JPH055538Y2 - - Google Patents

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JPH055538Y2
JPH055538Y2 JP11074588U JP11074588U JPH055538Y2 JP H055538 Y2 JPH055538 Y2 JP H055538Y2 JP 11074588 U JP11074588 U JP 11074588U JP 11074588 U JP11074588 U JP 11074588U JP H055538 Y2 JPH055538 Y2 JP H055538Y2
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hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、絞り値の異なる複数の絞り孔を有す
る絞り部材と、露出制御手段の絞り情報に基き絞
り部材を駆動して複数の絞り孔の中から選択した
一つの絞り孔を撮影レンズの位置にもたらす駆動
手段とを備えたカメラに関する。
〔従来の技術〕
上述のようなカメラとして、第5図に示したよ
うな複数の円形の絞り孔を有する絞り部材を用い
たカメラは知られている。この絞り部材1は、支
軸2を中心に回動可能であり、フイルム感度、被
写体輝度、シヤツタ秒時等に基く露出制御手段の
絞り情報によつて図示してない駆動手段により小
孔径の絞り孔1Aの中心が撮影レンズ3の光軸に
一致した図示位置と大孔径の絞り孔1Bの中心が
撮影レンズ3の光軸に一致する位置またはさらに
絞り部材1が撮影レンズ3から外れる撮影レンズ
3の開放口径を与える位置に回動して絞り情報に
応じた絞りを与えるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のような円形の絞り孔を有する絞り部材1
においては、絞りを絞り孔1Aによる絞りから絞
り孔1Bによる絞りまたはその逆に変えるのに絞
り部材1を2Sin-1{(dL+dB)/4R}+C1(但し、
dLは撮影レンズ3の直径、dBは絞り孔1Bの直
径、Rは支軸2と絞り孔1Aまたは1Bの中心距
離、C1は図示位置から絞り孔1Bが撮影レンズ
3と外接するようになるまでの絞り部材1の回動
角で0以上の一定値である。)の角度だけ回動さ
せなくてはならず、絞り部材1の大きさも絞り孔
1Aと1Bの中心線方向すなわち運動方向長さが
dL+(dB+dL)/2+C2(但し、C2は図示位置の絞
り孔1Bと撮影レンズ3の間〓と、絞り孔1Aま
たは1Bで絞つたときに撮影レンズ3が絞り部材
1の外側に覗くことのないように絞り部材1を撮
影レンズ3よりも食み出させるようにした場合の
絞り部材1の絞り孔1A側と1B側の食み出し幅
との合計の一定値である。)である大きさでなく
てはならない。
そして、このように絞りを変えるための絞り部
材の運動量が大きく、運動方向の長さが長いと、
絞り部材の運動に多くのエネルギを消費して絞り
の変更に時間が掛かるだけでなく、撮影レンズの
周辺に大きなスペースを必要としてカメラが大型
化する。
本考案は、上述の問題を改良するためになされ
たものであり、複数の絞り孔を有する絞り部材の
より小さい運動量で絞りを変えることができ、絞
り部材の運動方向の長さを短くできて、小型化す
ることができるカメラの提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、絞り値の異なる複数の絞り孔を有す
る絞り部材と、露出制御手段の絞り情報に基き絞
り部材を駆動して複数の絞り孔の中から選択した
一つの絞り孔を撮影レンズの位置にもたらす駆動
手段とを備えたカメラにおいて、絞り部材の複数
の絞り孔のうちの少なくとも最小開孔面積の絞り
孔以外の絞り孔の一つが絞り部材の連動方向の開
孔径よりそれに直角の方向の開孔径の方が大きい
開孔形状であることを特徴とする複数の絞り孔を
有する絞り部材を備えたカメラにあり、この構成
よつて前記目的を達成する。
〔作用〕
すなわち、本考案においては、絞り部材の複数
の絞り孔のうちの少なくとも最小開孔面積の絞り
孔以外の絞り孔の一つが絞り部材の運動方向の開
孔径よりそれに直角方向の開孔径の方が大きい開
孔形状であることによつて、例えば第5図の絞り
部材1の場合は大孔径の絞り孔1Bをその孔と支
軸2の中心線方向の開孔径の方がその孔の中心を
通つて中心線に直角の方向の開孔径よりも大きい
開孔形状とすることになり、その絞り孔を第1図
に示したように中心線方向の開孔径がdaでそれに
直角の方向の開孔径がdbの楕円の絞り孔1bにし
たとすると、第5図の円形の絞り孔1Bと同様の
絞りを与えるためにはπdadb/4≒πdB 2/4でな
ければならず、この面積を仮に撮影レンズ3の開
放口径面積の1/2のπdL 2/8に等しくして、da
許容最大値のdLに等しくしたとすれば、db≒dB
√2となり、したがつて絞りを絞り孔1bに変え
たり絞り孔1bから変えたりする場合の絞り部材
1の回動角を2〔Sin-1{(dL+dB)/4R}−Sin-1
{dL+dB/√2)/4R}〕だけ小さくでき、絞り
部材1の大きさも運動方向長さを(1−1/√
2)dB/2だけ短くできると言つたように(第1
図の二点鎖線と実線の差だけ)小さくできるか
ら、カメラを小型化できる。また、絞り孔の開孔
径の大きい方向を撮影画面の長手方向に一致させ
るようにすれば、円形の絞り孔よりも撮影画面の
長手方向の周辺光量を増加することができる。
なお、本考案は、第1図の例に限らず、絞り部
材が直線運動するものであつてもよいし、3個以
上の絞り孔を有するものであつてもよい。3個以
上の絞り孔を有する場合、最小開孔面積の絞り孔
以外の絞り孔の2個以上を絞り部材の運動方向の
開孔径よりそれに直角の方向の開孔径の方が大き
い開孔形状としてもよく、それによつて一層本考
案の効果は増大する。また、最小開孔面積の絞り
孔も絞り部材の運動方向の開孔径よりそれに直角
の方向の開孔径の方が大きい開孔形状としてもよ
いが、それによつては撮影画面の長手方向の周辺
光量を増加する効果は得られても、絞り部材の運
動量やカメラを小型化する効果は得られない。非
円形の絞り孔は楕円に限らず、矩形孔や菱形孔あ
るいは長方形の多角形孔等であつてもよいことは
言うまでもない。
〔実施例〕
以下、さらに本考案の具体的実施例を示す。
第2図のカメラは、撮影レンズ3の前面を覆う
図示してないバリアを開放すると、第3図のバリ
アスイツチSBがオンされて、それにより充電制御
回路がセツトされ、セツト表示ランプ4が点灯す
ると共に、電池Eから昇圧回路を介しメインコン
デンサ5への充電が行われる。そして、充電表示
ランプ6が点灯する電圧までメインコンデンサ5
が充電すると充電制御回路がリセツトされ、昇圧
回路のメインコンデンサ5への電力供給が停止す
る。それと共にセツト表示ランプ4が消灯する。
バリアを開放して、第2図のレリーズレバー7
を第1段階押し下げると、レリーズレバースイツ
チSRがオンして、それによつて第3図の測光回路
が作動して、被写界輝度がストロボ8の発光を必
要とする低輝度のときは、トランジスタ9を導通
させて第1の電磁石M1を励磁させると共に、ト
ランジスタ10を導通状態となし、被写界輝度が
ストロボ8の発光を必要としない高輝度のとき
は、トランジスタ9,10を非導通に保つて、電
磁石M1を非励磁のまゝに置く。また、レリーズ
レバースイツチSRのオンは、フイルム感度によつ
て切換えるフイルム感度情報入力装置である第3
図の切換スイツチSFが例えばIS0400のフイルムを
用いた場合の接点aに接続されているときは、第
2の電磁石M2を励磁させ、切換スイツチSFが例
えばIS0400または200のフイルムを用いた場合の
接点bに接続されているときは、電磁石M2を非
励磁のまゝに置く。第4図の切換スイツチSFは、
フイルムパトローネの側面に設けられた電気的コ
ードFCを利用するものであり、コードFCのNo.1
がコモンパターン、No.4がフイルム感度IS0400以
上ではNo.1との導通エリア、IS0320以下では非導
通エリアになつているから、フイルムパトローネ
をカメラに正しく装填すれば、両端子がそれぞれ
No.1とNo.4に接触して第2図の切換スイツチSF
同様の切換えを行つたことになり、それによつて
電磁石M2の励磁、非励磁を同様に決定する。
レリーズレバー7を第1段階よりもさらに押し
下げると、その先端が第1係止フツク11を反時
計方向に回動させて第1運動部材12への係合位
置から外す。それによつて第1運動部材12はば
ねに引かれて右行する。それに追従して絞り部材
駆動レバー13もばねに引かれ反時計方向に回動
しようとするが、被写界輝度が低輝度のときは、
前述のように励磁された電磁石M1に保持される
から、絞り部材駆動レバー13は回動できず、絞
り部材1を第2図示のような撮影レンズ3から外
れた位置に保持する。そして、第1運動部材12
の右行は、その作動ピン12Pが第2係止フツク
14を時計方向に回動させて第2運動部材15へ
の係合位置から外す。それによつて第2運動部材
15はばねに引かれて右行し、そのシヤツタ板駆
動腕15Aの先端がシヤツタ板16を反時計方向
に回動させて、撮影レンズ3の光路を開放する。
それに続いて、第2運動部材15またはシヤツタ
板16が第3図のシンクロスイツチSXをオンす
るから、前述のように低輝度でトランジスタ10
が導通状態にあることと相俟つてトリガ回路が働
きストロボ8の発光が行われる。その後にシヤツ
タ板16は、第2運動部材15のシヤツタ板駆動
腕15Aの先端が外れることによつて、図示して
ないばね付勢により第2図の位置に戻り、撮影レ
ンズ3の光路を再び閉鎖する。すなわち、被写界
輝度が低輝度のときは、撮影レンズ3は絞られる
ことなく、開放口径でストロボ撮影が行われる。
これに対し、被写界輝度が高輝度のときは、前
述のようにトランジスタ9,10が非導通で、電
磁石M1が非励磁のまゝに置かれているから、第
1運動部材12が右行すると、それに追従して絞
り部材駆動レバー13が反時計方向に回動するよ
うになる。その絞り部材駆動レバー13の回動
は、IS0400のフイルムが用いられて、電磁石M2
が励磁されているときは、それによつて第2図の
位置に保持される制限レバー17に絞り部材駆動
レバー13のピン13Pが当たるまでとなり、
IS0100または200のフイルムが用いられて、電磁
石M2が非励磁のまゝに置かれているときは、絞
り部材駆動レバー13が固定ピン18に当たるま
でとなる。これによつて、絞り部材1は、IS0400
のフイルムが用いられているときは、絞り部材1
の運動方向の開孔径がそれと直角の方向の開孔径
よりも小さい小開孔面積の絞り孔1aが撮影レン
ズ3の位置に来るまで、またIS0100または200の
フイルムが用いられているときは、同じく絞り部
材1の運動方向の開孔径がそれと直角の方向の開
孔径よりも小さい大開孔面積の絞り孔1bが撮影
レンズ3の位置に来るまで時計方向に回動させら
れる。あとはストロボ撮影のときと同様、第2運
動部材15の右行によつてシヤツタ板16のシヤ
ツタ動作が行われるが、この場合は、トランジス
タ10が非導通であるから、シンクロスイツチ
SXがオンしてもトリガ回路は働かず、したがつ
てストロボ8の発光は行われない。すなわち、被
写界輝度が高輝度のときは、フイルム感度に応じ
た絞り口径で通常撮影が行われる。
撮影が終了したら、フイルムの巻き上げと共
に、第1、第2運動部材12,15が左行させら
れることによつて、第2図の状態に復元する。な
お、第2運動部材15の復元に際し、シヤツタ板
駆動腕15Aは第2運動部材15の本体側に撓み
得る。また、第3図の日中ストロボスイツチSD
は、これをオンすることによつて、測光回路の情
報に拘わりなく、常にストロボ撮影が行われるよ
うにするための切換スイツチである。
本考案カメラは、上述の例に限られるものでは
ない。すなわち、絞り部材の複数の絞り孔が被写
体輝度やシヤツタ秒時に応じて絞りを変えるもの
でもよいし、フオーカスプレーンシヤツタカメラ
であつてもよい。図示例のような絞り部材の駆動
手段によつて3個以上の絞り孔を有する絞り部材
を駆動するのは、例えば電磁石M2と制限レバー
17の組合わせを(絞り孔の数)−1だけ設けて、
第3図のM2、トランジスタ回路を同数並列に
し、それらトランジスタのベースを切換スイツチ
SFによつて選択的にレリーズレバースイツチSR
接続するようにすればよい。またバリアを有する
カメラであつても、スイツチSBを撮影に際してオ
ンするメインスイツチとしてもよいことは言うま
でもない。
〔考案の効果〕
本考案カメラは、複数の絞り孔を有する絞り部
材の小さい運動量で絞りを変えることができ、絞
り部材の運動方向の大きさを小さくできて、カメ
ラを小型に構成することができ、また、非円形の
絞り孔の開孔径の大きい方向を撮影画面の長手方
向に一致させることによつて、円形の絞り孔より
も撮影画面の長手方向の周辺光量を増加すること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案カメラの絞り部材の例を示す部
分正面図、第2図は本考案カメラの例を示す要部
構成図、第3図は回路図、第4図はフイルム感度
情報入力装置の異なる例を示す部分回路図、第5
図は従来のカメラの絞り部材の例を示す部分正面
図である。 1……絞り部材、1A,1B,1a,1b……
絞り孔、2……支軸、3……撮影レンズ、SB……
バリアスイツチ、4……セツト表示ランプ、E…
…電池、5……メインコンデンサ、6……充電表
示ランプ、7……レリーズレバー、8……ストロ
ボ、SR……レリーズレバースイツチ、9,10…
…トランジスタ、M1……第1の電磁石、M2…
…第2の電磁石、SF……切換スイツチ、11……
第1係止フツク、12……第1運動部材、12P
……作動ピン、13……絞り部材駆動レバー、1
3P……ピン、14……第2係止フツク、15…
…第2運動部材、15A……シヤツタ板駆動腕、
16……シヤツタ板、SX……シンクロスイツチ、
17……制限レバー、18……固定ピン、SD……
日中ストロボスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絞り値の異なる複数の絞り孔を有する絞り部材
    と、露出制御手段の絞り情報に基き絞り部材を駆
    動して複数の絞り孔の中から選択した一つの絞り
    孔を撮影レンズの位置にもたらす駆動手段とを備
    えたカメラにおいて、絞り部材の複数の絞り孔の
    うちの少なくとも最小開孔面積の絞り孔以外の絞
    り孔の一つが絞り部材の運動方向の開孔径よりそ
    れに直角の方向の開孔径の方が大きい開孔形状で
    あることを特徴とする複数の絞り孔を有する絞り
    部材を備えたカメラ。
JP11074588U 1988-08-24 1988-08-24 Expired - Lifetime JPH055538Y2 (ja)

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