JPH0554994A - 観賞用プラズマ発生装置 - Google Patents
観賞用プラズマ発生装置Info
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- JPH0554994A JPH0554994A JP3025376A JP2537691A JPH0554994A JP H0554994 A JPH0554994 A JP H0554994A JP 3025376 A JP3025376 A JP 3025376A JP 2537691 A JP2537691 A JP 2537691A JP H0554994 A JPH0554994 A JP H0554994A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 観賞用に適した広範囲に高密度なプラズマを
廉価な電源で発生させることができる。 【構成】 透明な材料でできた真空容器1と、真空容器
1内に設置されプラズマ10を発生させる交流電極対3
a,3b及び直流電極対4a,4bと、真空容器1外に
設置され交流電極3a,3b,直流電極対4a,4bに
それぞれ電圧を印加する交流電源5及び直流電源6を具
えている。
廉価な電源で発生させることができる。 【構成】 透明な材料でできた真空容器1と、真空容器
1内に設置されプラズマ10を発生させる交流電極対3
a,3b及び直流電極対4a,4bと、真空容器1外に
設置され交流電極3a,3b,直流電極対4a,4bに
それぞれ電圧を印加する交流電源5及び直流電源6を具
えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーロラシミュレータ
ーや展示装置のイルミネーション等に好適な鑑賞用プラ
ズマ発生装置に関する。
ーや展示装置のイルミネーション等に好適な鑑賞用プラ
ズマ発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーロラシミュレーターや展示装
置のイルミネーション等の鑑賞用プラズマ発生装置にお
いては、図4模式図に示すように、透明な材料でできた
真空容器1の中に1対の交流電極3a,3bを設置し、
その間に外部の交流電源5から数kV以上の高電圧を印
加し、放電させてプラズマを発生させるが、鑑賞用プラ
ズマは明るいほどよく、従って高密度であればよい。
置のイルミネーション等の鑑賞用プラズマ発生装置にお
いては、図4模式図に示すように、透明な材料でできた
真空容器1の中に1対の交流電極3a,3bを設置し、
その間に外部の交流電源5から数kV以上の高電圧を印
加し、放電させてプラズマを発生させるが、鑑賞用プラ
ズマは明るいほどよく、従って高密度であればよい。
【0003】そこでプラズマを高密度にするためには、
印加電圧を高くし電流を多くすればよいが、電圧を高く
すればするほど真空容器1の外へ漏洩する電流が増加
し、絶縁がむずかしくなり、電源も特殊なものとなりコ
スト高となる。またプラズマを高密度にするためには、
交流電極3a,3bの間隔を短くする方法もあるが、こ
れを短くするとプラズマが発生する範囲が狭くなり鑑賞
用には適さなくなる。
印加電圧を高くし電流を多くすればよいが、電圧を高く
すればするほど真空容器1の外へ漏洩する電流が増加
し、絶縁がむずかしくなり、電源も特殊なものとなりコ
スト高となる。またプラズマを高密度にするためには、
交流電極3a,3bの間隔を短くする方法もあるが、こ
れを短くするとプラズマが発生する範囲が狭くなり鑑賞
用には適さなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、鑑賞用に適した広範囲
に高密度なプラズマを廉価な電源で発生させることがで
きる鑑賞用プラズマ発生装置を提供することを目的とす
る。
事情に鑑みて提案されたもので、鑑賞用に適した広範囲
に高密度なプラズマを廉価な電源で発生させることがで
きる鑑賞用プラズマ発生装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、透
明な材料でできた真空容器と、上記真空容器内に設置さ
れプラズマを発生させる交流電極対及び直流電極対と、
上記真空容器外に設置され上記電極対にそれぞれ電圧を
印加する交流電源及び直流電源とを具えたことを特徴と
する。
明な材料でできた真空容器と、上記真空容器内に設置さ
れプラズマを発生させる交流電極対及び直流電極対と、
上記真空容器外に設置され上記電極対にそれぞれ電圧を
印加する交流電源及び直流電源とを具えたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】本発明鑑賞用プラズマ発生装置においては、交
流電極対に数kV以上の高電圧を印加すると、電極対間
にプラズマが発生し、このプラズマに直流電極対により
直流の500V以上の高電圧を印加すると、プラズマ内
の電子が交流電極対外に引き出され、交流放電の電子を
種にする直流放電の領域が形成される。そして直流印加
電圧がある値に達したとき直流印加放電が始まり、更に
電圧が高まると異常グローの領域に達し高密度な放電が
発生する。
流電極対に数kV以上の高電圧を印加すると、電極対間
にプラズマが発生し、このプラズマに直流電極対により
直流の500V以上の高電圧を印加すると、プラズマ内
の電子が交流電極対外に引き出され、交流放電の電子を
種にする直流放電の領域が形成される。そして直流印加
電圧がある値に達したとき直流印加放電が始まり、更に
電圧が高まると異常グローの領域に達し高密度な放電が
発生する。
【0007】
【実施例】本発明鑑賞用プラズマ発生装置の一実施例を
図面について説明すると、図1は実施例装置の模式図、
図2は同上装置の作動を示す説明図、図3は同上装置の
直流放電の説明図で、同図(A)は等価回路図、同図
(B)はV−I特性線図である。
図面について説明すると、図1は実施例装置の模式図、
図2は同上装置の作動を示す説明図、図3は同上装置の
直流放電の説明図で、同図(A)は等価回路図、同図
(B)はV−I特性線図である。
【0008】図1において、ステンレス製の底板2に取
付けられ図示せざる真空ポンプが接続された透明真空容
器1の内部には、タングステン等スパッター収率の小さ
い金属製平板の1対の交流電極3a,3bが、下部域に
垂直状態で対峙して配置されるとともに、上部域に水平
状態で直流電極4aが配置されている。しかして交流電
極3a,3bには容器外にある数kV以上の交流電源5
が接続されるとともに、片方の交流電極3bが接地され
ている。またスパッター収率の小さい金属製平板の直流
電極4aは容器外にある500V以上の直流電源6の正
端子に接続されるとともに、直流電源6の負端子が接地
された交流電極3bに接続されており、その結果交流電
極3bはマイナスの直流電極4bを兼ねている。
付けられ図示せざる真空ポンプが接続された透明真空容
器1の内部には、タングステン等スパッター収率の小さ
い金属製平板の1対の交流電極3a,3bが、下部域に
垂直状態で対峙して配置されるとともに、上部域に水平
状態で直流電極4aが配置されている。しかして交流電
極3a,3bには容器外にある数kV以上の交流電源5
が接続されるとともに、片方の交流電極3bが接地され
ている。またスパッター収率の小さい金属製平板の直流
電極4aは容器外にある500V以上の直流電源6の正
端子に接続されるとともに、直流電源6の負端子が接地
された交流電極3bに接続されており、その結果交流電
極3bはマイナスの直流電極4bを兼ねている。
【0009】なおこの1対の直流電極4a,4bは交流
電極3a,3bと独立してその近傍に配置したうえ接地
しておいてもよく、また交流電極3a,3b及び直流電
極4a,4bは線状,棒状等の任意の形状のものでよ
い。
電極3a,3bと独立してその近傍に配置したうえ接地
しておいてもよく、また交流電極3a,3b及び直流電
極4a,4bは線状,棒状等の任意の形状のものでよ
い。
【0010】更に透明真空容器1の外部には、丸型又は
角型の100Gauss 以下の磁界を発生させる磁界発生コ
イル7が配設されるとともにコイル用直流電源8が接続
され、そこに音声−電圧変換装置9が接続されており、
コイル用直流電源8から出力される電流値が音声−電圧
変換装置9から出力される電圧に応じて変化する。従っ
て音声−電圧変換装置9から出る音楽や人声等音のボリ
ュームに対応して、磁界発生コイル7の磁界強度が得ら
れる。
角型の100Gauss 以下の磁界を発生させる磁界発生コ
イル7が配設されるとともにコイル用直流電源8が接続
され、そこに音声−電圧変換装置9が接続されており、
コイル用直流電源8から出力される電流値が音声−電圧
変換装置9から出力される電圧に応じて変化する。従っ
て音声−電圧変換装置9から出る音楽や人声等音のボリ
ュームに対応して、磁界発生コイル7の磁界強度が得ら
れる。
【0011】このような装置による作動を図2,図3を
参照して説明すると、図2において、交流電極3a,3
bに数kV〜十数kVの交流の高電圧を印加すると、両
電極3a,3b間にプラズマ10が発生し、このプラズ
マ10に直流電極4a,4bにより直流の500V以上
の高電圧を印加すると、プラズマ10内の電子が交流電
極3a,3b外に引き出され、交流放電の電子を種にす
る直流放電の領域が形成される。すると図3(A)等価
回路に示すような直流放電による回路が成立し、直流電
源6による印加電圧VD によってプラズマ電流IP が変
化し、図3(B)V−I特性線図に示すように、印加電
圧がVS に達したとき直流印加放電が始まり、VG を越
えると異常グローに当たる領域に達し高密度な放電が発
生する。
参照して説明すると、図2において、交流電極3a,3
bに数kV〜十数kVの交流の高電圧を印加すると、両
電極3a,3b間にプラズマ10が発生し、このプラズ
マ10に直流電極4a,4bにより直流の500V以上
の高電圧を印加すると、プラズマ10内の電子が交流電
極3a,3b外に引き出され、交流放電の電子を種にす
る直流放電の領域が形成される。すると図3(A)等価
回路に示すような直流放電による回路が成立し、直流電
源6による印加電圧VD によってプラズマ電流IP が変
化し、図3(B)V−I特性線図に示すように、印加電
圧がVS に達したとき直流印加放電が始まり、VG を越
えると異常グローに当たる領域に達し高密度な放電が発
生する。
【0012】以下に具体例を説明すると、400mmφ×
500mmの真空容器内において、交流電極間距離:30
0mm,直流電極の底板からの高さ:300mmとしたと
き、容器内雰囲気:3×10-3TorrのArガス雰囲気,
交流印加電圧:10kV,直流印加電圧:700V,印
加磁界:0〜50Gauss にて、オーロラに似たプラズマ
が発生できた。このとき磁界の変化によるプラズマの動
きは,次の(1) 式のラーマー半径re の変化によるもの
と、 (2)式のE×Bドリフトによるものが考えられ、こ
の作用によりプラズマは容器内を規則的に動く。 ラーマー半径:re =3.4 ×V1/2/B (cm) ・・・・(1) E×Bドリフト:VD =E/B (cm/sec) ・・・・(2) 但しre :ラーマー半径(cm),V:電子の加速電圧(V),
B:磁束密度(Gauss) VD :ドリフト速度(cm/sec),E:電界強度(V/cm)
500mmの真空容器内において、交流電極間距離:30
0mm,直流電極の底板からの高さ:300mmとしたと
き、容器内雰囲気:3×10-3TorrのArガス雰囲気,
交流印加電圧:10kV,直流印加電圧:700V,印
加磁界:0〜50Gauss にて、オーロラに似たプラズマ
が発生できた。このとき磁界の変化によるプラズマの動
きは,次の(1) 式のラーマー半径re の変化によるもの
と、 (2)式のE×Bドリフトによるものが考えられ、こ
の作用によりプラズマは容器内を規則的に動く。 ラーマー半径:re =3.4 ×V1/2/B (cm) ・・・・(1) E×Bドリフト:VD =E/B (cm/sec) ・・・・(2) 但しre :ラーマー半径(cm),V:電子の加速電圧(V),
B:磁束密度(Gauss) VD :ドリフト速度(cm/sec),E:電界強度(V/cm)
【0013】
【発明の効果】要するに本発明によれば、透明な材料で
できた真空容器と、上記真空容器内に設置されプラズマ
を発生させる交流電極対及び直流電極対と、上記真空容
器外に設置され上記電極対にそれぞれ電圧を印加する交
流電源及び直流電源とを具えたことにより、鑑賞用に適
した広範囲に高密度なプラズマを廉価な電源で発生させ
ることができる鑑賞用プラズマ発生装置を得るから、本
発明は産業上極めて有益なものである。
できた真空容器と、上記真空容器内に設置されプラズマ
を発生させる交流電極対及び直流電極対と、上記真空容
器外に設置され上記電極対にそれぞれ電圧を印加する交
流電源及び直流電源とを具えたことにより、鑑賞用に適
した広範囲に高密度なプラズマを廉価な電源で発生させ
ることができる鑑賞用プラズマ発生装置を得るから、本
発明は産業上極めて有益なものである。
【図1】本発明鑑賞用プラズマ発生装置の一実施例の模
式図である。
式図である。
【図2】同上装置の作動を示す説明図である。
【図3】同上装置の直流放電の説明図で、同図(A)は
等価回路図、同図(B)はV−I特性線図である。
等価回路図、同図(B)はV−I特性線図である。
【図4】従来の鑑賞用プラズマ発生装置の模式図であ
る。
る。
1 透明真空容器 2 底板 3a 交流電極 3b 交流電極 4a 直流電極 4b 直流電極 5 交流電源 6 直流電源 7 磁界発生コイル 8 コイル用直流電源 9 音声−電圧変換装置 10 プラズマ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月28日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 観賞用プラズマ発生装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーロラシミュレータ
ーや展示装置のイルミネーション等に好適な観賞用プラ
ズマ発生装置に関する。
ーや展示装置のイルミネーション等に好適な観賞用プラ
ズマ発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーロラシミュレーターや展示装
置のイルミネーション等の観賞用プラズマ発生装置にお
いては、図4模式図に示すように、透明な材料でできた
真空容器1の中に1対の交流電極3a,3bを設置し、
その間に外部の交流電源5から数kV以上の高電圧を印
加し、放電させてプラズマを発生させるが、観賞用プラ
ズマは明るいほどよく、従って高密度であればよい。
置のイルミネーション等の観賞用プラズマ発生装置にお
いては、図4模式図に示すように、透明な材料でできた
真空容器1の中に1対の交流電極3a,3bを設置し、
その間に外部の交流電源5から数kV以上の高電圧を印
加し、放電させてプラズマを発生させるが、観賞用プラ
ズマは明るいほどよく、従って高密度であればよい。
【0003】そこでプラズマを高密度にするためには、
印加電圧を高くし電流を多くすればよいが、電圧を高く
すればするほど真空容器1の外へ漏洩する電流が増加
し、絶縁がむずかしくなり、電源も特殊なものとなりコ
スト高となる。またプラズマを高密度にするためには、
交流電極3a,3bの間隔を短くする方法もあるが、こ
れを短くするとプラズマが発生する範囲が狭くなり観賞
用には適さなくなる。
印加電圧を高くし電流を多くすればよいが、電圧を高く
すればするほど真空容器1の外へ漏洩する電流が増加
し、絶縁がむずかしくなり、電源も特殊なものとなりコ
スト高となる。またプラズマを高密度にするためには、
交流電極3a,3bの間隔を短くする方法もあるが、こ
れを短くするとプラズマが発生する範囲が狭くなり観賞
用には適さなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、観賞用に適した広範囲
に高密度なプラズマを廉価な電源で発生させることがで
きる観賞用プラズマ発生装置を提供することを目的とす
る。
事情に鑑みて提案されたもので、観賞用に適した広範囲
に高密度なプラズマを廉価な電源で発生させることがで
きる観賞用プラズマ発生装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、透
明な材料でできた真空容器と、上記真空容器内に設置さ
れプラズマを発生させる交流電極対及び直流電極対と、
上記真空容器外に設置され上記電極対にそれぞれ電圧を
印加する交流電源及び直流電源とを具えたことを特徴と
する。
明な材料でできた真空容器と、上記真空容器内に設置さ
れプラズマを発生させる交流電極対及び直流電極対と、
上記真空容器外に設置され上記電極対にそれぞれ電圧を
印加する交流電源及び直流電源とを具えたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】本発明観賞用プラズマ発生装置においては、交
流電極対に数kV以上の高電圧を印加すると、電極対間
にプラズマが発生し、このプラズマに直流電極対により
直流の500V以上の高電圧を印加すると、プラズマ内
の電子が交流電極対外に引き出され、交流放電の電子を
種にする直流放電の領域が形成される。そして直流印加
電圧がある値に達したとき直流印加放電が始まり、更に
電圧が高まると異常グローの領域に達し高密度な放電が
発生する。
流電極対に数kV以上の高電圧を印加すると、電極対間
にプラズマが発生し、このプラズマに直流電極対により
直流の500V以上の高電圧を印加すると、プラズマ内
の電子が交流電極対外に引き出され、交流放電の電子を
種にする直流放電の領域が形成される。そして直流印加
電圧がある値に達したとき直流印加放電が始まり、更に
電圧が高まると異常グローの領域に達し高密度な放電が
発生する。
【0007】
【実施例】本発明観賞用プラズマ発生装置の一実施例を
図面について説明すると、図1は実施例装置の模式図、
図2は同上装置の作動を示す説明図、図3は同上装置の
直流放電の説明図で、同図(A)は等価回路図、同図
(B)はV−I特性線図である。
図面について説明すると、図1は実施例装置の模式図、
図2は同上装置の作動を示す説明図、図3は同上装置の
直流放電の説明図で、同図(A)は等価回路図、同図
(B)はV−I特性線図である。
【0008】図1において、ステンレス製の底板2に取
付けられ図示せざる真空ポンプが接続された透明真空容
器1の内部には、タングステン等スパッター収率の小さ
い金属製平板の1対の交流電極3a,3bが、下部域に
垂直状態で対峙して配置されるとともに、上部域に水平
状態で直流電極4aが配置されている。しかして交流電
極3a,3bには容器外にある数kV以上の交流電源5
が接続されるとともに、片方の交流電極3bが接地され
ている。またスパッター収率の小さい金属製平板の直流
電極4aは容器外にある500V以上の直流電源6の正
端子に接続されるとともに、直流電源6の負端子が接地
された交流電極3bに接続されており、その結果交流電
極3bはマイナスの直流電極4bを兼ねている。
付けられ図示せざる真空ポンプが接続された透明真空容
器1の内部には、タングステン等スパッター収率の小さ
い金属製平板の1対の交流電極3a,3bが、下部域に
垂直状態で対峙して配置されるとともに、上部域に水平
状態で直流電極4aが配置されている。しかして交流電
極3a,3bには容器外にある数kV以上の交流電源5
が接続されるとともに、片方の交流電極3bが接地され
ている。またスパッター収率の小さい金属製平板の直流
電極4aは容器外にある500V以上の直流電源6の正
端子に接続されるとともに、直流電源6の負端子が接地
された交流電極3bに接続されており、その結果交流電
極3bはマイナスの直流電極4bを兼ねている。
【0009】なおこの1対の直流電極4a,4bは交流
電極3a,3bと独立してその近傍に配置したうえ接地
しておいてもよく、また交流電極3a,3b及び直流電
極4a,4bは線状,棒状等の任意の形状のものでよ
い。
電極3a,3bと独立してその近傍に配置したうえ接地
しておいてもよく、また交流電極3a,3b及び直流電
極4a,4bは線状,棒状等の任意の形状のものでよ
い。
【0010】更に透明真空容器1の外部には、丸型又は
角型の100Gauss以下の磁界を発生させる磁界発
生コイル7が配設されるとともにコイル用直流電源8が
接続され、そこに音声−電圧変換装置9が接続されてお
り、コイル用直流電源8から出力される電流値が音声−
電圧変換装置9から出力される電圧に応じて変化する。
従って音声一電圧変換装置9から出る音楽や人声等音の
ボリュームに対応して、磁界発生コイル7の磁界強度が
得られる。
角型の100Gauss以下の磁界を発生させる磁界発
生コイル7が配設されるとともにコイル用直流電源8が
接続され、そこに音声−電圧変換装置9が接続されてお
り、コイル用直流電源8から出力される電流値が音声−
電圧変換装置9から出力される電圧に応じて変化する。
従って音声一電圧変換装置9から出る音楽や人声等音の
ボリュームに対応して、磁界発生コイル7の磁界強度が
得られる。
【0011】このような装置による作動を図2,図3を
参照して説明すると、図2において、交流電極3a,3
bに数kV〜十数kVの交流の高電圧を印加すると、両
電極3a,3b間にプラズマ10が発生し、このプラズ
マ10に直流電極4a,4bにより直流の500V以上
の高電圧を印加すると、プラズマ10内の電子が交流電
極3a,3b外に引き出され、交流放電の電子を種にす
る直流放電の領域が形成される。すると図3(A)等価
回路に示すような直流放電による回路が成立し、直流電
源6による印加電圧VDによってプラズマ電流IPが変
化し、図3(B)V−I特性線図に示すように、印加電
圧がVSに達したとき直流印加放電が始まり、VGを越
えると異常グローに当たる領域に達し高密度な放電が発
生する。
参照して説明すると、図2において、交流電極3a,3
bに数kV〜十数kVの交流の高電圧を印加すると、両
電極3a,3b間にプラズマ10が発生し、このプラズ
マ10に直流電極4a,4bにより直流の500V以上
の高電圧を印加すると、プラズマ10内の電子が交流電
極3a,3b外に引き出され、交流放電の電子を種にす
る直流放電の領域が形成される。すると図3(A)等価
回路に示すような直流放電による回路が成立し、直流電
源6による印加電圧VDによってプラズマ電流IPが変
化し、図3(B)V−I特性線図に示すように、印加電
圧がVSに達したとき直流印加放電が始まり、VGを越
えると異常グローに当たる領域に達し高密度な放電が発
生する。
【0012】以下に具体例を説明すると、400mmφ
×500mmの真空容器内において、交流電極間距離:
300mm,直流電極の底板からの高さ:300mmと
したとき、容器内雰囲気:3×10−3TorrのAr
ガス雰囲気,交流印加電圧:10kV,直流印加電圧:
700V,印加磁界:0〜50Gaussにて、オーロ
ラに似たプラズマが発生できた。このとき磁界の変化に
よるプラズマの動きは,次の(1)式のラーマー半径r
eの変化によるものと、(2)式のE×Bドリフトによ
るものが考えられ、この作用によりプラズマは容器内を
規則的に動く。 ラーマー半径:re=3.4×V1/2/B(cm) ・・・・ (1) E×Bドリフト:VD=E/B(cm/sec) ・・・・( 2) 但しre:ラーマー半径(cm),V:電子の加速電圧
(V),B:磁束密度(Gauss) VD:ドリフト速度(cm/sec),E:電界強度
(V/cm)
×500mmの真空容器内において、交流電極間距離:
300mm,直流電極の底板からの高さ:300mmと
したとき、容器内雰囲気:3×10−3TorrのAr
ガス雰囲気,交流印加電圧:10kV,直流印加電圧:
700V,印加磁界:0〜50Gaussにて、オーロ
ラに似たプラズマが発生できた。このとき磁界の変化に
よるプラズマの動きは,次の(1)式のラーマー半径r
eの変化によるものと、(2)式のE×Bドリフトによ
るものが考えられ、この作用によりプラズマは容器内を
規則的に動く。 ラーマー半径:re=3.4×V1/2/B(cm) ・・・・ (1) E×Bドリフト:VD=E/B(cm/sec) ・・・・( 2) 但しre:ラーマー半径(cm),V:電子の加速電圧
(V),B:磁束密度(Gauss) VD:ドリフト速度(cm/sec),E:電界強度
(V/cm)
【0013】
【発明の効果】要するに本発明によれば、透明な材料で
できた真空容器と、上記真空容器内に設置されプラズマ
を発生させる交流電極対及び直流電極対と、上記真空容
器外に設置され上記電極対にそれぞれ電圧を印加する交
流電源及び直流電源とを具えたことにより、観賞用に適
した広範囲に高密度なプラズマを廉価な電源で発生させ
ることができる観賞用プラズマ発生装置を得るから、本
発明は産業上極めて有益なものである。
できた真空容器と、上記真空容器内に設置されプラズマ
を発生させる交流電極対及び直流電極対と、上記真空容
器外に設置され上記電極対にそれぞれ電圧を印加する交
流電源及び直流電源とを具えたことにより、観賞用に適
した広範囲に高密度なプラズマを廉価な電源で発生させ
ることができる観賞用プラズマ発生装置を得るから、本
発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明観賞用プラズマ発生装置の一実施例の模
式図である。
式図である。
【図2】同上装置の作動を示す説明図である。
【図3】同上装置の直流放電の説明図で、同図(A)は
等価回路図、同図(B)はV−I特性線図である。
等価回路図、同図(B)はV−I特性線図である。
【図4】従来の観賞用プラズマ発生装置の模式図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 透明真空容器 2 底板 3a 交流電極 3b 交流電極 4a 直流電極 4b 直流電極 5 交流電源 6 直流電源 7 磁界発生コイル 8 コイル用直流電源 9 音声−電圧変換装置 10 プラズマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 正義 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 透明な材料でできた真空容器と、上記真
空容器内に設置されプラズマを発生させる交流電極対及
び直流電極対と、上記真空容器外に設置され上記電極対
にそれぞれ電圧を印加する交流電源及び直流電源とを具
えたことを特徴とする鑑賞用プラズマ発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025376A JP2766736B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 観賞用プラズマ発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025376A JP2766736B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 観賞用プラズマ発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0554994A true JPH0554994A (ja) | 1993-03-05 |
| JP2766736B2 JP2766736B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=12164133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3025376A Expired - Fee Related JP2766736B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 観賞用プラズマ発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2766736B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007010947A1 (ja) * | 2005-07-19 | 2007-01-25 | Iida Home Max Co., Ltd | オーロラカーテンの発生装置、及びオーロラカーテンの発生方法 |
| US7413548B2 (en) | 2004-03-19 | 2008-08-19 | Japanese Red Cross Society | Autonomic nervous activity monitor, blood processing apparatus, blood collecting apparatus and autonomic nervous activity monitoring method |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP3025376A patent/JP2766736B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7413548B2 (en) | 2004-03-19 | 2008-08-19 | Japanese Red Cross Society | Autonomic nervous activity monitor, blood processing apparatus, blood collecting apparatus and autonomic nervous activity monitoring method |
| WO2007010947A1 (ja) * | 2005-07-19 | 2007-01-25 | Iida Home Max Co., Ltd | オーロラカーテンの発生装置、及びオーロラカーテンの発生方法 |
| JP2007025324A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Shigeyuki Minami | オーロラカーテンの発生装置、及び、同方法 |
| US7847485B2 (en) | 2005-07-19 | 2010-12-07 | Iida Home Max Co., Ltd. | Aurora curtain generation device and aurora curtain generation method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2766736B2 (ja) | 1998-06-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980303 |
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