JPH0554438U - 固形物材料気力輸送用連結ブロック - Google Patents

固形物材料気力輸送用連結ブロック

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JPH0554438U
JPH0554438U JP10769191U JP10769191U JPH0554438U JP H0554438 U JPH0554438 U JP H0554438U JP 10769191 U JP10769191 U JP 10769191U JP 10769191 U JP10769191 U JP 10769191U JP H0554438 U JPH0554438 U JP H0554438U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固形物材料気力輸送システムにおいて固形物
材料の供給又は排出装置などの配管装置を不当な歪みを
発生させることなく、固形物材料をスムーズに気力輸送
できる連結ブロックを提供する。 【構成】 連結ブロック10は、配管装置7を接続する
ための接続用面部12及び固形物材料通過用の孔部4を
形成してなる本体10の両側面に開設した開口部18、
18に、2本の輸送管1、1を嵌入することにより、両
輸送管1、1を本体10を介して連結させ、本体10の
開口部18、18間に形成された輸送路形成用の貫通孔
17の内周面21と各輸送管1、1の内周面20、20
とを面一状態としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、錠剤等の固形物材料を輸送栓を用いて低速且つ高密度で気力輸送す る気力輸送システムにおいて、輸送管に固形物材料供給用又は固形物材料排出用 の配管装置を接続するのに適用される連結ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人らは、特願平2─196002号において固形物材料の気力輸送シス テムを先に開発し、提案している。 このシステムは、図7に示すように、輸送管1e内に形成される輸送路3eに 装填される輸送栓2eを、輸送路3e内への輸送ガスの供給により移送させるも ので、輸送路3eの始端側に設けられた固形物材料の材料供給口4eを介して輸 送栓2e内に固形物材料を供給して収容させた後に、当該輸送栓2eを輸送路3 eの終端の材料排出口4f側へ気力輸送させるものである。かかる手段によれば 、固形物材料に衝撃を与えず、割れ等の破損を極力防止でき、低速で高密度の気 力輸送が行える。 ここに、従来では、上記システムの固形物材料の材料供給口4eの開設位置に 固形物材料の供給ガイドを行うための部材7eを分岐配管させる手段としては、 図8に示すように、ポリカーボネート等の合成樹脂製の輸送管1eの上側壁に材 料供給口4eを開設した後に、図9に示すように、当該材料供給口4eの周縁に 所定の配管用部材7eを当接させて、当該当接部位を加熱することによりこれら を樹脂溶接していた。また、図7に示す固形物材料の材料排出口4f側において も、前記と同様な樹脂溶接手段を用いて配管用部材7fを輸送管1eに対して分 岐配管させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の樹脂溶接による配管構造では、樹脂溶接される輸送 管1eの材料供給口4eの周縁部Aに熱歪みを生じる難点があった。 即ち、輸送栓2eを用いたこの種の固形物材料の気力輸送システムでは、輸送 管1e内に形成される輸送路3eの口径を各所均一に仕上げることが強く要請さ れるが、上記のように樹脂溶接により輸送管1eに熱歪みを生じさせていた従来 の手段では、樹脂溶接された輸送管1eの内径が不均一となり、又その内周面に 凹凸が発生する。その結果、当該凹凸の部位に輸送栓2eが引っ掛かりを生じて その移送がスムースに行えなくなったり、或いは歪みにより生じた凸部に固形物 材料が接触することにより固形物材料が損傷し、又は輸送栓2e内の固形物材料 が凹部の位置から輸送路3e内へ漏れ落ちる等の問題点が発生していた。また、 かかる問題点は固形物材料の材料排出口4f側においても同様に生じていた。 尚、輸送管の熱歪みを解消する策として、輸送管1eと配管用部材7eとを接 着剤のみで接着させることが考えられる。ところが、配管用部材7eの先端面3 0と輸送管1eとの接触面積は非常に小さく、しかもこれらの接触面は適正な面 接触を行わせるための加工が難しい三次曲面状であるために、接着剤の使用だけ では配管用部材7eを輸送管1eに対して強固に固定させることができず、その 強度面で難点がある。 それ故、本考案は、固形物材料気力輸送システムにおいて固形物材料供給装置 や排出装置あるいは固形物材料輸送用の管体等の配管装置を接続して、輸送管路 を分岐配管させるに際し、輸送管に対して加熱等に原因する不当な歪みを発生さ せることなく、適切な配管接続を可能ならしめることを、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために提案された請求項1に記載の本考案は、固形物材料 の気力輸送路を形成する2本の輸送管と、固形物材料の供給又は排出を行うため の材料口を有した配管装置とを分岐接続させるための連結ブロックであって、上 記連結ブロックは、対向する両側面に2本の輸送管を接続すべき開口部を形成す るとともに、その内径を接続すべき2本の輸送管の内径と同一にした一対の輸送 路形成用貫通孔を有し、かつ上記両面側と異なる他面側には、上記輸送路形成貫 通孔と直交する開口部を形成するとともに、その開口部に上記配管装置の材料口 を整合して接続すべき接続用面部が形成された本体部を備えた構造とされ、上記 2本の輸送管を、上記本体部の対向する両側面に形成された一対の輸送管路形成 用貫通孔の開口部に嵌入させることによって、その内径面が輸送路形成用貫通孔 の内径面と面一に設定された状態で相互に連結される構造となっている。 また、請求項2に記載の本考案では、連結ブロックは、その接続用面部に配管 装置をボルト止めするための手段を具備した構造となっている。
【0005】
【作用】
請求項1及び2に記載の本考案に係る上記構成の輸送管構造においては、2本 の輸送管を相互に連結する連結ブロックの接続用面部に形成した開口部を固形物 材料供給装置や排出装置あるいは輸送配管などの材料口に整合するように接続す れば、これらの装置や配管の材料口は固形物材料通過用の孔部を介して輸送路形 成用の貫通孔や輸送管内の輸送路と連通するので、配管装置から輸送路内への固 形物材料のスムーズな供給、又は輸送路から配管装置への固形物材料のスムーズ な排出が可能となる。 而して、かかる配管装置を連結ブロックの接続用面部に接続手段によって接続 させれば、配管装置と輸送管とを直接固着させることなく、確実な分岐配管が行 え、輸送管を加熱して溶接する必要性がなくなる。 このため、2本の輸送管及び連結ブロックの輸送路形成用の貫通孔で形成される 一連の輸送路は、その内径が各所均一に設定された状態を維持し、輸送栓を用い た固形物材料の気力輸送の障害とならず、固形物材料をスムーズに気力輸送でき る。 また、請求項2に記載の本考案によれば、連結ブロックに配管装置をボルト止 めできるために、両者の強固な接続が行える他、連結ブロックに対する取り外し もでき、清掃作業なども容易に行える。
【0006】
【実施例】
先ず、説明の便宜上、本考案に係る輸送管構造が適用される固形物材料気力輸 送システムの概略構成を説明する。 図5はそのシステムの一例を示す説明図を示す。本システムは、同一口径の複 数本の輸送管1、1、1a、1a・・1dを接続してその内部に輸送栓2を気力 輸送させるための輸送路3を一連に形成している。輸送栓2の一例としては、二 つの栓体2a、2bの後方に必要に応じて補助栓体2cをさらに連結したものが 適宜使用されるが、かかる型式の輸送栓2では、前方の二つの栓体2a、2bか ら不用意に漏れ落ちた固形物材料を補助栓体2cで受止めることができ、固形物 材料の漏れ落ち防止を徹底できる。輸送栓2は、輸送路3の始端3a側に開設さ れた材料供給口4から供給される固形物材料Kを、その栓体2a、2b間の収容 用空間部2d内に収容させた後に、輸送路3の最始端に接続された輸送ガスの制 御手段GCから輸送路3内へ輸送ガスが供給されることにより、輸送路3の終端 3b側の材料排出口4aへ気力輸送されて、固形物材料Kの排出を行うものであ る。 尚、材料供給口4に接続される固形物材料の供給機器の一例としては、打錠機 5で順次製造される薬錠剤等の固形物材料Kを計量してコニックバルブ6aの開 閉によりその固形物材料Kを一定量ずつ材料供給口4へ落下供給させる計量タン ク6等が適用され、当該計量タンク6はホッパー状管体7を介して輸送管1に対 して分岐配管されている。一方、材料排出口4aには、薬錠剤等の固形物材料K を次の作業工程に供給するための捕集器8が、所定の管体7aを介して適宜配管 接続されている。
【0007】 次に、本考案に係る連結ブロックの第1実施例について、上記の気力輸送シス テムにおいてホッパー状管体7を分岐配管させるための構造に適用する場合につ いて説明する。図1はその要部断面図、図2はその分解断面斜視図、図3は図1 のX−X線断面図、図4は図1のY−Y線矢視平面図である。 本構造では、2本の輸送管1、1が所定の連結ブロック10を介して相互に連 結されている。 ここに、連結ブロック10は、輸送管1、1と同様なポリカーボネート等の合 成樹脂製の材質からなるもので、その上面はフランジ25を有するホッパー状管 体7を接続するための平坦な接続用面部12として形成され、ねじ孔13を複数 箇所穿設している。即ち、当該接続用面部12には、そのねじ孔13を利用する ことによりボルト14の挿通用の孔15をフランジ25に備えたホッパー状管体 7をボルト止め可能である。また、前記接続用面部12の略中央部には、固形物 材料の材料供給口4としての役割を果たす固形物材料通過用の孔部4が開設され ている。 連結ブロック10の左右水平方向には、輸送管1、1の内径Dと同一径Dに切 削加工された輸送路形成用の貫通孔17が開設されている。但し、該貫通孔17 の左右両端側の開口部18、18は、輸送管1、1の各先端部が嵌入し得るよう に貫通孔17の内径Dよりも大径に形成され、これら開口部18、18と輸送路 形成用の貫通孔17との境には段部19、19が形成されている。 上記構成の連結ブロック10は、中実無垢状に成形された合成樹脂製ブロック を切削して加工されたものであるが、それ以外として、合成樹脂成形等により所 望の形態に形成されたものであってもよい。
【0008】 一方、2本の輸送管1、1は、その先端部が前記連結ブロック10の左右両端 の開口部18、18に嵌入されて、その先端面が連結ブロック10の段部19、 19に当接され、輸送管1、1の各内周面20、20は輸送路形成用の貫通孔1 7の内周面21と面一状態に設定されている。 尚、前記連結ブロック10を介して連結される輸送管1、1以外の他の部位の 輸送管どうしの連結、即ち、例えば図5における輸送管1b、1cどうしの連結 は、その輸送管1b、1cの各端部の相互間に、輸送管1b、1cの各内周面と 略同一の内径に形成された筒状カラー体22が介装されて、該筒状カラー体22 よりも外方の位置にシール用パッキン23及び接続用のフランジ24、24が配 されるべく構成されている。これにより、輸送管1b、1cの内面側にフランジ 24、24の接合部やパッキン23が存在しない状態となり、その連結位置の内 周面が滑らかな面一状態に設定されている。
【0009】 上記構造においては、連結ブロック10の上面の接続用面部12にホッパー状 管体7のフランジ25を当接させて、そのボルト挿通用の孔15に挿通させたボ ルト14をねじ孔13に螺合させることにより、ホッパー状管体7の確実強固な 配管接続が行え、これにより固形物材料Kを供給する計量タンク6を当該ホッパ ー状管体7を介して接続することができる。 而して、かかる接続手段によれば、ホッパー状管体7の強固な接続が輸送管1 、1に樹脂溶接を施すことなく行えるために、輸送管1、1には溶接に原因する 不当な歪みは発生せず、輸送管1、1の内周面20、20は輸送路形成用の貫通 孔17の内周面21と面一状態を維持する。 従って、輸送路3内を気力輸送される輸送栓2が、連結ブロック10内及び該 連結ブロック10と輸送管1、1との連結位置において引っ掛かりを生じるよう なことがなく、輸送栓2のスムースな気力輸送が行える。また、材料供給口とし ての固形物材料通過用の孔部4を介して輸送栓2内に供給されて収容される固形 物材料Kが、連結ブロック10の内面等に引っ掛かりを生じるようなこともなく 、その破損や漏れ落ちも防止される。
【0010】 図6は、本考案の第2実施例を示すもので、輸送路3の終端3b側に設けられ る材料排出口4aに捕集器8の連結用の管体7aを接続するための構造である( 尚、同図中、上記第1実施例と同符号の部位は第1実施例と同一部位を示す)。 かかる構造も、前記第1実施例の構造と同様に、ねじ孔13を穿設した接続用 面部12aを有する連結ブロック10aを用いて、該連結ブロック10の両端面 に開設された開口部18、18に二本の輸送管1a、1aの各先端部を嵌入させ ることにより、当該輸送管1a、1aを相互に連結したもので、輸送管1a、1 aの内周面20、20と輸送路形成用の貫通孔17の内周面21とは面一状態に 設定されている。即ち、本実施例は、接続用面部12a及び材料排出口としての 固形物材料通過用の孔部4aが連結ブロック10aの下面側に設けられている点 で、上面側に設けられている第1実施例とは相違するが、それ以外の他の基本的 構成は第1実施例と同様である。 本実施例においても、管体7aの上部先端に設けられたボルト挿通用の孔15 aを有するフランジ25aを接続用面部12aに対してボルト止めすることによ り、管体7aを輸送管1a、1aに対して強固に分岐配管させることができ、輸 送管1a、1a等の各所に不当な歪みを発生させない。従って、当該部位におい ても、輸送栓2の気力移送や固形物材料の排出に支障を生じさせることはない。
【0011】 上記第1及び第2の各実施例では、計量タンク6を接続するホッパー状管体7 や捕集器8を接続する管体7aを配管対象物の一例として説明したが、本考案で は輸送管に分岐配管させる配管対象物の具体的な種類は決してこれに限定されな い。 また、請求項1記載の本考案においては、連結ブロックの接続用面部に必ずし もねじ孔13を穿設する必要はない。かかる接続用面部を広面積の平坦面として 形成し、接着剤のみの使用によって配管対象物を連結ブロックに対して強固に固 着させ得るものとしてもよい。かかる場合、接着剤のみの使用であっても、その 接着剤の塗布される面積が大きく取れれば、樹脂溶接よりも確実強固な接続が可 能である。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案の連結ブロックによれば、輸送管を連結する連結ブロッ クに配管装置を強固に接続してその分岐配管が適切に行え、従来のように輸送管 と配管装置とを加熱溶接したときに、輸送管に熱歪みを生じさせるようなことが なく、輸送管内面側を各所均一の内径に正確に設定維持でき、輸送栓のスムーズ な気力輸送、及び固形物材料の不当な噛み込みや漏れ落ち等を適切に解消できる という格別な効果が得られる。 また、請求項2に記載の本考案によれば、配管装置の連結がボルト止めにより 簡易に行える他、配管装置の脱着も自在となるので、輸送管内の清掃等に際して の分解や組立に特に利便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る連結ブロックの第1実施例を示す
要部断面図。
【図2】本考案に係る連結ブロックの第1実施例におけ
る分解断面斜視図。
【図3】図1のX−X線断面図。
【図4】図1のY−Y線矢視平面図。
【図5】本考案に係る連結ブロックが適用される輸送栓
を用いた固形物材料気力輸送システムの構成を示す説明
図。
【図6】本考案に係る連結ブロックの第2実施例を示す
要部断面図。
【図7】従来の輸送栓を用いた固形物材料気力輸送シス
テムの一例を示す説明図。
【図8】従来の輸送管への分岐配管作業の手順を示す要
部斜視図。
【図9】従来の輸送管構造の一例を示す要部断面図。
【符号の説明】
1,1a 輸送管 2 輸送栓 3 輸送路 4 固形物材料通過用の孔部(材料供給口) 4a 固形物材料通過用の孔部(材料排出口) 7 配管対象物(ホッパー状管体) 7a 配管対象物(管体) 10,10a 連結ブロック本体 12,12a 接続用面部 13 ねじ孔 17 輸送路形成用の貫通孔 18 開口部 20 輸送管の内周面 21 輸送路形成用の貫通孔の内周面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固形物材料の気力輸送路を形成する2本の
    輸送管と、固形物材料の供給又は排出を行うための材料
    口を有した配管装置とを分岐接続させるための連結ブロ
    ックであって、 上記連結ブロックは、対向する両側面に2本の輸送管を
    接続すべき開口部を形成するとともに、その内径を接続
    すべき2本の輸送管の内径と同一にした一対の輸送路形
    成用貫通孔を有し、かつ上記両面側と異なる他面側に
    は、上記輸送路形成貫通孔と直交する開口部を形成する
    とともに、その開口部に上記配管装置の材料口を整合し
    て接続すべき接続用面部が形成された本体部を備えた構
    造とされ、上記2本の輸送管を、上記本体部の対向する
    両側面に形成された一対の輸送管路形成用貫通孔の開口
    部に嵌入させることによって、その内径面が輸送路形成
    用貫通孔の内径面と面一に設定された状態で相互に連結
    される構造とされた固形物材料気力輸送用連結ブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記連結ブロックは、
    その接続用面部に配管装置をボルト止めするための手段
    を具備していることを特徴とする固形物材料気力輸送用
    連結ブロック。
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