JPH0554010B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0554010B2 JPH0554010B2 JP61040408A JP4040886A JPH0554010B2 JP H0554010 B2 JPH0554010 B2 JP H0554010B2 JP 61040408 A JP61040408 A JP 61040408A JP 4040886 A JP4040886 A JP 4040886A JP H0554010 B2 JPH0554010 B2 JP H0554010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- sludge
- furnace
- water treatment
- melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は水処理汚泥の減容処理を行うための溶
融炉に関するものである。 従来の技術 近年、産業廃水処理や下水処理などで発生する
汚泥は増加の一途をたどり、これら汚泥の減容・
安定化方法の開発が望まれている。 その方法の1つとして溶融法が最近注目されて
いる。これは汚泥中の無機物を溶融スラグとして
取り出し、大幅に減容化する方法である。 一般的な減容法としては焼却法があるが、この
方法では減容比が小さく、焼却灰の飛散、焼却灰
からの重金属の溶出などの問題がある。これに比
べて溶融法では減容比が更に大きく、また重金属
はスラグ中で安定化され、生成したスラグは骨材
などとして有効利用が可能であるので後処理が容
易であるという利点がある。 しかし焼却炉の炉内温度は一般に800℃程度の
比較的低い温度であるが、溶融炉の炉内温度は
1250〜1500℃の高温となる。 1250〜1500℃程度の高温に耐える耐火材として
はアルミナ系、マブネシア系、シリカ・アルミナ
系などの耐火材が知られているが、これらは産業
廃水処理、下水処理などの水処理で発生する汚泥
の溶融処理においては溶融スラグによる浸食が進
行しやすく、耐火材の耐久性がかなり小さくなり
水処理汚泥の溶融炉の構成材料としては不適であ
る。その理由は不明であるが、水処理汚泥の溶融
スラグ中に含まれる成分と耐火材とが反応し易い
ためではないかと考えられる。 耐火材の耐久性を増大する方法としては、製鉄
の溶鉱炉のように、炉を外部から水冷などの方式
で強制冷却し、耐火材に大きな温度勾配を与える
方法があるが、しかしこの方法では冷却水の持ち
出す熱量が大きいため、これを補うたの補助燃料
の消費量が大きくなり経済性に劣る。 発明が解決しようとする問題点 本発明は水処理汚泥の溶融処理において溶融ス
ラグによる浸食が低減され、長時間の連続操業が
可能な耐久性を有する溶融炉尾提供することを目
的とする。 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明にかかわる水処理汚泥の溶融炉はCr2O3
25〜80重量%のほか、Al2O3又はAl2O3とZrO2を
10重量%以上含有し、上記以外の成分が20重量%
以下である耐火材からなる。 耐火材の耐食性はCr2O3含有量が大きい程良い
が、Cr2O3が多すぎると耐スポーリング性が減少
する傾向があり、また溶融炉の建設費も上昇する
ので、上限は80%とするのが適当である。 耐火材のCr2O3含有量の下限は、1年間(8000
時間)の連続運転を考えれば、Cr2O3含有量は25
%以上、好ましくは35%以上とすることが望まし
い。 耐火材のCr2O3以外の成分としては、特にAl2
O3又はAl2O3とZrO2を10重量%以上含有し、上記
以外の成分が20重量%以下のものである。 溶融炉の形式としては水処理汚泥に用いられる
ものならばいずれでもよく、反射炉、アーク放電
炉、旋回流炉、マイクロ波照射炉、コークスベツ
ト炉などに適用可能である。 この耐火材は溶融の各部位の構造に応じて、
キヤスタブル、各種レンガに成形して使用する。 本発明の溶融を用いて処理される水処理汚泥
とは、産業廃水処理や下水処理等の水処理におい
て発生する汚泥(含水率60〜85%)であり、この
まま供給してもよいし、これを乾燥した乾燥汚
泥、或いは焼却して得られる焼却灰の形態で供給
してもよい。 水処理汚泥は脱水の際に高分子凝集剤或いは消
石灰+塩化第2鉄が添加されることが多い。従つ
て汚泥の無機物組成は添加物の種類によつて大幅
に異なり、高分子凝集剤を添加すればSiO2が多
く(1/3以上)、消石灰を添加すればCaoが多く
(約1/2)なるが、本発明はいずれの汚泥にも適用
できる。 試験例 1 第1表に示した組成の各種耐火材の平板の上に
下水処理汚泥の焼却灰をペレツト状に圧縮成形し
た物を置き1400℃で48時間加熱した。この操作を
10回繰返した後耐火材平板の表面観察、平板切断
面の観察を行つた。 表面の浸食が著しく、また表面状態が粗いもの
を不可とし、浸食および粗さが若干認められるも
のを良とし、浸食および粗さが全く無いか微少の
ものを優と評価した。結果を第1表に示す。
融炉に関するものである。 従来の技術 近年、産業廃水処理や下水処理などで発生する
汚泥は増加の一途をたどり、これら汚泥の減容・
安定化方法の開発が望まれている。 その方法の1つとして溶融法が最近注目されて
いる。これは汚泥中の無機物を溶融スラグとして
取り出し、大幅に減容化する方法である。 一般的な減容法としては焼却法があるが、この
方法では減容比が小さく、焼却灰の飛散、焼却灰
からの重金属の溶出などの問題がある。これに比
べて溶融法では減容比が更に大きく、また重金属
はスラグ中で安定化され、生成したスラグは骨材
などとして有効利用が可能であるので後処理が容
易であるという利点がある。 しかし焼却炉の炉内温度は一般に800℃程度の
比較的低い温度であるが、溶融炉の炉内温度は
1250〜1500℃の高温となる。 1250〜1500℃程度の高温に耐える耐火材として
はアルミナ系、マブネシア系、シリカ・アルミナ
系などの耐火材が知られているが、これらは産業
廃水処理、下水処理などの水処理で発生する汚泥
の溶融処理においては溶融スラグによる浸食が進
行しやすく、耐火材の耐久性がかなり小さくなり
水処理汚泥の溶融炉の構成材料としては不適であ
る。その理由は不明であるが、水処理汚泥の溶融
スラグ中に含まれる成分と耐火材とが反応し易い
ためではないかと考えられる。 耐火材の耐久性を増大する方法としては、製鉄
の溶鉱炉のように、炉を外部から水冷などの方式
で強制冷却し、耐火材に大きな温度勾配を与える
方法があるが、しかしこの方法では冷却水の持ち
出す熱量が大きいため、これを補うたの補助燃料
の消費量が大きくなり経済性に劣る。 発明が解決しようとする問題点 本発明は水処理汚泥の溶融処理において溶融ス
ラグによる浸食が低減され、長時間の連続操業が
可能な耐久性を有する溶融炉尾提供することを目
的とする。 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明にかかわる水処理汚泥の溶融炉はCr2O3
25〜80重量%のほか、Al2O3又はAl2O3とZrO2を
10重量%以上含有し、上記以外の成分が20重量%
以下である耐火材からなる。 耐火材の耐食性はCr2O3含有量が大きい程良い
が、Cr2O3が多すぎると耐スポーリング性が減少
する傾向があり、また溶融炉の建設費も上昇する
ので、上限は80%とするのが適当である。 耐火材のCr2O3含有量の下限は、1年間(8000
時間)の連続運転を考えれば、Cr2O3含有量は25
%以上、好ましくは35%以上とすることが望まし
い。 耐火材のCr2O3以外の成分としては、特にAl2
O3又はAl2O3とZrO2を10重量%以上含有し、上記
以外の成分が20重量%以下のものである。 溶融炉の形式としては水処理汚泥に用いられる
ものならばいずれでもよく、反射炉、アーク放電
炉、旋回流炉、マイクロ波照射炉、コークスベツ
ト炉などに適用可能である。 この耐火材は溶融の各部位の構造に応じて、
キヤスタブル、各種レンガに成形して使用する。 本発明の溶融を用いて処理される水処理汚泥
とは、産業廃水処理や下水処理等の水処理におい
て発生する汚泥(含水率60〜85%)であり、この
まま供給してもよいし、これを乾燥した乾燥汚
泥、或いは焼却して得られる焼却灰の形態で供給
してもよい。 水処理汚泥は脱水の際に高分子凝集剤或いは消
石灰+塩化第2鉄が添加されることが多い。従つ
て汚泥の無機物組成は添加物の種類によつて大幅
に異なり、高分子凝集剤を添加すればSiO2が多
く(1/3以上)、消石灰を添加すればCaoが多く
(約1/2)なるが、本発明はいずれの汚泥にも適用
できる。 試験例 1 第1表に示した組成の各種耐火材の平板の上に
下水処理汚泥の焼却灰をペレツト状に圧縮成形し
た物を置き1400℃で48時間加熱した。この操作を
10回繰返した後耐火材平板の表面観察、平板切断
面の観察を行つた。 表面の浸食が著しく、また表面状態が粗いもの
を不可とし、浸食および粗さが若干認められるも
のを良とし、浸食および粗さが全く無いか微少の
ものを優と評価した。結果を第1表に示す。
【表】
で停止
第1表に示す通り、Cr2O325〜80重量%のほ
か、Al2O3又はAl2O3とZrO2を10重量%以上含有
し、上記以外の成分が20重量%以下である耐火材
を用いた炉が水処理汚泥の溶融炉として好ましい
ことがわかる。 これに対し、Cr2O325〜80重量%のほか、Al2
O3又はAl2O3とZrO2を10重量%以上含有していて
も、それ以外の成分が20重量%を越えるものは成
績が劣る。 試験例 2 溶融パイロツト炉を第2表に示した組成の各種
耐火材で構成し、炉の外部から水冷しない状態で
下水汚泥の乾燥物(水分10%以下)を炉内投入
し、1400±50℃で空気を吹込みながら1500時間焼
却溶融処理を行つた。運転終了後炉内を点検し各
種耐火材の浸食状況を調査した。その結果を第2
表に示す。
第1表に示す通り、Cr2O325〜80重量%のほ
か、Al2O3又はAl2O3とZrO2を10重量%以上含有
し、上記以外の成分が20重量%以下である耐火材
を用いた炉が水処理汚泥の溶融炉として好ましい
ことがわかる。 これに対し、Cr2O325〜80重量%のほか、Al2
O3又はAl2O3とZrO2を10重量%以上含有していて
も、それ以外の成分が20重量%を越えるものは成
績が劣る。 試験例 2 溶融パイロツト炉を第2表に示した組成の各種
耐火材で構成し、炉の外部から水冷しない状態で
下水汚泥の乾燥物(水分10%以下)を炉内投入
し、1400±50℃で空気を吹込みながら1500時間焼
却溶融処理を行つた。運転終了後炉内を点検し各
種耐火材の浸食状況を調査した。その結果を第2
表に示す。
【表】
数字は重量%
第2表によれば、Cr2O335〜80重量%のほか、
Al2O3又はAl2O3とZrO2を10重量%以上含有し、
上記以外の成分が20重量%以下である耐火材は問
題なく使用することができる。 発明の効果 本発明の溶融炉は耐火材の耐食性がよいので寿
命が長く、長時間連続して水処理汚泥の溶融処理
を行える。また水冷がほとんど不要となるので補
助燃料の消費量が大幅に減少する。
第2表によれば、Cr2O335〜80重量%のほか、
Al2O3又はAl2O3とZrO2を10重量%以上含有し、
上記以外の成分が20重量%以下である耐火材は問
題なく使用することができる。 発明の効果 本発明の溶融炉は耐火材の耐食性がよいので寿
命が長く、長時間連続して水処理汚泥の溶融処理
を行える。また水冷がほとんど不要となるので補
助燃料の消費量が大幅に減少する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Cr2O325〜80重量%のほか、Al2O3又はAl2O3
とZrO2を10重量%以上含有し、上記以外の成分
が20重量%以下である耐火材からなる水処理汚泥
の溶融炉。 2 耐火材がCr2O3を35〜80重量%含有するもの
である特許請求の範囲第1項に記載の水処理汚泥
の溶融炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040886A JPS62200110A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 水処理汚泥の溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040886A JPS62200110A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 水処理汚泥の溶融炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62200110A JPS62200110A (ja) | 1987-09-03 |
| JPH0554010B2 true JPH0554010B2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=12579835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040886A Granted JPS62200110A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 水処理汚泥の溶融炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62200110A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5235112B2 (ja) * | 1972-04-26 | 1977-09-07 |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP4040886A patent/JPS62200110A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62200110A (ja) | 1987-09-03 |
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