限定されるものではない。例えば、図6に示 す例では、下部ブロック片10の両側端に縦壁が形成され、その上端に内側に屈 曲した屈曲部が形成されて横溝部11,12が設けられており、この溝部11, 12に上部ブロック片13の側部を納め、上部ブロック片13を前進させること によってスライド可能となる。なお、下部ブロック片10には、停止部を設けて 上部ブロック片13の前進を抑止することが可能である。なお、上記溝部11, 12の縦壁を前進方向において徐々に内側に位置させ、これに合わせて上部ブロ ック片13の側部幅を前方側が徐々に狭くなるテーパー形状とすることによって 前記実施例と同様に楔作用を得ることができる。
【0015】
以上説明したようにこの考案の集積回路冷却用ヒートパイプの受熱ブロックに よれば、ヒートパイプの一部を挟み込んで密着する上下のブロック片を、ヒート パイプの長手方向にスライドさせて係脱する係止部によって連結・固定するよう 構成したので、ネジ等の工具を必要とする固定部材を用いずにヒートパイプの取 付を行うことができ、しかも狭い筐体内でもドライバ等を使用する必要がないの で、固定作業が容易になり、また作業能率も向上する。また締付け作業が不要と なるので、作業者によるばらつきがなく、一定した固定力が得られるので、安定 した放熱能力が得られ、さらにネジによる突起部がないので、狭い基板間の取付 に余裕ができ、設計の自由度が増すなどの副次的効果を得ることもできる。
【図1】実施例の分解斜視図である。
【図2】受熱ブロック片の正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】他の受熱ブロック片の正面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】他の実施例の一部斜視図である。
【図7】従来のヒートパイプを用いた冷却装置の正面図
である。
である。
【図8】同じく分解斜視図である。
1…基板、 2…LSI、 3…接触用受熱ブロック、
4…挟持用受熱ブロック、 6…溝部、 7…溝部、
8a…蟻溝、 8b…蟻溝、 9a…蟻ほぞ、9b…
蟻ほぞ、 10…接触用受熱ブロック片、 12…溝
部、 13…挟持用受熱ブロック片。
4…挟持用受熱ブロック、 6…溝部、 7…溝部、
8a…蟻溝、 8b…蟻溝、 9a…蟻ほぞ、9b…
蟻ほぞ、 10…接触用受熱ブロック片、 12…溝
部、 13…挟持用受熱ブロック片。
フロントページの続き (72)考案者 望月 正孝 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)考案者 益子 耕一 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)考案者 伊藤 雅彦 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)考案者 斎藤 祐士 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)考案者 堀野 直治 東京都港区虎ノ門一丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 集積回路と接触して配置される接触用受
熱ブロック片と、この接触用受熱ブロック片との間でヒ
ートパイプの一部を挟持する挟持用受熱ブロック片とか
らなる集積回路用ヒートパイプの受熱ブロックにおい
て、 前記各ブロック片の対向面に、ヒートパイプの一部を嵌
込む溝部が形成されるとともに、少なくとも一方のブロ
ック片に、各ブロック片を前記溝部と平行な方向に相対
的にスライドさせて係合しかつ各ブロック片の互いに離
反する方向への移動を制止する係止部が設けられている
ことを特徴とする集積回路冷却用ヒートパイプの受熱ブ
ロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10916091U JP2546030Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 集積回路冷却用ヒートパイプの受熱ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10916091U JP2546030Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 集積回路冷却用ヒートパイプの受熱ブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552560U true JPH0552560U (ja) | 1993-07-13 |
| JP2546030Y2 JP2546030Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=14503168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10916091U Expired - Lifetime JP2546030Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 集積回路冷却用ヒートパイプの受熱ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546030Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016018956A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-01 | 三菱重工業株式会社 | 発熱性電子部品を備えたコントローラおよび空気調和機 |
| KR101603621B1 (ko) * | 2015-10-13 | 2016-03-15 | 브이테크놀러지 주식회사 | Pcb 기판 냉각 장치 및 이의 제작 방법 |
| KR20180119743A (ko) * | 2017-04-25 | 2018-11-05 | 서울텔레콤 주식회사 | 히트파이프 모듈 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101998800B1 (ko) * | 2017-04-25 | 2019-07-10 | 에스티씨 주식회사 | 히트파이프 모듈 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP10916091U patent/JP2546030Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2546030Y2 (ja) | 1997-08-27 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |