JPH055308U - 可動式面取り工具 - Google Patents
可動式面取り工具Info
- Publication number
- JPH055308U JPH055308U JP5386491U JP5386491U JPH055308U JP H055308 U JPH055308 U JP H055308U JP 5386491 U JP5386491 U JP 5386491U JP 5386491 U JP5386491 U JP 5386491U JP H055308 U JPH055308 U JP H055308U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- chamfering
- cutting
- shank
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 管材の内径或いは外径縁部の面取り加工にお
いて、縁部の位置変化による面取り量の変動を無くし、
同時に切刃の破損も減少させる。 【構成】 管材Aに切込ませる切削工具の切刃(図は切
刃チップ2)を管径方向にスライド可能な可動シャンク
13に取付け、直線運動軸受を付帯させたこのシャンク
をコイルばね16等を用いて内径側面取りでは管径方向
外方に、外径側面取りでは管径方向内方に一定力で付勢
しておくことにより取り代の変化に応じて変動する送り
分力と付勢力をバランスさせ、面取り量が均一化する位
置に切刃を自動的に移動させる。
いて、縁部の位置変化による面取り量の変動を無くし、
同時に切刃の破損も減少させる。 【構成】 管材Aに切込ませる切削工具の切刃(図は切
刃チップ2)を管径方向にスライド可能な可動シャンク
13に取付け、直線運動軸受を付帯させたこのシャンク
をコイルばね16等を用いて内径側面取りでは管径方向
外方に、外径側面取りでは管径方向内方に一定力で付勢
しておくことにより取り代の変化に応じて変動する送り
分力と付勢力をバランスさせ、面取り量が均一化する位
置に切刃を自動的に移動させる。
Description
【0001】
この考案は、油井管等の内、外径縁部を面取りするのに用いる面取り工具に関 する。
【0002】
管材の内径縁部の面取り加工に用いる従来の面取り工具は、いずれも切刃をカ ッタ本体に固定してある。切刃の装着位置については、管径方向の調整機構を設 けて可変となすことが行われているが、この場合も、使用時は切刃が完全に固定 される。
【0003】
この種の面取り工具は、回転するカッタ本体を管軸方向に送りながらその本体 に装着した切刃を管材に切込ませ、管材の内径縁部を一定のテーパ角がつくよう に削り取っていくが、上述した従来の工具は切刃をカッタ本体に固定しているた め、管の肉厚が不均一であったり、穴が真円でなかったりすると、面取り量が管 周方向の各部で変化して商品イメージが低下する。
【0004】 また、このようなケースでは取り代が著しく変化するため、切刃の欠損も多発 し易い。
【0005】 この考案は、これ等の不具合を無くすため、管の取り代変化に応じて切刃位置 が自動的に調整される可動式面取り工具を提供しようとするものである。
【0006】
この考案は、上記の課題を解決するため、カッタ本体に、管径方向にスライド できるスライド用の直線運動軸受を付帯した可動シャンクとこのシャンクを管径 方向外方に一定力で付勢する手段と可動シャンクの管径方向外方への移動位置を 規制するストッパとを具備する面取り量の調整機構を設けて上記可動シャンクに 切刃を取付けるようにした。なお、外径縁部の面取りでは可動シャンクの付勢方 向とストッパによる移動規制方向を上記とは逆にする。
【0007】
この考案では、切削抵抗の3分力のうち、送り分力の変動を利用して切刃の位 置を調整する。この調整作用を内径縁部の面取りを例に挙げて以下に記す。今、 管の内径変化によって取り代が変わると送り分力(図2のP2)も変化する。例え ば、加工中の管の内径が偏肉によって小さくなる場合には取り代の増加によって 切削抵抗が高まり、送り分力は比例して増大する。
【0008】 一方、可動シャンクは送り分力方向へは移動が許容されるので、送り分力が増 加して付勢手段の設定圧を上回ったら送り分力方向即ち管の中心側へ逃げる。
【0009】 また、偏肉による取り代が減少していく逆のケースでは送り分力が下がるので 、付勢手段の力で管の外側方向へ移動する。
【0010】 このようにして、可動シャンクが付勢手段の力と送り分力のバランス点に移動 するので、取り代の極端な変動が防止され、偏肉した管材であっても面取り量は 周方向の各部においてほゞ一定する。
【0011】
図1乃至図4に基いてこの考案の面取り工具の一具体例を説明する。
【0012】 これ等の図は、この考案を特徴づける調整機構部の詳細を示している。
【0013】 カッタ本体1には、管径方向に延びる座溝3(図2参照)が設けられ、その溝 に面取り量調整機構10の固定ベース11が挿入されている。この固定ベース1 1は、くさび角をつけた側面の一方を座溝3のくさび面に密着させ、他側面と座 溝との間にくさび4を打ち込んで本体1に固定されており、くさび4を緩めて管 径方向の固定位置を変えることができる。
【0014】 5はカッタ本体1に固定するプレートであり、このプレートに引留められた位 置調整ボルト6を回転させてボルト6を螺合させた固定ベース11の管径方向固 定位置を調整する。
【0015】 面取り量調整機構10は、断面凸形状の上述の固定ベース11と、直線運動軸 受12を介してそのベース上に凹凸嵌合させて管径方向スライド自在に取付けた 可動シャンク13と、ストッパ兼反力受け部材となる当て板14と、この当て板 に緩く貫通させて可動シャンクに螺合させたばね力調整用のボルト15と、当て 板14とボルト15間に縮設したコイルばね16とで構成されている。
【0016】 コイルばね16の設定圧はボルト15のねじ込み量を変えて調整することがで き、その設定圧よりも大きな送り分力が作用したとき、可動シャンク13がばね 16を圧縮して当て板14から離れていく。当て板14はボルト17で固定ベー ス11に止着してある。
【0017】 切刃チップ2は、所定のアプローチ角αをつけて可動シャンク13の先端部に 形成した座溝に装着される。この切刃チップ2のクランプには、引込みピン7を 用いているが、これ以外にも任意のクランプ機構を採用することができる。
【0018】 以上から成る例示の面取り工具は、パイプ固定、カッタ回転での例であって、 先ずカッタを管材の軸芯CLと同心にして回転させ、F方向に送りをかけて切刃 を管材Aの内径縁部に切込ませる。これにより面取りが開始されて工具に切削抵 抗が加わる。この抵抗のうち、主分力P1 と背分力P3 は可動シャンク13の動 きが拘束されている方向であるので工具によって受け止められる。しかし、送り 分力P2 についてはシャンク13の動きが許容される方向であり、その力P2 に 抗してシャンク13を止めようとするのはばね16のほゞ一定した力であるので 、偏肉等による管材の内径変化(送り分力の変動)があれば上述したように可動 シャンク13が力のバランス点に動いて面取り量が自動的に均一化する方向に調 整されることになる。
【0019】 なお、スペース的に余裕があれば、ばね16に代えて油圧シリンダ等の他の付 勢手段を用いることができる。
【0020】 また、この付勢手段は、可動シャンク13を管材の中心から管径方向に向けて 押すように配置してもよい。
【0021】 さらに、工具が単刃であるか複刃であるかも問わない。
【0022】 この種の工具は、通常、図5に示すように、管材の内径縁部の面取り部21、 外径縁部の面取り部22、端面加工部23を1セットとして使用するものであっ て、前述の調整機構は、この図の内径縁部の面取り部21に使用した例を示すが 、外径縁部の面取り部22にも適用できる。この場合には、可動シャンク13の 付勢方向及び当て板14による移動の規制方向を図1とは逆にするが作用は同じ になる。管材の外周面が偏心したり、管材と工具の軸心が不一致であったりする と外径側でも面取り量がばらつくので、面取り部22への応用も有効なことと云 える。
【0023】 このほか、管材を回転させて非回転の工具に送りをかける、或いは管材を回転 させてその管材に送りをかける加工にも同様の機構で対応して面取り量を均一化 することができる。
【0024】
以上述べたように、この考案の面取り工具によれば、可動シャンクが送り分力 の変動に応じて移動し、切刃を送り分力が平均化される位置に自動的に変位させ るので、偏肉或いは偏心した管であっても面取り量がほゞ一定し、商品イメージ が向上すると共に過大負荷による切刃の欠損も減少すると云う効果が得られる。
【0025】 また、可動シャンクを直線運動軸受でガイドしたので刃先の振れが起こり難く く、安定した加工が行える。
【図1】この考案の工具の一実施例の要部を部分的に破
断して示す側面図
断して示す側面図
【図2】実施例の正面図
【図3】実施例の背面図
【図4】調整機構を図1のX−X線部に沿って切断した
断面図
断面図
【図5】この考案の適用対象となる面取り工具の一例を
示す正面図
示す正面図
1 カッタ本体 2 切刃チップ 3 座溝 4 くさび 5 プレート 6 位置調整ボルト 7 引込みピン 10 面取り量調整機構 11 固定ベース 12 直線運動軸受 13 可動シャンク 14 当て板 15 ばね力調整用ボルト 16 コイルばね 17 ボルト 21 管材内径縁部の面取り部 22 管材外径縁部の面取り部 23 端面加工部
フロントページの続き (72)考案者 上田 正信 伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友電気工 業株式会社伊丹製作所内
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 カッタ本体と管材を相対的に回転させ、
かつ管軸方向に相対的に送りをかけてカッタ本体に装着
した切刃を管材に切込ませ、管材の内径縁部又は外径縁
部を面取りする工具において、カッタ本体に、管径方向
にスライドできるスライド用の直線運動軸受を付帯した
可動シャンクとこのシャンクを内径縁部の面取りでは管
径方向外方に、外径縁部の面取りでは管径方向内方に一
定力で付勢する手段と可動シャンクの付勢方向への移動
位置を規制するストッパとを具備する面取り量の調整機
構を設けて上記切刃を切削力で動く上記可動シャンクに
取付けたことを特徴とする可動式面取り工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5386491U JPH055308U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 可動式面取り工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5386491U JPH055308U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 可動式面取り工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055308U true JPH055308U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=12954638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5386491U Pending JPH055308U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 可動式面取り工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055308U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111872452A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-03 | 中铁宝桥集团有限公司 | 一种螺栓孔倒角刀具 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP5386491U patent/JPH055308U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111872452A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-03 | 中铁宝桥集团有限公司 | 一种螺栓孔倒角刀具 |
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