JPH0555373U - テープカートリッジ - Google Patents
テープカートリッジInfo
- Publication number
- JPH0555373U JPH0555373U JP111791U JP11179191U JPH0555373U JP H0555373 U JPH0555373 U JP H0555373U JP 111791 U JP111791 U JP 111791U JP 11179191 U JP11179191 U JP 11179191U JP H0555373 U JPH0555373 U JP H0555373U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- head
- sliding contact
- base portion
- felt
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パッドチップの摺接面性状を均質化し、併わ
せてヘッドタッチを好適化することにより、パッドチッ
プの性状のばらつきを原因とする入出力特性の変動等を
解消する。 【構成】 フェルト状の繊維塊からなる基部12の片面
に輪奈状の曲毛体14を形成し、一群の曲毛体14でパ
ッドチップ8の摺接層13を形成する。
せてヘッドタッチを好適化することにより、パッドチッ
プの性状のばらつきを原因とする入出力特性の変動等を
解消する。 【構成】 フェルト状の繊維塊からなる基部12の片面
に輪奈状の曲毛体14を形成し、一群の曲毛体14でパ
ッドチップ8の摺接層13を形成する。
Description
【0001】
この考案は、ヘッドパッドを備えているテープカートリッジに関する。
【0002】
ヘッドパッドのパッドチップの多くは、兎や羊の毛などを縮絨してブロック状 にカットしたフェルトで形成されており、その面壁全体が磁気ヘッドに密接する 状態でテープをヘッドギャップに押し付けている。
【0003】
フェルト製のパッドチップは、他の部品に比べて加工精度が低く、仕上がり寸 法や内部の組織状態、あるいは表面性状に大きなばらつきがある。個々のパッド チップにおいても、その摺接面の位置によって表面性状や組織の粗密状態に差が ある。例えば、摺接面において繊維が無秩序に突出していることがある。 そのため、パッドチップと磁気ヘッドの接触状態(ヘッドタッチ)にばらつき を生じて入出力特性に変動を生じ、テープの走行特性を損ないやすい。摺接面に 突出する繊維でベースフィルムを傷付けることもある。
【0004】 この考案の目的は、パッドチップの摺接面の性状を均質化することでヘッドタ ッチを好適化して、ヘッドパッドの性状のばらつきを原因とする入出力特性の変 動や、テープ走行特性の低下を解消することにある。
【0005】
本考案は、テープ2を磁気ヘッド17に密着させるためのヘッドパッド6を備 えており、ヘッドパッド6が、板ばね製のパッドホルダー7と、パッドホルダー 7の板面中央に固定されたパッドチップ8とからなるテープカートリッジにおい て、パッドチップ8が繊維同士がからみ合うフェルト状の繊維塊からなる基部1 2と、基部12の外面に形成された摺接層13とを有すること、摺接層13が輪 奈状ないしはカール状に歪曲された一群の曲毛体14で形成されていることを要 件とする。 具体的には、曲毛体14が基部12を構成する繊維で形成されていることを要 件とする。
【0006】
輪奈状ないしはカール状に歪曲する一群の曲毛体14で摺接層13を形成する と、摺接層13における繊維の分布状態を揃え、さらに摺接層13の反発力を均 一化でき、縮絨されたフェルト表面に比べて表面性状を均質化できる。 曲毛体14は、ブロック状に固められたフェルト表面に比べて柔らかく変形し やすい。そのため走行抵抗の増加を伴うことなく摺接層13を磁気ヘッド21に 対して良く馴染ませることができ、ヘッドギャップおよびその周辺において、テ ープ2を磁気ヘッド21に一様にむらなく密着させることができる。
【0007】
この考案では、パッドチップ8の摺接層13を、輪奈状ないしはカール状に歪 曲された曲毛体14の一群で形成し、摺接層13の組織状態および反発力を、縮 絨されたフェルト表面に比べて均質化した。さらに、摺接層13の全体を柔らか で変形しやすい状態にして、ヘッドタッチを好適化した。これにより、常に安定 した状態でむらなくテープ保持を行えるヘッドパッド6が得られ、とくにパッド チップ8の全体性状のばらつきに基づく入出力特性の変動や、テープ走行特性の 低下を解消して、テープカートリッジの全体性能を向上できる。
【0008】
(第1実施例) 図1ないし図4は本考案をフィリップス型のテープカートリッジに適用した第 1実施例を示す。 テープカートリッジの基本構成は従来例と変わるところはなく、図2に示すよ うに上下ケースを蓋合わせ状に連結して本体ケース1を構成し、本体ケース1内 にテープ2が巻かれるハブ3・3を可回転に配設してある。本体ケース1の前面 中央にはヘッド挿入窓4を有し、その内奥に遮磁板5とヘッドパッド6とを配設 してある。
【0009】 図1において、ヘッドパッド6は薄いばね板材のプレス成形品からなるパッド ホルダー7と、パッドホルダー7の板面中央に接着固定したパッドチップ8とか らなる。 パッドホルダー7は、その左右中央に広幅の取付部9を設け、取付部9の上下 中央部からこれより上下幅の狭いばね腕10を左右に張り出し、ばね腕10の突 端にケース後方へ向かって折れ曲がる掛止片11を形成する。
【0010】 パッドチップ8は、繊維同士がからみ合うフェルト状の繊維塊からなる基部1 2と、その片面に設けられた摺接層13とからなり、摺接層13を外面にして基 部12を取付部9に接着固定する。摺接層13は一群の曲毛体14で形成され、 曲毛体14は、基部12を構成する繊維を基部12の外面において輪奈状に歪曲 して形成する。
【0011】 図4において、パッドチップ8は縮絨前、つまり熱および圧力を加える前のマ ット状のフェルトブランク16を素材にして形成する。フェルトブランク16を 定置固定し、その上下面から一群の針17をフェルトブランク16に突き差し、 針先で繊維をフェルトブランク16の上下面に突き出す。突き出された繊維の殆 どは両端がフェルトブランク16内にあって、輪奈状の曲毛体14を形成する。 曲毛体14の密度が所定状態に達した後、フェルトブランク16をその厚み中央 部で上下に切断し、さらにその切断片を所定の大きさに裁断してパッドチップ8 を完成する。 フェルトブランク16は、従来のヘッドパッドと同様に兎や羊の毛などの天然 繊維、あるいは人工繊維を素材とする。完成状態における基部12の厚みは1.0 〜1.8mm、摺接層13の厚みは0.3〜1.0mmがそれぞれ好ましい。
【0012】 以上のように構成したヘッドパッド6は、パッドホルダー7のばね腕10を図 3に示す遮磁板5とガイドピン19との間に落とし込み、その上下端縁を上下ケ ースの内面に突設したリブ20で受け止めることにより、若干の融通ガタを含ん だ状態で位置決めする。21は磁気ヘッドである。
【0013】 輪奈状の曲毛体14の一群からなる摺接層13は、繊維の分布状態が均一であ り、反発力も一様である。さらに、曲毛体14は縮絨されたブロック状のフェル トに比べて、柔らかく馴染みやすい。そのため、使用状態においては、図3に示 すように摺接層13がテープ2を磁気ヘッド21に密接させるので、走行抵抗の 増加を伴うことなくヘッドタッチを好適化でき、さらに、ヘッドギャップを通過 するテープ2に、均等にパッド圧を作用させることができる。縮絨前のフェルト ブロック16でパッドチップ8を形成するので、熱および圧力が加わることによ る繊維の劣化が少なく、とくに長期使用時のヘッドパッド6の信頼性を向上でき る。基部12には曲毛体14を形成する際の針の突き刺し跡が多数残っている。 そのため、基部12自体も十分な弾性を発揮でき、ヘッドタッチを好適化するの に役立っている。
【0014】 (第2実施例) 図5は摺接層13の形態を変更した第2実施例を示す。これでは、熱によって カール状に変形しやすい繊維、例えばポリアミド繊維などの化学繊維でフェルト 状の基部12を形成し、その片面を起毛処理した後、起毛部に熱を加えてカール 状に歪曲する曲毛体14を形成し、曲毛体14の一群で摺接層13を形成した。
【0015】 上記以外に、曲毛体14は基部12とは別の繊維で輪奈状や渦巻き状に形成し てあっても良く、この場合は、曲毛体14を接着ないしは静電植毛により基部1 2に固定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドパッドの斜視図である。
【図2】テープカートリッジの内部平面図である。
【図3】ヘッドパッドの使用状態を示す平面図である。
【図4】パッドチップの形成過程を示す説明図である。
【図5】第2実施例に係るパッドチップの平面図であ
る。
る。
2 テープ 6 ヘッドパッド 7 パッドホルダー 8 パッドチップ 12 基部 13 摺接層 14 曲毛体
Claims (2)
- 【請求項1】 テープ2を磁気ヘッド21に密着させる
ためのヘッドパッド6を備えており、 ヘッドパッド6は、板ばね製のパッドホルダー7と、パ
ッドホルダー7の板面中央に固定されたパッドチップ8
とからなり、 パッドチップ8は繊維同士がからみ合うフェルト状の繊
維塊からなる基部12と、基部12の外面に形成された
摺接層13とを有し、 摺接層13が輪奈状ないしはカール状に歪曲された一群
の曲毛体14で形成されているテープカートリッジ。 - 【請求項2】 曲毛体14が基部12を構成する繊維で
形成されている請求項1記載のテープカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP111791U JPH0555373U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP111791U JPH0555373U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | テープカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0555373U true JPH0555373U (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=33524327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP111791U Pending JPH0555373U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | テープカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0555373U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59137554A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-07 | 松下電工株式会社 | 電気カーペット用ニードルパンチループパイルフェルトの製造方法 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP111791U patent/JPH0555373U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59137554A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-07 | 松下電工株式会社 | 電気カーペット用ニードルパンチループパイルフェルトの製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971111 |