JPH0559202A - 農業用被覆資材 - Google Patents
農業用被覆資材Info
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- JPH0559202A JPH0559202A JP3244062A JP24406291A JPH0559202A JP H0559202 A JPH0559202 A JP H0559202A JP 3244062 A JP3244062 A JP 3244062A JP 24406291 A JP24406291 A JP 24406291A JP H0559202 A JPH0559202 A JP H0559202A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating material
- film
- agricultural
- fluorine
- ethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、光線透過性を損なうことなく、長
期間にわったて、優れた防曇性を有する農業用被覆資材
を得ることを目的とする。 【構成】 少なくとも含フッ素樹脂フィルムの1面に、
主にSiO2からなる無機質粒子が0.1〜1.3g/m2塗布さ
れている無機質粒子層(A)層を有していることを特徴
とする農業用被覆資材。
期間にわったて、優れた防曇性を有する農業用被覆資材
を得ることを目的とする。 【構成】 少なくとも含フッ素樹脂フィルムの1面に、
主にSiO2からなる無機質粒子が0.1〜1.3g/m2塗布さ
れている無機質粒子層(A)層を有していることを特徴
とする農業用被覆資材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業用被覆資材に関
し、さらに詳しくは含フッ素樹脂系フィルムからなる農
業用被覆資材に関するものである。
し、さらに詳しくは含フッ素樹脂系フィルムからなる農
業用被覆資材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、含フッ素樹脂系フィルムによ
る農業用被覆資材は種々提案されている。これら含フッ
素樹脂系フィルムには、例えば塩化ビニル樹脂等の熱可
塑性樹脂と異なり、フィルム成形加工温度が300℃以上
と極めて高温になることから、滑剤及び防曇剤等のフィ
ルム表面改質剤は熱分解してしまうため、樹脂中に直接
添加することは不可能であった。
る農業用被覆資材は種々提案されている。これら含フッ
素樹脂系フィルムには、例えば塩化ビニル樹脂等の熱可
塑性樹脂と異なり、フィルム成形加工温度が300℃以上
と極めて高温になることから、滑剤及び防曇剤等のフィ
ルム表面改質剤は熱分解してしまうため、樹脂中に直接
添加することは不可能であった。
【0003】しかしながら、含フッ素樹脂フィルムを農
業用、例えば施設園芸用ハウスの被覆用途に使用する
と、ハウス内の水蒸気がハウス表面に凝結し、それが水
滴となって農作物上に滴下し、結果的に、病害の発生、
収穫量の低下及び品質の低下等の問題が生じていた。
業用、例えば施設園芸用ハウスの被覆用途に使用する
と、ハウス内の水蒸気がハウス表面に凝結し、それが水
滴となって農作物上に滴下し、結果的に、病害の発生、
収穫量の低下及び品質の低下等の問題が生じていた。
【0004】この問題を解決するために、フィルムの表
面に主にAl2O3からなる粒子を塗布していたが、これ
ら表面処理剤は、塗布量が少量であると防曇効果が得ら
れず、また多量に塗布するとフィルムの光線透過量を低
下させてしまうため、その塗布量及び塗布方法におい
て、問題があった。
面に主にAl2O3からなる粒子を塗布していたが、これ
ら表面処理剤は、塗布量が少量であると防曇効果が得ら
れず、また多量に塗布するとフィルムの光線透過量を低
下させてしまうため、その塗布量及び塗布方法におい
て、問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術が有していた前述の問題点を解決しようとするもの
であり、従来全くしられていなかった農業用被覆資材及
びその表面処理剤を新たに提案することにある。
技術が有していた前述の問題点を解決しようとするもの
であり、従来全くしられていなかった農業用被覆資材及
びその表面処理剤を新たに提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、少なくとも含フッ素樹脂
系フィルムの1面に主にSiO2からなる無機質粒子が
0.1〜1.3g/m2塗布されている無機質粒子層(A)を有し
ていることを特徴とする農業用被覆資材を提供するもの
である。
決すべくなされたものであり、少なくとも含フッ素樹脂
系フィルムの1面に主にSiO2からなる無機質粒子が
0.1〜1.3g/m2塗布されている無機質粒子層(A)を有し
ていることを特徴とする農業用被覆資材を提供するもの
である。
【0007】しかして、本発明によれば、フィルムの光
線透過性を損うことなく、優れた防曇性を有する農業用
被覆資材が得られるのである。以下本発明の構成要因に
ついて詳しく説明する。
線透過性を損うことなく、優れた防曇性を有する農業用
被覆資材が得られるのである。以下本発明の構成要因に
ついて詳しく説明する。
【0008】本発明において、「含フッ素樹脂」とは、
樹脂の分子構造式中にフッ素を含む熱可塑性樹脂であれ
ば特に制限されるものではないが、具体的には、例え
ば、樹脂の構造中に4個フッ素原子を有する四フッ化エ
チレン系樹脂、さらに三フッ化エチレン系樹脂、二フッ
化エチレン系樹脂、一フッ化エチレン系樹脂およびこれ
ら樹脂の複合物であり、中でも、四フッ化エチレン系樹
脂および二フッ化エチレン系樹脂が好ましく、さらに四
フッ化エチレン系樹脂が好ましい。
樹脂の分子構造式中にフッ素を含む熱可塑性樹脂であれ
ば特に制限されるものではないが、具体的には、例え
ば、樹脂の構造中に4個フッ素原子を有する四フッ化エ
チレン系樹脂、さらに三フッ化エチレン系樹脂、二フッ
化エチレン系樹脂、一フッ化エチレン系樹脂およびこれ
ら樹脂の複合物であり、中でも、四フッ化エチレン系樹
脂および二フッ化エチレン系樹脂が好ましく、さらに四
フッ化エチレン系樹脂が好ましい。
【0009】ここで、四フッ化エチレン系樹脂とは、具
体的には、例えば四フッ化エチレン系樹脂(PTF
E)、四フッ化エチレン・パーフロロアルコキシエチレ
ン共重合体(PFA)、四フッ化エチレン・六フッ化プ
ロピレン・パーフロロアルコキシエチレン共重合体(E
PE)四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体
(FEP)および四フッ化エチレン・エチレン共重合体
(ETFE)等があり、中でもPFA、ETFE、FE
PおよびEPEが好ましく、特にETFEが好ましい。
体的には、例えば四フッ化エチレン系樹脂(PTF
E)、四フッ化エチレン・パーフロロアルコキシエチレ
ン共重合体(PFA)、四フッ化エチレン・六フッ化プ
ロピレン・パーフロロアルコキシエチレン共重合体(E
PE)四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体
(FEP)および四フッ化エチレン・エチレン共重合体
(ETFE)等があり、中でもPFA、ETFE、FE
PおよびEPEが好ましく、特にETFEが好ましい。
【0010】ETFEを具体的に説明すると、エチレン
および四フッ化エチレンを主体とし(エチレン/四フッ
化エチレンのモル比は一般に40/60〜60/40にある)、
そして必要により、これに少量(通常10モル%以下)の
第3のコモノマー成分を共重合させたものであり、本発
明では、殊にエチレン/四フッ化エチレンの含有モル比
が40/60〜60/40、好ましくは45/55〜55/45の範囲内
にあり、且つ式CH2=CH−CnF2n+1(ここで、n
は2〜10の整数である)で示されるパーフルオロアルキ
ルビニルモノマー単位(例えば、CH2=CH−C4H9
またはCH2=CH−C6−CH13から誘導される単位)
の含有量が0.3〜10モル%、好ましくは0.3〜5%モルの
範囲内にあるETFEが好適に使用される。
および四フッ化エチレンを主体とし(エチレン/四フッ
化エチレンのモル比は一般に40/60〜60/40にある)、
そして必要により、これに少量(通常10モル%以下)の
第3のコモノマー成分を共重合させたものであり、本発
明では、殊にエチレン/四フッ化エチレンの含有モル比
が40/60〜60/40、好ましくは45/55〜55/45の範囲内
にあり、且つ式CH2=CH−CnF2n+1(ここで、n
は2〜10の整数である)で示されるパーフルオロアルキ
ルビニルモノマー単位(例えば、CH2=CH−C4H9
またはCH2=CH−C6−CH13から誘導される単位)
の含有量が0.3〜10モル%、好ましくは0.3〜5%モルの
範囲内にあるETFEが好適に使用される。
【0011】このETFEはそれ自体既知のものであ
り、例えば特公59-50163号公報に記載の方法で製造する
ことができ、また、市販品として旭硝子(株)より「アフ
ロンR COP」なる商品名で市販されているものを使
用することもできる。
り、例えば特公59-50163号公報に記載の方法で製造する
ことができ、また、市販品として旭硝子(株)より「アフ
ロンR COP」なる商品名で市販されているものを使
用することもできる。
【0012】また、上記三フッ化エチレン系樹脂とは、
具体的には、例えば三フッ化塩化エチレン樹脂(CTF
E)および三フッ化塩化エチレン・エチレン共重合体
(ECTFE)等であり、中でもCTEFEが好まし
い。前記二フッ化エチレン系および一フッ化エチレン系
樹脂とは、具体的には、例えばフッ化ビニリデン樹脂
(PVDF)およびフッ化ビニル樹脂(PVF)等であ
る。
具体的には、例えば三フッ化塩化エチレン樹脂(CTF
E)および三フッ化塩化エチレン・エチレン共重合体
(ECTFE)等であり、中でもCTEFEが好まし
い。前記二フッ化エチレン系および一フッ化エチレン系
樹脂とは、具体的には、例えばフッ化ビニリデン樹脂
(PVDF)およびフッ化ビニル樹脂(PVF)等であ
る。
【0013】さらに本発明においては、上記含フッ素樹
脂を主に含有する他の熱可塑性樹脂との混合物でも良
い。
脂を主に含有する他の熱可塑性樹脂との混合物でも良
い。
【0014】また本発明でいう「無機質粒子」の「無機
質」とは、主にSiO2からなる無機質であって、その
組成分はSiO2が100wt%のみならず、一般的には50w
t%以上、好ましくは70wt%以上さらに好ましくは80
wt%以上である。SiO2以外の無機質としては、特
に制限するものではなくいづれの無機質でも良く、例え
ばAl2O3、TiO2、MgCO3及びCaCO3等があ
り、中でもAl2O3が好適に使用される。
質」とは、主にSiO2からなる無機質であって、その
組成分はSiO2が100wt%のみならず、一般的には50w
t%以上、好ましくは70wt%以上さらに好ましくは80
wt%以上である。SiO2以外の無機質としては、特
に制限するものではなくいづれの無機質でも良く、例え
ばAl2O3、TiO2、MgCO3及びCaCO3等があ
り、中でもAl2O3が好適に使用される。
【0015】また、無機質粒子の形状は特に規制するも
のではないが、球状であることが好ましく、通常のコロ
イド粒子の範囲内にあるものは、使用可能であるが、得
られる塗膜の透明性の観点から、その平均粒径は1〜100
mμ、好ましくは3〜50mμ、さらに好ましくは5〜30mμ
である。
のではないが、球状であることが好ましく、通常のコロ
イド粒子の範囲内にあるものは、使用可能であるが、得
られる塗膜の透明性の観点から、その平均粒径は1〜100
mμ、好ましくは3〜50mμ、さらに好ましくは5〜30mμ
である。
【0016】さらに前記無機質粒子からなるA層中に
は、前記無機質以外に、カチオン系、アニオン系、両性
界面活性剤及び/又は非イオン系界面活性剤を含有して
いることにより一層の防曇性が付与される。A層で使用
される界面活性剤量は、一般的には0.1〜40wt%、好ま
しくは0.2〜15wt%、さらに好ましくは0.3〜10wt%であ
る。界面活性剤量が40wt%より多い場合は得られる塗膜
の耐候性、耐久性、耐ブリード性、密着性に乏しく、防
曇性の持続が短かくなる傾向を示し、0.1wt%より少な
い場合は得られる塗膜の防曇性が低下するので好ましく
ない。
は、前記無機質以外に、カチオン系、アニオン系、両性
界面活性剤及び/又は非イオン系界面活性剤を含有して
いることにより一層の防曇性が付与される。A層で使用
される界面活性剤量は、一般的には0.1〜40wt%、好ま
しくは0.2〜15wt%、さらに好ましくは0.3〜10wt%であ
る。界面活性剤量が40wt%より多い場合は得られる塗膜
の耐候性、耐久性、耐ブリード性、密着性に乏しく、防
曇性の持続が短かくなる傾向を示し、0.1wt%より少な
い場合は得られる塗膜の防曇性が低下するので好ましく
ない。
【0017】ここでいうカチオン系界面活性剤として
は、例えば一級アミン塩、二級アミン塩、三級アミン
塩、四級アンモニウム塩、ヒドロキシアンモニウム塩、
エーテルアンモニウム塩等の脂肪族アミン塩およびその
四級アンモニウム塩又ベンザルコニウム塩、ベントニウ
ム塩等の芳香族四級アンモニウム塩又ピリジウム塩、イ
ミダゾリニウム塩及びフッ素系のものがあげられる。
は、例えば一級アミン塩、二級アミン塩、三級アミン
塩、四級アンモニウム塩、ヒドロキシアンモニウム塩、
エーテルアンモニウム塩等の脂肪族アミン塩およびその
四級アンモニウム塩又ベンザルコニウム塩、ベントニウ
ム塩等の芳香族四級アンモニウム塩又ピリジウム塩、イ
ミダゾリニウム塩及びフッ素系のものがあげられる。
【0018】これらのうちピリジニウム塩系、脂肪族ア
ミン塩系、四級アンモニウム塩系、フッ素系のもの好ま
しく、その中でもフッ素系のもの例えばパーフルオロア
ルキルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロアルキ
ル第四級アンモニウム塩、パーフルオロアルキルアミン
オキサイドなどが挙げられ、防曇性の効果及び持続性の
面から特に好ましい。
ミン塩系、四級アンモニウム塩系、フッ素系のもの好ま
しく、その中でもフッ素系のもの例えばパーフルオロア
ルキルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロアルキ
ル第四級アンモニウム塩、パーフルオロアルキルアミン
オキサイドなどが挙げられ、防曇性の効果及び持続性の
面から特に好ましい。
【0019】また、アニオン界面活性剤としては、特に
制限するものではなく、例えばカルボン酸塩系として、
脂肪酸およびロジン酸セッケン、N−アシルカルボン酸
塩、エーテルカルボン酸塩、スルホン酸塩系として、ア
ルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、エステルスル
ホン酸塩、アルキルアリルおよびアルキルナフタレンス
ルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩、硫酸エステル塩
系として、硫酸化油、エステル硫酸塩、アルキル硫酸
塩、エーテル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸塩、
アミド硫酸塩、リン酸エステル塩系として、アルキルリ
ン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリ
ン酸塩、アミドリン酸塩、ホルマリン縮合系スルホン酸
塩及びフッ素系のものがあげられる。
制限するものではなく、例えばカルボン酸塩系として、
脂肪酸およびロジン酸セッケン、N−アシルカルボン酸
塩、エーテルカルボン酸塩、スルホン酸塩系として、ア
ルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、エステルスル
ホン酸塩、アルキルアリルおよびアルキルナフタレンス
ルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩、硫酸エステル塩
系として、硫酸化油、エステル硫酸塩、アルキル硫酸
塩、エーテル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸塩、
アミド硫酸塩、リン酸エステル塩系として、アルキルリ
ン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリ
ン酸塩、アミドリン酸塩、ホルマリン縮合系スルホン酸
塩及びフッ素系のものがあげられる。
【0020】これらのうちカルボン酸塩系、リン酸エス
テル塩系、フッ素系のものが好ましくその中でもフッ素
系のもの例えばパーフルオロアルキルカルボン酸塩、パ
ーフルオロアルキルリン酸エステルなど挙げられ防曇性
効果及び持続性の面から特に好ましい。
テル塩系、フッ素系のものが好ましくその中でもフッ素
系のもの例えばパーフルオロアルキルカルボン酸塩、パ
ーフルオロアルキルリン酸エステルなど挙げられ防曇性
効果及び持続性の面から特に好ましい。
【0021】また両性界面活性剤としては、例えばベタ
イン系としてカルボキシベタイン、スルホベタイン、ア
ミノカルボン酸塩系、イミダゾリン誘導体系及びフッ素
系のものがあげられる。これ等のうちフッ素系のもの例
えばパーフルオロアルキルベタインなどが挙げられ、防
曇性の効果及び持続性の面から特に好ましい。
イン系としてカルボキシベタイン、スルホベタイン、ア
ミノカルボン酸塩系、イミダゾリン誘導体系及びフッ素
系のものがあげられる。これ等のうちフッ素系のもの例
えばパーフルオロアルキルベタインなどが挙げられ、防
曇性の効果及び持続性の面から特に好ましい。
【0022】また、非イオン系界面活性剤としては、例
えば、アルキルおよびアルキルアリルポリオキシエチレ
ンエーテル、アルキルアリルホルムアルデヒド縮合ポリ
オキシエチレンエーテル、グリセリンエーテルおよびそ
のポリオキシエチレンエーテル、ポリオキシプロピレン
を親油基とするブロックポリマー、アルキルチオポリオ
キシエチレンエーテル、プロピレングリコールエステル
のポリオキシエチレンエーテル、グリセリンエステルの
ポリオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポ
リオキシエチレンエーテル、ソルビト−ルポリオキシエ
チレンエーテルのエステル、グリセリンエーテルのエス
テル、アルキルポリオキシエチレンエーテルのエステル
共重合物のポリオキシエチレンエーテルエステル、ポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリンエステル、
ソルビタンエステル、二価アルコールエステル、ショ糖
エステル、脂肪族アルカノールアミド、ポリオキシエチ
レン脂肪酸アミド、アルカノールアミンのエステル、ポ
リオキシエステルアルキルアミン、アミンオキシド、パ
ーフロロアルキルエチレンオキサイド付加物、パーフル
オロアルキルオリゴマー及びフルオロアルキルエチレン
オキサイイド付加物等をあげることができる。
えば、アルキルおよびアルキルアリルポリオキシエチレ
ンエーテル、アルキルアリルホルムアルデヒド縮合ポリ
オキシエチレンエーテル、グリセリンエーテルおよびそ
のポリオキシエチレンエーテル、ポリオキシプロピレン
を親油基とするブロックポリマー、アルキルチオポリオ
キシエチレンエーテル、プロピレングリコールエステル
のポリオキシエチレンエーテル、グリセリンエステルの
ポリオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポ
リオキシエチレンエーテル、ソルビト−ルポリオキシエ
チレンエーテルのエステル、グリセリンエーテルのエス
テル、アルキルポリオキシエチレンエーテルのエステル
共重合物のポリオキシエチレンエーテルエステル、ポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリンエステル、
ソルビタンエステル、二価アルコールエステル、ショ糖
エステル、脂肪族アルカノールアミド、ポリオキシエチ
レン脂肪酸アミド、アルカノールアミンのエステル、ポ
リオキシエステルアルキルアミン、アミンオキシド、パ
ーフロロアルキルエチレンオキサイド付加物、パーフル
オロアルキルオリゴマー及びフルオロアルキルエチレン
オキサイイド付加物等をあげることができる。
【0023】その中でもアルキルおよびアルキルアリル
ポリオキシエチレンエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、グリセリンエステル、ソルビタンエステ
ル、パーフロロアルキルエチレンオキサイド付加物、パ
ーフルオロアルキルオリゴマー及びフルオロアルキルエ
チレンオキサイイド付加物が好ましく特にパーフロロア
ルキルエチレンオキサイド付加物、パーフルオロアルキ
ルオリゴマー及びフルオロアルキルエチレンオキサイイ
ド付加物が防曇性の効果及び持続性の面から特に好まし
い。
ポリオキシエチレンエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、グリセリンエステル、ソルビタンエステ
ル、パーフロロアルキルエチレンオキサイド付加物、パ
ーフルオロアルキルオリゴマー及びフルオロアルキルエ
チレンオキサイイド付加物が好ましく特にパーフロロア
ルキルエチレンオキサイド付加物、パーフルオロアルキ
ルオリゴマー及びフルオロアルキルエチレンオキサイイ
ド付加物が防曇性の効果及び持続性の面から特に好まし
い。
【0024】本発明含フッ素樹脂系フィルム面にA層を
得るには、前記無機質粒子及び界面活性剤を一且分散媒
中に均一に分散せしめた分散液を調製し、これをフィル
ム面上に塗布、乾燥せしめることにより達成される。
得るには、前記無機質粒子及び界面活性剤を一且分散媒
中に均一に分散せしめた分散液を調製し、これをフィル
ム面上に塗布、乾燥せしめることにより達成される。
【0025】ここで使用される分散媒は、特に規定すべ
きものではなく、使用する無機質粒子及び界面活性剤等
を考慮して適宜選択されるが、一般には例えば、水、メ
チルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、エチルセロソルブ、エチレングリコ−ル、アセト
ン、グリセリン、酢酸アミルアルコール、モノエチルエ
ーテル、n−メチルピロリドン、メチルエチルケトン、
ジメチルホルムアミド、トリエタノ−ルアミン等があ
り、中でもメチルアルコール、エチルアルコール、イソ
プロピルアルコール、n−プロピルアルコール、アセト
ン及びエチレングリコ−ル等が好適に使用される。
きものではなく、使用する無機質粒子及び界面活性剤等
を考慮して適宜選択されるが、一般には例えば、水、メ
チルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、エチルセロソルブ、エチレングリコ−ル、アセト
ン、グリセリン、酢酸アミルアルコール、モノエチルエ
ーテル、n−メチルピロリドン、メチルエチルケトン、
ジメチルホルムアミド、トリエタノ−ルアミン等があ
り、中でもメチルアルコール、エチルアルコール、イソ
プロピルアルコール、n−プロピルアルコール、アセト
ン及びエチレングリコ−ル等が好適に使用される。
【0026】塗膜性の点からは水分は少ない方が望まし
く、分散液中の水分はH2O/SiO2重量比で4、好まし
くは1まで許容される。分散液中の水分の量がH2O/S
iO2重量比で4より多くなると、塗布して塗膜を形成す
る際に、均一な塗膜が形成されない難点が生じるので好
ましくない。
く、分散液中の水分はH2O/SiO2重量比で4、好まし
くは1まで許容される。分散液中の水分の量がH2O/S
iO2重量比で4より多くなると、塗布して塗膜を形成す
る際に、均一な塗膜が形成されない難点が生じるので好
ましくない。
【0027】これら分散媒中への無機質粒子の濃度は特
に規制するものではないが一般的には50wt%以下、好ま
しくは5〜30wt%にある。
に規制するものではないが一般的には50wt%以下、好ま
しくは5〜30wt%にある。
【0028】この分散媒は使用にさいして更に適当な濃
度に希釈してもよい。特に、pHが5以下の酸性オルガノ
シリカゾルが界面活性剤と混合した場合、長期間にわた
って安定であるので好ましい。又、こう様なオルガノシ
リカゾルは例えば先に出願された特公平2−1087号
に記載されている方法で水を分散媒とするシリカゾルか
ら製造される。
度に希釈してもよい。特に、pHが5以下の酸性オルガノ
シリカゾルが界面活性剤と混合した場合、長期間にわた
って安定であるので好ましい。又、こう様なオルガノシ
リカゾルは例えば先に出願された特公平2−1087号
に記載されている方法で水を分散媒とするシリカゾルか
ら製造される。
【0029】上記のとおり、調製された分散液を含フッ
素樹脂系フィルム面に塗布する方法は、従来使用されて
いる方法を使用することができ、例えば、グラビアロー
ル法、ローラータッチ法、バーコーター法、スプレー
法、浸漬法、ハケ塗り法など通常の塗布方法で塗布加工
することができる。等があり中でもグラビアロール法が
好ましい。
素樹脂系フィルム面に塗布する方法は、従来使用されて
いる方法を使用することができ、例えば、グラビアロー
ル法、ローラータッチ法、バーコーター法、スプレー
法、浸漬法、ハケ塗り法など通常の塗布方法で塗布加工
することができる。等があり中でもグラビアロール法が
好ましい。
【0030】含フッ素樹脂系フィルム面上に塗布する無
機質粒子の塗布量は、0.1〜1.3g/m2、好ましくは0.1〜
1.0g/m2、さらに好ましくは0.1〜0.5g/m2とすることが
肝要である。塗布量が0.1g/m2未満では適切な防曇効果
が得られず、1.3g/m2を越えると光線透過性が低下して
しまい好ましくない。
機質粒子の塗布量は、0.1〜1.3g/m2、好ましくは0.1〜
1.0g/m2、さらに好ましくは0.1〜0.5g/m2とすることが
肝要である。塗布量が0.1g/m2未満では適切な防曇効果
が得られず、1.3g/m2を越えると光線透過性が低下して
しまい好ましくない。
【0031】塗布量が本発明の範囲内では、著しい防曇
効果が得られることのみならず、光線透過性において、
無機質粒子を塗布する前の原反フィルムの光線透過性と
同等か僅かではあるが向上することは驚くべきことであ
り、農業用被覆資材としては、極めて有用なものとなる
のである。
効果が得られることのみならず、光線透過性において、
無機質粒子を塗布する前の原反フィルムの光線透過性と
同等か僅かではあるが向上することは驚くべきことであ
り、農業用被覆資材としては、極めて有用なものとなる
のである。
【0032】このようにして得られた農業用被覆材は、
フィルムの光線の透過性を損なうことなく優れた防曇性
を有するものであり、業界へ奇与するところ極めて大で
ある。以下実施例を似ってさらに詳しく説明するが本発
明は実施例にのみ限定されるべきものではないことは言
うまでもない。
フィルムの光線の透過性を損なうことなく優れた防曇性
を有するものであり、業界へ奇与するところ極めて大で
ある。以下実施例を似ってさらに詳しく説明するが本発
明は実施例にのみ限定されるべきものではないことは言
うまでもない。
【0033】
実施例A(無機質粒子分散液の調製) (1) 水を分散媒とするシリカゾル(SiO2濃度20w
t%、平均粒子径11nm、Al2O3/SiO2=0.002モル
比)1000mlとイソプロピルアルコール(純度99%以
上)1000mlを良く混合した後、限外濾過膜にて濾過を行
い、濾液が1000mlに達した時、さらに母液へ新たなイソ
プロピルアルコール1000mlを添加した。その後同様に濾
過を行い濾液量1000mlを採取した。この操作を全部で6
回繰り返し行い、シリカ濃度30wt%のイソプロピルアル
コールを分散媒とするコロイダルシリカを得た。このゾ
ル中の水分濃度は2.7wt%で、ゾルのpHは2.1で粘度は5.
6c.pであった。
t%、平均粒子径11nm、Al2O3/SiO2=0.002モル
比)1000mlとイソプロピルアルコール(純度99%以
上)1000mlを良く混合した後、限外濾過膜にて濾過を行
い、濾液が1000mlに達した時、さらに母液へ新たなイソ
プロピルアルコール1000mlを添加した。その後同様に濾
過を行い濾液量1000mlを採取した。この操作を全部で6
回繰り返し行い、シリカ濃度30wt%のイソプロピルアル
コールを分散媒とするコロイダルシリカを得た。このゾ
ル中の水分濃度は2.7wt%で、ゾルのpHは2.1で粘度は5.
6c.pであった。
【0034】このイソプロピルアルコールを分散媒とす
るコロイダルシリカ32gと、パーフルオロアルキルリン
酸エステル界面活性剤(旭硝子(株)製;サーフロンS-11
2、固形分濃度15%)1gをイソプロピルアルコール150g
で希釈した溶液とを混合して、無機質粒子分散液を調製
した。(以後これを「分散液1」という)。
るコロイダルシリカ32gと、パーフルオロアルキルリン
酸エステル界面活性剤(旭硝子(株)製;サーフロンS-11
2、固形分濃度15%)1gをイソプロピルアルコール150g
で希釈した溶液とを混合して、無機質粒子分散液を調製
した。(以後これを「分散液1」という)。
【0035】(2) 実施例A−(1)と同様の方法でエ
チルアルコールを分散媒とするSiO2濃度20wt%のコロ
イダルシリカを調製した。 このゾル中の水分濃度は1.6wt%で、ゾルのpHは2.5で粘
度は1.4c.pで、コロイド粒子の平均粒子径は25nmであっ
た。このエチルアルコールを分散媒とするコロイダルシ
リカ32gと、パーフルオロアルキルペタイン界面活性剤
(旭硝子(株)製;サーフロンS-132、固形分濃度30%)
0.3gをイソプロピルアルコール90gで希釈した溶液とを
混合して、無機質粒子分散液を調製した。(以後これを
「分散液2」という)。
チルアルコールを分散媒とするSiO2濃度20wt%のコロ
イダルシリカを調製した。 このゾル中の水分濃度は1.6wt%で、ゾルのpHは2.5で粘
度は1.4c.pで、コロイド粒子の平均粒子径は25nmであっ
た。このエチルアルコールを分散媒とするコロイダルシ
リカ32gと、パーフルオロアルキルペタイン界面活性剤
(旭硝子(株)製;サーフロンS-132、固形分濃度30%)
0.3gをイソプロピルアルコール90gで希釈した溶液とを
混合して、無機質粒子分散液を調製した。(以後これを
「分散液2」という)。
【0036】実施例B(含フッ素樹脂フィルムの調製) 実施例1〜4、比較例1〜4、(エチレン−テトラフル
オロエチレン共重合体フィルムの調製) (1) エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体の
重合 内容積10リットルのオートクレープに、トリクロロモノ
フルオロメテン3.46kg、トリクロロトリフルオロエタン
6.52kg、及びt−ブチルパーオキシイソブチレート2.38
gを仕込み、次いでテトラフルオロエチレン1226g、エチ
レン82g、及びパーフルオロブチルエチレン(CH2=C
H−C4F9)26gを仕込む。この場合物を充分攪拌しな
がら、反応温度を65℃に保持して共重合反応を行なわせ
る。
オロエチレン共重合体フィルムの調製) (1) エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体の
重合 内容積10リットルのオートクレープに、トリクロロモノ
フルオロメテン3.46kg、トリクロロトリフルオロエタン
6.52kg、及びt−ブチルパーオキシイソブチレート2.38
gを仕込み、次いでテトラフルオロエチレン1226g、エチ
レン82g、及びパーフルオロブチルエチレン(CH2=C
H−C4F9)26gを仕込む。この場合物を充分攪拌しな
がら、反応温度を65℃に保持して共重合反応を行なわせ
る。
【0037】共重合反応進行中は系内にテトラフルオロ
エチレン/エチレン/パーフルオロブチルエチレンのモ
ル比53/46.3/0.7の混合ガスを導入し、重合圧力を15.
0kg/cm2に保持する。5時間後に460gの白色のエチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)を得
た。該共重合は、C2F4/C2H4/CH2=CH4CF9の
含有モル比が、53/46.3/0.7であり、流動開始温度267
℃、熱分散開始温度360℃であった。
エチレン/エチレン/パーフルオロブチルエチレンのモ
ル比53/46.3/0.7の混合ガスを導入し、重合圧力を15.
0kg/cm2に保持する。5時間後に460gの白色のエチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)を得
た。該共重合は、C2F4/C2H4/CH2=CH4CF9の
含有モル比が、53/46.3/0.7であり、流動開始温度267
℃、熱分散開始温度360℃であった。
【0038】(2) ETFEフィルムの調製 前記(1)で得られたETFEを320℃の樹脂温度で押
出成型し、膜厚50μのフィルムを得た(以後このフィル
ムを「フィルムNo1」という)、この物性値を表−1に
示した。
出成型し、膜厚50μのフィルムを得た(以後このフィル
ムを「フィルムNo1」という)、この物性値を表−1に
示した。
【0039】(3) 無機質粒子液の塗布 前記(2)で得られたフィルムNo1の一面を、放電電流1
0A、放電電圧120V、ラインスピード13m/minの条件でコ
ロナ放電処理を行い、次いで上記処理面に実施例A−
(1)で調製した分散液1をグラビアコーターで塗布した
無機質粒子塗布フィルムを得た。
0A、放電電圧120V、ラインスピード13m/minの条件でコ
ロナ放電処理を行い、次いで上記処理面に実施例A−
(1)で調製した分散液1をグラビアコーターで塗布した
無機質粒子塗布フィルムを得た。
【0040】無機質粒子の塗布量が0.1、0.3及び0.5g/
m2のフィルム(以後これらのフィルムを「フィルムNo
2」、「フィルムNo3」及び「フィルムNo4」という)
と、比較対照のため塗布量を0.05、1.5及び3.0g/m2の
フィルム(以後これを「フィルムNo6」「フィルムNo7」
及び「フィルムNo8」という)とを得た。これらフィル
ムの物性を表−1に示した。
m2のフィルム(以後これらのフィルムを「フィルムNo
2」、「フィルムNo3」及び「フィルムNo4」という)
と、比較対照のため塗布量を0.05、1.5及び3.0g/m2の
フィルム(以後これを「フィルムNo6」「フィルムNo7」
及び「フィルムNo8」という)とを得た。これらフィル
ムの物性を表−1に示した。
【0041】
【表1】
【0042】又実施例A(2)で調製した分散液2をグラ
ビアコーダーで塗布して無機質粒子塗布を得た。無機質
粒子の塗布量が1.0g/m2のフィルム(以後、これらのフ
ィルムを「フィルムNo5」という)とを得た。これらの
フィルムの物性を表−1に示した。
ビアコーダーで塗布して無機質粒子塗布を得た。無機質
粒子の塗布量が1.0g/m2のフィルム(以後、これらのフ
ィルムを「フィルムNo5」という)とを得た。これらの
フィルムの物性を表−1に示した。
【0043】実施例5〜6(PVF及びPVDFフィル
ムの調製) PVFフィルムとして、デュポン社製、テドラー200SG4
0TR(膜厚50μ)及びFVDFフィルムとして、三菱油
化社製、カイナーFH2(膜厚50μ)を調製し、これら
フィルムを実施例1、(3)と同様にして無機質粒子を0.3
g/m2塗布してフィルムNo9及びフィルムNo10を得た。こ
れらのフィルムの物性値を表−1に示した。尚、表−1
に記載したフィルム物性値の測定方法及びその評価方法
は次のとおり行った。
ムの調製) PVFフィルムとして、デュポン社製、テドラー200SG4
0TR(膜厚50μ)及びFVDFフィルムとして、三菱油
化社製、カイナーFH2(膜厚50μ)を調製し、これら
フィルムを実施例1、(3)と同様にして無機質粒子を0.3
g/m2塗布してフィルムNo9及びフィルムNo10を得た。こ
れらのフィルムの物性値を表−1に示した。尚、表−1
に記載したフィルム物性値の測定方法及びその評価方法
は次のとおり行った。
【0044】(1)光線透過率(%) JISK7105に準拠して、全光線透過率を測定した。
【0045】(2)防曇性の持続性 防曇性を内側にし、これを40℃の温水の入ったビーカー
上に被覆し、そのまま6ヵ月間保持し、6ヵ月間の防曇
保持特性を観察する。 「評価基準」 5−防曇劣化面積が10%未満で完全に防曇性を保持し
ているもの 4−防曇劣化面積が10%以上〜30%未満の範囲にあ
るもの 3−防曇劣化面積が30%以上〜50%未満の範囲にあ
るもの 2−防曇劣化面積が50%以上〜70%未満の範囲にあ
るもの 1−防曇劣化面積が70%以下で全く防曇性がないもの
上に被覆し、そのまま6ヵ月間保持し、6ヵ月間の防曇
保持特性を観察する。 「評価基準」 5−防曇劣化面積が10%未満で完全に防曇性を保持し
ているもの 4−防曇劣化面積が10%以上〜30%未満の範囲にあ
るもの 3−防曇劣化面積が30%以上〜50%未満の範囲にあ
るもの 2−防曇劣化面積が50%以上〜70%未満の範囲にあ
るもの 1−防曇劣化面積が70%以下で全く防曇性がないもの
【0046】(3)ブロッキング、ブリード 各フィルムを250g/25mmの荷重で紙管に巻き40℃×95
%RHの雰囲気中に入れ1週間後及び6ヵ月後にフィル
ムを巻戻してフィルムのブロッキング状態及びブリード
状態を目視で観察する。 「評価基準」 5−ブロッキングやブリードが10%未満 4−ブロッキングやブリードが10以上〜30%未満 3−ブロッキングやブリードが30以上〜50%未満 2−ブロッキングやブリードが50以上〜70%未満 1−ブロッキングやブリードが70以上
%RHの雰囲気中に入れ1週間後及び6ヵ月後にフィル
ムを巻戻してフィルムのブロッキング状態及びブリード
状態を目視で観察する。 「評価基準」 5−ブロッキングやブリードが10%未満 4−ブロッキングやブリードが10以上〜30%未満 3−ブロッキングやブリードが30以上〜50%未満 2−ブロッキングやブリードが50以上〜70%未満 1−ブロッキングやブリードが70以上
【0047】(4)密着性 各フィルムの無機質粒子塗布層にセロハンテープ(ニチ
バン(株)製)を粘着し、次いでフィルムに対して90度
となるようにセロハンテープを剥離し、塗布物のフィル
ムへの密着度合を観察した。この観察はフィルム調製直
後及び6ヵ月後経過後にそれぞれ行った。 「評価基準」 5−密着面積が10%未満 4−密着面積が10以上〜30%未満 3−密着面積が30以上〜50%未満 2−密着面積が50以上〜70%未満 1−密着面積が70以上のもの
バン(株)製)を粘着し、次いでフィルムに対して90度
となるようにセロハンテープを剥離し、塗布物のフィル
ムへの密着度合を観察した。この観察はフィルム調製直
後及び6ヵ月後経過後にそれぞれ行った。 「評価基準」 5−密着面積が10%未満 4−密着面積が10以上〜30%未満 3−密着面積が30以上〜50%未満 2−密着面積が50以上〜70%未満 1−密着面積が70以上のもの
【0048】〔参考例〕(メロンの栽培結果) 参考例1〜4、比較参考例1〜2 10月8日メロンの種(アールス系クレスト)をポット
に播種し、播種終了後、寒冷紗でトンネルを作り、アブ
ラ虫より防御し水分を充分与えたところ、10月13日
の発芽した。
に播種し、播種終了後、寒冷紗でトンネルを作り、アブ
ラ虫より防御し水分を充分与えたところ、10月13日
の発芽した。
【0049】パイプハウスA、B、C、D、E及びFい
ずれも(160坪:間口5.3m、奥行100m、高さ2.6m)内
に畦(高さ30cm、幅70cm、畦間60cm)を作り調合肥料カ
ネマツ495(兼松江商販売)を元肥として、120kg/10ア
ール施肥し、畦の面積を黒色マルチフィルム(黒色ポリ
エチレンフィルム:厚さ30μ)で覆い、11月13日上
記の本葉1〜2枚のメロンの苗を株間が10アール当り15
00本となるように定植した。パイプハウスの各被覆材の
被覆は、定植より1週間前に行った。各ハウスには前記
実施例で得られたフィルムを表−2に示すように被覆し
た。
ずれも(160坪:間口5.3m、奥行100m、高さ2.6m)内
に畦(高さ30cm、幅70cm、畦間60cm)を作り調合肥料カ
ネマツ495(兼松江商販売)を元肥として、120kg/10ア
ール施肥し、畦の面積を黒色マルチフィルム(黒色ポリ
エチレンフィルム:厚さ30μ)で覆い、11月13日上
記の本葉1〜2枚のメロンの苗を株間が10アール当り15
00本となるように定植した。パイプハウスの各被覆材の
被覆は、定植より1週間前に行った。各ハウスには前記
実施例で得られたフィルムを表−2に示すように被覆し
た。
【0050】11月中旬殺菌剤マグネブタイセンMを散
布し、本葉が5〜6枚になったらテープで誘引し、立体
栽培とし、11月の下旬本葉が20〜22枚に育つたら滴芯
した。この時間に雌花、雄花が開花するので密蜂の箱を
ハウスFにセットした密蜂により交配した。交配後、数
日でメロンが着果した。この果実が卵大に生育したら、
地上より45〜50cmの果実1個を残し滴果し、残した果実
は玉つくりをする。
布し、本葉が5〜6枚になったらテープで誘引し、立体
栽培とし、11月の下旬本葉が20〜22枚に育つたら滴芯
した。この時間に雌花、雄花が開花するので密蜂の箱を
ハウスFにセットした密蜂により交配した。交配後、数
日でメロンが着果した。この果実が卵大に生育したら、
地上より45〜50cmの果実1個を残し滴果し、残した果実
は玉つくりをする。
【0051】12月上旬殺菌剤マグネブタイセンMを散
布し、果実の表皮にネットが発生したので、新聞紙の袋
掛けをし、12月中旬表皮が8分ネットまで生育したの
で袋を取り玉ふきをする。以後は日光が良く当るように
管理をし、12月下旬殺菌剤マグネブタイセンMを散布
する。2月10日より収穫を開始した。
布し、果実の表皮にネットが発生したので、新聞紙の袋
掛けをし、12月中旬表皮が8分ネットまで生育したの
で袋を取り玉ふきをする。以後は日光が良く当るように
管理をし、12月下旬殺菌剤マグネブタイセンMを散布
する。2月10日より収穫を開始した。
【0052】栽培の評価項目及び方法は次のとおり行
い、その結果を表−2に示した。
い、その結果を表−2に示した。
【0053】
【表2】
【0054】評価項目及び方法 1. 収量(kg/反)及び糖度(度)については、比較参
考例−1を100として相対値を示した。
考例−1を100として相対値を示した。
【0055】2. 外観(ネット) 収穫したメロンを肉眼でネット状況(盛り上り、二次ネ
ットの数)を肉眼で観察した。 ◎ ネットの盛り上がりがきわめて高く均一で、二次ネ
ットきわめて少ない。 ○ ネットの盛り上がりが高く均一で、二次ネットが少
ない。 △ ネットの盛り上がりがやや高く、二次ネットがあ
る。 × ネットの盛り上がりが低く、二次ネットがある。
ットの数)を肉眼で観察した。 ◎ ネットの盛り上がりがきわめて高く均一で、二次ネ
ットきわめて少ない。 ○ ネットの盛り上がりが高く均一で、二次ネットが少
ない。 △ ネットの盛り上がりがやや高く、二次ネットがあ
る。 × ネットの盛り上がりが低く、二次ネットがある。
【0056】3. 病害、虫害 キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシ等の発生状況につ
いて肉眼にて観察した。 ◎ キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシの発生が全く
見られない。 ○ キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシの発生が極め
て少ない。 △ キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシの発生が僅か
に見られる。 × キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシの発生が多
い。
いて肉眼にて観察した。 ◎ キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシの発生が全く
見られない。 ○ キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシの発生が極め
て少ない。 △ キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシの発生が僅か
に見られる。 × キャンカ、ウドンコ病及びアブラムシの発生が多
い。
【0057】表−2より、本発明フィルムによるメロン
の栽培では収量の増加とともに、糖度の向上、優秀な外
観等、品質の向上が顕著で、さらに病害虫の防除にも優
れた効果が見られ、農業用被覆資材として、極めて優れ
ていることが判る。
の栽培では収量の増加とともに、糖度の向上、優秀な外
観等、品質の向上が顕著で、さらに病害虫の防除にも優
れた効果が見られ、農業用被覆資材として、極めて優れ
ていることが判る。
【0058】
【発明の効果】本発明により、農業用被覆資材の光線透
過性を損うことなく長期間にわたって優れた防曇性を有
する農業用被覆資材が得られるのである。本発明農業用
被覆資材を施設園芸用ハウスに展張することにより、収
量の増加、品質の向上、さらには病害虫の防除効果等、
実用的に優れた効果が得られる。
過性を損うことなく長期間にわたって優れた防曇性を有
する農業用被覆資材が得られるのである。本発明農業用
被覆資材を施設園芸用ハウスに展張することにより、収
量の増加、品質の向上、さらには病害虫の防除効果等、
実用的に優れた効果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 9/00 A 7365−4F // C08L 27:14 9166−4J
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも含フッ素樹脂系フィルムの1
面に、主にSiO2からなる無機質粒子が0.1〜1.3g/m2
塗布されている無機質粒子層(A層)を有していること
を特徴とする農業用被覆資材。 - 【請求項2】 該無機質粒子が0.1〜0.5g/m2塗布されて
いる請求項1記載の農業用被覆資材。 - 【請求項3】 該SiO2粒子の平均粒子径が5〜30mμ
である請求項1記載の農業用被覆資材。 - 【請求項4】 該SiO2粒子の形状が球状である請求
項1及び3いづれか記載の農業用被覆資材。 - 【請求項5】 該A層が主に無機質粒子とカチオン系及
び/又は非イオン系界面活性剤からなる請求項1記載の
農業用被覆資材。 - 【請求項6】 該含フッ素樹脂が四フッ化エチレン系樹
脂である請求項1記載の農業用被覆資材。 - 【請求項7】 該四フッ化エチレン系樹脂がエチレン・
四フッ化エチレン共重合体(ETFE)である請求項6
記載の農業用被覆資材。 - 【請求項8】 該農業用被覆資材の可視光線透過率が90
〜94%である請求項1〜7いづれか記載の農業用被覆資
材。 - 【請求項9】 該A層として、コロイダルシリカと分子
中にフルオロアルキル基を有する界面活性剤とを含有す
る安定な有機溶剤分散液を塗布したものからなる請求項
1及び5いづれか記載の農業用被覆資材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3244062A JPH0559202A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 農業用被覆資材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3244062A JPH0559202A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 農業用被覆資材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559202A true JPH0559202A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17113169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3244062A Pending JPH0559202A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 農業用被覆資材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0559202A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0739869A1 (en) * | 1995-04-24 | 1996-10-30 | AUSIMONT S.p.A. | Process for the surface treatment of materials |
| WO1998025761A1 (en) * | 1996-12-09 | 1998-06-18 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Non-fogging article and process for the production thereof |
| CN104445218A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-03-25 | 广州汇纳新材料科技有限公司 | 一种氟硅烷改性二氧化硅纳米材料及其制备方法和应用 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3244062A patent/JPH0559202A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0739869A1 (en) * | 1995-04-24 | 1996-10-30 | AUSIMONT S.p.A. | Process for the surface treatment of materials |
| US5945169A (en) * | 1995-04-24 | 1999-08-31 | Ausimont S.P.A. | Process for applying a surface protective layer to materials |
| US6187851B1 (en) | 1995-04-24 | 2001-02-13 | Ausimont S.P.A. | Surface protective layer for materials |
| WO1998025761A1 (en) * | 1996-12-09 | 1998-06-18 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Non-fogging article and process for the production thereof |
| CN104445218A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-03-25 | 广州汇纳新材料科技有限公司 | 一种氟硅烷改性二氧化硅纳米材料及其制备方法和应用 |
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