JPH0559623A - カード工程への繊維搬送方法および装置 - Google Patents
カード工程への繊維搬送方法および装置Info
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- JPH0559623A JPH0559623A JP21385691A JP21385691A JPH0559623A JP H0559623 A JPH0559623 A JP H0559623A JP 21385691 A JP21385691 A JP 21385691A JP 21385691 A JP21385691 A JP 21385691A JP H0559623 A JPH0559623 A JP H0559623A
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- Japan
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- fiber
- tow
- staples
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- card
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Abstract
(57)【要約】
【目的】トウを出発原料とした合繊100%のステープ
ル化を紡績工程で行ない、圧縮梱包時に起こる開繊性低
下を無くし、しかも、繊維損傷のすくないコンパクトで
新規なカード工程への繊維搬送方法および装置を提供せ
んとする 【構成】合成繊維トウ1を開繊装置7,8により開繊し
た後カッター4によりステープルにカットし、次いで該
ステープルを圧縮梱包することなくカード12の工程に
空気搬送手段11,6により空気搬送することを特徴と
するカード工程への繊維搬送方法。
ル化を紡績工程で行ない、圧縮梱包時に起こる開繊性低
下を無くし、しかも、繊維損傷のすくないコンパクトで
新規なカード工程への繊維搬送方法および装置を提供せ
んとする 【構成】合成繊維トウ1を開繊装置7,8により開繊し
た後カッター4によりステープルにカットし、次いで該
ステープルを圧縮梱包することなくカード12の工程に
空気搬送手段11,6により空気搬送することを特徴と
するカード工程への繊維搬送方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成繊維トウを出発原料
とし、これをステープルにカット後、圧縮梱包すること
なく紡績のカード工程に供給するための繊維搬送方法お
よび装置に関し、さらに詳しくは工程の短縮ができ、し
かもコンパクトで高生産性、易操業性を得る繊維搬送方
法および装置に関するものである。
とし、これをステープルにカット後、圧縮梱包すること
なく紡績のカード工程に供給するための繊維搬送方法お
よび装置に関し、さらに詳しくは工程の短縮ができ、し
かもコンパクトで高生産性、易操業性を得る繊維搬送方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合繊の紡績は、合繊メーカでトウ
をステープル状にカットし、これを各紡績工場に輸送す
るには、輸送コストなどを考慮して圧縮梱包されるもの
であるが、紡績工場では、この圧縮梱包されたステープ
ル原綿をいったん混打綿機で開綿してからカードに供給
される方式がとられている。混打綿機の作用は種々ある
が、合繊100%の場合、コットンのように夾雑物を取
り除く必要がなく、硬く梱包されたステープルを開綿・
開繊させ次工程のカードで、繊維1本1本に分繊させ均
一で高品質なスライバーを得るための予備的作用が主で
ある。
をステープル状にカットし、これを各紡績工場に輸送す
るには、輸送コストなどを考慮して圧縮梱包されるもの
であるが、紡績工場では、この圧縮梱包されたステープ
ル原綿をいったん混打綿機で開綿してからカードに供給
される方式がとられている。混打綿機の作用は種々ある
が、合繊100%の場合、コットンのように夾雑物を取
り除く必要がなく、硬く梱包されたステープルを開綿・
開繊させ次工程のカードで、繊維1本1本に分繊させ均
一で高品質なスライバーを得るための予備的作用が主で
ある。
【0003】混打綿機は、単繊維損傷を極力与えないよ
う急激なアクションをできる限り避けるようにされてお
り、ブレード、スパイクなどでの粗開繊、ポーキュパイ
ン、ガーネットなどの精開繊の各種開繊装置を組合せた
一連の構成からなっている。このように混打綿機は一連
の組合せを必要とし、長く、紡績工程のなかでは大掛り
な機種の1つであった。
う急激なアクションをできる限り避けるようにされてお
り、ブレード、スパイクなどでの粗開繊、ポーキュパイ
ン、ガーネットなどの精開繊の各種開繊装置を組合せた
一連の構成からなっている。このように混打綿機は一連
の組合せを必要とし、長く、紡績工程のなかでは大掛り
な機種の1つであった。
【0004】近年、高速化、省人化、省エネ、省スペー
ス化の観点から工程短縮が見なおされているなか、打綿
機や混打綿機も開綿、開繊機構の改良や自動制御の進展
がなされ、例えば、特公平2−50213号公報におい
ては、一対のエプロンローラ間にステープルを挟み込ん
で、出口で空気噴射流を与える精開繊装置が提案されて
いる。これらは繊維損傷の点では優れている反面、一連
の混打綿工程の大幅短縮につながらない問題点を有して
いた。
ス化の観点から工程短縮が見なおされているなか、打綿
機や混打綿機も開綿、開繊機構の改良や自動制御の進展
がなされ、例えば、特公平2−50213号公報におい
ては、一対のエプロンローラ間にステープルを挟み込ん
で、出口で空気噴射流を与える精開繊装置が提案されて
いる。これらは繊維損傷の点では優れている反面、一連
の混打綿工程の大幅短縮につながらない問題点を有して
いた。
【0005】また、細デニールステープルになると、従
来の混打綿工程で良好な開繊性を得ようとすると、繊維
損傷や、繊維どうしがからみあって、もつれやネップが
発生する問題点を有していた。
来の混打綿工程で良好な開繊性を得ようとすると、繊維
損傷や、繊維どうしがからみあって、もつれやネップが
発生する問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる欠点を
解決せんとするものであり、その目的は、トウを出発原
料とした合繊100%のステープル化を紡績工程で行な
い、圧縮梱包時に起こる開繊性低下を無くし、しかも、
繊維損傷のすくないコンパクトで新規なカード工程への
繊維搬送方法および装置を提供せんとするものである。
解決せんとするものであり、その目的は、トウを出発原
料とした合繊100%のステープル化を紡績工程で行な
い、圧縮梱包時に起こる開繊性低下を無くし、しかも、
繊維損傷のすくないコンパクトで新規なカード工程への
繊維搬送方法および装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は次の構成を有する。
め、本発明は次の構成を有する。
【0008】合成繊維トウを開繊した後ステープルにカ
ットし、次いで該ステープルを圧縮梱包することなくカ
ード工程に空気搬送することを特徴とするカード工程へ
の繊維搬送方法である。
ットし、次いで該ステープルを圧縮梱包することなくカ
ード工程に空気搬送することを特徴とするカード工程へ
の繊維搬送方法である。
【0009】また、その装置は、合成繊維トウの開繊装
置、該開繊されたトウをステープルにカットするカッタ
ー、および該カットされたステープルをカード工程へ空
気搬送する空気搬送手段とからなるものである。
置、該開繊されたトウをステープルにカットするカッタ
ー、および該カットされたステープルをカード工程へ空
気搬送する空気搬送手段とからなるものである。
【0010】以下、さらに詳しく本発明について説明す
る。前記したように、従来、合繊の紡績は、合繊メーカ
でトウをステープル状にカットし、これを各紡績工場に
輸送するには、輸送コストなどを考慮して圧縮梱包され
るものであるが、紡績工場では、この圧縮梱包されたス
テープル原綿をいったん混打綿機で開綿してからカード
に供給される方式がとられている。
る。前記したように、従来、合繊の紡績は、合繊メーカ
でトウをステープル状にカットし、これを各紡績工場に
輸送するには、輸送コストなどを考慮して圧縮梱包され
るものであるが、紡績工場では、この圧縮梱包されたス
テープル原綿をいったん混打綿機で開綿してからカード
に供給される方式がとられている。
【0011】すなわち、上記従来の方法ではカットされ
たステープルが圧縮梱包されることで開繊性が著しく低
下し、紡績工場で開俵された時点では硬く塊状になり、
従来の混打綿通しのカードホッパー直前の開繊状態を1
00とすると、20〜35%のレベルまで開繊状態が低
下していた。
たステープルが圧縮梱包されることで開繊性が著しく低
下し、紡績工場で開俵された時点では硬く塊状になり、
従来の混打綿通しのカードホッパー直前の開繊状態を1
00とすると、20〜35%のレベルまで開繊状態が低
下していた。
【0012】本発明は、合繊100%からなるトウを出
発原料とし、これを紡績工程においてステープルにカッ
トすることで、ステープルの圧縮梱包を不要にするとと
もに、カット直後のステープルは、未開繊部がわずかに
混在しているが、かさ高で、開繊状態が良好であるた
め、これらの良好な開繊状態を維持しながら空気搬送に
より、紡績のカード工程に供給するものである。なお、
トウをそのままカットしただけでは、未開繊部の混入が
多いので、本発明においては、カッターに供給する以前
にトウに開繊(分繊)を与える。
発原料とし、これを紡績工程においてステープルにカッ
トすることで、ステープルの圧縮梱包を不要にするとと
もに、カット直後のステープルは、未開繊部がわずかに
混在しているが、かさ高で、開繊状態が良好であるた
め、これらの良好な開繊状態を維持しながら空気搬送に
より、紡績のカード工程に供給するものである。なお、
トウをそのままカットしただけでは、未開繊部の混入が
多いので、本発明においては、カッターに供給する以前
にトウに開繊(分繊)を与える。
【0013】トウの分繊に際しては、合繊トウを1本あ
るいは数本合わせ、数本のクリールを通して、カッター
に入る以前でトウ分繊を行う。トウ分繊方法は限定され
るものでなく、数本のクリール上のカーブドバーを組合
せ、トウ幅を拡大・縮小の繰り返しにより得られる。さ
らには、クリール間のトウに空気噴射流を与えたり、バ
イブレーションを与えることによりえられる。さらに、
バックトップローラが凹型のスクリューローラからなる
一対のドラフトローラ間で微少張力を与えながら通すこ
とにより、ニップ点がトウ幅方向にずれることで分繊が
可能である。
るいは数本合わせ、数本のクリールを通して、カッター
に入る以前でトウ分繊を行う。トウ分繊方法は限定され
るものでなく、数本のクリール上のカーブドバーを組合
せ、トウ幅を拡大・縮小の繰り返しにより得られる。さ
らには、クリール間のトウに空気噴射流を与えたり、バ
イブレーションを与えることによりえられる。さらに、
バックトップローラが凹型のスクリューローラからなる
一対のドラフトローラ間で微少張力を与えながら通すこ
とにより、ニップ点がトウ幅方向にずれることで分繊が
可能である。
【0014】本発明においては、トウのトータルデニー
ルや、単繊維デニール、長さ、さらにケン縮形態、繊維
物性、トウ染めなど特に限定されるものでなく、連続繊
維束であればよい。また、合繊100%からなるトウで
あれば同素材の異繊度トウや、他素材トウとの引き揃
え、トータル太さの異なるトウとの引き揃えなど、従来
の合繊混紡に相当する混紡をトウを重合せて行なっても
よい。代表的なトウとしてはポリエステル50万デニー
ルなどである。
ルや、単繊維デニール、長さ、さらにケン縮形態、繊維
物性、トウ染めなど特に限定されるものでなく、連続繊
維束であればよい。また、合繊100%からなるトウで
あれば同素材の異繊度トウや、他素材トウとの引き揃
え、トータル太さの異なるトウとの引き揃えなど、従来
の合繊混紡に相当する混紡をトウを重合せて行なっても
よい。代表的なトウとしてはポリエステル50万デニー
ルなどである。
【0015】また、用いるトウの単繊維デニールが1.
5デニール以下のような単繊度が細くなると、従来の混
打綿工程ではカードでのネップ発生につながる単繊維の
からみやもつれが発生傾向にあるが、本発明において
は、混打綿工程を不要としたため、細繊度の繊維でも繊
維損傷を与えることなく、カード工程に供給することが
できる。
5デニール以下のような単繊度が細くなると、従来の混
打綿工程ではカードでのネップ発生につながる単繊維の
からみやもつれが発生傾向にあるが、本発明において
は、混打綿工程を不要としたため、細繊度の繊維でも繊
維損傷を与えることなく、カード工程に供給することが
できる。
【0016】本発明においては、前記した分繊トウをカ
ットしてステープル化するのであるが、カットは従来の
トウ紡績で用いられているターボステープラやトーリア
クタなどのケン切カット方式でなく、合繊メーカの製造
過程で用いられるカッターによりステープル化するもの
である。カッターの種類や形式など特に限定されるもの
でないが、代表的なカッターとしてはSKC型カッター
やEC型カッターである。カット長は一般に用いられて
いるもので、スケヤー、バリアブルカットいずれでもよ
く、紡績工場や糸設計に合わせて設定すればよい。ま
た、紡績方式も限定するものでなく、ソ毛方式に用いて
もよい。
ットしてステープル化するのであるが、カットは従来の
トウ紡績で用いられているターボステープラやトーリア
クタなどのケン切カット方式でなく、合繊メーカの製造
過程で用いられるカッターによりステープル化するもの
である。カッターの種類や形式など特に限定されるもの
でないが、代表的なカッターとしてはSKC型カッター
やEC型カッターである。カット長は一般に用いられて
いるもので、スケヤー、バリアブルカットいずれでもよ
く、紡績工場や糸設計に合わせて設定すればよい。ま
た、紡績方式も限定するものでなく、ソ毛方式に用いて
もよい。
【0017】カット後のステープルは給綿ファンを具え
た空気送管路を通してエャー搬送してカードホッパーに
供給するものであるが、給綿ファンおよび空気送管路、
さらにはエャー搬送方法等は特に限定されるものでな
く、一般に用いられてい従来混打綿機の給綿エャー搬送
で、数台カードと連結しても良い。カードホッパーから
オーバーフローした開繊ステープルは給綿ファンを通し
空気送管路を巡回する方式が良い。カッター及びトウ分
繊機はカードホッパーの給綿量に同調して断続運転する
のが好ましい。
た空気送管路を通してエャー搬送してカードホッパーに
供給するものであるが、給綿ファンおよび空気送管路、
さらにはエャー搬送方法等は特に限定されるものでな
く、一般に用いられてい従来混打綿機の給綿エャー搬送
で、数台カードと連結しても良い。カードホッパーから
オーバーフローした開繊ステープルは給綿ファンを通し
空気送管路を巡回する方式が良い。カッター及びトウ分
繊機はカードホッパーの給綿量に同調して断続運転する
のが好ましい。
【0018】従来の開綿機や混打綿機のブレード、スパ
イク、ポーキュパイン、ガーネットなどの各種開繊装置
を組合せた一連の開繊部の代替を可能にするものであ
る。また、合繊メーカでのカット及びステープル圧縮梱
包の工程を省略できる。
イク、ポーキュパイン、ガーネットなどの各種開繊装置
を組合せた一連の開繊部の代替を可能にするものであ
る。また、合繊メーカでのカット及びステープル圧縮梱
包の工程を省略できる。
【0019】次に本発明を実施例を示す図面によって詳
細に説明する。図1は本発明の繊維搬送方法の一例を示
す工程図である。図2は代表的なトウ分繊機の斜面図で
ある。図1において、合繊トウ1を数本のセンタリング
バー及びカーブドバー群2に通した後、例えば図2に示
す一対の分繊機3を通し、トウ分繊した後、ECカッタ
ー4に導入し、カットしステープル化したのち、給綿フ
ァンを具えた空気送管路5を通してエャー搬送してカー
ドホッパー6に供給するものである。次に実施例により
本発明を具体的に説明する。
細に説明する。図1は本発明の繊維搬送方法の一例を示
す工程図である。図2は代表的なトウ分繊機の斜面図で
ある。図1において、合繊トウ1を数本のセンタリング
バー及びカーブドバー群2に通した後、例えば図2に示
す一対の分繊機3を通し、トウ分繊した後、ECカッタ
ー4に導入し、カットしステープル化したのち、給綿フ
ァンを具えた空気送管路5を通してエャー搬送してカー
ドホッパー6に供給するものである。次に実施例により
本発明を具体的に説明する。
【0020】
【実施例】図1に示す装置を用い、ポリエステルトウ5
0万デニール、トウ幅を180〜230mm、1本を、
天井から吊り下げられた3.5mの高さの幅70cmの
クリールまで垂直に立ち上げ、その後25cm間隔に並
べた5本のカーブドバー及びセンタリングバー群に通
し、トウ幅を330〜360mmとした後、第2図の分
繊機のカーブドバー及びセンタリングバーを通した。
0万デニール、トウ幅を180〜230mm、1本を、
天井から吊り下げられた3.5mの高さの幅70cmの
クリールまで垂直に立ち上げ、その後25cm間隔に並
べた5本のカーブドバー及びセンタリングバー群に通
し、トウ幅を330〜360mmとした後、第2図の分
繊機のカーブドバー及びセンタリングバーを通した。
【0021】分繊機条件は、分繊ドラフト1.5倍、ロ
ーラ間ゲージは1000mm、バックトップローラ7が
直径150mm、作用幅550mmの金属製凹型のスク
リュー溝ローラを用いた。溝ローラは溝幅5mm、深さ
8mm、凸部の幅5mmである。ボトムローラ8は表面
ゴム製の直径150mmのローラ、また9、10のフロ
ントローラは直径150mmの表面ゴム製で、それぞれ
トップローラに加重450Kg与えた。分繊機フロント
ローラスピードは80m/minである。
ーラ間ゲージは1000mm、バックトップローラ7が
直径150mm、作用幅550mmの金属製凹型のスク
リュー溝ローラを用いた。溝ローラは溝幅5mm、深さ
8mm、凸部の幅5mmである。ボトムローラ8は表面
ゴム製の直径150mmのローラ、また9、10のフロ
ントローラは直径150mmの表面ゴム製で、それぞれ
トップローラに加重450Kg与えた。分繊機フロント
ローラスピードは80m/minである。
【0022】このようにして得た開繊トウを連動したE
Cカッター(帝人製機株式会社製:ECH−12A)4
に仕掛け、38mmのスケァにカットした。カットした
ステープルを従来混打綿機の給綿ファンから空気送管路
を通してエャー搬送して、カードホッパー6に供給し
た。これら条件下で、単繊度が2.0デニールおよび
1.5デニールのポリエステルトウ50万デニールの2
種トウでカードホッパー直前の開繊効果及びからみネッ
プを官能評価した。結果を表1に示した。なお比較とし
て従来の混打綿機通しを同時評価した。
Cカッター(帝人製機株式会社製:ECH−12A)4
に仕掛け、38mmのスケァにカットした。カットした
ステープルを従来混打綿機の給綿ファンから空気送管路
を通してエャー搬送して、カードホッパー6に供給し
た。これら条件下で、単繊度が2.0デニールおよび
1.5デニールのポリエステルトウ50万デニールの2
種トウでカードホッパー直前の開繊効果及びからみネッ
プを官能評価した。結果を表1に示した。なお比較とし
て従来の混打綿機通しを同時評価した。
【0023】
【表1】
【0024】開繊効果の定量化を、開繊度及び比容積で
表した。開繊度は、ステープルをランダムに約5g採取
し、その重量W(mg)を測定後、プラスチック板上で未開
繊繊維をピンセットで取り出し、未開繊繊維の総重量w
(mg)とし、次式で求めた。測定回数は3回とし平均値で
表した。
表した。開繊度は、ステープルをランダムに約5g採取
し、その重量W(mg)を測定後、プラスチック板上で未開
繊繊維をピンセットで取り出し、未開繊繊維の総重量w
(mg)とし、次式で求めた。測定回数は3回とし平均値で
表した。
【0025】 開繊度(%)={(W−w)/W}×100 また、比容積(cm3 /g)は、内枠が10×10cm
の箱型シリンダーに、1回25gのステープルを均等に
入れ、プラスチックの押し板を乗せ、さらに中央に重錘
をのせ5g/cm2 とし、高さH(cm)を加重2分後
に、側面中央の各4側面を測定し、平均高さを読取り、
次式で求めた。測定回数は4回とし平均値で表した。
の箱型シリンダーに、1回25gのステープルを均等に
入れ、プラスチックの押し板を乗せ、さらに中央に重錘
をのせ5g/cm2 とし、高さH(cm)を加重2分後
に、側面中央の各4側面を測定し、平均高さを読取り、
次式で求めた。測定回数は4回とし平均値で表した。
【0026】比容積(cm3 /g)=4・H 本発明の搬送方法を用いたものは、開繊度及び比容積と
もに従来の混打綿機のブレード、スパイク、ポーキュパ
イン、ガーネットなどの各種開繊装置を組合せた一連の
混打綿開繊部の開繊効果を大幅に上回っており、混打綿
開繊工程の代替を可能にするものであり、工程短縮が可
能であることがわかった。
もに従来の混打綿機のブレード、スパイク、ポーキュパ
イン、ガーネットなどの各種開繊装置を組合せた一連の
混打綿開繊部の開繊効果を大幅に上回っており、混打綿
開繊工程の代替を可能にするものであり、工程短縮が可
能であることがわかった。
【0027】また、2.0dでは大差ないが、1.5d
以下の細デニールステープルになると、従来の混打綿工
程ではもつれやからみネップが発生傾向にあるが、本発
明によれば、良好な開繊性と共にもつれや、からみはほ
とんどみられなかった。
以下の細デニールステープルになると、従来の混打綿工
程ではもつれやからみネップが発生傾向にあるが、本発
明によれば、良好な開繊性と共にもつれや、からみはほ
とんどみられなかった。
【0028】
【発明の効果】本発明は、合成繊維100%からなるト
ウを紡績工程で開繊し、カット後、カードに空気搬送す
ることで、一連の混打綿開繊工程の代替を可能にするも
のであり、繊維損傷の少ない、工程短縮されたコンパク
トで高生産性、易操業性を得ることができ、省人化、省
エネ、省スペース化が可能になった。また、合繊メーカ
でのカット及びステープル圧縮梱包の工程省略が可能で
ある。
ウを紡績工程で開繊し、カット後、カードに空気搬送す
ることで、一連の混打綿開繊工程の代替を可能にするも
のであり、繊維損傷の少ない、工程短縮されたコンパク
トで高生産性、易操業性を得ることができ、省人化、省
エネ、省スペース化が可能になった。また、合繊メーカ
でのカット及びステープル圧縮梱包の工程省略が可能で
ある。
【図1】本発明の繊維搬送方法の一例を示す工程図であ
る。
る。
【図2】代表的なトウ分繊機の斜面図である。
1:合成繊維トウ 2:クリール 3:トウ分繊機 4:ECカッター 5:空気送管路 6:カードホッパー 7:金属製凹型のスクリュー溝ローラ 8,9,10:把持ローラ 11:給綿ファン 12:カード
Claims (3)
- 【請求項1】 合成繊維トウを開繊した後ステープルに
カットし、次いで該ステープルを圧縮梱包することなく
カード工程に空気搬送することを特徴とするカード工程
への繊維搬送方法。 - 【請求項2】 トウの単繊維繊度が1.5デニール以下
であることを特徴とする請求項1記載のカード工程への
繊維搬送方法。 - 【請求項3】 合成繊維トウの開繊装置、該開繊された
トウをステープルにカットするカッター、および該カッ
トされたステープルをカード工程へ空気搬送する空気搬
送手段とからなることを特徴とするカード工程への繊維
搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21385691A JP3163667B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | カード工程への繊維搬送方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21385691A JP3163667B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | カード工程への繊維搬送方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559623A true JPH0559623A (ja) | 1993-03-09 |
| JP3163667B2 JP3163667B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=16646157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21385691A Expired - Fee Related JP3163667B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | カード工程への繊維搬送方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3163667B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002266240A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-09-18 | Chisso Corp | 帯電性を有するトウおよびそれを用いた積層体 |
| KR100899592B1 (ko) * | 2007-05-04 | 2009-05-26 | 이원권 | 자연섬유 부직포의 제조장치 |
| CN103088472A (zh) * | 2011-11-07 | 2013-05-08 | 德州中原集团有限公司 | 集梳纺纱装置及集梳纺纱生产工艺 |
| CN105088427A (zh) * | 2015-08-14 | 2015-11-25 | 青岛东佳纺机(集团)有限公司 | 绵羊绒开松分梳成套设备 |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP21385691A patent/JP3163667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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