JPH055536A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH055536A JPH055536A JP3288731A JP28873191A JPH055536A JP H055536 A JPH055536 A JP H055536A JP 3288731 A JP3288731 A JP 3288731A JP 28873191 A JP28873191 A JP 28873191A JP H055536 A JPH055536 A JP H055536A
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- air
- air conditioner
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換器に対する風速分布を改善して運転騒
音の低下及び省動力化を図ること。 【構成】 羽根車20に対して環状の熱交換器3を、該
熱交換器3の内周面3cと上記羽根車20の外周面20a
との間隔が該羽根車20の回転方向前方側に向かうに従
って次第に拡大するように配置し、この間隔部分を一種
のスクロールとして機能させることで該羽根車20から
熱交換器3に向かう空気の流れをスムーズにして静圧を
高め、もってファン運転音を抑制する。また、熱交換器
3の端部を周方向において適度に重合させることで伝熱
面積を実質的に増加させ、機内抵抗の低減によって省動
力化を達成する。さらに、この熱交換器3を複数の熱交
換器3A,3Bで構成することで伝熱面積のより一層の
拡大を図るとともに、これら各熱交換器3A,3Bの冷
媒循環量をそれぞれ独立で制御可能として冷暖房能力の
調整を容易ならしめもって空気調和装置の商品価値を高
める。
音の低下及び省動力化を図ること。 【構成】 羽根車20に対して環状の熱交換器3を、該
熱交換器3の内周面3cと上記羽根車20の外周面20a
との間隔が該羽根車20の回転方向前方側に向かうに従
って次第に拡大するように配置し、この間隔部分を一種
のスクロールとして機能させることで該羽根車20から
熱交換器3に向かう空気の流れをスムーズにして静圧を
高め、もってファン運転音を抑制する。また、熱交換器
3の端部を周方向において適度に重合させることで伝熱
面積を実質的に増加させ、機内抵抗の低減によって省動
力化を達成する。さらに、この熱交換器3を複数の熱交
換器3A,3Bで構成することで伝熱面積のより一層の
拡大を図るとともに、これら各熱交換器3A,3Bの冷
媒循環量をそれぞれ独立で制御可能として冷暖房能力の
調整を容易ならしめもって空気調和装置の商品価値を高
める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、遠心ファンまたは斜
流ファンの外周側に環状の熱交換器を備えて構成される
空気調和装置に関するものである。
流ファンの外周側に環状の熱交換器を備えて構成される
空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に動翼(ブレード)を備えて構成され
る遠心ファン系の送風機では、当該動翼の揚力を用いて
送風機能を実現するようになっているので空気等流体へ
の運動エネルギーの伝達、変換効率が極めて高く、例え
ば空気調和機用の送風機として従来から極めて多く使用
されている。
る遠心ファン系の送風機では、当該動翼の揚力を用いて
送風機能を実現するようになっているので空気等流体へ
の運動エネルギーの伝達、変換効率が極めて高く、例え
ば空気調和機用の送風機として従来から極めて多く使用
されている。
【0003】そして、空気調和装置の種類として最近で
は設置スペース面の有利さや室内デザイン上の自由さな
どの見地から特に天井埋込みタイプの空気調和装置の採
用が多くなってきており、このような天井埋込型の空気
調和装置では例えば特開昭62ー194128号公報に
も示されているように各種の送風機の中でも、その風向
変換機能の点から一般に上述のような遠心ファン又はそ
の一種である斜流ファンを用い、且つ該遠心ファンまた
は斜流ファンの外周側に環状に形成された熱交換器を配
置するのが通例である。
は設置スペース面の有利さや室内デザイン上の自由さな
どの見地から特に天井埋込みタイプの空気調和装置の採
用が多くなってきており、このような天井埋込型の空気
調和装置では例えば特開昭62ー194128号公報に
も示されているように各種の送風機の中でも、その風向
変換機能の点から一般に上述のような遠心ファン又はそ
の一種である斜流ファンを用い、且つ該遠心ファンまた
は斜流ファンの外周側に環状に形成された熱交換器を配
置するのが通例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
遠心ファンまたは斜流ファンと環状の熱交換器との組み
合わせからなる従来の空気調和装置においては後述のよ
うな理由によって、運転音が比較的高く、しかもコンパ
クト化が図りにくいという問題があった。
遠心ファンまたは斜流ファンと環状の熱交換器との組み
合わせからなる従来の空気調和装置においては後述のよ
うな理由によって、運転音が比較的高く、しかもコンパ
クト化が図りにくいという問題があった。
【0005】即ち、図5及び図6に示すように、この種
の空気調和装置Z0においては、通常、天井面10の下
面側に固定配置されるケーシング1内の中央部に、羽根
車20を備えた遠心ファン2をそのファン吸込口24が
上記ケーシング1の下面に形成した空気吸込口5に臨む
ようにして配置するとともに、該羽根車20から上記ケ
ーシング1の外周下面側に形成した空気吹出口6,6,・
・との間に設けられた通風路9内に、その一端3aと他
端3bとが所定間隔をもって近接する環状の熱交換器3
を、上記羽根車20の外周側を囲繞するように配置して
構成されている。そして、この場合、上記熱交換器3は
円形の内周面を有し且つ羽根車20の外周面と同心状に
配置されている。
の空気調和装置Z0においては、通常、天井面10の下
面側に固定配置されるケーシング1内の中央部に、羽根
車20を備えた遠心ファン2をそのファン吸込口24が
上記ケーシング1の下面に形成した空気吸込口5に臨む
ようにして配置するとともに、該羽根車20から上記ケ
ーシング1の外周下面側に形成した空気吹出口6,6,・
・との間に設けられた通風路9内に、その一端3aと他
端3bとが所定間隔をもって近接する環状の熱交換器3
を、上記羽根車20の外周側を囲繞するように配置して
構成されている。そして、この場合、上記熱交換器3は
円形の内周面を有し且つ羽根車20の外周面と同心状に
配置されている。
【0006】このように構成された空気調和装置Z0に
おいては、羽根車20の外周面と熱交換器3の内周面と
が同心状とされていることから、該羽根車20から吹き
出されて熱交換器3の内周面側に向かう空気流は、例え
ばスクロール内のようなスムーズな減速流れが期待でき
ない。
おいては、羽根車20の外周面と熱交換器3の内周面と
が同心状とされていることから、該羽根車20から吹き
出されて熱交換器3の内周面側に向かう空気流は、例え
ばスクロール内のようなスムーズな減速流れが期待でき
ない。
【0007】従って、羽根車20の吹出流速のもつ動圧
の静圧への回復がほとんど期待できず、機内抵抗に対し
てはもっぱら羽根車20内で得られる静圧の上昇によっ
て対処するようにしている。このため、一般に反動度の
小さい羽根車20ほど比騒音が小さく静粛運転が可能で
あるにもかかわらず、反動度の大きい羽根車20が採用
されており、この結果、比騒音が増大するものである
(図4の曲線L01〜L03参照)。
の静圧への回復がほとんど期待できず、機内抵抗に対し
てはもっぱら羽根車20内で得られる静圧の上昇によっ
て対処するようにしている。このため、一般に反動度の
小さい羽根車20ほど比騒音が小さく静粛運転が可能で
あるにもかかわらず、反動度の大きい羽根車20が採用
されており、この結果、比騒音が増大するものである
(図4の曲線L01〜L03参照)。
【0008】尚、反動度は、「反動度=羽根車静圧上昇
/羽根車全圧上昇」で規定され、羽根出口角が小さいほ
ど反動度が大きくなる関係にある。
/羽根車全圧上昇」で規定され、羽根出口角が小さいほ
ど反動度が大きくなる関係にある。
【0009】また一方、羽根車20から吹き出される空
気の乱れが大きいところから、これを整流して熱交換器
3側に導入させる必要上、羽根車20の外周面と熱交換
器3の内周面との間に比較的大きな間隔をとらざるを得
ず、この結果、空気調和装置Z0のコンバクト化が阻害
されるものである。
気の乱れが大きいところから、これを整流して熱交換器
3側に導入させる必要上、羽根車20の外周面と熱交換
器3の内周面との間に比較的大きな間隔をとらざるを得
ず、この結果、空気調和装置Z0のコンバクト化が阻害
されるものである。
【0010】そこで本願発明では、遠心ファンまたは斜
流ファンとこれを囲繞するように配置された熱交換器と
を備えた空気調和装置において、熱交換器に対する風速
分布を改善して運転騒音の低下及びエネルギー効率の向
上を図らんとしてなされたものである。
流ファンとこれを囲繞するように配置された熱交換器と
を備えた空気調和装置において、熱交換器に対する風速
分布を改善して運転騒音の低下及びエネルギー効率の向
上を図らんとしてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願各発明ではかかる課
題を解決するための具体的手段としてそれぞれ継ぎのよ
うな構成を採用している。
題を解決するための具体的手段としてそれぞれ継ぎのよ
うな構成を採用している。
【0012】(1) 請求項1記載の発明では、図1A及
び図1Bに例示するように下面1aに空気吸込口5を、
側面または下面1aの外周部1bに空気吹出口6を形成し
たケーシング1内に、複数枚の羽根23,23,・・を備
えてなる羽根車20を有する遠心ファンまたは斜流ファ
ン2を上記空気吸込口5に対向させた状態で取り付ける
一方、該遠心ファンまたは斜流ファン2の外周側に、そ
の一端3aと他端3bとが相互に近接するようにして環状
に巻回形成してなる熱交換器3を、上記遠心ファンまた
は斜流ファン2の外周側を囲繞するようにして配置し、
該遠心ファンまたは斜流ファン2からその径方向外方に
送風される空気を上記熱交換器3を介して上記空気吹出
口6から室内側に吹き出すようにした空気調和装置にお
いて、上記遠心ファンまたは斜流ファン2の羽根車20
の外周面20aと上記熱交換器3の内周面3cとの間隔
を、該熱交換器3の上記羽根車20の回転方向前方側に
位置する一端3a側において小さく、後方側に位置する
他端3b側において大きくなるように設定したことを特
徴としている。
び図1Bに例示するように下面1aに空気吸込口5を、
側面または下面1aの外周部1bに空気吹出口6を形成し
たケーシング1内に、複数枚の羽根23,23,・・を備
えてなる羽根車20を有する遠心ファンまたは斜流ファ
ン2を上記空気吸込口5に対向させた状態で取り付ける
一方、該遠心ファンまたは斜流ファン2の外周側に、そ
の一端3aと他端3bとが相互に近接するようにして環状
に巻回形成してなる熱交換器3を、上記遠心ファンまた
は斜流ファン2の外周側を囲繞するようにして配置し、
該遠心ファンまたは斜流ファン2からその径方向外方に
送風される空気を上記熱交換器3を介して上記空気吹出
口6から室内側に吹き出すようにした空気調和装置にお
いて、上記遠心ファンまたは斜流ファン2の羽根車20
の外周面20aと上記熱交換器3の内周面3cとの間隔
を、該熱交換器3の上記羽根車20の回転方向前方側に
位置する一端3a側において小さく、後方側に位置する
他端3b側において大きくなるように設定したことを特
徴としている。
【0013】(2) 請求項2記載の発明では、図1A及
び図2に例示するように請求項1記載の空気調和装置に
おいて、上記熱交換器3の一端3aと他端3bとがその周
方向において相互に重合するように構成したことを特徴
としている。
び図2に例示するように請求項1記載の空気調和装置に
おいて、上記熱交換器3の一端3aと他端3bとがその周
方向において相互に重合するように構成したことを特徴
としている。
【0014】(3) 請求項3記載の発明では、図1A〜
図2に例示するように請求項1または2記載の空気調和
装置において、上記熱交換器3の内周面3cの形状を対
数螺旋曲線としたことを特徴としている。
図2に例示するように請求項1または2記載の空気調和
装置において、上記熱交換器3の内周面3cの形状を対
数螺旋曲線としたことを特徴としている。
【0015】(4) 請求項4記載の発明では、図3に例
示するように、下面1aに空気吸込口5を、側面または
下面1aの外周部1bに空気吹出口6を形成したケーシン
グ1内に、複数枚の羽根23,23,・・を備えてなる羽
根車20を有する遠心ファンまたは斜流ファン2を上記
空気吸込口5に対向させた状態で取り付ける一方、該遠
心ファンまたは斜流ファン2の外周側に、該遠心ファン
または斜流ファン2の外周側を囲繞するようにして熱交
換器3を配置し、該遠心ファンまたは斜流ファン2から
その径方向外方に送風される空気を上記熱交換器3を介
して上記空気吹出口6から室内側に吹き出させるように
した空気調和装置において、上記熱交換器3を、円弧状
に湾曲する複数の熱交換器3A,3Bで構成するととも
に、該各熱交換器3A,3Bを、それぞれその内周面3
Ac,3Bcと上記遠心ファンまたは斜流ファン2の羽根
車20の外周との間隔が、該各熱交換器3A,3Bの上
記羽根車20の回転方向前方側に位置する一端3Aa,3
Ba側において小さく、回転方向後方側に位置する他端
3Ab,3Bb側において大きくし、且つ周方向において
は各熱交換器3A,3Bの一端3Aa,3Baがこれより上
記羽根車20の回転方向後方側にある熱交換器3A,3
Bの他端3Ab,3Bbに対して適宜に重合せしめたこと
を特徴としている。
示するように、下面1aに空気吸込口5を、側面または
下面1aの外周部1bに空気吹出口6を形成したケーシン
グ1内に、複数枚の羽根23,23,・・を備えてなる羽
根車20を有する遠心ファンまたは斜流ファン2を上記
空気吸込口5に対向させた状態で取り付ける一方、該遠
心ファンまたは斜流ファン2の外周側に、該遠心ファン
または斜流ファン2の外周側を囲繞するようにして熱交
換器3を配置し、該遠心ファンまたは斜流ファン2から
その径方向外方に送風される空気を上記熱交換器3を介
して上記空気吹出口6から室内側に吹き出させるように
した空気調和装置において、上記熱交換器3を、円弧状
に湾曲する複数の熱交換器3A,3Bで構成するととも
に、該各熱交換器3A,3Bを、それぞれその内周面3
Ac,3Bcと上記遠心ファンまたは斜流ファン2の羽根
車20の外周との間隔が、該各熱交換器3A,3Bの上
記羽根車20の回転方向前方側に位置する一端3Aa,3
Ba側において小さく、回転方向後方側に位置する他端
3Ab,3Bb側において大きくし、且つ周方向において
は各熱交換器3A,3Bの一端3Aa,3Baがこれより上
記羽根車20の回転方向後方側にある熱交換器3A,3
Bの他端3Ab,3Bbに対して適宜に重合せしめたこと
を特徴としている。
【0016】(5) 請求項5記載の発明では、請求項4
記載の空気調和装置において、上記複数の熱交換器3
A,3Bの冷媒循環量をそれぞれ独立して制御可能とし
たことを特徴としている。
記載の空気調和装置において、上記複数の熱交換器3
A,3Bの冷媒循環量をそれぞれ独立して制御可能とし
たことを特徴としている。
【0017】
【作用】本願各考案ではこのような構成であるから、そ
れぞれ次のような作用が得られる。
れぞれ次のような作用が得られる。
【0018】(i) 請求項1記載の空気調和装置では、熱
交換器3の内周と羽根車20の外周との間隔を、該熱交
換器3の羽根車20の回転方向前方側に位置する一端3
a側において小さく、後方側に位置する他端3b側におい
て大きくなるように設定しているため、該熱交換器3の
内周面が羽根車20に対してスクロール部として作用
し、該羽根車20から吹き出される空気は旋回流れとな
ってスムーズに熱交換器3側に向って流れることから、
該羽根車20の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復が促
進され、羽根車20内で得られる静圧上昇と合わせて、
より大きな静圧が得られることとなる(図4の曲線L2参
照)。
交換器3の内周と羽根車20の外周との間隔を、該熱交
換器3の羽根車20の回転方向前方側に位置する一端3
a側において小さく、後方側に位置する他端3b側におい
て大きくなるように設定しているため、該熱交換器3の
内周面が羽根車20に対してスクロール部として作用
し、該羽根車20から吹き出される空気は旋回流れとな
ってスムーズに熱交換器3側に向って流れることから、
該羽根車20の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復が促
進され、羽根車20内で得られる静圧上昇と合わせて、
より大きな静圧が得られることとなる(図4の曲線L2参
照)。
【0019】また、熱交換器3の内周面がスクロール部
として作用し羽根車20から吹き出される空気が旋回流
れとなりこれが熱交換器3に到達するまでの距離が長い
ことから、例え羽根車20から吹き出される空気の乱れ
が大きくてもこれが熱交換器3側に至るまでの間に十分
に整流されその乱れが可及的に小ならしめられることと
なる。
として作用し羽根車20から吹き出される空気が旋回流
れとなりこれが熱交換器3に到達するまでの距離が長い
ことから、例え羽根車20から吹き出される空気の乱れ
が大きくてもこれが熱交換器3側に至るまでの間に十分
に整流されその乱れが可及的に小ならしめられることと
なる。
【0020】(ii) 請求項2記載の空気調和装置では、
上記記載の作用に加えて、熱交換器3の一端3aと他
端3bがその周方向において重合した構成とされている
ことから、例えばこの一端3aと他端3bとを周方向にお
いて対向させる構成の場合に比して該熱交換器3の周方
向長さ寸法が増加して該熱交換器3の伝熱面積が実質的
に拡大されるものである。
上記記載の作用に加えて、熱交換器3の一端3aと他
端3bがその周方向において重合した構成とされている
ことから、例えばこの一端3aと他端3bとを周方向にお
いて対向させる構成の場合に比して該熱交換器3の周方
向長さ寸法が増加して該熱交換器3の伝熱面積が実質的
に拡大されるものである。
【0021】(iii) 請求項3記載の空気調和装置では、
上記及び記載の作用に加えて、熱交換器3の内周面
形状が対数螺旋曲線とされていることから、羽根車20
から吹き出される空気の旋回流れがよりスムーズとな
り、該羽根車20の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復
がより一層促進されることとなる。
上記及び記載の作用に加えて、熱交換器3の内周面
形状が対数螺旋曲線とされていることから、羽根車20
から吹き出される空気の旋回流れがよりスムーズとな
り、該羽根車20の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復
がより一層促進されることとなる。
【0022】(iv) 請求項4記載の空気調和装置では、
複数の熱交換器3A,3Bがともに半円弧状に形成され
且つその一端から他端に向かうに従ってその内周面3A
c,3Bcと羽根車21の外周面20aとの間隔が次第に拡
大するようにされていることから、請求項1記載の空気
調和装置と同様に、羽根車20から各熱交換器3A,3
Bに向かう空気の流れがスムーズとなってより大きな静
圧が確保されることに加えて、各熱交換器3A,3Bが
その両端においてそれぞれ他の熱交換器3A,3Bと周
方向に重合していることから、請求項2記載の空気調和
装置の如く熱交換器3の周方向における重合箇所が一つ
である場合よりもさらに大きな伝熱面積を確保すること
ができるものである。
複数の熱交換器3A,3Bがともに半円弧状に形成され
且つその一端から他端に向かうに従ってその内周面3A
c,3Bcと羽根車21の外周面20aとの間隔が次第に拡
大するようにされていることから、請求項1記載の空気
調和装置と同様に、羽根車20から各熱交換器3A,3
Bに向かう空気の流れがスムーズとなってより大きな静
圧が確保されることに加えて、各熱交換器3A,3Bが
その両端においてそれぞれ他の熱交換器3A,3Bと周
方向に重合していることから、請求項2記載の空気調和
装置の如く熱交換器3の周方向における重合箇所が一つ
である場合よりもさらに大きな伝熱面積を確保すること
ができるものである。
【0023】(v) 請求項5記載の空気調和装置では、上
記(iv)記載の作用が得られることに加えて、羽根車25
の外側を囲繞する如く配置される複数熱交換器3A,3
Bの循環冷媒量をそれぞれ独立して制御し得るようにし
ていることから、例えば室内の各箇所における冷暖房要
求の相違に対応して各熱交換器3A,3Bを介して吹出
される空気の温度を任意に調整することが可能になるも
のである。
記(iv)記載の作用が得られることに加えて、羽根車25
の外側を囲繞する如く配置される複数熱交換器3A,3
Bの循環冷媒量をそれぞれ独立して制御し得るようにし
ていることから、例えば室内の各箇所における冷暖房要
求の相違に対応して各熱交換器3A,3Bを介して吹出
される空気の温度を任意に調整することが可能になるも
のである。
【0024】
【発明の効果】従って、本願各発明の空気調和装置によ
ればそれぞれ次のような効果が得られる。
ればそれぞれ次のような効果が得られる。
【0025】 請求項1記載の空気調和装置によれ
ば、該羽根車20の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復
が促進され、羽根車20内で得られる静圧上昇と合わせ
て、より大きな静圧が得られることから(図4の曲線L2
参照)、従来に比してより低い回転数で(換言すれば、よ
り低い羽根周速度で)所要の送風性能が確保でき、これ
により羽根出口での周速の6乗に比例して増加するファ
ン発生音が低下し、空気調和装置全体としての運転音が
より一層低減されるものである(図4の曲線L1参照)。
ば、該羽根車20の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復
が促進され、羽根車20内で得られる静圧上昇と合わせ
て、より大きな静圧が得られることから(図4の曲線L2
参照)、従来に比してより低い回転数で(換言すれば、よ
り低い羽根周速度で)所要の送風性能が確保でき、これ
により羽根出口での周速の6乗に比例して増加するファ
ン発生音が低下し、空気調和装置全体としての運転音が
より一層低減されるものである(図4の曲線L1参照)。
【0026】また、例え羽根車20から吹き出される空
気の乱れが大きくてもこれが熱交換器3側に至るまでの
間に十分に整流されその乱れが可及的に小ならしめられ
ることから、空気流の乱れを気にすることなく熱交換器
3の一端3aをより羽根車20の外周に近接配置するこ
とができ、このため該熱交換器3の他端3bが羽根車2
0の外周から大きく離れていたとしても、例えば上掲従
来例のように羽根車と熱交換器とが同心状に配置され且
つ整流のための空間を確保する観点からその両者間の間
隔が大きく設定されている構成のものに比して、全体と
しての径方向寸法を減少させることが可能であり、それ
だけ空気調和装置のコンパクト化が図れるものである。
気の乱れが大きくてもこれが熱交換器3側に至るまでの
間に十分に整流されその乱れが可及的に小ならしめられ
ることから、空気流の乱れを気にすることなく熱交換器
3の一端3aをより羽根車20の外周に近接配置するこ
とができ、このため該熱交換器3の他端3bが羽根車2
0の外周から大きく離れていたとしても、例えば上掲従
来例のように羽根車と熱交換器とが同心状に配置され且
つ整流のための空間を確保する観点からその両者間の間
隔が大きく設定されている構成のものに比して、全体と
しての径方向寸法を減少させることが可能であり、それ
だけ空気調和装置のコンパクト化が図れるものである。
【0027】 請求項2記載の空気調和装置によれ
ば、上記記載の効果に加えて、熱交換器3の一端3a
と他端3bをその周方向において重合した構成とするこ
とによって該熱交換器3の伝熱面積を実質的に拡大する
ことができることから、例えば該熱交換器3の能力を一
定とする場合にはそれだけ該熱交換器3の通風方向にお
ける厚さ寸法を小さくして機内抵抗を低減させることが
でき、(図4の曲線L2参照)、その結果、運転音の低減
(図4の曲線L1参照)あるいは遠心ファン2の軸動力の
低減が図れるものである。
ば、上記記載の効果に加えて、熱交換器3の一端3a
と他端3bをその周方向において重合した構成とするこ
とによって該熱交換器3の伝熱面積を実質的に拡大する
ことができることから、例えば該熱交換器3の能力を一
定とする場合にはそれだけ該熱交換器3の通風方向にお
ける厚さ寸法を小さくして機内抵抗を低減させることが
でき、(図4の曲線L2参照)、その結果、運転音の低減
(図4の曲線L1参照)あるいは遠心ファン2の軸動力の
低減が図れるものである。
【0028】 請求項3記載の空気調和装置によれ
ば、上記及び記載の効果に加えて、熱交換器3の内
周面形状を対数螺旋曲線として羽根車20から吹き出さ
れる空気の旋回流れをよりスムーズとし、該羽根車20
の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復をより一層促進さ
せることにより、空気調和装置のより一層の静粛運転が
可能ならしめられるものである。
ば、上記及び記載の効果に加えて、熱交換器3の内
周面形状を対数螺旋曲線として羽根車20から吹き出さ
れる空気の旋回流れをよりスムーズとし、該羽根車20
の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復をより一層促進さ
せることにより、空気調和装置のより一層の静粛運転が
可能ならしめられるものである。
【0029】 請求項4記載の空気調和装置によれ
ば、上記記載の効果と同様の効果が得られるのに加え
て、熱交換器3A,3Bの周方向重合箇所の増加による
伝熱面積の拡大によりさらに高い静圧を確保して運転騒
音のより一層の低減を図るとともに、機内抵抗のより一
層の低下によって省動力化が図れるという効果が得られ
るものである。
ば、上記記載の効果と同様の効果が得られるのに加え
て、熱交換器3A,3Bの周方向重合箇所の増加による
伝熱面積の拡大によりさらに高い静圧を確保して運転騒
音のより一層の低減を図るとともに、機内抵抗のより一
層の低下によって省動力化が図れるという効果が得られ
るものである。
【0030】 請求項5記載の空気調和装置によれ
ば、上記記載の効果が得られるのに加えて、室内の冷
暖房要求に対応した吹出温度制御によってより快適な冷
暖房が実現でき、空気調和装置としての商品価値がより
高められるという効果が得られるものである。
ば、上記記載の効果が得られるのに加えて、室内の冷
暖房要求に対応した吹出温度制御によってより快適な冷
暖房が実現でき、空気調和装置としての商品価値がより
高められるという効果が得られるものである。
【0031】
【実施例】以下、添付図面を参照して本願発明の好適な
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0032】第1実施例 図1A及び図1Bには、本願の請求項1及び3記載の発
明の実施例にかかる空気調和装置Z1が示されている。
この空気調和装置Z1は、天井面10に埋込配置される
所謂天井埋込形空気調和装置であって、該天井面10に
固定配置されるケーシング1を有している。このケーシ
ング1は、その下面1aの中央部に、空気吸込口5を備
えた底壁材4を設けるとともに、該下面1aの外縁部1b
には斜め下方に指向する空気吹出口6,6,・・をそれぞ
れ形成している。そして、このケーシング1の内部に
は、該ケーシング1の上面1cに固定支持されたモータ
ー8と、該モーター8の回転軸8aに固定された後述の
羽根車20とからなる遠心ファン2が、上記空気吸込口
5の軸心上に位置した状態で配置されている。
明の実施例にかかる空気調和装置Z1が示されている。
この空気調和装置Z1は、天井面10に埋込配置される
所謂天井埋込形空気調和装置であって、該天井面10に
固定配置されるケーシング1を有している。このケーシ
ング1は、その下面1aの中央部に、空気吸込口5を備
えた底壁材4を設けるとともに、該下面1aの外縁部1b
には斜め下方に指向する空気吹出口6,6,・・をそれぞ
れ形成している。そして、このケーシング1の内部に
は、該ケーシング1の上面1cに固定支持されたモータ
ー8と、該モーター8の回転軸8aに固定された後述の
羽根車20とからなる遠心ファン2が、上記空気吸込口
5の軸心上に位置した状態で配置されている。
【0033】上記羽根車20は、上記モーター8の回転
軸8aに固着される主板21と、その中央部に上記空気
吸込口5に対応するファン吸込口24を形成した側板2
2とを所定間隔をもって対向配置するとともに、該主板
21と側板22の間に複数枚の湾曲板状の羽根23,2
3,・・を周方向に所定間隔で配設して構成されてい
る。この羽根車20のケーシング1への配置状態におい
ては、該羽根車20の外側には上記各空気吹出口6,6,
・・に至る通風路9が形成される。
軸8aに固着される主板21と、その中央部に上記空気
吸込口5に対応するファン吸込口24を形成した側板2
2とを所定間隔をもって対向配置するとともに、該主板
21と側板22の間に複数枚の湾曲板状の羽根23,2
3,・・を周方向に所定間隔で配設して構成されてい
る。この羽根車20のケーシング1への配置状態におい
ては、該羽根車20の外側には上記各空気吹出口6,6,
・・に至る通風路9が形成される。
【0034】さらに、上記ケーシング1内には、上記通
風路9を横切るようにして後述の熱交換器3が配置され
ている。この熱交換器3は、高さ寸法H(図1A参照)、
幅寸法S(図1B参照)で且つ所定長さを有するクロスフ
ィンを環状に巻回して構成されるものであるが、この実
施例のものにおいてはその内周面3cが対数螺旋曲線と
なるようにその長さ方向の一端3aから他端3bにかけて
螺旋状に巻回して該一端3aと他端3bとが所定間隔をも
って対向する環状体とし、且つこの一端3aと他端3bの
間をシール板25によって連結している。尚、この熱交
換器3のフィン形状としては空気の衝突損失の少ないメ
ッシュフィンが最適である。
風路9を横切るようにして後述の熱交換器3が配置され
ている。この熱交換器3は、高さ寸法H(図1A参照)、
幅寸法S(図1B参照)で且つ所定長さを有するクロスフ
ィンを環状に巻回して構成されるものであるが、この実
施例のものにおいてはその内周面3cが対数螺旋曲線と
なるようにその長さ方向の一端3aから他端3bにかけて
螺旋状に巻回して該一端3aと他端3bとが所定間隔をも
って対向する環状体とし、且つこの一端3aと他端3bの
間をシール板25によって連結している。尚、この熱交
換器3のフィン形状としては空気の衝突損失の少ないメ
ッシュフィンが最適である。
【0035】そして、このように構成された熱交換器3
は、上記羽根車20の外周側にこれを囲繞するようにし
て配置されるが、この場合この実施例においては該熱交
換器3と羽根車20の相対的取付位置を、該熱交換器3
をその一端3aが羽根車20の回転方向前方側に位置
し、且つ該熱交換器3の内周面3cと上記羽根車20の
外周面20aとの間の間隔が、上記熱交換器3の一端3a
側において最も小さく、他端3b側において最も大きく
なるように設定している。従って、この羽根車20の外
周側へ熱交換器3を配置した状態においては、両者間の
間隔は該熱交換器一端3aから熱交換器他端3b側に向か
うに従って(換言すれば、羽根車20の回転方向前方側
に向かうに従って)次第に拡大するようになっている。
は、上記羽根車20の外周側にこれを囲繞するようにし
て配置されるが、この場合この実施例においては該熱交
換器3と羽根車20の相対的取付位置を、該熱交換器3
をその一端3aが羽根車20の回転方向前方側に位置
し、且つ該熱交換器3の内周面3cと上記羽根車20の
外周面20aとの間の間隔が、上記熱交換器3の一端3a
側において最も小さく、他端3b側において最も大きく
なるように設定している。従って、この羽根車20の外
周側へ熱交換器3を配置した状態においては、両者間の
間隔は該熱交換器一端3aから熱交換器他端3b側に向か
うに従って(換言すれば、羽根車20の回転方向前方側
に向かうに従って)次第に拡大するようになっている。
【0036】このように構成された空気調和装置Z1に
おいては、遠心ファン2が運転されると、空気吸込口5
から羽根車20側に吸入される空気は該羽根車20内に
おいて静圧が高められるとともに、所定の動圧をもって
その羽根車20からその径方向外方に吹き出される。そ
して、この羽根車20から吹き出された空気は、図1A
において流線A1で示すように、熱交換器3側に流入し
てここで熱交換して温風あるいは冷風とされた後に、各
空気吹出口6,6,・・を通して室内側に向けて吹き出さ
れる。
おいては、遠心ファン2が運転されると、空気吸込口5
から羽根車20側に吸入される空気は該羽根車20内に
おいて静圧が高められるとともに、所定の動圧をもって
その羽根車20からその径方向外方に吹き出される。そ
して、この羽根車20から吹き出された空気は、図1A
において流線A1で示すように、熱交換器3側に流入し
てここで熱交換して温風あるいは冷風とされた後に、各
空気吹出口6,6,・・を通して室内側に向けて吹き出さ
れる。
【0037】この場合、羽根車20の外側に位置する熱
交換器3の内周面3cが該羽根車20の回転方向前方側
に向けてこれからから順次滑らかに遠ざかる対数螺旋曲
線状に湾曲しており該羽根車20に対して一種のスクロ
ール部として作用することから、該羽根車20から吹き
出された空気は、図1Bに流線A2で示すように、該内
周面3cに沿うような旋回流れとなる。この結果、羽根
車20の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復が促進さ
れ、該空気の静圧は羽根車20内における上昇分とこの
動圧からの回復分との和となり、該吹出空気は、例えば
従来のように動圧の静圧への回復分がほとんど望めない
ような構成の場合に比して、より高い静圧をもつことと
なる。従って、遠心ファン2の送風性能を一定とした場
合には、従来構造のものよりもその回転数を下げて羽根
車20の周速を低下させることができ、その結果、ファ
ン発生音が低下し空気調和装置Z1全体としての運転音
が可及的に低減されるものである。
交換器3の内周面3cが該羽根車20の回転方向前方側
に向けてこれからから順次滑らかに遠ざかる対数螺旋曲
線状に湾曲しており該羽根車20に対して一種のスクロ
ール部として作用することから、該羽根車20から吹き
出された空気は、図1Bに流線A2で示すように、該内
周面3cに沿うような旋回流れとなる。この結果、羽根
車20の吹出流速のもつ動圧の静圧への回復が促進さ
れ、該空気の静圧は羽根車20内における上昇分とこの
動圧からの回復分との和となり、該吹出空気は、例えば
従来のように動圧の静圧への回復分がほとんど望めない
ような構成の場合に比して、より高い静圧をもつことと
なる。従って、遠心ファン2の送風性能を一定とした場
合には、従来構造のものよりもその回転数を下げて羽根
車20の周速を低下させることができ、その結果、ファ
ン発生音が低下し空気調和装置Z1全体としての運転音
が可及的に低減されるものである。
【0038】また一方、羽根車20からの吹出空気が旋
回流れとなりこれが熱交換器3の内周面3cに到達する
までに比較的時間がかかることから、例えこの羽根車2
0から吹き出される空気の乱れが大きくてもこれが熱交
換器3の内周面3cに達するまでに十分に整流されるこ
ととなる。従って、従来の空気調和装置のように、羽根
車20と熱交換器3との間に該羽根車20からその径方
向に近い方向に流れる(図6の流線A0参照)を整流させ
るための比較的大きい空間を設ける必要がなく、それだ
け熱交換器3の一端3a側をより羽根車20の外周面2
0aに近付けることができる。この結果、例え該熱交換
器3の他端3b側においては羽根車20と熱交換器3と
の間隔が開いていたとしても、全体として見れば羽根車
20及び熱交換器3部分の径方向寸法を小さくすること
ができ、それだけ空気調和装置Z1のコンパクト化が促
進されるものである。
回流れとなりこれが熱交換器3の内周面3cに到達する
までに比較的時間がかかることから、例えこの羽根車2
0から吹き出される空気の乱れが大きくてもこれが熱交
換器3の内周面3cに達するまでに十分に整流されるこ
ととなる。従って、従来の空気調和装置のように、羽根
車20と熱交換器3との間に該羽根車20からその径方
向に近い方向に流れる(図6の流線A0参照)を整流させ
るための比較的大きい空間を設ける必要がなく、それだ
け熱交換器3の一端3a側をより羽根車20の外周面2
0aに近付けることができる。この結果、例え該熱交換
器3の他端3b側においては羽根車20と熱交換器3と
の間隔が開いていたとしても、全体として見れば羽根車
20及び熱交換器3部分の径方向寸法を小さくすること
ができ、それだけ空気調和装置Z1のコンパクト化が促
進されるものである。
【0039】第2実施例 図2には本願の請求項1〜3記載の発明の実施例にかか
る空気調和装置Z2が示されている。この実施例のもの
は、基本的には上記第1実施例のものと同様であるが、
熱交換器3の伝熱面積を拡大してその機内抵抗を下げる
という観点から、請求項3記載の発明を適用して該熱交
換器3の形状に工夫をこらしたものである。
る空気調和装置Z2が示されている。この実施例のもの
は、基本的には上記第1実施例のものと同様であるが、
熱交換器3の伝熱面積を拡大してその機内抵抗を下げる
という観点から、請求項3記載の発明を適用して該熱交
換器3の形状に工夫をこらしたものである。
【0040】即ち、この実施例の熱交換器3は、上記第
1実施例のものが熱交換器3の一端3aと他端3bを周方
向において所定間隔をもって対向させていた(換言すれ
ば、熱交換器3は遠心ファン2の軸心回りに360°以
下の角度範囲にしか設けられていない)のに対して、該
熱交換器3の一端3aと他端3bとをその周方向において
適宜に重合させるように形成して該熱交換器3を遠心フ
ァン2の軸心回りに360°以上の角度範囲で設けるよ
うにしている。
1実施例のものが熱交換器3の一端3aと他端3bを周方
向において所定間隔をもって対向させていた(換言すれ
ば、熱交換器3は遠心ファン2の軸心回りに360°以
下の角度範囲にしか設けられていない)のに対して、該
熱交換器3の一端3aと他端3bとをその周方向において
適宜に重合させるように形成して該熱交換器3を遠心フ
ァン2の軸心回りに360°以上の角度範囲で設けるよ
うにしている。
【0041】このようにした場合には、例えば第1実施
例の如き構成とした場合に比して、熱交換器3の有効長
さが増加しその実質的な伝熱面積が拡大されることか
ら、例えば熱交換能力を一定とした場合には伝熱面積の
拡大分だけ通風方向の厚さ寸法S0を小さくしてその機
内抵抗の低下を図ることができるものである。この結
果、遠心ファン2の回転数を低下させてそのファン発生
音(即ち、空気調和装置Z2の運転音)を抑え、またその
軸動力を低減させることができるものである。
例の如き構成とした場合に比して、熱交換器3の有効長
さが増加しその実質的な伝熱面積が拡大されることか
ら、例えば熱交換能力を一定とした場合には伝熱面積の
拡大分だけ通風方向の厚さ寸法S0を小さくしてその機
内抵抗の低下を図ることができるものである。この結
果、遠心ファン2の回転数を低下させてそのファン発生
音(即ち、空気調和装置Z2の運転音)を抑え、またその
軸動力を低減させることができるものである。
【0042】第3実施例 図3には本願の請求項4及び5記載の発明の実施例にか
かる空気調和装置Z3が示されている。この実施例の空
気調和装置Z3は、上記第2実施例のものが熱交換器3
の伝熱面積を拡大してその機内抵抗を下げるという観点
から、環状の熱交換器3の一端3aと他端3bとを周方向
において適宜に重合させていたのに対して、このような
熱交換器の重合による伝熱面積の拡大作用をさらに促進
させるために、請求項4記載の発明を適用して熱交換器
を、それぞれ略半円弧状に湾曲した第1熱交換器3Aと
第2熱交換器3Bの二つの熱交換器で構成するととも
に、これら各熱交換器3A,3Bを、それぞれその一端
3Aa,3Baから他端3Ab,3Bbに向かうに従って次第
にその内周面3Ac,3Bcが羽根車20の外周面から遠
ざかり、しかも第1熱交換器3Aの一端3Aaと第2熱
交換器3Bの他端3Bbとが、また第2熱交換器3Bの
一端3Baと第1熱交換器3Aの他端3Abとが、それぞ
れ周方向に適宜寸法だけ重合するようにして配置してい
る。
かる空気調和装置Z3が示されている。この実施例の空
気調和装置Z3は、上記第2実施例のものが熱交換器3
の伝熱面積を拡大してその機内抵抗を下げるという観点
から、環状の熱交換器3の一端3aと他端3bとを周方向
において適宜に重合させていたのに対して、このような
熱交換器の重合による伝熱面積の拡大作用をさらに促進
させるために、請求項4記載の発明を適用して熱交換器
を、それぞれ略半円弧状に湾曲した第1熱交換器3Aと
第2熱交換器3Bの二つの熱交換器で構成するととも
に、これら各熱交換器3A,3Bを、それぞれその一端
3Aa,3Baから他端3Ab,3Bbに向かうに従って次第
にその内周面3Ac,3Bcが羽根車20の外周面から遠
ざかり、しかも第1熱交換器3Aの一端3Aaと第2熱
交換器3Bの他端3Bbとが、また第2熱交換器3Bの
一端3Baと第1熱交換器3Aの他端3Abとが、それぞ
れ周方向に適宜寸法だけ重合するようにして配置してい
る。
【0043】このように構成した場合には、上記各実施
例と同様に、羽根車20の外周面20aと各熱交換器3
A,3Bの内周面3Ac,3Bcとの間隔を羽根車回転方向
の前方に向けて漸増させたことにより該羽根車20から
吹き出された空気がその流れに乱れを生じることなくス
ムーズに各熱交換器3A,3Bに流入し、より高い静圧
が確保されファン発生音を可及的に低減できることは勿
論であるが、さらにこれに加えて、熱交換器3A,3B
相互の重合箇所が該各熱交換器3A,3Bの両端の二箇
所となることから、上記第2実施例のようにこの熱交換
器の重合部が一箇所である場合よりもさらに大きな伝熱
面積を確保することが可能となり、この結果、伝熱面積
が大きい分だけ第2実施例のものよりもさらに機内抵抗
を下げてファン発生音の低減及び軸動力を低減させるこ
とが可能となるものである。
例と同様に、羽根車20の外周面20aと各熱交換器3
A,3Bの内周面3Ac,3Bcとの間隔を羽根車回転方向
の前方に向けて漸増させたことにより該羽根車20から
吹き出された空気がその流れに乱れを生じることなくス
ムーズに各熱交換器3A,3Bに流入し、より高い静圧
が確保されファン発生音を可及的に低減できることは勿
論であるが、さらにこれに加えて、熱交換器3A,3B
相互の重合箇所が該各熱交換器3A,3Bの両端の二箇
所となることから、上記第2実施例のようにこの熱交換
器の重合部が一箇所である場合よりもさらに大きな伝熱
面積を確保することが可能となり、この結果、伝熱面積
が大きい分だけ第2実施例のものよりもさらに機内抵抗
を下げてファン発生音の低減及び軸動力を低減させるこ
とが可能となるものである。
【0044】また一方、この実施例においては、請求項
5記載の発明を適用して、上記各熱交換器3A,3Bの
循環冷媒量をそれぞれ単独に制御できるようにしてい
る。このようにした場合には、例えば室内における冷暖
房の要求度合がその各部において異なるような場合、こ
の要求度合の大きい部分に対応する熱交換器3Aあるい
は同3Bには多量の冷媒を循環させて冷暖房能力を高
め、逆に要求度合の小さい部分に対応する熱交換器3B
あるいは同3Aには少量の冷媒を循環させて冷暖房能力
を抑えることで実際の冷暖房要求に対応した快適な冷暖
房運転が可能となり、延いては空気調和装置Z3の商品
価値の向上に寄与できるものである。
5記載の発明を適用して、上記各熱交換器3A,3Bの
循環冷媒量をそれぞれ単独に制御できるようにしてい
る。このようにした場合には、例えば室内における冷暖
房の要求度合がその各部において異なるような場合、こ
の要求度合の大きい部分に対応する熱交換器3Aあるい
は同3Bには多量の冷媒を循環させて冷暖房能力を高
め、逆に要求度合の小さい部分に対応する熱交換器3B
あるいは同3Aには少量の冷媒を循環させて冷暖房能力
を抑えることで実際の冷暖房要求に対応した快適な冷暖
房運転が可能となり、延いては空気調和装置Z3の商品
価値の向上に寄与できるものである。
【0045】尚、この実施例においては第1熱交換器3
Aと第2熱交換器3Bとで環状の熱交換器を構成してい
るが、他の実施例においては三個以上の熱交換器で構成
することもできるものである。
Aと第2熱交換器3Bとで環状の熱交換器を構成してい
るが、他の実施例においては三個以上の熱交換器で構成
することもできるものである。
【図1A】本願発明の第1実施例にかかる空気調和装置
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図1B】図1AのIーI矢視図である。
【図2】本願発明の第2実施例にかかる空気調和装置の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図3】本願発明の第3実施例にかかる空気調和装置の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図4】風量ー静圧・比騒音特性図である。
【図5】従来の空気調和装置の縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
1はケーシング、2は遠心ファン、3,3A及び3Bは
熱交換器、4は底壁部材、5は空気吸込口、6は空気吹
出口、8はモーター、9は通風路、10は天井面、20
は羽根車、21は主板、22は側板、23は羽根、24
はファン吸込口、25はシール板である。
熱交換器、4は底壁部材、5は空気吸込口、6は空気吹
出口、8はモーター、9は通風路、10は天井面、20
は羽根車、21は主板、22は側板、23は羽根、24
はファン吸込口、25はシール板である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下面(1a)に空気吸込口(5)を、側面ま
たは下面(1a)の外周部(1b)に空気吹出口(6)を形成し
たケーシング(1)内に、複数枚の羽根(23),(23),・
・を備えてなる羽根車(20)を有する遠心ファンまたは
斜流ファン(2)を上記空気吸込口(5)に対向させた状態
で取り付ける一方、該遠心ファンまたは斜流ファン(2)
の外周側に、その一端(3a)と他端(3b)とが相互に近接
するようにして環状に巻回形成してなる熱交換器(3)
を、上記遠心ファンまたは斜流ファン(2)の外周側を囲
繞するようにして配置し、該遠心ファンまたは斜流ファ
ン(2)からその径方向外方に送風される空気を上記熱交
換器(3)を介して上記空気吹出口(6)から室内側に吹き
出すようにした空気調和装置であって、上記遠心ファン
または斜流ファン(2)の羽根車(20)の外周面(20a)
と上記熱交換器(3)の内周面(3c)との間隔が、該熱交
換器(3)の上記羽根車(20)の回転方向前方側に位置す
る一端(3a)側において小さく、回転方向後方側に位置
する他端(3b)側において大きくなるように設定されて
いることを特徴とする空気調和装置。 【請求項2】 請求項1において、上記熱交換器(3)の
一端(3a)と他端(3b)とがその周方向において相互に重
合するように構成されていることを特徴とする空気調和
装置。 【請求項3】 請求項1または2において、上記熱交換
器(3)の内周面(3c)が対数螺旋曲線とされていること
を特徴とする空気調和装置。 【請求項4】 下面(1a)に空気吸込口(5)を、側面ま
たは下面(1a)の外周部(1b)に空気吹出口(6)を形成し
たケーシング(1)内に、複数枚の羽根(23),(23),・
・を備えてなる羽根車(20)を有する遠心ファンまたは
斜流ファン(2)を上記空気吸込口(5)に対向させた状態
で取り付ける一方、該遠心ファンまたは斜流ファン(2)
の外周側に、該遠心ファンまたは斜流ファン(2)の外周
側を囲繞するようにして熱交換器(3)を配置し、該遠心
ファンまたは斜流ファン(2)からその径方向外方に送風
される空気を上記熱交換器(3)を介して上記空気吹出口
(6)から室内側に吹き出させるようにした空気調和装置
であって、上記熱交換器(3)が、円弧状に湾曲する複数
の熱交換器(3A)、(3B)で構成されるとともに、該各
熱交換器(3A)、(3B)は、それぞれその内周面(3A
c),(3Bc)と上記遠心ファンまたは斜流ファン(2)の羽
根車(20)の外周との間隔が、該各熱交換器(3A),(3
B)の上記羽根車(20)の回転方向前方側に位置する一
端(3Aa),(3Ba)側において小さく、回転方向後方側
に位置する他端(3Ab),(3Bb)側において大きくな
り、且つ周方向においては各熱交換器(3A),(3B)の
一端(3Aa),(3Ba)がこれより上記羽根車(20)の回
転方向後方側にある熱交換器(3A),(3B)の他端(3A
b),(3Bb)に対して適宜に重合せしめられていることを
特徴とする空気調和装置。 【請求項5】 請求項4において、複数の熱交換器(3
A),(3B)の冷媒循環量をそれぞれ独立して制御可能と
したことを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3288731A JPH055536A (ja) | 1990-11-07 | 1991-11-05 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-303152 | 1990-11-07 | ||
| JP30315290 | 1990-11-07 | ||
| JP3288731A JPH055536A (ja) | 1990-11-07 | 1991-11-05 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055536A true JPH055536A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=26557303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3288731A Pending JPH055536A (ja) | 1990-11-07 | 1991-11-05 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055536A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1991
- 1991-11-05 JP JP3288731A patent/JPH055536A/ja active Pending
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