JPH0554584U - 織機のサーフェスローラ逆回転防止装置 - Google Patents

織機のサーフェスローラ逆回転防止装置

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JPH0554584U
JPH0554584U JP11356191U JP11356191U JPH0554584U JP H0554584 U JPH0554584 U JP H0554584U JP 11356191 U JP11356191 U JP 11356191U JP 11356191 U JP11356191 U JP 11356191U JP H0554584 U JPH0554584 U JP H0554584U
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clutch
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清美 戸本
浩一 上田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 よこ糸密度を変更可能な織機において、よこ
糸密度変更時に経糸張力によってサーフェスローラが逆
方向に回転しないようにする。 【構成】 メインモータからサーフェスローラ間の駆動
伝達機構3aに原動側クラッチ51と従動側クラッチ5
2から成るクラッチ4を備えクラッチ4をON,OFF
することによってサーフェスローラに複数ピックに1回
の間欠布送りを行なわせよこ糸密度を変更可能にしてあ
る織機において、原動側クラッチ51と一体に回転体5
8を設ける。この回転体58には従動側クラッチ52の
突出部52c外周を所定の圧接力で圧接摺動する摩擦摺
動体60を設けクラッチOFF時に駆動軸3aと同方向
の摩擦回転力を伝達しサーフェスローラを介して伝えら
れる経糸張力による逆回転を阻止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は複数回のピック(筬打)に対して織布の巻取を1度行なわせるため のクラッチ機構を備えた織機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来前記のような織機として製織中の織布のよこ糸密度を高くするときに図3 に示すようにメインモータ1とサーフェスローラ2間の動力伝達糸3に、介在し たクラッチ4を例えばドビー等の開口装置10によってリンク等を介してシフタ レバー14を作動させて切断して巻取の停止を行なっていた。即ちメインモータ 1からの駆動回転を伝達する駆動軸3に従動側クラッチ4bを回転自在に支持し 、この従動側クラッチ4bと対向させて原動側クラッチ4aを駆動軸3と一体回 転可能にかつ軸方向移動自在にし、バネ55で従動側クラッチ4b方向へ押圧し ている。クラッチ4がON状態の時、駆動軸3の回転がウオーム歯車2aを介し てサーフェスローラ2に伝達され布Cを巻取る。巻取りを停止させるとき、開口 装置10からの制御によってシフタ14が原動側クラッチ4aをバネ55の圧縮 方向に押圧し原動側クラッチ4aを従動側クラッチ4bから切り離す。従動側ク ラッチ4bは駆動軸3上で原動側クラッチ4bから切断される回転自在と成り経 糸張力による逆回転力がサーフェスローラ2を介してウオーム歯車2aに逆伝達 されて従動側クラッチ4bに逆回転力が加わる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように従動側クラッチから原動側クラッチを切り離したとき、ウオーム歯 車には原動側クラッチからの駆動回転力がなくなり、経糸張力による逆回転力が そのまま従動側クラッチにかかり機械の振動などで僅かでも従動側クラッチが逆 回転するとウオーム歯車を介してサーフェスローラが逆回転され、織前の位置が 戻りよこ糸の密度の違ったものを製織して織布の品質を悪くしてしまう恐れがあ った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの考案はメインモータからサーフェスローラに至る 駆動伝達機構に介在した、原動側クラッチと従動側クラッチから成るクラッチを ON,OFFすることによってサーフェスローラに複数ピックに1回の間欠布送 りを行なわせ、よこ糸の密度を変更可能にしてある織機において、原動側クラッ チと一体に回転体を設け、この回転体とサーフェスローラに接続される従動側ク ラッチのいずれか一方にはクラッチOFFの時に、他方に対し所定の圧接力で圧 接摺動する摩擦摺動体を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
メインモータから駆動回転される駆動軸と一体な駆動側のクラッチを従動側の クラッチから切り離し、サーフェスローラの回転を停止させて複数のピックを行 ない、よこ糸の密度を高くする。クラッチが切り離されると従動側クラッチには 経糸張力による逆方向の回転力が伝わるが、一方従動側クラッチは駆動軸と一体 回転する回転体に設けた摩擦摺動体が所定の圧接力で圧接従動することにより駆 動軸と同方向の摩擦回転力が伝えられる。従って従動側クラッチはサーフェスロ ーラからの逆回転力に対抗して逆回転が阻止される。
【0006】
【実施例】
図1においてメインモータ1とサーフェスローラ2との間には開口装置として 例示する周知のドビー装置10が配備され、これ等の各間は駆動伝達経路3,3 a,3bによって連結してあり、この内のメインモータ1側の駆動伝達経路3に ピックファインダ装置50が介在されドビー装置10、サーフェスローラ2及び クロスローラ5等の駆動を一時的に切断する機能が備えてある。又駆動伝達経路 3aと3b間には機械式のクラッチ4が介在させてある。サーフェスローラ2は クラッチが連結された状態で布Cを送り出しクロスローラ5に巻取られクラッチ 4が切れるとサーフェスローラ2が回転を止め、布Cが送られてこないためクロ スローラ5が巻取りを止めるようにしてある。
【0007】 次にクラッチ4において、図2に示すようにクラッチ4は駆動伝達経路3aに 設けた駆動軸3A上で原動側クラッチ51と従動側クラッチ52とに設けたクラ ッチ歯51a,52aを対向させて噛合可能に装着してある。原動側のクラッチ 51はドビー装置10によって断続制御されるシフタ14の動きで駆動軸3Aに 固着されたキー3Cに案内されて軸方向移動自在にされ駆動軸3Aに巻回したバ ネ55で従動側クラッチ52方向に押圧されるようになっている。又従動側クラ ッチ52は駆動軸3Aの一対の軸受56を介して回転自在に支持され、軸方向に 移動しないようにしてある。そして外周の中間部にはウオーム歯52bが形成さ れ、駆動軸3Aの上方で直交した駆動伝達経路3bに設けた駆動軸3Bのウオー ム歯車53に噛合うようにしてある。
【0008】 前記クラッチ歯52の他方にウオーム歯52b側端よりも出た突出部52cの 外周上方を囲うようにした回転体58が駆動軸3Aにネジ59で固着してある。 この突出部52c外周と回転体58に摩擦摺動体60が介在され、摩擦摺動体6 0の内面が突出部52c外周面上摺動回転可能にしてある。摩擦摺動体60は図 3に示すように外周を3等分した押圧部と隣り合った押圧部との間に割り込みが 入れられ回転体58の複数の調整ネジ59(この場合は3ヶ)で吐出部52c外 周に押圧され従動側クラッチ52との摩擦圧接力が前記調整ネジ59で調整可能 にしてある。又ナイロン、ベークラクト等の摩擦力の高い材質のものが使用して ある。
【0009】 ドビー装置10は枠11と連結される多数のジャッキレバー12を上下動可能 に備えている。これらのジャッキレバー12は穿孔されたペーパーカード13に よってその上下動が制御され、所定の組織の織物が織られてゆくことは周知であ る。ジャッキレバー12のうち1つは枠11と連結しておらず、このジャッキレ バー12と前記クラッチ4とはリンク等から成るシフタ14で連結され、ジャッ キレバー12の上下動でクラッチ4が断続され、サーフェスローラ2の間欠巻取 回転が行なわれるようになっている。前記ペーパーカード13には、この実施例 では織成中に2ピックで1回の巻取動作を7サイクル繰り返すように、前記クラ ッチ4と連繋したジャッキレバー12を上下させるデータが含まれている。メイ ンモータ1は機台制御装置15の下にON,OFFされ、ON信号は機台運転信 号aとして送出モータ25を駆動制御する送出制御装置30に伝達されるように なっている。
【0010】 次にたて糸Yの送出装置20において、送出ビーム21と一体のギヤ22とギ ヤ23が噛合っている。このギヤ23は減速ギヤ列24に連繋され、この減速ギ ヤ列24はサーボモータから成る正逆回転かつ変速可能な送出モータ25に接続 してある。この送出モータ25は送出制御装置30により制御される。
【0011】 このような構成による作用を説明する。機台制御装置15からメインモータ1 に運転指令を与える。すると機台運転信号aが送出装置30に入力されこれによ り送出モータ25は回転する。一方この時、ドビー装置10によってクラッチ4 が切られていないとすると、サーフェスローラ2も連続回転し、送出ビーム21 から送出されたたて糸Yはバックローラ46からドビー装置10で開口され、よ こ糸入れ、おさ打ちが行なわれて織成され、でき上がった布Cはプレスローラか らサーフェスローラ2を経てクロスローラ5に連続して巻取られてゆく。織成の 途中で、ペーパーカード13の情報からドビー装置10のクラッチ4と接続した ジャッキレバー12が上昇作動するとクラッチ4が切られ、サーフェスローラ2 が回転を止める。
【0012】 この時従動側クラッチ52は経糸Yの張力によって巻取方向と逆方向の逆回転 力がサーフェスローラ2、駆動経路3b及びウオーム歯車53を介して従動側ク ラッチ52に加わる。一方、クラッチ4が切られても駆動軸3Aはそのまま回転 を続け回転体58と共に摩擦摺動体60を回転させる。摩擦摺動体60を、サー フェスローラ2からの逆回転力に対抗するも、サーフェスローラ2を布送出方向 へ回転させない回転力が摩擦摺動体60と従動側クラッチ52の間で出るように あらかじめ駆動側クラッチ52に調整ネジ59で圧接させておくことにより、摩 擦摺動体60はこの圧接力により生じる摩擦力で従動側クラッチ52の突出部5 2cの外周面を摺動回転し、従動側クラッチ52を布送り出し方向へは回転させ ないけれども、前記経糸Yによる逆回転力には対抗し、クラッチ4を切った状態 を保持する。従ってクラッチ4を切っても従動側クラッチ52が逆回転せず、織 前は移動しない。
【0013】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく例えば図4に示すように従 動側クラッチ152の突出部152c外周に板ばね等の弾性体で形成する摩擦摺 動体160を装着しこの板ばね先端の折曲部160aを駆動軸103と一体な回 転体158の側面に前記所定の圧接力で圧接するようにして駆動軸103からの 逆回転力に対抗する摩擦回転力を生じさせるようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、よこ糸密度を高くするために摩擦側クラッチを 切って従動側クラッチを駆動軸から切り離したとき、従動側クラッチに逆回転力 が加わっても駆動軸と一体に設けた摩擦摺動体が所定の圧接力で従動側クラッチ に圧接し両者間の摩擦力でサーフェスローラからの経糸張力による逆回転力に対 抗して従動側クラッチの逆回転を阻止するので機械の振動などで逆回転すること がなく、織前の位置が正確に保持され間欠巻取り時、所定のよこ糸密度が得られ 織布の品質向上に役立つ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を実施した織機全体の説明図であ
る。
【図2】本考案装置のクラッチ部の説明図である。
【図3】摩擦摺動体の詳細図である
【図4】他の実施例の説明図である。
【図5】従来の技術のクラッチ部の説明図である。
【符号の説明】
1 メインモータ、 2 サーフェスローラ、3,3
a,3b 駆動伝達装置、 3A,3B 駆動軸、 4
クラッチ、51 原動側クラッチ、 52 従動側ク
ラッチ、 58 回転体、59 調整ネジ、 60 摩
擦摺動体、 C 布、 Y 経糸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインモータからサーフェスローラに至
    る駆動伝達機構に介在した、原動側クラッチと従動側ク
    ラッチから成るクラッチをON,OFFすることによっ
    てサーフェスローラに複数ピックに1回の間欠布送りを
    行なわせ、よこ糸の密度を変更可能にしてある織機にお
    いて、原動側クラッチと一体に回転体を設け、この回転
    体とサーフェスローラに接続される従動側クラッチのい
    ずれか一方にはクラッチOFFの時に、他方に対し所定
    の圧接力で圧接摺動する摩擦摺動体を設けて成る織機の
    サーフェスローラ逆回転防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6381874U (ja) * 1986-11-14 1988-05-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6381874U (ja) * 1986-11-14 1988-05-30

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