JPH055302A - 人工スキーゲレンデ、その施工法およびその施工に用いる氷結プレート - Google Patents

人工スキーゲレンデ、その施工法およびその施工に用いる氷結プレート

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JPH055302A
JPH055302A JP29722391A JP29722391A JPH055302A JP H055302 A JPH055302 A JP H055302A JP 29722391 A JP29722391 A JP 29722391A JP 29722391 A JP29722391 A JP 29722391A JP H055302 A JPH055302 A JP H055302A
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JP
Japan
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water
plate
slope
ski
freezing
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JP29722391A
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English (en)
Inventor
Shoji Ozaka
昇治 尾坂
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SHINAJII KK
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SHINAJII KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工、撤去が容易であり、維持、補修に手間
と経費がかからず、快適にすることができる人工スキー
ゲレンデを得る。 【構成】 基礎22上に防水シート20、その上にフレキシ
ブルな冷媒管19と水を含ませた砂又はクラッシュアイス
18を用いて形成させた熱交換プレート27、その上に水も
しくは吸水性ポリマーに吸水させたものをあらかじめパ
ネル状に凍結させて製造した氷結プレート17から成る
層、その上に雪層16を備えた人工スキーゲレンデ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人工スキー場のゲレン
デ、その施工法およびその施工に用いる氷結プレートに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の人工スキー場は、人工降雪機を使
用してスキーゲレンデを形成しているが、外気温が比較
的高い場合には降雪機をフル運転する必要があり、経費
が嵩み、メンテナンスも大変である。
【0003】このことから、最近水もしくは吸水性ポリ
マーに吸水させたものを冷媒管を布設したスロープ上に
流し、これを凍結させて表面を削り、雪状に加工してス
キーゲレンデを仕上げる人工スキー場(人工スキーゲレ
ンデ)の提案がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て施工する水もしくは吸水性ポリマーを使用する人工ス
キー場の(人工スキーゲレンデ)施工法においては、次
のような問題がある。
【0005】a. スロープの傾斜上で均一に水もしくは
吸水性ポリマーを凍結させる必要があり、この施工、撤
去に大変な手間と経費がかかる。 b. 凍結時には、スロープを断熱シート等で覆ったりす
る必要があり、手間が大変である。 c. 雪層部の補充が難しく、すぐに固いアイスバーンが
露出し、快適にはすべりにくい。 d. 維持、補修に手間と経費がかかる。 e. 局部的な補修がしにくい。 f. 施工経費が高い。 g. スキーゲレンデのスロープに起伏形状の変化を形成
しにくく、また施工経費が高くなる。
【0006】本発明の目的は、上記a〜gに記した欠点
を有しない人工スキー場(人工スキーゲレンデ)の施工
法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明の人工スキー場のゲレンデ、その施工法、その施工に
用いる氷結プレートは次のとおりである。
【0008】本発明の人工スキー場のゲレンデは基礎上
に防水シート、その上にフレキシブルな冷媒管と水を含
ませた砂又はクラッシュアイスを用いて形成させた熱交
換プレート、その上に水もしくは吸水性ポリマーに吸水
させたものをあらかじめパネル状に凍結させて製造した
氷結プレートから成る層、その上に雪層を備えて成るこ
とを特徴とする。
【0009】本発明において「基礎」とはスキーゲレン
デに適するように造成された地面若しくは鉄骨又はコン
クリート製の基礎盤面上に断熱材を敷設したものを言
う。
【0010】また上記ゲレンデは、スキーゲレンデの基
礎を施工し、基礎上に防水シートを敷設し、その上に冷
媒管と水を含ませた砂又は、クラッシュアイスを用いて
形成させた熱交換プレートを敷設し、熱交換プレート上
に水もしくは吸水性ポリマーに吸水させたものをあらか
じめパネル状に凍結させて製造した氷結プレートを並べ
て敷設し、熱交換プレートと氷結プレートで形成された
基礎スロープの上に雪層を形成することにより施工する
ことができる。
【0011】施工に当っては氷結プレートの継目に氷結
プレート素材と同質の素材による目止めを注入するのが
好ましい。
【0012】本発明の方法において熱交換プレートと氷
結プレートで形成された基礎スロープの上に雪層を形成
する手段としては、別途製造された水または吸水性ポリ
マーに水を吸水させて作られた人工雪を基礎スロープの
表面に敷設の上、圧雪して雪層を形成するか又は氷結プ
レートの表面を削り基礎スロープの表面に雪層を形成す
る方法がある。
【0013】次に本発明の氷結プレートは底面もしくは
底部に補強ネットを備え、表面部の硬度が調節された、
水もしくは水を含ませた吸水性ポリマーを凍結させて成
るものである。
【0014】この氷結プレートは水もしくは吸水性ポリ
マーを吸水させたものを原料として、あらかじめ補強ネ
ットを敷設した型枠に入れてこれに炭酸ガス等のガスを
含有させる、等の方法で表面をやわらかく凍結させて形
成されるが、更にゲレンデ施工時に基礎スロープと雪層
との接着面を大きくさせるために好ましくは表面に凹凸
加工を施した氷結プレートを製造形成し、これを現場に
運んでスキーゲレンデを構成できる。尚上記の補強ネッ
トは着色したものを用いるのが望ましい。
【0015】水もしくは吸水性ポリマーに吸水させたも
のを凍結させた氷結プレートの厚さ、大きさは特に問わ
ないが、大きさは1辺 300mm〜1800mmの正方形または長
方形、厚さは20mm〜180mm 位がよい。
【0016】また氷結プレートの形状は、図4に示す長
方形以外に、隣り合う氷結プレートがなんらかの形で相
互にかみ合うインターロッキング形、例えば図6に示す
形状とするのが好ましく、図7に図6に示す氷結プレー
トを組合せた形状を示す。
【0017】但し、この大きさは本発明において限定さ
れるものではなく、施工が容易な形状であるならば、特
に限定されない。図5の様に氷結パネルの表面には凹凸
があり、雪層と基礎スロープとのズレ防止の効果があ
る。
【0018】氷結プレートはガス注入等により上部の硬
度を調節してあり、スキーのエッジが効く適応性を有す
るスキーゲレンデを形成することができる。また氷結プ
レートの表面を削って雪層を形成する場合は削り易さの
効果がある。
【0019】氷結プレートに補強ネットを入れることに
よって自由な起伏形状変化に合わせた基礎スロープ施工
が容易になる。また、着色された補強ネットを使用する
場合には氷結プレート単位での局部補修も容易になる。
基礎スロープの表面に形成する雪層の厚さは、任意であ
るが最適の厚さは、15mm〜30mm位である。
【0020】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の一実施例
を説明する。図1に本発明に係る人工スキー場の全体構
成図を示す。1は冷媒冷却機、2は冷却塔であり、冷媒
冷却機1を運転するための補機、3は冷却水循環ポンプ
であり、冷媒タンク5に還った冷媒を冷却機1にて冷熱
源を充分にたくわえ、冷媒往管6にてスキーゲレンデ
8、氷結プレート製造機9、人工雪製造機10にそれぞれ
送っている。ゲレンデ8、氷結プレート製造機9、人工
雪製造機10で冷熱を消費された冷媒を冷媒還管7で熱交
換器(冷媒対空気)12 を経由し、冷媒タンク5に戻す、
熱交換器12では冷媒の余冷熱を空気に与え、ダクト14経
由、吹出口15より冷風または低温風を前記スキーゲレン
デ8の表面のスロープに沿って吹きつける。人工雪搬送
機により適時に氷結プレートならびに人工雪がスキーゲ
レンデに供給される。
【0021】図2はスキーゲレンデの構成を示す積層図
であり、図3はその断面図である。図示する例は屋内等
の人工スキーゲレンデにおける鉄骨もしくはコンクリー
ト製の基礎盤面22上の断熱材21の上に防水シート25が敷
設される。ゲレンデ基礎28の上に、水を含ませた砂又は
クラッシュアイス18とフレキシブルな冷媒管19から形成
される熱交換プレート27が敷設される。この熱交換プレ
ート上に氷結プレート17が設置され、本発明のポイント
である基礎スロープ26が完成する。この基礎スロープは
自由な起伏形状変化も施工でき、維持、補修も容易であ
る。16は圧雪された雪層であり、29は基礎スロープ26の
ストッパーである。
【0022】図4は熱交換プレートを覆う形で使用する
長方形の氷結プレートの斜視図で、図5に氷結プレート
17の一部分を拡大して示す。氷結プレートの表面24は雪
層との圧着面を拡大させる凹凸形状とステーエッジのき
きやすい硬度調整を施しており、氷結プレート低層部の
補強ネットは保管並びに運搬の手軽さと基礎スロープの
施工と補修を容易にしている。
【0023】本実施例では、雪層は人工雪製造機10で作
製したものを用いているが、他の場所で製造されたも
の、または氷結プレートを削って作製した人工雪でもよ
いことは勿論のことである。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように、基礎上に防水シ
ートを敷設し水を含ませた砂またはクラッシュアイスと
冷媒管から形成される熱交換プレートを敷設し、この熱
交換プレート上に水もしくは吸水性ポリマーに水を吸水
させたものをあらかじめ補強ネットを敷設した型枠に入
れて、これにガスを含有させ、凍結させた氷結プレート
を製造し敷設し、この上に人工雪層を形成させた。この
結果次の如き効果を期待できる。
【0025】a. 従来の吸水性ポリマー使用の人工スキ
ーゲレンデに比較して、良質のゲレンデが1/4 程度の時
間で出来上がる。 b. ゲレンデの施工時に断熱シートで覆ったり、気温を
著しく低下させたりする必要がない。 c. フレキシブルな基礎スロープを用いるためゲレンデ
に自由な起伏形状の変化を与えられ、ゲレンデとしての
質的向上をさせた。 d. 氷結プレートは工場で大量に生産しておくことが出
来るため、現場では、氷結プレートを並べるだけでゲレ
ンデの基礎スロープを作ることができる。 e. 氷結プレートの表面を軟らかく凍結させたことによ
り、たとえ雪層が削れて氷結プレートが露出しても、快
適にスキーを行うことができる。 f. 氷結プレートの表面に凹凸加工を施すことにより雪
層と基礎スロープとのズレを防ぐことができる。 g. 補強ネットの入った氷結プレートを使用することに
より、自由な起伏形状変化に合わせた施工及び局部補修
が容易となる。 h. ゲレンデに沿った冷風または低温風吹出しを行うこ
とにより、大気温にあまり左右されず ゲレンデ維持が
効率的にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスキーゲレンデの全体構成図である。
【図2】実施例のスキーゲレンデの構成を示す積層図で
ある。
【図3】実施例のスキーゲレンデの断面図である。
【図4】長方形の氷結プレートの斜視図である。
【図5】氷結プレートの一部拡大図である。
【図6】インターロッキング形の氷結プレートの斜視図
である。
【図7】図6に示す氷結プレートを組合せた状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 冷媒冷却機 2 冷却塔 3 冷却水循環ポンプ 4 冷媒循環ポンプ 5 冷媒タンク 6 冷媒往管 7 冷媒還管 8 スキーゲレンデ 9 氷結プレート製造機 10 人工雪製造機 11 人工雪搬送機 12 熱交換機 (空気) 13 冷風循環ファン 14 ダクト 15 吹出口 16 雪層 17 氷結プレート 18 砂 19 冷媒管 20 防水シート 21 断熱材 22 基礎盤面 23 補強ネット 24 表面加工 25 スキーゲレンデ断面 26 基礎スロープ 27 熱交換プレート 28 ゲレンデ基礎 29 ストッパー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基礎上に防水シート、その上にフレキシ
    ブルな冷媒管と水を含ませた砂又はクラッシュアイスを
    用いて形成させた熱交換プレート、その上に水もしくは
    吸水性ポリマーに吸水させたものをあらかじめパネル状
    に凍結させて製造した氷結プレートから成る層、その上
    に雪層を備えて成ることを特徴とする人工スキーゲレン
    デ。 【請求項2】 スキーゲレンデの基礎を施工し、基礎上
    に防水シートを敷設し、その上に冷媒管と水を含ませた
    砂又は、クラッシュアイスを用いて形成させた熱交換プ
    レートを敷設し、熱交換プレート上に水もしくは吸水性
    ポリマーに吸水させたものをあらかじめパネル状に凍結
    させて製造した氷結プレートを並べて敷設し、熱交換プ
    レートと氷結プレートで形成された基礎スロープの上に
    雪層を形成することを特徴とする人工スキー場のゲレン
    デ施工法。 【請求項3】 基礎スロープ上の雪層を、別途製造され
    た人工雪で形成するか又は、氷結プレートの表面を削っ
    て形成することを特徴とする請求項2記載の人工スキー
    場のゲレンデ施工法。 【請求項4】 底面もしくは底部に補強ネットを備え、
    表面部の硬度が調節された、水もしくは水を含ませた吸
    水性ポリマーを凍結させて成る氷結プレート。 【請求項5】 形状がインターロッキング形であること
    を特徴とする請求項4記載の氷結プレート。
JP29722391A 1990-11-13 1991-11-13 人工スキーゲレンデ、その施工法およびその施工に用いる氷結プレート Pending JPH055302A (ja)

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JP2-303959 1990-11-13
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JPH055302A true JPH055302A (ja) 1993-01-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09135939A (ja) * 1993-02-15 1997-05-27 Iwao Kayano 人工スキー場並びにその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09135939A (ja) * 1993-02-15 1997-05-27 Iwao Kayano 人工スキー場並びにその製造方法

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