JPH055798U - 移動式クレーンの巻過防止装置 - Google Patents
移動式クレーンの巻過防止装置Info
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- JPH055798U JPH055798U JP6347591U JP6347591U JPH055798U JP H055798 U JPH055798 U JP H055798U JP 6347591 U JP6347591 U JP 6347591U JP 6347591 U JP6347591 U JP 6347591U JP H055798 U JPH055798 U JP H055798U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の巻過防止装置の検出器は、ブームの先
端にロープを介して吊り下げた重錘がフックブロック7
で持ち上げられたときを検出して作動するものであっ
た。この場合、ロープを介しての間接的な検出であるの
で信頼性に欠ける他ロープの絡みつきにより故障するこ
とがあった。この考案は、ブーム1先端のグースネック
部2にアームBを吊下し、フックブロック7をこのアー
ムに係合して巻き上げることでフックブロック7をブー
ムの下方に格納するようにした移動式クレーンにおい
て、検出器の配置構成を変更し、ロープを介することな
く巻過状態を直接検出できる巻過防止装置を提供するこ
とにある。 【構成】 油圧駆動ウインチの巻き上げ力の低減制御
を、アームへのフックブロックの近接したことを検出す
る検出器、アームの基端方向への動きを検出する検出
器、アームの回動を検出する検出器、あるいは、グース
ネック部に揺動自在に取り付けられアームを揺動自在に
吊下したアーム支持ブラケットの揺動を検出する検出器
の検出結果で行うようにした。
端にロープを介して吊り下げた重錘がフックブロック7
で持ち上げられたときを検出して作動するものであっ
た。この場合、ロープを介しての間接的な検出であるの
で信頼性に欠ける他ロープの絡みつきにより故障するこ
とがあった。この考案は、ブーム1先端のグースネック
部2にアームBを吊下し、フックブロック7をこのアー
ムに係合して巻き上げることでフックブロック7をブー
ムの下方に格納するようにした移動式クレーンにおい
て、検出器の配置構成を変更し、ロープを介することな
く巻過状態を直接検出できる巻過防止装置を提供するこ
とにある。 【構成】 油圧駆動ウインチの巻き上げ力の低減制御
を、アームへのフックブロックの近接したことを検出す
る検出器、アームの基端方向への動きを検出する検出
器、アームの回動を検出する検出器、あるいは、グース
ネック部に揺動自在に取り付けられアームを揺動自在に
吊下したアーム支持ブラケットの揺動を検出する検出器
の検出結果で行うようにした。
Description
【0001】
本考案は、移動式クレーンに用いられる巻過防止装置に関するものである。
【0002】
移動式クレーンは、図7に示す如く、油圧駆動ウインチAからのワイヤーロー
プ6を、クレーンブーム1の先端のグースネック部2の左右の側板3、3間に支
軸4を介して配置した複数の先端滑車5と、フックブロック7の左右の側板8、
8間に支軸9を介して配置した複数のフックブロック滑車10との間に懸け回す
ことで、クレーンブーム1の先端からフックブロック7を吊下している。11は
、グースネック部2の適所に取り付けた前記ワイヤーロープ6の索端止めである
。
【0003】
この種の移動式クレーンには、走行移動時におけるフックブロック7を含むク
レーンブーム1先端部の高さ寸法を小さくするためのフックブロック格納装置が
取り付けられている。このフックブロック格納装置は図7に示す如く、前記グー
スネック2上の位置であって前記先端滑車5の支軸4よりも前方下側位置に、そ
の下端部に前記フックブロック7に係合する係合部12を備えたアームBの上端
部を枢支部13を介して揺動自在に吊下し、前記フックブロック7を巻き上げた
際、前記アームBの係合部12に係合したフックブロック7が、アームBの回動
と共にクレーンブーム1の下側に格納される様に構成している。
油圧駆動ウインチAは、その油圧モータ16へ油圧ポンプ17からの圧油を四
方向三位置の油圧切換弁18を経て送油するようになっており、油圧切換弁18
を操作することで駆動方向および駆動速度が制御されるようになっている。油圧
ポンプ17の吐出油路19とタンク20間には、そのベント室をポペット型の高
圧リリーフ弁21を介装したベント回路22で以てタンク20に接続したバラン
スピストン型のリリーフ弁23が介装されており、油圧ポンプ17の吐出油路の
最高圧力をこのリリーフ弁23と高圧リリーフ弁21の共働作動で規制するよう
になっている。
【0004】
このように構成した移動式クレーンには、クレーンブームの先端構造物に対し
てフックブロック7が所定値以下に近接した時、前記油圧駆動ウインチAの巻き
上げ動を停止させる巻過防止装置が取り付けられている。
【0005】
従来の移動式クレーンの巻過防止装置は、グースネック部2に取り付けられた
検出器24であって、その作動アームにロープ25を介して重錘(グースネック
部2とフックブロック7間のワイヤーロープ6に外嵌した重錘)26を取り付け
た検出器24と、当該検出器24の検出結果で作動して油圧駆動ウインチAの巻
き上げ動を停止させる電磁制御弁14で構成されている。
前記ロープ25の長さは、フックブロック10がアームBに衝接する以前に重
錘26を持ち上げる様な長さに設定されている。前記検出器24は、重錘26が
フックブロック10により持ち上げられた時に巻過状態を検出するようになって
いる。
【0006】
前記電磁制御弁14は、図7の例では前記バランスピストン型のリリーフ弁2
3のベント回路22における高圧リリーフ弁21の前段とタンク20間に介装し
た常閉型の開閉弁で構成されており、そのソレノイド14への通電回路中に介装
した常開型のスイッチ15を、前記検出器24の検出結果で閉成するようにして
いる。
15aは、ソレノイド14への通電回路中に前記スイッチ15と直列に介装さ
れた常閉型の手動式の巻過防止解除スイッチである。
【0007】
このように構成した従来の移動式クレーンの巻過防止装置は、油圧駆動ウイン
チAを巻き上げ動によりフックブロック7が巻過状態にになると、重錘26が持
ち上げられて検出器24が巻過状態を検出してスイッチ15を閉成するので、油
圧駆動ウインチAの巻き上げ動が自動的に停止するのである。勿論フックブロッ
ク7をアームBの下端部に衝接し当該アームBの回動によりフックブロック7を
格納しようとする場合は、巻過防止機能を解除する必要があるが、この場合には
、巻過防止解除スイッチ15aを切って、検出器24の検出如何に関わらず電磁
制御弁14を閉じるのである。
【0008】
ところで、従来の移動式クレーンの巻過防止装置は、上述する如く検出器がフ
ックブロック7の巻過状態を、ロープ25の引っ張り力の減少を介して検出すな
わち間接的に検出しているので構造が複雑であるばかりでなく、ロープ25がワ
イヤーロープ6に絡みついて故障する危険性があった。
【0009】
本考案の目的は、従来の巻過防止装置が持っていた上記の問題点を解決した新
規な巻過防止装置を提供することにある。
【0010】
本考案の移動式クレーンの巻過防止装置は、次の如き移動式クレーン、即ち、
油圧駆動ウインチAからのワイヤーロープ6を、クレーンブーム1先端のグース
ネック部2の左右の側板3,3間に支軸4を介して配置した複数の先端滑車5と
、フックブロック7に配置した複数のフックブロック滑車10との間に懸け回す
ことで、伸縮ブーム1の先端からフックブロック7を吊下してなる移動式クレー
ン、特に、前記グースネック部2上の位置であって前記先端滑車5の支軸4より
も前方下側位置に、その下端部に前記フックブロック7に係合する係合部12を
備えたアームBの上端部を枢支部13を介して揺動自在に吊下し、前記フックブ
ロック7を巻き上げた際、前記アームBの係合部12に係合したフックブロック
7が、アームBの回動と共にクレーンブーム1の下側に格納するよう構成した移
動式クレーンに適用されるものであって、4種類の形態がある。
【0011】
第1の形態の移動式クレーンの巻過防止装置は、前記アームBの適所に、フッ
クブロック7がアームBの係合部に係合したことを検出する検出器を取り付け、
この検出器の検出結果で、油圧駆動ウインチの油圧回路に介装されその作動時に
少なくとも油圧駆動ウインチの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁14を作動
させるよう構成している。
【0012】
第2の形態の移動式クレーンの巻過防止装置は、グースネック部2またはアー
ムBの適所に、フックブロック7の巻き上げ動に伴うアームBの回動を検出する
検出器を取り付け、この検出器の検出結果で、油圧駆動ウインチの油圧回路に介
装されその作動時に少なくとも油圧駆動ウインチの巻き上げ駆動を停止させる電
磁制御弁14を作動させるよう構成している。
【0013】
第3の形態の移動式クレーンの巻過防止装置は、前記グースネック部2に対す
るアームB上端部の前記枢支部13をルーズに構成して前記フックブロック7の
巻き上げ時にアームBがその基端部方向に若干量移動される様構成すると共に、
グースネック部2の適所またはアームBの基端部に前記アームBの基端部方向へ
の移動を検出する検出器を取り付け、この検出器の検出結果で、油圧駆動ウイン
チの油圧回路に介装されその作動時に少なくとも油圧駆動ウインチの巻き上げ駆
動を停止させる電磁制御弁14を作動させるよう構成している。
【0014】
第4の形態の移動式クレーンの巻過防止装置は、前記グースネック部2に若干
量揺動自在にアーム支持ブラケットを取り付け、前記アームBの上端部を、この
アーム支持ブラケット上の位置であって前記先端滑車5の支軸4よりも前方下側
位置に前記枢支部13を介して揺動自在に取り付け、前記フックブロック7の巻
き上げ時に前記アーム支持ブラケットが若干量回動される様構成すると共に、グ
ースネック部2、アーム支持ブラケット27またはアームBの適所に前記アーム
支持ブラケットの揺動を検出する検出器を取り付け、この検出器の検出結果で、
油圧駆動ウインチの油圧回路に介装されその作動時に少なくとも油圧駆動ウイン
チの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁14を作動させるよう構成している。
【0015】
本考案の移動式クレーンの巻過防止装置は、いずれの形態のものにあっても、
フックブロック7の巻過状態を検出する検出器が、従来のもののようにロープ2
5を介することなく作動するものであるから、ロープ25および重錘26を省略
できるのでロープ25の絡みつきによる故障は皆無となるのである。
【0016】
以下本考案の移動式クレーンの油圧駆動ウインチの巻き上げ力低減装置の実施
例を図1〜図6に基づいて説明する。
【0017】
本考案の移動式クレーンの巻過防止装置は従来のものに比べて、油圧駆動ウイ
ンチAの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁14の作動・非作動を制御する検
出器24の取り付け構成が異なっているのみであるので、その他の構成並びに作
動については上記従来技術の説明で用いたものをそのまま援用する。
尚、以下の実施例で、本考案の巻過防止装置が適用される移動式クレーンは上
記従来技術で説明したものと基本的な構成は同じものであるが、クレーンブーム
1のグースネック部2、およびアームBの構成等の細部が異なっているので先ず
この点について説明しておく。
【0018】
図1および図2において、27は、グースネック部2に取り付けられたアーム
支持ブラケットであり、このアーム支持ブラケット27は、先端滑車(この例で
は、左右二枚の先端滑車を供えている)5の支軸4に左右の先端滑車5間におい
て支持されている。アーム支持ブラケット27の支軸4回りでの揺動は、このア
ーム支持ブラケット27の上端部の凹部27aを、先端滑車5の上側においてグ
ースネック部2の両側板3,3間に橋架して固定された橋架部材28に係合する
ことで阻止されている。アーム支持ブラケット27のグースネック部2への組み
込みは、当該ブラケット27をグースネック部2へ下側からはめ込み、凹部27
aを橋架部材28に係合した状態で、支軸4を挿通して行うものである。
【0019】
グースネック2上の位置であって先端滑車5の支軸4よりも前方下側位置に、
その上端部を揺動自在に吊下されるアームBは、上記のアーム支持ブラケット2
7を介してグースネック部2に取り付けられている。即ち、グースネック部2に
上記した様に配置されたアーム支持ブラケット27上の位置であって支軸4より
も前方下方位置に枢支部13を介してアームBの上端部が揺動自在に取り付けら
れているのである。
アームBの下端部の係合部12は、後述するフックブロック側係合部30に係
合可能になっている。
【0020】
フックブロック7のフックブロック滑車10,10間には、互いに所定の間隔
を保って支軸9に支持された左右一対の板材29a,29aが取り付けられてい
る。左右一対の板材29a,29aは、その上端部において前後一対の連結材2
9b,29bで連結されており、この前後一対の連結材29b,29bおよび左
右一対の板材29a,29aによって前記フックブロック側係合部30が画定さ
れている。左右一対の板材29a,29aの支軸9回りの回転動の規制は、フッ
クブロック滑車10の前後位置において両側板8,8を連結する連結板31によ
って成されている。フックブロック側係合部30を画定するための左右一対の板
材29a,29aおよび前後一対の連結材29b,29bで構成された部分の、
フックブロック7への組み込みは、当該部分をフックブロック7の両側板8,8
間に上方からはめ込み、その左右一対の板材29a,29aに支軸9を挿通して
行うものである。
【0021】
アームBは、その懸垂状態においてその長手方向全域が、先端滑車5、5とフ
ックブロック滑車10,10間に掛け回されたワイヤーロープ6に囲まれた空間
内に位置するよう細径に形成されている。
32は、アームBの下端寄り位置に取り付けられた案内具であつて、この案内
具32は、グースネック部2とフックブロック7間のワイヤーロープ6に案内さ
れ該ワイヤーロープ6の揺動に追随して、アームBを揺動させるものである。案
内具32は、フックブロック7を巻き上げた際、アームB下端部の係合部12と
フックブロック側係合部30が係合可能な位置に位置決めされるよう位置設定し
てアームBに取り付けられている。
【0022】
油圧駆動ウインチAを巻き上げ駆動すると、まず、アームBの下端部の係合部
12にフックブロック7のフックブロック側係合部を係合する。さらに油圧駆動
ウインチAを巻き上げ駆動するとフックブロック7がアームBの回動(枢支部1
3を中心とする回動)に伴ってクレーンブーム1の下側に格納されるのである。
【0023】
次に図1〜図2の如く構成した移動式クレーンに実施した本考案の巻過防止装
置の特徴部分たる検出器C(従来の検出器24に代わるもの)の取り付け構成を
図3〜図6に基づいて説明する。
【0024】
(第1の形態)
この形態のものは、図3に示す如く、油圧駆動ウインチAの巻き上げ駆動を停
止させる電磁制御弁14の作動・非作動を制御する検出器Cを、フックブロック
7がアームBの係合部12に係合したことを検出するようアームBに取り付ける
ようにする。
図示の例れでは、フックブロック7の上端部がアームB側に取りつけた検出器
C(リミットスイッチ)の作動子を直接押すよう構成しているが、検出器Cをア
ームBの上端寄りに配置する場合は、アームBに沿い且つ当該アームBの長手方
向に若干量移動可能なよう配置した押し棒(図示せず)を介して検出器Cの作動
子を押す様にしてもよいこと勿論である。
【0025】
(第2の形態)
この形態のものは、図4に示す如く、油圧駆動ウインチAの巻き上げ駆動を停
止させる電磁制御弁14の作動・非作動を制御する検出器Cを、フックブロック
7の巻き上げ動に伴うアームBの回動(枢支部13を中心とする回動)を検出す
るようグースネック部2側(アーム支持ブラケット27)に取り付けている。こ
の場合、アームB自体が検出器Cのストライカーとして機能するようになってい
る。
勿論この検出器Cは、アームB側に取り付けると共にグースネック部2側(ア
ーム支持ブラケット27)にこの検出器Cのストライカーを取り付けるようにし
てもよい。
【0026】
(第3の形態)
この形態のものは、図5に示す如く、グースネック部2に対するアームB上端
部の前記枢支部13(アーム支持ブラケット27への枢着部13)をルーズに構
成して前記フックブロック7の巻き上げ時にアームBがその基端部方向に若干量
移動される様構成すると共に、油圧駆動ウインチAの巻き上げ駆動を停止させる
電磁制御弁14の作動・非作動を制御する検出器Cをグースネック部2側(アー
ム支持ブラケット27)に配置し、アームBの基端部の上端面をストライカーと
して作動させる様にする。
勿論この検出器Cは、アームB側に取り付けると共に、グースネック部2側(
アーム支持ブラケット27)にこの検出器Cのストライカーを取り付けるように
してもよい。
【0027】
(第4の形態)
この形態のものは、図6に示す如く、アーム支持ブラケット27の凹部27a
と橋架部材28の係合をルーズにし、アーム支持ブラケット27が先端滑車5の
支軸4を中心に若干量揺動できるようにして、フックブロック7の巻き上げ時に
前記アーム支持ブラケット27が若干量回動される様構成すると共に、油圧駆動
ウインチAの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁14の作動・非作動を制御す
る検出器Cを、アーム支持ブラケット26の揺動を検出するようグースネック部
2に取り付ける。この場合、フックブロック7により基端方向へ移動するアーム
Bによりアーム支持ブラケット27が揺動したとき、当該アーム支持ブラケット
27の適所が検出器Cを作動させるストライカーとして機能するようになってい
る。
勿論この検出器Cは、アーム支持ブラケット27側に取り付けると共に、グー
スネック部2側にこの検出器Cを作動させるストライカーを取り付ける様にして
もよい。
また、アーム支持ブラケット27適所とアームBの基端部間に検出器Cとこの
検出器Cを作動させるストライカーを取り付け、アーム支持フラケット27の揺
動を、当該アーム支持フラケット27とアームBの枢支部13を中心とする相対
回動を検出するようにしてもよい。
【0028】
以上の如く構成した本考案の移動式クレーンの巻過防止装置は、油圧駆動ウイ
ンチAの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁14の作動・非作動を制御する検
出器Cが、従来のもののようにロープ25を介することなく直接作動するもので
あるから信頼性が高まり、且つロープ25および重錘26を省略できるので構造
が簡単となりしかもロープ25の絡みつきによる故障は皆無となるという優れた
効果をもつものである。
【提出日】平成3年7月19日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】段落番号「0024」
【補正方法】追加
【0024】
(第1の形態)
この形態のものは、図3に示す如く、油圧駆動ウインチAの巻き上げ駆動を停
止させる電磁制御弁14の作動・非作動を制御する検出器Cを、フックブロック
7がアームBの係合部12に近接したことを検出するようアームBに取り付ける
ようにする。
図示の例れでは、フックブロック7の上端部がアームB側に取りつけた検出器
C(リミットスイッチ)の作動子を直接押すよう構成しているが、検出器Cをア
ームBの上端寄りに配置する場合は、アームBに沿い且つ当該アームBの長手方
向に若干量移動可能なよう配置した押し棒(図示せず)を介して検出器Cの作動
子を押す様にしてもよいこと勿論である。検出器Cは、フックブロック7がアームB下端部への係合完了位置に所定以上 近接したときを検出するものである。換言すれば、フックブロック7とアーム下 端部の係合が完了する以前の位置を検出するようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】段落番号「0026」
【補正方法】追加
【0026】
(第3の形態)
この形態のものは、図5に示す如く、グースネック部2に対するアームB上端
部の前記枢支部13(アーム支持ブラケット27への枢着部13)をルーズに構
成して前記フックブロック7の巻き上げ時にアームBがその基端部方向に若干量
移動される様構成すると共に、油圧駆動ウインチAの巻き上げ駆動を停止させる
電磁制御弁14の作動・非作動を制御する検出器Cをグースネック部2側(アー
ム支持ブラケット27)に配置し、アームBの基端部の上端面をストライカーと
して作動させる様にする。
勿論この検出器Cは、アームB側に取り付けると共に、グースネック部2側(
アーム支持ブラケット27)にこの検出器Cのストライカーを取り付けるように
してもよい。この場合、フックブロック7がアームB下端部への係合完了した後、フックブ ロック7の巻き上げ動に伴って上方へ移動するアームBの動きで作動される検出 器Cは、ルーズな連結手段13が許容するアームBの上方への動きの初期におい て作動するように構成している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】段落番号「0027」
【補正方法】追加
【0027】
(第4の形態)
この形態のものは、図6に示す如く、アーム支持ブラケット27の凹部27a
と橋架部材28の係合をルーズにし、アーム支持ブラケット27が先端滑車5の
支軸4を中心に若干量揺動できるようにして、フックブロック7の巻き上げ時に
前記アーム支持ブラケット27が若干量回動される様構成すると共に、油圧駆動
ウインチAの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁14の作動・非作動を制御す
る検出器Cを、アーム支持ブラケット26の揺動を検出するようグースネック部
2に取り付ける。この場合、フックブロック7により基端方向へ移動するアーム
Bによりアーム支持ブラケット27が揺動したとき、当該アーム支持ブラケット
27の適所が検出器Cを作動させるストライカーとして機能するようになってい
る。
勿論この検出器Cは、アーム支持ブラケット27側に取り付けると共に、グー
スネック部2側にこの検出器Cを作動させるストライカーを取り付ける様にして
もよい。
また、アーム支持ブラケット27適所とアームBの基端部間に検出器Cとこの
検出器Cを作動させるストライカーを取り付け、アーム支持フラケット27の揺
動を、当該アーム支持フラケット27とアームBの枢支部13を中心とする相対
回動を検出するようにしてもよい。この場合、フックブロック7がアームB下端部への係合完了した後、フックブ ロック7の巻き上げ動に伴って回動するアーム支持ブラケット26の動きで作動 される検出器Cは、アーム支持ブラケット26の回動範囲の初期において作動す るように構成している。
【図1】本考案が適用される移動式クレーンのクレーン
ブーム先端部の説明図。
ブーム先端部の説明図。
【図2】図1のX−X断面図。
【図3】本考案の第1の実施例の要部説明図。
【図4】本考案の第2の実施例の要部説明図。
【図5】本考案の第3の実施例の要部説明図。
【図6】本考案の第4の実施例の要部説明図。
【図7】従来の移動式クレーンの巻過防止装置の説明
図。
図。
A 油圧駆動ウインチ
1 クレーンブーム
2 グースネック部
3 側板
4 支軸
5 先端滑車
6 ワイヤーロープ
7 フックブロック
B アーム
12 係合部
13 枢支部
14 電磁制御弁
C 検出器
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 油圧駆動ウインチからのワイヤーロープ
を、クレーンブーム先端のグースネック部の左右の側板
間に支軸を介して配置した複数の先端滑車と、フックブ
ロックに配置した複数のフックブロック滑車との間に懸
け回すことで、クレーンブームの先端からフックブロッ
クを吊下してなる移動式クレーン、特に、前記グースネ
ック上の位置であって前記先端滑車の支軸よりも前方下
側位置に、その下端部に前記フックブロックに係合する
係合部を備えたアームの上端部を枢支部を介して揺動自
在に吊下し、前記フックブロックを巻き上げた際、前記
アームの係合部に係合したフックブロックが、アームの
回動と共にクレーンブームの下側に格納されるよう構成
した移動式クレーンに用いられる巻過防止装置であっ
て、 前記アームの適所に、フックブロックがアームの係合部
に係合したことを検出する検出器を取り付け、この検出
器の検出結果で、油圧駆動ウインチの油圧回路に介装さ
れその作動時に少なくとも油圧駆動ウインチの巻き上げ
駆動を停止させる電磁制御弁を作動させるよう構成した
ことを特徴とする移動式クレーンの巻過防止装置。 - 【請求項2】 油圧駆動ウインチからのワイヤーロープ
を、クレーンブーム先端のグースネック部の左右の側板
間に支軸を介して配置した複数の先端滑車と、フックブ
ロックに配置した複数のフックブロック滑車との間に懸
け回すことで、クレーンブームの先端からフックブロッ
クを吊下してなる移動式クレーン、特に、前記グースネ
ック上の位置であって前記先端滑車の支軸よりも前方下
側位置に、その下端部に前記フックブロックに係合する
係合部を備えたアームの上端部を枢支部を介して揺動自
在に吊下し、前記フックブロックを巻き上げた際、前記
アームの係合部に係合したフックブロックが、アームの
回動と共にクレーンブームの下側に格納されるよう構成
した移動式クレーンに用いられる巻過防止装置であっ
て、 グースネック部またはアームの適所に、フックブロック
の巻き上げ動に伴うアームの回動を検出する検出器を取
り付け、この検出器の検出結果で、油圧駆動ウインチの
油圧回路に介装されその作動時に少なくとも油圧駆動ウ
インチの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁を作動さ
せるよう構成したことを特徴とする移動式クレーンの巻
過防止装置。 - 【請求項3】 油圧駆動ウインチからのワイヤーロープ
を、クレーンブーム先端のグースネック部の左右の側板
間に支軸を介して配置した複数の先端滑車と、フックブ
ロックに配置した複数のフックブロック滑車との間に懸
け回すことで、クレーンブームの先端からフックブロッ
クを吊下してなる移動式クレーン、特に、前記グースネ
ック上の位置であって前記先端滑車の支軸よりも前方下
側位置に、その下端部に前記フックブロックに係合する
係合部を備えたアームの上端部を枢支部を介して揺動自
在に吊下し、前記フックブロックを巻き上げた際、前記
アームの係合部に係合したフックブロックが、アームの
回動と共にクレーンブームの下側に格納されるよう構成
した移動式クレーンに用いられる巻過防止装置であっ
て、 前記グースネック部に対するアーム上端部の前記枢支部
をルーズに構成して前記フックブロックの巻き上げ時に
アームがその基端部方向に若干量移動される様構成する
と共に、グースネック部の適所またはアームの基端部に
前記アームの基端部方向への移動を検出する検出器を取
り付け、この検出器の検出結果で、油圧駆動ウインチの
油圧回路に介装されその作動時に少なくとも油圧駆動ウ
インチの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁を作動さ
せるよう構成したことを特徴とする移動式クレーンの巻
過防止装置。 - 【請求項4】 油圧駆動ウインチからのワイヤーロープ
を、クレーンブーム先端のグースネック部の左右の側板
間に支軸を介して配置した複数の先端滑車と、フックブ
ロックに配置した複数のフックブロック滑車との間に懸
け回すことで、クレーンブームの先端からフックブロッ
クを吊下してなる移動式クレーン、特に、前記グースネ
ック上の位置であって前記先端滑車の支軸よりも前方下
側位置に、その下端部に前記フックブロックに係合する
係合部を備えたアームの上端部を枢支部を介して揺動自
在に吊下し、前記フックブロックを巻き上げた際、前記
アームの係合部に係合したフックブロックが、アームの
回動と共にクレーンブームの下側に格納されるよう構成
した移動式クレーンに用いられる巻過防止装置であっ
て、 前記グースネック部に若干量揺動自在にアーム支持ブラ
ケットを取り付け、前記アームの上端部を、このアーム
支持ブラケット上の位置であって前記先端滑車の支軸よ
りも前方下側位置に前記枢支部を介して揺動自在に取り
付け、前記フックブロックの巻き上げ時に前記アーム支
持ブラケットが若干量回動される様構成すると共に、グ
ースネック部、アーム支持ブラケットまたはアームの適
所に前記アーム支持ブラケットの揺動を検出する検出器
を取り付け、この検出器の検出結果で、油圧駆動ウイン
チの油圧回路に介装されその作動時に少なくとも油圧駆
動ウインチの巻き上げ駆動を停止させる電磁制御弁を作
動させるよう構成したことを特徴とする移動式クレーン
の巻過防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6347591U JP2556922Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 移動式クレーンの巻過防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6347591U JP2556922Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 移動式クレーンの巻過防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055798U true JPH055798U (ja) | 1993-01-26 |
| JP2556922Y2 JP2556922Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=13230298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6347591U Expired - Lifetime JP2556922Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 移動式クレーンの巻過防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556922Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119911832A (zh) * | 2025-04-03 | 2025-05-02 | 马尼托瓦克起重设备(中国)有限公司 | 一种用于起重机的导绳机构 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP6347591U patent/JP2556922Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119911832A (zh) * | 2025-04-03 | 2025-05-02 | 马尼托瓦克起重设备(中国)有限公司 | 一种用于起重机的导绳机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2556922Y2 (ja) | 1997-12-08 |
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