JPH055852U - 多室式ローラハース型イオン浸炭炉 - Google Patents

多室式ローラハース型イオン浸炭炉

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JPH055852U
JPH055852U JP5088791U JP5088791U JPH055852U JP H055852 U JPH055852 U JP H055852U JP 5088791 U JP5088791 U JP 5088791U JP 5088791 U JP5088791 U JP 5088791U JP H055852 U JPH055852 U JP H055852U
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JP
Japan
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chamber
carburizing
supply pipe
heating
gas supply
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Pending
Application number
JP5088791U
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English (en)
Inventor
吉計 下里
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Chugai Ro Co Ltd
Original Assignee
Chugai Ro Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH055852U publication Critical patent/JPH055852U/ja
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  • Tunnel Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオン浸炭を連続的に、かつ、異なった深さ
の浸炭処理を効率よく行える多室式ローラハース型イオ
ン浸炭炉を提供することを目的とする。 【構成】 陽極(26)と陰極(24)とからなる放電
機構およびヒータを備えた処理室(12)を複数室連設
し、この処理室群の一方側にヒータ(11)を備えた加
熱室(1)、他方側にヒータ(11)を備えた保持室
(3)を連設するとともに、前記各処理室(2)にN2
ガス供給管(12)、浸炭ガス供給管(14)および希
釈ガス供給管(15)を接続する一方、前記加熱室
(1)および保持室(3)にN2ガス供給管(12)を
接続したことを特徴とする多室式ローラハース型イオン
浸炭炉。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多室式ローラハース型イオン浸炭炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、連続式イオン浸炭炉としては、特開昭64−28357号公報の第4図 に開示されるように、加熱(昇温)室、放電処理室および冷却(焼入)室の3室 からなり、放電処理室で、イオン浸炭処理、拡散処理および降温保持処理を行う ようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、放電処理室で3処理を行うため、実質的にはバッチ処理であり、 生産性が悪い。また、異なった深さの浸炭処理を効率よく処理することができな いという課題を有する。 本考案は前記従来の課題を解決することのできる多室式ローラハース型イオン 浸炭炉を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために、多室式ローラハース型イオン浸炭炉を 、陽極と陰極とからなる放電機構およびヒータを備えた処理室を複数室連設し、 この処理室群の一方側にヒータを備えた加熱室、他方側にヒータを備えた保持室 を連設するとともに、前記各処理室にN2ガス供給管、浸炭ガス供給管および希 釈ガス供給管を接続する一方、前記加熱室および保持室にN2ガス供給管を接続 した構成としたものである。
【0005】
【実施例】
つぎに、本考案にかかる多室式ローラハース型イオン浸炭炉の一実施例を図面 にしたがって説明する。
【0006】 多室式ローラハース型イオン浸炭炉は、大略、図1に示すように、装入側から 加熱室1、処理室2(第1、第2、第3処理室2A,2B,2C)、保持室3、 および下部に焼入槽5を備えた公知の焼入室4とから構成され、前記各室1,2 A,2B,2C,3,4内に搬送ローラ6が設けられるとともに、各室1,2A ,2B,2C,3,4は中間扉7を有する扉フード8で区画されている。なお、 9は装入扉、10は抽出扉である。 そして、前記加熱室1および保持室3の側壁にはラジアントチューブからなる ヒータ11が設けてある。
【0007】 また、図1に示すように、前記第1、第2、第3処理室2A,2B,2Cには N2ガスからなるパージガス供給管12が、加熱室1にはバーンオフ用空気供給 管13が、前記各処理室2A,2B,2CにはCmHnからなる浸炭ガス供給管 14とH2ガス、Arガス等の希釈ガス供給管15が、それぞれオン・オフ可能 に接続されている。
【0008】 前記各処理室2A,2B,2Cは、図2および図3に示すように、処理室2の 下方部には、上端部に絶縁碍子18を有する4本の絶縁材製昇降シャフト17が 所定間隔で搬送ローラ6,6間に配設され、この昇降シャフト17の炉外部には シリンダ19が接続され、搬送ローラ6,6間を昇降することでトレイ16を搬 送ローラ6上と搬送ローラ6の上方へ保持可能となっている。 また、前記処理室2の側壁の前記ローラ6より上方にはフランジ21を有する 貫通口20が形成され、この貫通口20には、円筒状の絶縁碍子23を有するフ ランジ22が取り付けられ、陰極24が前記絶縁碍子23を貫通し、シリンダ2 5により進退可能となっている。 さらに、前記処理室2内の上方部には、ヒータを兼用する陽極26が配設され ている。
【0009】 そして、たとえば、第1処理室2Aでは、加熱室1から処理材Wを載置したト レイ16が搬送ローラ6により搬送されてくると、搬送ローラ6を停止し、シリ ンダ19を駆動することにより、昇降シャフト17を上昇させて、その上端部に 設けた絶縁碍子18を介して前記トレイ16を持ち上げ、トレイ16と搬送ロー ラ6、処理室本体との間を絶縁状態にする。ついで、前記シリンダ25を駆動し て陰極24を前記トレイ16の縁部に当接し、トレイ16と陽極26との間に電 圧を印加してグロー放電を開始するとともに、浸炭ガスを供給して処理材を浸炭 する。浸炭工程終了後、陰極24を後退(離間)させるとともに、前記昇降シャ フト17を降下させ、再び前記トレイ16を搬送ローラ6上に載置し、つぎの第 2処理室2Bに搬送する。 また、前記処理室2は、陽極26にのみ電圧を印加して陽極26をヒータとし て利用し、あるいは陽極とは別にヒータを設けて、処理室2を加熱室、拡散室と しても使用できるようになっている。
【0010】 ところで、イオン浸炭において、一般に、処理工程と雰囲気および圧力との関 係は、図3に示すようになっている。 また、たとえば、760mm巾×1220mm長のトレイ16に、150〜5 00kgの処理材Wを、有効浸炭深さ0.5〜4mmに浸炭する場合の各処理時 間は、 加熱時間 1〜2時間 浸炭時間、拡散時間 合計1〜20時間で、1:1〜1:3の割合 焼入降温時間 0.4〜2時間 である。 そして、前記処理材に0.8mm深さの浸炭を施すには、 加熱(950℃) 70分 浸炭(950℃) 25分 拡散(950℃) 35分 降温(850℃) 35分 で処理するものである。
【0011】 つぎに、前記処理を図1に示す多室式ローラハース型イオン浸炭炉で行う場合 について説明する。 まず、処理材Wを加熱室1に装入し、950℃に加熱しつつ空気を供給するこ とによりバーンオフする。この後、加熱室1内を真空排気したのちN2ガスを供 給し、600Torrで所定時間加熱後、第1処理室2Aに搬送し、ヒータ(陽 極)26のみに電圧を印加して所定時間、すなわち、前記加熱室1との加熱時間 が70分となるようにN2ガス雰囲気(600Torr)で加熱する。
【0012】 前記のようにして、たとえば70分加熱された処理材Wは、第2処理室2Bに 搬送され、前述のように、シリンダ19を上昇させてトレイ16を持ち上げ、前 記シリンダ19により陰極24をトレイ16の縁部に当接し、トレイ16と陽極 26との間に電圧を印加してグロー放電を開始するとともに、ヒータ(陽極)2 6で950℃に加熱しつつ浸炭ガス、場合によっては希釈ガスをも供給して浸炭 する。この場合、浸炭は0.1〜20Torrで25分間行う。 浸炭工程終了後、陰極24を後退させるとともに、前記昇降シャフト17を降 下させ、前記トレイ16を搬送ローラ6によりつぎの第3処理室2C内に搬送す る。 この第3処理室2Cでは、希釈ガスを供給しつつ、前記第2処理室2Bと同様 0.1〜1Torrでヒータ26により処理材Wを950℃で35分加熱し、拡 散処理を行い、その後、保持室3に搬送して処理材Wを0.1〜1Torrで3 5分850℃に保持して降温する。 前記のようにして、降温した処理材WはN2ガス雰囲気の焼入室4で焼入れ処 理されたのち、抽出扉10から適宜抽出される。
【0013】 前記実施例では、浸炭深さを0.8mmとする場合であるが、浸炭深さを2. 4mmとする場合には、加熱室1で2時間950℃で加熱し、第1、第2処理室 2A,2Bで6時間950℃で浸炭し、第3処理室2Cおよび保持室3で8時間 950℃で拡散したのち、保持室3を850℃に降温し、1.5時間降温処理し 、その後、焼入れを行うものである。 このように、パソコン、シーケンサー等を用いたコントローラにより、各室の 導入ガス、圧力、温度およびグロー放電等を自動的に制御、すなわち、処理室2 は、加熱室、浸炭室、拡散室とに、また、保持室3は降温室あるいは拡散室とに 切換えて使用することで、下表に示すように、種々の処理ができ、所望の浸炭深 さを得ることができる。
【0014】 加熱室 第1処理室 第2処理室 第3処理室 保持室 1 加熱 加熱 浸炭 拡散 降温 2 加熱 浸炭 拡散 拡散 降温 3 加熱 浸炭 浸炭+拡散 拡散 降温 4 加熱 浸炭 浸炭+拡散 拡散 拡散+降温 5 加熱 浸炭 浸炭 浸炭 拡散 なお、図1においては、処理室2を三つの処理室で構成したが、二つの処理室 で構成し、下表に示すように浸炭処理を行ってもよい。 加熱室 第1処理室 第2処理室 保持室 加熱 加熱 浸炭 拡散 加熱 浸炭 拡散 降温 加熱 浸炭+拡散 拡散 降温
【0015】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案における多室式ローラハース型イオン浸 炭炉は、陽極と陰極とからなる放電機構およびヒータを備えた処理室を複数室連 設し、この処理室群の一方側にヒータを備えた加熱室、他方側にヒータを備えた 保持室を連設するとともに、前記各処理室にN2ガス供給管、浸炭ガス供給管お よび希釈ガス供給管を接続する一方、前記加熱室および保持室にN2ガス供給管 を接続した構成であるから、処理材を連続して処理でき生産性もよい。しかも、 前記各処理室は、使用ガスあるいはグロー放電のオン・オフにより浸炭室、拡散 室あるいは加熱室へと切換え、浸炭、拡散および加熱時間を種々に変更できるた め、同一炉で異なる浸炭深さの浸炭処理を連続して、かつ、効率よく行うことが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の多室式ローラハース型イオン浸炭炉
の正面断面図。
【図2】 図1の部分拡大断面図。
【図3】 図2のIII−III線断面図。
【図4】 イオン浸炭工程における雰囲気および圧力と
の関係を示す図。
【符号の説明】
1…加熱室、2…処理室、2A…第1処理室、2B…第
2処理室、2C…第3処理室、3…保持室、4…焼入
室、6…搬送ローラ、7…中間扉、11…ヒータ、12
…パージガス供給管、13…バーンオフ用空気供給管、
14…浸炭ガス供給管、15…希釈ガス供給管、16…
トレイ、17…昇降シャフト、24…陰極、26…陽極
(ヒータ)、W…処理材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 陽極と陰極とからなる放電機構およびヒ
    ータを備えた処理室を複数室連設し、この処理室群の一
    方側にヒータを備えた加熱室、他方側にヒータを備えた
    保持室を連設するとともに、前記各処理室にN2ガス供
    給管、浸炭ガス供給管および希釈ガス供給管を接続する
    一方、前記加熱室および保持室にN2ガス供給管を接続
    したことを特徴とする多室式ローラハース型イオン浸炭
    炉。
JP5088791U 1991-07-02 1991-07-02 多室式ローラハース型イオン浸炭炉 Pending JPH055852U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535302A (ja) * 2000-05-30 2003-11-25 タット テクノロジーズ インコーポレイテッド 熱処理設備から得られる可燃物を処理するための装置及び方法並びにそれに用いられる設備
EP0829554B2 (de) 1996-09-16 2004-05-12 ALD AICHELIN GesmbH. Niederdruck-Aufkohlungsanlage mit mehreren hintereinander angeordneten Kammern

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61257462A (ja) * 1985-05-08 1986-11-14 Honda Motor Co Ltd 熱処理方法および装置

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