JPH055717U - リング状弾性体による搬送物支持ローラの制動機構 - Google Patents
リング状弾性体による搬送物支持ローラの制動機構Info
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- JPH055717U JPH055717U JP6246191U JP6246191U JPH055717U JP H055717 U JPH055717 U JP H055717U JP 6246191 U JP6246191 U JP 6246191U JP 6246191 U JP6246191 U JP 6246191U JP H055717 U JPH055717 U JP H055717U
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作動が確実なコンベヤチェーンの搬送物支持
ローラの制動機構を提供すること。 【構成】 制動機構は、チェーンの内リンクと外リンク
を連結する連結ピンに具えられた少なくとも一対のロー
ラの間に一対のローラを離間する方向に付勢するリング
状弾性体を具えており、一対のローラはチェーンの横方
向端部材に圧接する。これによってローラは制動され、
搬送物滞留時にはローラがチェーンに対してスリップす
る。
ローラの制動機構を提供すること。 【構成】 制動機構は、チェーンの内リンクと外リンク
を連結する連結ピンに具えられた少なくとも一対のロー
ラの間に一対のローラを離間する方向に付勢するリング
状弾性体を具えており、一対のローラはチェーンの横方
向端部材に圧接する。これによってローラは制動され、
搬送物滞留時にはローラがチェーンに対してスリップす
る。
Description
【0001】
本考案は、例えば、搬送物を搬送したり、アキュムレートしたりすることがで
きるコンベヤチェーンに設けられた搬送物支持ローラの制動(ブレーキ)機構に
関する。
【0002】
従来、この種のコンベヤチェーンは、図4乃至図6に示すように、レールR(
図6参照)上を走行するチェーン11,12,13に搬送物W(図6参照)を支
持するローラ14,15,16を有している。
各ローラ14,15,16は、チェーンの内リンク17,18,19と外リン
ク20,21,22を連結する連結軸23,24,25の外端に具えられており
、搬送物の搬送中は制動がかけられているため殆ど回転せず、搬送物が停止させ
られて滞貨(アキュムレート)したときは、その搬送物の下を回転しながらチェ
ーン11,12,13と一緒に通過するようになっている。ローラ14,15,
16の回転は前記制動力に抗するスリップ回転によって行なわれる。
【0003】
図4に示すコンベヤチェーン31の搬送物支持ローラ14は、摩擦係数の高い
プラスチックを使用し、連結軸23との間で構成された制動機構に打ち勝ってス
リップ回転するようになっている。
図5に示すコンベヤチェーン32の支持ローラ15は、内在したスプリング3
4と外リンク21の外面との間、及び、ローラ15と止め輪26との間に構成さ
れた制動機構に打ち克ってスリップ回転するようになっている。
図6に示すコンベヤチェーン33の支持ローラ16は、側面に具えたOリング
と連結軸25の一端に具えた座金36との間、及び、外リンク22とローラ16
との間に構成された制動機構に打ち克ってスリップ回転するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような各制動機構はそれぞれ次のような問題点を有している。
(1) 図4に示す制動機構は、ローラが摩擦係数の高いプラスチック製であるた
め、スリップ回転するときスリップ音を発生することがある。又、チェーンに注
油した油が連結軸に伝わると、摩擦抵抗が減少し、搬送物の搬送中においても空
転し、搬送物を搬送することができなくなることがある。
(2) 図5に示す制動機構は、スプリングに熱処理を施すため、歪みによって長
さが一定せず、弾力にばらつきが生じ、ローラがスリップ回転しないことがある
。
(3) 図6に示す制動機構は、Oリングがローラと座金との間に挟まれているた
め、ローラがスリップ回転する度にOリングに剪断力が加わり、ねじれ、摩滅、
損傷等が生じることがある。
【0005】
本考案は、第1に、チェーンの内リンクと外リンクを連結する連結ピン具えら
れた少なくとも一対の搬送物支持ローラの間に、前記ローラを離間する方向に付
勢するリング状弾性体を具えた制動機構により、第2に、チェーンの内リンクと
外リンクを連結する連結ピンに具えられた少なくとも一対の搬送物支持ローラの
外周の角を切除して前記ローラ間に形成されたV字状の溝に該溝を押圧するリン
グ状弾性体を具えた制動機構により、前記の課題を解決したものである。
【0006】
第1の制動機構における一対のローラは、リング状弾性体によって互いに離間
する方向に付勢力を受け、チェーンの横方向端部材に圧接される。このため、ロ
ーラは回転止めされ、搬送物を支持しながらチェーンと一体に走行する。
搬送物が停止させられると、一対のローラは弾性体と一体になってチェーンに
対してスリップ回転し、チェーンとともに搬送物の下を通過する。
【0007】
第2の制動機構における一対のローラは、リング状の弾性体がV溝を押圧する
ことによって生じる分力により離間させられ、同様にチェーンの端部材に圧接さ
れる。このため、ローラは回転止めされ、搬送物を支持しながらチェーンと一体
に走行する。
搬送物が停止させられると、一対のローラは弾性体と一体になってチェーンに
対してスリップ回転し、チェーンとともに搬送物の下を通過する。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
コンベヤチェーン41(図1参照)は、レールR上を走行するチェーン42と
、搬送物Wを支持するためにチェーン42に具えられた一対の搬送物支持ローラ
43,44とを有している。このコンベヤチェーン41は、搬送物を搬送したり
、アキュムレートしたりすることができる機能を有している。
一対のローラ43,44は、自己潤滑性に優れたプラスチック製のローラであ
り、チェーン42の内リンク45と外リンク46を連結する連結軸47の外端に
回転可能に具えられ、止めリング48によって連結軸47から外れないように抜
け止めされている。
【0009】
一対のローラ43,44の両面には、ローラの外周の角を切除して形成された
小径部51,51が突出している。一対のサイドローラ43,44間には小径部
51,51の突き合せによって断面方形状の溝49が形成されている。
溝49には、材質がニトリル系で、且つJIS規格に基づいた寸法形状のOリ
ング(弾性体)50が具えられている。
このOリング50は、一対のローラ43,44に挟まれて一対のローラ43,
44を離間する方向に付勢し、一方のローラ43をチェーン42の外リンク(横
方向端部材)46に、他方のローラ44を止めリング(横方向端部材)48にそ
れぞれ押圧している。Oリング50の内径は、必ずしも小径部51,51を径方
向に締め付けるような値である必要はないが、その幅は、一対のローラ43,4
4を離間する方向に付勢することができるような大きさである必要がある。なお
、溝49は必ずしも必要ではなく、単に、一対のローラ43,44間に挟み込ま
れるようにOリングを配置するだけでもよい。
【0010】
次に動作を説明する。
一対のローラ43,44は、Oリング50の弾力によって互いに離間する方向
に付勢されて外リンク46と止めリング48に圧接されている。このため、一対
のローラ43,44は、通常、摩擦により回転止めされ、搬送物Wを支持しなが
らチェーン42と一体に走行する。
搬送物が搬送ライン中のストッパー(図示省略)によって停止させられると、
一対のローラ43,44はOリング50と一体になってチェーン42と止めリン
グ48とに対してスリップ回転し、チェーン42とともに搬送物Wの下を通過す
る。
【0011】
次に他の実施例の制動機構について説明する。
図2の一対のローラ143,144の両面の外周の角には、斜めに切除して形
成されたテーパー部152,152が具えられている。このテーパー部152,
152によって、一対のローラ143,144間に断面V字状の溝153が形成
されている。
V字状の溝153には、Oリング(リング状の弾性体)150が直径方向に広
げられた状態で填め込まれている。
【0012】
Oリング150を径方向に広げた状態に組込む組込み方には、連結軸147に
チェーン142側のローラ152を組込んだ後、他方のローラ152を組込むま
で、治具等で広げた状態を保持しておく組込み方法と、連結軸147にチェーン
142側のローラ152、Oリング150、他方のローラ152の順に組込み、
止めリング48を組込むとき、他方のローラ152を押圧してOリング150を
押し広げる組込み方法との2通りある。
Oリング150は、弾性によって内方に収縮しようとしてテーパー部152を
,152押圧し、連結軸147の軸方向に発生する分力によって、一方のローラ
143をチェーン142に、他方のローラ144を止めリング48にそれぞれ押
圧している。
【0013】
このローラ143,144もチェーン142と止めリング148に圧接され、
摩擦により回転止めされて搬送物Wを支持しながら搬送する。
搬送物Wが停止させられると、一対のローラ143,144はOリング150
と一体になってチェーン142と止めリング148とに対してスリップ回転し、
チェーン142とともに搬送物Wの下を通過する。
【0014】
最後に図3に示す他の実施例の制動機構について説明する。
一対のローラ243,244の両面には、ローラ243,244の外周の角を
切除して形成された小径部251,251が突出している。さらに、外周の角に
はテーパー部252,252が形成されている。
この小径部251,251の突き合せによって、一対のローラ243,244
間に断面台形状の溝253が形成されている。
【0015】
台形状の溝253には、Oリング(リング状の弾性体)250が径方向に広げ
られた状態で填め込まれている。このOリング250も、上記Oリング150と
同様な方法で組込まれる。
Oリング250は、弾性によって内方に収縮しようとしてテーパー部252,
252を押圧し、連結軸247の軸方向に発生する分力によって、一方のローラ
243をチェーン242に、他方のローラ244を止めリング248にそれぞれ
押圧している。
このローラ243,244もチェーン242と止めリング248に圧接され、
摩擦により回転止めされて搬送物を支持しながら搬送する。
搬送物が停止させられると、一対のローラ243,244はOリング250と
一体になってチェーン142と止めリング248とに対してスリップ回転し、チ
ェーン242とともに搬送物の下を通過する。
【0016】
なお、図2、図3に示すコンベヤチェーン141,241のチェーン142,
242は、図1に示すコンベヤチェーン41のチェーン42と同一構造であるの
で、図1の符号の先頭に1,2を付して示し、その構造の説明は省略する。
又、以上の実施例におけるOリング50,150,250は、単なるリング状
のゴム、或いは、弾性を有する樹脂製のリングであってもよい。
なお、リング状弾性体によって付勢されるローラの個数を増減することによっ
て、制動力を調整することができる。
【0017】
請求項1,2の制動機構によると、次の効果を奏する。
(1) リング状弾性体は、一対のローラと一体になって回転し、スリップするよ
うなことが殆どないため、ねじれ、摩滅、損傷等の発生を防止することができる
。これによって、長期間略々一定の弾力を保持することができ、安定した制動特
性を得ることができる。
(2) ローラの側面がチェーンの横方向端部材と接触するため、摩擦係数の低い
ローラであっても制動機能を得ることができる。このため、ローラのスリップ音
の発生を防止することができる。
(3) そして、請求項3の制動機構の場合は、規格品のOリングを使用すること
によって、弾力のばらつきが少なく、安定した制動特性を得ることができる。
【図1】本考案の制動機構を具えたコンベヤチェーンの
実施例の正面図であり、全体を断面で表わした図であ
る。
実施例の正面図であり、全体を断面で表わした図であ
る。
【図2】他の実施例の制動機構を具えたコンベヤチェー
ンの正面図であり、全体を断面で表わした図である。
ンの正面図であり、全体を断面で表わした図である。
【図3】他の実施例のサイド制動を具えたコンベヤチェ
ーンの正面図であり、全体を断面で表わした図である。
ーンの正面図であり、全体を断面で表わした図である。
【図4】従来の制動機構を有するコンベヤチェーンの平
面図であり、一部分を断面で表わした図である。
面図であり、一部分を断面で表わした図である。
【図5】従来の制動機構を有するコンベヤチェーンの平
面図であり、一部分を断面で表わした図である。
面図であり、一部分を断面で表わした図である。
【図6】従来の制動機構を有するコンベヤチェーンの正
面図であり、一部分を断面で表わした図である。
面図であり、一部分を断面で表わした図である。
42,142,242 チェーン
43,44,143,144,243,244 搬送物
支持ローラ 45,145,245 内リンク 46,146,246 外リンク 47,147,247 連結軸 50,150,250 Oリング(リング状弾性体) 153 V字状の溝 253 台形状の溝(V字状の溝)
支持ローラ 45,145,245 内リンク 46,146,246 外リンク 47,147,247 連結軸 50,150,250 Oリング(リング状弾性体) 153 V字状の溝 253 台形状の溝(V字状の溝)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 池田 正明
大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号
株式会社椿本チエイン内
(72)考案者 芝山 勝俊
大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号
株式会社椿本チエイン内
Claims (3)
- 【請求項1】 チェーンの内リンクと外リンクを連結す
る連結ピンに具えられた少なくとも一対の搬送物支持ロ
ーラの間に、前記ローラを離間する方向に付勢するリン
グ弾性体を具えたことを特徴とする、搬送物支持ローラ
の制動機構。 - 【請求項2】 チェーンの内リンクと外リンクを連結す
る連結ピンに具えられた少なくとも一対の搬送物支持ロ
ーラの外周の角を切除して前記ローラ間に形成されたV
字状の溝に該溝を押圧するリング状弾性体を具えたこと
を特徴とする、搬送物支持ローラの制動機構。 - 【請求項3】 前記弾性体はOリングである、請求項1
又は2記載の搬送物支持ローラの制動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246191U JP2529344Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | リング状弾性体による搬送物支持ローラの制動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246191U JP2529344Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | リング状弾性体による搬送物支持ローラの制動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055717U true JPH055717U (ja) | 1993-01-26 |
| JP2529344Y2 JP2529344Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=13200872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246191U Expired - Lifetime JP2529344Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | リング状弾性体による搬送物支持ローラの制動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529344Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100888144B1 (ko) * | 2002-12-30 | 2009-03-13 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치의 기판이송장치 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP6246191U patent/JP2529344Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100888144B1 (ko) * | 2002-12-30 | 2009-03-13 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치의 기판이송장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2529344Y2 (ja) | 1997-03-19 |
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