JPH0558973U - 流体継手 - Google Patents
流体継手Info
- Publication number
- JPH0558973U JPH0558973U JP220292U JP220292U JPH0558973U JP H0558973 U JPH0558973 U JP H0558973U JP 220292 U JP220292 U JP 220292U JP 220292 U JP220292 U JP 220292U JP H0558973 U JPH0558973 U JP H0558973U
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- JP
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- working fluid
- working
- chamber
- supply hole
- Prior art date
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- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作動流体が安定して作動室に供給されてハン
チング現象を防止する。 【構成】 作動流体の貯留室8の径方向外側に第2貯留
室8Aを設けるとともに、この第2貯留室に対向せしめ
て、仕切板7に供給孔7Aを形成する。
チング現象を防止する。 【構成】 作動流体の貯留室8の径方向外側に第2貯留
室8Aを設けるとともに、この第2貯留室に対向せしめ
て、仕切板7に供給孔7Aを形成する。
Description
【0001】
本考案は、流体継手、特に自動車用エンジンの冷却ファンを駆動するファンカ ップリング装置等に用いて好適な流体継手に関するものである。
【0002】
従来の流体継手には、実開昭58−146132号公報等に開示されたものが 知られている。これらは、駆動部材とこれに対向する従動部材とのそれぞれに、 互いに係合するラビリンス状のトルク伝達面を作動室内において形成し、この作 動室の両トルク伝達面の間隙へ貯留室から作動流体を供給して駆動部材から従動 部材へ回転トルクを伝達するものである。そして、貯留室から作動室へ供給され る作動流体の供給孔は、両室を隔成する仕切板に、かつ、貯留室の径方向外周よ り内側に設けられている。
【0003】
一般に、供給孔から作動室へ供給される作動流体についての供給量の制御は、 供給孔の開孔面積と貯留室における流体表面の位置が重要な要素となるといわれ ている。作動流体は、冷却ファンの回転により、遠心力が作用して貯留室外周部 方向へ移動しながら供給孔より作動室へ供給されるが、従来装置においては、前 述のように、作動流体の供給孔が貯留室の軸方向外周より内側に設けられている ため、急激に冷却ファンの回転が上昇する場合等のように作動流体が貯留室外周 へ分散されて流体表面の位置が変動すると、作動流体が適切に供給されず、図3 の円の部分に示すような回転数が急激に変化する、いわゆるハンチング現象が生 じる場合がある。
【0004】 本考案の目的は、上記従来技術に起因する問題を解決し、ハンチング現象がな く作動流体が安定して供給される流体継手を提供することにある。
【0005】
かかる目的を達成するため、本考案は、ハウジング内に仕切板によって隔成さ れた作動流体用の貯留室と作動室とを備えるとともに、該作動室内に設けられ相 対回転自在な駆動部材と従動部材との対向部位にラビリンス溝を形成する環状突 起を設ける一方、前記ラビリンス溝に前記貯留室より作動流体を供給して前記駆 動部材の回転トルクを前記従動部材へ伝達する流体継手において、前記貯留室の 径方向外側に第2貯留室を設け、該第2貯留室に対向せしめて前記仕切板に作動 流体の供給孔を形成したことを特徴とする。
【0006】
本考案によれば、貯留室の径方向外側に第2貯留室を設け、この第2貯留室に 対向せしめて作動流体の供給孔を形成したので、遠心力の作用により貯留室外周 へ分散されようとする作動流体は第2貯留室へ集められ、この第2貯留室に対向 して形成された供給孔より、作動流体は安定して作動室へ供給される。
【0007】
以下、図面を参照して本考案にかかる流体継手の実施例について説明する。
【0008】 図1は、本考案にかかる流体継手を自動車のファンカップリングに適用した場 合の実施例であるが、Vベルトプーリ等が取付けられるフランジを備えた駆動部 材たる駆動軸1は、ベアリング3を介して、その外周に冷却ファン(不図示)が 取付けられる従動部材たるボディ2を回転自在に軸支している。駆動軸1の前端 には、ディスク4が固定され、ディスク4は後述する作動室5に収納配置される 。ボディ2の前端にはカシメられて連結されたカバー6が配設され、ボディ2と カバー6とでハウジングを形成するとともに、ハウジングの内部は、仕切板7に よって、前側の作動流体貯留室8と後側の作動室5とに隔成されている。
【0009】 上記ディスク4のカバー6側周縁部と、これと対向するカバー6周縁部には、 互いに所定間隔を以って噛合する環状突起4Aおよび6Aがそれぞれ穿設されて おり、両突起4Aおよび6A間において複数の環状ラビリンス溝が形成され、こ の環状ラビリンス溝によりトルク伝達面が構成される。そして、前記作動室内に 形成されたラビリンス溝において、シリコンオイル等の作動流体の粘性抵抗を得 ることにより、流体継手として作用するようになっている。
【0010】 一方、カバー6と仕切板7とで囲まれて形成される作動流体の貯留室8は円筒 形状をなすとともに、駆動軸1に関しその径方向外側には第2貯留室8Aが設け られている。第2貯留室8Aは、遠心力によって貯留室8外周部へ分散する作動 流体の溜り部としての機能をはたすもので、本実施例では径方向断面が扇形をな している。その広さについては特別の限定を設ける必要はないが、後述するバル ブプレート11がバイメタル12の付勢により供給孔7Aを開閉できる程度が確 保されればよい。この供給孔7Aは作動室5と貯留室8とを隔成する仕切板7に 設けられ、しかも、第2貯留室8Aに対向せしめて配設される。
【0011】 また、カバー6周縁部には通路9が形成されている。従って、作動流体は、貯 留室8および第2貯留室8Aから供給孔7Aを通って作動室5へと供給され、最 終的には通路9を通って貯留室8へと回収されるようになっている。なお、通路 9の作動室5側開口端部には突起10が設けられ、この突起10は、ディスク4 の側端面との間で、遠心力のかかった作動流体を通路9にかき出すポンプの役目 をはたしている。
【0012】 カバー6の略中央には、渦巻状のバイメタル12の中心端が外側に固定された 回転軸13が軸支されるとともに、この回転軸13の内端部には、バイメタル1 2の付勢により作動流体の供給孔7Aを開閉するバルブプレート11が支持され ている。渦巻状のバイメタル12は、その外周端がカバー6の定位置に固定され ており、ラジエータ(不図示)を通過した温度を感知し、その温度に応じて回転 軸13をバルブプレート11とともに回動させるように構成されている。
【0013】 本実施例にかかる流体継手は、このようにラジエータを通過した温度により伝 達トルクを制御するようになっているが、その作動手順について説明すると、ま ずバイメタル12付近の雰囲気温度が低いエンジンの始動直後等においては、バ ルブプレート11がバイメタル12の作用により供給孔7Aを閉鎖して作動流体 の循環を実質上停止させる(図2(A))。その際、トルク伝達面のラビリンス 溝を形成する環状突起4Aおよび6A内に残留していた作動流体は、遠心力によ りディスク4の外側に流動し、前記突起10のポンプ機構により通路9を経て貯 留室8内へ送り出される。この結果、環状突起4Aおよび6A内に残留していた 作動流体は、エンジンの始動と同時に大半が排出され、ハウジングを形成するボ ディ2とカバー6は冷却ファン(不図示)とともに低速回転する。
【0014】 バイメタル12付近の雰囲気温度が上昇すると、バルブプレート11が供給孔 7Aを徐々に開孔し(図2(B))、作動流体は、貯留室8および第2貯留室8 Aから供給孔7Aを通って作動室5内へ流入する。そして、作動流体の流入量に 応じた駆動トルクが発生し、図2(C)の完全に開孔した状態でボティ2に固定 された冷却ファンは高速回転する。このとき、作動流体の表面位置は、供給孔7 Aが第2貯留室と対向した構造となっているため、常時、供給孔7Aを満たすこ とになり、作動流体の供給量は、その表面位置に左右されずに供給孔の開孔面積 のみによって制御することが可能となり、作動流体は安定して供給される結果、 ハンチング現象が防止される。
【0015】
以上の説明から明らかなように、本考案にかかる流体継手は、作動流体の貯留 室8の径方向外側に第2貯留室8Aを設けるとともに、この第2貯留室8Aに対 向せしめて仕切板7に作動流体の供給孔7Aを形成したので、供給孔7Aは作動 流体に関し遠心力の影響を受けることがなくなり、安定して供給され、ハンチン グ現象が防止される。
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本考案の作動状態を示す模式図である。
【図3】従来装置において発生するハンチング現象を示
すグラフである。
すグラフである。
1 駆動軸(駆動部材) 2 ボディ(従動部材) 4 ディスク 4A 環状突起 5 作動室 6 カバー 6A 環状突起 7 仕切板 7A 供給孔 8 貯留室 8A 第2貯留室 11 バルブプレート
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジング内に仕切板によって隔成され
た作動流体用の貯留室と作動室とを備えるとともに、該
作動室内に設けられ相対回転自在な駆動部材と従動部材
との対向部位にラビリンス溝を形成する環状突起を設け
る一方、前記ラビリンス溝に前記貯留室より作動流体を
供給して前記駆動部材の回転トルクを前記従動部材へ伝
達する流体継手において、 前記貯留室の径方向外側に第2貯留室を設け、該第2貯
留室に対向せしめて前記仕切板に作動流体の供給孔を形
成したことを特徴とする流体継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP220292U JPH0558973U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 流体継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP220292U JPH0558973U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 流体継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558973U true JPH0558973U (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11522775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP220292U Pending JPH0558973U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 流体継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0558973U (ja) |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP220292U patent/JPH0558973U/ja active Pending
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