JPH0558043A - 感熱記録媒体 - Google Patents

感熱記録媒体

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JPH0558043A
JPH0558043A JP3224225A JP22422591A JPH0558043A JP H0558043 A JPH0558043 A JP H0558043A JP 3224225 A JP3224225 A JP 3224225A JP 22422591 A JP22422591 A JP 22422591A JP H0558043 A JPH0558043 A JP H0558043A
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JP
Japan
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layer
recording medium
magnetic
thin film
metal thin
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Pending
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JP3224225A
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English (en)
Inventor
Yasuo Takahashi
靖雄 高橋
Minoru Nakamura
穣 中村
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 非磁性基体上に磁気記録層、金属薄膜層及び
パール顔料を含有する保護層を有することを特徴とした
感熱記録媒体。 【効果】 パール顔料の種類を選択することにより感熱
破壊印字させることにより印字部を赤、紫、青、緑、青
等の所望の発色印字させる印字記録方式。印字部の色相
のコントラストにより可視情報の読取りの容易化、美感
の向上を図ることができる。発色層と保護層の機能を1
層で有するためスペースロスの小さな、分解能の高い磁
気記録媒体を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録媒体に関し、
更に詳しくは、感熱記録層としての金属薄膜層と感熱破
壊させることにより印字部を発色する保護層を積層して
なる感熱記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックなどの基体の表面に磁気記
録層が設けてなる磁気記録媒体は、必然的に記録情報は
目に見えないため、情報を可視情報として記録媒体に記
録したいという要求が生じている。
【0003】可視情報の記録方法として、磁気記録媒体
の磁気記録層上に、文字、図案などをサーマルヘッドに
よる感熱破壊印字法により形成し、個々の状況に応じ、
例えば、バーコード、OCR文字、氏名、有効期限、残
高など個別の情報を可視情報として記録するようにした
感熱記録媒体が従来知られている。
【0004】感熱記録層に記録された可視情報の視覚的
な質は印字部(金属薄膜層破壊部)と非印字部(金属薄
膜層非破壊部)の光反射率の差、コントラストなどによ
り決定され、それゆえ印字情報の読取りの容易化、明確
化あるいは審美的価値を向上しようとする場合、金属薄
膜層材料、金属薄膜層の下層の磁気記録層の材料の種類
によって必然的に規制されてしまい、従来その色相は磁
気記録層の黒色あるいは茶色である。色相において所望
の満足のいくものを得る方法として、例えば、特開昭5
9−199284号公報、特開昭60−18388号公
報、特開昭60−52390号公報等には、磁気記録層
と金属薄膜層の積層間又は金属薄膜層と上層の保護層の
積層間に着色層を設ける方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は、必ずしも容易ではなく、しかも、着色層を設ける
ことによって、磁気記録層と磁気ヘッドとの間隔が大き
くなり、その結果、磁気出力が低下するという問題点が
あった。
【0006】本発明は、上記のような従来技術に伴う問
題点を解決しようとするものであり、以下のような目的
を有する。
【0007】(a)印字部(金属薄膜破壊部)と非印字
部(金属薄膜非破壊層)の色相差、明度差、彩度差等を
自由に調整することにり、感熱記録された可視情報の明
確化、美感の向上及び可視情報の読取の容易化が図られ
た感熱記録体を供給すること。 (b)磁気記録層上の可視記録部の積層数を減らすこと
により磁気出力の低下の小さな記録媒体を提供するこ
と。 (c)可視記録部の積層数を減らすことによる感熱記録
媒体の製造工程の簡略化を行なうこと。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、感熱破壊
印字法による印字の仕組みでは、低融点金属薄膜をサー
マルヘッドにより破壊消失させ、下層の磁気記録層が印
字部として認識されるが、金属薄膜層上に顔料又は染料
を含む保護層を設けても、サーマルヘッドでは保護層は
破壊消失されず金属薄膜層のみが破壊消失することに注
目し、種々検討を行なった。その結果、従来の感熱破壊
印字法による印字文字部の色相は金属薄膜層の下層の磁
気記録層の黒色あるいは茶色であったが、新たな着色層
を設けることなく印字部(金属薄膜層破壊部)のみ有色
を発色し、非印字部(金属薄膜層非破壊部)は無色で下
層の金属薄膜の色を透過するパール顔料を含有する保護
層を金属薄膜層上に設けることにより、発色印字可能な
感熱記録媒体が得られることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
【0009】即ち、本発明は上記課題を解決するため
に、非磁性基体上に、磁気記録層、金属薄膜層及びパー
ル顔料を含有する保護層を有することを特徴とする感熱
記録媒体を提供する。
【0010】本発明の感熱記録媒体では、パール顔料を
種々選択することにより、赤、紫、青、緑、青等、所望
の発色印字を形成することができる。
【0011】以下、図面を用いて、本発明について詳し
く説明する。
【0012】基体2は、シート状あるいは板状を呈して
おり、この基体の材料としては、例えば、塩化ビニル、
ナイロン、セルロースジアセテート、セルローストリア
セテート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリイミド、ポリカーボネート等の
プラスチック類もしくは、銅、アルミニウム等の金属、
紙、含浸紙、及びこれらの材料の複合体が挙げられ、こ
れら以外であっても、磁気カードに必要な強度、剛性、
隠蔽性、光透過性を有するものであれば、特に制限なく
使用できる。
【0013】磁気記録層3は、γ−Fe23、Co被着
γ−Fe23、Fe34、CrO2、Fe、Fe−C
r、Fe−Co、Co−Cr、Co−Ni、MnAl、
Baフェライト、Srフェライトなどの従来公知の磁性
微粒子が適当な樹脂あるいはインキビヒクル中に分散さ
れてなる分散物を、グラビア法、リバース法、ナイフエ
ッジ方式等の公知の方法によって塗布した後、乾燥前あ
るいは乾燥中に磁場配向処理を施すことによって、基体
2上に形成することができる。このようにして得られた
磁気記録層に対し、更に後工程として、磁気記録層に加
熱加圧処理を施す方が好ましい。
【0014】また、磁気記録層3は、Fe、Fe−C
r、Fe−Co、Co−Cr等の金属あるいはその合金
を用いて、真空蒸着法、スパッタ法、めっき法などによ
って基体2上に形成することもできる。
【0015】塗布方法によって磁気記録層を形成する場
合は、その厚さは1〜100μmの範囲が好ましく、5
〜30μmの範囲が特に好ましい。
【0016】また、真空蒸着法、スパッタ法、めっき法
などによって磁気記録層を形成する場合の磁性層の厚さ
は、100オングストローム〜1μmの範囲が好まし
く、500〜2000オングストロームの範囲が特に好
ましい。
【0017】γ−Fe23などの磁性微粒子を分散させ
るバインダー樹脂あるいはインキビヒクルとしては、例
えば、ブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系
樹脂、アクリル樹脂、スチレン−マレイン酸共重合樹脂
などが挙げられ、これらの樹脂に、必要に応じて、ニト
リルゴムなどのゴム系樹脂あるいはウレタンエラストマ
ーなどを添加することもできる。また、磁性微粒子が上
記樹脂中に分散されてなる磁性塗料中に、必要に応じ
て、界面活性剤、シランカップリング剤、可塑剤、ワッ
クスシリコーンオイル、カーボンその他の顔料を添加す
ることもできる。
【0018】磁性塗料中のビヒクルの使用量は、磁性粉
100重量部当たり10〜30重量部の範囲が好まし
い。
【0019】金属薄膜層4は、Te、Sn、In、A
l、Bi、Pb、Znなどの金属あるいはこれらの合金
もしくはTe−カーバイドなどの上記金属の化合物を、
真空蒸着法、スパッタ法、めっき法などにより、基体2
上に設けられた磁気記録層上に形成することができる。
【0020】この金属薄膜層4は、感熱記録層としての
役割を果たすため、低融点を有することが好ましい。ま
た、金属薄膜層の膜厚は100オングストローム〜1μ
mが好ましく、500〜1000オングストロームの範
囲が特に好ましい。
【0021】保護層5は、結着樹脂中にパール顔料を分
散して成る塗膜である。
【0022】結着樹脂としては、例えば、エチルセルロ
ース、酢酸セルロースなどのセルロース誘導体、ポリス
チレンなどのスチレン樹脂、あるいは、スチレン共重合
樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチ
ル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルなど
のアクリル樹脂又はメタクリル樹脂の単独あるいは共重
合樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩
化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、
ブチラール樹脂などが挙げられる。
【0023】パール顔料としては、メルク・ジャパン
(株)社製のイリオジンシルバータイプ、イリオジン虹
彩色タイプ、イリオジン着色タイプのパール顔料が挙げ
られる。発色印字の色彩からイリオジン虹彩色タイプの
「イリオジン205」、「イリオジン215」、「イリ
オジン217」、「イリオジン219」、「イリオジン
225」、「イリオジン235」等が好ましい。
【0024】保護層5は、結着樹脂、パール顔料、更に
必要に応じて、可塑剤、安定剤、ワックスシリコーンオ
イル、硬化剤、硬化触媒、分散剤等を添加した後、溶剤
及び希釈剤で充分に混練した塗料あるいはインキを用い
てグラビア法、リバース法、ナイフエッジ方式等の公知
の塗布方法ないし印刷方法により、金属薄膜層4上に設
けることができる。
【0025】塗布方法によって保護層を形成する場合
は、その厚さは0.5〜10μmの範囲が好ましく、1
〜3μmの範囲が特に好ましい。
【0026】
【実施例】以下に、本発明を実施例により説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0027】実施例及び比較例中において、特に言及し
ない限り、「部」は『重量部』を表わす。
【0028】(実施例1) <磁性塗料の組成> Ba−フェライト磁性粉 100部 (戸田工業社製「MC−127」) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 15部 (米国ユニオンカーバイド社製「VAGH」) ポリウレタン樹脂 10部 (大日本インキ化学工業社製「T−5206」) トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部 シクロヘキサノン 100部
【0029】厚さ188ミクロンのポリエチレンテレフ
タレートシート上に上記磁気塗料をリバース方式により
塗布し、厚さ10ミクロンの磁気記録層を形成した。
【0030】次いで、磁気記録層上に、真空蒸着法によ
り、スズを水晶振動子による膜厚測定法で測定し、50
0オングストロームの膜厚に蒸着して感熱記録層である
金属薄膜層を形成した。
【0031】 <保護塗料(1)の組成> アクリル樹脂 100部 (大日本インキ化学工業社製「KU−273」) パール顔料 50部 (メルクジャパン社製「イリオジン215」) イソシアネート系硬化剤 10部 (大日本インキ化学工業社製「D−750」) トルエン 250部 メチルエチルケトン 250部
【0032】更に、感熱記録層上に上記組成の赤色に発
色する保護塗料(1)をリバース方式により塗布し、厚
さ2ミクロンの保護層を形成し、感熱記録媒体を得た。
【0033】(実施例2)実施例1において、保護塗料
(1)に代えて、下記組成の紫色に発色する保護塗料
(2)を使用した以外は、実施例1と同様にして感熱記
録媒体を得た。
【0034】 <保護塗料(2)の組成> アクリル樹脂 100部 (大日本インキ化学工業社製「KU−273」) パール顔料 50部 (メルクジャパン社製「イリオジン219」) イソシアネート系硬化剤 10部 (大日本インキ化学工業社製「D−750」) トルエン 250部 メチルエチルケトン 250部
【0035】(実施例3)実施例1において、保護塗料
(1)に代えて、下記組成の緑色に発色する保護塗料
(3)を使用した以外は、実施例1と同様にして感熱記
録媒体を得た。
【0036】 <保護塗料(3)の組成> アクリル樹脂 100部 (大日本インキ化学工業社製「KU−273」) パール顔料 50部 (メルクジャパン社製「イリオジン235」) イソシアネート系硬化剤 10部 (大日本インキ化学工業社製「D−750」) トルエン 250部 メチルエチルケトン 250部
【0037】(比較例1)実施例1において、保護塗料
(1)に代えて、下記組成の保護塗料(4)を使用した
以外は、実施例1と同様にして感熱記録媒体を得た。
【0038】 <保護塗料(4)の組成> アクリル樹脂 100部 (大日本インキ化学工業社製「KU−273」) タルク顔料 50部 (松村産業社製「#5000 PJ」) イソシアネート系硬化剤 10部 (大日本インキ化学工業社製「D−750」) トルエン 250部 メチルエチルケトン 250部
【0039】(比較例2)厚さ188ミクロンのポリエ
チレンテレフタレートシート上に上記磁気塗料をリバー
ス方式により塗布し、厚さ10ミクロンの磁気記録層を
形成した。
【0040】次いで、磁気記録層上に、下記組成の着色
塗料をリバース方式により塗布し、3ミクロンの着色層
を形成した。
【0041】 <着色塗料の組成> インキベース 70部 (大日本インキ化学工業社製「NRB−115紅」) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 30部 (米国ユニオンカーバイド社製「VAGH」) イソシアネート系硬化剤 3部 (大日本インキ化学工業社製「D−750」) トルエン 30部 メチルエチルケトン 30部
【0042】次いで、着色層上に、真空蒸着法により、
スズを水晶振動子による膜厚測定法で測定し、500オ
ングストロームの膜厚に蒸着して感熱記録層である金属
薄膜層を形成した。
【0043】更に、感熱記録層上に比較例1で使用した
保護塗料(4)をリバース方式により塗布し、厚さ2ミ
クロンの保護層を形成し、感熱記録媒体を得た。
【0044】各実施例及び各比較例で得られた感熱記録
媒体をカード状に打ち抜き、サーマルヘッドにより数
字、漢字、ローマ字などを印字させた。尚、上記サーマ
ルヘッドは、印加電圧24V、抵抗値550Ω、印加時
間2.6ミリ秒であった。
【0045】次に、磁気カードリーダライタで、再生出
力電圧を測定した。尚、上記磁気カードリーダライタ
は、ギャップ長が30μmの磁気ヘッドを使用してお
り、カード搬送速度は190mm/秒であった。
【0046】各実施例及び各比較例で得られた感熱記録
媒体のスペースロス、印字発色色相及び分解能を表1に
示した。尚、分解能は記録密度500FCI/200F
CIの再生出力電圧の比で表わした。
【0047】
【表1】
【0048】表1から明らかなように、各実施例で得ら
れた感熱記録媒体は、比較例の感熱記録媒体と比較し
て、スペースロスが小さく、発色印字でき、分解能が著
しく向上することが理解できる。
【0049】
【発明の効果】本開発による感熱記録媒体は、金属薄膜
層及びパール顔料を含有する保護層を有するため、以下
のような効果を有する。
【0050】(a)パール顔料の種類を適宜選択するこ
とにより赤、紫、緑、青等に発色させることができ、色
相のコントラストによる可視情報の読取りの容易化、美
感の向上を図ることができる。 (b)発色相と保護層の2つの機能を1層で有するため
に、スペースロスが小さく、分解能の高い磁気記録媒体
を提供することができ、製造の工程簡略化ができる。 (c)顔料を添加することにより保護層としての耐久性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱記録媒体の断面図である。
【符号の説明】
1 感熱記録媒体 2 基材 3 磁気記録層 4 金属薄膜層 5 保護層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性基体上に、磁気記録層、金属薄膜
    層及びパール顔料を含有する保護層を有することを特徴
    とする感熱記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の感熱記録媒体の金属薄膜
    層を感熱破壊させることにより発色させることを特徴と
    する磁気記録媒体の印字記録方法。
JP3224225A 1991-09-04 1991-09-04 感熱記録媒体 Pending JPH0558043A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09169161A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Dainippon Printing Co Ltd 偽造防止印刷物
JP2025096104A (ja) * 2023-12-14 2025-06-26 株式会社ニッカテクノ 転写箔

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JPH09169161A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Dainippon Printing Co Ltd 偽造防止印刷物
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