JPH0557663A - 移送ロボツト - Google Patents
移送ロボツトInfo
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- JPH0557663A JPH0557663A JP21539891A JP21539891A JPH0557663A JP H0557663 A JPH0557663 A JP H0557663A JP 21539891 A JP21539891 A JP 21539891A JP 21539891 A JP21539891 A JP 21539891A JP H0557663 A JPH0557663 A JP H0557663A
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- JP
- Japan
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- arm
- opening hole
- transfer robot
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ロボットの動作に必要なパイプや信号ラインを
内部に収容することができる移送ロボットを提供する。 【構成】第1の開口穴14aが形成された蓋部14を有
する基台12と、蓋部14に形成され、基台12内から
の少なくとも信号ライン72の導出を許容する第2の開
口穴14bと、基台12内に配設され、第1の回転軸2
4aを出力軸として有する第1の駆動手段18と、第1
の回転軸24aの回りに回転可能にされた中空状の第1
の腕28と、第1の腕28に配設され、第2の回転軸4
2aを出力軸として有する第2の駆動手段34と、第2
の回転軸42aの回りに回転可能にされた中空状の第2
の腕46と、第2の腕46に回転可能に支持された第3
の腕54と、第3の腕54を回転駆動するための第3の
駆動手段60とを具備し、信号ライン72は、基台12
の内部から第2の開口穴14bを介して第1の腕28の
内部にもたらされ、第2の駆動手段34に接続される。
内部に収容することができる移送ロボットを提供する。 【構成】第1の開口穴14aが形成された蓋部14を有
する基台12と、蓋部14に形成され、基台12内から
の少なくとも信号ライン72の導出を許容する第2の開
口穴14bと、基台12内に配設され、第1の回転軸2
4aを出力軸として有する第1の駆動手段18と、第1
の回転軸24aの回りに回転可能にされた中空状の第1
の腕28と、第1の腕28に配設され、第2の回転軸4
2aを出力軸として有する第2の駆動手段34と、第2
の回転軸42aの回りに回転可能にされた中空状の第2
の腕46と、第2の腕46に回転可能に支持された第3
の腕54と、第3の腕54を回転駆動するための第3の
駆動手段60とを具備し、信号ライン72は、基台12
の内部から第2の開口穴14bを介して第1の腕28の
内部にもたらされ、第2の駆動手段34に接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハ、レチクル等の
移送を行うための移送ロボットに関するものである。
移送を行うための移送ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体等の製造装置においては、カセッ
トに収納されたウエハやレチクル等を取り出したり、逆
にウエハやレチクル等をカセットに収納したりするため
に、これらを把持して移送する移送ロボットが使用され
ている。そして、この様な移送ロボットにおいては、ウ
エハやレチクル等の損傷を防止するために、直線移送動
作が要求される。この様な移送ロボットの従来例として
は、特開平2−82550号公報や、特開平2−831
82号公報に開示されている様にタイミングベルトを使
用したものが知られている。また、特開平1−1407
38号公報に開示されている様にリンク機構を使用する
ことによって、機構的に移送ロボットが直線運動をする
様にしたものが知られている。
トに収納されたウエハやレチクル等を取り出したり、逆
にウエハやレチクル等をカセットに収納したりするため
に、これらを把持して移送する移送ロボットが使用され
ている。そして、この様な移送ロボットにおいては、ウ
エハやレチクル等の損傷を防止するために、直線移送動
作が要求される。この様な移送ロボットの従来例として
は、特開平2−82550号公報や、特開平2−831
82号公報に開示されている様にタイミングベルトを使
用したものが知られている。また、特開平1−1407
38号公報に開示されている様にリンク機構を使用する
ことによって、機構的に移送ロボットが直線運動をする
様にしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の移送ロボットにおいては、伝達機構が複雑にな
り、コスト高になるという問題点があった。この問題を
解決するために、移送ロボットを構成する各腕に別々の
回転駆動装置を接続し、これらの駆動装置を制御装置に
よって関連させて制御することにより、機構を単純化す
ることが考えられる。しかしながら、この場合には、従
来のプーリとタイミングベルトを使用した場合に可能で
あった、プーリを中空軸にして、そこにロボットの動作
に必要なパイプや信号ラインを通すという構成をとるこ
とができなくなる。そのため、パイプや信号ラインをロ
ボットの外部を通さざるを得なくなり、クリーンルーム
内で使用するロボットにおいては、発塵などの点で問題
がある。従って、本発明は上記の課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、ロボットの動作
に必要なパイプや信号ラインを内部に収容することがで
きる移送ロボットを提供することにある。
従来例の移送ロボットにおいては、伝達機構が複雑にな
り、コスト高になるという問題点があった。この問題を
解決するために、移送ロボットを構成する各腕に別々の
回転駆動装置を接続し、これらの駆動装置を制御装置に
よって関連させて制御することにより、機構を単純化す
ることが考えられる。しかしながら、この場合には、従
来のプーリとタイミングベルトを使用した場合に可能で
あった、プーリを中空軸にして、そこにロボットの動作
に必要なパイプや信号ラインを通すという構成をとるこ
とができなくなる。そのため、パイプや信号ラインをロ
ボットの外部を通さざるを得なくなり、クリーンルーム
内で使用するロボットにおいては、発塵などの点で問題
がある。従って、本発明は上記の課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、ロボットの動作
に必要なパイプや信号ラインを内部に収容することがで
きる移送ロボットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の移送ロボットは、少なく
とも一端が開放された円筒状の本体部と、該本体部の前
記一端を閉止する様に設けられ、略中央部に形成された
第1の開口穴を有する板状の蓋部とを有する基台と、前
記蓋部に、前記第1の開口穴の周囲に位置する様に形成
され、前記本体部内からの少なくとも信号ラインの導出
を許容する第2の開口穴と、前記本体部内に配設され、
前記第1の開口穴から前記基台の外部に突出した第1の
回転軸を出力軸として有する第1の駆動手段と、一端部
に第3の開口穴を有するとともに、他端部に突出端部に
第4の開口穴が形成された円筒状の突部を有する第1の
腕であって、前記本体部の一端を前記第3の開口穴に挿
入された状態で、前記第1の回転軸にこの第1の腕の一
端部を固定され、該第1の回転軸の回りに回転可能にさ
れた中空状の第1の腕と、前記突部の内側に配設され、
前記第4の開口穴から前記第1の腕の外部に突出した第
2の回転軸を出力軸として有する第2の駆動手段と、
一端部に前記突出端部が挿入される第5の開口穴を有す
る第2の腕であって、前記第2の回転軸にこの第2の腕
の一端部を固定され、該第2の回転軸の回りに回転可能
にされた中空状の第2の腕と、該第2の腕の他端部に、
回転可能に支持された第3の腕と、前記第2の腕の内部
に設けられ、前記第3の腕を回転駆動するための第3の
駆動手段とを具備し、前記信号ラインは、前記基台の内
部から前記第2の開口穴を介して前記第1の腕の内部に
もたらされ、前記第2の駆動手段に接続されることを特
徴としている。
的を達成するために、本発明の移送ロボットは、少なく
とも一端が開放された円筒状の本体部と、該本体部の前
記一端を閉止する様に設けられ、略中央部に形成された
第1の開口穴を有する板状の蓋部とを有する基台と、前
記蓋部に、前記第1の開口穴の周囲に位置する様に形成
され、前記本体部内からの少なくとも信号ラインの導出
を許容する第2の開口穴と、前記本体部内に配設され、
前記第1の開口穴から前記基台の外部に突出した第1の
回転軸を出力軸として有する第1の駆動手段と、一端部
に第3の開口穴を有するとともに、他端部に突出端部に
第4の開口穴が形成された円筒状の突部を有する第1の
腕であって、前記本体部の一端を前記第3の開口穴に挿
入された状態で、前記第1の回転軸にこの第1の腕の一
端部を固定され、該第1の回転軸の回りに回転可能にさ
れた中空状の第1の腕と、前記突部の内側に配設され、
前記第4の開口穴から前記第1の腕の外部に突出した第
2の回転軸を出力軸として有する第2の駆動手段と、
一端部に前記突出端部が挿入される第5の開口穴を有す
る第2の腕であって、前記第2の回転軸にこの第2の腕
の一端部を固定され、該第2の回転軸の回りに回転可能
にされた中空状の第2の腕と、該第2の腕の他端部に、
回転可能に支持された第3の腕と、前記第2の腕の内部
に設けられ、前記第3の腕を回転駆動するための第3の
駆動手段とを具備し、前記信号ラインは、前記基台の内
部から前記第2の開口穴を介して前記第1の腕の内部に
もたらされ、前記第2の駆動手段に接続されることを特
徴としている。
【0005】また、この発明に係わる移送ロボットにお
いて、前記第1の腕は、前記突部に、第2の駆動手段の
周囲に位置する第6の開口穴を更に備え、前記信号ライ
ンの一部が前記第6の開口穴を介して前記第2の腕の内
部にもたらされ、前記第3の駆動手段に接続されている
ことを特徴としている。また、この発明に係わる移送ロ
ボットにおいて、前記第1の腕は、前記突部に、第2の
駆動手段の周囲に位置する第6の開口穴を更に備えると
ともに、前記第3の腕は把持手段を更に備え、該把持手
段を駆動するための流体の搬送パイプが、前記基台内か
ら、前記第2の開口穴を介して前記第1の腕内にもたら
され、更に、前記第6の開口穴を介して前記第2の腕の
内部にもたらされることを特徴としている。
いて、前記第1の腕は、前記突部に、第2の駆動手段の
周囲に位置する第6の開口穴を更に備え、前記信号ライ
ンの一部が前記第6の開口穴を介して前記第2の腕の内
部にもたらされ、前記第3の駆動手段に接続されている
ことを特徴としている。また、この発明に係わる移送ロ
ボットにおいて、前記第1の腕は、前記突部に、第2の
駆動手段の周囲に位置する第6の開口穴を更に備えると
ともに、前記第3の腕は把持手段を更に備え、該把持手
段を駆動するための流体の搬送パイプが、前記基台内か
ら、前記第2の開口穴を介して前記第1の腕内にもたら
され、更に、前記第6の開口穴を介して前記第2の腕の
内部にもたらされることを特徴としている。
【0006】
【作用】以上の様に、この発明に係わる移送ロボットは
構成されているので、第2の開口穴及び第6の開口穴を
介して、ロボットの動作に必要なパイプや信号ラインを
配設することにより、パイプや信号ラインを内部に収容
した移送ロボットを提供することができる。
構成されているので、第2の開口穴及び第6の開口穴を
介して、ロボットの動作に必要なパイプや信号ラインを
配設することにより、パイプや信号ラインを内部に収容
した移送ロボットを提供することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、添
付図面を参照して詳細に説明する。まず、一実施例のロ
ボットの側断面図である図1に基づいて、ロボット10
の構成について説明する。図1において、略円筒状のロ
ボット基台12は、その外周面の下端部にフランジ部1
2aを有しており、このフランジ部12aを工場等の床
面上あるいは、床面上に配置された架台上にボルト等に
より固定され、これらの床面上あるいは架台上に保持さ
れている。ロボット基台12の上端面上には、ロボット
基台12の上端部を封止する様な状態で、モータ固定基
板14がボルト16により固定されている。モータ固定
基板14の中央部下面には、第1腕駆動装置18が固定
されている。第1腕駆動装置18は、後述する第1腕2
8を回転駆動するための駆動力を発生する第1のモータ
20と、この第1のモータ20の下端に接続された第1
のロータリーエンコーダ22と、第1のモータ20の上
部に固定され、その内部の減速ギヤ列を第1のモータ2
0の出力軸に連結された第1の減速機24とから構成さ
れている。そして、第1の減速機24の上端面がモータ
固定基板14の下面に固定されており、第1の減速機2
4の出力軸24aは、モータ固定基板14の中央部に穿
設された穴部14aを介して、モータ固定基板14の上
側に突出している。
付図面を参照して詳細に説明する。まず、一実施例のロ
ボットの側断面図である図1に基づいて、ロボット10
の構成について説明する。図1において、略円筒状のロ
ボット基台12は、その外周面の下端部にフランジ部1
2aを有しており、このフランジ部12aを工場等の床
面上あるいは、床面上に配置された架台上にボルト等に
より固定され、これらの床面上あるいは架台上に保持さ
れている。ロボット基台12の上端面上には、ロボット
基台12の上端部を封止する様な状態で、モータ固定基
板14がボルト16により固定されている。モータ固定
基板14の中央部下面には、第1腕駆動装置18が固定
されている。第1腕駆動装置18は、後述する第1腕2
8を回転駆動するための駆動力を発生する第1のモータ
20と、この第1のモータ20の下端に接続された第1
のロータリーエンコーダ22と、第1のモータ20の上
部に固定され、その内部の減速ギヤ列を第1のモータ2
0の出力軸に連結された第1の減速機24とから構成さ
れている。そして、第1の減速機24の上端面がモータ
固定基板14の下面に固定されており、第1の減速機2
4の出力軸24aは、モータ固定基板14の中央部に穿
設された穴部14aを介して、モータ固定基板14の上
側に突出している。
【0008】一方、ロボット基台12の外周面の上端部
には、フランジ部12bが形成されており、このフラン
ジ部12bの更に外周部には、その回転中心軸を第1の
減速機24の回転中心軸と一致させた状態で、第1のベ
アリング26が取り付けられている。この第1のベアリ
ング26の外輪26aには、水平に延出する第1腕28
が、この第1腕28の一端部に形成された嵌合部28a
を外輪26aに嵌合させた状態で取り付けられている。
すなわち、第1腕28は、ロボット基台12に対して、
第1のベアリング26の回転中心軸、すなわち第1の減
速機24の出力軸24aの回りに水平面内で回転自在に
支持されている。また、第1の減速機24の出力軸24
aには、第1腕28に第1のモータ20の動力を伝達す
るための第1の伝達レバー30が固定されており、この
第1の伝達レバー30の先端部は、円板状の連結部材3
2を介して、第1腕28に固定されている。従って、第
1腕28は、第1のモータ20の回転により、第1の減
速機24の出力軸24aの回りに、水平面内で回転駆動
される。
には、フランジ部12bが形成されており、このフラン
ジ部12bの更に外周部には、その回転中心軸を第1の
減速機24の回転中心軸と一致させた状態で、第1のベ
アリング26が取り付けられている。この第1のベアリ
ング26の外輪26aには、水平に延出する第1腕28
が、この第1腕28の一端部に形成された嵌合部28a
を外輪26aに嵌合させた状態で取り付けられている。
すなわち、第1腕28は、ロボット基台12に対して、
第1のベアリング26の回転中心軸、すなわち第1の減
速機24の出力軸24aの回りに水平面内で回転自在に
支持されている。また、第1の減速機24の出力軸24
aには、第1腕28に第1のモータ20の動力を伝達す
るための第1の伝達レバー30が固定されており、この
第1の伝達レバー30の先端部は、円板状の連結部材3
2を介して、第1腕28に固定されている。従って、第
1腕28は、第1のモータ20の回転により、第1の減
速機24の出力軸24aの回りに、水平面内で回転駆動
される。
【0009】次に、第1腕28の他端部には、第1腕駆
動装置18と同様の構成の第2腕駆動装置34が関節部
材36を介して固定されている。詳しくは、第1腕28
の他端部上面には、上端を封止された略円筒状の関節部
材36が取り付けられている。関節部材36の天井部の
下面には、後述する第2腕46を駆動するための第2の
モータ38と、この第2のモータ38の下端部に接続さ
れた第2のロータリーエンコーダ40と、第2のモータ
38の上部部に接続された第2の減速機42から成る第
2腕駆動装置34が固定されている。そして、第2腕駆
動装置34の上部を構成する第2の減速機42の出力軸
42aは、関節部材36の天井部に穿設された穴部36
aを介して、この関節部材36の上側に突出している。
動装置18と同様の構成の第2腕駆動装置34が関節部
材36を介して固定されている。詳しくは、第1腕28
の他端部上面には、上端を封止された略円筒状の関節部
材36が取り付けられている。関節部材36の天井部の
下面には、後述する第2腕46を駆動するための第2の
モータ38と、この第2のモータ38の下端部に接続さ
れた第2のロータリーエンコーダ40と、第2のモータ
38の上部部に接続された第2の減速機42から成る第
2腕駆動装置34が固定されている。そして、第2腕駆
動装置34の上部を構成する第2の減速機42の出力軸
42aは、関節部材36の天井部に穿設された穴部36
aを介して、この関節部材36の上側に突出している。
【0010】一方、関節部材36の外周面の上部には、
第2のベアリング44が、その回転中心軸を、第2の減
速機42の出力軸42aに一致させた状態で取り付けら
れている。この第2のベアリング44の外輪44aに
は、水平に延出する第2腕46が、この第2腕46の一
端部に形成された嵌合部46aを外輪44aに嵌合させ
た状態で取り付けられている。すなわち、第2腕46
は、第1腕28に対して、第2のベアリング44の回転
中心軸、すなわち第2の減速機42の出力軸42aの回
りに回転自在に支持されている。また、第2の減速機4
2の出力軸42aには、第2腕46に第2のモータ38
の動力を伝達するための第2の伝達レバー48が固定さ
れており、この第2の伝達レバー48の先端部48a
は、円板上の連結部材49を介して第2腕46に固定さ
れている。従って、第2腕46は、第2のモータ38の
回転により、第2の減速機42の出力軸42aの回り
に、水平面内で回転駆動される。
第2のベアリング44が、その回転中心軸を、第2の減
速機42の出力軸42aに一致させた状態で取り付けら
れている。この第2のベアリング44の外輪44aに
は、水平に延出する第2腕46が、この第2腕46の一
端部に形成された嵌合部46aを外輪44aに嵌合させ
た状態で取り付けられている。すなわち、第2腕46
は、第1腕28に対して、第2のベアリング44の回転
中心軸、すなわち第2の減速機42の出力軸42aの回
りに回転自在に支持されている。また、第2の減速機4
2の出力軸42aには、第2腕46に第2のモータ38
の動力を伝達するための第2の伝達レバー48が固定さ
れており、この第2の伝達レバー48の先端部48a
は、円板上の連結部材49を介して第2腕46に固定さ
れている。従って、第2腕46は、第2のモータ38の
回転により、第2の減速機42の出力軸42aの回り
に、水平面内で回転駆動される。
【0011】また、関節部材36の上端面上には、小プ
ーリ50が固定されており、後述する第3腕54の回転
軸56に固定された大プーリ60とスチールベルト62
により連結されている。次に、第2腕46の他端部に
は、第3のベアリング52を介して、第3腕54の回転
軸56が回転自在に支持されている。この回転軸56の
上端部には、図中紙面に垂直な方向に沿って延出する第
3腕54の一端部が固定されている。すなわち、第3腕
54は、第2腕46に対して水平面内で回転自在に支持
されている。そして、第3腕54の他端部には、ウエ
ハ、レチクル等を把持するためのハンド58(図7参
照)が取り付けられている。このハンド58は、バキュ
ームによりウエハ、レチクル等の吸引が行われる。
ーリ50が固定されており、後述する第3腕54の回転
軸56に固定された大プーリ60とスチールベルト62
により連結されている。次に、第2腕46の他端部に
は、第3のベアリング52を介して、第3腕54の回転
軸56が回転自在に支持されている。この回転軸56の
上端部には、図中紙面に垂直な方向に沿って延出する第
3腕54の一端部が固定されている。すなわち、第3腕
54は、第2腕46に対して水平面内で回転自在に支持
されている。そして、第3腕54の他端部には、ウエ
ハ、レチクル等を把持するためのハンド58(図7参
照)が取り付けられている。このハンド58は、バキュ
ームによりウエハ、レチクル等の吸引が行われる。
【0012】一方、第3腕54の回転軸56の下側には
大プーリ60が固定されており、この大プーリ60の回
転により、第3腕54が第2腕46に対して回転駆動さ
れる。そして、前述した様に、この大プーリ60と関節
部材36に固定された小プーリ50には、スチールベル
ト62が掛け渡されている。また、これら小プーリ50
と大プーリ60の略中間部には、第2腕46に回転自在
に支持されたアイドラ64が配置されており、スチール
ベルト62のたるみを取る様にされている。ここで、上
記の小プーリ50、大プーリ60、スチールベルト6
2、及びアイドラ64から構成される第3腕の回転機構
について、図2乃至図6を参照して詳しく説明する。
大プーリ60が固定されており、この大プーリ60の回
転により、第3腕54が第2腕46に対して回転駆動さ
れる。そして、前述した様に、この大プーリ60と関節
部材36に固定された小プーリ50には、スチールベル
ト62が掛け渡されている。また、これら小プーリ50
と大プーリ60の略中間部には、第2腕46に回転自在
に支持されたアイドラ64が配置されており、スチール
ベルト62のたるみを取る様にされている。ここで、上
記の小プーリ50、大プーリ60、スチールベルト6
2、及びアイドラ64から構成される第3腕の回転機構
について、図2乃至図6を参照して詳しく説明する。
【0013】まず、上記の構成要素のうちスチールベル
ト62は、公知のステンレス製の薄板帯材を材料とする
ものである。このスチールベルト62は、ループ状に形
成されたものでもよいし、また、両端が開放されたもの
でもよいが、ここでは、両端が開放されたものを使用す
るものとする。そして、両端が開放されたスチールベル
ト62には、図2に示した様に、両端部、及び中央付近
の一ケ所に穴部62a,62b,62cが夫々2つずつ
穿設されている。
ト62は、公知のステンレス製の薄板帯材を材料とする
ものである。このスチールベルト62は、ループ状に形
成されたものでもよいし、また、両端が開放されたもの
でもよいが、ここでは、両端が開放されたものを使用す
るものとする。そして、両端が開放されたスチールベル
ト62には、図2に示した様に、両端部、及び中央付近
の一ケ所に穴部62a,62b,62cが夫々2つずつ
穿設されている。
【0014】このスチールベルト62は、小プーリ5
0、大プーリ60、及びアイドラ64に図3(a)に示
した様な状態で張り渡されている。ここで、スチールベ
ルト62は、図示した様に、板状のベルト押さえ66,
67と止めネジ68により各プーリに固定されている。
詳しくは、小プーリ50側では、図4(a)に示した様
に、ベルト押さえ66に穿設された穴部66a(図5参
照)及びスチールベルト62の略中央部に穿設された穴
部62cに止めネジ68を貫通させ、この状態で止めネ
ジ68を小プーリ50に形成されたネジ穴に螺合させる
ことにより、スチールベルト62を押さえ込む様にされ
ている。また、大プーリ60側では、図4(b)に示し
た様に、スチールベルト62の両端部を重ねた状態で、
ベルト押さえ67の穴部67a及びスチールベルト62
の両端部の穴部62a,62bに止めネジ68を貫通さ
せ、大プーリ60に形成されたネジ穴に止めネジ68を
螺合させることにより、スチールベルト62を押さえ込
む様にされている。
0、大プーリ60、及びアイドラ64に図3(a)に示
した様な状態で張り渡されている。ここで、スチールベ
ルト62は、図示した様に、板状のベルト押さえ66,
67と止めネジ68により各プーリに固定されている。
詳しくは、小プーリ50側では、図4(a)に示した様
に、ベルト押さえ66に穿設された穴部66a(図5参
照)及びスチールベルト62の略中央部に穿設された穴
部62cに止めネジ68を貫通させ、この状態で止めネ
ジ68を小プーリ50に形成されたネジ穴に螺合させる
ことにより、スチールベルト62を押さえ込む様にされ
ている。また、大プーリ60側では、図4(b)に示し
た様に、スチールベルト62の両端部を重ねた状態で、
ベルト押さえ67の穴部67a及びスチールベルト62
の両端部の穴部62a,62bに止めネジ68を貫通さ
せ、大プーリ60に形成されたネジ穴に止めネジ68を
螺合させることにより、スチールベルト62を押さえ込
む様にされている。
【0015】また、ベルト押さえ66,67の形状につ
いて更に説明すると、ベルト押さえ66,67は、図5
(a),図5(b)に示した様に、夫々の内面66a,
67aを夫々小プーリ50及び大プーリ60の外形に沿
った形状にされている。これにより、スチールベルト6
2は面で押さえられることになり、止めネジ68のみで
押さえる場合と比較して応力集中が発生しにくく強度上
有利となる。また、ベルト押さえ66,67の夫々の内
面66b,67bの両端部には、アール状の面取り部6
6c,67cが夫々形成されている。これにより、夫々
のプーリが回転しすぎて、図6に示した様に、ベルト押
さえ66または67によりスチールベルト62が曲げら
れた場合でもスチールベルト62を痛めない様にされて
いる。
いて更に説明すると、ベルト押さえ66,67は、図5
(a),図5(b)に示した様に、夫々の内面66a,
67aを夫々小プーリ50及び大プーリ60の外形に沿
った形状にされている。これにより、スチールベルト6
2は面で押さえられることになり、止めネジ68のみで
押さえる場合と比較して応力集中が発生しにくく強度上
有利となる。また、ベルト押さえ66,67の夫々の内
面66b,67bの両端部には、アール状の面取り部6
6c,67cが夫々形成されている。これにより、夫々
のプーリが回転しすぎて、図6に示した様に、ベルト押
さえ66または67によりスチールベルト62が曲げら
れた場合でもスチールベルト62を痛めない様にされて
いる。
【0016】なお、一実施例のロボット10では、構造
上軸間距離を変化させることができないため、前述した
様にスチールベルト62のたるみを取るためにアイドラ
64が配置されているが、このアイドラ64には、この
他に第3腕54の回転可能角度を大きくする働きがあ
る。すなわち、スチールベルトを図3(b)に示したよ
うに夫々のプーリに巻き掛けた場合には、スチールベル
ト62の巻きつき角度が小さくなるため、夫々のプーリ
の少ない回転量で図中二点鎖線で示した様にスチールベ
ルト62が折り曲げられる状態となる。これに対し、図
3(a)に示した様にアイドラ64を配置すれば、スチ
ールベルト62の巻きつき角が大きくなり、第3腕54
の回転可能角度を大きくすることができる。
上軸間距離を変化させることができないため、前述した
様にスチールベルト62のたるみを取るためにアイドラ
64が配置されているが、このアイドラ64には、この
他に第3腕54の回転可能角度を大きくする働きがあ
る。すなわち、スチールベルトを図3(b)に示したよ
うに夫々のプーリに巻き掛けた場合には、スチールベル
ト62の巻きつき角度が小さくなるため、夫々のプーリ
の少ない回転量で図中二点鎖線で示した様にスチールベ
ルト62が折り曲げられる状態となる。これに対し、図
3(a)に示した様にアイドラ64を配置すれば、スチ
ールベルト62の巻きつき角が大きくなり、第3腕54
の回転可能角度を大きくすることができる。
【0017】次に、上記の様に構成されたロボット10
の動作の原理について図7乃至図9に基づいて説明す
る。ウエハやレチクル等を搬送するロボットの動作パタ
ーンは、通常図7に示した直線移動と図8に示した回転
移動の2パターンである。まず、図7(a)に示した初
期位置から、図7(b),図7(c)に示した様に、基
準の直線iに直交する直線hに沿ってハンド58が移動
する場合について説明する。ここで前提条件として、図
7(c)に示した様に第1腕28のアーム長と第2腕4
6のアーム長は等しく共に長さLであるものとする。ま
た、第1腕28、第2腕46、第3腕54の夫々の回転
角は、それぞれθ1,θ2,θ3で表すものとする。こ
のとき、θ1,θ2,θ3が、 θ2=180°−2θ1 θ3=θ2/2 ただし、θ1=0〜90° θ2=180°〜0° θ3=90°〜0° で表される関係を保持した状態で、第1腕〜第3腕2
8,46,54が動作すれば第3腕54の先端部、すな
わちハンド58は、図7(a)〜図7(c)に示した様
に直線hに沿って直線移動することとなる。
の動作の原理について図7乃至図9に基づいて説明す
る。ウエハやレチクル等を搬送するロボットの動作パタ
ーンは、通常図7に示した直線移動と図8に示した回転
移動の2パターンである。まず、図7(a)に示した初
期位置から、図7(b),図7(c)に示した様に、基
準の直線iに直交する直線hに沿ってハンド58が移動
する場合について説明する。ここで前提条件として、図
7(c)に示した様に第1腕28のアーム長と第2腕4
6のアーム長は等しく共に長さLであるものとする。ま
た、第1腕28、第2腕46、第3腕54の夫々の回転
角は、それぞれθ1,θ2,θ3で表すものとする。こ
のとき、θ1,θ2,θ3が、 θ2=180°−2θ1 θ3=θ2/2 ただし、θ1=0〜90° θ2=180°〜0° θ3=90°〜0° で表される関係を保持した状態で、第1腕〜第3腕2
8,46,54が動作すれば第3腕54の先端部、すな
わちハンド58は、図7(a)〜図7(c)に示した様
に直線hに沿って直線移動することとなる。
【0018】これを実現するために、一実施例のロボッ
トでは、特性の等しい2つのモータを第1のモータ20
及び第2のモータ38として使用し、第1の減速機24
と第2の減速機42の減速比の割合を2:1としてい
る。ちなみに、一実施例では、第1の減速機24の減速
比は1/100であり、第2の減速機42の減速比は1
/50である。すなわち、第1及び第2のモータ20,
38を全く同一の回転速度で逆方向に回転させた場合、
第1腕28が図7(c)に示した様に原点Oの回りに反
時計回転方向にθ1だけ回転すると、第2腕46は第1
腕28の先端部である点P1の回りに時計回転方向に2
θ1だけ回転することとなる。これにより第3腕54の
回転中心である点P2、すなわち回転軸56は直線hに
沿って直線運動することとなる。
トでは、特性の等しい2つのモータを第1のモータ20
及び第2のモータ38として使用し、第1の減速機24
と第2の減速機42の減速比の割合を2:1としてい
る。ちなみに、一実施例では、第1の減速機24の減速
比は1/100であり、第2の減速機42の減速比は1
/50である。すなわち、第1及び第2のモータ20,
38を全く同一の回転速度で逆方向に回転させた場合、
第1腕28が図7(c)に示した様に原点Oの回りに反
時計回転方向にθ1だけ回転すると、第2腕46は第1
腕28の先端部である点P1の回りに時計回転方向に2
θ1だけ回転することとなる。これにより第3腕54の
回転中心である点P2、すなわち回転軸56は直線hに
沿って直線運動することとなる。
【0019】また、第3腕54については、小プーリ5
0の直径を大プーリ60の直径の1/2とすることによ
り、θ3=θ2/2なる関係を満足した状態で、第3腕
54を、この直線hに沿って移動させることができる。
すなわちハンド58を、直線hに沿って移動させること
ができる。これらの関係を図9に基づいてもう少し分か
りやすく説明する。まず、図7(a)と同様の初期状態
である図9(a)に示した位置から、第1のモータ20
のみを回転させて、第1腕28を反時計回転方向にθだ
け回転させたと仮定する。この様な動作を行わせた後に
は、ロボット10の状態は、図9(b)に示した様にな
っている。この状態から、第2のモータ38のみを回転
させて、第2腕46を第1腕28に対して時計回転方向
に2θだけ回転させると、第1腕28のアーム長と第2
腕46のアーム長は等しいので、第2腕46の先端部で
ある点P2は図9(c)に示した様に直線h上に移動す
ることになる。従って、このことから分かる様に、第2
腕46の先端部である点P2を直線hに沿って移動させ
るためには、第2腕46の回転方向を第1腕28の回転
方向と逆方向とし、且つ第2腕46の回転角度が常に第
1腕28の回転角度の2倍になる様に設定すればよい。
このことは、前述した様に第1の減速機24の減速比と
第2の減速機42の減速比を2:1とし、且つ第1のモ
ータ20と第2のモータ38を全く同一の回転速度で、
互いに第1腕28と第2腕46の回転方向が逆になる様
に回転させればよいことを意味している。
0の直径を大プーリ60の直径の1/2とすることによ
り、θ3=θ2/2なる関係を満足した状態で、第3腕
54を、この直線hに沿って移動させることができる。
すなわちハンド58を、直線hに沿って移動させること
ができる。これらの関係を図9に基づいてもう少し分か
りやすく説明する。まず、図7(a)と同様の初期状態
である図9(a)に示した位置から、第1のモータ20
のみを回転させて、第1腕28を反時計回転方向にθだ
け回転させたと仮定する。この様な動作を行わせた後に
は、ロボット10の状態は、図9(b)に示した様にな
っている。この状態から、第2のモータ38のみを回転
させて、第2腕46を第1腕28に対して時計回転方向
に2θだけ回転させると、第1腕28のアーム長と第2
腕46のアーム長は等しいので、第2腕46の先端部で
ある点P2は図9(c)に示した様に直線h上に移動す
ることになる。従って、このことから分かる様に、第2
腕46の先端部である点P2を直線hに沿って移動させ
るためには、第2腕46の回転方向を第1腕28の回転
方向と逆方向とし、且つ第2腕46の回転角度が常に第
1腕28の回転角度の2倍になる様に設定すればよい。
このことは、前述した様に第1の減速機24の減速比と
第2の減速機42の減速比を2:1とし、且つ第1のモ
ータ20と第2のモータ38を全く同一の回転速度で、
互いに第1腕28と第2腕46の回転方向が逆になる様
に回転させればよいことを意味している。
【0020】次に、図9(b)に示した状態から第2腕
46を時計回転方向に2θだけ回転させる場合を考え
る。この時に、第3腕54が第2腕46に対して固定さ
れているものと仮定すると、第2腕46が2θだけ回転
した後には、第3腕54は図9(c)にBで示した位置
に来ている。すなわち、第3腕54は、目標位置である
Aで示した直線h上の位置よりθだけ時計回転方向に回
転しすぎた位置にある。しかしながら、実際には、第3
腕54は、大プーリ60と小プーリ50の間に掛け渡さ
れたスチールベルト62により関節部材36と連結され
ているので、第3腕54は、第2腕46の時計回転方向
の回転に伴って、点P2の回りに反時計回転方向に回転
する。そして、このときの回転角はθである。なぜなら
ば、第2腕46が点P1の回りに時計回転方向に2θだ
け回転するということは、点P1の位置にある関節部材
36が、白矢印で示した様に第2腕46に対して相対的
に反時計回転方向に2θだけ回転することをも意味して
いる。従って、この関節部材36に小プーリ50と大プ
ーリ60とスチールベルト62を介して連結されている
第3腕54は、関節部材の相対回転角2θに2つのプー
リの直径比1/2を掛けた角度であるθだけ反時計回転
方向に回転されるわけである。これにより、第3腕54
は、図中Aで示した直線h上の位置に移動することとな
り、ハンド58も正確に直線hに沿って移動することと
なる。
46を時計回転方向に2θだけ回転させる場合を考え
る。この時に、第3腕54が第2腕46に対して固定さ
れているものと仮定すると、第2腕46が2θだけ回転
した後には、第3腕54は図9(c)にBで示した位置
に来ている。すなわち、第3腕54は、目標位置である
Aで示した直線h上の位置よりθだけ時計回転方向に回
転しすぎた位置にある。しかしながら、実際には、第3
腕54は、大プーリ60と小プーリ50の間に掛け渡さ
れたスチールベルト62により関節部材36と連結され
ているので、第3腕54は、第2腕46の時計回転方向
の回転に伴って、点P2の回りに反時計回転方向に回転
する。そして、このときの回転角はθである。なぜなら
ば、第2腕46が点P1の回りに時計回転方向に2θだ
け回転するということは、点P1の位置にある関節部材
36が、白矢印で示した様に第2腕46に対して相対的
に反時計回転方向に2θだけ回転することをも意味して
いる。従って、この関節部材36に小プーリ50と大プ
ーリ60とスチールベルト62を介して連結されている
第3腕54は、関節部材の相対回転角2θに2つのプー
リの直径比1/2を掛けた角度であるθだけ反時計回転
方向に回転されるわけである。これにより、第3腕54
は、図中Aで示した直線h上の位置に移動することとな
り、ハンド58も正確に直線hに沿って移動することと
なる。
【0021】上記の様にして、ハンド58が直線hに沿
って移動されるわけであるが、第3腕54の回転駆動に
は、プーリを使用しなくてもよい。例えば、第1腕28
および第2腕46の駆動と同様に、第3腕54にも回転
駆動装置を設け、第3腕54を第1腕28と全く同じ回
転速度で同じ方向に回転させる様にすれば、上記のプー
リを用いた場合と全く同様の動作をさせることが可能で
ある。なお、図8に示した様な回転運動をさせる場合に
は、第1のモータ20のみを回転させればよいことは言
うまでもない。
って移動されるわけであるが、第3腕54の回転駆動に
は、プーリを使用しなくてもよい。例えば、第1腕28
および第2腕46の駆動と同様に、第3腕54にも回転
駆動装置を設け、第3腕54を第1腕28と全く同じ回
転速度で同じ方向に回転させる様にすれば、上記のプー
リを用いた場合と全く同様の動作をさせることが可能で
ある。なお、図8に示した様な回転運動をさせる場合に
は、第1のモータ20のみを回転させればよいことは言
うまでもない。
【0022】次に、第3腕54に取り付けられたハンド
58へのエアパイプの配管、及び各モータへの配線につ
いて図1及び図10を参照して説明する。一実施例のロ
ボット10は、通常クリーンルーム内で使用されるた
め、エアパイプ70及び信号ライン72は、ロボット1
0内を通して配管及び配線されることになる。まず床
面、あるいは、架台から伸びるエアパイプ70及び信号
ライン72は、基台12の下部から基台12内に進入
し、信号ライン72のうちの一部72aは第1のモータ
20及び第1のロータリーエンコーダ22に接続され
る。残りの信号ライン72b及びエアパイプ70は、基
台12の内部を通って基台12の上部から第1腕28の
内部に進入する。ここで、基台12と第1腕28の接続
部は、図10に示した様に構成されている。基台12の
上端部に取り付けられているモータ固定基板14には、
第1の減速機24を取り巻く様に三日月状の穴部14b
が形成されている。そして、この穴部14bを介してエ
アパイプ70及び信号ライン72bが第1腕28内に進
入する。第1腕28の内部に進入した信号ライン72b
は、第2のモータ38及び第2のロータリーエンコーダ
40に接続される。
58へのエアパイプの配管、及び各モータへの配線につ
いて図1及び図10を参照して説明する。一実施例のロ
ボット10は、通常クリーンルーム内で使用されるた
め、エアパイプ70及び信号ライン72は、ロボット1
0内を通して配管及び配線されることになる。まず床
面、あるいは、架台から伸びるエアパイプ70及び信号
ライン72は、基台12の下部から基台12内に進入
し、信号ライン72のうちの一部72aは第1のモータ
20及び第1のロータリーエンコーダ22に接続され
る。残りの信号ライン72b及びエアパイプ70は、基
台12の内部を通って基台12の上部から第1腕28の
内部に進入する。ここで、基台12と第1腕28の接続
部は、図10に示した様に構成されている。基台12の
上端部に取り付けられているモータ固定基板14には、
第1の減速機24を取り巻く様に三日月状の穴部14b
が形成されている。そして、この穴部14bを介してエ
アパイプ70及び信号ライン72bが第1腕28内に進
入する。第1腕28の内部に進入した信号ライン72b
は、第2のモータ38及び第2のロータリーエンコーダ
40に接続される。
【0023】一方、第1腕28内部に進入したエアパイ
プ70は、関節部材36に接続され、関節部材36及び
第2の減速機42の出力軸42aの内部に形成されたエ
ア通路36b,36c,42b,42cを順次介して、
第2腕46内のエアパイプ74に接続されている。詳し
くは、関節部材36には、この関節部材36の下面から
上方に伸びるトンネル状のエア通路36bが形成されて
いる。このエア通路36bの先端部は、関節部材36の
側方から中心に向かって伸びるエア通路36cに接続さ
れている。そして、エア通路36cは関節部材36bの
中央部に形成された中心穴36dに接続されている。こ
の中心穴36dには、第2の減速機42の出力軸42a
が挿入されており、出力軸42aにはこの出力軸42a
の側方に開口する穴部42bが形成されている。そし
て、この穴部42bは、出力軸42aの中心軸に沿って
上方に伸びるトンネル状のエア通路42cに接続されて
いる。従って、エアパイプ70から供給される空気は、
エア通路36b,36c,穴部42b,エア通路42c
を順次介して、出力軸42aの先端部に接続されたエア
パイプ74に導かれる。なお、関節部材36の中心穴3
6dの上下の端部には、出力軸42aとの間からの空気
漏れを防ぐためのオイルシール75が配設されている。
プ70は、関節部材36に接続され、関節部材36及び
第2の減速機42の出力軸42aの内部に形成されたエ
ア通路36b,36c,42b,42cを順次介して、
第2腕46内のエアパイプ74に接続されている。詳し
くは、関節部材36には、この関節部材36の下面から
上方に伸びるトンネル状のエア通路36bが形成されて
いる。このエア通路36bの先端部は、関節部材36の
側方から中心に向かって伸びるエア通路36cに接続さ
れている。そして、エア通路36cは関節部材36bの
中央部に形成された中心穴36dに接続されている。こ
の中心穴36dには、第2の減速機42の出力軸42a
が挿入されており、出力軸42aにはこの出力軸42a
の側方に開口する穴部42bが形成されている。そし
て、この穴部42bは、出力軸42aの中心軸に沿って
上方に伸びるトンネル状のエア通路42cに接続されて
いる。従って、エアパイプ70から供給される空気は、
エア通路36b,36c,穴部42b,エア通路42c
を順次介して、出力軸42aの先端部に接続されたエア
パイプ74に導かれる。なお、関節部材36の中心穴3
6dの上下の端部には、出力軸42aとの間からの空気
漏れを防ぐためのオイルシール75が配設されている。
【0024】そして、エアパイプ74は、第2腕46の
内部を通過して大プーリ60の下面に開口するエア通路
60aに接続されている。エア通路60aは、その上端
部を回転軸56に形成されたエア通路56aに接続され
ているので、エアパイプ74から供給される空気は、エ
ア通路60a,56aを順次介して第3腕54に導かれ
る。なお、ロボット10は、前述した様にクリーンルー
ム内で使用されるため、各回転部分には、磁気シール7
6,78,80が配設されていると共に、各固定部に
は、Oリング82,84,86が装着されている。ま
た、エア通路36cの関節部材36の側面への開口部に
は、空気漏れを防ぐためのシール部材88が配設されて
いる。
内部を通過して大プーリ60の下面に開口するエア通路
60aに接続されている。エア通路60aは、その上端
部を回転軸56に形成されたエア通路56aに接続され
ているので、エアパイプ74から供給される空気は、エ
ア通路60a,56aを順次介して第3腕54に導かれ
る。なお、ロボット10は、前述した様にクリーンルー
ム内で使用されるため、各回転部分には、磁気シール7
6,78,80が配設されていると共に、各固定部に
は、Oリング82,84,86が装着されている。ま
た、エア通路36cの関節部材36の側面への開口部に
は、空気漏れを防ぐためのシール部材88が配設されて
いる。
【0025】次に、ロボット10を制御するための制御
回路について説明する。制御部100は、CPU10
2、メモリ104、操作部106、第1の制御回路11
2、第2の制御回路114から構成されている。そし
て、第1のモータ20は、第1の制御回路112に接続
されており、この第1の制御回路112は、第1のロー
タリーエンコーダ22から出力される位置データ、及び
第1のロータリーエンコーダ22から不図示のF/V変
換器を経て出力される速度データをもとに第1のモータ
20の回転を制御する。また、同様に第2のモータ38
は、第2の制御回路114に接続されており、この第2
の制御回路114は、第2のロータリーエンコーダ40
から出力される位置データ、及び第2のロータリーエン
コーダ40から不図示のF/V変換器を経て出力される
速度データをもとに第2のモータ38の回転を制御す
る。また、第3腕54の回転駆動のために第3のモータ
を使用する場合には、図中破線で示した様に第1及び第
2の制御回路と同様の構成の第3の制御回路を設ける様
にすればよい。なお、第1及び第2のモータ20,38
の回転制御は公知の数値制御により行われる。
回路について説明する。制御部100は、CPU10
2、メモリ104、操作部106、第1の制御回路11
2、第2の制御回路114から構成されている。そし
て、第1のモータ20は、第1の制御回路112に接続
されており、この第1の制御回路112は、第1のロー
タリーエンコーダ22から出力される位置データ、及び
第1のロータリーエンコーダ22から不図示のF/V変
換器を経て出力される速度データをもとに第1のモータ
20の回転を制御する。また、同様に第2のモータ38
は、第2の制御回路114に接続されており、この第2
の制御回路114は、第2のロータリーエンコーダ40
から出力される位置データ、及び第2のロータリーエン
コーダ40から不図示のF/V変換器を経て出力される
速度データをもとに第2のモータ38の回転を制御す
る。また、第3腕54の回転駆動のために第3のモータ
を使用する場合には、図中破線で示した様に第1及び第
2の制御回路と同様の構成の第3の制御回路を設ける様
にすればよい。なお、第1及び第2のモータ20,38
の回転制御は公知の数値制御により行われる。
【0026】次に上記の様に構成されたロボット10の
第1腕28及び第2腕46の回転角度の制御動作につい
て図12乃至図16を参照して説明する。まず、目標物
をある方向にある回転角だけ最短時間で回転させる場合
には、時間に対する角速度変化のパターンとしては、図
12に示した様なものが用いられる。このパターンは、
一定角加速度で目標物を加速し、最大角速度に達したと
ころでこの最大角速度で移動させ、その後加速時と同じ
角加速度で減速させ、目標位置に停止させるものであ
る。通常、ある目標物を移動させるための駆動源には、
その能力の限界があり、発生可能な最大角加速度と最大
角速度が規定されると、移動対象物を最短時間で移動さ
せるためのパターンにおける最大角速度θvmでの移動時
間T2及び立ち上げ時間T1及び立ち下げ時間T3は決
定される。一実施例のロボット10においても、第1腕
28及び第2腕46の回転動作には、上記の様な角速度
パターンを使用する。
第1腕28及び第2腕46の回転角度の制御動作につい
て図12乃至図16を参照して説明する。まず、目標物
をある方向にある回転角だけ最短時間で回転させる場合
には、時間に対する角速度変化のパターンとしては、図
12に示した様なものが用いられる。このパターンは、
一定角加速度で目標物を加速し、最大角速度に達したと
ころでこの最大角速度で移動させ、その後加速時と同じ
角加速度で減速させ、目標位置に停止させるものであ
る。通常、ある目標物を移動させるための駆動源には、
その能力の限界があり、発生可能な最大角加速度と最大
角速度が規定されると、移動対象物を最短時間で移動さ
せるためのパターンにおける最大角速度θvmでの移動時
間T2及び立ち上げ時間T1及び立ち下げ時間T3は決
定される。一実施例のロボット10においても、第1腕
28及び第2腕46の回転動作には、上記の様な角速度
パターンを使用する。
【0027】上記の様な角速度パターンで移動させた時
の時間Tと回転角θの関係の理想値を示したものが図1
3である。この理想曲線上の点を目標として、所定の時
間間隔ΔT毎に回転角θを検出し、この実際の回転角と
目標値との差をフィードバック制御することにより、移
動対象物を目標回転角だけ回転させることができる。こ
こで、前述した様に、ハンド58を直線移動させるため
には、第1腕28を例えば反時計回転方向にθ1だけ回
転させ、第2腕46を第1腕28に対して時計回転方向
にθ2=2θ1だけ回転させ、第3腕を第2腕に対して
反時計回転方向にθ3=θ1だけ回転させる必要があ
る。この動作に上記の制御方法を適用すると、そのとき
の回転角速度θv と時間Tの関係及び回転角度θと時間
Tとの関係は、図14,図15にそれぞれ示した様にな
る。図14に示した様に第1腕28の回転角速度θ1v
と第2腕の回転角速度θ2v の比を常に1:2とするこ
とにより、図15に示した様に第1腕28の回転角度θ
1と第2腕46の回転角度θ2の比が常に1:2とな
る。また、第3腕54は、小プーリ50及び大プーリ6
0により駆動されるので、第1腕28の回転角度θ1と
第2腕46の回転角度θ2が1:2となる様に駆動され
れば、第3腕54は、必然的に第1腕28と同じ方向に
同じ回転角だけ回転されるので、ハンド58は、正確に
直線運動されることとなる。
の時間Tと回転角θの関係の理想値を示したものが図1
3である。この理想曲線上の点を目標として、所定の時
間間隔ΔT毎に回転角θを検出し、この実際の回転角と
目標値との差をフィードバック制御することにより、移
動対象物を目標回転角だけ回転させることができる。こ
こで、前述した様に、ハンド58を直線移動させるため
には、第1腕28を例えば反時計回転方向にθ1だけ回
転させ、第2腕46を第1腕28に対して時計回転方向
にθ2=2θ1だけ回転させ、第3腕を第2腕に対して
反時計回転方向にθ3=θ1だけ回転させる必要があ
る。この動作に上記の制御方法を適用すると、そのとき
の回転角速度θv と時間Tの関係及び回転角度θと時間
Tとの関係は、図14,図15にそれぞれ示した様にな
る。図14に示した様に第1腕28の回転角速度θ1v
と第2腕の回転角速度θ2v の比を常に1:2とするこ
とにより、図15に示した様に第1腕28の回転角度θ
1と第2腕46の回転角度θ2の比が常に1:2とな
る。また、第3腕54は、小プーリ50及び大プーリ6
0により駆動されるので、第1腕28の回転角度θ1と
第2腕46の回転角度θ2が1:2となる様に駆動され
れば、第3腕54は、必然的に第1腕28と同じ方向に
同じ回転角だけ回転されるので、ハンド58は、正確に
直線運動されることとなる。
【0028】次に、図16に示したフローチヤートに基
づいて、第1腕28及び第2腕46の具体的な回転動作
について説明する。まず、作業者は、このフローチャー
トに従ってロボット10を作動させる前に、予めハンド
58の目標移動位置の座標から、第1腕28及び第2腕
46の回転角度θ1,θ2、回転の立ち上げ時間T1と
立ち下げ時間T3、第1腕28及び第2腕46の最大回
転角速度θ1vm,θ2vm及びこれらの最大回転角速度で
の移動時間T2を算出しておく。この予備作業の後にフ
ローチャートの動作に移る。
づいて、第1腕28及び第2腕46の具体的な回転動作
について説明する。まず、作業者は、このフローチャー
トに従ってロボット10を作動させる前に、予めハンド
58の目標移動位置の座標から、第1腕28及び第2腕
46の回転角度θ1,θ2、回転の立ち上げ時間T1と
立ち下げ時間T3、第1腕28及び第2腕46の最大回
転角速度θ1vm,θ2vm及びこれらの最大回転角速度で
の移動時間T2を算出しておく。この予備作業の後にフ
ローチャートの動作に移る。
【0029】まず、ステツプS20において、作業者
は、操作部106から図12における立ち上げ時間T1
と立ち下げ時間T3の設定値を入力する。この値はメモ
リ104に記憶される。次に、ステツプS22におい
て、作業者は、第1腕28と第2腕46の回転角θ1,
θ2を操作部106から入力する。この値も同様にメモ
リ104に記憶される。同様に、ステツプS24におい
て、作業者は、第1腕28と第2腕46の最大回転角速
度θ1vm,θ2vmを操作部106から入力する。そし
て、これらの値もメモリ104に記憶される。これらの
入力が終了した時点では、ロボット10は、ハンド58
を移動させる待機状態となっている。
は、操作部106から図12における立ち上げ時間T1
と立ち下げ時間T3の設定値を入力する。この値はメモ
リ104に記憶される。次に、ステツプS22におい
て、作業者は、第1腕28と第2腕46の回転角θ1,
θ2を操作部106から入力する。この値も同様にメモ
リ104に記憶される。同様に、ステツプS24におい
て、作業者は、第1腕28と第2腕46の最大回転角速
度θ1vm,θ2vmを操作部106から入力する。そし
て、これらの値もメモリ104に記憶される。これらの
入力が終了した時点では、ロボット10は、ハンド58
を移動させる待機状態となっている。
【0030】次に、ステップ26において作業者がスタ
ート信号を操作部106から入力するとCPU102
は、ステツプS28において、回転角の大きい第2腕2
8を駆動する第2のモータ38の目標回転角θ2′を計
算し、ステツプS30に進む。ステツプS30では、C
PU102は、この第2のモータ38の単位時間ΔTあ
たり(例えば5msecあたり)の回転角Δθ2を計算
する。また、同時に、この第2のモータ38の回転角Δ
θ2をk倍することにより第1のモータ20の単位時間
あたりの回転角Δθ1(Δθ1=kΔθ2)を計算す
る。ここでkは、第1のモータ20と第2のモータ38
の回転角の比である。そして、一実施例では、第2の減
速機42の減速比を第1の減速機24の減速比の1/2
にすることにより第1及び第2のモータ20,38を全
く同一回転角速度で回転させれば、ハンド58が直進移
動する様にされている。従って、ここではk=1であ
る。ただし、必ずしも第2の減速機42の減速比を第1
の減速機24の減速比の1/2にする必要はなく、これ
らの減速機の減速比に応じてkの値を変化させることに
より対応することができる。例えば、第1の減速機24
の減速比と、第2の減速機42の減速比が同一であった
場合には、k=1/2とすればよい。
ート信号を操作部106から入力するとCPU102
は、ステツプS28において、回転角の大きい第2腕2
8を駆動する第2のモータ38の目標回転角θ2′を計
算し、ステツプS30に進む。ステツプS30では、C
PU102は、この第2のモータ38の単位時間ΔTあ
たり(例えば5msecあたり)の回転角Δθ2を計算
する。また、同時に、この第2のモータ38の回転角Δ
θ2をk倍することにより第1のモータ20の単位時間
あたりの回転角Δθ1(Δθ1=kΔθ2)を計算す
る。ここでkは、第1のモータ20と第2のモータ38
の回転角の比である。そして、一実施例では、第2の減
速機42の減速比を第1の減速機24の減速比の1/2
にすることにより第1及び第2のモータ20,38を全
く同一回転角速度で回転させれば、ハンド58が直進移
動する様にされている。従って、ここではk=1であ
る。ただし、必ずしも第2の減速機42の減速比を第1
の減速機24の減速比の1/2にする必要はなく、これ
らの減速機の減速比に応じてkの値を変化させることに
より対応することができる。例えば、第1の減速機24
の減速比と、第2の減速機42の減速比が同一であった
場合には、k=1/2とすればよい。
【0031】次にステツプS32において、CPUは、
第1及び第2のモータ20,38を単位時間内にこれら
の回転角Δθ1及びΔθ2だけ回転させるための加速度
を計算し、これらの加速度で第1及び第2のモータ2
0,38を回転させる。そして単位時間ΔT毎の回転角
度を第1及び第2のロータリーエンコーダ22,40で
検出しながら、第1及び第2のモータ20,38を回転
させる。そして、ステツプS34では、目標回転角まで
第1及び第2のモータ20,38が回転したか否かが判
定され、目標回転角に達していない時には、ステツプS
30とステツプS32を繰り返す。ステツプS34にお
いて、第1及び第2のモータ20,38が目標回転角θ
1′,θ2′に達したと判断されると、ステツプS36
に進み、各モータを停止させ、動作を終了する。
第1及び第2のモータ20,38を単位時間内にこれら
の回転角Δθ1及びΔθ2だけ回転させるための加速度
を計算し、これらの加速度で第1及び第2のモータ2
0,38を回転させる。そして単位時間ΔT毎の回転角
度を第1及び第2のロータリーエンコーダ22,40で
検出しながら、第1及び第2のモータ20,38を回転
させる。そして、ステツプS34では、目標回転角まで
第1及び第2のモータ20,38が回転したか否かが判
定され、目標回転角に達していない時には、ステツプS
30とステツプS32を繰り返す。ステツプS34にお
いて、第1及び第2のモータ20,38が目標回転角θ
1′,θ2′に達したと判断されると、ステツプS36
に進み、各モータを停止させ、動作を終了する。
【0032】なお、ロボット10に図8に示した様な回
転運動を行わせる場合には、作業者は操作部106から
回転運動を行わせる指令を入力する。CPU106は、
この指令をメモリ104に記憶させると共に、第1の制
御回路112に指令を送り、第1のモータ20を所定回
転速度で、所定回転数だけ回転させハンド58を所望の
位置に位置決めする。なお、本発明は、その主旨を逸脱
しない範囲で、上記実施例を修正または変形したものに
適用可能である。
転運動を行わせる場合には、作業者は操作部106から
回転運動を行わせる指令を入力する。CPU106は、
この指令をメモリ104に記憶させると共に、第1の制
御回路112に指令を送り、第1のモータ20を所定回
転速度で、所定回転数だけ回転させハンド58を所望の
位置に位置決めする。なお、本発明は、その主旨を逸脱
しない範囲で、上記実施例を修正または変形したものに
適用可能である。
【0033】例えば、ウエハ、レチクル搬送用ロボット
として説明したが、本発明はこれに限定されることな
く、広く一般産業用ロボットとして使用可能である。ま
た、ウエハ等バキューム用の空気を関節部材及び回転軸
内部に形成されたエア通路を通して導く様に説明した
が、関節部材に貫通穴を形成し、この貫通穴に、エアパ
イプをそのまま通す様にしてもよい。また、小プーリと
大プーリとにスチールベルトを掛け渡す様に説明した
が、小プーリと大プーリを歯付きのプーリとし、タイミ
ングベルトを掛け渡す様にしてもよい。
として説明したが、本発明はこれに限定されることな
く、広く一般産業用ロボットとして使用可能である。ま
た、ウエハ等バキューム用の空気を関節部材及び回転軸
内部に形成されたエア通路を通して導く様に説明した
が、関節部材に貫通穴を形成し、この貫通穴に、エアパ
イプをそのまま通す様にしてもよい。また、小プーリと
大プーリとにスチールベルトを掛け渡す様に説明した
が、小プーリと大プーリを歯付きのプーリとし、タイミ
ングベルトを掛け渡す様にしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の移送ロボッ
トによれば、第2の開口穴及び第6の開口穴を介して、
ロボットの動作に必要なパイプや信号ラインを配設する
ことができるので、パイプや信号ラインを内部に収容し
た移送ロボットを提供することができるという効果があ
る。
トによれば、第2の開口穴及び第6の開口穴を介して、
ロボットの動作に必要なパイプや信号ラインを配設する
ことができるので、パイプや信号ラインを内部に収容し
た移送ロボットを提供することができるという効果があ
る。
【図1】一実施例の移送ロボットの側断面図である。
【図2】スチールベルトの形状を示した図である。
【図3】各プーリへのスチールベルトの巻き掛け状態を
示した図である。
示した図である。
【図4】各プーリへのスチールベルトの固定方法を示し
た図である。
た図である。
【図5】ベルト押さえの形状を示した図である。
【図6】ベルトが曲げられた状態を示した図である。
【図7】移送ロボットの直線移送動作を示した図であ
る。
る。
【図8】移送ロボットの回転動作を示した図である。
【図9】移送ロボットの直線移送動作を分かりやすく説
明した図である。
明した図である。
【図10】基台と第1腕の接続部の構造を示した図であ
る。
る。
【図11】移送ロボットの制御部の構成を示した図であ
る。
る。
【図12】回転角速度と時間の関係を示した図である。
【図13】回転角度と時間の関係を示した図である。
【図14】第1及び第2腕の回転角速度と時間の関係を
示した図である。
示した図である。
【図15】第1及び第2腕の回転角度と時間の関係を示
した図である。
した図である。
【図16】ハンドの直進動作をさせるためのフローチャ
ートを示した図である。
ートを示した図である。
10 移送ロボット 12 ロボット基台 14 モータ固定基板 16 ボルト 18 第1腕駆動装置 20 第1のモータ 22 第1のロータリーエンコーダ 24 第1の減速機 26 第1のベアリング 28 第1腕 30 第1の伝達レバー 32 連結部材 34 第2腕駆動装置 36 関節部材 38 第2のモータ 40 第2のローターリエンコーダ 42 第2の減速機 44 第2のベアリング 46 第2腕 48 第2の伝達レバー 50 小プーリ 52 第3のベアリング 54 第3腕 56 回転軸 58 ハンド 60 大プーリ 62 スチールベルト 64 アイドラ 66,67 ベルト押さえ 68 止めネジ 70,74 エアパイプ 72 信号ライン 75 オイルシール 76,78,80 磁気シール 82,84,86 Oリング 88 シール材 100 制御部 102 CPU 104 メモリ 106 操作部 112 第1の制御回路 114 第2の制御回路
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一端が開放された円筒状の本
体部と、該本体部の前記一端を閉止する様に設けられ、
略中央部に形成された第1の開口穴を有する板状の蓋部
とを有する基台と、 前記蓋部に、前記第1の開口穴の周囲に位置する様に形
成され、前記本体部内からの少なくとも信号ラインの導
出を許容する第2の開口穴と、 前記本体部内に配設され、前記第1の開口穴から前記基
台の外部に突出した第1の回転軸を出力軸として有する
第1の駆動手段と、 一端部に第3の開口穴を有するとともに、他端部に突出
端部に第4の開口穴が形成された円筒状の突部を有する
第1の腕であって、前記本体部の一端を前記第3の開口
穴に挿入された状態で、前記第1の回転軸にこの第1の
腕の一端部を固定され、該第1の回転軸の回りに回転可
能にされた中空状の第1の腕と、 前記突部の内側に配設され、前記第4の開口穴から前記
第1の腕の外部に突出した第2の回転軸を出力軸として
有する第2の駆動手段と、 一端部に前記突出端部が挿入される第5の開口穴を有す
る第2の腕であって、前記第2の回転軸にこの第2の腕
の一端部を固定され、該第2の回転軸の回りに回転可能
にされた中空状の第2の腕と、 該第2の腕の他端部に、回転可能に支持された第3の腕
と、 前記第2の腕の内部に設けられ、前記第3の腕を回転駆
動するための第3の駆動手段とを具備し、 前記信号ラインは、前記基台の内部から前記第2の開口
穴を介して前記第1の腕の内部にもたらされ、前記第2
の駆動手段に接続されることを特徴とする移送ロボッ
ト。 - 【請求項2】 前記第1の腕は、前記突部に、第2の駆
動手段の周囲に位置する第6の開口穴を更に備え、前記
信号ラインの一部が前記第6の開口穴を介して前記第2
の腕の内部にもたらされ、前記第3の駆動手段に接続さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の移送ロボッ
ト。 - 【請求項3】 前記第1の腕は、前記突部に、第2の駆
動手段の周囲に位置する第6の開口穴を更に備えるとと
もに、前記第3の腕は把持手段を更に備え、該把持手段
を駆動するための流体の搬送パイプが、前記基台内か
ら、前記第2の開口穴を介して前記第1の腕内にもたら
され、更に、前記第6の開口穴を介して前記第2の腕の
内部にもたらされることを特徴とする請求項1に記載の
移送ロボット。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21539891A JPH0557663A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 移送ロボツト |
| US08/321,922 US5513946A (en) | 1991-08-27 | 1994-10-12 | Clean robot |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21539891A JPH0557663A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 移送ロボツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557663A true JPH0557663A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16671666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21539891A Withdrawn JPH0557663A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 移送ロボツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0557663A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100424326B1 (ko) * | 2000-04-07 | 2004-03-24 | 가와사키 쥬코교 가부시키가이샤 | 로봇시스템 |
| EP1568449B1 (en) * | 2004-02-27 | 2008-11-05 | Daihen Corporation | Robot arm provided with a cable arrangement, and industrial robot utilizing the same |
| CN109531592A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-03-29 | 佛山科学技术学院 | 一种基于视觉slam的图书盘点机器人 |
| JP2020104205A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | ファナック株式会社 | ロボットの線条体処理構造 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP21539891A patent/JPH0557663A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100424326B1 (ko) * | 2000-04-07 | 2004-03-24 | 가와사키 쥬코교 가부시키가이샤 | 로봇시스템 |
| EP1568449B1 (en) * | 2004-02-27 | 2008-11-05 | Daihen Corporation | Robot arm provided with a cable arrangement, and industrial robot utilizing the same |
| CN109531592A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-03-29 | 佛山科学技术学院 | 一种基于视觉slam的图书盘点机器人 |
| JP2020104205A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | ファナック株式会社 | ロボットの線条体処理構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |