JPH0553529B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0553529B2 JPH0553529B2 JP27466786A JP27466786A JPH0553529B2 JP H0553529 B2 JPH0553529 B2 JP H0553529B2 JP 27466786 A JP27466786 A JP 27466786A JP 27466786 A JP27466786 A JP 27466786A JP H0553529 B2 JPH0553529 B2 JP H0553529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- porous
- polyvinyl butyral
- membrane
- dope solution
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複合膜材料に関する。更に詳しく
は、製膜性、強度、操作性などの点においてすぐ
れ、分離膜として有効に使用し得る複合膜材料に
関する。
は、製膜性、強度、操作性などの点においてすぐ
れ、分離膜として有効に使用し得る複合膜材料に
関する。
不純物の除去、純水の製造の目的で化学工業、
食品工業、電子工業などにおいて用いられている
分離膜は、従来例えば溶剤揮発法、水中ゲル化法
などによつて製造されているが、その製膜時の操
作性のために一定の強度、即ち膜厚を必要として
おり、分離膜性能をよくするために膜厚を薄くす
ると強度がなくなり、従つて操作性の点に欠ける
ようになる。また、その製膜時にはガラス板など
の担体を必要とするので、膜を担体から剥離させ
る工程を必要とするなど、操作上でも煩雑であ
る。
食品工業、電子工業などにおいて用いられている
分離膜は、従来例えば溶剤揮発法、水中ゲル化法
などによつて製造されているが、その製膜時の操
作性のために一定の強度、即ち膜厚を必要として
おり、分離膜性能をよくするために膜厚を薄くす
ると強度がなくなり、従つて操作性の点に欠ける
ようになる。また、その製膜時にはガラス板など
の担体を必要とするので、膜を担体から剥離させ
る工程を必要とするなど、操作上でも煩雑であ
る。
また繊維材料はその全表面積が大きいため、例
えば固定化酵素や消臭剤の担体などとして用いら
れており、かかる使用目的に供される場合には、
更にその全表面積を大きくすることが望まれる。
全表面積を増大させる一つの手段として、繊維材
料自体を多孔質化することが考えられるが、繊維
材料自体の多孔質化は繊維材料自体の物理的強度
の低下を招くので好ましい方法とはいえない。
えば固定化酵素や消臭剤の担体などとして用いら
れており、かかる使用目的に供される場合には、
更にその全表面積を大きくすることが望まれる。
全表面積を増大させる一つの手段として、繊維材
料自体を多孔質化することが考えられるが、繊維
材料自体の多孔質化は繊維材料自体の物理的強度
の低下を招くので好ましい方法とはいえない。
本発明者らは、かかる実情に鑑み、製膜性、強
度、操作性などの点においてすぐれた多孔質化さ
れた膜状物を得るべく検討を重ねた結果、支持体
上にポリビニルブチラール多孔質膜を形成させ、
分離膜用の複合膜材料とすることにより、かかる
課題が効果的に解決されることを見出した。
度、操作性などの点においてすぐれた多孔質化さ
れた膜状物を得るべく検討を重ねた結果、支持体
上にポリビニルブチラール多孔質膜を形成させ、
分離膜用の複合膜材料とすることにより、かかる
課題が効果的に解決されることを見出した。
従つて、本発明は分離膜用の複合膜材料に係
り、この複合膜材料は、支持体上にポリビニルブ
チラール多孔質膜を形成せしめてなる。
り、この複合膜材料は、支持体上にポリビニルブ
チラール多孔質膜を形成せしめてなる。
支持体としては、定量または定性用口紙、各種
繊維またはそれらの不織布などの繊維材料、ガラ
スフイルター、セラミツクスフイルターなどの口
過材料などが用いられる。
繊維またはそれらの不織布などの繊維材料、ガラ
スフイルター、セラミツクスフイルターなどの口
過材料などが用いられる。
これらの支持体上へのポリビニルブチラール膜
の形成は、ポリビニルブチラールを塩化メチレ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、エタノール
などの有機溶媒に約25重量%以下、好ましくは約
10重量%以下の濃度で溶解させたドープ液を調製
し、これを支持体上に浸漬、噴霧、展開などの手
段で適用して室温乃至約80℃の雰囲気中に放置す
ることにより行われる。
の形成は、ポリビニルブチラールを塩化メチレ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、エタノール
などの有機溶媒に約25重量%以下、好ましくは約
10重量%以下の濃度で溶解させたドープ液を調製
し、これを支持体上に浸漬、噴霧、展開などの手
段で適用して室温乃至約80℃の雰囲気中に放置す
ることにより行われる。
この際、相対湿度(RH)が約30%以上の雰囲
気中で濃度約10重量%以下のドープ液を乾燥させ
ると、支持体上には多数の微細孔を有する多孔質
化された膜が形成される。これは、ドープ液形成
に用いられた溶剤の蒸発時の潜熱により塗布面の
温度が低下し、そこに空気中の水分が結霧し、そ
の水分によりポリビニルブチラールがゲル化の際
多孔質化されるものと考えられる。
気中で濃度約10重量%以下のドープ液を乾燥させ
ると、支持体上には多数の微細孔を有する多孔質
化された膜が形成される。これは、ドープ液形成
に用いられた溶剤の蒸発時の潜熱により塗布面の
温度が低下し、そこに空気中の水分が結霧し、そ
の水分によりポリビニルブチラールがゲル化の際
多孔質化されるものと考えられる。
繊維材料などの支持体上にポリビニルブチラー
ルの多孔質化された膜を形成させることにより、
繊維材料などの物理的強度を低下させることな
く、表面層の全表面積を増大させることができ
る。
ルの多孔質化された膜を形成させることにより、
繊維材料などの物理的強度を低下させることな
く、表面層の全表面積を増大させることができ
る。
具体的には分離膜として用い得る複合膜材料を
形成させることができ、それは果汁の濃縮、コロ
イド・ラテツクスなどの回収、微生物の捕収など
に有効に使用することができる。
形成させることができ、それは果汁の濃縮、コロ
イド・ラテツクスなどの回収、微生物の捕収など
に有効に使用することができる。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例 1
ポリビニルブチラール(和光純薬製品)を塩化
メチレンに溶解させ、濃度1重量%のドープ液を
調製した。27℃、83%RHの条件下で、このドー
プ液を定性用口紙(東洋濾紙製No.1)の片面上に
展開し、1日間放置した。
メチレンに溶解させ、濃度1重量%のドープ液を
調製した。27℃、83%RHの条件下で、このドー
プ液を定性用口紙(東洋濾紙製No.1)の片面上に
展開し、1日間放置した。
このようにして得られた分離膜をバツチ式の膜
評価セル(東洋濾紙製UHP−43)に取り付け、
そこに窒素ガスで2Kg/cm2の圧力をかけ、透水率
およびサツカロミセス・セレビセエ(酵母)の分
離率(酵母水溶液の濃度は0.1g/であり、濃
度のチエツクは分光光度計を用い、波長600nm
で測定)をそれぞれ測定した。その結果、透水率
については2.5/cm2・atm・hrの値が、また酵
母の分離率については100%の値が得られた。
評価セル(東洋濾紙製UHP−43)に取り付け、
そこに窒素ガスで2Kg/cm2の圧力をかけ、透水率
およびサツカロミセス・セレビセエ(酵母)の分
離率(酵母水溶液の濃度は0.1g/であり、濃
度のチエツクは分光光度計を用い、波長600nm
で測定)をそれぞれ測定した。その結果、透水率
については2.5/cm2・atm・hrの値が、また酵
母の分離率については100%の値が得られた。
実施例 2〜4
ポリビニルブチラール(和光純薬製品)を塩化
メチレン、アセトンまたはメチルケトンに溶解さ
せ、濃度3重量%のドープ液を調製した。このド
ープ液中に、ポリアミド繊維テグス(東レ製品東
レアミランテグス銀鱗1号、繊維径0.165mm)を
浸漬し、引き上げてから27℃、60%RHの空気中
に10分間放置した。
メチレン、アセトンまたはメチルケトンに溶解さ
せ、濃度3重量%のドープ液を調製した。このド
ープ液中に、ポリアミド繊維テグス(東レ製品東
レアミランテグス銀鱗1号、繊維径0.165mm)を
浸漬し、引き上げてから27℃、60%RHの空気中
に10分間放置した。
このうようにしてポリアミド繊維テグス表面に
形成された被膜をSEM写真で観察すると、いず
れも被膜は0.1μm前後の微細孔を多数有する多孔
質膜が形成されていることが確認された。形成さ
れた表面多孔質膜は、いずれもポリアミド繊維テ
グスに良好に接着されており、降り曲げや爪によ
る擦りにより剥離することはなかつた。
形成された被膜をSEM写真で観察すると、いず
れも被膜は0.1μm前後の微細孔を多数有する多孔
質膜が形成されていることが確認された。形成さ
れた表面多孔質膜は、いずれもポリアミド繊維テ
グスに良好に接着されており、降り曲げや爪によ
る擦りにより剥離することはなかつた。
実施例 5
塩化メチレンを用いた実施例2において、ポリ
アミド繊維テグスの代りに普通レーヨン(大和紡
製品、繊度1.5デニール)が用いられた。普通レ
ーヨンの表面には、無数の微細孔を有する多孔質
膜が形成されていることが確認された。
アミド繊維テグスの代りに普通レーヨン(大和紡
製品、繊度1.5デニール)が用いられた。普通レ
ーヨンの表面には、無数の微細孔を有する多孔質
膜が形成されていることが確認された。
Claims (1)
- 1 支持体上にポリビニルブチラール多孔質膜を
形成せしめてなる分離膜用の複合膜材料。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60-257771 | 1985-11-19 | ||
| JP25777185 | 1985-11-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62201939A JPS62201939A (ja) | 1987-09-05 |
| JPH0553529B2 true JPH0553529B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=17310870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27466786A Granted JPS62201939A (ja) | 1985-11-19 | 1986-11-18 | 複合膜材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62201939A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2817934B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1998-10-30 | 旭光学工業株式会社 | 細胞分離材及び分離器 |
| US5611832A (en) * | 1994-09-21 | 1997-03-18 | Isuzu Ceramics Research Institute Co., Ltd. | Diesel particulate filter apparatus |
| JP2006297370A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-11-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 選択分離膜、及び、選択分離フィルター |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP27466786A patent/JPS62201939A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62201939A (ja) | 1987-09-05 |
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