JPH055543B2 - - Google Patents
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- JPH055543B2 JPH055543B2 JP30044287A JP30044287A JPH055543B2 JP H055543 B2 JPH055543 B2 JP H055543B2 JP 30044287 A JP30044287 A JP 30044287A JP 30044287 A JP30044287 A JP 30044287A JP H055543 B2 JPH055543 B2 JP H055543B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はスプレーガンのエアキヤツプに関し、
特に作動時噴射塗料周辺にエアカーテンを形成し
得るようにしたスプレーガンのエアカーテン装置
付エアキヤツプに関する。
特に作動時噴射塗料周辺にエアカーテンを形成し
得るようにしたスプレーガンのエアカーテン装置
付エアキヤツプに関する。
(背景技術)
一般にスプレーガンは塗料と圧縮エアを内部に
通過させこれを先端側に供給して、レバー操作に
よつて、先端のエアキヤツプに設けた塗料噴出孔
(及びその周辺の圧縮エア孔)からこれらを同時
に噴出して塗料を微粒化せしめて飛散状に噴射す
るものとされるから、噴出した塗料量と被塗物に
付着した塗料量との差である塗料損失が比較的大
きい。
通過させこれを先端側に供給して、レバー操作に
よつて、先端のエアキヤツプに設けた塗料噴出孔
(及びその周辺の圧縮エア孔)からこれらを同時
に噴出して塗料を微粒化せしめて飛散状に噴射す
るものとされるから、噴出した塗料量と被塗物に
付着した塗料量との差である塗料損失が比較的大
きい。
この塗料損失は一般に塗料の空気中での飛行速
度を定める圧縮エア圧に比例するが、平面被塗物
の場合、通常塗料損失は40%に及ぶものともされ
ており、塗着効率が極めて悪く、また、損失分は
溶剤を含んで飛散するから、塗装工場内の環境を
悪化させる等公害要因とならざるを得ない。
度を定める圧縮エア圧に比例するが、平面被塗物
の場合、通常塗料損失は40%に及ぶものともされ
ており、塗着効率が極めて悪く、また、損失分は
溶剤を含んで飛散するから、塗装工場内の環境を
悪化させる等公害要因とならざるを得ない。
この塗料損失を減少させるために、スプレーガ
ン本体には、圧縮エア圧の調整機構、スプレーパ
ターン形状の調整機構等を備えるが、必ずしも充
分ではなく、なお、その損失を減少させることは
容易ではない。
ン本体には、圧縮エア圧の調整機構、スプレーパ
ターン形状の調整機構等を備えるが、必ずしも充
分ではなく、なお、その損失を減少させることは
容易ではない。
(発明の目的)
本発明は、かかる塗料損失を可及的に減少さ
せ、被塗物外への塗料の飛散を防止するととも
に、これを簡易且つ確実に行い得るスプレーガン
のエアカーテン装置付エアキヤツプを提供するこ
とを目的とする。
せ、被塗物外への塗料の飛散を防止するととも
に、これを簡易且つ確実に行い得るスプレーガン
のエアカーテン装置付エアキヤツプを提供するこ
とを目的とする。
(発明の構成)
本発明者は、上記目的に沿い鋭意研究した結
果、噴射塗料の周辺にこれと同方向空気流による
エアカーテンを、スプレーガン本体内部に通過供
給される圧縮エアを直接用いて噴出形成すること
が有効であること及びこのエアカーテンの形成装
置を既知のエアキヤツプと一体又は一体的に設け
るとともに、これをスプレーガン本体の軸心に合
わせて設置することが極めて最適且つ効果的であ
ることを見い出して本発明を完成するに至つたも
ので、即ち本発明は、エアキヤツプ本体の外方近
傍に、多数のエア噴出孔を備えた中空の囲繞環部
を配設し、該囲繞環部をエアキヤツプ本体に中空
ブリツジにより部分的に連結支承せしめるととも
に、ブリツジの中空部を介して囲繞環部の中空部
に至りエアキヤツプ本体と連通する圧縮エア導入
路をこれらに一連に形成せしめ、且つ、エアキヤ
ツプ本体はスプレーガン本体に直接ネジ締着自在
としてなることを特徴とするスプレーガンのエア
カーテン付エアキヤツプを要旨とするものであ
る。
果、噴射塗料の周辺にこれと同方向空気流による
エアカーテンを、スプレーガン本体内部に通過供
給される圧縮エアを直接用いて噴出形成すること
が有効であること及びこのエアカーテンの形成装
置を既知のエアキヤツプと一体又は一体的に設け
るとともに、これをスプレーガン本体の軸心に合
わせて設置することが極めて最適且つ効果的であ
ることを見い出して本発明を完成するに至つたも
ので、即ち本発明は、エアキヤツプ本体の外方近
傍に、多数のエア噴出孔を備えた中空の囲繞環部
を配設し、該囲繞環部をエアキヤツプ本体に中空
ブリツジにより部分的に連結支承せしめるととも
に、ブリツジの中空部を介して囲繞環部の中空部
に至りエアキヤツプ本体と連通する圧縮エア導入
路をこれらに一連に形成せしめ、且つ、エアキヤ
ツプ本体はスプレーガン本体に直接ネジ締着自在
としてなることを特徴とするスプレーガンのエア
カーテン付エアキヤツプを要旨とするものであ
る。
以下実施例を示す図面に従つて本発明を更に説
明すれば、1はエアカーテン装置付エアキヤツプ
であり、このエアキヤツプ1は、エアキヤツプ本
体2、囲繞環部13、ブリツジ11及び締着用ネ
ジリング23とを備えて、アルミニウム合金、黄
銅等による金属製のものとされてなる。
明すれば、1はエアカーテン装置付エアキヤツプ
であり、このエアキヤツプ1は、エアキヤツプ本
体2、囲繞環部13、ブリツジ11及び締着用ネ
ジリング23とを備えて、アルミニウム合金、黄
銅等による金属製のものとされてなる。
エアキヤツプ本体2は、内側に中空部3を設け
るとともに正面を平担面とし、両側に内弧状外側
拡開面を有する対向突出部4,4を備えるととも
に、外側に段部5を形成して螺着された段差リン
グ6を備えてなる。
るとともに正面を平担面とし、両側に内弧状外側
拡開面を有する対向突出部4,4を備えるととも
に、外側に段部5を形成して螺着された段差リン
グ6を備えてなる。
そして、上記平坦面中央部には2、3ミリメー
トル径とした塗料噴出孔7を、そしてその近接外
側同心円上には一対の0.4ミリメートル径ととし
た補助エア孔8,8を夫々開設し、且つ、対向突
出部4,4の拡開面における、塗料噴出孔7及び
補助エア孔8,8の延長線上位置には、一対の
0.7ミリメートル径とした側面エア孔9,9が開
設されてなる。
トル径とした塗料噴出孔7を、そしてその近接外
側同心円上には一対の0.4ミリメートル径ととし
た補助エア孔8,8を夫々開設し、且つ、対向突
出部4,4の拡開面における、塗料噴出孔7及び
補助エア孔8,8の延長線上位置には、一対の
0.7ミリメートル径とした側面エア孔9,9が開
設されてなる。
そして、段部5の内側付近において、エアキヤ
ツプ本体2には対向突出部4,4に向けて圧縮エ
ア取入孔10が穿設され、該圧縮エア取入孔10
は、上記側面エア孔9,9に連通するとともに、
その中間部内側において連通開口を設けて塗料噴
出孔7及び補助エア孔8,8への圧縮エアを供給
自在としている。
ツプ本体2には対向突出部4,4に向けて圧縮エ
ア取入孔10が穿設され、該圧縮エア取入孔10
は、上記側面エア孔9,9に連通するとともに、
その中間部内側において連通開口を設けて塗料噴
出孔7及び補助エア孔8,8への圧縮エアを供給
自在としている。
このエアキヤツプ本体2には、各対向突出部
4,4をそのまま延設して、短尺2本の中空ブリ
ツジ11,11が夫々外方に設けられて、該ブリ
ツジ以外を開放せしめるとともに、これらブリツ
ジ11,11により囲繞環部13が2点において
部分的且つ一体に連結支承されてなる。ブリツジ
11,11は夫々中空に形成されているが、この
中空部12は上記エアキヤツプ本体2の圧縮エア
取入孔10の中間部外側の開口に連通して上記と
同様圧縮エア供給を自在としている。
4,4をそのまま延設して、短尺2本の中空ブリ
ツジ11,11が夫々外方に設けられて、該ブリ
ツジ以外を開放せしめるとともに、これらブリツ
ジ11,11により囲繞環部13が2点において
部分的且つ一体に連結支承されてなる。ブリツジ
11,11は夫々中空に形成されているが、この
中空部12は上記エアキヤツプ本体2の圧縮エア
取入孔10の中間部外側の開口に連通して上記と
同様圧縮エア供給を自在としている。
一方、囲繞環部13は外径6センチメートルの
真円をなすリング状に形成され、上記ブリツジに
一体に成形された内径4.9センチメートル、最大
肉厚4ミリメートルの環部本体14とこの環部本
体14に螺着一体化されるローレツト状の裏蓋部
18を備えてなる。
真円をなすリング状に形成され、上記ブリツジに
一体に成形された内径4.9センチメートル、最大
肉厚4ミリメートルの環部本体14とこの環部本
体14に螺着一体化されるローレツト状の裏蓋部
18を備えてなる。
環部本体14は、2ミリメートルの溝状に一方
を開口した断面略コ字状に形成されるとともに前
壁部15を外方に24゜傾斜させてなり、該前壁部
15には多数のエア噴出孔16…を備えてなる。
即ちエア噴出孔16…は、0.6ミリメートルの径
を有するものとして、これが各ブリツジ11,1
1側に直線9ミリメートル間隔に各3ケ毎同心円
上に配置され、ブリツジ11,11と直交位置及
びこれと19ミリメートル間隔に各3ケ毎、上記円
の外側に位置する同心円上に配置されて合計12ケ
とされてなる。これら各エア噴出孔16…は環部
本体14を貫通して、その内側に至るものとされ
ている。
を開口した断面略コ字状に形成されるとともに前
壁部15を外方に24゜傾斜させてなり、該前壁部
15には多数のエア噴出孔16…を備えてなる。
即ちエア噴出孔16…は、0.6ミリメートルの径
を有するものとして、これが各ブリツジ11,1
1側に直線9ミリメートル間隔に各3ケ毎同心円
上に配置され、ブリツジ11,11と直交位置及
びこれと19ミリメートル間隔に各3ケ毎、上記円
の外側に位置する同心円上に配置されて合計12ケ
とされてなる。これら各エア噴出孔16…は環部
本体14を貫通して、その内側に至るものとされ
ている。
一方、裏蓋部18は断面略L字状を呈して形成
され、該裏蓋部18は環部本体14に、環部本体
14の開口に合致する合成ゴム製のリング状パツ
キング20を介して螺着されており、該裏蓋部1
8によつて環部本体14は閉塞され、これによ
り、囲繞環部13は内部に中空部21を備えて中
空に構成されてなる。
され、該裏蓋部18は環部本体14に、環部本体
14の開口に合致する合成ゴム製のリング状パツ
キング20を介して螺着されており、該裏蓋部1
8によつて環部本体14は閉塞され、これによ
り、囲繞環部13は内部に中空部21を備えて中
空に構成されてなる。
このように構成された囲繞環部13における中
空部21は、2ケ所のブリツジ11,11位置に
おいてその中空部12に開口し、該ブリツジ1
1,11の中空部12を介して、エアキヤツプ本
体2における上記圧縮エア取入孔10に連通し
て、これらエアキヤツプ本体2より囲繞環部13
には圧縮エア導入路22が一連に形成されてな
る。
空部21は、2ケ所のブリツジ11,11位置に
おいてその中空部12に開口し、該ブリツジ1
1,11の中空部12を介して、エアキヤツプ本
体2における上記圧縮エア取入孔10に連通し
て、これらエアキヤツプ本体2より囲繞環部13
には圧縮エア導入路22が一連に形成されてな
る。
締着用ネジリング23は、前記裏蓋部18と同
様にローレツト状に断面略L字状に構成され、エ
アキヤツプ本体2の段部5とブリツジ11,11
間に遊嵌状に前後進退自在に嵌挿され、その雌ネ
ジ24により、スプレーガン本体26に軸心を一
致させて直接ネジ締着し得るようにしてある。
様にローレツト状に断面略L字状に構成され、エ
アキヤツプ本体2の段部5とブリツジ11,11
間に遊嵌状に前後進退自在に嵌挿され、その雌ネ
ジ24により、スプレーガン本体26に軸心を一
致させて直接ネジ締着し得るようにしてある。
なお、図中19,25は夫々裏蓋部18及び締
着用ネジリング23の各滑り止めのメツシユ状凹
凸、17は環部本体13への裏蓋部18の螺装用
雄ネジ部を示す。
着用ネジリング23の各滑り止めのメツシユ状凹
凸、17は環部本体13への裏蓋部18の螺装用
雄ネジ部を示す。
このように構成したエアキヤツプ1は、締着用
ネジリング23をスプレーガン本体26先端に被
嵌、回転することによりネジ締着して装着する。
このとき、塗料噴出孔7にはスプレーガン本体2
の塗料ノズル27が周辺に小間隙を設けて挿入さ
れ、該塗料噴出孔7から、圧縮エアとともに塗料
が噴射され、併せて、補助エア孔8,8及び側面
エア孔9,9からも圧縮エアが噴出される。そし
て、スプレーガン本体26を通過して、中空部3
に至つた圧縮エアは、同時に、圧縮エア導入路2
2に導かれ、ブリツジ11,11を通り囲繞環部
13に至る。囲繞環部13において、この圧縮エ
アは前記12ケのエア噴出孔16…より塗料の飛散
噴射方向に噴射されて、この塗料の周辺にこれと
同方向の空気流によるエアカーテンが形成され
る。即ち、本例において、エア噴出孔16…
は、いずれも囲繞環部13の外方に傾斜した前壁
部15に設けられているから、その噴出エアはエ
アキヤツプ本体2の外側位置から噴出方向に向け
てやや拡開状になること、エア噴出孔16…
は、更に、その配置が2つの同心円上に区分され
て配置されるから、外側の同心円上の各数条の噴
出エアは内側のエア噴出孔によるものより外側に
拡がり、結果、噴出エアは楕円形を呈することと
なり、最適な塗料のスプレーパターン形状である
楕円形状に添い得ること、そして、囲繞環部1
3は2本のブリツジ11,11で連結支承される
に止まり、囲繞環部13に囲まれ区画される内部
は、これらブリツジ11,11以外遮蔽がないか
ら、雰囲気空気の流入が容易で、噴射エアに対し
てこれを曲成したりする外力が発生することを防
止し得て、極めて望ましい噴出エアによるエアカ
ーテンを得ることができる。
ネジリング23をスプレーガン本体26先端に被
嵌、回転することによりネジ締着して装着する。
このとき、塗料噴出孔7にはスプレーガン本体2
の塗料ノズル27が周辺に小間隙を設けて挿入さ
れ、該塗料噴出孔7から、圧縮エアとともに塗料
が噴射され、併せて、補助エア孔8,8及び側面
エア孔9,9からも圧縮エアが噴出される。そし
て、スプレーガン本体26を通過して、中空部3
に至つた圧縮エアは、同時に、圧縮エア導入路2
2に導かれ、ブリツジ11,11を通り囲繞環部
13に至る。囲繞環部13において、この圧縮エ
アは前記12ケのエア噴出孔16…より塗料の飛散
噴射方向に噴射されて、この塗料の周辺にこれと
同方向の空気流によるエアカーテンが形成され
る。即ち、本例において、エア噴出孔16…
は、いずれも囲繞環部13の外方に傾斜した前壁
部15に設けられているから、その噴出エアはエ
アキヤツプ本体2の外側位置から噴出方向に向け
てやや拡開状になること、エア噴出孔16…
は、更に、その配置が2つの同心円上に区分され
て配置されるから、外側の同心円上の各数条の噴
出エアは内側のエア噴出孔によるものより外側に
拡がり、結果、噴出エアは楕円形を呈することと
なり、最適な塗料のスプレーパターン形状である
楕円形状に添い得ること、そして、囲繞環部1
3は2本のブリツジ11,11で連結支承される
に止まり、囲繞環部13に囲まれ区画される内部
は、これらブリツジ11,11以外遮蔽がないか
ら、雰囲気空気の流入が容易で、噴射エアに対し
てこれを曲成したりする外力が発生することを防
止し得て、極めて望ましい噴出エアによるエアカ
ーテンを得ることができる。
なお、本例によるエアキヤツプと既存のエアキ
ヤツプとについて、被塗物より20センチメートル
離隔して、左右方向に一往復の同一条件下で塗装
実験を行つたところ、既存のエアキヤツプによる
塗料の飛散が拡散状となるのが肉視されたのに対
して、本例ではこの拡散がほぼ防止され、且つ、
塗装面は均一且つ美麗で、既存のエアキヤツプを
用いたときのムラが見られず、その塗着効率が大
きく向上したことが認められた。
ヤツプとについて、被塗物より20センチメートル
離隔して、左右方向に一往復の同一条件下で塗装
実験を行つたところ、既存のエアキヤツプによる
塗料の飛散が拡散状となるのが肉視されたのに対
して、本例ではこの拡散がほぼ防止され、且つ、
塗装面は均一且つ美麗で、既存のエアキヤツプを
用いたときのムラが見られず、その塗着効率が大
きく向上したことが認められた。
ところで、本発明において、エア噴出孔はその
数を増減可能であるが、余りに少いと形成される
エアカーテンが飛散噴射された塗料を被覆するの
に適当でなく、また、余りに多いと噴出エアが全
体として所定の形状を確保し難くなる上、調整可
能とはいえ上限のある圧縮エアの圧力を低下させ
ることにもなり望ましくない。本発明者の研究に
よると上記実施例のエアキヤツプとした場合、そ
の数は8乃至14程度を分散配置するのがよく、特
に、上記実施例が最も望ましいものであることが
判明した。しかし、具体的には、前壁部の状態、
エア噴射孔の径、配置間隔、予定圧縮エア圧等を
考慮して6以下及び20以上のエア噴出孔数を除い
た範囲内で適宜定めるべきである。
数を増減可能であるが、余りに少いと形成される
エアカーテンが飛散噴射された塗料を被覆するの
に適当でなく、また、余りに多いと噴出エアが全
体として所定の形状を確保し難くなる上、調整可
能とはいえ上限のある圧縮エアの圧力を低下させ
ることにもなり望ましくない。本発明者の研究に
よると上記実施例のエアキヤツプとした場合、そ
の数は8乃至14程度を分散配置するのがよく、特
に、上記実施例が最も望ましいものであることが
判明した。しかし、具体的には、前壁部の状態、
エア噴射孔の径、配置間隔、予定圧縮エア圧等を
考慮して6以下及び20以上のエア噴出孔数を除い
た範囲内で適宜定めるべきである。
また、その配置は単一円周上に配置して断面円
形状のエアカーテンともし得るし、その位置を変
更して適宜の形状とすることも可能である。もと
より、配置を、例えば、囲繞環部を前進後退自在
として、前後に可変とする等、適宜手段によりこ
れを可変のものともし得る。
形状のエアカーテンともし得るし、その位置を変
更して適宜の形状とすることも可能である。もと
より、配置を、例えば、囲繞環部を前進後退自在
として、前後に可変とする等、適宜手段によりこ
れを可変のものともし得る。
囲繞環部の形状は、これを円形、楕円形、多角
形等適宜な形状とすることが可能である。このと
きはその形状を前提とし、所望の断面形状を有す
るエアカーテンを形成し得るようにエア噴出孔を
有効に配置することとする。
形等適宜な形状とすることが可能である。このと
きはその形状を前提とし、所望の断面形状を有す
るエアカーテンを形成し得るようにエア噴出孔を
有効に配置することとする。
囲繞環部をエアキヤツプ本体に連結支承するブ
リツジは、囲繞環部区画内をなるべく開放(覆う
場合はエアカーテンの形成を損わないように大き
な又は多数の透孔を設置する)するのが望まし
く、また、囲繞環部には均一な圧力を付与するこ
とが望ましい。このためには、この中空ブリツジ
は2ケ所が最適であるが、1ケ所としてこれを分
岐、背面において、この囲繞環部に供給したり、
または、その外径を小さくして3乃至4ケ所程度
としたりすることがもとより可能である。
リツジは、囲繞環部区画内をなるべく開放(覆う
場合はエアカーテンの形成を損わないように大き
な又は多数の透孔を設置する)するのが望まし
く、また、囲繞環部には均一な圧力を付与するこ
とが望ましい。このためには、この中空ブリツジ
は2ケ所が最適であるが、1ケ所としてこれを分
岐、背面において、この囲繞環部に供給したり、
または、その外径を小さくして3乃至4ケ所程度
としたりすることがもとより可能である。
圧縮エア導入路は、前記対向突出部への圧縮エ
ア取入孔に連通させるのが簡便であるが、エアキ
ヤツプ本体から、スプレーガン本体の圧縮エアを
導入し得るようにすればこれに限らない。
ア取入孔に連通させるのが簡便であるが、エアキ
ヤツプ本体から、スプレーガン本体の圧縮エアを
導入し得るようにすればこれに限らない。
ネジ締着は、これがエアキヤツプ本体を直接ス
プレーガン本体にネジ締着するものであれば、エ
アキヤツプ本体に雌ネジ部を刻設して、これを回
転してスプレーガン本体に螺着する構造の他、前
記実施例の如き締着用ネジ部を別途設ける等によ
り行つてもよい。しかし、本発明においては、ス
プレーガン本体の軸心に囲繞環部の中心を一致さ
せ難い、例えば、外側からスプレーガン本体に多
数のビスを突没させて固定するが如きは、これを
採用しないものとする。
プレーガン本体にネジ締着するものであれば、エ
アキヤツプ本体に雌ネジ部を刻設して、これを回
転してスプレーガン本体に螺着する構造の他、前
記実施例の如き締着用ネジ部を別途設ける等によ
り行つてもよい。しかし、本発明においては、ス
プレーガン本体の軸心に囲繞環部の中心を一致さ
せ難い、例えば、外側からスプレーガン本体に多
数のビスを突没させて固定するが如きは、これを
採用しないものとする。
一方、本発明のエアキヤツプは、これらを一体
に構成し、又は別体の部分を一体的に固定して構
成し得るが、この際、前記実施例では、各部分を
微小金属をバインダーと共に射出成型し、その後
焼結し、必要な孔加工を施せば精度の高いものが
得られる。もとより、切削、鋳造等一般の機械的
加工によりこれを構成し得て、更に、このエアキ
ヤツプは硬質合成樹脂(但し、塗料溶剤に対して
耐久性ある複合材料とする方がよい)やセラミツ
ク系のものとすることも可能である。なお、その
構成に当つて一体とする範囲は適宜定め得ること
はいうまでもないが、その際、圧縮エア導入路の
形成に留意を要することは当然である(前記実施
例において、ブリツジの中空部は外側から切削加
工して貫通させた後、その加工口を再閉塞して行
つている)。
に構成し、又は別体の部分を一体的に固定して構
成し得るが、この際、前記実施例では、各部分を
微小金属をバインダーと共に射出成型し、その後
焼結し、必要な孔加工を施せば精度の高いものが
得られる。もとより、切削、鋳造等一般の機械的
加工によりこれを構成し得て、更に、このエアキ
ヤツプは硬質合成樹脂(但し、塗料溶剤に対して
耐久性ある複合材料とする方がよい)やセラミツ
ク系のものとすることも可能である。なお、その
構成に当つて一体とする範囲は適宜定め得ること
はいうまでもないが、その際、圧縮エア導入路の
形成に留意を要することは当然である(前記実施
例において、ブリツジの中空部は外側から切削加
工して貫通させた後、その加工口を再閉塞して行
つている)。
本発明エアキヤツプはまた、市販のスプレーガ
ン本体に付属されたエアキヤツプと互換性を有す
るものとして単独に構成実施し得るが、もとより
当初より特定のスプレーガン本体に専用のものと
することもでき、この場合スプレーガン本体内の
エアパイプ径を拡大すれば、エア噴出孔への圧縮
エア供給をより増加させることができる。
ン本体に付属されたエアキヤツプと互換性を有す
るものとして単独に構成実施し得るが、もとより
当初より特定のスプレーガン本体に専用のものと
することもでき、この場合スプレーガン本体内の
エアパイプ径を拡大すれば、エア噴出孔への圧縮
エア供給をより増加させることができる。
本発明は以上から当業者に知得し得るように、
各具体的形状、外観、相互の関係、製造方法、材
質、寸法等は発明の要旨に反しない限りにおいて
適宜変更し得て、もとより実施例及び上記説明例
に限定されるものではない。
各具体的形状、外観、相互の関係、製造方法、材
質、寸法等は発明の要旨に反しない限りにおいて
適宜変更し得て、もとより実施例及び上記説明例
に限定されるものではない。
(発明の効果)
本発明は前記要旨のとおりに構成されたので次
の作用効果を有する。
の作用効果を有する。
即ち、中空の囲繞環部の多数のエア噴出孔は、
エアキヤツプ本体と連通する圧縮エア導入路に供
給されたスプレーガン本体内の圧縮エアによつて
エアを噴出するとともに、噴射塗料の周辺にこれ
と同方向空気流によるエアカーテンを形成し得る
から、噴射塗料の飛行はエアキヤツプから被塗物
に対する経路において、このエアカーテンに覆わ
れ、エアカーテン外への飛散が防止されるととも
にこれも被塗物に案内到達されることになり、塗
料の損失が可及的に減少して塗着効率が顕著に改
善されるに至り、同時に溶剤を含有した塗料が近
辺に浮遊したりすることもなく公害の防止にも有
効である。
エアキヤツプ本体と連通する圧縮エア導入路に供
給されたスプレーガン本体内の圧縮エアによつて
エアを噴出するとともに、噴射塗料の周辺にこれ
と同方向空気流によるエアカーテンを形成し得る
から、噴射塗料の飛行はエアキヤツプから被塗物
に対する経路において、このエアカーテンに覆わ
れ、エアカーテン外への飛散が防止されるととも
にこれも被塗物に案内到達されることになり、塗
料の損失が可及的に減少して塗着効率が顕著に改
善されるに至り、同時に溶剤を含有した塗料が近
辺に浮遊したりすることもなく公害の防止にも有
効である。
そして、囲繞環部はエアキヤツプ本体に中空ブ
リツジにより連結支承されるから、全体の構成を
コンパクトにし得るとともに、エアカーテン用の
圧縮エアの供給は、圧縮エア導入路によるから、
コンプレツサーからエアホース等特殊煩雑な装置
を用いたりすることもなく、且つ単にスプレーガ
ン本体にエアキヤツプとして固定すれば足り、従
つて外観がよく取扱いや操作性が損われることも
ない。
リツジにより連結支承されるから、全体の構成を
コンパクトにし得るとともに、エアカーテン用の
圧縮エアの供給は、圧縮エア導入路によるから、
コンプレツサーからエアホース等特殊煩雑な装置
を用いたりすることもなく、且つ単にスプレーガ
ン本体にエアキヤツプとして固定すれば足り、従
つて外観がよく取扱いや操作性が損われることも
ない。
また、エアキヤツプはスプレーガン本体に直接
ネジ締着自在とされるので、スプレーガン本体の
軸心に囲繞環部の中心を確実に一致し得るから、
エアカーテンが変位したりすることなく、所望の
状態で常にこれを形成することが可能であり、方
向調整等煩雑な操作も不要である。
ネジ締着自在とされるので、スプレーガン本体の
軸心に囲繞環部の中心を確実に一致し得るから、
エアカーテンが変位したりすることなく、所望の
状態で常にこれを形成することが可能であり、方
向調整等煩雑な操作も不要である。
本発明は以上のように塗料損失を可及的に減少
させ、塗料飛散を防止する上多大な効果を有する
スプレーガンのエアカーテン装置付エアキヤツプ
である。
させ、塗料飛散を防止する上多大な効果を有する
スプレーガンのエアカーテン装置付エアキヤツプ
である。
第1図は本発明のエアカーテン装置付エアキヤ
ツプの分解斜視図、第2図は同じく正面図、第3
図は第2図A−A線断面図、第4図はスプレーガ
ン本体に装着した状態を示す断面図。 1…エアキヤツプ、2…エアキヤツプ本体、7
…塗料噴射孔、8…補助エア孔、9…側面エア
孔、10…圧縮エア取入孔、11…ブリツジ、1
2…中空部、13…囲繞環部、16…エア噴出
孔、21…中空部、22…圧縮エア導入部、23
…ネジ締着リング。
ツプの分解斜視図、第2図は同じく正面図、第3
図は第2図A−A線断面図、第4図はスプレーガ
ン本体に装着した状態を示す断面図。 1…エアキヤツプ、2…エアキヤツプ本体、7
…塗料噴射孔、8…補助エア孔、9…側面エア
孔、10…圧縮エア取入孔、11…ブリツジ、1
2…中空部、13…囲繞環部、16…エア噴出
孔、21…中空部、22…圧縮エア導入部、23
…ネジ締着リング。
Claims (1)
- 1 エアキヤツプ本体の外方近傍に、多数のエア
噴出孔を備えた中空の囲繞環部を配設し、該囲繞
環部をエアキヤツプ本体に中空ブリツジにより部
分的に連結支承せしめるとともにブリツジの中空
部を介して囲繞環部の中空部に至りエアキヤツプ
本体と連通する圧縮エア導入路をこれらに一連に
形成せしめ、且つ、エアキヤツプ本体はスプレー
ガン本体に直接ネジ締着自在としてなることを特
徴とするスプレーガンのエアカーテン装置付エア
キヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30044287A JPH01143660A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | スプレーガンのエアカーテン装置付エアキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30044287A JPH01143660A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | スプレーガンのエアカーテン装置付エアキャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01143660A JPH01143660A (ja) | 1989-06-06 |
| JPH055543B2 true JPH055543B2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=17884848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30044287A Granted JPH01143660A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | スプレーガンのエアカーテン装置付エアキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01143660A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017213566A (ja) * | 2017-08-08 | 2017-12-07 | 株式会社ペイントサービス | 粒子塗布装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6293476B1 (en) * | 2000-06-28 | 2001-09-25 | Illinois Tool Works Inc. | Spray gun nozzle assembly air cap |
| SE525307C2 (sv) * | 2003-06-30 | 2005-01-25 | Baldwin Jimek Ab | Lufthuv |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP30044287A patent/JPH01143660A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017213566A (ja) * | 2017-08-08 | 2017-12-07 | 株式会社ペイントサービス | 粒子塗布装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01143660A (ja) | 1989-06-06 |
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Legal Events
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