JPH0556741B2 - - Google Patents

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JPH0556741B2
JPH0556741B2 JP18579085A JP18579085A JPH0556741B2 JP H0556741 B2 JPH0556741 B2 JP H0556741B2 JP 18579085 A JP18579085 A JP 18579085A JP 18579085 A JP18579085 A JP 18579085A JP H0556741 B2 JPH0556741 B2 JP H0556741B2
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JP
Japan
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turntable
dental restorative
layer
jaw model
restorative member
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Toshio Arai
Kazumichi Ishigami
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
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  • Dental Preparations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は歯科治療において使用される歯科治療
用光硬化性樹脂組成物、歯科治療用光硬化性複合
樹脂組成物からなる歯科用修復部材を光照射して
成形硬化させるための歯科用修復部材の光硬化装
置に係り、特に総義歯、局部床義歯などの口腔粘
膜に直接接する有床義歯などを光硬化により製造
するための、歯科用修復部材の光硬化装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、歯科治療において、歯列内の部分的な、
あるいは全面的な歯牙の喪失、並びにこれに伴つ
て生じた歯周組織の実質欠損を補つて、歯牙欠損
によつて生じる機能的、審美的変化を人工的に回
復するために、総義歯局部義歯等の口腔粘膜に直
接接する有床義歯が製造されている。
これら有床義歯は、一般に印象型により成型し
た石膏型に熱硬化性の樹脂を練つて充填し、これ
を100℃で沸騰する熱湯の中に入れ1〜2時間重
合、硬化させて義歯床を作り、次いでこの義歯床
に人工歯を植設することにより製造されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このようにして製造された有床義歯
の義歯床は100℃の熱湯の中に入れて重合硬化さ
せるため、その際の重合熱によつて内部が120℃
程度にまで上昇して硬化する。従つて硬化後に熱
湯から義歯床を取り出して常温程度にまで温度を
低下させると、その温度差によつて前記義歯床に
熱収縮が起こり、特に総義歯における義歯床で
は、口蓋部(上顎)あるいは舌部(舌顎)と接す
る部分が歯顎部と接する部分より肉厚を薄く形成
してあるので、歯顎部と接する部分の肉厚部に引
つ張られて義歯床全体が湾曲してしまうといつた
現象が起こる。
そのため義歯床の口蓋部(上蓋)あるいは舌部
(舌顎)と接する部分は口腔部の口蓋部(上顎)
あるいは舌部(舌顎)の全面に密接できずに浮き
上がり部分が生じ、この隙間に空気が入り易くな
る。従つてこのような義歯床は装着者の口腔内で
しばしば剥脱、落下すると言つた事態が発生す
る。
また、前記加熱重合して硬化させた義歯床を石
膏型から脱抜する作業は、前記硬化樹脂の温度が
常温まで冷える時に収縮が起き、その硬化樹脂が
より一層石膏型に密着するので、著しく困難な作
業となる。
それ故本発明者等は先に特願昭59−247037号と
して以下のものを提案した。
(1)顎模型を光硬化性樹脂層で被覆する第1工
程、更にその上から伸縮性の良い軟質透光性膜で
被覆密閉する第2工程、前記第1及び第2工程に
より形成される顎模型と光硬化性樹脂層との界面
及び光硬化性樹脂層と伸縮性の良い軟質透光性膜
との界面に介在する気体を吸引排除する第3工
程、前記第3工程に回転を付与しながら、伸縮性
の良い軟質透光性膜の外側から光硬化性樹脂に光
を照射する第4工程、の以上全工程を行うことに
より、大気圧によつて前記透光性膜で顎模型面へ
光硬化性樹脂層を押圧密着して型取りをしながら
光硬化性樹脂を顎模型上で重合硬化させることを
特徴とする義歯床の製造方法。及び(2)光硬化性樹
脂層を硬化させるための光照射装置と、光硬化性
樹脂層を被覆するための顎模型と、前記光硬化性
樹脂層を更に被覆するための伸縮性の良い軟質透
光性膜と、該透光性膜と前記顎模型を共に回転さ
せる手段と、前記顎模型と光硬化性樹脂層との界
面及び光硬化性樹脂層と前記透光性膜との界面に
介在する気体を吸引排除する手段とから構成され
ることを特徴とする義歯床の製造装置。
ところが、前記提案の装置ではターンテーブル
の外周縁には壁部が立設されていたため、その立
設周壁が高い場合には光照射をした際に、光硬化
性歯科修復部材層面に陰影部分が生じ易く、それ
故硬化が部分的に不完全なものとなつたり、長時
間を要したり、あるいは顎模型の大きさに制限が
生じたりした。
また、ターンテーブル上に載置される顎模型の
石膏が後工程において咬合器にセツトされるた
め、その底面部を切削加工して平滑にされてお
り、かつ、高密度に形成されているので吸引、通
気性が十分なものでなく、前記透光性膜とターン
テーブル間の空隙部に存在する気体を排除するべ
く吸引しても、顎模型の平滑底面部が前記吸引口
を閉塞してしまうなどの原因により、全域から吸
引、脱気することが容易でない問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の点に鑑みて為されたもので、即
ち、筺体内の上方部に歯科用修復部材に向けて照
射光を発射する活性化エネルギー線発生ランプを
配設し、その下方部に歯科用修復部材が載置され
たターンテーブルを載置した歯科用修復部材の光
硬化装置において、前記ターンテーブルの上面部
には全面にわたつて多孔層もしくは連通多条溝層
等の通気層を設け、その下方には該通気層に連通
する吸引管をターンテーブル中央を貫通させて設
ける一方、ターンテーブル上方には該ターンテー
ブルの上面部に載置されている顎模型にセツトさ
れる歯科用修復部材を被覆密閉するための伸縮性
の良い乾湿透光性膜を設けて構成することによ
り、該伸縮性の良い軟質透光性膜とターンテーブ
ル間の空隙部に存在する気体をあまねく前記吸引
管により吸引排除し大気圧により透光性膜を押圧
密着させて前記歯科用修復部材を顎模型に密着さ
せることができるようにしたことを特徴とする歯
科用修復部材の光硬化装置である。
(実施例) 本発明の歯科用修復部材の光硬化装置の一実施
例について以下図面に基づき具体的に説明する。
第1図は本発明実施例の歯科用修復部材の光硬
化装置の断面図、第2図は同光硬化装置の一部で
あるターンテーブルの平面図、第3図はターンテ
ーブル上に顎模型を載置して減圧吸引した状態の
側部断面図、及び第4図は本発明の光硬化装置の
他の実施例の減圧吸引した状態の側断面図を表わ
す。
第1図において1は筺体2の天板3より吊設さ
れ曲面反射板4を内設したハロゲンランプであ
り、その照射方向真下にターンテーブル5が設置
されている。該ターンテーブル5はその上面中央
部に石膏製の精密な顎模型6が載置されており、
その上面には未硬化のペースト状光硬化性歯科用
修復部材層7が被覆されている。更にその上に重
ねて軟質の透光性ゴムシート8を、ターンテーブ
ル5の外周縁に形成される段部5bに懸かるまで
覆い被せて、かつ該部には上方よりリング(た
が)9をターンテーブル5の段部5bに嵌装して
被覆する。
このようにして、該透光性ゴムシート8とター
ンテーブル5とに挟まれた領域(前記顎模型6及
び光硬化性歯科用修復部材層7の存在する部分)
を包被して外部と遮断する。
該ターンテーブル5の上面には、例えば切欠さ
れて設けられた溝5aの連通多条溝等からなる通
気層10が形成されており、その通気層10の底
部中央部には減圧吸引口11が穿設されている。
該減圧吸引口11は吸引パイプ12及び減圧ゴム
パイプ19により真空ポンプ等の減圧機器(図示
せず)に接続されている。
またターンテーブル5の底辺中央部には吸引パ
イプ12が軸支されており、減速機付きモータ1
3の回転軸14により、ターンテーブルは毎分6
〜30回転程度でゆつくり回転させられる。該ター
ンテーブル5の回転速度は光硬化性歯科用修復部
材層7に光の照射むらが生じて未硬化部分が発生
することを防止するためであるから、照射する光
源の照射角度によつて影が生じない程度であれば
良くあまりに早く回転させる必要性は無い。
本発明実施例の光硬化装置は光源としてハロゲ
ンランプ1等の光量の大きなランプを多数個使用
するので、光照射時に光が外部に漏れて操作員が
まぶしく感じないようにするため、装置本体は筺
体2に収納されている。しかし、ターンテーブル
上に顎模型を載置する場合等操作上必要な時に
は、把手15を手前(図中左側方向)に引くこと
によつて、前記ターンテーブル5、吸引パイプ1
2、減速機付きモータ13、回転軸14、減圧ゴ
ムパイプ19等が収納されている引き出し部16
ガイドレール17に沿つて外側へ引き出すことが
できるようになつている。更に引き出し部16の
奥部壁16aの裏側にはマグネツト21を取り着
けておき、光照射時に引き出し部16が容易に移
動しないように前記奥部壁16aを吸着させてあ
る。
なお、ターンテーブル5に載置される顎模型6
は石膏製であるから、減圧時に通気性が劣るので
前記ゴムシートに覆われる空気の吸引排除性を良
好にするため、第2図及び第3図に示すごとくタ
ーンテーブル5上面部全域に亘つて前記減圧吸引
口11に連通する連通多条溝(円形状、放射状あ
るいは渦巻状の角形あるいはV形の溝部5aを形
成した)や多数の半球状の膨出部等よりなる通気
層10を形成することが好ましい。該溝部の深さ
や膨出部の高さは通常1〜5mm程度あれば十分で
ある。また、前記筐体2の後部側壁部2aには大
容量のハロゲンランプ1の照射によつて生じた熱
により筐体2aの内部温度が上昇し過ぎないよう
フアン18が取り付けられ、外部空気を吸引して
筐体1内の熱風を送り出すと共に外部空気によつ
てハロゲンランプ1を冷却している。
そしてまた、前記減圧吸引口11を形成する吸
引パイプ12には減圧ゴムパイプ19の一端が挿
入され、該減圧ゴムパイプ19の他端にぱ前記筐
体真空ポンプ等の減圧機器(図示せず)が接続さ
れている。したがつて、この減圧ゴムバイプ19
に真空ポンプ等の減圧機器を接続して吸引すれば
吸引パイプ12を通じてターンテーブル上面の溝
部5aより軟質の透光性ゴムシート8に覆われた
ターンテーブル5上の気体をくまなく吸引脱気す
ることができ、その結果、前記ターンテーブル5
とゴムシート8との界面、顎模型6と光硬化性歯
科用修復部材層7との界面並びに光硬化性歯科用
修復部材層7とゴムシート8との界面の空隙部の
気体を排除することができる。
更に、前記ターンテーブル5の上面には前記連
通多条溝に替えて、第4図に示すごとき軽石や不
織布等有機質または無機質の多孔層20等の通気
層10を形成すること、あるいは前記連通多条溝
層10aに重ねて多孔層20を形成することも良
く、いずれによつてもターンテーブル5と透光性
ゴムシート8との空隙部の気体を排除することが
できる。
そして更に、筐体2の側壁部2aの内側にはラ
ンプ1、モータ13等の点灯、回動を制御する電
気制御部を内装し、前面パネル2bのスイツチに
より制御するようにしてある。
(発明の効果) 以上実施例等で詳述したごとく、本発明の光硬
化装置によつて歯科用修復部材を光硬化させれ
ば、ターンテーブル上の連通多条溝層や連通多孔
体層によつてターンテーブル上の空気を短時間に
くまなく吸引排気することができるので、光硬化
性歯科用修復部材層は軟質透光性ゴムシートによ
つて押圧され顎模型面に、空隙部を全く形成する
ことなしに精密に押圧密着され、そのままの状態
で光硬化させられる。したがつて本発明装置を使
用すれば、光硬化樹脂で、顎模型面の非常に正確
な型取りができるのである。また製造される義歯
床等は一般の熱硬化成形の場合と異なり、成形硬
化に高温を必要とせず、そのため硬化後において
も収縮が生じないので、顎模型の形状を精密に写
し取ることができるし、製造された義歯床等の肉
厚に厚薄の部分的偏向があつても製品義歯床等が
湾曲するようなことはない。それ故、本発明によ
り製造された義歯床等の顎模型は口腔内の上顎あ
るいは下顎に装着した場合、上顎、下顎に正確に
フイツトして隙間が生じることがなく、装着中に
義歯床が緩んだり、落下するといつた事態が起き
ることがないという利点がある。
更に、光硬化性歯科用修復部材層に光を照射し
ている際に光硬化性歯科用修復部材層内から気泡
が発生することがあるが、本発明の光硬化性装置
では光照射時にも減圧状態に保たれているので発
生した気泡を素早く強制的に吸引除去することが
でき、光硬化性歯科用修復部材層内で蓄積される
ことはなく、よつてその気泡のために光硬化性歯
科用修復部材が濁つたり、変形されたりする事態
は生じない。
そして得られる義歯床等には硬化後も熱による
収縮が生じないため石膏製の顎模型より極めて容
易に取り外すことができる。
しかも、光硬化性樹脂製義歯床等の硬化時間は
1分内外であるため、沸騰する熱湯の中で1〜2
時間硬化させていた従来法に比べれば、診療中患
者を待たせることなく、その場で義歯を完成させ
て患者に装着することができるので治療時間を著
しく短縮することができる。
このように本発明は新規で優れた作用効果を奏
するものであつて、斯界に貢献するところが非常
に大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置の断面図、第2図〜
第3図は同装置の一部であるターンテーブルの平
面図及びそれに顎模型を載置して減圧吸引する状
態の側部断面図及び、第4図は本発明の光硬化装
置の他の実施例の側部断面図を表す。 1:ハロゲンランプ、2:筐体、2a:筐体側
壁部、2b:前面パネル、3:天板、4:曲面反
射板、5:ターンテーブル、5a:溝部、5b:
段部、6:顎模型、7:光硬化性歯科用修復部材
層、8:透光性ゴムシート、9:リング(たが)、
10:通気層、10a:連通多条溝、11:減圧
吸引口、12:吸引パイプ、13:減速機付きモ
ータ、14:回転軸、15:把手、16:引き出
し部、16a:奥壁部、17:ガイドレール、1
8:フアン、19:減圧ゴムパイプ、20:多孔
層、21:マグネツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筺体内の上方部に歯科用修復部材に向けて照
    射光を発射する活性化エネルギー線発生ランプを
    配設し、その下方部に歯科用修復部材が載置され
    たターンテーブルを設置した歯科用修復部材の光
    硬化装置において、前記ターンテーブルの上面部
    には全面にわたつて多孔層もしくは連通多条溝層
    等の通気層を設け、その下方には該通気層に連通
    する吸引管をターンテーブル中央を貫通させて設
    ける一方、ターンテーブル上方には該ターンテー
    ブルの上面部に載置されている顎模型にセツトさ
    れる歯科用修復部材を被覆密閉するための伸縮性
    の良い軟質透光性膜を設けて構成することによ
    り、該伸縮性の良い軟質透光性膜とターンテーブ
    ル間の空隙部に存在する気体をあまねく前記吸引
    管により吸引排除し、大気圧により透光性膜を押
    圧密着させて前記歯科用修復部材を顎模型に密着
    させることができるようにしたことを特徴とする
    歯科用修復部材の光硬化装置。 2 ターンテーブルの上面部に設けられた多孔層
    が有機質又は無機質連通多孔体であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の歯科用修復部
    材の光硬化装置。 3 ターンテーブルの上面部に設けられた連通多
    条溝が角形あるいはV形の溝部であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の歯科用修復部
    材の光硬化装置。 4 ターンテーブルの上面部に設けられた連通多
    条溝が螺旋溝であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第3項記載の歯科用修復部材の光
    硬化装置。
JP18579085A 1985-08-26 1985-08-26 歯科用修復部材の光硬化装置 Granted JPS6247354A (ja)

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JPS6247354A JPS6247354A (ja) 1987-03-02
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