JPH0559051A - アポビンカミン酸アミド誘導体 - Google Patents
アポビンカミン酸アミド誘導体Info
- Publication number
- JPH0559051A JPH0559051A JP4039483A JP3948392A JPH0559051A JP H0559051 A JPH0559051 A JP H0559051A JP 4039483 A JP4039483 A JP 4039483A JP 3948392 A JP3948392 A JP 3948392A JP H0559051 A JPH0559051 A JP H0559051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- brs
- acid amide
- compound
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新しい制癌効果増強作用を有する化合物を提
供する。 【構成】 式 (式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子もしくは炭素原
子数1〜8個のアルキル基を示すか、またはR1とR2は
一緒になって炭素原子数2〜6個のアルキレン鎖を示
し、R3は水素原子または炭素原子数1〜5個のアルキ
ル基を示す。)で表わされるアポビンカミン酸アミド誘
導体及びその酸付加塩。
供する。 【構成】 式 (式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子もしくは炭素原
子数1〜8個のアルキル基を示すか、またはR1とR2は
一緒になって炭素原子数2〜6個のアルキレン鎖を示
し、R3は水素原子または炭素原子数1〜5個のアルキ
ル基を示す。)で表わされるアポビンカミン酸アミド誘
導体及びその酸付加塩。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制癌効果増強剤として
有用なアポビンカミン酸アミド誘導体に関する。
有用なアポビンカミン酸アミド誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに報告されている制癌効果増強
剤は主としてカルシウム拮抗剤である。細胞内カルシウ
ムイオンは心筋、平滑筋細胞に於ける化学伝達物質であ
り、筋の興奮−収縮連関に於て重要な役割を果たしてい
る。カルシウム拮抗剤は、カルシウムイオンの細胞内へ
の流入を阻害することにより、主薬理作用を発揮する。
従って、癌細胞での制癌効果増強を期待するとき、カル
シウム拮抗剤はその主薬理作用のために、心血管系に対
し逆に臨床的副作用を引き起こし、その制癌効果増強剤
としての発展が妨げられているのが現状である。一方、
本発明の化合物は、ビンカミン骨格を有している。この
骨格を有する化合物は多くの誘導体が開発されている
が、制癌効果増強作用を有するものは知られていない。
剤は主としてカルシウム拮抗剤である。細胞内カルシウ
ムイオンは心筋、平滑筋細胞に於ける化学伝達物質であ
り、筋の興奮−収縮連関に於て重要な役割を果たしてい
る。カルシウム拮抗剤は、カルシウムイオンの細胞内へ
の流入を阻害することにより、主薬理作用を発揮する。
従って、癌細胞での制癌効果増強を期待するとき、カル
シウム拮抗剤はその主薬理作用のために、心血管系に対
し逆に臨床的副作用を引き起こし、その制癌効果増強剤
としての発展が妨げられているのが現状である。一方、
本発明の化合物は、ビンカミン骨格を有している。この
骨格を有する化合物は多くの誘導体が開発されている
が、制癌効果増強作用を有するものは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、強い
制癌効果増強作用を有する化合物を提供することにあ
る。
制癌効果増強作用を有する化合物を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
達成するために鋭意研究を進めた結果、ある種のアポビ
ンカミン酸アミド誘導体が強い制癌剤効果増強作用を有
することを見いだし、本発明を完成した。すなわち、本
発明は、式
達成するために鋭意研究を進めた結果、ある種のアポビ
ンカミン酸アミド誘導体が強い制癌剤効果増強作用を有
することを見いだし、本発明を完成した。すなわち、本
発明は、式
【0005】
【0006】(式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子も
しくは炭素原子数1〜8個のアルキル基を示すか、また
はR1とR2は一緒になって炭素原子数2〜6個のアルキ
レン鎖を示し、R3は水素原子または炭素原子数1〜5
個のアルキル基を示す。)で表わされるアポビンカミン
酸アミド誘導体及びその酸付加塩である。
しくは炭素原子数1〜8個のアルキル基を示すか、また
はR1とR2は一緒になって炭素原子数2〜6個のアルキ
レン鎖を示し、R3は水素原子または炭素原子数1〜5
個のアルキル基を示す。)で表わされるアポビンカミン
酸アミド誘導体及びその酸付加塩である。
【0007】本発明においてアルキル基とは、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基などの直鎖状
あるいは分枝鎖状のアルキル基をいう。酸付加塩とは、
無機酸又は有機酸が付加した塩を示す。この場合使用す
る無機酸又は有機酸には特に制限はないが、例えば塩
酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、蟻酸、酢酸、プロピオン
酸、グリコール酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸、アス
コルビン酸、サリチル酸、乳酸、リンゴ酸、メタンスル
ホン酸、パラトルエンスルホン酸が挙げられる。
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基などの直鎖状
あるいは分枝鎖状のアルキル基をいう。酸付加塩とは、
無機酸又は有機酸が付加した塩を示す。この場合使用す
る無機酸又は有機酸には特に制限はないが、例えば塩
酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、蟻酸、酢酸、プロピオン
酸、グリコール酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸、アス
コルビン酸、サリチル酸、乳酸、リンゴ酸、メタンスル
ホン酸、パラトルエンスルホン酸が挙げられる。
【0008】本発明の化合物は、例えば下記の方法によ
り製造することができる。 [A法]
り製造することができる。 [A法]
【0009】
【0010】(反応式中、R1、R2及びR3は前記と同
義である。) [B法]
義である。) [B法]
【0011】
【0012】(反応式中、R1、R2及びR3は前記と同
義である。) A法によれば特開平1−156977号公報により公知
である式(II)で表わされる10−アルカノイルアポビ
ンカミン酸をアミド化することにより容易に製造するこ
とができる。すなわち、まず式(II)の化合物をベンゼ
ン系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエンなど)中、アミ
ド系溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミドな
ど)触媒量存在下、ハロゲン化剤(例えば、塩化チオニ
ル、臭化チオニル、オギザリルクロライドなど)と、室
温〜120℃で反応させカルボン酸ハライドとする。反
応時間は、10分間〜8時間である。次いで、カルボン
酸ハライドをハロゲン系溶媒(例えば、ジクロロメタ
ン、クロロホルムなど)またはベンゼン系溶媒中、3級
アミン(例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミンなど)存在下または非存在下、式 R1R2N
H (式中、R1及びR2は前記と同義である。)で表わ
される化合物またはその塩酸塩と−10℃〜室温で反応
することにより式(I)の化合物が得られる。反応時間
は10分間〜24時間である。
義である。) A法によれば特開平1−156977号公報により公知
である式(II)で表わされる10−アルカノイルアポビ
ンカミン酸をアミド化することにより容易に製造するこ
とができる。すなわち、まず式(II)の化合物をベンゼ
ン系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエンなど)中、アミ
ド系溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミドな
ど)触媒量存在下、ハロゲン化剤(例えば、塩化チオニ
ル、臭化チオニル、オギザリルクロライドなど)と、室
温〜120℃で反応させカルボン酸ハライドとする。反
応時間は、10分間〜8時間である。次いで、カルボン
酸ハライドをハロゲン系溶媒(例えば、ジクロロメタ
ン、クロロホルムなど)またはベンゼン系溶媒中、3級
アミン(例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミンなど)存在下または非存在下、式 R1R2N
H (式中、R1及びR2は前記と同義である。)で表わ
される化合物またはその塩酸塩と−10℃〜室温で反応
することにより式(I)の化合物が得られる。反応時間
は10分間〜24時間である。
【0013】また、B法によれば、式(III)で表わさ
れるアポビンカミン酸アミド誘導体を、フリーデルクラ
フツ反応によりアシル化することにより容易に製造する
ことができる。すなわち、式(III)の化合物を、ルイ
ス酸(例えば、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、四塩化
スズ、四塩化チタンなどの一般にフリーデルクラフツ反
応に使用し得るルイス酸)存在下、アシル化剤(例え
ば、アセチルクロライド、無水酢酸、プロピオニルクロ
ライドなど)と溶媒中(例えば、塩化メチレン、塩化エ
チレン、二硫化炭素、四塩化炭素、ニトロメタン、ニト
ロエタン、ニトロベンゼンなどの一般にフリーデルクラ
フツ反応に用いられる溶媒の単独または混合)、0℃〜
60℃で反応することにより式(I)の化合物が得られ
る。反応時間は10分間〜24時間である。
れるアポビンカミン酸アミド誘導体を、フリーデルクラ
フツ反応によりアシル化することにより容易に製造する
ことができる。すなわち、式(III)の化合物を、ルイ
ス酸(例えば、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、四塩化
スズ、四塩化チタンなどの一般にフリーデルクラフツ反
応に使用し得るルイス酸)存在下、アシル化剤(例え
ば、アセチルクロライド、無水酢酸、プロピオニルクロ
ライドなど)と溶媒中(例えば、塩化メチレン、塩化エ
チレン、二硫化炭素、四塩化炭素、ニトロメタン、ニト
ロエタン、ニトロベンゼンなどの一般にフリーデルクラ
フツ反応に用いられる溶媒の単独または混合)、0℃〜
60℃で反応することにより式(I)の化合物が得られ
る。反応時間は10分間〜24時間である。
【0014】本発明の化合物は制癌剤と併用して本発明
の効果を奏する。併用する制癌剤としては特に制限はな
いが、例えばアドリアマイシン、ダウノルビシン、マイ
トマイシンC、ブレオマイシン、アクチノマイシンDの
ごとき抗腫瘍性抗生物質、ビンクリスチン、ビンブラス
チン、エトポシドのごとき植物由来物質、5−フルオロ
ウラシル、メトトレキセート、シトシンアラビノシドの
ごとき代謝拮抗剤などの制癌性物質が含まれる。式
(I)の化合物の投与方法としては、制癌剤と同時にあ
るいはその前後に、制癌剤と配合して、又は別々に投与
することができる。すなわち、式(I)の化合物を単独
で各種の剤形の製剤にし、各種制癌剤と別々に投与する
こともできるが、両者を予め配合しておき、これらを各
種の剤形の製剤にした後投与することもできる。製剤の
剤形としては、制癌剤の種類により、あるいは患者の症
状、年齢及び治療の目的に応じて適宜、錠剤、顆粒剤、
散剤、カプセル剤、シロップ剤、懸濁化剤などの経口投
与剤、注射剤、坐剤などの非経口投与剤を選択すること
ができる。これらの製剤は、常用の賦形剤(例えば、結
晶セルロース、デンプン、乳糖など)、結合剤(例え
ば、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリ
ドンなど)、滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム、タル
クなど)などを用いて製造することができる。式(I)
の化合物の投与量は、成人を治療する場合で50〜15
00mgであり、これを1日1〜3回に分けて投与する
が、この投与量は患者の年齢、体重、症状により適宜増
減することができる。
の効果を奏する。併用する制癌剤としては特に制限はな
いが、例えばアドリアマイシン、ダウノルビシン、マイ
トマイシンC、ブレオマイシン、アクチノマイシンDの
ごとき抗腫瘍性抗生物質、ビンクリスチン、ビンブラス
チン、エトポシドのごとき植物由来物質、5−フルオロ
ウラシル、メトトレキセート、シトシンアラビノシドの
ごとき代謝拮抗剤などの制癌性物質が含まれる。式
(I)の化合物の投与方法としては、制癌剤と同時にあ
るいはその前後に、制癌剤と配合して、又は別々に投与
することができる。すなわち、式(I)の化合物を単独
で各種の剤形の製剤にし、各種制癌剤と別々に投与する
こともできるが、両者を予め配合しておき、これらを各
種の剤形の製剤にした後投与することもできる。製剤の
剤形としては、制癌剤の種類により、あるいは患者の症
状、年齢及び治療の目的に応じて適宜、錠剤、顆粒剤、
散剤、カプセル剤、シロップ剤、懸濁化剤などの経口投
与剤、注射剤、坐剤などの非経口投与剤を選択すること
ができる。これらの製剤は、常用の賦形剤(例えば、結
晶セルロース、デンプン、乳糖など)、結合剤(例え
ば、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリ
ドンなど)、滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム、タル
クなど)などを用いて製造することができる。式(I)
の化合物の投与量は、成人を治療する場合で50〜15
00mgであり、これを1日1〜3回に分けて投与する
が、この投与量は患者の年齢、体重、症状により適宜増
減することができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。 (実施例1)N,N−ペンタメチレン−10−アセチルアポビンカミ
ン酸アミド 10−アセチルアポビンカミン酸(3g)をベンゼン
(100ml)に懸濁し、塩化チオニル(10ml)、
N,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)を加え3
0分、還流した。ベンゼンを減圧下濃縮した。残渣に再
びベンゼン(100ml)を加え、ピペリジン(5m
l)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を水洗後、
乾燥し減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付しエーテルで溶出した。溶出液を濃縮
し酢酸エチルより再結晶することにより、無色針状結晶
(3g)を得た。 m.p.185〜195℃ NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);8.15(1H,d,J=1Hz),7.78
(1H,dd,J=9Hz,1Hz),7.13(1
H,d,J=9Hz),5.32(1H,s),2.8
〜4.0(8H,m),2.60(3H,s),1.2
0〜2.10(9H,m),0.95(3H,t,J=
7Hz) 実施例1に準じて下記の化合物を製造した。N−n−ヘキシル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド塩酸塩 m.p.190〜195℃(分解)(塩化メチレン−酢
酸エチルから再結晶,以下、融点の数値の後の括弧内の
溶媒名は、その溶媒から再結晶したことを示す。) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.67(1H,brs),8.80(1H,
t,J=6Hz),8.26(1H,d,J=1H
z),7.80(1H,dd,J=9Hz,1Hz),
7.23(1H,d,J=9Hz),5.69(1H,
s),5.04(1H,brs),2.62(3H,
s),1.00(3H,t,J=7Hz),0.90
(3H,t,J=7Hz) (実施例2)N,N−ジメチル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド 10−アセチルアポビンカミン酸(400mg)をベン
ゼン(20ml)に懸濁し、塩化チオニル(0.4m
l)、N,N−ジメチルホルムアミド(4滴)を加え2
0分、還流した。ベンゼンを減圧下濃縮した。残渣にジ
クロロメタン(20ml)を加え、氷冷し、ジメチルア
ミン塩酸塩(320mg)、トリエチルアミン(0.6
ml)を加え、室温で30分攪拌した。反応液を水洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホ
ルムで溶出した。溶出液を濃縮し酢酸エチルより再結晶
することにより、無色プリズム結晶(147mg)を得
た。 m.p.191〜193℃ NMR(CDCl3,200MHz) δ(ppm);
8.13(1H,d,J=2Hz),7.79(1H,
dd,J=9Hz,2Hz),7.09(1H,d,J
=9Hz),5.37(1H,s),4.27(1H,
brs),3.18(3H,s),2.90(3H,b
rs),2.65(3H,s),1.01(3H,t,
J=8Hz) 実施例2に準じて下記の化合物を製造した。N−エチル−10−アセチルアポビンカミン酸アミド塩
酸塩 m.p.270〜273℃(エタノール) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.52(1H,brs),8.82(1H,
t,J=7Hz),8.27(1H,d,J=2H
z),7.82(1H,dd,J=9Hz,2Hz),
7.24(1H,d,J=9Hz),5.70(1H,
s),5.05(1H,brs),3.70(2H,
m),2.92〜3.35(6H,m),2.62(3
H,s),1.48〜2.12(6H,m),1.19
(3H,t,J=7Hz),0.99(3H,t,J=
7Hz) (実施例3)N−n−ブチル−10−アセチルアポビンカミン酸アミ
ド塩酸塩 10−アセチルアポビンカミン酸(400mg)をベン
ゼン(20ml)に懸濁し、塩化チオニル(0.4m
l)、N,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)を
加え30分、還流した。ベンゼンを減圧下濃縮した。残
渣にジクロロメタン(20ml)を加え、氷冷し、ブチ
ルアミン(0.4ml)を加え、室温で30分攪拌し
た。反応液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濾
過、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付しメタノール−クロロホルム(1:50)で溶
出した。溶出液を濃縮し、残渣をエタノールに溶解し4
N−塩酸酢酸エチル溶液(0.5ml)を加えた。析出
した沈澱物を濾取しメタノール−酢酸エチルより再結晶
することにより、無色針状結晶(107mg)を得た。 m.p.321℃(分解) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.80(1H,brs),8.80(1H,
t,J=5Hz),8.25(1H,d,J=2H
z),7.81(1H,dd,J=9Hz,2Hz),
7.23(1H,d,J=9Hz),5.69(1H,
s),5.03(1H,brs),2.62(3H,
s),0.99(3H,t,J=7Hz),0.95
(3H,t,J=7Hz) 実施例3に準じて下記の化合物を製造した。N,N−ジエチル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド塩酸塩 m.p.289〜291℃(エタノール) NMR(DMSO−d6) δ(ppm);11.75
(1H,brs),8.26(1H,d,J=2H
z),7.84(1H,dd,J=9Hz,2Hz),
7.17(1H,brd,J=9Hz),5.40(1
H,s),5.17(1H,brs),3.45〜3.
85(4H,m),2.91〜3.29(6H,m),
2.62(3H,s),2.12(2H,m),1.8
2(2H,m),1.62(2H,m),1.25(3
H,t,J=7Hz),1.01(3H,t,J=7H
z),0.99(3H,t,J=7Hz)N−n−プロピル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド m.p. 135〜138℃(酢酸エチル) NMR(CDCl3,200MHz) δ(ppm);
8.13(1H,d,J=2Hz),7.79(1H,
dd,J=9Hz,2Hz),7.25(1H,d,J
=9Hz),6.00(1H,t,J=7Hz),5.
72(1H,s),4.18(1H,brs),2.9
6〜3.57(6H,m),2.64(3H,s),
1.30〜2.08(10H,m),1.02(6H,
t,J=7Hz)N−n−ペンチル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド塩酸塩 m.p.205〜214℃(分解)(塩化メチレン−酢
酸エチル) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.67(1H,brs),8.80(1H,
t,J=6Hz),8.26(1H,d,J=1H
z),7.80(1H,dd,J=9Hz,1Hz),
7.23(1H,d,J=9Hz),5.69(1H,
s),5.05(1H,brs),2.62(3H,
s),1.00(3H,t,J=7Hz),0.92
(3H,t,J=7Hz)N,N−ヘキサメチレン−10−アセチルアポビンカミ
ン酸アミド m.p.172〜174℃(酢酸エチル) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);8.12(1H,d,J=2Hz),7.74
(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.20(1
H,brd,J=8Hz),5.29(1H,s),
4.18(1H,brs),2.60(3H,s),
0.93(3H,t,J=7Hz)N−n−ブチル−10−イソブチリルアポビンカミン酸
アミド塩酸塩 m.p.212〜223℃(分解)(塩化メチレン−酢
酸エチル) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.72(1H,brs),8.80(1H,
t,J=6Hz),8.27(1H,s),7.83
(1H,dd,J=9Hz,2Hz),7.24(1
H,d,J=9Hz),5.69(1H,s),5.0
4(1H,brs),3.77(1H,septet,
J=7Hz),1.23(3H,d,J=7Hz),
1.22(3H,d,J=7Hz),0.99(3H,
t,J=8Hz),0.95(3H,t,J=8Hz)N−メチル−N−n−プロピル−10−アセチルアポビ
ンカミン酸アミド塩酸塩 m.p.200〜202℃(2−プロパノール) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.75(1H,brs),8.28(1H,
d,J=2Hz),7.82(1H,dd,J=8H
z,2Hz),7.12(1H,d,J=8Hz),
5.44(1H,s),5.14(1H,brs),
3.30〜3.88(4H,m),2.83〜3.29
(8H,m),2.61(3H,s),1.08〜2.
27(12H,m),0.98(3H,t,J=7H
z)N,N−テトラメチレン−10−アセチルアポビンカミ
ン酸アミド m.p.197〜199℃(酢酸エチル) NMR(CDCl3,200MHz) δ(ppm);
8.12(1H,d,J=2Hz),7.78(1H,
dd,J=8Hz,2Hz),7.14(1H,d,J
=8Hz),5.43(1H,s),4.22(1H,
brs),3.68(2H,m),2.87〜3.32
(8H,m),2.65(3H,s),2.58(2
H,m),1.36〜2.13(10H,m),1.0
1(3H,t,J=7Hz)N,N−ジ−n−プロピル−10−アセチルアポビンカ
ミン酸アミド塩酸塩 m.p.192〜194℃(2−プロパノール) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.67(1H,brs),8.27(1H,
d,J=2Hz),7.83(1H,dd,J=8H
z,2Hz),7.18(1H,m),5.40(1
H,brs),5.17(1H,brs),3.30
(4H,m),2.97〜3.99(6H,m),2.
62(3H,s),1.30〜2.25(10H,
m),0.98(6H,m),0.72(3H,t,J
=7Hz)
明する。 (実施例1)N,N−ペンタメチレン−10−アセチルアポビンカミ
ン酸アミド 10−アセチルアポビンカミン酸(3g)をベンゼン
(100ml)に懸濁し、塩化チオニル(10ml)、
N,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)を加え3
0分、還流した。ベンゼンを減圧下濃縮した。残渣に再
びベンゼン(100ml)を加え、ピペリジン(5m
l)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を水洗後、
乾燥し減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付しエーテルで溶出した。溶出液を濃縮
し酢酸エチルより再結晶することにより、無色針状結晶
(3g)を得た。 m.p.185〜195℃ NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);8.15(1H,d,J=1Hz),7.78
(1H,dd,J=9Hz,1Hz),7.13(1
H,d,J=9Hz),5.32(1H,s),2.8
〜4.0(8H,m),2.60(3H,s),1.2
0〜2.10(9H,m),0.95(3H,t,J=
7Hz) 実施例1に準じて下記の化合物を製造した。N−n−ヘキシル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド塩酸塩 m.p.190〜195℃(分解)(塩化メチレン−酢
酸エチルから再結晶,以下、融点の数値の後の括弧内の
溶媒名は、その溶媒から再結晶したことを示す。) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.67(1H,brs),8.80(1H,
t,J=6Hz),8.26(1H,d,J=1H
z),7.80(1H,dd,J=9Hz,1Hz),
7.23(1H,d,J=9Hz),5.69(1H,
s),5.04(1H,brs),2.62(3H,
s),1.00(3H,t,J=7Hz),0.90
(3H,t,J=7Hz) (実施例2)N,N−ジメチル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド 10−アセチルアポビンカミン酸(400mg)をベン
ゼン(20ml)に懸濁し、塩化チオニル(0.4m
l)、N,N−ジメチルホルムアミド(4滴)を加え2
0分、還流した。ベンゼンを減圧下濃縮した。残渣にジ
クロロメタン(20ml)を加え、氷冷し、ジメチルア
ミン塩酸塩(320mg)、トリエチルアミン(0.6
ml)を加え、室温で30分攪拌した。反応液を水洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホ
ルムで溶出した。溶出液を濃縮し酢酸エチルより再結晶
することにより、無色プリズム結晶(147mg)を得
た。 m.p.191〜193℃ NMR(CDCl3,200MHz) δ(ppm);
8.13(1H,d,J=2Hz),7.79(1H,
dd,J=9Hz,2Hz),7.09(1H,d,J
=9Hz),5.37(1H,s),4.27(1H,
brs),3.18(3H,s),2.90(3H,b
rs),2.65(3H,s),1.01(3H,t,
J=8Hz) 実施例2に準じて下記の化合物を製造した。N−エチル−10−アセチルアポビンカミン酸アミド塩
酸塩 m.p.270〜273℃(エタノール) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.52(1H,brs),8.82(1H,
t,J=7Hz),8.27(1H,d,J=2H
z),7.82(1H,dd,J=9Hz,2Hz),
7.24(1H,d,J=9Hz),5.70(1H,
s),5.05(1H,brs),3.70(2H,
m),2.92〜3.35(6H,m),2.62(3
H,s),1.48〜2.12(6H,m),1.19
(3H,t,J=7Hz),0.99(3H,t,J=
7Hz) (実施例3)N−n−ブチル−10−アセチルアポビンカミン酸アミ
ド塩酸塩 10−アセチルアポビンカミン酸(400mg)をベン
ゼン(20ml)に懸濁し、塩化チオニル(0.4m
l)、N,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)を
加え30分、還流した。ベンゼンを減圧下濃縮した。残
渣にジクロロメタン(20ml)を加え、氷冷し、ブチ
ルアミン(0.4ml)を加え、室温で30分攪拌し
た。反応液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濾
過、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付しメタノール−クロロホルム(1:50)で溶
出した。溶出液を濃縮し、残渣をエタノールに溶解し4
N−塩酸酢酸エチル溶液(0.5ml)を加えた。析出
した沈澱物を濾取しメタノール−酢酸エチルより再結晶
することにより、無色針状結晶(107mg)を得た。 m.p.321℃(分解) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.80(1H,brs),8.80(1H,
t,J=5Hz),8.25(1H,d,J=2H
z),7.81(1H,dd,J=9Hz,2Hz),
7.23(1H,d,J=9Hz),5.69(1H,
s),5.03(1H,brs),2.62(3H,
s),0.99(3H,t,J=7Hz),0.95
(3H,t,J=7Hz) 実施例3に準じて下記の化合物を製造した。N,N−ジエチル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド塩酸塩 m.p.289〜291℃(エタノール) NMR(DMSO−d6) δ(ppm);11.75
(1H,brs),8.26(1H,d,J=2H
z),7.84(1H,dd,J=9Hz,2Hz),
7.17(1H,brd,J=9Hz),5.40(1
H,s),5.17(1H,brs),3.45〜3.
85(4H,m),2.91〜3.29(6H,m),
2.62(3H,s),2.12(2H,m),1.8
2(2H,m),1.62(2H,m),1.25(3
H,t,J=7Hz),1.01(3H,t,J=7H
z),0.99(3H,t,J=7Hz)N−n−プロピル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド m.p. 135〜138℃(酢酸エチル) NMR(CDCl3,200MHz) δ(ppm);
8.13(1H,d,J=2Hz),7.79(1H,
dd,J=9Hz,2Hz),7.25(1H,d,J
=9Hz),6.00(1H,t,J=7Hz),5.
72(1H,s),4.18(1H,brs),2.9
6〜3.57(6H,m),2.64(3H,s),
1.30〜2.08(10H,m),1.02(6H,
t,J=7Hz)N−n−ペンチル−10−アセチルアポビンカミン酸ア
ミド塩酸塩 m.p.205〜214℃(分解)(塩化メチレン−酢
酸エチル) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.67(1H,brs),8.80(1H,
t,J=6Hz),8.26(1H,d,J=1H
z),7.80(1H,dd,J=9Hz,1Hz),
7.23(1H,d,J=9Hz),5.69(1H,
s),5.05(1H,brs),2.62(3H,
s),1.00(3H,t,J=7Hz),0.92
(3H,t,J=7Hz)N,N−ヘキサメチレン−10−アセチルアポビンカミ
ン酸アミド m.p.172〜174℃(酢酸エチル) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);8.12(1H,d,J=2Hz),7.74
(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.20(1
H,brd,J=8Hz),5.29(1H,s),
4.18(1H,brs),2.60(3H,s),
0.93(3H,t,J=7Hz)N−n−ブチル−10−イソブチリルアポビンカミン酸
アミド塩酸塩 m.p.212〜223℃(分解)(塩化メチレン−酢
酸エチル) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.72(1H,brs),8.80(1H,
t,J=6Hz),8.27(1H,s),7.83
(1H,dd,J=9Hz,2Hz),7.24(1
H,d,J=9Hz),5.69(1H,s),5.0
4(1H,brs),3.77(1H,septet,
J=7Hz),1.23(3H,d,J=7Hz),
1.22(3H,d,J=7Hz),0.99(3H,
t,J=8Hz),0.95(3H,t,J=8Hz)N−メチル−N−n−プロピル−10−アセチルアポビ
ンカミン酸アミド塩酸塩 m.p.200〜202℃(2−プロパノール) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.75(1H,brs),8.28(1H,
d,J=2Hz),7.82(1H,dd,J=8H
z,2Hz),7.12(1H,d,J=8Hz),
5.44(1H,s),5.14(1H,brs),
3.30〜3.88(4H,m),2.83〜3.29
(8H,m),2.61(3H,s),1.08〜2.
27(12H,m),0.98(3H,t,J=7H
z)N,N−テトラメチレン−10−アセチルアポビンカミ
ン酸アミド m.p.197〜199℃(酢酸エチル) NMR(CDCl3,200MHz) δ(ppm);
8.12(1H,d,J=2Hz),7.78(1H,
dd,J=8Hz,2Hz),7.14(1H,d,J
=8Hz),5.43(1H,s),4.22(1H,
brs),3.68(2H,m),2.87〜3.32
(8H,m),2.65(3H,s),2.58(2
H,m),1.36〜2.13(10H,m),1.0
1(3H,t,J=7Hz)N,N−ジ−n−プロピル−10−アセチルアポビンカ
ミン酸アミド塩酸塩 m.p.192〜194℃(2−プロパノール) NMR(DMSO−d6,200MHz) δ(pp
m);11.67(1H,brs),8.27(1H,
d,J=2Hz),7.83(1H,dd,J=8H
z,2Hz),7.18(1H,m),5.40(1
H,brs),5.17(1H,brs),3.30
(4H,m),2.97〜3.99(6H,m),2.
62(3H,s),1.30〜2.25(10H,
m),0.98(6H,m),0.72(3H,t,J
=7Hz)
【発明の効果】本発明の化合物は、制癌剤の抗腫瘍効果
を顕著に増加させるものである。すなわち、本発明の化
合物は、制癌剤に対し耐性を持たない癌細胞の制癌剤に
対する感受性を高めるのみならず、耐性を有する癌細胞
においても当該薬剤感受性を増強させ、その結果、これ
を制癌剤とともに用いれば制癌剤に耐性となった癌及び
自然耐性で難治療性の癌に対して治癒を期することが可
能となる。また、従来、制癌剤は治療効果を期待するた
めに、可能な限り高い量を投与されることが多いが、本
発明の化合物は、癌細胞の制癌感受性を増強させるた
め、制癌剤の使用量を少なくし、毒性発現の少ない低用
量で抗腫瘍効果を得ることも可能である。以下、本発明
の効果を試験例により説明する。 (試験例) [制癌剤耐性癌細胞内への制癌剤取り込み
増強効果試験]制癌剤耐性癌細胞内への制癌剤取り込み
増強効果試験は、キャンサー・リサーチ(Cancer Resea
rch),第41巻,1967〜1972ページ(198
1年)に記載の方法に従って行った。ヒト卵巣癌細胞A
2780のアドリアマイシン耐性株2780AD[ロー
ガン(A.M.Rogan)ら,サイエンス(Scie
nce),第224巻,第994〜996ページ(19
84年)]を5%牛胎児血清を含むRPMI−1640
培養液中に1×106個/ml懸濁した。この癌細胞懸
濁液を、24穴のマルチウェル培養プレートに1穴あた
り1ml播種し、5%炭酸ガスを通気しながら37℃で
培養した。24時間後に培養液を20nmの3H−ビン
クリスチン(以下、3H−VCRと略称する。)(1×
104dpm/pmol)、5%牛胎児血清、10mM
ヘペス緩衝液を含むRPMI−1640培養液0.5m
lと交換した。被験化合物(N,N−ペンタメチレン−
10−アセチルアポビンカミン酸アミド)をジメチルス
ルホキシドに溶解した後、リン酸緩衝食塩水で希釈し、
この溶液5μl(培養液中に於ける被験化合物の濃度は
1.0μg/ml及び10.0μg/ml)を前記培養
液に加え、5%炭酸ガスを通気しながら37℃で2時間
培養を続けた後、細胞内に取り込まれた3H−VCR量
を液体シンチレーションカウンターで測定した。効果は
薬物無処理の対照群に取り込まれた3H−VCR量に対
する割合(%)で表した。結果を表1に示した。
を顕著に増加させるものである。すなわち、本発明の化
合物は、制癌剤に対し耐性を持たない癌細胞の制癌剤に
対する感受性を高めるのみならず、耐性を有する癌細胞
においても当該薬剤感受性を増強させ、その結果、これ
を制癌剤とともに用いれば制癌剤に耐性となった癌及び
自然耐性で難治療性の癌に対して治癒を期することが可
能となる。また、従来、制癌剤は治療効果を期待するた
めに、可能な限り高い量を投与されることが多いが、本
発明の化合物は、癌細胞の制癌感受性を増強させるた
め、制癌剤の使用量を少なくし、毒性発現の少ない低用
量で抗腫瘍効果を得ることも可能である。以下、本発明
の効果を試験例により説明する。 (試験例) [制癌剤耐性癌細胞内への制癌剤取り込み
増強効果試験]制癌剤耐性癌細胞内への制癌剤取り込み
増強効果試験は、キャンサー・リサーチ(Cancer Resea
rch),第41巻,1967〜1972ページ(198
1年)に記載の方法に従って行った。ヒト卵巣癌細胞A
2780のアドリアマイシン耐性株2780AD[ロー
ガン(A.M.Rogan)ら,サイエンス(Scie
nce),第224巻,第994〜996ページ(19
84年)]を5%牛胎児血清を含むRPMI−1640
培養液中に1×106個/ml懸濁した。この癌細胞懸
濁液を、24穴のマルチウェル培養プレートに1穴あた
り1ml播種し、5%炭酸ガスを通気しながら37℃で
培養した。24時間後に培養液を20nmの3H−ビン
クリスチン(以下、3H−VCRと略称する。)(1×
104dpm/pmol)、5%牛胎児血清、10mM
ヘペス緩衝液を含むRPMI−1640培養液0.5m
lと交換した。被験化合物(N,N−ペンタメチレン−
10−アセチルアポビンカミン酸アミド)をジメチルス
ルホキシドに溶解した後、リン酸緩衝食塩水で希釈し、
この溶液5μl(培養液中に於ける被験化合物の濃度は
1.0μg/ml及び10.0μg/ml)を前記培養
液に加え、5%炭酸ガスを通気しながら37℃で2時間
培養を続けた後、細胞内に取り込まれた3H−VCR量
を液体シンチレーションカウンターで測定した。効果は
薬物無処理の対照群に取り込まれた3H−VCR量に対
する割合(%)で表した。結果を表1に示した。
【0016】
【表1】
【0017】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中池 司郎 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 畑山 勝男 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 鶴尾 隆 神奈川県南足柄市塚原4828−15
Claims (1)
- 【請求項1】式 (式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子もしくは炭素原
子数1〜8個のアルキル基を示すか、またはR1とR2は
一緒になって炭素原子数2〜6個のアルキレン鎖を示
し、R3は水素原子または炭素原子数1〜5個のアルキ
ル基を示す。)で表わされるアポビンカミン酸アミド誘
導体及びその酸付加塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04039483A JP3097269B2 (ja) | 1991-03-01 | 1992-02-26 | アポビンカミン酸アミド誘導体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12065291 | 1991-03-01 | ||
| JP3-120652 | 1991-03-01 | ||
| JP04039483A JP3097269B2 (ja) | 1991-03-01 | 1992-02-26 | アポビンカミン酸アミド誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559051A true JPH0559051A (ja) | 1993-03-09 |
| JP3097269B2 JP3097269B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=26378888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04039483A Expired - Fee Related JP3097269B2 (ja) | 1991-03-01 | 1992-02-26 | アポビンカミン酸アミド誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3097269B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107595843A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-01-19 | 南京中医药大学 | 一类长春胺衍生物及其治疗2型糖尿病的用途 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP04039483A patent/JP3097269B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107595843A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-01-19 | 南京中医药大学 | 一类长春胺衍生物及其治疗2型糖尿病的用途 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3097269B2 (ja) | 2000-10-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5457208A (en) | Kappa opioid receptor antagonists | |
| US4797406A (en) | Amides and esters containing bridged piperidines and use as serotonin M antagonists | |
| JP2756742B2 (ja) | N−アシル−2,3−ベンゾジアゼピン誘導体、その製造法、それを含有する医薬組成物、およびその製造法 | |
| EP0532644B1 (en) | Antitussive and mucus regulating agent, a process for the preparation thereof and pharmaceutical compositions containing it | |
| CA2139109C (en) | Purinone antianginal agents | |
| EP1292590B1 (en) | Admantane derivatives | |
| US5543426A (en) | Use of certain 3,7-disubstituted indole compounds for treating depression or cognitive disorders | |
| EP3483158B1 (en) | Heterocyclic compound serving as fgfr4 inhibitor | |
| AU683664B2 (en) | Antitussive | |
| EP0319429B1 (en) | 9-Acylamino-tetrahydroacridine derivatives and memory enhancing agent containing said derivative as active ingredient | |
| US4658023A (en) | Porphyrin derivatives | |
| KR900000887B1 (ko) | 질산염 유도체의 제조방법 | |
| EP0575362A1 (en) | TETRAHYDROTHIENO(2,3-c)PYRIDINE DERIVATIVES, PROCESS FOR THEIR PREPARATION AND THEIR PHARMACEUTICAL APPLICATION | |
| US5728692A (en) | Methotrexate derivative | |
| US20040067959A1 (en) | Morphinoid derivatives as delta-opioid agonists and antagonists | |
| WO2021233349A1 (zh) | 吡啶类衍生物及其应用 | |
| JP3097269B2 (ja) | アポビンカミン酸アミド誘導体 | |
| EP0270692A1 (en) | Antiarrhythmic agent | |
| Smith et al. | Synthesis and anxiolytic activity of a series of pyrazino [1, 2-a][1, 4] benzodiazepine derivatives | |
| CA1094070A (en) | 1-phenyl-piperazine derivatives | |
| CN114933601A (zh) | 汉防己甲素衍生物及其制备方法和应用 | |
| US5547961A (en) | Method of treatment of intestinal diseases | |
| JPS62249984A (ja) | D−ノル−7−エルゴリン誘導体、その製法、薬剤組成物及び使用 | |
| JP3359722B2 (ja) | メトトレキセート誘導体 | |
| US5336679A (en) | Tetrahydroimidazopyridine derivatives and salts thereof |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |