JPH0557785U - 低挿入力型コネクタ - Google Patents

低挿入力型コネクタ

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JPH0557785U
JPH0557785U JP434692U JP434692U JPH0557785U JP H0557785 U JPH0557785 U JP H0557785U JP 434692 U JP434692 U JP 434692U JP 434692 U JP434692 U JP 434692U JP H0557785 U JPH0557785 U JP H0557785U
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康博 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で挿入力が低減し且つ電気的特性
の優れた低挿入力型コネクタを得ること。 【構成】 低挿入力型コネクタ10は隔壁22の両面に複数
対のコンタクト30を有する。隔壁22の前端に弾頭状部23
を形成し、表面に薄いステンレス鋼板等の金属板40を被
冠する。相手コネクタ50は弾性接触アーム62を有し、そ
の接点63間隔を偏倚部材57により予荷重を加えて拡げて
いる。中央隔壁22は丸棒状として、その周囲に放射状に
複数のコンタクト対を配置したコネクタを得ることも可
能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気コネクタ、特に多数のコンタクト対を有し比較的低挿入力で嵌合 が可能な低挿入力型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に電気コネクタは相互に嵌合抜去が可能な雄(プラグ)型及び雌型(リセ プタクル)コネクタにより構成される。これら雌雄両コネクタは、これを使用す る機器の組立時に相互に嵌合され、保守サービス等の目的で必要時に抜去される のが普通である。
【0003】 これら各コネクタは一般に絶縁ハウジングと1個以上のコンタクトとより成る 。コネクタに使用されるコンタクト数が増加すると両コネクタの嵌合抜去時に大 きな力を必要とする。特に、嵌合時に必要な力、即ち挿入力は抜去時に必要な力 である抜去力より大きく、コネクタの組立作業性を改善するには低挿入力(LI F)型のコネクタが不可欠である。しかし、LIFコネクタであっても、使用時 に両コネクタのコンタクト相互間には十分な接圧を必要とすること勿論である。 接圧が不十分であると、多少の振動衝撃により又はコンタクト表面に付着形成さ れた酸化物その他異物の層により接触不良を生じ、コネクタ本来の機能を発揮で きず、機器の誤動作又は故障の原因となる。
【0004】 他方、基板対基板又は基板対ケーブルの如き多数の導体間を相互接続するコネ クタにあっては、プラグ型コネクタの中央隔壁の両面に複数対のコンタクトを配 置し、斯るコンタクトに弾性アーム状のリセプタクルコンタクトを有する相手コ ネクタを嵌合接続するのが一般的である。斯るコネクタにあっては隔壁前端にテ ーパを形成し、嵌合時にコンタクトが相互に衝突しないようにすると共に低挿入 力化を図っている。例えば米国特許第4,687,267 号及び実公平3-5097号公報等を 参照されたい。
【0005】
【考案が解決すべき課題】
しかし、上述した如き従来のコネクタにあっては、嵌合時に係合するリセプタ クルコンタクトとの摩擦力が大きく希望する低挿入力が得られず且つリセプタク ルコンタクトにより中央隔壁が削られ、その削りかす等がコンタクト間の接触部 に侵入して接触不良を生じる等の問題があった。
【0006】 従って、本考案は、嵌合時に相手コネクタのリセプタクルコンタクトとの摩擦 抵抗を大幅に低減すると共に、斯るコンタクトにより隔壁が切削されることのな いLIFコネクタを提供することを目的とする。また、本考案は放射状に複数の コンタクトを配置し、従来のZIFコネクタ構造にすることが困難な用途に適す るLIFコネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題解決の為の手段】
本考案のLIF型コネクタによると、中央隔壁の前端部を略弾頭形に形成する と共に表面にステンレス鋼板等の低摩擦係数の金属層を被冠形成し、相手コネク タとの低挿入力化を図っている。
【0008】 更に、本考案にあっては相手コネクタのリセプタクルコンタクト間にコンタク ト偏奇部材を挿入して、対向するリセプタクルコンタクト間隔が増大するよう予 荷重をかけている。これにより、両コネクタ嵌合初期の挿入力を一層低減すると 共に完全嵌合時の両コネクタのコンタクトの接圧を増加する。
【0009】
【実施例】
以下、添付図を参照して本考案のLIF型コネクタ(以下単にLIFコネクタ という)の好適実施例を詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案による一実施例のLIFコネクタ、特にプラグ型コネクタ10の全 体形状を示す。略π字状の絶縁ハウジング20の中央部に多数のコンタクト30が固 定されている。各コンタクト30は図中上方の例えば基板への半田接続部31と下方 の相手コネクタのリセプタクルコンタクトとの接触部32を有する。後述の如く、 コンタクト30は相互に横方向に隔離溝にて隔離されると共に中央隔壁にて紙面方 向の両側に対向してコンタクト対を形成するよう配置形成されている。
【0011】 図2(A)は図1に示すLIFコネクタ10の線2−2に沿う断面図である。図 2(B)は図2(A)のコンタクト30及び中央隔壁の先端(図中下端)部の拡大 図であり、図2(C)は図2(B)の変形例を示す。
【0012】 図2(A)から理解される如く、LIFコネクタ10の絶縁ハウジング20は基部 21の中央部に中央隔壁22が形成され、その両側にコンタクト30挿入用開口25、26 が形成されている。中央隔壁22の前端(図中下端)には断面又は全体形状におい ての略弾頭形状の弾頭状部23が形成され、両側面には多数のコンタクト30を相互 に隔離保持する為の隔離溝24が形成されている。また、絶縁ハウジング20の相手 コネクタ用案内保持部27の内面には中心線から偏位した案内溝28が形成され、相 手コネクタを正しい方向に案内する。
【0013】 各コンタクト30は各L字状であって、接触部32の基部にはバーブ33が形成され 、コンタクト挿入開口25、26内に挿入固定される。接続部31は中央隔壁22の各側 につき異なる箇所から上方に選択的に突出して、相互に隣接するコンタクト30を 基板の導体又はスルーホールに容易に接続可能にする。
【0014】 ここで注目すべきは、中央隔壁22の前端の形状構造である。即ち、前端を弾頭 状部23として、相手コネクタとの嵌合時に両コンタクトが衝突するのを阻止する 。更に、弾頭状部23の表面に薄いステンレス鋼板等の低摩擦係数の金属層40を被 冠形成している。この金属層40は図2(B)の如く弾頭状部23の左右両側に別体 の金属層40a 、40b としてもよく、或は図2(C)に示す如く一体の金属層40で あってもよい。図2(B)の別体構造の金属層はコネクタの嵌合時に対向するコ ンタクト対向が短絡するのが好ましくない場合に使用され、図2(C)の一体金 属層40はコネクタの嵌合時にコンタクト対を短絡したい場合、又は短絡すること が性能上何ら問題とならない場合に採用される。
【0015】 次に、図3及び図4は図1及び図2に示したLIFコネクタ10及びこれと嵌合 使用される相手コネクタ50との断面図である。図3は両コネクタ10、50の嵌合初 期の状態を示し、図4は両コネクタ10、50の完全嵌合時の状態を示す。図3及び 図4のLIFコネクタ10は上述のものと同じであるので、ここでは詳細説明を省 略する。
【0016】 リセプタクル型コネクタ50は相互に係合一体化される第1絶縁ハウジング51と 第2絶縁ハウジング52を含んでいる。第2絶縁ハウジング52の前端には絶縁基部 53に一体モールドされた複数対のリセプタクルコンタクト60が装着され、その外 周に第1絶縁ハウジング51が取付け固定される。開口を有する金属板54がコネク タ50の補強用に使用されている。
【0017】 コンタクト60は第2絶縁ハウジング52のコンタクト受容通路55内に受容される リセプタクル部61と、LIFコネクタ10のコンタクト30の接触部32と接触する弾 性アーム状接触部62とを有する。接触部62の先端又は自由端近傍は相互に近づく ように内方に略U字状に曲げられ接点63を形成する。第1絶縁ハウジング51はコ ネクタ50のリセプタクルコンタクト60、特にその接触部62を保護するよう構成さ れ、その前端の開口56を介してLIFコネクタ10のコンタクト部が挿入されるよ う構成されている。ここで、対向するコンタクト60、60間にコンタクト偏倚部材 57を挿入して、その前端に突出する1対の角58、58' がコンタクトアーム62の傾 斜部に当接して接点63間隔を拡開するよう予荷重を加える。偏倚部材57を挿入す る前のコンタクト60の接触アーム62の、基部は偏倚部材57の側面と略一致する平 行状態にある。
【0018】 尚、コネクタ50に類似するZIF(ゼロ挿入力型コネクタの例は本願出願人の 出願に係る特願平3-142620号明細書に詳細に開示されているので、これを参照さ れたい。また、図中では省略して示すリセプタクル部61には例えば同軸ケーブル の一端が接続される。
【0019】 図3に示す両コネクタ10、50の嵌合初期状態では、予荷重が加えられた相手コ ネクタ50のコンタクト60の接点63間にLIFコネクタ10の中央隔壁22の弾頭状部 23が接触する。この状態で両コネクタ10、50を相互に相手方向に押圧すると、接 点63は弾頭状部23の金属層40に沿って押し拡げられてLIFコネクタ10のコンタ クト30の接触部32に向って摺動する。ここで、コンタクト60の接触アーム部62に 予荷重が加えられていること及び弾頭状部23の弾頭状曲面形状並びに表面の低摩 擦係数の金属層40により、両コネクタ10、50の挿入力は従来のコネクタに比して 大幅に低減されることが理解できよう。
【0020】 図4は両コネクタ10、50が完全嵌合した状態を示し、相手コネクタ50のコンタ クト60の接点63とLIFコネクタ10のコンタクト30の接触部32とが完全に接触し ていることが判る。尚、偏倚部材57によりコンタクト60の接触アーム62に予荷重 を加えている為に、低挿入力でありながら両コンタクトの接圧は十分大きいこと が理解されよう。また、コンタクト60の接点63はLIFコネクタ10の絶縁ハウジ ング20の中央隔壁22の前端に直接接触してこれを切削することがないので、表面 を削り、その削りかすで接触不良を生じる虞れはない。
【0021】 以上、本考案のLIFコネクタを好適実施例を示す添付図を参照して詳述した が、本考案は斯る実施例のみに限定するものでないこと勿論である。各コネクタ の絶縁ハウジング及びコンタクトの形状構造等は必要又は用途に応じて種々に変 形変更可能であること明らかである。上述の実施例ではコンタクトを列状に配置 しているが、複数のコンタクト対を中心隔壁又は丸棒の周囲に放射状に配置形成 する放射状コンタクトを有するコネクタとしてもよいこと勿論である。
【0022】
【考案の効果】
本考案の低挿入力型コネクタによると、コンタクト対間の隔壁の前端に表面を 低摩擦金属層で被冠した弾頭状部を有するので、相手コネクタの接触アームを低 摩擦係数でコンタクトの接触部へ導くことができる。従って、相手コネクタとの 挿入力が低減可能であり、しかもリセプタクルコンタクトによる隔壁を切削して コネクタの接触不良の原因となる切りくず等の発生を効果的に阻止することがで きる。
【0023】 更にまた、本考案の低挿入力型コネクタによると、相手コネクタのコンタクト に予荷重を加えることにより、両コネクタの挿入力を一層低減するのみならず、 十分な接圧を得ることが可能である。本考案は特に6個又は8個等の複数のコン タクトを放射状に配置するロジックICテスタ用コネクタ等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による低挿入力型コネクタの
全体構造を示す正面図。
【図2】図1の線2−2に沿う拡大断面図であって、コ
ンタクト先端部及び隔壁の先端部を拡大して示す。
【図3】図1の低挿入力型コネクタと相手コネクタとの
嵌合初期状態を示す断面図。
【図4】図1の低挿入力型コネクタと相手コネクタとの
完全嵌合状態を示す断面図。
【符号の説明】
10、50 コネクタ 20 絶縁ハウジング 22 中央隔壁 23 弾頭状部 40 金属板 30 コンタクト 60 リセプタクルコンタクト 62 接触部 63 接点 57 偏倚部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ハウジングの中央隔壁の対向部に少
    なくとも1対のコンタクトを有し、相手コネクタのリセ
    プタクルコンタクトと接触するよう構成した電気コネク
    タにおいて、 前記中央隔壁の前端を略弾頭形に形成すると共に、表面
    に低摩擦係数の金属板を被冠したことを特徴とする低挿
    入力型コネクタ。
  2. 【請求項2】 絶縁ハウジングの中央隔壁の対向部に少
    なくとも1対のコンタクトを有し、相手コネクタのリセ
    プタクルコンタクトと接触するよう構成した電気コネク
    タにおいて、 前記中央隔壁の前端を略弾頭形に形成すると共に、表面
    に低摩擦係数の金属板を被冠し、 前記相手コネクタの前記リセプタクルコンタクトは対向
    する接触部分の接点間隔が増大するよう予荷重を加える
    偏奇部材を設けたことを特徴とする低挿入力型コネク
    タ。
JP1992004346U 1992-01-13 1992-01-13 低挿入力型コネクタ及び低挿入力型コネクタ組立体 Expired - Lifetime JP2572248Y2 (ja)

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JP2572248Y2 JP2572248Y2 (ja) 1998-05-20

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5482078A (en) * 1977-11-14 1979-06-29 Amp Inc Effortless edge connector for printed board
JPS5797392U (ja) * 1980-12-04 1982-06-15
JPS62157076U (ja) * 1986-03-28 1987-10-06
JPH03126289A (ja) * 1989-10-12 1991-05-29 Oki Electric Ind Co Ltd プリント配線板のカードエッジコネクタおよびその製造方法

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