JPH0555508B2 - - Google Patents
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- JPH0555508B2 JPH0555508B2 JP8471047A JP7104784A JPH0555508B2 JP H0555508 B2 JPH0555508 B2 JP H0555508B2 JP 8471047 A JP8471047 A JP 8471047A JP 7104784 A JP7104784 A JP 7104784A JP H0555508 B2 JPH0555508 B2 JP H0555508B2
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- lower alkyl
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D487/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
- C07D487/12—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains three hetero rings
- C07D487/14—Ortho-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
- A61P35/02—Antineoplastic agents specific for leukemia
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Public Health (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Oncology (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明は2硫化基をもつミトマイシン同族体に
関する。 これらの化合物は2硫化基をもつ有機置換7−
アミノ基をもつミトマイシンC誘導体である。こ
の化合物は実験的動物腫瘍抑制剤である。命名法
−ミトマイシンCの系統的ケミカルアブストラク
ツ名〔1aR−(1aα,8β,8aα,8bα)〕−6−アミ
ノ−8−〔((アミノカルボニル)オキシ)メチル〕
−1,1a,2,8,8a,8b−ヘキサヒドロ−8a
−メトキシ−5−メチル−アリジノ〔2′,3′,
3,4〕ピロロ〔1,2−a〕インドール−4,
7−ジオンであり、したがつてアジリノピロロイ
ンドール環系は次のとおり番号をつけられる: ミトマイシン文献に広く使われている命名法の
通称はミトマイシンの種々の特性置換基を含む上
記環系をミトサンと同定している。 出願人らは本明細書においてこの系を用いまた
アジリノ窒素原子をN1aといいかつ環アミノ窒素
原子をN7という様選んでいる。本発明の製品の
立体化学形態に関しては原名ミトサン又は構造式
によつて製品を同定する場合その立体化学形態を
ミトマイシンCのそれと同じと同定するつもりで
ある。 ミトマイシンCは発酵で生成される抗生物質で
あり、現在食品医薬行政機関認可のもとに胃と膵
臓の伝染癌治療に他の認められた化学療法剤と混
合してまた他の方法が示敗したときの緩和治療と
して市販されている。(ニユーヨーク13201、シー
ラキユース、ブリストル、ラボラトリーズ製ミユ
ータマイシンR○ 、Physicians′ Desk
Peference35thEdition,1981、717〜718ページ)
ミトマイシンCとその発酵製造法は1972年5月2
日公告米国特許第3660578号(1957年4月6日、
日本出願を含む優先権主張)の主題である。 ミトマイシンA、B、Cおよびポルフイロマイ
シンCの構造はアメリカン シアナミド社レーダ
ーラボラトリー部門のJ.S.ウエブらのJ.Amer.
Chem.Soc.,84、3185〜3187(1962)に発表され
た。ミトマイシンAとCに関するこの構造研究に
使われた化学転換の1は前者、7−9a−ジメト
キシミトサンのアンモニアとの反応による後者、
7−アミノ−9a−メトキシミトサンへの転化で
あつた。ミトマイシンAの7−メトキシ基の置換
はミトマイシンCの制癌活性をもつ誘導体製造に
相当興味ある反応あるとわかつている。次の報文
と特許は各々ミトマイシンAの制癌活性をもつ7
−置換アミノミトマイシンC誘導体への転化を扱
つている。この研究目的により活性な、特にミト
マイシンCより毒性の小さい誘導体製造にあつ
た。 ミツイらの“The Journal of Antibiotics”
XXI、189〜198(1968)。 キノシタらのJ.Med.Chem.14、103〜109
(1971)。 イエンガーらのJ.Med.Chem.24、975〜981
(1981)。 イエンガー、サミ、レマースおよびブラドナー
のAmer.Chem.Soc.,1982年3月、第183年会誌、
No.MEDI72。 イエンガーらのJ.Med.Chem.1983、26、16〜
20。 イエンガーらのAmer.Chem.Soc.,1983年3
月、第185年会誌、No.MEDI82。 次の特許はミトマイシンA、ミトマイシンB又
はそれらのN1a−置換誘導体と第1又は第2アミ
ンとの反応による7−置換アミノミトサン誘導体
の製造に関する: コスリツヒらの1967年7月25日公告米国特許第
3332944号、ミツイらの1969年1月1日公告米国
特許第3420846号、ミツイらの1969年6月17日公
告米国特許第3450705号、ミツイらの1970年3月
26日公告米国特許第3514452号、ナカノらの1980
年11月4日公告米国特許第4231936号、レマーズ
の1981年3月19日公告米国特許第4268676号、レ
マーズの1982年5月12日公告ベルギー特許893162
号。 7−位置に置換アミノ基をもつミトマイシンC
誘導体はまた直接生合成により、即ち発酵肉汁に
一連の第1アミンを追加し普通のミトマイシン発
酵を行なわせて製造されている。(Amer.Soc.of
Microbiology.1982年年会誌028におけるC.A.ク
ラリツジらの報告) ミトマイシンCは発酵によつて生成される主要
ミトマイシンであり市販形である。上記特許と報
文におけるミトマイシンCの準合成置換アミノ同
族体製造に使用するミトマイシンCをミトマイシ
ンAに転化する最近技術はミトマイシンCを対応
する非常に不安定な7−ヒドロキシミトサンへ加
水分解後取扱いにくい物質、ジアゾメタンによる
メチル化する方法である。メチル化にジアゾメタ
ン使用を避ける1方法は、ミトマイシンC同族体
合成用に7−アルキルオキシミトサンの使用があ
る。(協和発酵(株)、日本特許No.J5 6073−085、
FarmdocNo.56227 D/31) 本発明は7−位置のアミノ窒素原子上にジチオ
有機置換基をもつミトマイシンC同族体群に関す
る。 これらの化合物は次式: で示される。式中R9は有機基、即ち式R9SHをも
つ有機チオールの構造成分であり、Alk2とRは
下記する意味をもつ。この化合物はまた式: および式: で表わされる。上式中 Alk1はR7がその炭素原子をとおして接続して
いる場合は炭素原子1乃至6をもちまたR7がそ
のS、O又はNをとおして接続している場合は炭
素原子2乃至6をもつ(この場合R7と−SS−は
ちがつた炭素原子に接続する)直鎖又は分岐鎖ア
ルキレン基を表わす; Alk2は任意にR7置換基をもつ炭素原子2乃至
6をもつ直鎖又は分岐鎖アルキレン基を表わし、
かつそれに接続しているいおうと窒素原子および
酸素、いおう又は窒素をとおしそれに接続してい
るR7置換基があればそれはAlk2中のちがつた炭
素原子に結合しており;Alk1とAlk2は2重結合
をもつこともあり; Rは水素、低級アルキル、低級アルカノイル、
ベンゾイル;又は低級アルキル、低級アルコキ
シ、ハロ、アミノ又はニトロで置換されたベンゾ
イルを表わし; R7はヒドロキシ、ハロ、アミノ、1乃至12原
子をもつアルキルアミノ又はジアルキルアミノ、
アルカノイルアミノ、ベンゾイルアミノ又はA−
置換ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミノ又はA
−置換ナフトイルアミノ、各3乃至8環員をもつ
シクロアルキル又はA−置換シクロアルキル、5
乃至8環員をもつシクロアルケニル又はA−置換
シクロアルケニル、フエニル又はA−置換フエニ
ル、ナフチル又はA−置換ナフチル、1乃至2
環、各環に3乃至8環員および酸素、窒素および
いおうから選ばれた1乃至4のヘテロ原子をもつ
ヘテロ芳香族基およびヘテロ脂環状基より成る群
から選ばれた複素環状基、炭素原子各1乃至6を
もつアルコキシ又はアルキルチオ、カルボキシ、
炭素原子1乃至7をもつアルコキシカルボニル、
フエノキシカルボニル又はA−置換フエノキシカ
ルボニル、フエノキシ又はA−置換フエノキシ、
ナフトキシ又はA−置換ナフトキシ、炭素原子2
乃至6をもつアルコキシカルボニルアミノ、グア
ニジノ、ウレイド(−NHCONH2)、炭素原子2
乃至7をもつN−アルキルウレイン(−
NHCONHアルキル)、炭素原子3乃至7をもつ
N3−ハロアルキルウレイレン、炭素原子3乃至
7をもつN3−ハロアルキル−N3−ニトロソウレ
イレンおよび炭素原子3乃至13をもつジアルキル
アミノカルボニル(但し上記のA置換基は1又は
2の低級アルキル、低級アルカノイル、低級アル
コキシ、ハロ、アミノ、ヒドロキシ、又はニトロ
基より成る群から選ばれたものとする)より成る
群から選ばれた基を表わし; R6は炭素原子1乃至12をもつあルキル、炭素
原子3乃至12をもつアルケニル又はアルキニル、
3乃至8環員をもつシクロアルキルとA−置換シ
クロアルキル、5乃至8環員をもつシクロアルケ
ニル、フエニル、A−置換フエニル、ナフチル、
A−置換ナフチル、1乃至2環、各環に3乃至8
環員および酸素、窒素およびいおうから選ばれた
ヘテロ原子1乃至4をもつヘテロ芳香族とヘテロ
脂環状基から成る群より選ばれた複素環状基(但
し上記A−置換基は1又は2の低級アルキル、低
級アルカノイル、低級アルコキシ、ハロ、アミ
ノ、ヒドロキシ又はニトロ基より成る群から選ば
れたものとする)より成る群から選ばれた基を表
わし、またR8は隣るいおう原子と共にエステル
化でき、造塩でき又はペプチド結合内で結合でき
るS−システイニル基を構成する。 本発明の物質は動物の実験に基づく腫瘍の抑制
剤である。これらは式又は: R7Alk1−SS−Alk2NH2 又は R8−SS−Alk2NH2 をもつアミノ2硫化物を式: をもつミトサン誘導体と反応させて製造される。
上式のYは第1アミン基との反応で容易に置換さ
れてN7−置換ミトマイシンC誘導体となる基で
ある。このミトサン誘導体にはミトマイシンAお
よび式においてYが炭素原子1乃至6をもつ低
級アルコキシであるその同族体がある。値は式
においてYが式: をもつアミジノ基である様な式をもつ誘導体で
ある。但し式のR5は水素(好ましい)、低級ア
ルキル、フエニル、低級アルキルフエニル、低級
アルコキシフエニル、ハロフエニル、アミノフエ
ニル、又はニトロフエニルを表わし;またR3と
R4は各無関係に低級アルキルであるか又はそれ
らが結合している窒素原子と共にピロリジン、2
−又は3−低級アルキル−ピロリジン、ピペリジ
ン、2−、3−又は4−低級アルキル−ピペリジ
ン、2,6−ジ低級アルキルピペリジン、ピペラ
ジン、4−置換ピペラジン(但し4−置換基は各
炭素原子1乃至8をもつアルキル又はカルバルコ
キシ、フエニル、メチルフエニル、メトキシフエ
ニル、ハロフエニル、ニトロフエニル、又はベン
ジルとする)、アゼピン、2−、3−、4−又は
5−低級アルキルアゼピン、モルフオリン、チオ
モルフオリン、チオモルフオリン−1−オキサイ
ド、又はチオモルフオリン−1,1−ジオキサイ
ドを構成する。なお上記低級アルキル、低級アル
カノイルおよび低級アルコキシ基は炭素原子1乃
至6をもつものである。上記の後者はミトマイシ
ンCのアミジノ誘導体で1982年6月4日出願の出
願通し番号385149号に記載されている。 式をもつミトサン誘導体と式又はをもつ
アミノ2硫化物の反応は無水有機液体媒質中約−
15乃至+15℃の温度範囲でおこる。0乃至20℃の
温度が好ましい。どんな無水有機液体媒質も反応
条件のもとで安定でありかつ反応に有害でない限
り使用できる。式をもつミトサン反応体に対し
1乃至4モル式又はアミノ2硫化物を使用す
る。2反応体の等モル量使用が好ましい。数時
間、好ましくは約8乃至50時間の反応時間が使わ
れる。生成物は液体有機反応媒質を蒸発し残渣を
クロマトグラフ法で処理回収される。 式および式をもつアミノ2硫化物は知られ
た化合物で種々の方法で製造される。例えばこれ
らは適当するチオールR7Alk1SH又はR8SHを式
: NH2Alk2SSO3Na をもつブテン塩又は式: をもつスルフエニルチオカーボネイトと反応させ
て製造できる。 クレイマンら(J.of Org.Chem.,29、3737〜
3738(1964))はブテン塩法によつて次の化合物を
製造した: 2−アミノエチル n−ブチル 2硫化物 2−アミノエチル n−ヘキシル 2硫化物 2−アミノエチル n−オクチル 2硫化物 2−アミノエチル n−デシル 2硫化物 2−アミノエチル フエニル 2硫化物 2−アミノエチル ベンジル 2硫化物 メタノールはブンテ塩とチオールの反応の好ま
しい反応溶媒であるとわかつた。この溶媒を使う
に反応温度0乃至−10℃が好ましいとわかつた。
他の溶媒には高温が必要だつた。この方法の主欠
点は副成物として、多分望む混合2硫化物のジス
プロポーシヨネーシヨンの結果として対称2硫化
物の生成することである。 式およびをもつ出発物質混合2硫化物は適
等チモールと式のスルフエニルチオカーボネイ
トとの反応によつて製造するとよい。これは、S.
J.ブロイスら(J.of the Amer.Chem.Soc.,92、
7269〜7270(1970))の方法である。一般にこの製
法はチオールを式をもつアミノ−アルキルスル
フエニルチオカーボネイトのメタノール溶液に加
えて0乃至25℃の温度範囲で反応を進行させるの
である。反応時間は使用特定チオールによつて事
実上瞬間的から数時間まで変る。反応進行は反応
容器内の未反応チオールの存在を測定してフオロ
ーできる。反応がおそければトリエチルアミンの
接触量を反応促進剤として加えることができる。 下記するものはブテン塩又はスルフエニルチ
オカーボネイトとの反応によつて中間体式と
に転化され次いいで上記のとおり本発明の生成
物に転化される式R7Alk1SH又はR8SHをもつ多
数の代表的チオールである。次の一覧表中のアミ
ノ含有チオールの場合一般に式又はをもつ中
間体への転化と式をもつミトサン中間体との反
応の前、先づそれらを保護された形、好ましくは
β−(トリメチルシリル)エトキシカルボニルア
ミノ誘導体に変えることが望ましい。次いでβ−
(トリメチルシリル)エトキシカルボニルアミノ
基はつづいてアセトニトリル中テトラエチルアン
モニウムフルオライドと処理して裂開し(L.A.
カルピノらのJ.C.S.Chem.Comm.,358(1978))
で望む式又はをもつ遊離アミノ化合物が生成
できる。
関する。 これらの化合物は2硫化基をもつ有機置換7−
アミノ基をもつミトマイシンC誘導体である。こ
の化合物は実験的動物腫瘍抑制剤である。命名法
−ミトマイシンCの系統的ケミカルアブストラク
ツ名〔1aR−(1aα,8β,8aα,8bα)〕−6−アミ
ノ−8−〔((アミノカルボニル)オキシ)メチル〕
−1,1a,2,8,8a,8b−ヘキサヒドロ−8a
−メトキシ−5−メチル−アリジノ〔2′,3′,
3,4〕ピロロ〔1,2−a〕インドール−4,
7−ジオンであり、したがつてアジリノピロロイ
ンドール環系は次のとおり番号をつけられる: ミトマイシン文献に広く使われている命名法の
通称はミトマイシンの種々の特性置換基を含む上
記環系をミトサンと同定している。 出願人らは本明細書においてこの系を用いまた
アジリノ窒素原子をN1aといいかつ環アミノ窒素
原子をN7という様選んでいる。本発明の製品の
立体化学形態に関しては原名ミトサン又は構造式
によつて製品を同定する場合その立体化学形態を
ミトマイシンCのそれと同じと同定するつもりで
ある。 ミトマイシンCは発酵で生成される抗生物質で
あり、現在食品医薬行政機関認可のもとに胃と膵
臓の伝染癌治療に他の認められた化学療法剤と混
合してまた他の方法が示敗したときの緩和治療と
して市販されている。(ニユーヨーク13201、シー
ラキユース、ブリストル、ラボラトリーズ製ミユ
ータマイシンR○ 、Physicians′ Desk
Peference35thEdition,1981、717〜718ページ)
ミトマイシンCとその発酵製造法は1972年5月2
日公告米国特許第3660578号(1957年4月6日、
日本出願を含む優先権主張)の主題である。 ミトマイシンA、B、Cおよびポルフイロマイ
シンCの構造はアメリカン シアナミド社レーダ
ーラボラトリー部門のJ.S.ウエブらのJ.Amer.
Chem.Soc.,84、3185〜3187(1962)に発表され
た。ミトマイシンAとCに関するこの構造研究に
使われた化学転換の1は前者、7−9a−ジメト
キシミトサンのアンモニアとの反応による後者、
7−アミノ−9a−メトキシミトサンへの転化で
あつた。ミトマイシンAの7−メトキシ基の置換
はミトマイシンCの制癌活性をもつ誘導体製造に
相当興味ある反応あるとわかつている。次の報文
と特許は各々ミトマイシンAの制癌活性をもつ7
−置換アミノミトマイシンC誘導体への転化を扱
つている。この研究目的により活性な、特にミト
マイシンCより毒性の小さい誘導体製造にあつ
た。 ミツイらの“The Journal of Antibiotics”
XXI、189〜198(1968)。 キノシタらのJ.Med.Chem.14、103〜109
(1971)。 イエンガーらのJ.Med.Chem.24、975〜981
(1981)。 イエンガー、サミ、レマースおよびブラドナー
のAmer.Chem.Soc.,1982年3月、第183年会誌、
No.MEDI72。 イエンガーらのJ.Med.Chem.1983、26、16〜
20。 イエンガーらのAmer.Chem.Soc.,1983年3
月、第185年会誌、No.MEDI82。 次の特許はミトマイシンA、ミトマイシンB又
はそれらのN1a−置換誘導体と第1又は第2アミ
ンとの反応による7−置換アミノミトサン誘導体
の製造に関する: コスリツヒらの1967年7月25日公告米国特許第
3332944号、ミツイらの1969年1月1日公告米国
特許第3420846号、ミツイらの1969年6月17日公
告米国特許第3450705号、ミツイらの1970年3月
26日公告米国特許第3514452号、ナカノらの1980
年11月4日公告米国特許第4231936号、レマーズ
の1981年3月19日公告米国特許第4268676号、レ
マーズの1982年5月12日公告ベルギー特許893162
号。 7−位置に置換アミノ基をもつミトマイシンC
誘導体はまた直接生合成により、即ち発酵肉汁に
一連の第1アミンを追加し普通のミトマイシン発
酵を行なわせて製造されている。(Amer.Soc.of
Microbiology.1982年年会誌028におけるC.A.ク
ラリツジらの報告) ミトマイシンCは発酵によつて生成される主要
ミトマイシンであり市販形である。上記特許と報
文におけるミトマイシンCの準合成置換アミノ同
族体製造に使用するミトマイシンCをミトマイシ
ンAに転化する最近技術はミトマイシンCを対応
する非常に不安定な7−ヒドロキシミトサンへ加
水分解後取扱いにくい物質、ジアゾメタンによる
メチル化する方法である。メチル化にジアゾメタ
ン使用を避ける1方法は、ミトマイシンC同族体
合成用に7−アルキルオキシミトサンの使用があ
る。(協和発酵(株)、日本特許No.J5 6073−085、
FarmdocNo.56227 D/31) 本発明は7−位置のアミノ窒素原子上にジチオ
有機置換基をもつミトマイシンC同族体群に関す
る。 これらの化合物は次式: で示される。式中R9は有機基、即ち式R9SHをも
つ有機チオールの構造成分であり、Alk2とRは
下記する意味をもつ。この化合物はまた式: および式: で表わされる。上式中 Alk1はR7がその炭素原子をとおして接続して
いる場合は炭素原子1乃至6をもちまたR7がそ
のS、O又はNをとおして接続している場合は炭
素原子2乃至6をもつ(この場合R7と−SS−は
ちがつた炭素原子に接続する)直鎖又は分岐鎖ア
ルキレン基を表わす; Alk2は任意にR7置換基をもつ炭素原子2乃至
6をもつ直鎖又は分岐鎖アルキレン基を表わし、
かつそれに接続しているいおうと窒素原子および
酸素、いおう又は窒素をとおしそれに接続してい
るR7置換基があればそれはAlk2中のちがつた炭
素原子に結合しており;Alk1とAlk2は2重結合
をもつこともあり; Rは水素、低級アルキル、低級アルカノイル、
ベンゾイル;又は低級アルキル、低級アルコキ
シ、ハロ、アミノ又はニトロで置換されたベンゾ
イルを表わし; R7はヒドロキシ、ハロ、アミノ、1乃至12原
子をもつアルキルアミノ又はジアルキルアミノ、
アルカノイルアミノ、ベンゾイルアミノ又はA−
置換ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミノ又はA
−置換ナフトイルアミノ、各3乃至8環員をもつ
シクロアルキル又はA−置換シクロアルキル、5
乃至8環員をもつシクロアルケニル又はA−置換
シクロアルケニル、フエニル又はA−置換フエニ
ル、ナフチル又はA−置換ナフチル、1乃至2
環、各環に3乃至8環員および酸素、窒素および
いおうから選ばれた1乃至4のヘテロ原子をもつ
ヘテロ芳香族基およびヘテロ脂環状基より成る群
から選ばれた複素環状基、炭素原子各1乃至6を
もつアルコキシ又はアルキルチオ、カルボキシ、
炭素原子1乃至7をもつアルコキシカルボニル、
フエノキシカルボニル又はA−置換フエノキシカ
ルボニル、フエノキシ又はA−置換フエノキシ、
ナフトキシ又はA−置換ナフトキシ、炭素原子2
乃至6をもつアルコキシカルボニルアミノ、グア
ニジノ、ウレイド(−NHCONH2)、炭素原子2
乃至7をもつN−アルキルウレイン(−
NHCONHアルキル)、炭素原子3乃至7をもつ
N3−ハロアルキルウレイレン、炭素原子3乃至
7をもつN3−ハロアルキル−N3−ニトロソウレ
イレンおよび炭素原子3乃至13をもつジアルキル
アミノカルボニル(但し上記のA置換基は1又は
2の低級アルキル、低級アルカノイル、低級アル
コキシ、ハロ、アミノ、ヒドロキシ、又はニトロ
基より成る群から選ばれたものとする)より成る
群から選ばれた基を表わし; R6は炭素原子1乃至12をもつあルキル、炭素
原子3乃至12をもつアルケニル又はアルキニル、
3乃至8環員をもつシクロアルキルとA−置換シ
クロアルキル、5乃至8環員をもつシクロアルケ
ニル、フエニル、A−置換フエニル、ナフチル、
A−置換ナフチル、1乃至2環、各環に3乃至8
環員および酸素、窒素およびいおうから選ばれた
ヘテロ原子1乃至4をもつヘテロ芳香族とヘテロ
脂環状基から成る群より選ばれた複素環状基(但
し上記A−置換基は1又は2の低級アルキル、低
級アルカノイル、低級アルコキシ、ハロ、アミ
ノ、ヒドロキシ又はニトロ基より成る群から選ば
れたものとする)より成る群から選ばれた基を表
わし、またR8は隣るいおう原子と共にエステル
化でき、造塩でき又はペプチド結合内で結合でき
るS−システイニル基を構成する。 本発明の物質は動物の実験に基づく腫瘍の抑制
剤である。これらは式又は: R7Alk1−SS−Alk2NH2 又は R8−SS−Alk2NH2 をもつアミノ2硫化物を式: をもつミトサン誘導体と反応させて製造される。
上式のYは第1アミン基との反応で容易に置換さ
れてN7−置換ミトマイシンC誘導体となる基で
ある。このミトサン誘導体にはミトマイシンAお
よび式においてYが炭素原子1乃至6をもつ低
級アルコキシであるその同族体がある。値は式
においてYが式: をもつアミジノ基である様な式をもつ誘導体で
ある。但し式のR5は水素(好ましい)、低級ア
ルキル、フエニル、低級アルキルフエニル、低級
アルコキシフエニル、ハロフエニル、アミノフエ
ニル、又はニトロフエニルを表わし;またR3と
R4は各無関係に低級アルキルであるか又はそれ
らが結合している窒素原子と共にピロリジン、2
−又は3−低級アルキル−ピロリジン、ピペリジ
ン、2−、3−又は4−低級アルキル−ピペリジ
ン、2,6−ジ低級アルキルピペリジン、ピペラ
ジン、4−置換ピペラジン(但し4−置換基は各
炭素原子1乃至8をもつアルキル又はカルバルコ
キシ、フエニル、メチルフエニル、メトキシフエ
ニル、ハロフエニル、ニトロフエニル、又はベン
ジルとする)、アゼピン、2−、3−、4−又は
5−低級アルキルアゼピン、モルフオリン、チオ
モルフオリン、チオモルフオリン−1−オキサイ
ド、又はチオモルフオリン−1,1−ジオキサイ
ドを構成する。なお上記低級アルキル、低級アル
カノイルおよび低級アルコキシ基は炭素原子1乃
至6をもつものである。上記の後者はミトマイシ
ンCのアミジノ誘導体で1982年6月4日出願の出
願通し番号385149号に記載されている。 式をもつミトサン誘導体と式又はをもつ
アミノ2硫化物の反応は無水有機液体媒質中約−
15乃至+15℃の温度範囲でおこる。0乃至20℃の
温度が好ましい。どんな無水有機液体媒質も反応
条件のもとで安定でありかつ反応に有害でない限
り使用できる。式をもつミトサン反応体に対し
1乃至4モル式又はアミノ2硫化物を使用す
る。2反応体の等モル量使用が好ましい。数時
間、好ましくは約8乃至50時間の反応時間が使わ
れる。生成物は液体有機反応媒質を蒸発し残渣を
クロマトグラフ法で処理回収される。 式および式をもつアミノ2硫化物は知られ
た化合物で種々の方法で製造される。例えばこれ
らは適当するチオールR7Alk1SH又はR8SHを式
: NH2Alk2SSO3Na をもつブテン塩又は式: をもつスルフエニルチオカーボネイトと反応させ
て製造できる。 クレイマンら(J.of Org.Chem.,29、3737〜
3738(1964))はブテン塩法によつて次の化合物を
製造した: 2−アミノエチル n−ブチル 2硫化物 2−アミノエチル n−ヘキシル 2硫化物 2−アミノエチル n−オクチル 2硫化物 2−アミノエチル n−デシル 2硫化物 2−アミノエチル フエニル 2硫化物 2−アミノエチル ベンジル 2硫化物 メタノールはブンテ塩とチオールの反応の好ま
しい反応溶媒であるとわかつた。この溶媒を使う
に反応温度0乃至−10℃が好ましいとわかつた。
他の溶媒には高温が必要だつた。この方法の主欠
点は副成物として、多分望む混合2硫化物のジス
プロポーシヨネーシヨンの結果として対称2硫化
物の生成することである。 式およびをもつ出発物質混合2硫化物は適
等チモールと式のスルフエニルチオカーボネイ
トとの反応によつて製造するとよい。これは、S.
J.ブロイスら(J.of the Amer.Chem.Soc.,92、
7269〜7270(1970))の方法である。一般にこの製
法はチオールを式をもつアミノ−アルキルスル
フエニルチオカーボネイトのメタノール溶液に加
えて0乃至25℃の温度範囲で反応を進行させるの
である。反応時間は使用特定チオールによつて事
実上瞬間的から数時間まで変る。反応進行は反応
容器内の未反応チオールの存在を測定してフオロ
ーできる。反応がおそければトリエチルアミンの
接触量を反応促進剤として加えることができる。 下記するものはブテン塩又はスルフエニルチ
オカーボネイトとの反応によつて中間体式と
に転化され次いいで上記のとおり本発明の生成
物に転化される式R7Alk1SH又はR8SHをもつ多
数の代表的チオールである。次の一覧表中のアミ
ノ含有チオールの場合一般に式又はをもつ中
間体への転化と式をもつミトサン中間体との反
応の前、先づそれらを保護された形、好ましくは
β−(トリメチルシリル)エトキシカルボニルア
ミノ誘導体に変えることが望ましい。次いでβ−
(トリメチルシリル)エトキシカルボニルアミノ
基はつづいてアセトニトリル中テトラエチルアン
モニウムフルオライドと処理して裂開し(L.A.
カルピノらのJ.C.S.Chem.Comm.,358(1978))
で望む式又はをもつ遊離アミノ化合物が生成
できる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
P−388ねずみ白血病に対する活性
表はP−388ねずみ白血病の106腹水症細胞の
腫瘍接種物を腹腔内に移植されたCDF1雌はつか
ねずみを使い式又はをもつ試験化合物のいづ
れかの種々の薬量又はミトマイシンCで治療する
実験結果を示している。化合物は腹腔内注射によ
つて投与した。各薬量に対しねずみ6匹の群を使
用し接種日に化合物の1回薬量で治療した。10匹
の塩溶液対照ねずみ群が各一連実験中に含まれて
いた。ミトマイシンC治療群はポジチブ対照とし
て含まれていた。各ねずみ群に測定された平均生
存日数および記録された30日間の終点における生
存数を検べる30日試験表が使われた。ねずみは処
置前体重測定し再び6日目に測つた。体重変化は
薬毒の尺度としてとつた。各20g体重ねずみを用
い約2gまでの体重減少は甚しいと思わなかつ
た。結果はT/C%(受療群の平均生存時間対塩
溶液対照群の平均生存時間の比に100を乗じた値)
で測定した。塩溶液治療対照動物は普通9日以内
に死んだ。下表における“最大効果”はT/C%
で表わされまたその効果をえる薬量が示されてい
る。かつこ内の値は同じ実験においてポジチブ対
照としてミトマイシンCでえた値である。故に本
発明化合物のミトマイシンCに対する比較活性の
尺度が推定できる。T/C℃での最小有効量は
125であると思われた。下表に示された最少有効
薬量は約125のT/C%を与える薬量である。“平
均体重変化”欄における各場合の2数値はそれぞ
れ最大有効薬量と最少有効薬量におけるねずみの
平均体重変化である。
腫瘍接種物を腹腔内に移植されたCDF1雌はつか
ねずみを使い式又はをもつ試験化合物のいづ
れかの種々の薬量又はミトマイシンCで治療する
実験結果を示している。化合物は腹腔内注射によ
つて投与した。各薬量に対しねずみ6匹の群を使
用し接種日に化合物の1回薬量で治療した。10匹
の塩溶液対照ねずみ群が各一連実験中に含まれて
いた。ミトマイシンC治療群はポジチブ対照とし
て含まれていた。各ねずみ群に測定された平均生
存日数および記録された30日間の終点における生
存数を検べる30日試験表が使われた。ねずみは処
置前体重測定し再び6日目に測つた。体重変化は
薬毒の尺度としてとつた。各20g体重ねずみを用
い約2gまでの体重減少は甚しいと思わなかつ
た。結果はT/C%(受療群の平均生存時間対塩
溶液対照群の平均生存時間の比に100を乗じた値)
で測定した。塩溶液治療対照動物は普通9日以内
に死んだ。下表における“最大効果”はT/C%
で表わされまたその効果をえる薬量が示されてい
る。かつこ内の値は同じ実験においてポジチブ対
照としてミトマイシンCでえた値である。故に本
発明化合物のミトマイシンCに対する比較活性の
尺度が推定できる。T/C℃での最小有効量は
125であると思われた。下表に示された最少有効
薬量は約125のT/C%を与える薬量である。“平
均体重変化”欄における各場合の2数値はそれぞ
れ最大有効薬量と最少有効薬量におけるねずみの
平均体重変化である。
【表】
【表】
表ははつかねずみに成長したB16黒色腫を用
いる抗腫瘍試験の結果を示している。BDF1はつ
かねずみを使い腫瘍内移植によつて皮下接種し
た。60日成績表を使用した。各試験薬量に対し10
匹群を使い平均生存日数を検べた。対照動物も試
験動物と同様接種し注射賦形薬で処置し、無薬は
24.5日の平均生存日数を示した。試験ねずみの対
照に対する生存時間(T/C%)は効果の尺度と
して使い、各試験化合物の最大と最少有効薬量を
決定した。最少有効薬量は125のT/C%値を示
す薬量と定めた。試験動物は静脈注射により試験
化合物の各薬量を1.5および9日目に投与された。
いる抗腫瘍試験の結果を示している。BDF1はつ
かねずみを使い腫瘍内移植によつて皮下接種し
た。60日成績表を使用した。各試験薬量に対し10
匹群を使い平均生存日数を検べた。対照動物も試
験動物と同様接種し注射賦形薬で処置し、無薬は
24.5日の平均生存日数を示した。試験ねずみの対
照に対する生存時間(T/C%)は効果の尺度と
して使い、各試験化合物の最大と最少有効薬量を
決定した。最少有効薬量は125のT/C%値を示
す薬量と定めた。試験動物は静脈注射により試験
化合物の各薬量を1.5および9日目に投与された。
【表】
BDF1はつかねずみに成長したB16黒色腫に対
する化合物No.3(BL−6796)の対果を検べた。こ
の実験の動物は腹腔内に腫瘍を接種され試験化合
物も腹腔内に注射された。前と同様1、5および
9日目に処置され平均生存日数を検べた。再び最
少有効薬量はT/C%125を生ずる薬量と考えた。
No.3、6および10化合物1mg/Kgの薬量で動物は
全60日試験期間を生存し(T/C%235)また5
日目に平均体重増加+0.1gを示した。0.5mg/Kg
の薬量では平均生存日数42.0(T/C%165)で最
少有効薬量0.5mg/Kg以下であることを示した。
同じ試験においてミトマイシンCは3mg/Kgの薬
量でT/C%165を示した。これはこの実験にお
けるミトマイシンCの最大有効薬量であつた。し
たがつて化合物No.3がねずみのB16黒色腫に対し
てミトマイシンよりも数倍効力あることは明白で
ある。 はつかねずみの全および特定白血細胞(WBC)
数に静脈内投与した化合物1(BL−6787)と3
(BL−6796)の効果を検べた。両化合物は脊髄抑
圧性であるが、ミトマイシンCより明らかに低い
とわかつた。結果は表に示している。化合物1
とミトマイシンCの結果は同一実験でえられたの
で直接比較できる。化合物1は幾分脊髄抑圧性が
少ない。化合物3の結果は他の実験からやはり脊
髄抑圧性が少ない様であるが、他の2化合物との
直接比較はえられなかつた。
する化合物No.3(BL−6796)の対果を検べた。こ
の実験の動物は腹腔内に腫瘍を接種され試験化合
物も腹腔内に注射された。前と同様1、5および
9日目に処置され平均生存日数を検べた。再び最
少有効薬量はT/C%125を生ずる薬量と考えた。
No.3、6および10化合物1mg/Kgの薬量で動物は
全60日試験期間を生存し(T/C%235)また5
日目に平均体重増加+0.1gを示した。0.5mg/Kg
の薬量では平均生存日数42.0(T/C%165)で最
少有効薬量0.5mg/Kg以下であることを示した。
同じ試験においてミトマイシンCは3mg/Kgの薬
量でT/C%165を示した。これはこの実験にお
けるミトマイシンCの最大有効薬量であつた。し
たがつて化合物No.3がねずみのB16黒色腫に対し
てミトマイシンよりも数倍効力あることは明白で
ある。 はつかねずみの全および特定白血細胞(WBC)
数に静脈内投与した化合物1(BL−6787)と3
(BL−6796)の効果を検べた。両化合物は脊髄抑
圧性であるが、ミトマイシンCより明らかに低い
とわかつた。結果は表に示している。化合物1
とミトマイシンCの結果は同一実験でえられたの
で直接比較できる。化合物1は幾分脊髄抑圧性が
少ない。化合物3の結果は他の実験からやはり脊
髄抑圧性が少ない様であるが、他の2化合物との
直接比較はえられなかつた。
【表】
実験動物腫瘍にみられた抗腫瘍活性とミトマイ
シンCに比較して非常な脊髄抑圧活性不足とを考
えれば本発明には本発明物質の哺乳動物腫瘍抑制
用途がある。この目的のため本発明物質の実質的
に無毒抗腫瘍有効薬量を腫瘍をもつ哺乳動物に系
統的に当与するのである。 本発明の化合物はミトマイシンCと殆んど同じ
様に注射でまたある場合ミトマイシンCと同じ目
的で主として使われる。特定腫瘍の感度によつて
薬量は増減して使われる。化合物は稀釈剤、緩衝
剤、安定剤、溶解剤および調剤に必要な成分を含
む乾燥調剤組成物として容易に配分される。この
組成物は使用直前即座に注射可能な液媒質で構成
される。適当な注射用液には水、等張塩溶液等が
ある。 次の実験法において温度はずつと摂氏(℃)で
示している。フロトン磁気共鳴スペクトル
(1HNMR)は特に断らない限りピリジンb5中ヴ
アリアンXL100上又はJeol FX−90Q(90MHz)
スペクトル上に記録した。赤外線(IR)スペク
トルはベクマン4240型分光光度計でえたもので、
IR数値はνnaxをcm-1で示した。薄層クロマトグラ
フ法(TLC)は具象化剤として紫外光および
(又は)よう素蒸気を用いて0.25mmE.メルク予被
覆シリカゲル板上で行なつた。フラツシユクロマ
トグラフ法(J.Org.Chem.,14、2923(1978)は
シリカウエールム(32〜63um)を用いて行なつ
た。溶媒は減圧して50℃以下で蒸発した。 方法 1 ミトマイシンAより7−〔2−(ベンジルジチ
オ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン
(化合物1) トリエチルアミン300mgを含むメタノール2ml
中にS−ベンジルジチオエチルアミン200mg
(0.28mM)の液に0〜4℃でメタノール10ml中
にミトマイシンA99mg(28.3mM)の液を加えた。
混合液を20℃で2.5時間撹拌し反応の進行を10:
90v/vメタノール−クロホルム溶媒系を用い
TLCで監視した。反応混合物を減圧濃縮し乾燥
した固体残渣をフラツシユクロマトグラフ(35g
シリカゲル)により溶離剤として7:93v/vメ
タノール−クロロホルムを用いて首題化合物の無
定形純固体87mg(59%)をえた。1 HNMR(90Hz、ピリジンd5、δ):2.08(s、
3H)、2.74(m、3H)、3.16(d、1H、J=6
Hz)、3.24(s、3H)、3.40−4.20(m、6H)、
4.04(s、2H)、4.56(d、1H、J=14Hz)、
5.08(t、1H、J=12Hz)、5.40(dd、1H、J=
6、12Hz)、7.44(bs、5H)、 IR(BKr)、νnax、cm-1:3440、3350、3290、
3060、3020、1720、1635、1560、1325、1060、 C24H28N4O5S2に対する分析値: 計算値:C、55.80;H、5.46;N、10.84; S、12.41、 測定値:C、55.08;H、5.31;N、10.52; S、12.10。 方法2(参考例) N−〔2−(2−アミノエチルジチオ)エチル〕
アトアミド(化合物2) a ブンテ塩法 水酸化ナトリウム318mg(7.95mM)を含むメ
タノール7ml中に2−アミノエタンチエ硫酸695
cm(4.59mM)の液を窒温で10分間撹拌した後0
℃に劣冷却した。この液にN−アセチルシステア
ミン357mg(3.43mM)を加え更に10分間撹拌し
た。えたくもつた液を約60mlのメタノールでうす
めた後塩化アセチル624mg(7.95mM)を注意し
て加えて酸性とした。透明液を蒸発してえたワツ
クス状固体を化合物3への転化に直接使用した。 b スルフエニルチオカーボネイト法 S.J.プロイスら(上記の方法を用いた。メタノ
ール液中のメチル−2−アミノエチルスルフエニ
ルチオカーボネイト塩酸塩を0℃でアセチルシス
テアミンと処理した。トリエチルアミン促進剤な
しで反応は実際上瞬間的であつた。 方法3(参考例) 7−〔2−(2−アセチルアミノエチルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(化合
物3) トリエチルアミン200mg(198mM)を含むメタ
ノール4ml中にミトマイシンA100mg(0.29mM)
の液にメタノール2ml中に化合物2約400mgの液
を約0℃において加えた。生じた沈殿を別し
液を室温で4時間おいた。液を蒸発乾固しシリカ
ゲル10g上でフラツシユクロマトグラフ法にかけ
傾斜溶離法(塩化メチレン中4〜8%メタノー
ル)を用いて溶離した。望む生成物はより速く動
くブルーゾーン成分で、それは無定形固体として
45mg(31.5%)分離された。固体をヘキサン中5
%塩化メチレンとすりつぶし乾燥して分析試料を
えた。1 HNMR(100MHz、ピリジンd5、δ):2.06(s、
3H)、2.10(s、3H)、2.76(bs、1H)、2.80−
3.20(m、5H)、3.24(s、3H)、3.60(dd、1H、
J=12と2Hz)、3.70−4.10(m、5H)、4.54
(d、1H、J=12Hz)、5.04(t、1H、J=10
Hz)、5.38(dd、1H、J=4と10Hz)、 IR(KBr)、νnax、cm-1:3420、3350、3290、
1720、1635、1656、1330、1060、 C21H29N5O6S2に対する分析値: 計算値:C、49.26;H、5.67;N、13.68; S、12.51、 測定値:C、49.33;H、6.04;N、13.20; S、11.48。 方法4(参考例) 7−置換アミジノ−9a−メトキシミトサンよ
り7−〔2−(オクチルジチオ)エチルアミノ〕
−9a−メトキシミトサン(化合物4) トリエチルアミン0.2mlを含むメタノール1ml
中7−(ジメチルアミノメチレン)アミノ−9a−
メトキシミトサン60mg(0.15mM)の液に2−
(オクチルジチオ)−エチルアミン塩酸塩139mg
(0.54mM)を加えた。10:90v/vメタノール−
塩化メチレンを用いて薄層クロマトグラフにより
緑色出発物質が消費されたことが示され主ブルー
ゾーン(RF=0.6)が見えた。液を減圧蒸発しえ
た固体残渣をシリカゲル12g上フラツシユクロマ
トグラフ法にかけ20:1v/v塩化メチレン−メ
タノールで溶離し首題化合部27mg(34%)を無定
形固体としてえた。その1HNMRスペクトル
(100MHz)は表に示している。 方法 5〜22 種々のジチオアミンの応用 表に示されているアミンは方法1、3又は4
のいづれかに記載のとおり表に示されている様な
式およびをもつ生成物生成のため反応させる
ことができる。 いくつかの上記物質といくつかの表に示した
ものの分析とスペクトルデータを表に示してい
る。
シンCに比較して非常な脊髄抑圧活性不足とを考
えれば本発明には本発明物質の哺乳動物腫瘍抑制
用途がある。この目的のため本発明物質の実質的
に無毒抗腫瘍有効薬量を腫瘍をもつ哺乳動物に系
統的に当与するのである。 本発明の化合物はミトマイシンCと殆んど同じ
様に注射でまたある場合ミトマイシンCと同じ目
的で主として使われる。特定腫瘍の感度によつて
薬量は増減して使われる。化合物は稀釈剤、緩衝
剤、安定剤、溶解剤および調剤に必要な成分を含
む乾燥調剤組成物として容易に配分される。この
組成物は使用直前即座に注射可能な液媒質で構成
される。適当な注射用液には水、等張塩溶液等が
ある。 次の実験法において温度はずつと摂氏(℃)で
示している。フロトン磁気共鳴スペクトル
(1HNMR)は特に断らない限りピリジンb5中ヴ
アリアンXL100上又はJeol FX−90Q(90MHz)
スペクトル上に記録した。赤外線(IR)スペク
トルはベクマン4240型分光光度計でえたもので、
IR数値はνnaxをcm-1で示した。薄層クロマトグラ
フ法(TLC)は具象化剤として紫外光および
(又は)よう素蒸気を用いて0.25mmE.メルク予被
覆シリカゲル板上で行なつた。フラツシユクロマ
トグラフ法(J.Org.Chem.,14、2923(1978)は
シリカウエールム(32〜63um)を用いて行なつ
た。溶媒は減圧して50℃以下で蒸発した。 方法 1 ミトマイシンAより7−〔2−(ベンジルジチ
オ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン
(化合物1) トリエチルアミン300mgを含むメタノール2ml
中にS−ベンジルジチオエチルアミン200mg
(0.28mM)の液に0〜4℃でメタノール10ml中
にミトマイシンA99mg(28.3mM)の液を加えた。
混合液を20℃で2.5時間撹拌し反応の進行を10:
90v/vメタノール−クロホルム溶媒系を用い
TLCで監視した。反応混合物を減圧濃縮し乾燥
した固体残渣をフラツシユクロマトグラフ(35g
シリカゲル)により溶離剤として7:93v/vメ
タノール−クロロホルムを用いて首題化合物の無
定形純固体87mg(59%)をえた。1 HNMR(90Hz、ピリジンd5、δ):2.08(s、
3H)、2.74(m、3H)、3.16(d、1H、J=6
Hz)、3.24(s、3H)、3.40−4.20(m、6H)、
4.04(s、2H)、4.56(d、1H、J=14Hz)、
5.08(t、1H、J=12Hz)、5.40(dd、1H、J=
6、12Hz)、7.44(bs、5H)、 IR(BKr)、νnax、cm-1:3440、3350、3290、
3060、3020、1720、1635、1560、1325、1060、 C24H28N4O5S2に対する分析値: 計算値:C、55.80;H、5.46;N、10.84; S、12.41、 測定値:C、55.08;H、5.31;N、10.52; S、12.10。 方法2(参考例) N−〔2−(2−アミノエチルジチオ)エチル〕
アトアミド(化合物2) a ブンテ塩法 水酸化ナトリウム318mg(7.95mM)を含むメ
タノール7ml中に2−アミノエタンチエ硫酸695
cm(4.59mM)の液を窒温で10分間撹拌した後0
℃に劣冷却した。この液にN−アセチルシステア
ミン357mg(3.43mM)を加え更に10分間撹拌し
た。えたくもつた液を約60mlのメタノールでうす
めた後塩化アセチル624mg(7.95mM)を注意し
て加えて酸性とした。透明液を蒸発してえたワツ
クス状固体を化合物3への転化に直接使用した。 b スルフエニルチオカーボネイト法 S.J.プロイスら(上記の方法を用いた。メタノ
ール液中のメチル−2−アミノエチルスルフエニ
ルチオカーボネイト塩酸塩を0℃でアセチルシス
テアミンと処理した。トリエチルアミン促進剤な
しで反応は実際上瞬間的であつた。 方法3(参考例) 7−〔2−(2−アセチルアミノエチルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(化合
物3) トリエチルアミン200mg(198mM)を含むメタ
ノール4ml中にミトマイシンA100mg(0.29mM)
の液にメタノール2ml中に化合物2約400mgの液
を約0℃において加えた。生じた沈殿を別し
液を室温で4時間おいた。液を蒸発乾固しシリカ
ゲル10g上でフラツシユクロマトグラフ法にかけ
傾斜溶離法(塩化メチレン中4〜8%メタノー
ル)を用いて溶離した。望む生成物はより速く動
くブルーゾーン成分で、それは無定形固体として
45mg(31.5%)分離された。固体をヘキサン中5
%塩化メチレンとすりつぶし乾燥して分析試料を
えた。1 HNMR(100MHz、ピリジンd5、δ):2.06(s、
3H)、2.10(s、3H)、2.76(bs、1H)、2.80−
3.20(m、5H)、3.24(s、3H)、3.60(dd、1H、
J=12と2Hz)、3.70−4.10(m、5H)、4.54
(d、1H、J=12Hz)、5.04(t、1H、J=10
Hz)、5.38(dd、1H、J=4と10Hz)、 IR(KBr)、νnax、cm-1:3420、3350、3290、
1720、1635、1656、1330、1060、 C21H29N5O6S2に対する分析値: 計算値:C、49.26;H、5.67;N、13.68; S、12.51、 測定値:C、49.33;H、6.04;N、13.20; S、11.48。 方法4(参考例) 7−置換アミジノ−9a−メトキシミトサンよ
り7−〔2−(オクチルジチオ)エチルアミノ〕
−9a−メトキシミトサン(化合物4) トリエチルアミン0.2mlを含むメタノール1ml
中7−(ジメチルアミノメチレン)アミノ−9a−
メトキシミトサン60mg(0.15mM)の液に2−
(オクチルジチオ)−エチルアミン塩酸塩139mg
(0.54mM)を加えた。10:90v/vメタノール−
塩化メチレンを用いて薄層クロマトグラフにより
緑色出発物質が消費されたことが示され主ブルー
ゾーン(RF=0.6)が見えた。液を減圧蒸発しえ
た固体残渣をシリカゲル12g上フラツシユクロマ
トグラフ法にかけ20:1v/v塩化メチレン−メ
タノールで溶離し首題化合部27mg(34%)を無定
形固体としてえた。その1HNMRスペクトル
(100MHz)は表に示している。 方法 5〜22 種々のジチオアミンの応用 表に示されているアミンは方法1、3又は4
のいづれかに記載のとおり表に示されている様な
式およびをもつ生成物生成のため反応させる
ことができる。 いくつかの上記物質といくつかの表に示した
ものの分析とスペクトルデータを表に示してい
る。
【表】
ト酸メチルエステル
ト酸メチルエステル
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
前記実施例に記載の方法を用いて各種チオール
と7−〔2−(3−ニトロ−2−ピリジルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサンとを反応
させ以下の化合物を得た。7−〔2−(3−ニトロ
−2−ピリジルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メ
トキシミトサン 7−ジメチルアミノメチレンアミノ−9a−メ
トキシ−ミトサン(1.0g,2.61mM)の脱酸素処
理したメタノール(15ml)の溶液に撹拌下氷浴温
(約0〜4℃)でトリエチルアミン(1.1ml,
7.83mM)を加えた。反応混合物を超音波処理
し、約22℃で24時間撹拌した。薄層クロマトグラ
フイー(シリカゲル、10%CH3OH(CH2Cl2液))
にかけ、出発化合物(緑色)の90%以上が所望の
青色化合物に変わつていることを示していた。反
応混合物を減圧下濃縮し、得られた残留物を1″×
16″のシリカゲルを詰めたカラムにCH2Cl2の5%
MeOHのクロマトグラフイーにかけた。CH2Cl2
中の1−5%v/vのMeOHでグラジエント溶
出し、純粋な青色無定形固体(430mg)として上
記標題目的物を得た。このもののスペクトルは前
記のスペクトルと一致していた。 方法 A 7−〔2−(3−ニトロ−2−ピリジルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(約1.1当
量)のアセトン(3−5ml)の脱酸素処理した溶
液に撹拌下、アルゴン又は窒素雰囲気下トリエチ
ルアミン(約1.1当量)を加え、続いてチオール
試薬(1当量)のアセトン液(1−2ml)を滴下
して加えた。反応の進行状況をシリカゲルの薄層
クロマトグラフイー(CH2Cl2中の10%MeOH)
でモニターし、出発物質のニトロピリジルジチオ
ミトサン反応体と生成物とが同じRf値を持つこ
とがなくなるまでみた。 例えば、HPLCによるモニターには
μBendpack C18を用いた。反応が完結すると、
原料試薬が消え、生成物があらわれる。ここで、
反応混合物を減圧下(約30℃)で濃縮し、残留物
を中性のWoelmアルミナカラム(1/4″×10″)で
スラリー状にCH2Cl2中の2−5%MeOHを用い
てつめたカラムのクロマトグラフイーにかけた。
これにより、カラム中に残るピリジルチオン副生
物から所望のミトサン生成物を分離した。かくし
てCH2Cl2中の2%MeOHを用いて溶出して得た
生成物は、さらにシリカゲルのフラツシユクロマ
トグラフイーにかけ、CH2Cl2中の5−7%
MeOHで溶出した。生成物に対応する主要バン
ドを分離し、無定形で得られた生成物の特性を測
定した。 方法 B 7−〔2−(3−ニトロ−2−ピリジルチオ)エ
チルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(約
0.1mM)の2−5%v/vのアセトン(又は2
−5%v/vのメチレンクロライドを含有してい
る)メタノール(10ml)溶液に、飽和NaHCO3
水溶液(6滴)を加え、メタノール溶液とした1
化学当量のチオール試薬(もしチオール試薬の水
溶性が充分であるならチオール試薬の溶液として
約1mlの水を使用)を加えた。反応の進行状況を
薄層クロマトグラフイー(シリカゲル、CH2Cl2
中10%のMeOH)でモニターした。反応完結後、
反応混合物を水(15ml)で希釈し、30℃でロータ
リーエバポレーター中で約10mlに濃縮した。得ら
れた溶液を逆相C18カラムにかけ、徐々にグラジ
エント溶出(100%H2O−80%MeOH水溶液)し
た。生成物をメタノール濃度を上昇させて副生チ
オンの溶出後溶出した。生成物は主に青色分画と
して得られ、濃縮されて、無定形固体を与える。
更に精製が必要な場合、上記クロマトグラフイー
工程を繰り返えした。 7−〔2−(4−クロロフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(39).−4−
クロロチオフエノールを用い、方法Aにより製
造1 H NMR データ(ピリジンd 5):
と7−〔2−(3−ニトロ−2−ピリジルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサンとを反応
させ以下の化合物を得た。7−〔2−(3−ニトロ
−2−ピリジルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メ
トキシミトサン 7−ジメチルアミノメチレンアミノ−9a−メ
トキシ−ミトサン(1.0g,2.61mM)の脱酸素処
理したメタノール(15ml)の溶液に撹拌下氷浴温
(約0〜4℃)でトリエチルアミン(1.1ml,
7.83mM)を加えた。反応混合物を超音波処理
し、約22℃で24時間撹拌した。薄層クロマトグラ
フイー(シリカゲル、10%CH3OH(CH2Cl2液))
にかけ、出発化合物(緑色)の90%以上が所望の
青色化合物に変わつていることを示していた。反
応混合物を減圧下濃縮し、得られた残留物を1″×
16″のシリカゲルを詰めたカラムにCH2Cl2の5%
MeOHのクロマトグラフイーにかけた。CH2Cl2
中の1−5%v/vのMeOHでグラジエント溶
出し、純粋な青色無定形固体(430mg)として上
記標題目的物を得た。このもののスペクトルは前
記のスペクトルと一致していた。 方法 A 7−〔2−(3−ニトロ−2−ピリジルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(約1.1当
量)のアセトン(3−5ml)の脱酸素処理した溶
液に撹拌下、アルゴン又は窒素雰囲気下トリエチ
ルアミン(約1.1当量)を加え、続いてチオール
試薬(1当量)のアセトン液(1−2ml)を滴下
して加えた。反応の進行状況をシリカゲルの薄層
クロマトグラフイー(CH2Cl2中の10%MeOH)
でモニターし、出発物質のニトロピリジルジチオ
ミトサン反応体と生成物とが同じRf値を持つこ
とがなくなるまでみた。 例えば、HPLCによるモニターには
μBendpack C18を用いた。反応が完結すると、
原料試薬が消え、生成物があらわれる。ここで、
反応混合物を減圧下(約30℃)で濃縮し、残留物
を中性のWoelmアルミナカラム(1/4″×10″)で
スラリー状にCH2Cl2中の2−5%MeOHを用い
てつめたカラムのクロマトグラフイーにかけた。
これにより、カラム中に残るピリジルチオン副生
物から所望のミトサン生成物を分離した。かくし
てCH2Cl2中の2%MeOHを用いて溶出して得た
生成物は、さらにシリカゲルのフラツシユクロマ
トグラフイーにかけ、CH2Cl2中の5−7%
MeOHで溶出した。生成物に対応する主要バン
ドを分離し、無定形で得られた生成物の特性を測
定した。 方法 B 7−〔2−(3−ニトロ−2−ピリジルチオ)エ
チルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(約
0.1mM)の2−5%v/vのアセトン(又は2
−5%v/vのメチレンクロライドを含有してい
る)メタノール(10ml)溶液に、飽和NaHCO3
水溶液(6滴)を加え、メタノール溶液とした1
化学当量のチオール試薬(もしチオール試薬の水
溶性が充分であるならチオール試薬の溶液として
約1mlの水を使用)を加えた。反応の進行状況を
薄層クロマトグラフイー(シリカゲル、CH2Cl2
中10%のMeOH)でモニターした。反応完結後、
反応混合物を水(15ml)で希釈し、30℃でロータ
リーエバポレーター中で約10mlに濃縮した。得ら
れた溶液を逆相C18カラムにかけ、徐々にグラジ
エント溶出(100%H2O−80%MeOH水溶液)し
た。生成物をメタノール濃度を上昇させて副生チ
オンの溶出後溶出した。生成物は主に青色分画と
して得られ、濃縮されて、無定形固体を与える。
更に精製が必要な場合、上記クロマトグラフイー
工程を繰り返えした。 7−〔2−(4−クロロフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(39).−4−
クロロチオフエノールを用い、方法Aにより製
造1 H NMR データ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−ブロモフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(47).−4−
ブロモチオフエノールを用い、方法Aで製造1 H NMR データ(ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(47).−4−
ブロモチオフエノールを用い、方法Aで製造1 H NMR データ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−フルオロフエニルジチオ)エチ
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(46).−4
−フルオロチオフエノールを用いて方法Aで製
造1 H NMR データ(ピリジンd 5):
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(46).−4
−フルオロチオフエノールを用いて方法Aで製
造1 H NMR データ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2−クロロフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(55).−2−
クロロチオフエノールを用い、方法Aで製造1 H NMR データ(ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(55).−2−
クロロチオフエノールを用い、方法Aで製造1 H NMR データ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2−ブロモフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(65).−2−
ブロモチオフエニルを用い方法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(65).−2−
ブロモチオフエニルを用い方法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2,6−ジクロロフエニルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(52).
−2,6−ジクロロチオフエノールを用い方法
Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(52).
−2,6−ジクロロチオフエノールを用い方法
Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2,4−ジクロロフエニルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(50).
−2,4−ジクロロチオフエノールを用い方法
Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(50).
−2,4−ジクロロチオフエノールを用い方法
Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
【表】
7−〔2−(3−クロロフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(58).−3−
クロロチオフエノールを用い方法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(58).−3−
クロロチオフエノールを用い方法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2,5−ジクロロフエニルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(57).
−2,5−ジクロロチオフエノールを用いる方
法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(57).
−2,5−ジクロロチオフエノールを用いる方
法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(3,4−ジクロロフエニルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(61).
−3,4−ジクロロチオフエノールを用い方法
Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(61).
−3,4−ジクロロチオフエノールを用い方法
Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(3−トリフルオロメチルフエニルジ
チオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン
(51).−3−トリフルオロメチルチオフエノー
ルを用い方法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
チオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン
(51).−3−トリフルオロメチルチオフエノー
ルを用い方法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(3−メトキシフエニルジチオ)エチ
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(54).−3
−メトキシチオフエノールを用い方法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(54).−3
−メトキシチオフエノールを用い方法Aで製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2−メトキシフエニルジチオ)エチ
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(56).−3
−メトキシチオフエノールを用い方法Aにより
製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(56).−3
−メトキシチオフエノールを用い方法Aにより
製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2−アミノフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(62).−2−
アミノチオフエノールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(62).−2−
アミノチオフエノールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−アミノフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(43).−4−
アミノチオフエノールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(43).−4−
アミノチオフエノールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(3−アミノフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(53).−3−
アミノチオフエノールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(53).−3−
アミノチオフエノールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−ヒドロキシフエニルジチオ)エ
チルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(42).−
4−ヒドロキシチオフエノールを用い方法Aに
より製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
チルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(42).−
4−ヒドロキシチオフエノールを用い方法Aに
より製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(1−フエニルエチルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(48).−1−
フエニルエタンチオールを用い方法Aにより製
造1 H NMRデータ(部分、ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシミトサン(48).−1−
フエニルエタンチオールを用い方法Aにより製
造1 H NMRデータ(部分、ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−ピリジルメチルチオ)エチルア
ミノ〕−9a−メトキシミトサン(64).−4−ピ
リジルメタンチオールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ミノ〕−9a−メトキシミトサン(64).−4−ピ
リジルメタンチオールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−メトキシ−2−ピリジルメチル
ジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ン(63).−4−メチル−2−ピリジルメタンチ
オールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ン(63).−4−メチル−2−ピリジルメタンチ
オールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−ピリジルジチオ)エチルアミ
ノ〕−9a−メトキシミトサン(60).−4−ピリ
ジンチオールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ノ〕−9a−メトキシミトサン(60).−4−ピリ
ジンチオールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(3−メチル−2−イミダゾリルメチ
ルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミト
サン(59).−3−メチル−2−イミダゾリルメ
タンチオールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミト
サン(59).−3−メチル−2−イミダゾリルメ
タンチオールを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2−アミノ−2−(エトキシカルボ
ニル)エチルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メ
トキシミトサン(40).−エチルシステネートを
用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5,δ):1.16(t,
3H,J=8Hz)、2.00(m,1H)、2.08(s,
3H)、2.72(m,1H)、3.00(m,4H)、3.20(s,
3H)、3.56(bd,1H,J=16Hz)、3.72−4.12
(m,3H)、4.20(q,2H,J=8Hz)、4.52
(d,1H,J=16Hz)、5.04(t,1H,J=12
Hz)、5.36(dd,1H,J=4,12Hz). IR(KBr,νnax,cm-1):3420,3290,2920,
1720,1630,1555,1510,1445,1320,1210,
1055. UV(MeOH,λnax,nm):220,368. 7−〔2−(2−(メトキシカルボニル)エチル
ジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ン(32).−メチル2−メルカプトプロピオネー
トを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ニル)エチルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メ
トキシミトサン(40).−エチルシステネートを
用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5,δ):1.16(t,
3H,J=8Hz)、2.00(m,1H)、2.08(s,
3H)、2.72(m,1H)、3.00(m,4H)、3.20(s,
3H)、3.56(bd,1H,J=16Hz)、3.72−4.12
(m,3H)、4.20(q,2H,J=8Hz)、4.52
(d,1H,J=16Hz)、5.04(t,1H,J=12
Hz)、5.36(dd,1H,J=4,12Hz). IR(KBr,νnax,cm-1):3420,3290,2920,
1720,1630,1555,1510,1445,1320,1210,
1055. UV(MeOH,λnax,nm):220,368. 7−〔2−(2−(メトキシカルボニル)エチル
ジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ン(32).−メチル2−メルカプトプロピオネー
トを用い方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(2−ジメチルアミノエチルジチオ)
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(33).
−2−ジメチルアミノエタンチオールを用い方
法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd5,δ):1.98(s,
9H)、2.00(bs,1H)、2.42(m,2H)、2.58(bs,
1H)、2.75(m,4H)、2.99(bs,1H)、3.06(s,
3H)、3.45(bs,1H)、3.85(m,3H)、4.39
(dd,1H,J=4,10Hz)、4.70(m,1H)、
5.23(dd,1H,J=4,10Hz)、7.16(t,1H). 7−〔2−(2−カルボキシフエニルジチオ)エ
チルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(34).−
2−メルカプト安息香酸を用い方法Bにより製
造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(33).
−2−ジメチルアミノエタンチオールを用い方
法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd5,δ):1.98(s,
9H)、2.00(bs,1H)、2.42(m,2H)、2.58(bs,
1H)、2.75(m,4H)、2.99(bs,1H)、3.06(s,
3H)、3.45(bs,1H)、3.85(m,3H)、4.39
(dd,1H,J=4,10Hz)、4.70(m,1H)、
5.23(dd,1H,J=4,10Hz)、7.16(t,1H). 7−〔2−(2−カルボキシフエニルジチオ)エ
チルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(34).−
2−メルカプト安息香酸を用い方法Bにより製
造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−ニトロ−3−カルボキシフエニ
ルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミト
サン(35).−5−メルカプト−2−ニトロ安息
香酸を用い方法Bにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミト
サン(35).−5−メルカプト−2−ニトロ安息
香酸を用い方法Bにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
7−〔2−(2−アミノ−2−カルボキシエチル
ジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ン(36).−システインを用い方法Bにより製造1 H NMRデータ(D2O):
ジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ン(36).−システインを用い方法Bにより製造1 H NMRデータ(D2O):
【表】
7−〔(2−(γ−グルタミルアミノ)−2−(カ
ルボキシメチルアミノカルボニル)エチルジチ
オ)エチルアミノ9a−メトキシミトサン
(37).−グルタチオンを用い方法Bにより製造1 H NMRデータ(D2O):
ルボキシメチルアミノカルボニル)エチルジチ
オ)エチルアミノ9a−メトキシミトサン
(37).−グルタチオンを用い方法Bにより製造1 H NMRデータ(D2O):
【表】
7−〔2−(2−アミノ−2−((1−カルボキシ
−3−メチル−1−ブチル)アミノカルボニ
ル)エチルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メト
キシミトサン(38).−L−システイニル−(L)−
ロイシンを用い方法Bにより製造1 H NMRデータ(D2O):
−3−メチル−1−ブチル)アミノカルボニ
ル)エチルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メト
キシミトサン(38).−L−システイニル−(L)−
ロイシンを用い方法Bにより製造1 H NMRデータ(D2O):
【表】
【表】
7−〔2−(2−カルボキシエチルジチオ)エチ
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(49).−2
−メルカプトプロピオン酸を用い方法Bにより
製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(49).−2
−メルカプトプロピオン酸を用い方法Bにより
製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
7−〔2−(4−ニトロフエニルジチオ)エチル
アミノ〕−9a−メトキシ−1a−メチルミトサン
(41) 1a−メチルマイトマイシンA(98mg,0.28mM)
(L.Cheng等、J.Med.Chem.20,767(1977)の脱
酸素処理したメタノール(5ml)溶液に0℃でア
ルゴン雰囲気下、p−ニトロフエニルジチオエチ
ルアミン塩酸塩(81mg)を加え、次にトリエチル
アミン(70μ)を加えた。反応混合物を室温に
まで加温し、3.5時間して薄層クロマトグラフイ
ー(シリカゲル,CH2Cl2中5%v/vメタノー
ル)により反応はほぼ完結していることを認め
た。反応混合物を減圧下に濃縮し、得られた残留
物を2回シリカゲルのクロマトグラフイーにかけ
CH2Cl2中の5%v/vMeOHで溶出し、青色無
定形固体(68mg,43%)の目的物を純粋に得た。1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
アミノ〕−9a−メトキシ−1a−メチルミトサン
(41) 1a−メチルマイトマイシンA(98mg,0.28mM)
(L.Cheng等、J.Med.Chem.20,767(1977)の脱
酸素処理したメタノール(5ml)溶液に0℃でア
ルゴン雰囲気下、p−ニトロフエニルジチオエチ
ルアミン塩酸塩(81mg)を加え、次にトリエチル
アミン(70μ)を加えた。反応混合物を室温に
まで加温し、3.5時間して薄層クロマトグラフイ
ー(シリカゲル,CH2Cl2中5%v/vメタノー
ル)により反応はほぼ完結していることを認め
た。反応混合物を減圧下に濃縮し、得られた残留
物を2回シリカゲルのクロマトグラフイーにかけ
CH2Cl2中の5%v/vMeOHで溶出し、青色無
定形固体(68mg,43%)の目的物を純粋に得た。1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
【表】
7−〔2−(3−ニトロ−2−ピリジルジチオ)
プロピルアミノ〕−9a−メトキシミトサン
(44) 7−ジメチルアミノメチレンアミノ−9a−メ
トキシミトサン(744mg,1.91mM)の脱炭素処
理したメタノール(12ml)液に約0℃で撹拌下3
−(4−ニトロフエニルジチオ)プロピルアミン
塩酸塩(1.55g)(3−メルカプトプロピルアミ
ンからde Brois法を用いさらにメトキシカルボ
ニルフエニルクロライドを使用して製造)及びト
リエチルアミン(774μ)を加えた。反応混合
物を超音波処理し、室温にし16時間反応した。薄
層クロマトグラフイー(シリカゲル、CH2Cl2中
の10%MeOH)にかけると、痕跡の出発化合物
(緑色)とマイトマイシンCと共に主成分として
青色の速い移動の成分を得た。反応混合物を濃縮
し、残留物をシリカゲルのクロマトグラフイーに
2回かけ、CH2Cl2中の5−10%v/vMeOHで
溶出した。青色の目的化合物が無定形固体として
得られた。1 H NMRデータ(ピリジンd 5)
プロピルアミノ〕−9a−メトキシミトサン
(44) 7−ジメチルアミノメチレンアミノ−9a−メ
トキシミトサン(744mg,1.91mM)の脱炭素処
理したメタノール(12ml)液に約0℃で撹拌下3
−(4−ニトロフエニルジチオ)プロピルアミン
塩酸塩(1.55g)(3−メルカプトプロピルアミ
ンからde Brois法を用いさらにメトキシカルボ
ニルフエニルクロライドを使用して製造)及びト
リエチルアミン(774μ)を加えた。反応混合
物を超音波処理し、室温にし16時間反応した。薄
層クロマトグラフイー(シリカゲル、CH2Cl2中
の10%MeOH)にかけると、痕跡の出発化合物
(緑色)とマイトマイシンCと共に主成分として
青色の速い移動の成分を得た。反応混合物を濃縮
し、残留物をシリカゲルのクロマトグラフイーに
2回かけ、CH2Cl2中の5−10%v/vMeOHで
溶出した。青色の目的化合物が無定形固体として
得られた。1 H NMRデータ(ピリジンd 5)
【表】
【表】
【表】
7−〔2−(4−ニトロフエニルジチオ)プロピ
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(45).− 化合物番号33と4−ニトロチオフエノールを用い
方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
ルアミノ〕−9a−メトキシミトサン(45).− 化合物番号33と4−ニトロチオフエノールを用い
方法Aにより製造1 H NMRデータ(ピリジンd 5):
【表】
【表】
【表】
前記したのと同様の薬効試験を行ない次なる結
果を得た。
果を得た。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式: (式中Alk2は炭素原子2乃至6をもつ直鎖又
は分岐鎖アルキレン基を表し; R9は−Alk1−R7,R8又はアミノ酸あるいはペ
プチドの残基で、Alk1は炭素数1乃至6をもつ
直鎖又は分岐鎖アルキレン基を表し、Rは水素又
は低級アルキルを表し; R7は炭素原子2乃至12をもつジアルキルアミ
ノ、フエニル又はA−置換フエニル、及び5乃至
7員環の単環でかつ窒素のヘテロ原子1乃至4を
もつヘテロ芳香族基又はヘテロ脂環状基より成る
群から選ばれた複素環状基からなる基から選ば
れ、R8は、フエニル、A−置換フエニル及びニ
トロ置換ピリジルからなる基から選ばれ、置換基
Aは低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、
NH2、ヒドロキシ又はニトロ基のうちの1個か
ら3個からなるものから選ばれたものである)で
示されることを特徴とする化合物。 2 式: 又は式: (上式中Alk1は炭素原子1乃至6をもつ直鎖
又は分岐鎖アルキレンを表しかつその場合R7と
SSは異なる炭素原子に連結し;Alk2は任意にR7
置換基をもつ炭素原子2乃至6をもつ直鎖又は分
岐鎖アルキレン基を表し、それに結合しているい
おうと窒素原子および任意のR7置換基はAlk2の
異なる炭素原子に結合しており; Alk1とAlk2は2重結合をもつてもよく; Rは水素又は低級アルキルを表し; R7は炭素原子2乃至12をもつジアルキルアミ
ノ、フエニル又はA−置換フエニル、ナフチル又
はA−置換ナフチル、5乃至7員環の単環でかつ
窒素のヘテロ原子1乃至4をもつヘテロ芳香族基
又はヘテロ脂環状基より成る群から選ばれた複素
環状基からなる群から選ばれた基を表す、但し上
記A置換基は1又は3の低級アルキル、低級アル
コキシ、ハロ、NH2、ヒドロキシ又はニトロ基
より成る群から選ばれたものとする;かつ R8は、フエニル、A−置換フエニル、及びニ
トロ置換ピリジルよりなる群から選ばれた基を表
す、但し上記A置換基は1又は3の低級アルキ
ル、低級アルコキシ、ハロ、NH2、ヒドロキシ
又はニトロ基より成る群から選ばれたものとし、
またR8と隣るいおう原子は共にエステル化、塩
形成又はペプチド結合内で結合できるS−システ
イニル基を構成する。)で示されることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 式におけるAlk2がエチレンでありかつR
が水素である様な式をもつ特許請求の範囲第2
項に記載の化合物。 4 Alk1がエチレンである特許請求の範囲第3
項に記載の化合物。 5 式においてAlk2がエチレンでありかつR
が水素である様な式をもつ特許請求の範囲第2
項に記載の化合物。 6 化学名7−〔2−(ベンジルジチオ)エチルア
ミノ〕−9a−メトキシミトサンをもつ特許請求の
範囲第2項に記載の化合物。 7 化学名7−〔2−(フエニルジチオ)エチルア
ミノ〕−9a−メトキシミトサンをもつ特許請求の
範囲第2項に記載の化合物。 8 化学名7−〔2−(4−メトキシフエニルジチ
オ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサンをも
つ特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 9 化学名7−〔2−(4−ニトロフエニルジチ
オ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサンをも
つ特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 10 化学名7−〔2−(2−ニトロフエニルジチ
オ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサンをも
つ特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 11 化学名7−〔2−(2,4−ジニトロフエニ
ルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ンをもつ特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 12 化学名7−〔2−(3−ニトロ−2−ピリジ
ルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ンをもつ特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 13 化学名7−〔2−(5−ニトロ−2−ピリジ
ルジチオ)エチルアミノ〕−9a−メトキシミトサ
ンをもつ特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 14 式: R7−Alk1−SS−Alk1NH1 又は式: R8−SS−Alk1NH2 で示されるアミン1乃至4モル部を式: 〔式,および中 Alk1は炭素原子1乃至6をもち、フエニル又
はA−置換フエニル1乃至2環をもち各環中に3
乃至8員環をもちかつ窒素のヘテロ原子1乃至4
をもつヘテロ芳香族基又はヘテロ脂環基より成る
群から選ばれた複素環状基をもつ直鎖又は分岐鎖
アルキレンを表し; Alk2は炭素原子2乃至6をもつ直鎖又は分岐
鎖アルキレン基を表し; Alk1とAlk2は2重結合をもつていてもよく; Rは水素又は低級アルキルを表し; R7は炭素原子2乃至12をもつジアルキルアミ
ノより成る群から選ばれた基を表す、但し上記A
置換基は1又は3の低級アルキル、低級アルコキ
シ、ハロ、NH2、ヒドロキシ又はニトロ基より
成る群から選ばれたものとする;かつ R8は、フエニル、A−置換フエニル、及びニ
トロ置換ピリジルより成る群から選ばれた基を表
す、但し上記A置換基は1又は3の低級アルキ
ル、低級アルコキシ、ハロ、NH2、ヒドロキシ
又はニトロ基より成る群から選ばれたものとし、
またR8と隣るいおう原子は共にエステル化、塩
形成又はペプチド結合内で結合できるS−システ
イニル基を構成し、かつ Yは炭素原子1乃至6をもつ低級アルコキシ又
は式: (上式中R5は水素、低級アルキル、フエニル、
低級アルキルフエニル、低級アルコキシフエニ
ル、ハロフエニル、アミノフエニル、又はニトロ
フエニルを表し; R3とR4は各無関係に低級アルキルを表し又は
それらが結合している窒素原子と共にピロリジ
ン、2−又は3−低級アルキル−ピロリジン、ピ
ペリジン、2−,3−又は4−低級アルキル−ピ
ペリジン、2,6−ジ低級アルキルピペリジン、
ピペラジン;炭素原子1乃至8をもつアルキル又
はカルバルコキシ、フエニル、メチルフエニル、
メトキシフエニル、ハロフエニル、ニトロフエニ
ル又はベンジルで4−置換されたピペラジン;ア
ゼピン、2−,3−,4−又は5−低級アルキル
アゼピン、モルフオリン、チオモルフオリン、チ
オモルフオリン−1−オキサイド、又はチオモル
フオリン−1,1−ジオキサイドを表し;かつ上
記各低級アルキル、低級アルカノイルおよび低級
アルコキシは炭素原子1乃至6をもつものとす
る。)で示される基を表す。〕で示されるミトサン
1モル部と反応に不活性な有機溶体中、 式: 又は式: (但し式中Alk1、Alk2、R、R7およびR8は上
に定義したとおり)をもつ生成物の適当量を生成
するに十分な時間約−15乃至+50℃の温度の反応
条件のもとで接触させることを特徴とする上記式
又は式で示される化合物の製法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US48401683A | 1983-04-11 | 1983-04-11 | |
| US484016 | 1983-04-11 | ||
| US581291 | 1984-02-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59205382A JPS59205382A (ja) | 1984-11-20 |
| JPH0555508B2 true JPH0555508B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=23922390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59071047A Granted JPS59205382A (ja) | 1983-04-11 | 1984-04-11 | アミノ2硫化物 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59205382A (ja) |
| KR (1) | KR840008362A (ja) |
| BE (1) | BE899380A (ja) |
| ZA (1) | ZA842596B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU581673B2 (en) * | 1984-09-04 | 1989-03-02 | Bristol-Myers Company | Substituted 7-oxomitosanes |
| DE3674043D1 (de) * | 1985-04-10 | 1990-10-18 | Kyowa Hakko Kogyo Kk | Pharmakologisch aktive mitomycinderivate. |
| DE3750846T2 (de) * | 1986-08-29 | 1995-05-11 | Kyowa Hakko Kogyo Kk | Mitomycin-derivate. |
| JPH0745503B2 (ja) * | 1986-08-29 | 1995-05-17 | 協和醗酵工業株式会社 | マイトマイシン誘導体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59175493A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-04 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | マイトマイシン誘導体 |
| JPS59104386A (ja) * | 1982-12-07 | 1984-06-16 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | マイトマイシン誘導体 |
-
1983
- 1983-04-11 KR KR1019830001908A patent/KR840008362A/ko not_active Withdrawn
-
1984
- 1984-04-05 ZA ZA842596A patent/ZA842596B/xx unknown
- 1984-04-10 BE BE0/212731A patent/BE899380A/fr not_active IP Right Cessation
- 1984-04-11 JP JP59071047A patent/JPS59205382A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR840008362A (ko) | 1984-12-14 |
| ZA842596B (en) | 1984-11-28 |
| JPS59205382A (ja) | 1984-11-20 |
| BE899380A (fr) | 1984-10-10 |
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